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2006年8月 7日 (月)

しっとりした情感を描いてみたい&昨日の夕飯

  早くも習慣になってしまったようで、ついご報告したくなります。昨日の夕飯は、チャーハンでした。それに、きゅうり・かまぼこ・大根の酢の物、しらたき・油揚げ・小葱の味噌汁でした。

 買い物を頼んでいた娘が明日からの4連休に備えて残業となり、買い物が無理となったので、冷蔵庫に半端に残っている野菜を使ってチャーハンを作ることしたのです。

 幸いベーコンがありました。キャベツは沢山、サラダにするには量に乏しいレタス、マッシュルーム、絹さや、頼みのベーコンが材料です。塩だけで味つけしました。夫は外食のチャーハンは脂っこいといって嫌うのですが、このあっさり塩味のチャーハンは「美味しい、美味しい」といって、どっさり食べます。

 夫はかなり痩せているのですが、小食ではありません。年とってきて、馬鹿食いはあまりしなくなりましたけれど。痩せてはいても、学生時代から体重も体形もそのままなので、まあ代謝は安定しているということなのでしょう。

 でも、痩せている原因の一つはたぶん、煙草です。少しのあいだでしたが、禁煙したら、とたんにふっくらとなってきましたから。でも続きませんでした。健康のためにも、やめてほしいのですけれどね。

 わたしのおなかはぽっこり出ていて、娘が洋梨とかキューピーとかいって、からかいます。いわゆる中年太りです。上着など使って、おなかを隠すのが大変。同人誌の主幹は情念を描くように助言してくださいますが、こんなおなかで、そんな想像力がわくと思いますか?

 でも、昔のロードショーなど観ていると、案外名優と呼ばれたような女優さんは中年ですよね。女優さんだから、プロポーションは普通の女性に比べたらいいに決まっていますが、それでも、じっーと見ていると、案外腰のあたりは豊満、腹部あたりはふっくらだったりします。

 昔の映画に露骨なシーンが少ないのは、若いスリムな女優さんではなく、成熟した大人のムードを出そうとして中年の域にいる女優さんを使っているために、露骨にしたくてもできない事情があったのかもしれません。

 わたしも、あまりベッドシーンは書きたくありませんが、しっとりとした情感は描いてみたいと思っています。

 この国には今、大人のためのしっかりとした文学作品が少ない気がします。昔の作家のものやエンター系のものはあっても、シックな香りのする重厚なタイプの文学作品というと、あまりに乏しい……。中高年人口は膨らむ一方なのだから、純文学界も、若い作家や若向きの小説ばかりに花をもたせるのは、賢くない気がしますけれど。

 さて、つべこべいってないで、伊万里へ、鍋島藩秘窯の里へ出かけるとしましょう。そこで書きたいと思うだけの刺激が得られるかどうか……何だか怖い。

 連載小説の更新はできないこともないのですが、この先の原稿にちょっとひっかかるところがあって、伊万里から帰ったあとで、ゆっくり再考してみたいのです。ですから、「あけぼの――邪馬台国物語」の更新は、早くとも、10日以降ということになります。ご了承くださいませ。

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