創作ノート⑦
今日中に、40枚分綺麗なかたちにしておきたい。そして来週中に20枚。
そして30日までに仕上げ(梗概の貼付をゆめゆめ忘れるな!)、その日のうちにエクスパック500に入れてポストに投函する予定。29日に投函したかったが、無理だ。万一の場合は、31日に直接持っていくという手もある。
ここに引っ越した年、じかに応募先の県庁に持っていった。ケッ、賞トラウマだとかスランプだとか11階から見る地面がすぐそこに見えるだとかいいながら、その年もしっかり応募したらしい。
20枚目までは精緻なレースのテーブルクロスのように仕上がった。自分でも惚れ惚れするような出来栄えだ。
ところがだ。設計の甘さがそれ以降に出てきて、書きながら大いに舞い上がり、地にもぐり、自らの観念の上を転げまわったまではいいが、この部分が前の20枚としっくりしないかもしれないという危惧が出てきた。かなり削り、丹念に仕上げる必要がある。
まあうまくいけば、テーブルクロスの真ん中に大胆な模様を描き、前後の精緻な20枚ずつとつながり合った見事な調和へと持っていくことができるだろう。
それが可能かどうかは、明日の明け方までには判明するだろう。それから爆睡して、明日の夕飯はまた娘に弁当を頼もう。体調も、また低下してきたし。でも、明日も全力疾走したい。そういえば世界陸上が開幕したようだが、見る時間がない。甲子園も最後のほうはろくに見なかった。
こんなときの家事、とりわけ料理は体力が要るのでつらい。病人の身にはこたえる。今日の夕飯作りも投げ出したいが、冷蔵庫で鶏が待っている。コケコッコ~♪ そういえば、昨日の夕飯の写真がデジカメにあったんだった。アップする時間があるかどうか。ないといえば、時間は全然ないともいえるのだ。
仮に自分には会心の作と仕上がったとしても、審査員の誰1人、わたしのような読みかたはすまい。エロ・グロ・ナンセンスを入れれば、いいところまでいけることはわかっているが、何て古風な趣味であることよ。新しがっているつもりかもしれないが、昭和初期の趣味じゃないか。ついていけないさぁ~。
結局同人誌に持っていくしかないかもね。いや、同人誌にすらだめかも。エロが入っていないからなあ。まあうっすらとは入っているが、期待されるものとは違う。全く、応募前からこんなことを考えていたんじゃ、士気も下がるが、これまでの経験からして、こんな成り行きを迎えるだろうと想像せずにはいられないのだ。
作品は作品だ。純粋に取り組もう。最後のひと針じゃなかった、ひと文字まで。
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