昨日の夕飯(ボルシチ)
昨日の夕飯は、ボルシチ、目玉焼き、たたききゅうり(きゅうりをたたいて少しひび割れさせ、乱切りにして、ごま油、しょうゆであえ、粉末唐辛子を振る)でした。
よく行くスーパー「マルキョウ」でビーツを見つけ、ボルシチを作ってみたくなりました。
見かけは泥のついた芋という感じで、長野産でした。ビーツは砂糖大根の仲間で、色素は天然着色料として使われることもあるそうですが、初使用してみて、さもありなんという印象でした。
泥だらけの皮をむいてびっくり。透明感のあるワインレッドをした体があらわれました。ビーツ嬢をズッキーニ氏と一緒に記念撮影。。。
綺麗……と、ビーツの美しい色にしばらく見とれました。皮をむくそばから、紅い色が手につきました。水で洗ったらすぐに落ちましたけれど、服についたらどうなのかしら。ビーツを千切りにしていると、夫が帰宅しました。
「これ、何だと思う?」と訊くと、「肉! クッジラかな」ですって。今どき鯨なんて、めったなことでは俎板にのりゃしませんよ。でも、本当に鯨の赤身に似た感じで、ただやはり色合いに透明感のあるところが違います。
ネットで調べたところ、ボルシチの材料、切りかたなどは地方によって、また家庭によって様々なようでした。
共通項は、ビーツとサワークリームを使うところらしいです。
わたしはネットで閲覧したいくつかのサイトを参考に、適当に組み合わせて作ってみました。肉はシチュー用の牛の角切りです。
肉は塩コショウして炒め、白ワインを振って、水を入れ、月桂樹の葉を加えて弱火でやわらかくなるまで煮ました。千切りにしたセロリ、にんにく、玉ねぎ、にんじん、ビーツを炒めて鍋に加えて煮、さらに千切りにし炒めたキャベツとじゃがいもを加えて煮、塩コショウで味を調えました。
サワークリームがありませんでしたが、ヨーグルトと生クリームを半々ずつ加えて合わせればサワークリームになるそうなので、そのようにして作ったものを仕上がりにのせました。
美味しいだけでなく、赤ワインのような色彩も楽しめ、家族に大好評だったボルシチでした。ビーツの缶詰を常備しておけば、気軽に残り物の野菜や肉を使ってだって作れます。ボルシチは、わが家のこれからくる冬のメニューのレギュラーになりそう。
バターも小麦粉も使わなかったボルシチは意外なくらいにあっさりとした味わいで、サワークリームの爽やかさとこくが本当によく合いました。
そのうち、パンを手作りして、ボルシチと一緒に食べたいなあと思います。同人雑誌への作品提出が無事に終ってからの話ですけれど……ひと月もないのに、ずっと先に思える……。シフォンやマフィンも作りたいけれど、我慢しているのです。。。
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