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2006年12月15日 (金)

ムンクの『叫び』はもしかしたら…。ヘルマンくん再び。

  ムンクの『叫び』はもしかしたら、メニエール病患者の発作時を描いたものなのでは……?  と、最近眩暈に悩まされがちなわたしは思ってしまいましたが、違うんでしょうね、きっと。

 昨日家族で買い物に出かけたのはいいけれど、デパートにいたうちから気分が悪くなり、腰から背中にかけてだるくてたまらず、夕飯は家の近くにある「バーミヤン」で済ませ、すぐに寝ました。

 今朝もまだ回復せず、今日一日寝ていて、午後、夕方に近くなって起き、慌しく端折って家事を済ませました。夫は大抵帰りが遅く、娘も今日は仕事帰りに公文のSRS(英語の長文速読、速解)に行く日なので、帰宅は遅いでしょう。

 昨日は娘とデパートのペットショップで、前にはわたし1人で見た亀を見ました。もう飼う気はほぼなくなっていたのですが、見ているうちに思いを掻き立てられてきて……。同じヘルマンくん(ちゃん)はまだいました。ああヘルマンくん(ちゃん)! 他にはロシアリクガメとインドホシガメがいました。

 どれも見せて貰いましたが、やはりヘルマンくん(ちゃん)がわたしには一番可愛らしく、賢く見えました。緑の葉っぱを1枚くわえていました。ヒガシへルマンリクガメで、「イソップ物語」の中の『ウサギとカメ』のモデルだともいわれている亀です。

 そのヘルマンはまだベビー亀で、オスかメスかもわからず、大きくなっているインドホシガメくらいにはなると聞き、結構大きくなるんだなあと思いました。いきなり大きなのを見ると、ちょっとグロテスクに感じるくらい……。厚みが半端ではありません。小型車が装甲車くらいにはなるという感じ。。。

 でも、マンションで飼えないことはないそうで、大人になってもこれで大丈夫という飼育ケースが半額以下になっていました。ペットショップのおばさんがインドホシガメを温浴してみせてくれて、そのときに怒ったインドホシガメがおしっこをしたので、陸亀のおしっこがどんなものかはわかりました。

 白い尿酸も見ました。これを排泄しないと、結石になるそうです。色々なことを教わり、ますますほしくなりました。容貌には個体差があり、ヘルマンくん(ちゃん)はいい顔をしているとペットショップのおばさんはいいました。

 つぶらな目をしている、とおばさんとふたりでヘルマンを賛美していると、娘はハムスターのほうを見ました。ハムスターと比べるのは酷です。が、娘は「ハムスターみたいにやわらかくない、温かくない」などといいながらも、亀に少し気が向いてきた様子。

 わたしが飼うつもりはないというと、「え、飼わないの?」と残念そうにしました。娘の気持ちを代弁すれば、自分からすすんで飼う気はないけれど、家にいるのはまんざらでもないといったところでしょうか。

 夫はわたしたちがデパートにいる間は、お気に入りの喫茶店(中年客が多い、落ち着いたムードの喫茶店)にいたのですが、亀の話をすると、「飼ったらいいやん」と乗り気でした。が、基本的に、夫は熱帯魚だけを自分のペットとしています。

 夫は、わたしが亀の面倒をみられないときなんかは、自分がみてもいいとはいってくれました。家族の反対の中では飼えませんが、こうして亀を迎えるムードは整ってきました。でも、やっぱり、自分の体調を思うと、自信がないなあ。

 ネットで見ると、飼いかたは易しいようでもあり、難しいようでもあり、個体差もあって、すぐに死んでしまう場合もあるようです。こうした亀はワシントン条約で保護されているくらい、貴重な生き物です。飼い主には特別の責任が求められるでしょう。 

 飼うのは無理と思いながらも、陸亀を診てくれる動物病院のことまで訊いたりしました。犬猫専門病院は別として、今は大抵の動物病院で診るそうですが(電話で確認したほうがいいとのこと)、ここは絶対に診てくれるという病院は市内に1軒、隣の市に1軒あるとのことです。

 またしばらくは、亀のことで悶々としそうです。そうこうするうちに、あの可愛いヘルマン、売れてしまうかもしれませんね。

 それからこれはお詫びですが、このところ「本日の俳句鑑賞」の更新が滞っておりまして、申し訳ありません。毎日、何人かがお見えになってくださり、嬉しくて、更新は今後も続けたいと思っています。(06.12.15 19:30)

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