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2008年1月 7日 (月)

ひとりごと(忍者ブログで記事が消えた!&わたしの児童文学作品のサンプル)

  わあ~ん、記事が消えた~(+_+)

 忍者ブログ「マダムNの創作ノート」に、ジュゲムブログ「マダムNの児童文学作品」で連載中の作品『不思議な接着剤』の構想を書いて保存したら、そのとたんに画面が真っ白になり、記事が消滅してしまった!

 その構想というのが、主人公の少年紘平が、不思議な接着剤クッツケールを使って、今日としあさってをくっつけることにより、苦手な工作の宿題の提出日を明日もろとも消そうとする場面に関するものだったのだ。

 紘平に、この世に混乱を惹き起こしたという自覚はない。

 消された2日間は彷徨えるユダヤ人のように、その間に起きるはずだった出来事を満載して、幽霊船のように宇宙――異次元――の波間を漂うしかない。

 その幽霊船には、生まれてくるはずだった赤ん坊も乗っている。

 そして、地上には、異様な停滞と渋滞が起きている。

 それ以前に、カレンダーの世界では、受け持ちの数字(日付)を奪われた2つの曜日の歎きというものがあるはずだ。

 まあ、地上から2日間が消滅したことによって、どんな出来事が起きるかは、これからゆっくり考えていってよい。なぜなら、これらのことが明らかになるのは、鍾乳洞における紘平たちの冒険が終了してからなのだから。

 そんなことを書いて記事をアップしたとたんに、画面が真っ白になるとはねえ。まさか消滅の構想が消滅するなんて。わたしの頭の中も真っ白になったのよ。

 創作ノートにはまだ書きたいことがあったけれど、今夜はもう忍者ブログには近寄らない~恐いもの。ココログでも、以前は記事が消えるなんてことがあったけれど、幸いなことに最近ではない。

 忍者ブログは作ってまだ日が浅いが、こんなことは初めてだった。

 それはともかく、久しぶりに前掲の児童文学作品やら、小説やら、手記やらを一気に更新してハイな気分。

 『不思議な接着剤』は、原稿用紙に直せば今のところ、60枚程度になるはずだ。肝心の冒険がまだこれからなので、結構な枚数にはなるはずだが、300枚以下、できれば250枚には抑えたい。

 先は長い。賞応募は今年は無理かもしれないが、ゆっくりいきたい。焦って作品を損なうより、じっくり書きたいのだ。

児童文学作品『不思議な接着剤』のサンプルとして、本日更新した〈連載39〉を以下にご紹介。 

不思議な接着剤 ―連載39―
 白いネコをだいた少女の絵が描かれた下に、西暦年と月がありました。

 西暦というのは、キリストが誕生したとされる年を元年にして、年を数える、年代の数えかたです。

 西暦年と月の下には、曜日が横ならびをし、曜日の下には、数字が順ぐりにわりふられて整列しています。

 カレンダーは、日曜日から、はじまっていました。日曜日は赤色で、土曜日は青色でした。

 名案がうかんだのは、そのときでした。

――そうだ。クッツケールで、今日としあさってをくっつける、というのは、どうだろう? そうすれば、工作を提出しなければならないあさってが、あしたもろとも、なくなるじゃないか!

 あしたは、しあさって――ということに、なるからです。

 あのたくさんならんだ数字のなかから、2つくらい消えたって、どうってことはないはずだと、紘平は思ったのでした。

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