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2006年10月10日 (火)

悪夢&メッセージ

 夜、いつものように2~3時間くらい寝たところで目が覚め、その後は眠れず、ひとしきりブログの更新ハムスターの可愛い写真付記事をしたり、テレビで北朝鮮の核実験に対する海外の反応を見たりして過ごした。

 朝、燃えないごみを出す日だったので出し、あとは洗濯をしたり、トイレ掃除をしたりと、午前中済ませることにしている家事を済ませ、10時頃に布団に入った。2時間程度眠る予定だった。そして、夕方疲れがひどければ30分から1時間横になって過ごすというのが、わたしの一日の過ごし方の平均的パターン。

 午前中の眠りの中で夢を見、いくつかの場面が移り変わり、夢の中で映画を観ていた。そのうち、自分が映画の中の登場人物になっていて、役者だという自覚がある。

 突然、胸に杭を打ち込まれたような強烈な痛みを覚え、苦しくてたまらなくなる。わたしはいつのまにか側にいる友人に、「ねえ、これって映画よね。実際には撮影はもう終っていて、こんなシーンも過ぎ去ったことなんでしょ? この痛みも……ああでも、痛い!」ともがく。

 友人は軽くうなずくようにしながら、見守るように側にいるだけだ。苦しさがひどくなるので、仮にこれが過ぎ去ったことだとしても我慢ができないから、人を呼ばなければと思う。だが、声が出ない。夢の中でもがきにもがく。

 そして、目が覚めた。実際に眠っているあいだに狭心症の発作が起きていたらしく、痛みの名残があり、圧迫感が残っていて、苦しかった。左腕も少し痺れていた。

 わたしの狭心症は安静時に発作が起きる冠攣縮性狭心症なので(ただ、労作時にも起きることがある)、睡眠中にしばしば発作が起きることがあるのだ。

 そんなときは、夢の中で、あまりの苦しさに目が飛び出そうになったところで目が覚める。目覚めた時点では、夢の中で感じたほどのことはないのだが、どの程度の発作が起きたのやら、いつか記事で書いた度合いの発作が起きて、おさまりかけたときに目覚めたのかもしれない。

 普段は目覚めがいいほうなのだが、夢で発作が起きたときは極端に悪く、まるで麻酔でもかかったように容易に目が覚めず、目覚めてもしばらくは朦朧としている。ニトロですぐに楽になれるというのに、首から下げているニトロ専用ペンダントのことを思い出せないどころか、この世にニトロというありがたいものがあることすら忘れてしまっている。

 どうにか目が覚めてニトロのテープを貼ったが、なかなか圧迫感、左手の痺れがとれなかった。次いで舌下錠を使い、ようやくおさまった。テープはまだ貼っている。24時間効くテープなので、明日まで持つが、わたしはだいたい6~8時間で剥すことが多い。テープは小さいが、結構かぶれる。

 ここまで恐怖に駆られる発作はめったに起きないのだが、何しろ発作の発端が夢の中であるだけに、全貌がつかめない。そのことが不安につながる。睡眠中に致命的な発作が起きて、悪夢にもがいたまま、家族を呼べず、ニトロも取り出せないままで、死んでしまったら――と、怖ろしくなるのだ。

 ここ数日調子が悪いので、むしろオペラに行く日は快調かもしれない。膀胱炎も、今一つすっきりしないが、よくなった。

 ここでメッセージですが、アクセス解析によると、わたしのブログに心臓に不安をお持ちの方々がたびたびお見えのようです。『日本心臓財団』というありがたいホームページがあるので、閲覧をおすすめします。その中の心臓病に関する質問と回答集(検索)(セカンドオピニオン集)には様々な症例が集められていて、参考になること請け合いです。
 落ち着いて、辛抱強く、頭を働かせて、病気と取り組みたいですね。自分が自分の名ドクターになれるように、注意深く、果敢でありたいものです。
  

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