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2007年5月 9日 (水)

プチホテルの夜

プチホテルの夜
携帯での更新です。
夜の11時半ですが、もう一眠りして、ぽっかり目が覚めました。
アールヌーボー、アールデコを意識したフランスの小部屋風ホテルだそうで、ナルホドそんな雰囲気かな〜。
でもJTBで西鉄グランドホテルとどちらに予約するか迷ったわたしは(大して変わらない値段で、その老舗に泊まれたのです)、グランドにすればよかったと思いました。
だって、JTBの人はシティーホテルといっていたけれど、荷物も運んで貰えないなんて、ビジネスじゃないのかしら。
と贅沢をいってしまいましたが、洒落た工夫があちこちでなされていて、清潔感がありますし、なかなか快適ではあります。
黒ずんで光沢のある木目の床、青と緑の間といっていい寒色系なのに華やいだ感じを与える壁の色、シンプルでキュートな灯りが特に気に入りました。ベッドのクッションもこれまで経験した中で、一番の心地よさです。女性に人気がありそうなホテルですね。
昨日は夕方近く博多駅に着き、娘と赤坂、大名を徹底散策しました。
ある老舗カフェを探したのですが、見つかりませんでした。近所のはずのコンビニの人の話では、移転して、どこへ行ったのかはわからないとのことでした。
昔、まだ生きていた母と婚約中の夫とわたしの3人で食事したロシア料理店ツンドラはちゃんとあって、ホッとしました。でも、そのときにいた銀髪でサファイアのような目をした上品なマダムはいらっしゃいませんでした。
量的に娘とわたしに適度な3,700円のコースで堪能しましたが、疲れが出たせいか、たった1杯のワインで甚だ動悸。苦しくなり、ひっくり返りそうになりましたが、薬で何とか治まりました。
明日はグランドホテルで食事しようかしら。すぐそこだし。昨日レストランのメニューを見てきましたが、5,000円ちょっとのでも、まあまあみたい。8,000円のもいいわね。散財してやる!
ああ、こんなことやっていても、気が晴れません。娘が一緒でなければ、夫への不信感でどこへも行く気がせず、泣いていたでしょう。実は、娘が寝ていたので、少し泣きました。
人間としての情けなさに陥ったときは、人間が作り出した高い文化的遺産に触れるのが一番だと考えます。
明日、ペルシャ文明展に出かけます。

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