肝嚢胞で受診
2005年12月日赤を受診し、CTで慢性膵炎があるかどうか調べて貰った際、慢性膵炎は否定され、そのとき肝臓に大小の嚢胞が沢山あるといわれた。
肝嚢胞のことは先生との間でほとんど話題にもならなかったくらいなので、そのことを忘れていたが、先日の記事でたまたま肝嚢胞のことに触れた。
記事にした責任上、一応ネットで調べておこうと思い検索してみたら、年に1度くらいは検査して貰ったほうがいいとある記事が多かった。
ほくろみたいなものなので、経過観察も必要ないくらいだという記事も目にした。
このところ鬱々として創作不能の状態で暇なため、嚢胞を調べて貰うために県立を受診することにした。
否定された慢性膵炎のことも、引っかかっていた。
起き上がれないほどの背中の痛みや、腹痛、膨満感、油物を食べたあとの激しい下痢などの症状があって、福岡県の市立病院でエコーや詳しい血液検査などを受け、膵炎治療薬フオイパンやその他消化器系の薬を3年間も飲み続けていたのに、それはなかったといわれて疑問が消えなかったこともあった。
現在は何を食べても不都合はないから、過去の謎として放置しておいてもいいとは思ったが、こんなことがあると、医療不信が生じてしまって、それが苦しい。
膵炎でなかったとしたら、あれは何だったのだろう?
県立で、初診申込書のところにいる看護師さんに、肝嚢胞を調べて貰いたいというと、消化器・腎臓内科のカルテを作って貰うようにいわれ、そうする。
診察室で、「○○先生のところに通っているの?」と訊かれた。今通っている循環器クリニックの先生は、以前この病院で部長をしていらしたから(呼吸器クリニックの先生もそうだ)。
なぜそのクリニックの先生を通さずに、と思われたようだが、具体的な消化器症状もないのに、クリニックの先生に関係のない過去の疑問と放置しておいてもよさそうな肝嚢胞のことだけでは、紹介状を書いてくださいとはいいにくい。
わたしは慢性膵炎を否定された疑問と、肝嚢胞の検査希望を目の前の先生に伝えた。
その結果、わたしの疑問はあっけなく解消した(ようでもある)。わたしは訊かれるままに、昔のことを話したのだが、先生がおっしゃるには、わたしは慢性膵炎ではなく、急性膵炎だったのだろうということだ。
急性を、慢性と聴き間違えるかなあ。
で、肝嚢胞の件については「イボのようなものだから、通常は何もしなくて構わない」そうだ。今回も、検査の必要もないとのことだったが、念のために調べてもいいということだったので、お願いした。イボでも何でも、本当にあるのかどうか再確認しておきたかった。
腎臓にもないか調べてください、とわたしは注文を出した。多発性嚢胞の場合は腎臓にできる場合もあり、腎機能に影響を及ぼすこともあるとネットにあったからだ。血液検査も、クリニックでしているだろうからしなくてもいいということだったが、せっかく食事抜きで行ったから、して貰うことにした。
診察台に横になって先生の診察を受けたあと、エコー室へ。
エコーで、かなり時間をかけて診ていただいた。検査技師は、見習いらしい男性と先輩格の男性が2人。泌尿器科も、エコーはこのパターンだった。婦人科では検査は先生だったが、そういえばあれも出来た箇所は違うが嚢胞だった。
そのときわたしの卵巣にできた嚢胞は自分から縮んでくれて、お利口な嚢胞だった。
最初に1人で診ていた見習いの検査技師は、先輩格の検査技師に「2個、見つかりました」と報告していた。「2個だって~? じゃあ、先生の勘違いかなあ」と先輩格は自分で機械を操作し始めた。
「ほらほら、ここにこんなにあるじゃない。小さなやつがびっしり集まっている。……ここには、単独のやつ。ここにも……。ここにもあったって構わないが、ないほうが安心感を与えるかな……」などと聴こえた。
何度も息を吸ったり吐いたりで苦しくなり、待合室に帰って結果を待つ間、軽い喘息の発作が起きた。患者さんが少なくなっていて、幸いだった。名を呼ばれたときもまだ咳がとまらず、仕方なく咳をしながら入って行った。
結果は検査室における会話(先輩格の検査技師のひとりごと?)からも、だいたいわかっていた。
肝嚢胞はあったが、腎臓は綺麗だそうだ。血液検査の結果からも、肝臓・膵臓・腎臓の機能に異常は認められなかった。ただ総コレステロール値が高く、注意を受けた。中性脂肪については調べて貰えなかったようで、項目にはなかった。
中性脂肪は前回クリニックで血液検査を受けたときに正常値だった以外は、ずっと何年も異常値だった。そして総コレステロールは、これまで1度も異常値だったことはなかったのに。今回、どういうわけか、大いにはみ出している。
考えられる原因があるとしたら、近頃、家族の休日のお昼によくファーストフードを利用していたことくらいだ。
この市に3年半前に引っ越してきてからは、ほとんどファーストフードを利用していなかったのだが、たまたま近くにそのお店ができ、ハンバーガー大好きの夫が自分からいって買いに行ってくれるため、つい手軽さに負けて、結構食べていた。
家族の健康のためにも、利用の回数を控えるべきかもしれない。
無機リンが異常値で低いが、これは問題ないようだ。クレアチニンはかろうじて正常値。これも、前回はもっと余裕があった。
肝嚢胞については、「健康診断で診て貰う程度でいいですよ」とのこと。気が向いたら受ければいいのだろうと勝手に解釈したのが顔に出たのか、先生は厳しい表情になり「健康診断は、必ず、受けてください」ときつくおっしゃった。
何もしなくていいといったじゃない それに健康診断といっても、一般検診では腹部エコーまではやらないだろうから、ドックを受けよということだろうか。高いんだろうなあ。ここでだと、2,850円で済むのにと思った。
ネットで県の「地域成人病検診センター」を検索してみた。検査メニューのオプション検査に「腹部超音波検査 5,250円」とあり、備考に「人間ドックには標準でセットされています」とある。
その人間ドックのメニューを見ると、「人間ドック(1泊2日) 60,900円」「短期人間ドック(6時間) 33,600円」「総合検診(6時間) 42,000円」「総合検診基本検査(6時間) 36,750円」う~ん、専業主婦には高すぎる。
脳ドックというのもあった。受けるなら、これを受けたい。でも怖い。脳ドックは1泊2日コースが84,000円 日帰りコースが47,250円。どちらも心理テストがあり、1泊2日コースでは体力測定まである。
ところで、診察時に血圧は自分で測り、先生に持っていくようになっていた。腕を差し込めば、自動的に測ってくれる装置。血圧の上が147で、下が88。脈拍は91だった。便利、便利。やっぱり、このタイプの家庭用の血圧計、買おうかなあ。〔08.7.1〕
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