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2007年2月21日 (水)

ひとりごと(誕生日)

2007022014075720070220134756_1  今日――2月21日は、わたしの誕生日です。

 夕方に生まれたので、午後6時の今頃はとっくに産湯も使い終わり、保育器の中で(未熟児だったので)すやすや、下りてきたばかりの彼の世の夢でも見ていた頃でしょうね。

 写真の百合の花束は、昨日休日だった娘が1日早く贈ってくれたものです。バッグも買ってくれるんですって、どうしましょ。。。

 今では外出することの少ない暮らしですが、だからこそ素敵なバッグがほしい思いがあります。娘は、その気持ちを察してくれたのでしょうか。

 百合の花はわたしが一番好きな花なので、昨日から百合の香に包まれ、至福の想いです。

 白いのはクリスタルブランカというカサブランカの改良種、ピンクのはマルコポーロだったかな?――という花屋さんのお話だったとか。

 亡き母は49歳になれませんでしたが、わたしはなりました。神秘主義では、49歳という年齢はある種、集大成的な年齢にあたるようです。

 わたしの場合は集大成どころか、このまるい地球の上でこれまでに学び、集めてきた断片的な資料が頭の中に散乱しまくっている……という状態ですが、今回同人雑誌に掲載不可となった「返り咲いた薔薇」をいい作品に改稿できれば、わたしなりの創作活動のささやかな集大成といえる作品にはなるだろうと考えています。

 それは、過去・現在・未来の香りがふんだんに漂う神秘主義的な作品です。49歳というこの年は、その作品の改稿・完成に集中したいなあ、と思っています。

 同人雑誌の合評後の懇親会で、編集人、発行人とそれぞれ別々にお酒を酌み交わしたとき、「あの落とされたわたしの作品ね、空想小説ではなくて、写実小説なんですよ~。わかります? 写実小説」といったところ、どちらも一瞬ぼや~とした表情になったあとで、ハッとなったように一様に後ずさりなさいましたっけ。

 とって食ったりはしませんってば。。。でも、こんな種明かしをしなければ彼らをぎょっとさせられなかったということは、「返り咲いた薔薇」が写実小説ならではの凄みに欠けていた事実を物語ってます。

 色々と手を加える中で、鮮明な作品、それでいて一般受けもする作品に改稿してみたいと考えます。

 誕生日を公開したついでに、占星術のデータを少し公開しますと、アセンダントは獅子座、上昇星は天王星、太陽は魚座、月は牡羊座、水星は水瓶座、金星は水瓶座、火星は山羊座、木星は蠍座、土星は射手座、天王星は獅子座、海王星は蠍座、冥王星は乙女座。

 ところで、最新占星術入門」(松村潔著、学習研究社、1996年)の中に次のような一文があります。

原則的には、集合魂との深い関係の中で活動し、時代を代表するような、多くの人に影響を持つ人は、太陽、月、アセンダント、MCに対して、冥王星・海王星・天王星の3天体が、非常に接近している(※合のアスペクト)か、あるいは対向にある(※オポジションのアスペクト)という特徴を持っています。

この場合、その人の天職や本当にしたいことが実現するまでに、長い年月が必要です。時代を先取りしているため、社会がその人に適した場を用意してくれるまで、不適応症状に悩まされるでしょう。

 わたしのホロスコープは、これに該当します(間違ってなければ……)。この松村氏の一文に励まされてきた過去がありました。

 わたしの場合、申し訳ないことには、せっかくのこうした星の配置に恵まれながら、知能はじめ、いろいろと足りないものがあり、それを生かすには寿命が足りないような気がします(今もニトロのテープを貼っている状態ですし……お星様、ごめんなさいね~)。

 話題を百合に戻して、百合といえば、孫悦(スンユエ)というシンガーの「哭泣的百合花」という歌をご存知ですか? とても美しい歌ですよ。

 以下は、以前にもご紹介した蔵出しの下手な自作俳句です(百合の句を集めました)。 

ふつと閉じ四方指したる百合若き

咲きそめて香気清(す)みさす小百合かな


百合の花ほのひらく度かほりきぬ

百合なれば莟の全てひらきけり

奥の力
(りき)
真白に放つて百合ひらく

花がめに下りハツハツと百合咲きぬ

青やかに蘂
(ずい)
を含める百合白く

白百合は花粉こぼして精気尽き

枯るるまで高く香りし百合の花

丘陵に白く浮かぶや百合の群れ

相眺めて百合の名語るやカサブランカ

貴婦人の衣装の如き百合活けぬ

大輪の白は深んで百合豪奢

見遣るたび未知の白なり百合の花

わが魂
(たま)の谷あひの色ゆり白き

百合の花見果てぬ夢の深まりて

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