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2007年12月19日 (水)

昨日、循環器クリニックを受診(ニトロの耐性について伺う。洞性頻脈の薬剤師さん。)

 循環器クリニックへ出かけた。

 血圧の数値は理想的だった。喘息の発作のことを話したが、もうひとつ緊迫感が伝わらなかったようだ。

 フルタイドとメプチンエアーを合わせたような新薬が出たと先生。

 わたしはそれを出してほしいと思ったが、心臓への刺激を考えて呼吸器科の先生が出されない可能性もあると思うので、そちらで相談するようにとのことだった。

 ニトログリセリン貼付薬(メディトランステープ)を毎日貼るようになってから、朝、あった胸の圧迫感と湧き出るように次々に出ていた痰がなくなったことを話した。

「ヒットだね!」と、複雑な表情の先生。「ヒットです、朝がずいぶん楽になりました」とわたしも複雑な気持ち。

 楽になったのは嬉しいのだが、楽になったということは、原因があるということだからだ。

 そして、楽になったとはいえ、テープをはがしたときや、疲れたときに、狭心症の発作が起きることがあることも話す。

 すると、テープを2枚、時間をずらして貼るようにと、35日分70枚が出た。

 わたしはニトロの耐性について質問した。「耐性が生じて、舌下錠が効きにくくなるというようなことはないのでしょうか?」

「耐性はある。ニトロには、耐性があるよ。その代わり、ずっとテープを貼っておけば、発作は出にくいさ」と先生。

 気のせいではなかった。耐性はあったのだ。ニトロを舌下して、効かなくなったというのではない。ちゃんと効くのだが、以前のような即効性と清涼感が薄れたように感じられてならなかった。

「かぶれはない?」と先生。「かぶれます」とわたし。「メディトランステープはかぶれにくいタイプなんだけど、ステロイド系のかぶれの薬を出そうか?」

 ステロイド軟膏には抵抗があるというと、「じゃ、出さない」と先生。念のために貰っておいたほうがよかっただろうか。でも、つけ出すと、際限がなくなり、かつての娘の二の舞という気がする(関連記事はこちら)。

 薬局には7~8人くらいの薬剤師さんがいたが、その中でわたしと同じタイプの頻脈のある男性の薬剤師さんが今日は担当だった。

 わたしはインデラルを使わないと脈拍数が120~140になるが、彼は90だそうだ。たまに脈が速くなるのは誰にでもあることなのだが、ずっとという人には――治療を受けていないバセドウ病の人と母方の親戚を除けば――めったにお目にかかれないので、仲間に出会った気がした。

 そして彼も、血圧が高くなったこともあって、薬を使い出したというところまで、わたしは聞いていた。わたしも頻脈の治療を受ける前は、血圧が馬鹿高くなることがあった。

 先生以外の人とこんな話ができると、無性に嬉しくなる。 

「インデラルのような薬がなかったら、もう死んでいたという気がします」というと、「人生50年の時代には、わたしたちのような頻脈患者はどうしようもなかったでしょうからねえ」と、薬剤師さんもおっしゃる。

 彼も同じ先生にかかっているのだろうか、と気になり、尋ねると、別の先生だそうだ。昔からの知り合いで、胃腸科の先生だという。

「胃腸科の先生でも、心臓にお詳しいのですか?」と訊くと、「ええ。でも、あなたがかかっていらっしゃる先生はピカ一ですから。心臓に関して県下で敵う人は、誰一人ありませんよ。それはもう抜群の先生です」とのこと。へえー、本当に?

 前に患者さんたちが、先生が名医だという噂をしているのを聞いたことはあった。でも、気さくだし、飲兵衛だし、ぴんとこないところもあるのだ。ただ、先生の目の明るさ、綺麗さに感動することがたびたびあり、そんなとき、この人物は非凡だと感じられていた。

 評判を鵜呑みにするわけではないけれど、先生をますます頼りにしたい気持ちが募ったわたしとしては、お酒を控えて、いつまでも元気でいてほしいなあ。 

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