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2008年7月12日 (土)

循環器科受診:薬の追加

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 何となく続いた息苦しさ、冷や汗、そのあとで起きた胸の真ん中の嫌な感じ……にニトロ舌下錠が効いたことを先生にお話ししたところ、
「軽い狭心症の症状を、そんな風に感じたのかもしれないね」
ということだった。

 痛みや圧迫感を感じなくても、発作が起きていることはあるのだそうだ。
「どうしようか。テープはかぶれるといっていたよね」と先生。

 またあれを使うことになっては大変だと思い、ビクビクしながら「はい、かぶれます、かぶれます」と、かぶれを強調した。

「薬を増やすのは好きじゃないんだけどね、シグマートをあげてみようか」
 これまで使ってきたヘルベッサーとアイトロールはどちらかというと太い血管を拡げる薬で、シグマートは細い血管を拡げる薬だそうだ。

 太い血管を拡げる薬と細い血管を拡げる薬の両方が揃えば、完璧。と理論上は思えるが、発作が出るときは出るだろうし、副作用もないわけではないだろう。先生の判断にお任せするしかないと思っていたら、追加となった。

 他は変わらない。

インデラル錠10mg ⇒ 1日3回 毎食後
ヘルベッサーRカプセル100mg. ⇒ 1日2回 朝・夕食後
アイトロール錠20mg ⇒ 1日2回 朝・夕食後
シグマート錠5mg ⇒ 1日2回 朝・夕食後

 発作時のニトロペン舌下錠0.3mg.は、10回分出た。

 前回20錠出して貰ったので、先生は「今回はいりません」という言葉を期待していらしたようだったが、35日10錠で過ごせるか不安なので、出して貰った。

 あの夜の不気味な無痛、無圧迫感のときの何ともいえない苦しさから舌下錠が連れ出してくれたことを思えば、救いの天使に思えるくらい(火薬の原料だけど……)。

 それにしても、薬が増えた。某サイトで医療の専門家がニトロ系の薬の耐性について触れ、「薬の量が次第に増えていき、かつ発作がなかなか抑えられなくなっていく」と語っていらっしゃるところがあり、わたしに起きていることはそれではないかと思える。

 先生も、わたしの質問に答えて耐性のことはおっしゃっていた。それで、アイトロールを減らそうとしたわけだが、すぐに挫折した。

 お財布にとっては、高い薬が入っていないのは、ありがたい。

 昔、福岡県の社会保険病院(ここの主治医と喧嘩して、ドクターショッピングをしたあとで市立病院に変わった)で使っていたテノーミンはインデラルと同じタイプの薬なのに、インデラルが安いのに比べ、あれは高かった。

 当時は新薬だったからだろうが(ネットで調べたら、発売は1984年になっている。インデラルは1966年発売)、当時はあれだけで、上の薬を全部合わせたくらいの値段だった。ジェネリックかどうかで、ずいぶん違うようだ。

 今日、薬は35日分出て、薬代は3,520円。

 発作に関し、「疲れすぎないようにしないとね。根を詰めるのが特によくない」と先生。これは、創作のことをいっていらっしゃるのだとわかった。

 賞への応募は、やめてしまおうか。少し考えてみたい。 

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