昨日の夕飯(豚しゃぶサラダ、信田ジャガ)&病気と栄養のこと―わたしの場合
昨日の夕飯は、豚しゃぶサラダ、信田ジャガ、落とし卵の吸い物でした。
豚しゃぶサラダは、「週刊 服部幸應のしあわせクッキング第2号」(ディアゴスティーニ・ジャパン)の中のレシピを見て作りました。
書店勤めの娘が創刊号を買ってきてくれてから、服部先生にはまっています。ただ、とても知的な雑誌で、懇切丁寧に説明がなされていますが、レシピの難易度は高いような気がします。
それで、やさしそうなレシピを選んで作っています。この豚しゃぶサラダも、手軽に作れそうなレシピでした。
その割には、ドレッシングの色彩が美しくて、食卓に映えますし、野菜もたっぷりとれてヘルシーです。
では、雑誌からレシピをご紹介します。
豚しゃぶサラダ
- 豚しゃぶしゃぶ用肉400gは、1枚ずつはがして熱湯でゆで、冷水にとって水気をきる。大根1/3本、にんじん1/2本、キャベツ1/2個、青じそ10枚はせん切りにし、肉とともに器に盛る。
- 赤とうがらし1本は種をとり、小口に切ってボールに入れ、しょうゆ大さじ4、レモン汁大さじ3、ねぎのみじん切り、すりごま、ごま油各大さじ1、砂糖、おろしにんにく各小さじ1/2を混ぜ、ドレッシングを作る。
- 器の肉と野菜にプチトマト4個と香味野菜を散らし、ドレッシングをかける。
青じそがありませんで、トマトはプチトマトではありませんが、美味しい一品でした。ドレッシングがいいですよ~。
信田ジャガ、これもヘルシーな一品でしたが、また今度ご紹介しますね。
落とし卵の吸い物。隠れて見えませんが薄切りにした大根が入っています。
せっかくの楽しい料理の話題を損ないたくないので、病気と栄養のこと(――わたしの場合)は折り畳んで隠しておくことにしました。ここからはその話です。
病気のため、わたしが専業主婦の割には、わが家では外食や弁当の割合が大きくなりがちであることは前にもお話ししました。弁当や外食が多いと野菜不足が心配になりますから、今日の豚しゃぶサラダのようなメニューだと、野菜が沢山とれていいですね。
幸いなことに、わたしは血液検査を受けると、栄養のバランスのいいことでよく褒められます。ある1項目だけを除けば――。
その1項目について話せば長くなりますが、病院を転々としても病気のことがわからず、きちんと治療を受けられなかった時期がありました。その時期に軽度ですが、内臓をあちこちおかしくしてしまい、初めての治療は根本原因の心臓疾患――不整脈――に対してではなく、慢性膵炎を疑われてのことでした。
その頃から、どうしても中性脂肪の数値だけが下がりません。他の栄養のバランスがいいために、この数値の高さがたびたび見逃されがちなことはちょっと不安なところではあります。
中性脂肪値は空腹時に検査したとしても、それ以前にとった食べ物によって左右されることがあるらしいのですね。
わたしの場合は、中性脂肪値を上昇させる食べ物を検査の前にとったのだろう、というわけですが、空腹時に検査しても、食事を抜かずに検査しても、いつも高値というのは変ですし、第一同じものを食べている家族の血液検査ではこれまで中性脂肪値が高かったことはありません。
わたしの狭心症は動脈硬化とは無関係な冠攣縮性のものとされていますし、見かけも太っているようには思われないらしくて(出ているおなかに好んで人の注意を惹きつけたりはしません)、中性脂肪値が高くても、たまたまだと思われがちです。
でも、もう何年も、いつもいつも高いのです。そのたびに、たまたまだろうといわれがちです。
糖尿病になっているわけでもないから、いいのかしらね。慢性膵炎に関してははっきりしないまま、今では放置されています。この臓器がまた、検査してもわかりにくい臓器らしいですね。
それでも、中性脂肪値に目をとめてくれた医師が過去に数人はいて、薬を飲んだり、栄養指導を受けて甘いものや油脂をかなり控えた暮らしを送ったことがありました。
が、数値は変らず……それは高いままですが、今ではかなりアバウトになってしまいました。栄養のとりかたに問題があるというより、体のどこかに中性脂肪値を上昇させる原因が潜んでいる――その原因は、病院ジプシーをしていた頃につくられたのではないかと秘かに考えているからです。
今であれば、運動不足が原因の1つに挙げられるのでしょうが、その頃はまだ子供も小さくて忙しく、運動不足が原因だったとは考えられません。
とはいえ、こうなったそもそもの原因が何であれ、中性脂肪値が高いことは褒められたことではありませんよね。運動しないぶん、食べない努力をすべきなんでしょうね。
最初は病院ジプシーをしたため、次には総合病院での医師の異動により、また数年前の夫の転勤による引っ越しと、様々な事情から病院を変わりすぎると、これまでの検査・治療のデータに乏しく、知っているのは患者のわたしばかり、という心細い状態に置かれることがままあります。
幸いなことに、今では血液検査を受けたときには、検査値を記した用紙を貰えるようになりましたね。こうしたものは、健康なときからとっておいたほうがいいですよ。投薬歴なんかも、お薬手帳を調剤薬局で作って貰って―― 。
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