昨日の夕飯(サワラ料理、かきのクリームスープ)
昨日の夕飯は、サワラの香草焼き。かきのクリームスープ。それから、インスタントの素を使ったもので、カレー風味のまぜごはんでした。
昨日は、買い物に失敗した感のある一日でした。事は、瓶詰めのオリーブピクルスを買っておこうと、昨日が最終日だったデパートの「イタリア展」に寄ったことから始まりました。本当は、寄る予定ではなかったのです。
閉まる時間が迫っていたせいか、生ものはおおかた半額になっていました。瓶詰めは安くはなっていませんでしたが、それでも普通のときに買うよりは安いのです。
オリーブピクルスを2瓶買い、半額になっていた中から、サラミ、芽キャベツをつい買ってしまいました。それからイタリアのお菓子――スナックも2袋買いました。芽キャベツとお菓子は好奇心からです。この中でお買い得だった……とあとで思ったのは、意外にもスナックでした。
地下に下りると、銀ダラの西京漬けが安く出ていました。2週間前にも買ったので迷いましたが、たまたまこのあいだと今安いからといって、頻繁にそうだというわけではなく、全然見かけない時期さえあるので、あの美味しさを思い浮かべ、買いました。
売り場の人は、漬け込んだばかりなので、日を置いてからのほうが美味しいといわれました。5日は冷蔵庫で持つということなので、何か別の魚も買うために、奥の魚屋さんに行きました。
買い物に出ると疲れるので、その日のメインには皿に移し換えればよい刺身のパックを予定していたのですが、手頃なものがなく、サワラを買いました。加熱用のかきも安かったので、ほうれん草とかきの中華風炒めを思い浮かべ、これも衝動的に買いました。
この時点で、予定していた3日間のメニューがぐちゃぐちゃになりました。うまくメニューがまとまらないまま、野菜コーナーでローズマリーを見、サワラを香草焼きにしてみようと思い立ちました。これも、好奇心からです。
おなかにニンニクを詰め、すずきにローズマリーをのせてオリーブオイルを回しかけ、オーブンで焼いたイタリア料理を書店で見た記憶があったのです。それをサワラでやってみることにしました。そして、ローズマリーに気をとられ、ほうれん草を買い忘れたのですが、そのことに気づいたのは帰宅してからでした。
翌日の肉料理にはロールキャベツを予定していたのに、芽キャベツを衝動買いしてしまって、家族をキャベツ攻めするのもどうかと思われ、が、とりあえず合い挽き肉を買いました。合い挽き肉は安いし、ハンバーグ、コロッケ、オムレツ、肉だんご……玉葱と卵さえあれば、何か形にはなるからです。
小さな衝動買いを重ねたために予定が狂い、頭の中が混乱したまま帰宅しました。
サワラにセロリ塩とコショウを振り、みじん切りにしたニンニクを散らして、オリーブオイルを回しかけました。そしてローズマリーをのせ、オーブンで焼きました。
ローズマリーの匂いって、松の香に似ていません? サワラを焼くと、松に似た香りが部屋中に漂いました。とても強い清涼感のある香り。
でも、ネットで調べてみるとシソ科なんですね。若返りのハーブとして知られ、ファラオの墓からも発見されているとか。肉が腐りにくくなり、臭みがとれ、さっぱりと胃もたれしにくくなるということです。
本当にそう! 夫がしきりにさっぱりしているといいましたが、ハーブ効果だったんですね。このあとでご紹介するかきのクリームスープも、バターと生クリームを使ったのに、セロリをたっぷりと使うせいか、かきの臭みがなく、どぎつい感じがありませんでした。
サワラはオーブンで焼いたので、ほくほくした感じに仕上がりました。
芽キャベツはゆでて、ニンニクとバターで炒めました。ゆでた段階で味見をしてみたら、ほのかに苦味がありました。ネットで調べると、寒さを越えたものは甘みが出てくるそうです。正直なところ、わたしはあまり美味しいとは思いませんでしたが、栄養価は高くて、加熱してもほとんど壊れないとか。
かきのクリームスープをNHK「きょうの料理」ポケットシリーズから、かいつまんでご紹介します。ほうれん草を買い忘れたので、生クリームの残りを使って、かきのクリームスープを作ることにしたのです。
4人分16粒のかきは熱湯でサッとゆで、1つを2~3つに切り、白ワインカップ1/2で30分煮る。じゃがいも中1個は薄切り。
鍋にバターを溶かし、1/4個をみじん切りにした玉葱、1/2本をみじん切りにしたセロリを入れて炒め、小麦粉大さじ3を加えてさらに炒めて、スープストックカップ5でのばす。
煮立ててじゃがいもを加え、柔らかくなるので煮る。かきを加えて似立て、塩コショウで調味。生クリームに卵黄1個分を混ぜ、撹拌しながら加える。器に盛って、刻みパセリを振る。
これは、賞味期限が気になり、早く使いたかった(といっちゃ、悪いけれど)まぜごはんの素で。。。
便利だけれど、やっぱり手作りが美味しいかな。
長くなりましたが、最後に、イタリアのスナック菓子『レオナルズクラシック』(輸入者:(株)巴商事)をご紹介。
お皿に盛った、これはベーコン風味。ベーコンの味がしっかりついています。おつまみにぴったり。
いずれも味が濃く、大人向きのお菓子で、子供には向かないでしょう。
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