危うし…コットン&下手な詩
ベランダに置くと、茶色に変色してきて、やつれ、危うし……となってしまう、うちのコットン。
うちのコットンに危機があったことが、写真からわかっていただけると思います。
室内に戻したとたん、枯れ、萎れていた葉も見る見る力を取り戻して、左の写真のように反り返りました。真ん中の写真は上から写したもので、新しい葉と一旦萎れかけて元気になった葉がまじっているのがわかります。
コットンボールは大丈夫でしょうか……心配です。室内の日の入る場所に置いて、様子を見ていこうと思います。
コットンの元気な葉の緑色は、何ともいえない美しさです。眺めていたら、下手な詩ができました。
茶に変色し、萎れかけていた葉が、張りを取り戻した。
葉は、自信を回復し、生きる力の芳香を放つ。
反り返るほど力を得た葉は、空間を緊張させ、
羽ばたこうとしているかのようだ。
わたしの日々の想いも、部分的な死と再生を繰り返しながら、
心の空洞に、命の香りを放つ。
みずみずしい葉は、空間を生気づかせ、空間を飾る。
わたしの想いは、空間を濁らせたり、きよめたりしながら、
どんな花を描き、どんな実を結ぶ……?
葉は、思想を取り戻したかのように、落ち着いている。
外の世界の何が、葉のおまえには耐えがたかったのか?
なまの光と風は、室内には訪れない。
葉は、生と死の只中で均衡を保ち、みどり色に満ちようとしている。
日に焦げ、萎れかけた葉は、
日々のわたしの幼稚な苛立ちにも、悔いの涙にも、
萎れることはしない。
あふれる生気でわたしを招くので、わたしは見つめ、
葉とわたしとは、静けさを分かち合う。
いやあ、下手糞ですな。ずっと詩は書いてなかったもので……。尤も、書いていたときも下手だったけれど! 詩に呆れて枯れたりしないでね、コットン。それにしても、想像していたよりも、コットンは繊細なようです。注意して見守っていこうと思います。
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