優しい薬剤師さん
正月疲れからか、体調がよくありません。
一昨日循環器科を受診する予定でしたが、予約制ではなく、初診察日はごったがえしているだろうと思いましたので、昨日にしました。
それも比較的少ないに違いないと思われる午後に出かけたところ、緊急手術中……。よって、診察を受けられないまま、薬だけ貰って帰ってきました。
クリニックに出かけただけで疲れ、どっと寝こんで夕飯は弁当でした。冷蔵庫に正月料理の材料があれこれ半端に残っているので、傷みすぎないうちに使い切りたかったのだけれど……メニューがあれこれパイプの煙のように浮かんでは消え……体が思うように動きませんでした。
眩暈がね、困ります。起きていても、フラフラしちゃって。長く寝て起きたら、少しはましになり、こうして記事を書いています。胸部圧迫感があり、変な不整脈もありました。ニトロのテープを貼るかどうかで迷っているところ。かぶれるのがね、嫌です。
昨日は先生に診ていただきたかったなあ。正月明けの循環器科なんて、そんな患者さんでいっぱいなのではないでしょうか。わたしが通う循環器科クリニックには当然ながら心臓疾患の患者さんが一番多く、その心臓に冬の寒さと正月の慌しさは応えるものです。
「申し訳ありません、緊急手術で今日は診察できないんですよ~。お薬だけになりますが、よろしいでしょうか」と看護師さんにいわれ、皆一様に落胆の色を浮かべ、腰をソファに下して処方箋が出されるのを待っていました。
せっかく来たのにね~。翌日出直すのは面倒だし、別の日に来るというのもよほどの異変でもなければその気が起きないものですが、薬だけ貰ってまた1月後(否、処方箋は前回と同じことが多いので、正月が挟まった前回と同じ35日後)にしか先生にお目にかかれないというのも、何か不安な、不満な気分。わたしに限らず、皆、そんなところじゃないかしら。
調剤薬局には8人ほどの薬剤師さんが立ち働いていて、長いテーブルにプライバシーを保つ仕切りがあり、患者は各自、調剤を担当した薬剤師さんと対面式で座り、丁寧に薬の説明を受け、質問をします。
「何か変ったことはありませんでしたか」と訊かれ、わたしは先生に訴えたかった眩暈のことを、薬剤師さんに話しました。薬剤師さんは薬の専門家なので、その観点から、データを基に貴重な知識を分かち与えてくれます。医師とはまた違った観点からの薬剤師さんの話は、貴重です。
ニトロのテープはメニエールに効果があるかどうか、メニエールに出されることがあるかどうかを訊きたかったのです。昨日、今日とまた軽い眩暈がありますが、12月上旬から中旬にかけての眩暈は、尋常ではありませんでした。不眠不休で創作に没頭したあとだったので、その疲れからだとは思いましたが(そうまでして書いて同人雑誌に掲載不可よ、悲しいです~)、原因がはっきりしないと不安です。
メニエールなら、生命にかかわるようなものではないので安心なのですが、果たしてどうなのでしょう。
ニトロのテープは心臓に作用して血液の循環をよくする薬で、あくまで心臓の薬として存在し、メニエールには普通使わないという話でした。これが眩暈に効くということは、やはり心臓が原因で血液の循環が悪くなっていることが考えられるということ。
ただ眩暈は、疲れからだけでも起きるものだそうです。わたしのようにオーバーワークから数日経って体の具合が悪くなることも、よくあるケースとか。
眩暈がなくなるとつい、眩暈のことは忘れてしまいますが、起きるとどうしても気にかかり、やはり原因をはっきりさせたいなあと思います。眼鏡が原因で眩暈が起きるのではないかとも思っていたのですが、眼鏡を作り替えたばかりの今、それは違うことがわかりました。
薬剤師さんは、とにかく疲れないようにすること、体を休めることが難しい場合でも、強いてたびたび体を休めるようにしたほうがいいとおっしゃいました。寒い時期、外出時に起きやすい狭心症の発作については、なるべく着こんでいくようにして予防に努めてくださいとのこと。また、ニトロのテープを貼っていくのもいいでしょう、とのこと。
若い男性の薬剤師さんでしたが、終始温かくアドバイスしてくださり、嬉しく思いました。椅子から立ち上がろうとしたとき、「発作が起きると、怖いでしょう?」とおっしゃって、「怖いです。わたしくらいの程度の発作では大袈裟かもしれませんが、少し強いのが来るともう怖くて……今にも死ぬかと思ってしまいます」というわたしの言葉に、深くうなずいて「わかります」とおっしゃり、力づけるようにこちらの目を見つめてくださいました。
思わず、涙ぐみそうになりましたよ。優しい薬剤師さん、ありがとう。
オーバーワークのあとで必ずといっていいように起きるようになった眩暈……メニエールが原因かどうかはやはり、はっきりさせておきたいところ。億劫だけど、耳鼻科を受診しようかなあ。が、そのためには循環器科に再び出かけて先生に紹介状を……と思うと、ますますもって億劫……。
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