カテゴリー「おすすめKindle本」の18件の記事

2016年5月22日 (日)

座右の書にふさわしいH・P・ブラヴァツキー『沈黙の声』

過去記事で少し触れましたが、ブラヴァツキーが東洋の古典から英訳、解説した『沈黙の声(The Voice of the Silence)』は、神智学に関心のある人にもそうでない人にも感銘を与える本だと思いますので、改めて邦訳版を紹介します。

『沈黙の声』には三浦関造訳、ジェフ・クラーク訳、星野未来訳によるものがあります。

沈黙の声―密教ヨガ聖典
ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー (著)
三浦 関造 (翻訳)
出版社: 竜王文庫; 第14版 (
2004/06
ISBN-10: 489741038X
ISBN-13: 978-4897410388

沈黙の声 オンデマンド (ペーパーバック)  ※Kindle版も出ています。
H・P・ブラヴァツキー (著)
ジェフ・クラーク (翻訳)
出版社: UTRYU PUBLISHING (
2015/9/3
ASIN: B0156B9RLU

新訳 沈黙の声  Kindle版 
H・P・ブラヴァツキー (著)
星野 未来 (翻訳)
出版社: 星野 未来 (
2016/2/10
ASIN: B01BN85EBM

どれもそれぞれに優れていると思いますが、三浦関造訳は格調高い文語体で書かれています。

ジェフ・クラーク訳は、厳密で堅牢、アカデミックの薫りがします。初心者から高度な知識を求める者にまで対応できるだけの訳者解説、補注、用語解説が手厚く加えられているので、本格的な学習にはおすすめです。

星野訳は、現代的感覚が文章に浸透していて流れるように読めます。音楽的な美しさを持つ星野未来訳は暗誦にもよさそうです。

わたしはクラーク訳と星野訳で読んでいます。

読み始めてすぐに、この本が普通の本ではないことがわかりました。すなわち、人生の後先のこともよくわからず、呑み込めず、腑に落ちないまま生きている普通の人間によって著された本ではないということが……

この先、あと幾生が待ち受けているかはわかりませんが、それらの人生を終え、遂に人間として完成されるときまで指針となってくれるであろうことを、静かな内面の輝きのうちに予感させてくれる本。えもいわれぬ格調の高さで、内奥から歓びをもたらしてくれる本です。

1898年のブラヴァツキー夫人の序文によると、この本の内容は東洋の神秘学徒(星野訳では秘儀の学徒)たちに与えられている本の一つである『金箴の書』(星野訳では黄金の教訓の書)から選び集めたものだということです。

そして、『金箴の書』は『シークレット・ドクトリン』の基礎となっている『ジヤーンの書』のスタンザ(詩節)と同じ叢書の一部ということです。確かに『沈黙の声』と『シークレット・ドクトリン』からは同じ薫りがします。この本は、難解な『シークレット・ドクトリン』を理解する助けともなるのではないでしょうか。

クラーク訳による『沈黙の声』の訳者解説によると、パンチェン・ラマ9世は菩薩道の理想を正しく解説したものとして、また現在のダライ・ラマは初版百年記念に言葉を寄せて、この本を高く評価したということです。そして、この本は文化人たちからもたいへん評価されたとのことです。

わたしは『沈黙の声』の存在を知りながら、長年読まずにいました。今は、この人生において、『沈黙の声』に出合えてよかったとしみじみ思います。出合いを可能としてくださった方々のご苦労に深く感謝致します。

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2015年10月13日 (火)

Kindle本にしたい短編児童小説が1編。TPPが青空文庫に影響。

短編児童小説が1編あるので、Kindle本にしたいのですが、しばらく電子書籍の作成から遠ざかっていたせいか、億劫になっています。

そういえばKDPから「2015年10月1日より日本の消費税が適用開始」というメールが来ていましたっけ。

神秘主義的エッセー集は現在ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー集」に作品を整理していっている段階なので、Kindle本にするにはまだかかりそう。

前掲ブログにアップし始めた漱石のエッセーは前の記事に書いたように不備があります。便利なので、ウィキペディアから結構引用していますが、なるべく早いうちに参考文献に実際にあたって、引用はその文献からしなくてはなりません。

また、作品からの引用に頁の明記が欠けているのは、電子書籍で読んだためです。なにしろ、これが便利で↓

漱石大全 [Kindle版] 
夏目漱石 (著)
出版社: 古典教養文庫; 2版 (2013/11/29)

漱石の単行本と文庫が本棚に散らばっていて、その中にあるのかどうか……なければ、図書館から借りて来なくてはなりません。

同じところから出ている泉鏡花も購入して、便利に愛読しています。どちらも前に紹介した気がしますが。

泉鏡花大全 [Kindle版] 
泉鏡花 (著)
出版社: 古典教養文庫; 2版 (2014/1/13)

青空文庫の収録作品がもととなっているようで、全作入っているわけではありませんが、169作品(第2版で1作品追加)も入っているのです。

当然青空文庫でただで読めるのですが、1編1編ダウンロードしたり、パソコンで読んだりするのは億劫でした。

夫が昔買い集めた豪華な装幀の泉鏡花で読むのはもちろん素敵なのですが、この便利さ、捨てがたいものがあります。200円で169編もの鏡花の小説が読め、しかも気軽に持ち歩くこともできるのですから。

ただ前述したように、論文に利用することはできず(できます?)、電子書籍の弱点が出ます。

TPPで、日本の著作物の保護期間が著作者の没後50年から「70年」と20年延び、「青空文庫」に影響があるようですね。

わたしは山崎栄治の名訳によるリルケの小詩集『薔薇』がどこからか出ないのだろうかと、気がかりです。

初の歴史小説は下調べがかなり進んだので、お試し執筆に入りたいのですが、なかなか入る勇気が出ません。今はすっと書き始めることができる(出来、不出来は別として)児童文学作品も、書けるまでに数年はかかりました。

ジャンルが異なると、難しいものがあります。それでも、俳句、詩、小説はすっと入れたのですが、歴史小説、それも江戸時代のものなんて、わたしには無理と思ってしまいます。

失敗してもいいから書いてみなくては。青空文庫に入っているトーマス・マンの以下の短編は、創作の苦しみとそれを乗り越える過程が描かれています。とっても高尚で、さすがです。

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2015年4月27日 (月)

神秘主義体系、特にフリーメイソンに詳しいマンリー・P・ホールの著作

ブログ散策をしていると、イリュミナティやフリーメイソンの陰謀論が飛び交っている。この現象に気づいたのは数年前だった。左派系と思われる人々のブログでこれらに触れているケースが多い気がしていた。

昔、学研のオカルト雑誌「ムー」で、フリーメーソンの陰謀論をよく読んだ気がするが、一般の読者は日本とは関係のない国のお話として無責任に面白がっているだけだったのではないかと思う。

ところが、いつごろからかネット上で拡散しているイリュミナティやフリーメイソンの陰謀論は、もっと執拗で陰湿な感じがある。これは何だろう、とずっと不審に思ってきた。

左派のプロパガンダに利用されているのだろうか。イリュミナティなんて、今もあるのかしら?

イリュミナティ<フリーメイソン<アメリカという図式が成り立っているようだ。しかし、ソースが発見できない。ほとんど彼らの妄想のような雰囲気が漂っている。至って真剣だから、尚更。

メーソンとは石工のことで、フリーメーソンは1723年、ロンドンで設立されたといわれる。神秘主義的な秘密結社だが、反教会的、世界主義的な傾向から、キリスト教社会では秘密結社とならざるをえなかったのではないだろうか。

Kindle版『平凡なフリーメイソンの非凡な歴史』(檀原照和著、スタジオ天神橋、2013年)を読むと、地味な(?)日本のフリーメーソンについて知識を深めることができる。

平凡なフリーメイソンの非凡な歴史

また、マンリー・P・ホールの象徴哲学大系は、神秘主義を知りたい人のためのガイドブックといってよいシリーズである。第Ⅲ巻『カバラと薔薇十字団』に「フリーメーソンの象徴体系」という章がある。

新版 古代の密儀 (象徴哲学大系)

新版 秘密の博物誌 (象徴哲学大系)

カバラと薔薇十字団 【新版】 (象徴哲学大系)

錬金術 【新版】 (象徴哲学大系)

わたしは旧版を、『錬金術』以外は持っている。錬金術に関しては、ヤコブ・ベーメのあまりにも難解で、さっぱりわからない著作を読み――というより眺め――、たちまち満量に達し、当時、錬金術関係の本はもう沢山だと思ったのだ。

同じ著者に『フリーメーソンの失われた鍵』(マンリー・P・ホール著、吉村正和訳、人文書院、1992年)というのがあるので、初の歴史小説の下調べの合間に読もうと思い、図書館から借りてきた。『錬金術』も借りた。

『カバラと薔薇十字団』の「フリーメーソンの象徴体系」はわたしには難解な象徴体系だが、この体系から感じられる高級感と日本で流布している低俗な印象を受ける陰謀論とがどうにも結びつかない。

いずれにしても、神秘主義関係の事柄は毀誉褒貶に晒されやすい。

一つには、本物の神秘主義者が少ないため、当然ながら神秘主義の薫り高い世界を書く人はもっと少なく、偽物の神秘主義的世界観が拡がってしまうからだろう。

日本のファンタジーには神秘主義からの借り物が様々に登場するが、ひどい使い方をされていることが多くて、心が痛む。

『錬金術』(マンリー・P・ホール著、大沼忠弘&山田耕士&吉村正和訳、人文書院、1992年)のカバーの折り返し部分に、著者の写真が載っている。ハンサムな紳士という容貌。訳者後書きに、見事に描写されている。

左横顔を撮ったもので、黒白による光のコントラストが生きている。髪は撫でられ、耳は比較的大きく、額は高く秀で、鼻筋が通り、手入れの行き届いた口髭を生やし、唇は堅く結んでいる。隙のない、端正で、理知的な顔だ。
 特に印象深いのは、長い睫毛の奥の大きな、鋭い目である。それは一見すると冷徹な感じを与えそうだが、よく見ると、深い愛情を秘めているように思われる。やや伏目がちな目で、ホールは、一体、何を見ているのであろうか。
(p.266)

日本の読者に宛てて、ホールは日本に訪れたときのことに触れ、寺院、日本庭園、茶の湯、生け花、日本民芸館を例にとり、「今日の世界において、象徴体系を学ぶ者がその研究を進めるためにこれほど多くの機会を見出すことができる場所は他にはない」(p.265)と書いている。

『フリーメーソンの失われた鍵』をホールが書いたのは、何と21歳の誕生日を過ぎたばかりのときという。彼はまだメーソンではなかった。

ホールは1901年、カナダに生まれている。『古代の密儀』(マンリー・P・ホール著、大沼忠弘&山田耕士&吉村正和訳、人文書院、1993年)によると、ホールはマックス・ハイデルの愛弟子という。

マックス・ハイデルは、ルドルフ・シュタイナー(神智学協会から独立し、アントロポゾフィー創設)の影響を受けた後、キャサリン・ティングリーの主宰する神智学の一分派に加わり、その後、「カリフォルニア薔薇十字協会」を創設した(p.312)。

師ハイデルが亡くなるとき、「カリフォルニア薔薇十字協会」の後継者に20歳に満たないホールを指名したが、それを不満とした人々が出て協会は分裂。ホールが「ヨーロッパ数千年の秘教教義の伝統を集大成する」という象徴哲学大系の執筆に協力者たちと共にとりかかったのは、このような困難な時期だった。1936年、ホールはロサンゼルスに「哲学探求協会」を創設する。(p.313)

『フリーメーソンの失われた鍵』によると、ホールがメーソンになったのは、1954年のことだった。メーソンとなったことで、メーソン結社に対して長い間抱いていた賞賛の気持ちは深くまた大きなものになったのだそうだ。(p.16)

関連記事:

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2015年4月16日 (木)

Kindle版アレクサンダー・ワイルダー『新プラトン主義と錬金術: 神智学の起源をたずねて』(堀江聡訳)を読んで

以下の記事を書いたときに、神智学の研究に役立ちそうな著作がキンドル版で出ているのを知り、購入した。充実した内容なのに安くて、嬉しい。

ブラヴァツキー『神智学の鍵』を読んでいると、神智学という言葉の意味や由来を説明するのに、「ワイルダー教授」の著書からの引用がある。

そのアレクサンダー・ワイルダーの著作が邦訳版で読めるのだから、ありがたい。

新プラトン主義と錬金術: 神智学の起源をたずねて

本の構成は、後半部が解説対談となっている。このあと今日は読書の時間がとれそうにないので、そちらから読んだ。気になったところを、ざっとメモしておきたい。

ちなみに、訳者の別の本の著者略歴によると、「1958年生まれ。ミュンヘン大学大学院修了。元ピサ大学客員教授、元新プラトン主義協会会長」とあった。

久しぶりに神智学協会ニッポン・ロッジのホームページを閲覧してみたら、「勉強会のお知らせ」に、カバラ基礎・ヘブル語、古典ギリシャ原典購読会、サンスクリット原典購読会が予定されているではないか!

び、びっくりした。本格的だ。東京在住であれば、行けるのに……凄いなあ。勉強してみたいと思っていたものばかり。というより、こうした基礎知識なくしては、本当にはブラヴァツキーの著作は読めないのだ。

本格的な取り組みに感激した。

古典ギリシャ原典購読会を、堀江先生が担当なさるようだ。興味のあるかたは、詳細をホームページで御覧ください。

解説対談は、堀江先生と元神智学協会ニッポン・ロッジ会長の高橋直継氏。

堀江先生は「新プラトン主義のような古典と神智学のような現代の教えが、一方通行ではなく交流して、お互いを豊かにすることが望ましいのではないでしょうか。新プラトン主義の立場から神智学に刺激を与えられるし、神智学の方からも刺激をいっぱいもらって、そういう見方で新プラトン主義をながめると思わぬところが見えてくる」とおっしゃっている。

以下は私的読書メモ。書きかけです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

神秘主義を堀江先生は要約して、「現在の人生ではない人生にこの世でめぐり会えるといような、端的に言えば、一者との合一という思想です。つまり、神と一体になれるという、ある意味怖ろしい思想ですよね。神というのは絶対者ですから、その絶対的な者と、肉体を持って日々あくせくしている人間が一体になるということは論理的にありえないわけですが、それを越えて、弱い人間が神になれるという考え方です。そのような思想が、文献的にはプロティノスで一番はっきり残っているわけですね」とおっしゃるが、こういわれると一者が人格神のようにイメージされてしまった。

プロティノスは『世界の名著 続2 プロティノス ポルピュリオス、プロクロス』(編集責任 田中美知太郎、中央公論社、昭和51年)で読んだだけだが、本を開いたとたんにまばゆい光のシンフォニーがこぼれてくるような、美々しさ、幸福感に満ちている。

ポルピュリオスのプロティノス伝が収録されていて、一匹の蛇がプロティノスの寝台の下をくぐって壁の穴に姿を消したときに息を引き取った、という臨終の様子が印象的だった。

時々本を開きたくなり、断片的には読み返してきたが、全体を通して読んだのは37年くらいも昔なので、通して読み返したくなった。

堀江先生の解説で、ここも引っかかった。「要するに、神智学は卑俗な人間が持つものではなく神が持つので、仮に人間が持つにしろ、起源はどこか神聖なところにあるのだということですね。言ってみれは自己循環的で、神聖なものが神聖なものについて持つ知識、あるいは神が神について持つ知識、それだけだったら相互が自己完結してぐるぐるまわってしまう。神は自分に向かう神聖な智慧の輪から逸れることはなく、他方、人間はあくまで卑俗な世界にいて卑俗な知に向かう輪を循環している。その互いに孤立した二つの円環がそもそも交わりうるのか、そして、交わるとすればいったいどこで交差しうるのか、そこが決め手になってくるのではないでしょうか」

人間の七重の性質についての知識があり、内なる神という考えがあれば、神と人間をここでいわれているような「孤立した二つの円環」という風な個々別々なものとは考えない。

堀江先生の「アリストテレス『形而上学』第一巻に出てくる形而上学がなぜ神的な学問なのか」という説明は、ブラヴァツキーのいう「神々が持っているような神聖な智慧」の説明とは別物というか、置き換えることはできないと思う。ここは高橋氏の「そういうインスピレーションというか、啓示というよりは自己の内側から湧き出てくるような、理性を越えた所からくる直観のようなものを想定している」という説明が的を射ている。議論が噛み合っていない。

一番の大本から段階的に質料とかフォーハットとかいろいろと出てくるが、そうした存在階層はどのように定義されているのかという堀江先生の質問に対して、高橋氏は「ブラヴァツキーが活躍した頃の初期の神智学では、そういった存在階層についてまだはっきりと整理されていませんでした。次のアニー・ベサントたちの世代になってくると、少し存在階層としての宇宙や世界が体系化されてきて、それが現代の神智学における主要な内容とさえ考えられています」とお答えになっているが、複数のアデプトとブラヴァツキーの共作である『シークレット・ドクトリン』が、初期の神智学では整理されていなかった――というような低い段階にある作品とは到底思えない。

アニー・ベサントの理解力には疑わしいところがある気がする。リードー・ビーターになると、全く別物だと思うし、あとのほうで、新プラトン主義的な神秘思想の流れとして触れられているベイリー、クレームについてはひじょうに問題があると感じる。

竜王会で流行した時期に、ベイリー、クレームを読んだことがあったが、わたしが馴染んできた神秘主義の本とはおよそ似ていない強圧的な不浄なオーラが見え、読もうとすると、頭痛がしたり吐き気がしたりしたので(難解だからではない。『シークレット・ドクトリン』ほど難解な本はないと思う)、わたしの中ではダークな本と位置づけられてしまった。

そちらにいった人たちからは、主観的と非難された。オーラの見え方にも多かれ少なかれ主観が入るのかもしれないが、別に偏見があったわけではなかった。予備知識は何もなく、そのころはシュタイナーもリード・ビーターもベイリーも何も区別がつかなかった。

交際する中で、いろんな人からいろんな本をいただいたのだ。善意からだったろうと思う。今では、ブラヴァツキー、エレナ・レーリヒだけは無条件に信頼して読んでいる。オーラがえもいわれぬ美しさで、2人の著作は姉妹のように感じられる。

偽ディオニシウスについて、堀江先生はわかりやすく解説してくださっている。

「6世紀に偽ディオニシウス・アレオパギタという人物がいて、彼も「テオソフィア」という言葉を使います。そして。キリスト教と新プラトン主義を融合しようと試みました。偽ディオニシウスの著作には、『神秘哲学』という神秘哲学のマニュアルのような書や『神名論』という大著があります。さらに、天使の位階を九段階に分けるという『天上位階論』、それに対応して教皇から枢機卿、司教、助祭というように分かれていく『教会位階論』、そして、書簡集から構成されています」以下。

『世界の名著 続5 トマス・アクィナス』(編集責任 山田晶、中央公論社、昭和53年再版)で読んだトマス・アクィナスの作品にディオニシウスからの引用がちょくちょくあって、その部分が大層魅力的だった。気になる存在だった。

例えば、「神の光線が色とりどりの聖なるヴェールに包まれずに直接にわれわれを照らすことは不可能である」(p.109)

ワタクシ的に気になる箇所はあったが、解説対談を読んで、頭の中の整理ができた。

そして、アレクサンダー・ワイルダーの著作を読んだら、今度こそ、朱子学の勉強だ! 林羅山の伝記を読みかけているところ。

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2014年10月11日 (土)

10日に、循環器クリニック受診。オススメKindle本『漱石大全』『泉鏡花大全』。

ダイエットをしてから体調がよく、ミオコールスプレーを使ったのは1回のみ。看護師さんに報告するとき、何となく得意な気持ちになった。体重も理想的に維持できている。

まあ相変わらず体力はないが、それは心臓の負担を減らすために、薬でわざと機能を落としていることから来ている部分が大きいと思うので、仕方のないことだ。

血圧測定のとき、看護師さんから「血圧が90と6?と低いけれど、フラついたりしない?」と訊かれた。このときは低いとは感じなかったが、相当に低いと感じる日があって、馬鹿に眠いことがある。

この街に引っ越してきて10年になり、薬が増えるにつれ、血圧が下がっていった。10年前は下が100~110くらいのときが珍しくなかった。

低いぶんには、よほど低くてフラつく場合以外の心配は要らないようだ。むしろ、少しでも高いと、警戒される。

前々回くらいだったか、めずらしく下が90くらいで、上が13?だったときは、それくらいでも、「今日は少し高いわね」と警戒された。30代のとき、それくらいだったので、今が低すぎるだけだと思うが、下が110くらいになると、胸が重い気のすることがある(今は低すぎることが多いので、めったにない)。

「ノーベル文学賞はムラ……ムラ……ええっと、とれなくて残念だったね~!」と先生。「村上春樹ですね」とわたし。「僕は、Nさんがノーベル文学賞の候補にあがっているんじゃなんいかとドキドキしてテレビを観ていたよ」と先生。

わたしは笑ったが、無邪気な冗談をおっしゃる先生を、ちょっとつねりたくなった。そして、村上春樹は候補ではなく、推薦が受理されただけの話だと教えたかったが、よした。

というのも、先生は午前中の大量の患者の診察で、ひじょうにお疲れだったはずだから。わたしは午前中の診察の最後のほうだった(午後は静脈瘤の手術となっていた)。

温かな冗談、ありがたいと思った。

脈は「リズムは乱れていない」と先生。聴診のあとで、「フルタイドは足りている?」と先生。そう、最近どちらかというと調子の悪いのは喘息のほうなのだが、一晩苦しんだり、窒息するような恐怖を感じるまでの発作はない。

この日も朝、フルタイドを吸入していったのだが、空気の具合なのか、緊張という精神的な原因からか、咳が止まらなくなったので、慌てて、のど飴を口に入れ、マスクをした。それでOKだったが、喘息気が残っていたのかも。

過去記事で、来年、夏目漱石の評論を書きたいと書いたが、代表作をざっと読み返していたら、『道草』だったかに、主人公の姉の喘息の場面が出てきて、昔の喘息患者は苦しかっただろうなと思った。

フルタイドもメプチンエアーも使えないとなると、わたしなんか、もうどうしてよいかわからない。

実際、姉の発作の場面は如何にも苦しそうで、克明に漱石は描いている。漱石の小説には病人の克明な描写はよく出てきて、若いころのわたしはその描写に感心しながらも辛気臭い気がして苦手だった。

ところで、200円でKindleストアに出ていた『漱石大全』に重宝している。青空文庫から84作品が収録されている。青空文庫のKindle版をかなりダウンロードさせていただいているが、まとまって収録されている大全は大変便利。

わたしはこのシリーズで『泉鏡花』も購入した。169作品が収録! これだけ入っていても鏡花は多作だから、入っていない有名な小説もあるが、そこまで望むのは欲深というもの。ほぼ網羅しているのだから。

浴びるほど漱石、鏡花を読める本が、どちらも200円! 夫が収集した鏡花選集をありがたく読んできたが、旧字体で、1冊が重いため、最近は取り出して読むのがちょっと億劫になってきていた。

体調が悪くても、老眼・近眼が進んでも、文字サイズを大きめにして横になって読書三昧できるKindle Paperwhiteが手放せなくなったこのごろ。特に高齢の方々におすすめしたい。

漱石大全 [Kindle版] 
夏目漱石 (著)
出版社: 古典教養文庫; 2版 (2013/11/29)

泉鏡花大全 [Kindle版] 
泉鏡花 (著)
出版社: 古典教養文庫; 2版 (2014/1/13)

あれ、受診記録のはずが、文学の記事になってしまった。

心臓の薬

  • インデラル錠10㎎ 1回1錠 毎食後
  • ニコランジル錠5㎎「サワイ」(先発品:シグマート錠5mg) 1回1錠 毎食後
  • サンリズムカプセル25㎎ 1回1Cap 毎食後
  • ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル100mg「日医工」(先発品:ヘルベッサーRカプセル100mg) 1回1Cap 朝・夕食後
  • 一硝酸イソソルビド錠20㎎「タイヨー」(先発品:アイトロール錠20mg) 1回1錠 朝・夕食後

腎臓・尿管結石の薬
ウロカルン錠225㎎ 1回3錠 毎食後 20日分⇒⇒薬が余っているので、今回はそれを使うことに。

喘息の薬
フルタイド200ディスカス(ステロイド剤) 1個 吸入

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2014年6月18日 (水)

読み比べ、初の歴史小説の参考にするために借りた本。早くも「高校生の読書感想文 おすすめ」の検索ワードでアクセスが。

初の歴史小説の参考にするため、吉屋信子に続き、江戸初期のものをと思い、東福門院和子を題材にとった女性作家の本2冊を図書館から借りました。

東福門院和子の涙 (講談社文庫)
宮尾 登美子 (著)
出版社: 講談社 (1996/9/12)

江戸の花女御―東福門院和子
近藤 富枝 (著)
出版社: 毎日新聞社 (2000/1/1)

読み比べるのは面白いと思います。

ただ宮尾登美子の作品はわたしは途中で眠くなってしまいがちなので(竜頭蛇尾の印象を受けることが多い)、読破できるかどうかはわからないのですが、手法をざっと確認しておきたいのです。

近藤富枝の作品は、坂口安吾のマドンナだった矢田津世子を描いた以下の作品を読んだことがあるだけですが、丁寧に書かれた評伝でした。矢田津世子の生きざまによく肉薄していました。学べるところが多いのではないかと期待しています。

花蔭の人―矢田津世子の生涯
近藤 富枝 (著)
出版社: 講談社 (1978/05)

矢田津世子の作品の数編は青空文庫にあるようで、Kindleから0円で出ています。矢田津世子の作品からは、昔の女性が髪につけていた椿油が匂うような気がします。地味な作風だと思うのですが、今の小説にはない古きよき、そしてうとましくもある日本の匂いがするといいましょうか。

濃やかな描き方で、敏感で潔癖であるがゆえに、多くが目につく女性作家の筆だと感じさせます。過去記事でちょっとだけ矢田津世子に触れた記事があります。

以下はおすすめ。

Kindle本といえば、古典教養文庫というところから、99円~200円でかなりの数の作品を収めたKindle本が出ています。検索してみてください。わたしのおすすめは鏡花、チェーホフ、夏目漱石。

以下の本も、読みきれなかったので再度図書館から借りました。

カタリ派弾圧も、カザミール戦争も舞台は南フランスですよね。南フランスにはカトリシズムとは別系統のキリスト教――わたしはマグダラのマリア派ではないかと考えているのですが――が古くから根付いていることは確かなようです。不思議な接着剤の本編を書くためには、この本もぜひ読んでおきたいところです。

フランス・プロテスタントの反乱――カミザール戦争の記録 (岩波文庫)
カヴァリエ (著), 二宮 フサ (翻訳)
出版社: 岩波書店 (2012/2/17)

リンドグレーンのアルバムのことを書きたいとずっと思っていながら、時間がとれません。『はるかな国の兄弟』についても情報があり、それがわたしにはちょっと意外でした。

それにしても、リンドグレーン、セレブですよぉ!

図書館から借りたところ、娘も気に入り、7,000円以上もする高価なこの本を買ってくれました。中公クラシックスの『葉隠』上下までつけて。

誕生日に何がいいと訊かれ、2年間も「そうねえ……」と返事していたら、買ってくれたのでした。娘には大抵、足りない分を本人に出して貰って、アナスイの動物ペンダントを贈ります。

本が家にあるので、いつでも書けるという想いがあるため、つい先延ばしになります。

このところ、早くも「高校生の読書感想文 おすすめ」の検索ワードでアクセスがあります。以下は過去記事ですが、今夏も書きたいとは考えています。

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2014年5月 8日 (木)

スヌーピーの入浴。神智学の電子書籍3冊。

 ここ二日ほど、以下の本で初期佐賀藩のお勉強をしていました。祐徳院様をモデルとした初の歴史小説を書くためには読んでおきたい本の1冊です。

 立派な内容だと思います。が、お勉強と思ってしまうと、眠くなってしまって……。

初期の鍋島佐賀藩 藩祖直茂、初代勝茂、二代光茂のことども
田中 耕作 (著)
佐賀新聞社 (2000/10)

 で、気分転換に、見過ごせないくらい(?)汚れてしまっていた2匹を入浴させました。乾かし方はやや乱暴でしたが……。

S3

 天気がまあまあよかったお陰で、乾きました。2匹とも、すっかり綺麗になりましたよ。以下の写真はパソコン台でくつろいでいるところ。

S6

 スヌーピーの耳は大丈夫でしたよ。

 このあと再びお勉強し、また気分転換がほしくなり、kindleストアを見ていたら、神智学の本3冊が目に入りました。

 買いそびれていたラーダ・バーニア著『他に道なし: 霊的生活の探求』が300円で出ていたので、購入。

 ラーダ・バーニアは1923年インド生まれで、もうお亡くなりになりましたが、1980年から神智学協会第7代会長でした。

 国際会長の選挙で4回も再当選し、その間に3度来日、講演をなさったので、行きたいと思っていましたが、行けませんでした。

 解説を読むと、彼女は1951年にジャン・ルノワール監督の映画『河』に出演なさったとか。

『他に道なし: 霊的生活の探求』を読んで、背筋が伸びました。

 他に2冊、紹介したい神智学関係の電子書籍が出ていました。

 改訂版『シークレット・ドクトリン 宇宙発生論《上》』から省かれた「シークレット・ドクトリンの沿革」「シークレット・ドクトリンの議事録」が、それぞれ電子本になっています。

 ブラヴァツキーの著作に対する低レベルの誹謗中傷が後を絶ちませんが、せめて、これらの本を読んでからにしてほしいものです。

 神智学の検索ワードでお見えになるかたもあるので、この電子本3冊は、記事を改めて、きちんと紹介したいと思っています。

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2013年11月14日 (木)

『台風』の無料キャンペーン中です。『茜の帳』に初星、初コメントを頂戴して感激しています。

 現在、小説『台風』の無料キャンペーン中です。19日午後5時までの5日間です。3回目ともなると、閑古鳥が鳴いているという感じですが、台風被害の増えたこのごろです、台風被害を受けた家族の物語は如何でしょう。

 フィリピンがひどいことになっていますね。我が家に被害をもたらした最大瞬間風速の倍のまさにモンスター台風ハイエンがフィリピン中部を襲いました。ああなると、もう台風の概念を超えているという気さえします。

 ところで、『茜の帳』に初コメント、初星を3ついただいて、感激しています。ストアでは星の数で検索できますが、逆にいえば、星なしですと、星での検索対象にすらならないということですね。

 5つ星のうち星3つというのは、本として何とか合格点と考えていいのでしょうか。的を射たコメントに感心しましたが、基準がよくわからなかったので、コメントをくださった「サハラの砂狐」さんの他の本に対する評価を閲覧させていただきました。

 すると、『茜の帳』より評価の高かった本は色々とありましたが、低かった本も色々とあって、星2つというのがありました。出版社から出た本、青空文庫の本に限って挙げてみると……

  • 風立ちぬ  [Kindle版]
    堀辰雄
    星2
    全体125レビュー、星3.9
  • 幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341)) 
    アーサー・C・クラーク
    星2
    全体55レビュー、星4.6
  • テルマエ・ロマエ: 1 (ビームコミックス)
    ヤマザキ マリ
    星2
    全体244レビュー、星4.4

 同じ星3つは……

  • 江戸の密通 (学研新書) [Kindle版]
    永井義男
    星3
    全体4レビュー、星4
  • 症例A (角川文庫)
    星3
    全体52レビュー、星4.3
  • レ・ミゼラブル【完全版】 [Kindle版] 
    ヴィクトル・ユーゴー
    星3
    全体15、3.4
  • 闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉 (角川ソフィア文庫)
    森 茂暁
    星3
    全体8レビュー、星4.6
  • 旅行者の朝食 (文春文庫)
    星3
    米原万里
    全体32レビュー、4.2
  • 幕末百人一首 (学研新書)
    菊池明
    星3
    全体2レビュー、星3

 プロ、アマ問わず、仲間うちで星5つとか4つとか、つけ合っている作家も結構見かけて(それくらいすべきかもしれませんね)、星5つとか星4つを見慣れた感覚では星3つは劣って感じられます。

 しかし、上の評価を見ると、「サハラの砂狐」さんの好みの問題といえるのかもしれませんが、星3つは光栄に思いました。

『江戸の密通』は、江戸について知りたいわたしには役に立つ面白い本だったので、過去記事で感想を書いています。

『レ・ミゼラブル』は青空文庫ですと、無料ですが、ゴマブックスの『レ・ミゼラブル【完全版】』 [Kindle版] はまとまって読めるので、お買い得ではないでしょうか。Kindle版を読むのが可能な中学生、高校生、大学生におすすめです。

『旅行者の朝食』は、娘から借りて読みました。その本の中で出てくるハルヴァを食べてみたいねーと娘と話していたところ、11月8日放送のNHK「グレーテルのかまど」 で採り上げられていました。

  ロシア語同時通訳者であり、作家でもあった米原万里さんの『旅行者の朝食』は、わたしにはとても楽しい本でした。娘は米原万里さんの本にすっかりはまっています。

 向かって左が文庫版、右の安いほうがKindle版です。

 以下は、恥ずかしながらわたしの『茜の帳』。Kindle版しかありません。

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2013年11月 5日 (火)

忌川さんのブログ、そして空腹を誘う不思議な味わいの物語『ひとりぼっちのグルメ』。

 忌川さんのブログはキンドル情報サイトで、キンドルに関するあれこれ、キンドル作家、キンドル本のことなどが紹介されています。

 以下のリストは凄いですね。

 カタログなんてのもあって……

 わたしのキンドル本のカタログもありました。

 以下は、アマゾン キンドルストアに出ている忌川さんの『ひとりぼっちのグルメ』。無料で読む方法もあるようです。詳しくは忌川さんのブログのこのページ

 飄々とした、不思議な味わいのある物語。読んでいると、おなかが空いてきますよ。

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2013年11月 2日 (土)

キャンペーンのご報告。スナック感覚で読めて、大人な江戸の教養が身につく学研パブリッシングのキンドル本2冊。

 児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』の「秋空をペガサスに乗って」無料キャンペーンのご報告です。

 太平洋標準時10月25日(日本時間10月25日午後5時~26日午後5時)完了

  • Amazon.jp(日本) 147
  • Amazon.com(アメリカ) 2
  • Amazon.co.br(ブラジル) 1

 以前は電子書籍をお買い上げいただくと、すぐに感謝とご報告の記事を書いていましたが、現在は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています。

 Kindle情報サイト「きんどるどうでしょう」の第3回KDP一斉無料キャンペーンに参加させていただいたお陰で、4回目にしては沢山ダウンロードしていただけたと思います。

 創作に熱中し始めると、電子書籍の作成が止まってしまいます。表紙絵だけ先に出来ている作品が結構あって、気にかかってはいるのですが、そのために創作が長く止まってしまうと、本末転倒ですから、難しいところです。

 わたしの気のせいかもしれませんが、キンドル作家が減った、あるいは以前のような割合では増えていない感じを受けます。実際は、どうなんでしょう。わたしはこれで出版活動をするより他に道がないので、以前と同じ感じで地味にやっていますが……。

 ところで、最近、上記サイトへ夜な夜なキャンペーン本を漁りに行くようになりました。

 昨夜は、学研の歴史本100円セールの中の『江戸の性の不祥事』『江戸の密通』を購入しました。初の歴史小説で江戸時代を舞台にしようとしているわたしには、なかなか参考になりそうです。

 さすが学研という感じで、大人なテーマもスナック感覚で読めて教養も身につくという――これが1冊100円とは安いと思いました。

 わたしのペガサス、現在は有料ですが、引き続きKindleストアで販売中です。サンプルをダウンロードできます。
     ↓

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