アクセス解析
アクセス解析についての話です。
ココログのアクセス解析が、このところ、わたしが見たところでは不具合だった。
ブログを始めてしばらくしてつけたソネットさんのブログペット・ハーボットは、アクセス数と訪問者の数を教えてくれて、安定した数字であるのに比べ、ココログのアクセス解析はむらがありすぎるように思える。
たまにはブログペットが教えてくれる訪問者の数がぐんと増えることもあるが、それは大抵テレビ番組とか時事問題について書いたようなときで、納得できる理由がある。
ココログの場合は、ブログペットと足並みを揃えているかと思えば、馬鹿に増えたり、減ったりする。ちなみにわたしのアクセスに関しては、除外設定している。
このあいだのメンテナンスの前あたりから訪問者数がめっきり少なくなり、ハーボットの半分くらいだった。その前のメンテナンス後からしばらくはハーボットの倍くらいだった。
訪問者数が減ってからは、コメントを書いてくださったかたの足跡すら残っていないことがあった。
これまでに訪問者数が著しく減った件でココログに3回問い合わせたことがあるが、そのたびに対応が異なることでも疑問が湧いた。
1回目に問い合わせたときは、ココログはページのデータが完全に読み込まれた際にカウントされるため、完全にページが表示される前に移動した場合にはカウントされないという回答が1月くらい経った頃に来た。
その頃には既に状態は改善されていて、訪問者数はブログペットと足並みを揃えていた。
2回目の問い合わせは、ココログがアクセス解析のメンテナンスに入る前くらいに行ったもので、その頃は利用者の不満が爆発していた頃だったが、1回目と同じようなわたしの問い合わせに対し、直ちに回答とお詫びがあり、たちまち状態が改善された。
すぐに改善されたので、どんな回答だったかは失念してしまった。
今回、数日後に来た3回めの回答では、1回目の回答と同じことが書かれていたのに加え、閲覧者側の環境・設定によりカウントされない場合があること。それ以外の原因では、ココログの再構築を行うことで改善される場合があるとのことだった。
直ちに再構築を行ったが、状態は同じ。
それでも改善されない場合は、サイドバーのJavaScriptアイテムを全て非表示にしてみて、それでも改善されない場合は「当窓口にて詳細を確認させていただきたく存じます」とのこと。
その際には、以下の情報をメール本文中に記載せよ、という。
・サイドバーのJavaScriptアイテムを全て非表示にした後、アクセスして
反映されなかった日時:
・反映されなかった日時の前後の生ログ:
・アクセス解析のどの画面をみて判断されましたか(画面設定状況):
・ブログ/マイフォトを選択:
・解析対象期間 :
・レポートメニュー:
※その他設定項目:
○ご利用環境について
・接続環境(回線種類):
・ルーターご利用の有無(メーカー、型番):
・ご利用パソコンの機種・OS:WindowsXP
・ご利用のブラウザソフト名・バージョン:
※[ ヘルプ ]-[ バージョン情報 ]からご確認いただけると存じます。
・セキュリティソフトご利用の有無・名称:
※ご利用の場合、セキュリティソフトの機能を停止した場合の結果:
わたしはすっかり馬鹿馬鹿しくなってしまった。これだけのことをやったところで、正確なところがわかるわけではないと思えたからだ。
わたしは別に、アクセス解析を絶対的に必要としているわけではない。が、作家の卵を自称して生きている状況であるため、自分の記事がどんな読まれかたをしているかの情報を与えてくれるココログのアクセス解析は、まことにありがたい存在なのだ。
が、こちらの設定状況は一貫しているにも拘らず、こうも解析結果にむらがある原因はココログ側にではなくてこちら側にあって、それを改善するためにはココログのいうところに従い、場合によってはJavaScriptアイテムを非表示にしたり、セキュリティソフトの機能を下げる必要が生じる可能性があることを思えば、せっかくのブログが楽しいものでなくなりそうな気がした。
もういい、面倒だ、放っておこう。そのうちにまた状態が改善されることもあるだろうと、わたしは考えたが、もやもやした気持ちが消えないので、ココログのアクセス解析と並行して、他の無料アクセス解析サービスを利用してみることにした。
アナライザー、忍者、シーサーあたりが好評判であるようなので、一昨日からアナライザーのサービスを利用し始めた。
サブタイトルの欄に発行されたソースを埋め込んだら、直ちに解析が始まった。ページ毎にソースを埋め込む作業はこれからだ。
10分毎の集計ということで、生ログを見るのには技術が要りそうだが、他の面ではわかりやすく、使いやすそうだ。
ココログでは、訪問者が利用しているプラウザの言語設定がわかるが、アナライザーでは「言語圏」に加え、「国情報」もわかるようになっている。
これまでわたしは言語設定を外国語にしている訪問者が、海外から見えているのか、日本の中から見えているのかが曖昧模糊としていた。が、アナライザーの国情報を参照してみて、海外から見えている割合が多いのかもしれないと思う。
それによると、昨日は言語設定を英語にしているアメリカからの訪問者が複数あり、スペイン語に設定しているアメリカからの訪問者1名と、ポルトガル語に設定しているブラジルからの訪問者が1名あったことになる(のかな?)。
昨日のアメリカからの訪問者は、料理や村上春樹の記事にお見えになっていた。ココログの解析で見て、言語設定を英語にしている訪問者の中に、わたしのブログをお気に入りに入れて料理の記事に足繁くお見えくださるかたがいることはわかっていたが、アメリカからわざわざ? まあネットだと、ひとっ飛びではあるけれど。。。
写真を見て、お帰りになるのかな?
スペイン語に設定しているアメリカからの訪問者は、山岸凉子の漫画『テレプシコーラ』の記事に。スペインは舞踊の国だから、バレエとフラメンコという違いはあっても、舞踊というところで、当ブログに訪問者を迷い込ませたのだろうか?
ポルトガル語に設定しているブラジルからの訪問者は、何と神智学徒であり、神秘主義作家として著名だったメイベル・コリンズの記事にお見えになった。
わたしも言葉が解せないままに、海外の神智学関係の諸サイトに飛んでみたり、バルザックの香気を求めてフランスのサイトに飛んでいってみたりすることがあるが、わたしのような個人の気ままなブログに迷い込ませたとあっては、時間を無駄遣いさせたようで、申し訳ない気がする。
ココログが教えてくれたところでは、これまでにプラウザの言語設定を上記の言語の他に、中国語、ドイツ語、トルコ語、韓国語、スウェーデン語、イタリア語、フランス語にしているお客様がお見えになった。
トルコ語設定では、オルハン・パムク氏の記事にお見えになることが多い。
これからは国情報もわかるわけだから、何だか楽しみが増えた。
アナライザーは使い始めたばかりなので、まだいろいろと勘違いがあるのかもしれないが、ココログやブログペットと組み合わせれば、わたしの記事がどんな読まれかたをしているかが複合的にわかり、創作上の参考になりそうだ。
ついココログの不満を述べてしまったけれど、その不満はわたしの思い違いから出た可能性もあり、わたしとしてはこれからもココログのアクセス解析を大いに頼りにしている。
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