初シフォンケーキ
型からはずすのが難しいですね。竹串があったので、外側と内側の円をはずすのはうまくいったのですが(とはいえないか)、底の部分をジグザグのパンナイフで不器用にぐさぐさはずしていったために、頭の部分が傷ついてしまいました。パレットナイフ、あったほうがいいですね。
それにこれ、メレンゲ作りが重要そうで、手動だと苦行に近い作業になりそう。ハンドミキサーを買ってよかったと思いました。わたしが買ったのは3,000円弱の製品です。もっと値の張るものもありましたが、充分使えます。
本当によく作ろうと思えば難しいのでしょうが、ほどほどでよければ、簡単に作れるだけでなく、とっても美味しくて、感激です。ペーキングパウダーは使いませんでしたが、メレンゲの力でこんなにふくらむんですねえ。
底の部分はカステラのように芳ばしくて、中のほうはふわふわしっとりしています。何て優しい味わいなの! もう虜になりました。
夫が帰宅して食べるのを楽しみに会社に出かけていったけれど、うーん、それまであるでしょうか? もう一つ作る? 何てことを考えてふと、今日が循環器科の受診日だったことを思い出しました。
ケーキなんて作っている暇はないのに、もうだめ、シフォンの虜です。今日は娘が休日で、まだ寝ているのですが、びっくりさせようと思って、わざと早いうちに作ったのでした。
これなら、娘のブランチにもよさそうです。サラダ、コーヒーと一緒に、シフォンのブランチ。
次回はバナナシフォンケーキを作ってみようかしら。コーヒーストライプのシフォンケーキなんてのもすてきですね。本当は、まだまだ基本のシフォンで勉強すべきなのかもしれませんけれど、本の写真を見てうっとりとなってしまって……。
下井桂子著『シフォンケーキ 21のバリエーション』(文化出版局、1996年)という親切な本を見て作りました。本体価格1,380円でした。