カテゴリー「経済・政治・国際」の407件の記事

2019年10月13日 (日)

東京を水没から救った二大守護神、首都圏外郭放水路と八ッ場ダム

台風19号の記録的な豪雨により、各地で、甚大な被害が起きました。わたしは息子の住む東京都の安全がどうしても心配でしたが、危惧したよりは首都圏の被害が少なく済んだようで、ホッとしながらも不思議でした。

前掲のツイートを閲覧して、疑問が解けました。

10月1日に試験湛水が開始された八ッ場ダムが台風19号の大雨による利根川の氾濫を食い止め、首都圏外郭放水路(公式愛称「彩龍の川」、「地下神殿」とも呼ばれる)が首都圏の洪水被害を大幅に軽減。鎮座まします二大守護神が東京を水没から救ってくれたというわけですね。

「彩龍の川」も「地下神殿」も、何て素敵な呼び名なんでしょう!

八ッ場ダムは、耳にした覚えがありました。民主党政権時代に国会で叩かれていましたっけね。

八ッ場(やんば)ダムは1967年に事業着手された、群馬県長野原町、利根川水系吾妻川に建設中の多目的重力式コンクリートダムで、2020年完成予定となっているようです。

2009年8月30日に投開票が行われた第45回衆議院議員総選挙では、マニフェストで「川辺川ダム、八ツ場ダムは中止。時代に合わない国の大型直轄事業は全面的に見直す。」と掲げた民主党が308議席を得て衆議院第一党となったことを受け、国土交通省の事務次官谷口博昭は、9月3日午前に入札を延期するよう発注者である関東地方整備局長に対して指示、ダム本体工事の入札は新政権の大臣の判断・指示を待つ意向を明らかにした。9月16日、鳩山由紀夫内閣が正式に発足、国土交通大臣に就任した前原誠司は、認証式後の就任会見において八ッ場ダムの事業中止を明言し、鳩山由紀夫も翌17日の記者会見でこれを支持した。(……)
「八ッ場ダム」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年10月13日 07:20 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

このように、民主党政権下で、一時工事が中断されました。

八ッ場ダムにとってはぶっつけ本番となったわけですが、見事に大役を果たしてくれましたね。

2019年10月1日、試験湛水が開始された。
令和元年(2019年)10月7月(月)午前10時時点の試験湛水状況(速報値)
貯水位(標高):503.5m
貯水率:0.0%
試験湛水により2~3か月かけて満水にする予定だったが、2019年10月12日に上陸した令和元年台風第19号の大雨により水位が急上昇した。国土交通省関東地方整備局の速報によると、13日午前5時時点の水位は標高573.2メートルとなり、満水時の水位(標高583メートル)まで約10メートルに迫った。
利根川下流の栗橋観測所では、13日未明に決壊の恐れがあるとして久喜市、加須市などに避難勧告が発令されるなど緊迫した状況が続いたが、決壊には至らなかった。
「八ッ場ダム」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年10月13日 07:20 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

危ないところではあったようです。八ッ場ダムがなかったらと思うと、ゾッとします。

民主党政権下で要らないもの扱いされていた、スーパー堤防のことも思い出しました。

1987年(昭和62年) - 建設省(現国土交通省)が事業開始。
2010年(平成22年)10月28日 - 民主党政権の事業仕分け第3弾でスーパー堤防事業は廃止と評価判定された。
2011年(平成23年)8月11日 - 「高規格堤防の見直しに関する検討会」において東北地方太平洋沖地震をふまえ、施設の整備水準を上回る外力は発生しうるとしても人命を守ることを第一に対応することの重要性を改めて認識した。
2012年(平成24年)1月19日 - 国土交通省は区間873kmのうち50.6kmの5.8%が整備完了としたが、会計検査院は不完全区間があり完成区間は1.1%と指摘。また、2010年10月の事業仕分けで廃止と判定されたが、2011年東北地方太平洋沖地震をふまえ、「人命にかかわる」として約120kmは整備継続の方針。
「高規格堤防」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年5月26日 13:09 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

規模は120kmに縮小されながらも、建設は行われているようです。

何か起きるたびに、わたしは民主党政権時代の悪夢のような「事業仕分け」を思い出す癖がついてしまいました。わたしには彼らが日本沈没を企んでいたとしか思えません。単に無知だった可能性もありますが……

まだ救出を待っている方々がおられるようです。一刻も早く、救出されますように。

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2019年10月 8日 (火)

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その15。10月8日午後再開。河村市長の座り込み抗議、赤に白一点のフォーラム。田中保善『泣き虫軍医物語』。

物議を醸し続けている「あいちトリエンナーレ 2019」の企画展「表現の不自由展・その後」ですが、本日――10月8日午後、再開の予定だそうです。

これに異を唱えてきた名古屋市の河村たかし市長が、その再開に合わせて、抗議の座り込みをなさるそうです。また、河村市長は7日、18日が支払い期限の市が負担する開催費用の一部約3380万円について、支払い留保の考えを記者団に明らかにしました。

入場者には教育プログラムを受けさせるのだそうです。このやりかたは石平氏がおっしゃる通り、共産党の洗脳を連想させます。

 

「ひろしまトリエンナーレ2020」のプレイベントにあたる企画展が10月5日、広島県尾道市の離島、百島で始まったそうで、これも大同小異のひどいものであるようです。わたしも、西村氏のご意見に同感です。

あいちトリエンナーレのあり方検討委員会とあいちトリエンナーレ実行委員会が主催する国際フォーラム「『情の時代』における表現の自由と芸術」の第1日「表現の自由と芸術、社会」が2019年10月5日(土)13時から17時まで、愛知芸術文化センターで開かれました。

それを記録した動画の中で、「国家や一部の人々を傷つけたり驚かせたり混乱させるものも表現の自由として保証される」などという、司会者のとんでもない発言がありました。日本国憲法第12条に真っ向から挑戦する発言であり、これはもはや芸術とは無関係なテロリストの発想です。 

第一二条[自由・権利の保持義務、濫用の禁止、利用の責任]この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

フォーラムの最後で良識的な発言がありました。それを司会者が潰した格好でフォーラムは終了し、芸術監督・津田大介氏がオマケの大あくびをしました。

日本人が大東亜戦争と呼び、終戦後、GHQによって「戦時用語」として使用が禁止され、太平洋戦争などと呼ばれるようになった先の戦争を、左翼がプロパガンダに絶賛活用中です。

彼らの脳内では、その戦争において、大日本帝国軍人は天皇陛下の命により、植民地戦争を繰り広げて残虐行為を行ったということになっています。そして、これら軍人の性の相手を朝鮮人の従軍慰安婦がさせられ、ひどい扱いを受けたということにもなっています。

「表現の不自由展・その後」の展示作品も、この二点に依拠したものです。この二点が覆ってもなお芸術作品として何か優れたものが残る作品が一点でもあるのでしょうか。

そもそも、どなたの御写真であろうが、それを焼いたり踏みつけたりする行為、また死者を冒涜する行為は、日本人の感性には到底馴染まないものです。日本人は古来、礼節を尊ぶ国民性です。

祐徳稲荷神社の創健社、花山院萬子媛に祈って何度となく命を救われたとお書きになっている田中保善氏の御著書『泣き虫軍医物語』(毎日新聞社、昭和55年)が届きました。

戦争末期の昭和19年7月、町の開業医だった著者が軍医として応召、戦地ボルネオを中心とした体験記録です。

愛媛の古書店からの発送で、310円。経年劣化で中身は黄ばんでいるものの、美品といってよい商品でした。中表紙に付された青年軍医のきりっとした童顔の御写真を見たとき、思い出しました。

小学校だったか中学校だったかは忘れましたが、集団予防接種のとき、見かけたお顔です。上品な、優しそうなお顔。昔のことで、記憶は確かではありませんが……

プロフィールから引用します。

明治42年鹿島市に生まれる。鹿島中学旧制佐賀高を経て昭和10年九州帝大医学部卒、同12年鹿島市で開業。同19年7月応招。同21年4月復員…

まだ読んでいる途中なので、記事を改めてレビューを書きたいと思っています。

ちょっとだけ書いておくと、従軍慰安婦は出てきませんが、慰安婦(公娼)は結構出てきます。日本の娘だけでなく、「朝鮮や台湾の娘もおり、時にはジャワ島から来たジャワ娘もいた」(73頁)とあります。連れてこられたではなく、「来た」とありますよ。

信憑性の薄い河野談話が発表されたのは平成5年(1993)、田中氏の御著書が上梓されたのはそれを遡ること13年、昭和55年(1980)です。率直でユーモラスな筆致が特徴的なこの体験記には、様々なことが赤裸々に書かれています。

慰安婦達との恋愛遊戯のようなこともよくあったようで、田中氏は千代龍という美女に一目惚れ。こんなことを書いて、奥様に叱られなかったでしょうか。千代龍というのは源氏名でしょう。

日本軍がクダット地区を撤退するとき、酋長は部下幹部と共に涙を流して悲しみ、次のように言ったと書かれています。

クダットを撤退するのは思いとどまって下さい。他の新鋭部隊でなく今のあなた達でよい。日本軍がいなくなって、またもし白人が来たら、我々はまた人間扱いはされない。日本軍は私達を同等に扱ってくれた。我々と同じ物を食べ、一緒に同席してくれた。また赤十字をつけた兵隊さんからは我々の仲間が病気を治療してもらって沢山助けられている。どうか日本軍の皆さん、クダットに残っては下さらないでしょうか。日本軍の代わりに白人が来たら、我々はまた奴隷にされてしまいます。(131~132頁)

田中氏のこの御著書だけでも、左翼がしがみついている前掲二点を覆すことができます。「勝てば官軍、負ければ賊軍」といいますけれど、勝った側って、本当に嘘つきですね。

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2019年10月 5日 (土)

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その14。再開の動きのある中で浮上した、補助金詐欺疑惑。

愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止となった企画展「表現の不自由展・その後」ですが、以下の愛知県議会議議員のツイートが示す、不透明な状況下で、再開の動きが出ています。

再開する時期は10月6~8日の方向だということですが、ここへきて、補助金詐欺疑惑が出てきました。

明日は6日ですが、本当に再開されるのでしょうか。メディアはおそらく補助金詐欺疑惑に関してはおおむねスルーでしょう。出版界の現状を伝える以下の貴重なツイート。

あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展・その後」では、慰安婦像はじめ、昭和天皇、特攻隊を貶める作品が展示されていました。それを再び日本人の目に晒すつもりなのでしょうか。

ここまでするのであれば、日本人が大東亜戦争と呼び、戦後、GHQによって戦時用語として使用が禁止され、太平洋戦争などと呼ぶようになった戦争について、公平に検証すべきです。

否、既に検証は充分なされたといっていい段階にきているのですから、メディアがそれを海外にまで拡散してくれればいいだけの話なのです。反日に染まりきっていて、彼らはそれをしようとはしません。

「欧米諸国によるアジアの植民地を解放し、大東亜共栄圏を設立してアジアの自立を目指す」、という理念と構想を元に始まった大東亜戦争が、アジアの植民地の宗主国を中心に構成された連合国側にとっては都合が悪かったため、終戦後にはGHQによって「戦時用語」として使用が禁止され、「太平洋戦争」などの語がかわって用いられた。
「大東亜戦争」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年8月16日 04:16 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

戦争をするに当たっての日本のこうした理念と構想は、開戦の詔勅に簡潔に書かれています。開戦の詔勅、終戦の詔勅の内容を日本人は学校で教わることがありません。

前の記事で書いたように、萬子媛のイメージ像をモデルとした新作能を書いている途中ですが、戦時中、萬子媛に度重なる危機を助けられたとお書きになっている田中保善氏が軍医として行かれたというボルネオについて調べていました。

コタブルトのアバラ屋と書かれている箇所を読むと、ジャングルの中なのだろうかと思い、これは凄惨なボルネオの戦いというイメージにぴったりくるものでした。ですが、クダット県知事公舎、大きな医務室などと書かれていると、整備された地域もあるのだろうと思いました。それは、植民政策を行っていたオランダかイギリスが整備したものを日本軍が占領したのだろうかと思い……当時の状況が全くわからなくなりました。

連合軍の攻撃で悲惨になる前のボルネオの状況を知りたいと思いました。今でもジャングルで有名なボルネオは、ボルネオの戦いで悲惨になる前から悲惨なところだったのでしょうか。

今のボルネオは親日だそうで、特にブルネイがそうだと知り、ウィキペディアを閲覧しました。

第二次世界大戦が始まり、この地を支配していたイギリスを日本軍が排除した結果、1942年より日本の戦時統治が始まり、ブルネイ県が設置される。
木村強がブルネイ県知事として着任した。
木村強は約1年間ブルネイ県知事を勤めて最初に軍部の反対を抑えて、多くのインフラ設備と公共設備投資をして、後のブルネイの経済発展をさせた。後に首狩り族とブルネイで恐れられ、日本軍に抵抗し戦い、その日本軍の兵士も捕まえて首を切ったとされているイバン族を必死に説得して協力させ、ブルネイの発展に作業させた。ブルネイ国王のアマド・タジュディンはイバン族を全滅させようとしたが、木村強は何とかしてイバン族の命を救った。そして1年のブルネイ県知事を終えた。
「ブルネイの歴史」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年8月29日 01:28 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

石油がほしいというだけでは、首狩り族を保護するようなことまではしないでしょう。以下のブログには、詳しいことが書かれています。植民地として利用されるだけで貧しかったボルネイを日本は人道的なやりかたで、豊かなところに変えていきました。日本人がブルネイの人々と一緒に平和な、豊かな場所に変えていったところへ、連合軍が攻撃をしかけてそれを滅茶苦茶にしたというわけです。

「【親日感動秘話】ブルネイを救った伝説の日本人」『にゃんころりんのらくがき』。2016年06月06日 13:47 UTC、URL: https://ameblo.jp/ba7-777/entry-12167914277.html

そういえば最近、ペリリューの戦いで知られるパラオについても調べて、感動したばかりでした。

2019年9月16日 (月)
あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その13。「開戦の詔勅」から「表現の不自由展・その後」まで、ツイートを時系列に。
http://elder.tea-nifty.com/blog/2019/09/post-dcf82f.html

太平洋戦争について調べるとき、こうした「発見」は沢山出てきます。そうした国々が今も親日であることが、何よりの証拠です。日本人にとって、太平洋戦争はまぎれもなく大東亜戦争だったのです。

戦時中の日本人の美しい行為は、江戸初期生まれの萬子媛が神社という神域から今なお続けておられる行為に重なるものがあります。日本人にはこうした一筋の美しい流れがあり、それを絶やしてはいけないと思います。これほどのものを作り上げた文化は尊重され、継承されるべきものであって、貶められるべきものではありません。

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2019年9月16日 (月)

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その13。「開戦の詔勅」から「表現の不自由展・その後」まで、ツイートを時系列に。

カテゴリー「あいちトリエンナーレ」

「表現の不自由展・その後」の再開への動きもあるようですが、なぜ、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」のような日本人を貶めるような催し物が、他ならぬ国内の公共施設を使って行われるようになったのでしょうか。家庭に例えれば、これは家庭内暴力のような事態ではないでしょうか。

歴史的経緯をざっとでも探るためにツイートを使って、大東亜戦争の「開戦の詔勅」から時系列に見ていってみましょう。

太平洋戦争を、日本では大東亜[だいとうあ]戦争と呼んでいました。

大東亜戦争(だいとうあせんそう、旧字体: 大東亞戰爭、英: Greater East Asia War)は、大日本帝国と、中華民国、イギリスやアメリカ合衆国、オランダ、オーストラリアなどの連合国との間に発生した戦争に対する呼称。東條内閣が、昭和12年7月7日勃発の支那事変(日中戦争)も含めて「大東亜戦争」とすると閣議決定した。よって、大東亜戦争の開始は1937年(昭和12年)7月7日である。
「欧米諸国によるアジアの植民地を解放し、大東亜共栄圏を設立してアジアの自立を目指す」、という理念と構想を元に始まった大東亜戦争が、アジアの植民地の宗主国を中心に構成された連合国側にとっては都合が悪かったため、終戦後にはGHQによって「戦時用語」として使用が禁止され、「太平洋戦争」などの語がかわって用いられた。
「大東亜戦争」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年8月16日 04:16 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

太平洋戦争は軍国主義の日本によって惹き起こされた侵略戦争だとわたしは学校で教わりました。左翼や在日コリアンは、この説を大層積極的に採用、主張しています。ですが、「開戦の詔勅」にはそのようには書かれていません。

前掲書、玉音放送を伝える会 太田一水『終戦の詔勅』中「開戦の詔勅」<現代語訳文>より引用します。

……引用ここから……
そもそも、東アジアの安定を確保して、世界の平和に寄与する事は、大いなる明治天皇とその偉大さを受け継がれた大正天皇が構想されたことで、遠大なはかりごととして、私が常に心がけている事である。そして、各国との交流を篤くし、万国の共栄の喜びをともにすることは、帝国の外交の要としているところである。(略)このような事態がこのまま続けば、東アジアの安定に関して我が帝国がはらってきた積年の努力は、ことごとく水の泡となり、帝国の存在も、まさに危機に瀕することになる。ことここに至っては、我が帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立ち上がり、一切の障害を破砕する以外にない。
……引用ここまで……

「ペリリューの戦い」をご存じでしょうか。

パラオの人々に愛される日本兵のエピソードは、戦争における日本のスタンスを物語るものです。パラオ以外にも、韓国、中国は別ですが、アジアには親日国が沢山あります。

苛烈を極める戦争でしたから、思い通りにはいかないことの連続だったでしょうが、基本的に日本兵は、他の場所でもパラオでのような精神性で戦ったのではないでしょうか。

前掲書、玉音放送を伝える会 太田一水『終戦の詔勅』中「終戦の詔勅」<現代語訳文>より引用します。

……引用ここから……
私は日本とともに終始東亜の植民地解放に協力した友好国に対して、遺憾の意を表さざるを得ない。
……引用ここまで…

日本にとって、大東亜戦争はその名の通り、東アジアの植民地を解放するための戦争だったに違いありません。

ところが、戦後、GHQによる洗脳政策「WGIP[ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム]」によって、そうした記憶は日本人から奪われていきました。

「逆・教育勅語」を教わった人間が作り出す世界はというと、日本の現状そのものではありませんか。

倉山氏は「なんだ、戦後民主主義の行き着く先ではないか。。。ついでにアメリカンデモクラシーとか、グローバリズムとか、儒教思想(実は韓非子)も混ざっている。たぶん上の「逆・教育勅語」は、マッカーサーとスターリンと宮沢俊義の合作に違いない」とお書きになっています。

前掲動画「【高橋史朗】ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムの源流を暴く![桜H27/8/4]」によると、WGIPはロックフェラー財団の援助を受けたイギリスのタビストック研究所と中国の毛沢東の洗脳計画を父母としてアメリカに誕生したようですから、日本人からディープステイト、ネオコン、国際金融資本、共産主義の臭いがぷんぷんするのも当然ですね。

では、日本人は、パラオの人々に愛された大日本帝国時代の日本人とは真逆の人間になってしまったのでしょうか。

確かに、以下の動画で壊れたようにおしゃべりしている東大生は、パラオの人々に愛された日本人とは対照的で、まるでWGIPの輝かしい作品のようにすら見えます。幼児性丸出しの屁理屈が哀れです。東大は国立ですから、このような学生にも税金が使われているわけですね。何て無駄な支出でしょう。

日本の若者が全てこのようになってしまったら日本も終わりですが、幸い、全ての若者がそうなったわけではありません。ごく一部分の若者でしょう。

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」もGHQのWGIPなしには考えられない、ブラックジョークのような悪趣味極まる催し物でした。英霊は、これをどうご覧になったでしょうか。わたしは申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

ところで、わたしは神智学徒なので、坪内隆彦『アジア英雄伝 日本人なら知っておきたい25人の志士たち』(展転社、2008)の中の次の一文に注目しています。

アジア各地の伝統思想、宗教の復興、それと結びついた反植民地主義に与えた神智学の影響の大きさは、もっと重視されても良いのではなかろうか。(坪内,2008,p.83)

このことについて、いずれちゃんと調べたいと思っています。

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2019年9月14日 (土)

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その12。週刊ポスト問題で浮き彫りになったマスコミのダブルスタンダード。

カテゴリー「あいちトリエンナーレ」

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」と週刊ポスト(小学館)「韓国なんて要らない」に対する報道から明らかになった、マスコミのダブルスタンダード(二重基準)。それがどのようなものであったか、門田氏が的確に解説しておられます。

『週刊ポスト』編集部によると、週刊ポスト9月13日号掲載の特集『韓国なんて要らない!』は、「混迷する日韓関係について様々な観点からシミュレーションしたもの」だそうです。

それに対して、作家から怒りの声があがりました。

  • 深沢潮「記事が差別扇動であることが見過ごせなかった」
  • 内田樹「世間の良識に反するような攻撃的で差別的な言葉を世間に流布させた『週刊ポスト』編集部に出版人の矜持はないのか」
  • 柳美里「日本で暮らす韓国・朝鮮籍の子どもたち、日本国籍を有しているが朝鮮半島にルーツを持つ人たちが、この新聞広告を目にして何を感じるか、想像してみなかったのだろうか?」

この方々の経歴をウィキペディアから引用します。

深沢 潮(ふかざわ うしお、1966年 - )は、日本の小説家。
東京都生まれ。両親は在日韓国人で、自身は結婚・妊娠を機に日本国籍を取得した。上智大学文学部卒業後、会社勤務や日本語講師などを経験。2012年、『金江のおばさん』で、第11回「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞。
「深沢潮」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年9月4日 20:09 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

柳 美里(ゆう みり、유미리、1968年6月22日 - )は、在日韓国人の小説家、劇作家である。国籍は韓国。
神奈川県横浜市中区出身。横浜共立学園高等学校中退、演劇活動を経て1994年に小説家デビュー。1997年芥川賞受賞。作品には私小説が多く、無頼派の系譜を継ぐ作家と評されることがある。
「柳美里」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。 2019年6月13日 13:14 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

内田 樹(うちだ たつる、1950年9月30日 - )は、日本のフランス文学者。学位は修士(東京都立大学・1980年、フランス文学専攻)。武道家(合気道家、凱風館館長)、翻訳家、神戸女学院大学名誉教授、京都精華大学人文学部客員教授。
自由民主党と公明党による連立政権である安倍内閣に対して、独裁という強い表現を使って反対の立場を表明している。『しんぶん赤旗』のインタビューで、「共産党に期待することは、マルクスの教えのもっとも本質的なところ、すなわち『ものごとを根底的にとらえる』という意味でラディカルな政党であってほしいということです」と述べている。
「内田樹」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。 2019年9月7日 00:54 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

深沢潮氏は韓国籍から日本国籍に帰化した小説家。柳美里氏は在日韓国人の小説家。内田樹氏は左翼文学者。

この方々が感じた痛みは、日本人があいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」から感じた痛みと同質のものでしょう。マスコミの大勢[たいせい]は韓国、左翼と関係の深い方々に共鳴したようですから、マスコミ界には韓国、左翼と関係の深い人々が如何に多いかがわかります。

何にせよ、前掲作家の方々は大手出版社「小学館」とはもう仕事をなさらないそうです。

わたしも鳳水氏と同じことを思いました。「仕事を要らないのならください」

また、わたしは柳美里氏の以下のツイートに相当な違和感を覚えたのです。柳氏は「わたしは、排除する側ではなく、排除される側で良かったと心底思います」と書いておられますが、そのことに対してです。

ご自分が排除される側との柳氏の認識は、どこか変です。

以上のことから導き出せることは、韓国、左翼に関係の深い方々は、自分たちにとって居心地のよい、自分たちが排除されない世界を形成するために、韓国・左翼に関係の深くない人々――その多くが一般日本人でしょう――を排除する側におられたのです。

彼らは現在、仕事にも地位にも恵まれていながら、排除された遠い過去の記憶があるのでしょうか。

「その11」で、今後の日韓関係を考える上で参考になりそうな馬渕睦夫氏出演の動画「ひとりがたり馬渕睦夫」#27 日韓対立の要因〜米DeepStateの東アジアレジームとは?〜 ホワイト国・GSOMIA・輸出管理強化 https://youtu.be/a1sIf8IReVw @YouTube を紹介しました。

今後の在日コリアンの方々との関係を考える上で参考になりそうなのは、高市早苗総務相が民主党政権下で野党議員として発言された次の動画です。在日コリアンの方々が強制連行されたという日本に対する誤った認識、不要な被害妄想に囚われておられるなら、それらから解放されるべきです。

https://youtu.be/-NsZ-9Bxp6w

一色正春氏が「iRONNA」の記事「朝鮮人が目を背ける『強制連行』と『強制労働』の真実」で、このことに関してわかりやすくまとめられておられます。記事には、動画の高市氏の発言で出てくる「在日朝鮮人の渡来および引揚げに関する経緯、とくに、戦時中の徴用労務者について」(記事資料 昭和34年7月11日:昭和35年2月外務省発表集第10号より抜粋)という資料も転載されています。

 

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2019年9月 8日 (日)

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その11。芸術監督・津田大介氏及び同展実行委員会による、日本外国特派員協会でのそれぞれの記者会見

カテゴリー「あいちトリエンナーレ」

愛知県で開催中の「あいちトリエンナーレ2019」(2019年8月1日~10月14日)の企画展「表現の不自由展・その後」は2019年8月1日より開催され、8月3日をもって中止されました。

この件で2019年9月2日、芸術監督・津田大介氏及び同展の実行委員会が、日本外国特派員協会でそれぞれ記者会見を開きました。

「表現の不自由展・その後」の内容が芸術作品とはおよそいいがたい、韓国政府の主張に全面的に依拠した政治プロパガンダであることを過去記事で確認しましたが、「表現の不自由展・その後」の実行委員会の会見はこのことを裏付けるものです。

展覧会の目的が「慰安婦」問題、天皇と戦争、植民地支配、憲法9条、政権批判にあることを実行委員会自ら臆面もなく語っているのですから、開いた口が塞がりません。

これだけ露骨な政治プロパガンダであるにも拘わらず、実行委員会にも芸術監督・津田大介氏にも、その自覚がなさそうです。芸術と政治プロパガンダは異なるという基本的認識を欠いているようです。

「表現の不自由展・その後」には組織的検閲や忖度によって表現の機会を奪われてしまった作品が集められたということですが、「検閲」されて表現の機会(発表の機会の間違いではありませんか?)を奪われたはずの作品が、白昼堂々と「表現」されていたという可笑しさ。

今回の中止も、公共施設での開催が問題視されたにすぎません。やりたければ、「検閲」されているわけでもなんでもないのだから、公共施設でないところで、自費で、お好きなようにやってくださいというしかありません。

ところで、馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、前吉備国際大学教員教授)が「林原チャンネル」2019年9月4日公開の動画で、GHQ占領下における天皇陛下の役割がどのようなものであったのか――日本人は伝統的に天皇陛下をどのように捉えてきたのか――を的確に考察しておられます。

そこから、「表現の不自由展・その後」の内容がこのような日本人の奥底に存在する思いにどれほど無知、無理解なものであり、そのことが多くの日本人を怒らせたのだとわかります。

貴重な動画も、時間が経てば消えてしまうことが多いので、以下に、部分的に文字起こしさせていただきました。

(……)GHQ占領下における天皇陛下の役割は大きかった。それは古事記の神世にまで遡らなくてはならない、日本の伝統的な精神に依っているわけですけれども、陛下が日本の最高の権威としてGHQの下でも、実はGHQの上に君臨しておられたということですね。

天皇陛下が存在されたということがGHQ占領下における日本人の精神を、いわゆる植民地支配下にあった他のアジア、アフリカ諸国のような精神にはならなかったということではないかという気がしてならないんですね。

今日、ということは逆にいえば、わが国は有史以来ずっと独立をしているわけです。わたしたちの生き方そのものが我々の精神の中では生き方がゆがめられていないということですね。このことは実に大きなことだと思います。

これから令和の時代はすでに始まりましたけれども、これから激動の9月からさらに日本を取り巻く環境はさらに悪化していくといいますか、様々な分野での紛争、あるいは闘争といいますかね、そういうものが顕在化していくという風に感じていますけれども、そのときに我々がどうそこを乗り切るかという重大なヒントを与えてくれていると思うんですね。

それは日本の国体の真髄といってもいいんですが、それは日本という国家が天皇陛下を戴く国であるということですね。このことは我々あまり日々は感じていないんですけれども、一旦緩急あらば、やはり天皇陛下が存在しておられる、天皇陛下が国家の安泰と国民の幸せを祈ってくださっている、そういう意味では守ってくださっている、そういう気持ちがわたしたちのDNAの奥底にずっと存在しているわけですね。

わたしたちはその思いにいわば抱かれて、今も今日まで生き延びることができたんだとわたくしは素直にそう思っております。

これを西欧思想かぶれした人は、つまり西欧思想かぶれの人というのは唯物論者ですからね。そういうことが認められないんですね、残念ながら。そういうことを認めてしまうと、彼らが一生懸命今まで勉強してきた西欧思想というものが全く無駄になりますからね。

わたくしは無駄とはいわないけれども、その程度のものだとは思っておりますが、結局日本のいわゆる文壇にしろ、メディアにしろ、政界にしろ、経済界にしろ、教育界にしろ、どうしてもその唯物論思考から逃れられないんですね。

で、そういうことを平成の時代までは唯物的思考で生活してきたと。それが圧倒的な比重を占めてたという風にいえるんじゃないかと思いますね。

ちょっと朝鮮統治との比較から話は飛びましたけれども、問題は戦後の体制の中で、日本は韓国――北朝鮮はちょっと外すにしても――に対して特別扱いを強いられてきたということですね。ここが非常に重要な点なわけです。

簡単にいえば、韓国のほうから見てみますと、韓国は被害者、日本は加害者ということですね。そういう関係に入りますと、日韓が対等な関係になれないわけですね。

同じ独立国として、同じ主権国家として、日本と韓国が対等の関係には今までなってこなかったわけです。それは韓国から見て、日本は加害者、それから韓国は被害者。

ですから、被害者は特別扱いされて当然だという心理が働いていたんだと思いますね。それだけなら今日のような事態には至らなかったんですが、日本のほうも何となく自分たちは加害者であったんじゃないか、だから韓国に対してはいろいろ手厚くしてあげなければならない、そういう気持ちが期せずしてあったんだと思います。

その気持ち自体が悪いとは思いませんけれども、それは個人のレベルの問題と、国際関係、あるいは国と国との問題、あるいは政治の世界では違う効果をーー結果を導き出すことになるわけですね。

我々はなかなかそこまでは予見できなかったわけなんです。韓国が困っていれば戦後助けてあげよう、それ自体は美談のように聞こえますけれども、実はそれが重なって今日のような歪な日韓関係になってしまった、ということではないかと思います。

その責任は勿論韓国にも日本にもあるんですが、もう一つ大きな責任を担った国があるわけなんですね。国というよりは勢力とわたくしはいっておりますが、それは皆さんもうおわかりのように、戦後のアメリカなんですね。

もっといえばオバマ大統領までのアメリカですし、もっといえば、ディープステイトが事実上支配していた戦後のアメリカということになるわけなんです。(……)

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2019年9月 5日 (木)

河野太郎外相の寄稿文「The Real Issue Between Japan and Korea Is Trust(日韓間の真の問題は信頼)」

現職大臣のこのような寄稿は嬉しいですね。

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2019年8月31日 (土)

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その10。問題の本質に迫る美術史家・田中英道氏。

カテゴリー「あいちトリエンナーレ」

九州北部豪雨(自衛隊の皆様のご活躍に、胸がいっぱいになりました!)、白熱する香港問題、国際常識の逸脱甚だしく何やらハーメルンの笛吹き男に似てきた韓国ムン大統領……と、次々に流れてくるニュースにまたしても釘付けとなっていました。

一方、国際問題に発展したものの、彼らの味方なのかマスコミが一向に騒がず、うやむやのうちに沈静化してしまいそうな「あいちトリエンナーレ」問題。

「林原チャンネル」2019年8月11日公開の動画で、美術史専門の田中英道先生が、マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp,1887 - 1968)の作品『泉』を話の皮切りに、問題の本質に迫っておられます。

https://youtu.be/Zgv0KAG-4e8

貴重な動画も、時間が経てば消えてしまうことが多いので、以下に、部分的に文字起こしさせていただきました。

芸術が物になっている。それで芸術を否定したつもりになっている。しかし、これはそのグループの単なる内向きの会話にすぎない。ところが彼らにとってはそこしか見ていないものだから、新しいものだと思い込んでいる。こういうことそのものが20世紀の欠点なんです。

一つはそういうことによって、物派は精神的なものを全部を潰したつもりになっている、否定したつもりになっている。これが宗教も否定する、精神も否定する、哲学も、思想も、全部……そういうものが権威だ、権力だ、ということになっているわけね。家族を否定する、破壊する、そういうことに皆通じているわけ。

こんなものは、それを否定した当人たちの生活を一人一人見ていればわかるわけで、そんなもの否定できっこないんですよ。皆さんそれぞれお母さんから生まれてきて、家族になって育っているはずで、やっぱり矛盾しているわけね。

その偽善的な態度そのものが、芸術を作るなどという前提を否定しているわけです。ですから、こんなものは作らなくていいんですよ。……展覧会のあの体たらくというのは、わたくしはですね、今の戦後の芸術のある種の衰退の象徴だろうと。

やはり、こうした問題の根っこにはマルクス主義的唯物論があると思わざるをえません。芸術を否定しながら芸術活動を行うという矛盾は、プロパガンダ、利権のためでしょうね。

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2019年8月27日 (火)

ツイッターから拾った、中共の臓器ビジネス関連の三記事

8月末までに済ませておきたい宿題の一つに、中共の臓器ビジネスに関する神秘主義的考察がありました。以下は、それに関するメモ的過去記事です。

2019年7月14日 (日)
創作が滞っています。脳死について。
http://elder.tea-nifty.com/blog/2019/07/post-ea1718.html

2019年6月15日 (土)
香港デモと中共の闇の深さ、そしてブラヴァツキー夫人の心臓に関する注目すべき美しい文章
http://elder.tea-nifty.com/blog/2019/06/post-3bace0.html

以下は、2016年に拙「マダムNの神秘主義的エッセー」にまとめた記事へのリンクです。

48 失われたと思っていた中国五千年の芳香
https://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/04/29/075132

ブラヴァツキー夫人の神智学では、人間の七本質の一つはカーマ(欲望)です。死に際して、カーマはカーマ・ルーパ(欲望体)を形成するといわれます。

死後、七本質のうちの三つの高級本質は一つの組になってデヴァチャン(天国、極楽)状態に入りますが、以前の人格我の影であるカーマ・ルーパはカーマ・ローカという物質界とデヴァチャンの間にある状態に取り残されます。

カーマ・ルーパはしだいにしぼんで崩壊するはずのものですが、この魂殻がどれくらいの期間生き延びるかは、故人の生き方が決定するといわれています。

一般に、幽霊といわれているものの正体は、このカーマ・ルーパです。

わたしは夫の父方の義祖父のカーマ・ルーパが夫の依存症体質(霊媒体質)に惹き付けられて憑依しているのを新婚時代から察知し、何とかしようと試みました。

が、カーマ・ルーパは、本来、義祖父が持っているはずの高級な知性も霊性も奪われているため、カーマ・ルーパに対する説得は無意味です。

夫が憑依を免れるには、自ら依存症体質を克服する以外ありませんでしたが、カーマ・ルーパを通したわたしの説得は、あの世で眠っている義祖父に、34年かかって何とか届いたようでした。

あの世で義祖父が目覚めたそのときが、義祖父の成仏のときだったと考えています。

わたしは義祖父のカーマ・ルーパが夫を離れたのを感じました。ですが、それが崩壊したのか、はたまた、どこか別の憑依先を見つけたのかは神のみぞ知るです。

世界的に索漠とした刹那的な傾向が強まる中で、自覚のないまま、このようなカーマ・ルーパに憑依されている人は多いと思いますが、神秘主義者としてのわたしのカーマ・ルーパ体験は今のところ、この一件だけです。

この出来事を通じて、ブラヴァツキー夫人の説が如何に正しいかを学びました。

唯物主義的な欲望を強めるほどに、カーマ・ルーパは有害な要素を強めるのではないでしょうか。そして、誘惑に弱い人間を餌食とするのです。餌食となった人間は、悪くすれば人生を棒に振り、死ぬと自らも有害なカーマ・ルーパを残しがちになるのかもしれません。

わたしは義祖父があの世で長い眠りから覚める、ありありとした夢を見、正夢だと判断しましたが、H・P・ブラヴァツキー(田中恵美子訳)『神智学の鍵』(神智学協会ニッポン・ロッジ、1995改版)には、あの世で死んだように眠る唯物論者について解説されています。

その唯物論者が天国状態を楽しまずに――楽しめずに――眠っているのは、「あの世の人生は、人間が信じ、期待していた通りになる」(ブラヴァツキー,田中訳,1995,p.167)からにすぎません。そして、唯物論者が永遠の中で自分自身に気づいたとき、そのように眠って過ごしたことを悔いる日がくるかもしれないとブラヴァツキー夫人はいいます。

中共の唯物主義は欠陥思想でありましたが、今やブレーキが利かなくなって暴走中です。

以下のツイートを読むと、わが国でもようやく、中共が行っている臓器移植について、動きが出てきているようです。

アメリカも関与し始めました。

中共の臓器移植がどのような目的で始まったのか、以下のツイートからニュース記事を読んで唖然としました。中国高官が憧れた「延命」や「若返り」のためだったというのです。本当にこの世しか眼中にないのですね。

不老長生・現世利益は中国の伝統的な価値観のようですが、それが唯物論と結びつくと、ここまでグロテスクになるのですね(絶句)。人食い人種とか吸血鬼を連想してしまいます。生きているうちから既に、高級な知性も霊性もなくしたカーマ・ルーパのようです。

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2019年8月14日 (水)

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その9。ついに、国際問題に発展。

カテゴリー「あいちトリエンナーレ」

企画展とは別の展示に参加する米国の報道機関が出品の取り下げを要請し、スイス出身の作家達も展示中止を求める声明を出したとのことです。

これがまともな芸術感覚、国際感覚なのです。

 

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