童話『不思議な接着剤』の続編~構想を少しだけ(NINJAブログ「創作ノート」から)
朝、『不思議な接着剤』の連載14回目を公開しようとして、うっかり消してしまい、そのあとすぐに公開するはずが、夜になってしまった。
記事を書きながら、久しぶりに物語の中の兄弟に会えて嬉しかった。この童話、まだまだ先が長く、長編童話となる予定だ。続編もいろいろと考えている。
作品は一作ごとに完結し、それを可能な限り続けていきたい計画だ。いわゆるシリーズものにしたい。
以前、短編童話を数編、児童文学専門の出版社の編集者に見て貰ったことがあり、そのときに、シリーズものでないと弱いといわれたことから考えついた。
2作目では、ドラキュラ伯爵の末裔(?)が工場を建てて、そこで生血のジュースを製造しているという設定。
連れてこられるのは、この世に希望を失い、自殺しようとした人々。どうせ死ぬ命なら、血を絞ってジュースをとってもいいだろうというわけだ。
そうやって末裔は吸血鬼人口を増やし、莫大な儲けを蓄えている。そこに取引にやってきた紘平の父親。彼は吸血鬼の国で何を思い、どんな商取引をしようとするのか……。
――と、これは冗談でいったことで、ストーリーを本気にしていただくと困るが(いくら何でもこんな子供に不向きなものは書かない)、二作目では、紘平の父親が神秘主義者としての本性を表して、活躍する――この設定はたぶん動かない。父親の勤め先は、一見したところでは普通のこぢんまりとした商事会社だが、本質は時空を超えて商売の手を拡げる商事会社なのだ(とここで種明かしをしてしまえば、『不思議な接着剤』を読んでくださっているかたがたに悪いけれど……)。
父親はそこの営業マンで、時空を超えて製品を買いつけに出かけたり、神秘的な工場を管理したり、売りに出かけたりする。
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