デップ様!
注文していた「ジョニー・デップ フォトバイオグラフィ」(ニック・ジョンストン著、菊池由美訳、小学館プロダクション)が来た。
書店勤めの娘が本を抱えて帰ってきたとたん、体調が悪くて横になっていたのが、飛び起きてデップ様を出迎えた。
これまでの彼の歩みが語られる中に、写真が挿入されている。何より好きな顔を見る。観る。視る。
駆け出しの頃の写真は、意外にも、のっぺりとした顔に見える。単調な顔だ。その理由はすぐにわかった。童顔なのに、えらが張っていて、鼻があまり高くないからなのだ。かなり東洋的な顔に見える写真もある。母方にチェロキー族というインディアンの血が混じっているというが、なるほどと思わせる。
彼には低迷していた時期があったようだが、それは彼が自身に自らの流儀でアレンジを加えていく過程を必要としたからではないだろうか。
えらに軽くかかるくらいの髪、眼鏡、口髭と頬からの顎髭、ワイルドな、もしくはちょっぴり妖艶な化粧。そんなアレンジが彼の顔には似合う。俳優としての彼の歩みは、そんな役柄を見つける険しい過程でもあったに違いない。
今日は疲れたので、これだけの発見に満足して、オシマイ。睡眠をとってから、また本のデップ様に会いに行くつもり……。
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