国道沿いのフレンチ・カフェで
レコード店で待ち合わせた友人とわたしと娘は、予定していたように国道沿いのフレンチ・カフェへ行きました。
友人もこのカフェが居心地がよかったみたいで、すっかりくつろいだわたしたちは、何と3時間も長居しました。
わたしたちがお店にはいったとき、他にお客さんがいなかったので、「個人の趣味でやっているブログに、写真を載せていいですか?」と尋ねますと、「いいですよ」と感じのよい微笑と共にマスターが許可してくださいました。
尤も、いつものわたしの下手な携帯写真ですが。。。
ドアを開けてすぐのところにある一抱えはありそうな大きなシャンパンの壜は、本来は中身が入っているものだそうです。パーティーなどに使用されるものだとか。厨房の前のワゴンにはバレンタインデーの季節に合わせてチョコレートが並べられていました。
厚みのあるベルギーの板チョコ、仕掛けのあるポーランドのチョコなど。白い洒落た形の皿が一見無造作にガラスケースに、真紅のグラスが一定の間隔で壁際の棚に置かれていました。グラスも写真に撮ればよかったな~。
そして、いつしか話題は昔話になりました。すると、互いの時間的な記憶にずれがあるのですね。
例えば、大学の女子寮で仲がよかった5人で交換日記を回し出したのはいつ頃だったか、というような話のときです。そんなとき、娘が「ママ。わたしが小学5年生くらいのときに、日記が回ってきたといっていたじゃない」なんて、鮮明な記憶を披露してぎょっとさせます。
こちらは本当に記憶力が悪くなって、昨日友人と話したことですら、よくは覚えていないほどです。そうそう彼女のホロスコープを作成し、解読して送る約束をしたのでした。忘れないようにしなくては……。
彼女もわたしも同じ2月生まれで、誕生日は2日しか違いません。だから互いに相手のことがよくわかるかというと、そうでもありません。
むしろ、わからない興味から友人でいるようなものです。ホロスコープを作成してわかることが、きっといろいろとあることでしょう。
娘にいわせれば、2人とも変っているところが共通しているのだそうです。友人の場合は性格が変っていて、わたしの場合は興味の持ちかたや方向性が変っているのだとか。
そういう娘よ、おまえも充分変っているとわたしには思えるよ。
興味を覚えると、娘の目はにわかにキラキラし出し、おばさん2人の話に退屈し出すと眠たげな目になり椅子の一部と化します。それでも、強制されるでもなく3時間、結構楽しげにそこにいました。
友人とわたしはまだ交換していなかった携帯の電話番号とアドレスを交換しました。おばさん同士の連絡は、固定電話で充分間に合うのですがね。わたしはその夜、クールな友人から届いた絵文字いっぱいの可愛らしすぎるメールに仰天してしまいました。
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