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YouTubeチャンネルで、文学動画を公開中です。
MAKI NAOTSUKA(聴く文学エッセイはいかが?)

文学修業の痕跡(サイト『文学賞の世界』を参考にさせていただきました)
 賞関係
●1998年11月、第15回織田作之助賞「救われなかった男の物語」最終候補
●2000年01月、第30回九州芸術祭文学賞「ブラック・コーヒー―文学賞の舞台裏―」地区優秀作
●2002年01月、第32回九州芸術祭文学賞「女であることの可笑しみ」地区優秀作
●2006年03月、第22回織田作之助賞「台風」最終候補
『文學界』同人雑誌評で言及された作品 
●2006年10月、「台風」『日田文學』53号(大分県日田市)
●2008年07月、「侵入者」『日田文學』56号(大分県日田市)ベスト5

ライン以下に、バックナンバーへのリンクがあります(最古記事及び1月の記事のみ)。

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2020年7月15日 (水)

創作予定の変更。田中保善氏の愛読書。パンみたいな?

このタイトルで書き出したところ、ちょっと動画の宣伝をしておこうと思い、そうしたら、話が逸れて、すっかり神秘主義的話題になってしまったので、それは別記事にします。

萬子媛をモデルに三つの作品――童話、新作能、小評伝――を執筆する予定で、最初に童話を書くつもりでしたが、考えが変わり、新作能から入ることにしました。

お試しに短い歴史小説にしてみたときもそうでしたが、なぜか全く書けず、説明の羅列のような作品になってしまったのです。こんな失敗は初めてでした。童話も、異様にハードルが高い。説明の羅列のような童話になりそう。

言い訳になりますが、わたしの作品って、別にそんな風ではないのです。一応まともな小説、童話を書いてきたはずでした。

なぜ調子が出ないのか、書けなくなってしまうのか。その理由にようやく思い至りました。それは、モデルが神様だからだと思うのですね。

神様にふさわしい形式があるとすれば、それは能以外にないのではないでしょうか。能であれば、わたしの想像の中に前シテ、後シテの姿で萬子媛が御姿を現してくださるのです。

前シテは尼僧でしょうね。そして後シテは神々しい神様そのものの御姿。

で、舞台を設定しようとして、やはり田中保善氏の御著書『泣き虫軍医物語』(毎日新聞社、1980)の中のいくつかの場面をモチーフにさせていただきたいと思い、再読して、この本の感想を書いている人はいないだろうかとググってみたところ、何と、この本のあちこちが「日本軍慰安所マップ」というサイトのマップ作成の資料とされていたのを発見したというわけでした。

それで、前記事を先に書いたのでした。

これほど豊かな内容の戦争体験記を読みながら、あんなことに利用することしか考えない人がいるのですね。

そして、今度は、僧侶が書いた戦争体験記がないかググってみたくなりました。複数出てきましたが、内容紹介文を読む限りでは、一般人のものと大差ないと感じさせられる、興味の湧かない著書ばかりでした。

田中氏の読書遍歴は興味深く、一冊一円の円本全集で、日本文学全集、世界文学全集、哲学概論、カントの純粋理性批判、実践理性批判、ヘーゲルの観念論的弁証法など読み散らし、マルクスなんかも勉強したそうですが、弁証法に唯物論を結びつけた唯物弁証法にはどうしても納得できず、どうしてもマルクス主義を全面的に肯定するまではいかなかったそうです。

カウツキーのマルクス資本論解説を翻訳した白柳舟湖氏が『民族日本歴史』を出版し、田中氏は舟湖史学に魅せられたとか。

日本民族が封建時代から資本主義社会に移行して、資源と販路を大陸と大陸住民に求めて進出するのが、歴史的必然とする舟湖史学にすっかり共鳴してしまった。白人に侵略され、搾取されているアジアの諸民族の現状を座視できず、白人に代わって新興の日本民族がアジアを指導し、大東亜共栄圏を建設するのも当然であると考えるようになっていた。
 かくて日本民族の資本主義発展のために、国民は犠牲になって生命をなげうって奉仕せねばならぬのも必然であり、つまり我々国民は日本民族発展のために生命を捧げねばならない。死の覚悟を必要とする。それで私は死を恐れないようになるために宗教に走った。親鸞の『歎異抄』、『碧巌録』、『無門関講和』、道元の『正法眼蔵』等が愛読書となり、通俗仏教も多数あさり、なんとかして死の悟りを開きたいと模索し、仏教的な悟りについて知識は一応得られた。だが実際に戦場では夢中で衝動的な行為を繰り返していたが、部隊長の話相手になる時は、その知識が役に立ち、立派な言葉が出てきて部隊長に気に入られ、精神的な面では双方意見が一致する点が多かった。(田中,1980,p.95)

日本人の大陸進出にマルクス主義の影響が皆無とはいえないようですね。この点を左派はご存じ?

話が合った部隊長とは、日本史の話から戦国武将の話、長篠の戦、田楽狭間の戦の正確な戦史、孫氏の兵法、クラウゼウィッツの戦争論や万葉集の防人の歌等、話題に事欠かなかったようです。

日本兵が強姦と殺害にしか興味がなかったかのように捏造した連中を、わたしは決して許さない。その連中がそうだから、他人もそうだと思うのでしょうよ。

最後に、パンみたいなものを流れてきたツイートからご紹介。

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2020年7月14日 (火)

驚き桃の木山椒の木の慰安婦問題(14日朝に加筆、赤字)

感銘を受けた戦争体験記から、「日本軍慰安所マップ」というサイトにおけるマップ作成の資料として何箇所も引用されていて、驚いた。

日本には当時、公娼制度があった。民間業者により報酬が支払われていた。

日本軍の慰安所に入れられた女性も強かんされた女性も、性暴力被害という意味では同じ」という定義は、公娼制度自体を戦後フェミニズム史観で断罪しているようにも思える恣意的定義である。

いずれにしても、「慰安所に入れられた」という強制性を明確に打ち出したこの定義に、商売色濃厚な引用箇所が当てはまるとは思えない。

小説、映画、オペラから娼婦を排除すれば、これらの分野自体が成り立たなくなるといってよいくらい、娼婦は芸術作品によく登場する。アレクサンドル・デュマ・フィス『椿姫』、永井荷風『墨東綺談』……村上春樹の小説なども、わたしは娼婦文学の一種と考えている。

以下の論考は、娼婦問題の複雑さを的確に捉えていると思うので、引用する。

セクシャルハラスメントは、権力関係をたてに他者の身体を不法に搾取する行為であり、その権力関係によって相手の自由意思を封じ込めてしまう暴力性を孕んでいる。セクシャルハラスメントが問題視されるようになったのは、ごく近年のことであるが、他者の身体を搾取するという行為そのものは、はるかに古い歴史を持つ。なかでもアメリカで文字どおり身体が搾取され、二十世紀初頭に「白い奴隷」と呼ばれたのが娼婦である。北アメリカ大陸における娼婦の歴史は、植民地の誕生とともに始まるが、その存在が人々の注目を浴びるのは、人口が都市に集中化する十九世紀後半のことである。娼婦を男性の性的欲望の対象となる抑圧された性奴隷とみるか、あるいは一個の独立した職業人とみなすかは意見の別れるところであろう。(p.2)

娼婦の歴史は長い。娼婦は単に売春を行う者というだけでなく、「神殿の娼婦」「色恋の女神」「漂白の聖者」など国により文化によって異なる多彩な役割をになってきた。(p.14)

辻本庸子. アメリカ文学における女性像 : 二つの娼婦物語. 神戸市外国語大学外国学研究. 2004-03-31, 59, p.157-415. http://id.nii.ac.jp/1085/00000676/, (参照 2020-07-13).

芸術作品に娼婦がある輝きを帯びて登場することがあるのは、引用にあるように、娼婦が「国により文化によって多彩な役割をになってきた」ことと関係が深い。

例えば、田中保善『泣き虫軍医物語』(毎日新聞社、1980)から引用された箇所の一つ、以下の文章などは慰安婦虐待の絶好の資料として歓迎されたのではないだろうか。

分院では私が赴任する以前は、クダットの慰安婦の検梅に軍医がいないので、衛生下士官が実施していたが、私が赴任してからも私が多忙なため、従来通り衛生下士官に任せることにした。しかし、クダット飛行場からレイテの戦場に飛行機が出撃する時は、健康な慰安婦が不足すると、病気がある者も黙認して航空兵の接待をさせたと聞いた。(田中,1980,p.99)

「接待をさせた」と書かれているが、文脈を辿れば、強制性を伴っているようには読めない。検梅とは、梅毒に感染しているか否かを検査することであるから、ここでの病気の正体は明らかであろう。そして、接待とは、客をもてなすことである。本来であれば、梅毒に罹患した慰安婦に対して商売禁止にするところを、あえて許可したのである。

なぜ許可したかといえば、おそらく慰安婦が出撃前の航空兵の聖なる慰め手であることを期待されたからではないだろうか。

まず生還を期せない決死の航空戦隊が発進する時は、肌身につける襦袢、袴下は新品を着せて恩賜の煙草を与え、恩賜の酒を飲ませて皆が見送った。(田中,1980,p.99)

このような状況を前にして、残忍な強姦を許すための黙認であったとは思えないのである。それに、日本兵は日本人の慰安婦を好んだようで、朝鮮人の慰安婦(売春婦)が特に多かったようには思えない。台湾、ジャワ島からも来ていたとある。

田中軍医は、千代龍という源氏名のアピナンバーワン芸妓に惚れてしまう(アピは地名)。彼女は真奈木参謀長のお気に入りだった。田中軍医は参謀長の嫉妬を買い、ボルネオ北端のクダット防衛に回された節があった。

戦争末期の戦地ボルネオ体験記というと、悲惨な場面の連続かと思いきや、場所により、状況により、危険度は様々で、日本軍が可能な限り規律正しい、文化的な生活を心がけていた様子が窺える。

前年の10月に連合軍がレイテ島に上陸、比島(フィリピン)が占領されるという戦局の悪化する中で迎えた昭和 20 年元旦、流行性肝炎にかかって寝込んでいた田中軍医の病気は軽快した。当番兵達がヤシやバナナの葉等で宿舎の前に門松を立てて常夏の正月を祝う場面は、印象的である。

慰安婦問題の問題点は、論文からの引用にあるように、「娼婦を男性の性的欲望の対象となる抑圧された性奴隷とみるか、あるいは一個の独立した職業人とみなすかは意見の別れるところ」なのだが、前掲サイトは当然のように前者の側に立ち、どのような権限でか、日本軍をひたすら断罪する。

パンパンといわれた在日米軍将兵を相手にした街娼(私娼)が、米軍に損害賠償の請求をしたという話は聞かない。断罪するのであれば、明らかな性犯罪者を戦勝国、敗戦国の区別なく、断罪すべきだろう。韓国のライダイハン問題は解決済みなのだろうか。

第一、慰安婦の定義がどうであれ、日韓基本条約の締結で、全て解決済みであるはずのことなのだ。

最終的に両国は、協定の題名を「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」とした。この協定において日本は韓国に対し、朝鮮に投資した資本及び日本人の個別財産の全てを放棄するとともに、約11億ドルの無償資金と借款を援助すること、韓国は対日請求権を放棄することに合意した。

「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2020年7月10日 22:46 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org

そもそも、慰安婦問題が発生したのは、1983 年に吉田清治氏の証言を朝日新聞が採り上げてからで、その朝日新聞は 2014 年 8 月 5 日に吉田証言を虚偽と認定して記事を撤回したはずである。

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2020年7月 8日 (水)

深夜 5 本の緊急エリアメール。9本目の文学動画をYouTubeにアップしました。今後の創作予定。

あなた様がお住まいの地域の天候は如何ですか?

こちらは小康状態といった曇り空ですが、まだ油断できないようです。

深夜、けたたましいスマホの音。娘のスマホです。少し遅れて、わたしのガラケーにも緊急エリアメールが届きましたが、音が低めです。午前 0 時すぎに立て続けに 5 本ものメールが届いて、そのたびにドキッとしました。

  • 00:03「警戒レベル 4 避難勧告発令」
  • 00:12「警戒レベル 4   相当 大分川で氾濫のおそれ」
  • 00:38「警戒レベル 4 避難勧告発令」
        祓川が氾濫するおそれのある水位に到達したため、……
  • 00:43「警戒レベル 5   相当 大分川で氾濫が発生」
  • 00:49「警戒レベル 4 避難指示(緊急)発令」

一級河川の大分川が氾濫し、祓川が氾濫するおそれのある水位に到達といった内容の避難情報、避難勧告→避難指示(緊急)発令でした。

幸い対象校区、対象自治区には入っておらず、洪水には耐えられそうなマンションの上階に住んでいるので――地震のほうが怖い――、家でじっとしていました。

民家住まいの娘の書店時代からの女友達が電話してきて(ご主人は単身赴任で不在)、避難を迷っているとのことでした。彼女には車がありますが、猫がいます。彼女が避難を迷っていたのは、避難指定先の学校を地図で確認すると、氾濫の危ぶまれる川下に近く見えたからでした。

そういう事情を聞けば、うちに避難していただきたいと思いましたが、彼女の家からはかなり距離があり、途中が心配です。娘は、連絡先に問い合わせてみてはどうかと返信していました。

その後、雨音が聴こえなくなり、新しい緊急エリアメールも届きませんでした。

娘の女友達は、水位が下がる午前 3 時くらいまで、学校に避難していたそうです。猫と一緒に。

大分川は由布市で氾濫し、被害をもたらしました。以下のツイートのような状況だったようです。

朝、大分市内の大分川の写真をツイートなさっていたかたがありました。川は、比較的落ち着いて見えます。濁流ですけれど。今夜降らなければいいのですが。

避難勧告から緊急性の高い避難指示まで 46 分。避難の判断は避難勧告が出た時点で下し、すみやかに避難したほうがよさそうです。

ただ、警戒レベル 4 相当の大分川氾濫のおそれメールと警戒レベル 3 の避難情報メールは、7 日早朝にも届いていました。避難するかどうかの判断は、そのときに下せたでしょう。状況は刻々と変化するので、災害の危険のある間は油断禁物ですね。

あなた様も、気をつけてお過ごしください。 

今、ツイッターをチェックしていたら、アメリカ大使館の異例ともいえるツイートが流れてきました。

加えて、臓器収奪問題もあります。日本も他人事ではありません。「香港国家安全法」、怖ろしい。

話題が変わりますが、文学動画をYouTubeにアップしました。

https://youtu.be/JeV2KgdKF4s
「内側」の拡がりを欠くジブリ映画『思い出のマーニー』
2020/07/05

2 回目のエッセー動画です。

これは Microsoft フォトの機能ビデオ・エディターで作成しました。作成前に再度フォトをリセットしたところ、幸い音のノイズは入っていませんでした。でも、いつそうなるかわからないので、フリー動画作成ソフト「AviUtl」をインストールしたことは過去記事で書きました。

使いかたがおおまかに呑み込めました。

また、何年も新しいKindle書籍を出さず、表紙を作成することもなかったということもあって、フリー画像編集・加工ソフト「GIMP」の使いかたをすっかり忘れてしまっていました。新しいバージョンがわかりづらかったので、これをやめて古いバージョンと入れ換えることも考えつつ、解説サイトに従って動画のサムネイルを作成したら(フリー素材をお借りしたものに、文字入れした程度のことですが)、これの使いかたも、大体、呑み込めました。

フリーのフォントも入れました。

古いバージョンでは OS のフォントフォルダにダウンロードしたフォントを単純に入れるだけでよかったと思うのですが、それでは駄目で、フォントファイルを右クリックして、表示された「インストール」をクリックする必要がありました。右クリック→プレビューをクリックして、表示された「インストール」をクリックしてもインストールできました。

新しいバージョンにフォントを追加できないと書いている人がいらしたので、ちょっと書いてみました。

フリー動画作成ソフト「AviUtl」を使ってお試し動画を作成したいところですが、いつまでも創作入りを引き延ばすわけにはいかないので、萬子媛をモデルとした童話の執筆に入りたいと思います。

普通の短編童話なら最短 1 日でできるのですが、これには難航しそうです。対象年齢を大雑把に決めるだけでも迷います。大人向きの童話にするか、子供向きの童話にするかといった最初の選択すらまだできていません。テーマ、歴史的な背景をどの程度入れるか、舞台の時代設定etc……。

このあと、新作能、小評伝と書きたいのですが、どうなるやら。

動画を視聴してくださるかたが少しずつ増えてきたところなので、今、動画作成をお休みするのはちょっとつらい。萬子媛の童話が仕上がったら、動画にしますね。これも視聴してくださるかたがあればいいのですが。まだ創作に手もつけていないのに、馬鹿ですね。

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2020年7月 7日 (火)

浜川の増水で、祐徳稲荷神社の赤い欄干危うし!  民主党時代のダム建設中止と球磨川の氾濫。

9本目の動画を作成したので、アップしておこうと思いますが、それは次の記事に回して、先に大雨の話題。

昨夜からニュースに釘付けになっていました。九州は大雨によりあちこちで被害が相次ぎ、NHK 地方版はこのニュースで持ちきりなのです。今のところ、大分市内はそれほどでもないと思いますが、大雨特別警報が出ているということで、郷里の佐賀県鹿島市、前に住んでいた大分県日田市の名がたびたび出てきました。

鹿島市には親戚があり、知り合いも多く、また日田市にも知り合いがいますので、心配になります。鹿島市の祐徳稲荷神社のことも心配になりました。

熊本では、亡くなった人も多く、相当に被害が大きいようで、人吉市にある国宝「青井阿蘇神社」の拝殿が床下浸水するといった被害が出たことをニュースでいっていたのです。

それでも、NHK では鹿島市の山のほうで土砂崩れが 1 件あったことを伝えていただけだったので(幸い住人は避難されていて無事だったとか)、町なかは大丈夫だろうと思っていました。

ところが、帰宅した娘が「祐徳稲荷神社の辺りもひどいみたいね」というではありませんか。勤務先で一緒にお昼ごはんを食べていた看護師さんから聞いたそうです。

えっ? と思い、ググると、佐賀新聞に目を疑う写真が……。動画もアップされていたので、貼り付けておきます。

https://youtu.be/EbxyiCSaJVE
佐賀大雨 祐徳稲荷神社前(2020年7月6日)
佐賀新聞[SagaShimbun]
佐賀県鹿島市、祐徳稲荷神社前の映像(読者提供)

勿論、普段は全然違います。

わたしが家族と祐徳稲荷神社に出かけるときは、駐車場からこの赤い欄干のある橋を渡って神社へ入り、参拝するのです。関連記事に出てきた、普段の祐徳稲荷神社の動画を貼らせていただきます。動画の始めに赤い欄干が出てきます。普段はこんな感じです。

https://youtu.be/tWkKNkbVfiI
祐徳稲荷神社と奥の院 2018/06/15

https://youtu.be/yOYET1VjjoE
大雨で氾濫した川の水が流れ込み冠水した門前商店街(佐賀県鹿島市2020年7月6日)
佐賀新聞[SagaShimbun]
大雨で氾濫した川の水が流れ込み冠水した門前商店街=佐賀県鹿島市古枝[2020年7月6日](読者提供)

床下浸水した祐徳門前商店街で、泥のかき出し作業をする人々のニュースも出ていました。

鹿島市では様々な場所で川が氾濫しているというツイッター民の情報にも接しました。普段は穏やかな浜川がこんなになっているのだから、そうだろうなと思いました。

また、今度の大雨では、一級河川の筑後川水系の支流である花月川と玖珠川が日田で氾濫し、被害を出しました。日田は水の綺麗なことで有名です。筑後川の恵みが、凄まじい大雨で、濁流に変わってしまいました。

今夜から明日にかけてはどうか雨が降りませんように、と祈らずにいられません。

それにしても、熊本の被害は大きいと思い、氾濫した球磨川について調べると、球磨川は一級河川というだけでなく、最上川・富士川と並ぶ日本三大急流の一つというのです。

さらに調べると、球磨川をコントロールするために計画されていた川辺川ダムの建設が民主党政権時代に中止になったというブログ記事やツイートが沢山出てきました。ウィキペディアにも書かれています。

川辺川ダム(かわべがわダム)とは、熊本県球磨郡相良村、一級河川・球磨川水系川辺川に計画されているダムである。
対象地域の立ち退き移転先への移転は進んだものの、反対運動や訴訟が左派政党、市民団体と弁護団から起こされ、計画は棚上げにされ続け、2008年に当選した知事が反対表明をし、政権獲得前から反対派を支持し「コンクリートから人へ」の民主党政権によって正式に中止された。
「川辺川ダム」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2020年7月7日 03:48 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org

既視感ありすぎです。過去記事に書いた、八ッ場ダム。八ッ場ダムも民主党時代に事業中止に追い込まれ、危ないところだったのです。

2019年10月13日 (日)
東京を水没から救った二大守護神、首都圏外郭放水路と八ッ場ダム
https://elder.tea-nifty.com/blog/2019/10/post-b275d4.html

川辺川ダムの建設が中止になっていなければ……と悔しい思いです。少なくとも、これほどの被害を出すことはなかったでしょう。以下のツイートに同感です。

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2020年7月 2日 (木)

「ESMA Movies」チャンネルの素敵な CG アニメ作品の数々

YouTube で自作動画を確認していたら、関連動画が表示されるサイドバーに「ESMA Movies」チャンネルで公開されている CG アニメ作品が表示されていました。

興味が湧いたので視聴したところ、映像のすばらしさとストーリーに魅了され、次々に視聴してしまいました。

ESMA Movies
https://www.youtube.com/channel/UCHwI0Krnm0f2JOwAsxh3MBQ

「ESMA Movies」というのはプロの制作チャンネルかと思っていたら、そこで公開されているアニメ作品は、モンペリエ、トゥールーズ、ナント、リヨン、モントリオールに拠点を置く ESMA 芸術職業高等学校(ESMA - Ecole Supérieure des Métiers Artistiques)の生徒さんたちの作品だったのです。

短編アニメ作品とはいえ、完成度の高さ、ストーリーの綺麗さに驚かされました。そう、綺麗といいたくなるような、後味のよさを感じさせるものが多いのです。これらの作品は娯楽アニメではなく、芸術の一分野としてのアニメといってよいと思います。

最初の ESMA 作品には「CG MEETUP」というチャンネルで出合い、タイトルに「by ESMA 」とありました。「CG MEETUP」を見ていくと、日本からアップされた作品にも何本か出合いました。

そうした日本の作品は概ね技術的には感心させられるのですが、ESMA 作品に比べると、内容的に病んでいる印象を受けるものが多く、未来へつながるものの感じられない、索漠とした皮相的なものか、あるいは、やはり未来につながらない現実逃避型の懐古調のものかのどちらかで、暗い気持ちにさせられるものがほとんどなのです。

あいちトリエンナーレ 2019 「表現の不自由展・その後」のような、およそ芸術作品とも思えない日本ヘイト展に公費が支出される事態に美術界が陥っていることを考えれば、もはや日本の芸術――アニメも含む――は反日勢力の利権に利用される分野と成り果てており(「表現の不自由展・その後」には、アメリカで問題となっているアンティファも絡んでいるようです)、ESMA 作品にあるような綺麗な作品は世に出られなくなっている可能性が高いのではないかと思われます。

アンティファについては、過去記事をご覧ください。アンティファは最近またツイッターで話題となっていました。

2020年2月12日 (水)
新型コロナウイルス。日本の病院の中に中国資本のグループと提携する動き。「表現の不自由展」と極左暴力団体アンティファの結び付き
https://elder.tea-nifty.com/blog/2020/02/post-3967c6.html

話題が逸れましたが、 ESMA の話題に戻ります。以下のサイトで ESMA について解説されています。

【ESMA】フランス発のCGアニメ!YouTubeで見られる高校生たちの高クオリティ3D!
https://kini-narunaru.com/8290.html

そのなかで紹介されていた動画を含めて、わたしの視聴したもののなかですばらしいと思った ESMA 作品を紹介しておきます。これらの動画に説明はほとんど不要で、もし詳しいことを知りたくなると、動画の説明欄を Google 翻訳すればいいですね。

CGI Animated Short Film HD "Farewell" by ESMA | CGMeetup
おなかに宿した子を亡くした女性画家の喪失と再生を描いた美しい作品です。
https://youtu.be/GPiGPK3KFc8

Comme un Elephant dans un magasin de Porcelaine - ESMA 2017
高級陶磁器店に珍客あり。陶磁器の質感がよく出ていて、圧倒されます。
https://youtu.be/h_aC8pGY1aY

Origami - ESMA 2012
舞台は日本のようですが、中国のようでもあり、ジャポニスムを髣髴とさせるようなエキゾチックな趣きがあります。折り紙が求道の手段となっているような不思議な雰囲気。
https://youtu.be/WSHJ1R5_faw

Angle Mort - ESMA 2012
国際的な高度セキュリティ機関に雇われた女性の鬼気迫る脱出劇。女性の個性的な顔(顔の骨格が、というべきか)がとても印象的です。
https://youtu.be/zRjt7qgwUfo

The Short Story of a Fox and a Mouse - ESMA 2015
雪原でキツネに追われるネズミ。ネタバレになりますが、心が洗われるような結末です。
https://youtu.be/k6kCwj0Sk4s

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