腑に落ちない心臓の大きさⅡ
自分の心臓のレントゲン写真を見て腑に落ちなかったという記事をアップしたあと、発作疲れで少し頭が変になっていたのか、一昔前にわたしの心臓が普通の人よりも小さいことを指摘してくれた当時の主治医をはるばる訪ね、証明を求めて受診しようかとすら思った。
ゲンキンなもので、体調が回復するにつれて冷静になり、そんなことをしたって彼はそんな昔のことなど忘却しておられるに違いないし、今更彼を頼ったところで、わたしの心臓に関する情報量は現在診ていただいている先生より少ないどころか何もなく、はるばる元の飼い主じゃなかった主治医(なにせわたしは戌年なもので)を訪ねたところで、あまり意味のないことで、精々列車の旅疲れで発作の1つか2つ土産に持ち帰るだけだろうと考え直した。
が、つくづくネットは便利なシロモノだ。当時の主治医に関する情報はバッチリ入手した。
当時、彼は福岡県の某市立病院の内科勤務であった。専門は腎臓ではないかと思っていたが、実際にそのようだ。そして、その研究は、腎臓疾患が原因で心臓疾患を起こした患者の心臓に関することのようだった。
共同執筆による、そうしたテーマの論文2つがネット上に出ていた。どうりで、心臓に詳しかったはずだ。偶然にも、わたしが出た大学に付属した大学病院に勤務しておられたこともあったようだ。
そして、わたしが彼と別れるきっかけ(というと誤解されそうだが、単に主治医が変わったというだけの話)となった福岡市某区での開業。現在も、そこで開業しておられるようだ。診療科目は、内科と循環器科。
あのとき、「先生、どこへ行かれるのですか? (ワンワン)」と訊ねたわたしに、彼は、「福岡市の某区だよ。ついてくる? ちょっと遠いかな」とおっしゃった。
開業と知らなかったわたしは、主治医の異動のたびにくっついていく患者になるのは無理だと判断し、泣く泣くお別れしたのだった。
が開業と知っていたら、遠くても通っていたことだろう。
信頼できる医師というのには、そうそうめぐり遇えるものではないからだ。今になって、しみじみとそれがわかる。
事実、現在の循環器クリニックの先生にめぐり遇えるまでは、凡才としか思えない医師を転々としなければならなかった。
最初から今の先生にかかっていたら、情報量も多く、もっと理想的な展開となっただろうが、それは仕方のないことだ。
とはいえ、わたしの心臓は本来小さい――と診断されたことがあるということは、忘れないようにしたい。夫に訊いたら、夫も確かに当時わたしがそういっていたといった。
それにしても、よい医師には共通点が多いものだと思う。今ここでそれを列記する知識もゆとりもないが、前掲のお2人には共通点が多く、人柄にも似たところが感じられる。
お2人とも医師として多忙であるだろうに、人間的な温もりを感じさせ、どこか人懐っこい。患者の話をよく聞いてくれる。そして、医師としての判断には総合的な感じがある。
わたしの心臓が小さいといわれた話を今の先生は信じてくれなかったが、それは常識の範囲を超えた話だったからかもしれない。
よく似たお2人だが、容貌は今の先生のほうがわたし好みだ。何せ、初恋の男性、次の恋の男性、3番目の恋の男性を集大成したような容貌なのだから。
残念なことに、今のわたしには片恋をするゆとりもないけれど(ワンワン)。
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