カテゴリー「健康 №2(体調) 」の1000件の記事

2019年6月11日 (火)

上皇后陛下が診断された「血液の逆流」

宮内庁の7日の発表で、上皇后陛下の症状が報じられたときから、もしかしたら心臓弁膜症ではないかと思っていた。記述された症状に覚えがあったので。

上皇后陛下は84歳のご高齢。これまでの激務を思えば、本当に大事になさっていただきたいと思う。

心臓の病気を持っていると、どうしても疲れやすい。そこを押して無理をすると、動悸、息切れ、不整脈が起きる。気候も影響する。

自分のことになるが、この時期はどうしてもエアコンの掃除や衣類の整理などの家事が増え、創作にまで手が届かなかったりもする。

普段は家事の合間にブログを書いたり、創作のための資料を確認したりといったことをやって、深夜、本格的な作業に入る。そして、昼間に仮眠。

ところが、近頃は余分な家事のためにくたびれて寝てしまい、深夜の集中作業がなかなかできず(今日はブログを書いている)、焦る、焦る。焦っても仕方がないのだが。

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2019年4月17日 (水)

親知らずの抜歯から1日経過(今朝から平常運転、昨夜は地獄)。

前記事を書いたころ、麻酔が覚めてきた感触があった。夫に「頬が腫れてるね」といわれ、鏡を見ると、右頬が軽いおたふく風邪くらいには腫れていた。

覚めたらどれくらい痛いのだろう、と思ったのが間違いだった。この時点で痛み止めを飲むべきだった。

今日は安静に、といわれたので、仕事帰りの娘と待ち合わせて、デパ地下で夫に寿司、娘とわたしはアンデルセンのサンドウィッチを購入。ここのパンは美味しい。食材がみずみずしく、特にサンドウィッチが美味しい。娘はチキン入りの厚めのサンドウィッチ。わたしは薄めのが沢山入った、噛みやすそうなミックスサンドにした。

モロゾフでプリンも買う。ストロベリーが好きな夫には「スカイベリーいちごのプリン」、娘とわたしは「濃厚プレミアムカスタードプリン」。どちらも期間限定。

念のために、スーパーでミニカップ麺も買った。サンドウィッチが無理でも、少しふやかしたカップ麺かプリンなら食べられるだろうと思った。

夕飯作りをパスするし、午後3時半からの抜歯だったので、皿洗いや洗濯、簡単な掃除などの家事は済ませていた。抜歯が恵んでくれた優雅な時間だわと思った。

ところが、これがとんでもない勘違いだった。歯科衛生士さんが初診時に「抜歯後は食べられないと思うから、来る前にしっかり食べておいたほうがいいわよ」とおっしゃり、抜歯後は「運動と飲酒は控えてください。歯磨きも今日は止めておいてください。入浴はシャワーだけならいいでしょう。とにかく今日は安静に」と細々とした注意があった。

ちょっと大袈裟なんじゃないかな、と思ったのも、間違いだった。麻酔が切れたら、抜歯後地獄絵巻が展開されるとは思わなかったのだった。

夫が虫歯、娘が親知らずを抜いたときは、痛そうではあったけれど、おなかが空いたから普通に食べるといった。何を作ったかは覚えていないが、二人とも抜歯していないほうの歯で噛み、しっかり食べた記憶があったということもあり、楽観していた。

ただ二人とも、切開はしていない。その違いなのか、痛み止めの違いなのかはわからないが、麻酔が切れ出したころに痛み止めとして処方されたカロナール200㎎を2錠服用した。痛んだときのための頓服だ。口がうまく開かないので、水はストローで飲み、腫れぼったい喉で飲み込みにくかったが何とか服用。

効くのを待っているうちに、何が何だかわからないほどの痛みが抜歯した右頬だけでなく、なぜか上顎から下顎に起きた。なぜか腫れぼったかった喉まで痛み出した。

とにかく、口全体と喉にかけて痛い。右頬があまりに痛いので、噛んでいたガーゼをとりたいと思った。ところが口が開かない。いくらかでも開けようとして、切開した傷跡、縫った後の痛みがありありと感じられた。血が口の中に溜まるので吐き出したい。しかし、尾籠な話で申し訳ないが、ペッと唾を切る動作が難しい。

たが、口の中に溜まったものを飲み込むと、吐き気がする。また、口に溜まったものが刺激するのか、咳が出て、喘息っぽい咳となり、止まらないわ、苦しいわで、麻酔がうまく効かない中で抜歯した娘ではないが、ツーと涙が出た。

再び、尾籠な話で申し訳ないが、洗面所に行って、口を開け、ダラーと口から血――血に染まった唾液というより、真っ赤な血液そのものだった――をこぼし、口を拭う。それを何回も繰り返した。疲労感に襲われ、それ以外のときは横になっていた。

娘が心配してくれ、保冷剤を取り替えたりしてくれた。テレビはマツコ・デラックスの番組を映していて、サメ好きな人々が出ていた。宇宙か動物の番組を観ると気がまぎれるので、涙をツーと流しながら観た。海岸でサメの歯を蒐集している小学生がサメの歯のコレクションを披露していた。

サメの歯から抜いた親知らずを連想し、そのときは痛みがちょっと増した。痛すぎた1時間が経ち、ようやく薬が効いてきた。何てトロい薬だろうと思いカロナールについてググると、穏やかな作用とあった。穏やかすぎる!

口を開けると痛みが増したが、指を突っ込んで何とかガーゼを抜きとった。血が止まりにくいときのために、替えのガーゼを貰っていた。

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血は明らかにまだ出続けていたけれど、替えガーゼを自分で詰める勇気は出なかった。娘がよくできているね、といって見ていた。「コットンだけじゃ、傷口にくっつくんじゃないかと思っていたけれど、コットンをガーゼで包んであるんだね」と娘がいった。

そのときは、それをよく見る元気すらなかった。食事どころではない、怖ろしい数時間だった。そのうち、痛みが和らいで、眠った。朝5時に目覚めたときは、8割がた痛みが消えていた。

娘の言葉を思い出して、替えのガーゼをよく見た。クリニックではガーゼと呼んでいたので、ガーゼとしか思わなかったが、改めて見ると、よくできている。

まだサンドウッチを食べる勇気は出なかったので、野菜ジュースを飲んだ。元気が出たので、普通に家族の朝食を準備した。準備しながら空腹を覚え、サンドウィッチをむさぼり食べる。抜歯した右側も喉も上顎も、ほとんど痛まなかった(上顎が痛かったのはぜだろう?)。痛み止めはもう切れているはずだった。数時間で、こうも楽になるものかと驚いた。

ただ、抜歯の前夜から飲み始め、5日分出ているロキソニンには痛み止めの効果もあるで、それが効いているのかもしれない。

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2019年4月12日 (金)

使いやすい歯ブラシ

前に通った歯医者さんで購入した歯ブラシは、使いやすいものでしたが、別の歯医者さんに行ったときは歯ブラシを購入して、それまで使っていた歯ブラシとどちらがいいか比較することにしています。昨日から通い始めた歯医者さんでも、歯ブラシを購入しました。

わたしの主な症状は、右奥歯のさらに奥に横向きに生えた親知らずのために――その存在に気づきませんでした――奥歯の側面が磨けなくなっていました。そのため、奥歯と親知らずの間の隙間に歯垢が溜まるようになりました。その周辺が炎症を起こして赤くなり、歯周病となって、歯を磨いたときに出血することがあるというものでした。

また、恥ずかしながら歯科受診をサボっていたため、自分ではしっかり磨いていたつもりでも、クリーニングしていただくと、歯石が沢山出ました。

ブラシの硬さは「ふつう」がいいといわれました。「かため」だと傷つけることがあり、「やわらかめ」だとよく磨けないという歯科衛生士さんのアドバイスです。

わたしの場合は出血することがあるので、「やわらかめ」のほうがいいのではないかと思ったのですが、「ふつう」でOKとのこと。

わたしの歯周病は全体としては大したことないそうですが、前述した奥歯周辺はよくないといわれました。奥歯周辺は中程度の悪化具合と考えていいのでしょうか。何にせよ、わたしが使えるくらいですから、軽い歯周病の人には「ふつう」で、いいのではないでしょうか。重症の人にはもっとやわらかいほうがいいのかもしれませんね。

日本人の8割が歯周病だそうですよ。

前に使っていた歯ブラシに比べると、同じ「ふつう」でも、新しく購入した歯ブラシは硬い感触です。ぐぐってみると、メーカーによって硬さの規格はまちまちなようです。

わたしが勧められた歯ブラシは、少なくとも「やわらかめ」寄りの「ふつう」ではありません。「ふつう」中の「ふつう」といってよいのか、「かため」寄りの「ふつう」といってよいのかはわかりませんが……

何にしても、持ちやすく、前に使っていた歯ブラシよりかためであるため、磨き終わると、スッキリします。歯磨き粉は少量つければいいそうです。沢山つけると、それだけでスッキリした気分になってしまい、磨くのをやめてしまうため、よくないとか。

歯医者さんでクリーニングと治療を受けたお陰が大きいのだとは思いますが、昨晩から今日にかけてよく歯を磨き、特に「よくない」右奥歯の辺りはガシガシ磨いていても、一度も出血していません。

とはいえ、磨きかたが下手といわれたので、これでいいのかどうか心許ないです。次回、しっかり教わってきます。前に別の歯医者さんに通ったときにも教わりましたが、半分忘れてしまっています。歯医者さんによって「流儀」の違いがあるのかもしれませんしね。

歯ブラシが使いやすいので、今度受診したときに家族のぶんも購入しようと思いながらAmazonに行ってみると、出ていました。紹介しておきますね。

ジーシー GC ルシェロ B-10 歯ブラシ 5本 (M(ふつう))
ルシェロ 
ASIN: B0032SVTKW

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2019年2月13日 (水)

病気、瞑想について、ひじょうに慎重だったブラヴァツキー。全くの黒魔術である前世療法。

この記事は、一昨日書いたことの続き、あるいは補足になる。

H・P・ブラヴァツキー(田中恵美子&ジェフ・クラーク訳)『実践的オカルティズム』(神智学協会ニッポン・ロッジ、1995)によると、1888年、神智学協会の秘教部門が創立された。

ブラヴァツキーの死後、彼女が秘密厳守として部門に授けた教えを、ある弟子達が誓いを破って公開した。近年、「秘教部門の教え」は、同題の単行本として出版され、『ブラヴァツキー文集』の第12巻にも出ており、前掲書『実践的オカルティズム』の第三部「『秘教部門の教え』より」は、そのわずかな一部だそうだ。

秘教部門は前掲書によると、神智学協会を創立当時の線に戻すために、「勇敢な魂の持ち主達の選ばれたグループ、本当の霊的進歩と魂の智慧を渇望している信念の堅いわずかな男女」の間で「同胞愛的結合を増進することにより、神智学協会全体の未来の成長を正しい方向に向けるよう助ける」目的で、創立された。(ブラヴァツキー,田中・クラーク訳,1995,p.148)

この秘教部門の段階は、実践的オカルティズム即ちラージャ・ヨーガを学ぶための見習いの段階とある。ラージャ・ヨーガとは、「瞑想によって悟りの境地に入る修行法。パタンジャリの『ヨーガ・スートラ』はこの根本聖典である。(略)」(ブラヴァツキー,田中・クラーク訳,1995,「用語解説」p.27)

「いくつかの例外的な場合以外は、学徒は物質化現象の起こし方を教えられることはなく、いかなる魔術的な能力を発達させることも許されない」。「秘教部門の本当の部門長はある大師である。H・P・ブラヴァツキーはこの部門のためのこの方の代弁者である」。(ブラヴァツキー,田中・クラーク訳,1995,pp.145-146)

このような記述からすると、『実践的オカルティズム』で紹介された第三部「『秘教部門の教え』より」で述べられていることは、ある大師のお言葉と考えてよい。

必読書として、シークレット・ドクトリン、バガヴァッド・ギーター、道の光、パタンジャリのヨーガ哲学、三種類の雑誌が挙げられている。

21条からなる「秘教部門の規則」の中に、飲食に関する注意がある。「あらゆる種類のワイン、酒、アルコール飲料、麻酔性または麻酔性の薬を飲むことは厳重に禁止」、それが守られなければ、全てが台無しになるという。このようなものはすべて、「脳と特に第三の目即ち松果腺に直接有害な作用をする」からだ。煙草は「あまり多量に吸わなければ禁じられていない」(乱用は当然ながら有害)とある。(ブラヴァツキー,田中・クラーク訳,1995,p.156)

食事については「肉食は禁じられてはいないが、野菜、魚で健康を維持できるなら、そのような食事を勧める」とある。その理由は「肉食は情欲性質を強め、所有欲を強める」ため、「低級性質との戦い」が一層難しくなるからである。(ブラヴァツキー,田中・クラーク訳,1995,p.157)

また、病気の治癒に関することで、次のように述べられている箇所がある(下線引用者)。

<ここから引用>
自分の仕事上の用務や社会的な関係の管理、人生の出来事についての命令や指導を願ってはならないし、自分のためであろうと、他人の場合であろうと、病気の治癒についての指示を願ってはならない。与えられた教えについての質問だけが受け入れられ、答えられる。
<ここまで引用>
(ブラヴァツキー,田中・クラーク訳,1995,p.156)

心身を清浄に保つための心得が述べられているが、下線部分からすると、病気に関することはプライベートな問題としてタッチされていなかったようだ。

「倫理、科学、哲学に関する質疑応答」という副題を持つ、H・P・ブラヴァツキー(田中恵美子訳)『神智学の鍵』(神智学協会ニッポン・ロッジ、1987・初版、1995・改版)には、菜食主義について語られた箇所で、次のようなことが書かれている。

<ここから引用>
 もう一つ聞かせて下さい。秘教部門の会員達が病気になった時は、食べ物はどうしますか?
 もちろん、いちばんよい医者の忠告に従います。私達はけっしてこの点に厳格なルールを押しつけはしないことがまだお分かりになりませんか? このような問題については、私達は理性的な見方をしており、狂信的ではないことをしっかりと覚えておいて下さい。もし病気や長い習慣でどうしても肉がなければ生きられないというなら、どうして食べさせないなどということがありましょう? 肉食は罪ではありません。少し進歩を遅らせるだけです。なぜなら、結局、純粋に肉体的な作用や機能よりも、人間が考えたり感じたりすること、その人が心にいだいている望み、また心の中に根づき成長させているもののほうがずっと重要ですから。

<ここまで引用>
(ブラヴァツキー,田中訳,1987,p.253)

前掲書『実践的オカルティズム』の中で、ブラヴァツキーは無知な瞑想に対して、次のように警告している。

<ここから引用>
本当の瞑想についての表面的で歪められた知識しかもたずに「ヨーガのための座禅を組む」ことは、ほとんど例外なく悲惨な結果を生じる。十中八、九学徒は霊媒的な能力を開発させるか、時間を無駄にして瞑想とその理論が嫌いになるかどちらかである。
<ここまで引用>
(ブラヴァツキー,田中・クラーク訳,1995,p.192)

近年流行しているらしい前世療法は催眠療法の一種のようだが、同書の中で、催眠術は黒魔術だとはっきり述べられている。

<ここから引用>
実際は、生体解剖者という温厚な紳士達や医学博士号をもつ催眠術師達も同じ黒魔術を行っているのだが、ヴードゥー教徒やドュグパ達は意識的黒魔術師であるのに対して、フランスの神経病学者のシャルコー氏やリシュ氏のような方々は無意識的な魔法使いである。どちらも、よかれあしかれ黒魔術での努力の実りを取り入れなければならないが、西洋の医師達が黒魔術から得られる利益や楽しみを受けず、罰や汚名だけを被るのは気の毒なことだ。このような学派で実行されている催眠術や生体解剖らはヴードゥー教やドュグパがもっているような知識はないが、全くの黒魔術なのである。
<ここまで引用>
(ブラヴァツキー,田中・クラーク訳,1995,p.192)

関連記事に、拙「マダムNの神秘主義的エッセー」で公開中のエッセー 77 「前世療法は、ブラヴァツキーが危険性を警告した降霊術にすぎない」がある。

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2019年2月12日 (火)

五十肩の再発と回復の経緯を三浦先生の著書で確認してみる。ブラヴァツキーの病気と貧乏。

このところ、雑用で忙しかったのに加え、五十肩――もう六十だが――を再発(何回目かな)したということもあって、記事の更新が間延びした。

今回の五十肩の再発は左肩で、無理な動かしをしたのか、再発の数日前からおかしかった。用心すればよかったのだが、忙しさの中で、注意を怠った。その結果、左肩が激しく痛み出し、腕がほんの少ししか上がらなくなった。

家事に手間取る。皿を食器棚の上の棚に上げるとき、洗濯物を干すときは踏み台が必要。着衣に手間取る。就寝時は、左肩が落ちると痛いので、クッションがいる。

炎症が悪化するのも時間の問題と思われた。今回のはひどくなりそうだとの予感がした。

わたしは一旦五十肩を発症して成り行きに任せれば、下手をすれば、2年ぐらい整形外科に通う羽目になるのだ。重症といわれ、手術が検討されたこともあった。

このことと、骨に異常が表れやすい副甲状腺機能亢進症の疑いで内科で経過観察していただいていることとが関係あるのかどうかは不明。

五十肩の最初の発症は2006年だった。後に右肩もなったが、左肩から始まったようだ。

2006年6月 2日 (金)
整形外科受診 - 左の肩関節周囲炎(五十肩)
http://elder.tea-nifty.com/blog/2006/06/post_8164.html

別件で年に一度、整形外科で経過観察していただいており、それが来月の予定なのだが、受診日まで我慢できそうにないと思い、「どうしよう?」と夫に相談した。「うーん、受診したら?」と夫。「そうだ、あれ、やってみようかな」とわたし。「あれって?」と夫。「あれったら、あれよ」とわたし。夫にはわたしの試みがわかっている。

過去記事で何度か書いたように、想像の白い光を患部に放射するのだ。

2017年12月18日 (月)
腰痛のその後、最強のオーラビーム?
http://elder.tea-nifty.com/blog/2017/12/post-1.html

昔確認したように(「枕許からのレポート」参照)、ハートが清浄な光の源泉であることは確かである。

光源と書くべきかもしれないが、光が水のように迸るさま、溢れて充満するさまには、源泉という表現のほうが合う。その光は単純な肉体的不具合にとてもよく効く。

放射してしばらくは、あまり効き目が感じられなかった。徐々に回復してきて、数時間後には夫に左腕を上げてみせることができた。調子に乗ってブンブン振り回したら、また少しおかしくなったので、再度放射。翌日には普通に戻っていた。

いい加減に、この辺で、回復した経緯をヨガの本で確認しておくべきだと思った。

ヘレナ・レーリッヒの本は示唆的で、精神的に昂揚してくるような美しい表現で著されているが、霊的治療に関しては抽象的だ。

<ここから引用>
治療者は二つのグループに分かれる。一つは手を当てたり直接見たりして治療する。もう一つは、ハートの流れを遠方に送る。もちろん、未来の建設のためには、二番目の方法が優先する。
(略)ハートの流れによる治療者は、肉体と同様精妙体にも作用する。人生の現象的な面に注意を払うべきだ。それは、思ったよりもずっと本質的である。
<ここまで引用>
(アグニ・ヨガ協会編(田中恵美子訳)『ハート』平成17年9月1日コピー本復刻、竜王文庫、2005、p.51)

他に、具体的に技法を解説した本はなかっただろうか……長尾雅人編『中公バックス 世界の名著1 バラモン教典 原始仏典』(中央公論社、1979)所収、パタンジャリ「ヨーガ根本聖典(ヨーガ・スートラ)」を読んだ。うーん。そうだ、三浦先生の本だと思い、本棚を漁る(漁らなくてはならないほど不勉強だった。反省……)。

序に「本書『大直感力』はヨガの聖典をもととし、且つヨガの代表的文献を実証とし、初歩の呼吸から説いて、ヨガ(統一)瞑想の最高級までを説くものであります」と書かれているように、三浦関造『大直感力』(竜王文庫、1959・初版、1979・11版)は、本格的なヨガの技法の奥義書である。

わたしは三浦先生のような師匠にこの世で出会わない限り、この中の技法を試みる勇気はないが、竜王会には、教えを受け継ぎ、綜合ヨガのヨギ――実践者――の育成を行っている会員がおられる。

わたしがハートの光を患部に放射するやりかたは、痛みに耐えられないと思う中でいつしか自分で自然に行うようになったものなので、このやりかたの裏付けとなる文章を三浦先生の著作の中で見つけられたら、これが科学的な原理に則ったものであることがわかり、安心できるような気がする。そして、それをブログに書くくらいのことは、三浦先生に許していただけるのではないだろうか。

以下に書くことは、あくまでわたしのやりかたにすぎない。

前述したように、ハートが清浄な光の源泉であることは確かだ。胸の奥から白い光が部屋いっぱいに溢れ出て、その光に浴していることは、わたしにはよくあることだから。

ハートの一点から光を患部に送ろうと決意するとき、わたしの意識は頭頂にある。そこがなぜか涼しくなるのだ。患部がどこかを探るとき、意識は額に移っている。ここが患部だと思ったとき、意識はさらに喉に移っている。そして、思いを定めるとき、意識は自然に胸に移動して、そこから光を患部に向けて放つ。

果たして、ちゃんと読まなければと思いつつ、あまり読んでいなかった三浦関造『マニ光明ヨガ』(竜王文庫、1959・初版、1981・5版)を紐解くと、その中の一文が目に留まった。

もしかしたら、自分では忘れていても、以前に先生の本で読んだその記述がわたしの記憶にあり、痛みの中でその記憶が甦って実行したのかもしれない。あるいは、田中先生がご存命だったころに大会で学んだのかもしれない。あるいは、前世の自分が行っていたことなのかもしれない。

いずれにせよ、次の一文がわたしの方法に合致するように思われるのだ。

<ここから引用>
頭の中心マニから光明エネルギーを発して、眉間から甲状腺を通り、心臓の中心に送り、今度は反対にそれを頭の中心に返へす。これを数度くりかへして最後に胸腺から全身に発散させることは、イエスが「全身光に満さる」といわれたことで、これで以て体内の欠点を正す。
<ここまで引用>
(三浦関造『マニ光明ヨガ』竜王文庫、1981・5版)

中心マニとは、チャクラでいえばササスハラと説明されている。頭の中心と書かれているが、わたしは頭頂付近に微妙な点があることを感じる。そこがむず痒かったり、涼しかったり、振り絞られるような気のすることがある。

<ここから引用>
チャクラ  Chakra
 サンスクリット語で輪を意味し,人間のエーテル複体の表面にある一連の車輪状の渦を指す。或いは脊柱に相応する管腔内に位置する。エネルギーの流入及び流出の焦点(中心)であり,力を貯える。主な中心が七つあり,肉体の内分泌腺に相応している。

<ここまで引用>
(竜王会東京青年部編『総合ヨガ用語解説集』竜王文庫、1980、p.40)

眉間に位置するのはアジナー。喉に位置するのはカンサ(またはヴィシュダ)。心臓に位置するのはアナハタ。

他に、マニピュラ、スワジスターナ、ムラダーナといった全部で七つのチャクラがある。

わたしが自分の患部に送っていた光を全身に発散させれば、体内の欠点を正すことができると三浦先生はお書きになっている。

不具合の起きている心臓にこそ、真っ先にハートの光を送るべきかもしれないが、わたしには心臓の不具合の原因がはっきりわかっており、自分ではその原因をどうすることもできないので、心臓に関しては目下医療に頼っている。

心臓といえば、ハワード・マーフェット(田中恵美子訳)『近代オカルティズムの母 H・P・ブラヴァツキー夫人』(神智学協会 ニッポンロッジ、1981)には、ブラヴァツキーが自分の心臓と肝臓の病気について書いた悲痛な文章を思い出す。

<ここから引用>
「私には二つの致命的な病気があります。心臓と肝臓の病気です」と彼女はシネットに書きました。「心臓はいつ破裂するかもしれませんし、肝臓は二、三日で私をあの世へ送ることでしょう。これはみな、この五年間、絶え間ない苦闘と心配と抑圧された情緒のためです。グラッドストーンのような偉い人だったら、詐欺師と言われても笑いとばすでしょうが、私にはどうしてもそういうことはできません」
<ここまで引用>
(ブラヴァツキー,田中訳,1981,pp.293-294)

ブラヴァツキーが今なお誹謗中傷に晒されていることを思えば、何ともいえない気持ちにさせられる言葉だが、彼女が自分の貧乏について率直に語った言葉も、『近代オカルティズムの母 H・P・ブラヴァツキー夫人』には出てくる。

ブラヴァツキーの妹ヴェラは姉と同じ著述家だった。ヴェラは議論好きで、あるとき次のようにいった。

<ここから引用>
「ねえ、お姉さんがよく幻姿を見せているのを私は見て来ましたが、貴女が本当に物質的なものがつくれるとは信じていませんよ」
「いいですよ、貴女がそんな愚にもつかないことを信じようと信じまいと、私の知ったことではありません」
「愚にもつかないことではありません! もし、貴女に金や宝石をつくれるなら、私と貴女を金持ちにすることが出来ます。例えば、私達は安いアパートを探すことはないでしょう。私達は一番いいものだけを持つべきです」
 ヘレナは笑いました。「それは魔法、黒魔術でしょう。それは害があるだけですよ」
「充分なお金があって、何の害になるの?」
 ヘレナは煙草の籠のある所へ行き、きゃしゃな手で煙草を巻きはじめました。
「ヴェラ、この人生で貧乏なのは、貴女と私のカルマに過ぎませんよ。もし私達が金持になる為に、神聖な力を使ったなら、今生だけでなく、おそらく未来の何世紀も二人とも破滅するでしょう」
「では、もしそういうものが害となるなら、貴女が他の人達に与えたといわれている贈り物はどうなの?」
「ねえ、わからないの? 僅かなつまらぬものをつくっても、誰も金持ちにはしませんよ。でも、馬鹿な物質主義者に人間の中にひそむ神の意志の可能性を示すことは出来るでしょう」

<ここまで引用>
(ブラヴァツキー,田中訳,1981,pp.335-336)

ここでのヴェラとのやりとりから、ブラヴァツキーが自分のカルマをどう考え、どう対処したか、また、オカルティックな実験をどのような意図で行ったかがわかる。

ブラヴァツキーを指導したアデプト(イニシエーションの段階に達し、秘教哲学という科学に精通されたかた)のお一人であったK・H大師は、ブラヴァツキーについてシネットに次のようにお書きになった。

<ここから引用> 
わたしは君に誓うが、彼女は決して詐欺師ではなかったし、わざと嘘を言ったことはあったためしがない。また彼女は崇高な誓いをたてて誓ったので、度々困ったことはあるが、沢山のことを秘密にしてかくさねばならなかったのである。彼女は現象を起こすことが出来るし、実際に行った。それは彼女の生れつきの力に、長い年月の規則正しい訓練が加わったもので、彼女の現象は高い秘伝をうけた弟子達の或る者よりも、時にはすばらしく、ずっと完全である。
<ここまで引用>
(ブラヴァツキー,田中訳,1981,p.322) 

並外れた人物であったブラヴァツキーが、如何に雄々しく、また人間的に多くの困難に耐えたかが『近代オカルティズムの母 H・P・ブラヴァツキー夫人』を読むと、よくわかる。

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2018年12月 2日 (日)

久しぶりにニトロ1錠。読みにくい候文。

夏は暑さに心臓がくたびれてよくニトロを使ったが、涼しくなってからは秋を満喫し、ずっと体調がよかった。ニトロのことなど、思い出しもしなかったくらいで、よし! わたしは暑い時期さえ我慢の子でいれば、あとは快調に過ごせる――という気分になっていた。

ちなみに健康だったころは、夏が大好きで、暑いときほど食欲が増すタイプだった。

しかし、夏だけ我慢の子でいればよいというのは幻想にすぎなかった。寒い時期も我慢の子でいなければならないような気がし出している。

ここ数日、寒くなったことが原因だと思うが、心臓が重くて張り裂けそうで(あくまでイメージ)、疲れが増す一方なので、久しぶりにニトロを使った。弱い胸痛が時々あったので、冠攣縮性狭心症の発作が時々起きているのだろうと思った。

使用後、しばらくは快適だったが、数時間後にはまた重くなった。

どんどんニトロを使うわけにもいかないので、工夫が必要だ。先生はニトロの効果を取り戻したければ、なるべく使わない期間を長くすること、とおっしゃった。

7月14日に先生がおっしゃったように、毎日2回朝夕服用しているアイトロールはニトロペンと同じ硝酸薬の仲間なので、この服用だけでも耐性がつきやすい。

2018年7月14日 (土)
7月13日に循環器クリニック受診
http://elder.tea-nifty.com/blog/2018/07/713512-729d.html

「あんまり、そんな。アイトロール飲んでいるから、あんまりニトロを使っていると、効かなくなるよ」

アイトロールの成分は一硝酸イソソルビドで、硝酸イソソルビド(ニトロール、フランドルなど)に比べ肝臓での代謝を受けにくいという利点があるようだ。

発作時に使用しているニトロペンもミオコールも成分はニトログリセリンで、ニトロペンは発作時に舌下投与、スプレー剤ミオコールは発作時に舌下へ噴霧する。

一時使っていた貼付剤はよく効いたが、肌がかぶれて真っ赤になり、仕舞いには傷になり、潰瘍みたいになって使えなくなった。その代わりにアイトロールが処方された。

萬子媛ノートを神秘主義エッセーブログにアップしようとして改めて藩日記を読んでいたら、キーッとなっちゃった。候文って苦手だ。前後の文章からだいたいのことはわかるのだが、じっくり読んでいくと、当て字が結構あったりして、本当にわかりにくい。音読すると、当て字が判明しやすい。候文には誤字も案外多いそうだ。そうではないかと思っていた。

だからといって、最初から当て字、誤字と決めつけるのは禁物だ。素人にどこまで読めているのか。萬子媛はわたしの解読や萬子媛に関する憶測をどうおもっていらっしゃるのだろう。

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2018年11月20日 (火)

結石と共に本日も過ごしました。化学者による錬金術の本。

結石は今日も尿管に滞在中。そんなに居心地よいのかしら。もう出口に近いところなんだろうけれど。「見る前に跳べ」というオーデンの詩の一節を石に向かっていってみたりします。

姿勢によって結石が動くのか、痛み方が変わるのです。拷問に思えるほど痛いときもあれば、ふと和らいでほとんど忘れていられるときもあります。

頑張っているのだから、御褒美に以下の本を買ってしまおうかと考えました。

錬金術 【新版】 (象徴哲学大系)
マンリー・P. ホール (著), Manly P. Hall (原著), 大沼 忠弘 (翻訳), 山田 耕士 (翻訳), 吉村 正和 (翻訳)
出版社: 人文書院; 新版 (2015/2/27)

竜王会の機関誌と共に届いた、C・G・ユング(老松克博訳)『ゾシモスのヴィジョン ――古代ギリシアの錬金術師による夢見の指南書』(竜王文庫:竜ブックス、平成30年10月)を読むには参考書が必要で(ユングは解釈が独創的すぎるから)、アマゾンで調べてみると、内容的に充実していそうなのは前掲書と以下の本だと思いました。

錬金術の秘密: 再現実験と歴史学から解きあかされる「高貴なる技」 (bibliotheca hermetica叢書)
Lawrence M. Principe (原著), ローレンス・M. プリンチーペ (著), ヒロヒライ (翻訳)
出版社: 勁草書房 (2018/8/24)

錬金術の理論と実践には物質的アプローチと霊的なアプローチがあり、前者は化学の起源といわれています。

『錬金術の秘密: 再現実験と歴史学から解きあかされる「高貴なる技」』をブログで章ごとにまとめて紹介してくださっている方があって、それを閲覧すると、主に物質面を中心とした解説書であるようです。

勁草書房のホームページ「けいそうビブリオフィル」で紹介されているヒロ・ヒライ「高貴なる技、錬金術、あるいはキミアの探究―解題にかえて」には、著者について次のように書かれています。「著者は、アメリカ東海岸ボルチモアのジョンズ・ホプキンズ大学のシングルトン前近代ヨーロッパ研究所の所長で、科学史の教授であると同時に化学の教授でもある。その業績は、アメリカはいうにおよばず、世界各国のさまざまな学会から表彰され、現在もっとも成功している科学史家の一人といって良いだろう

面白そうなので、ぜひ読みたいと思いましたが(化学的な記述も多いようなので、わたしには難しいかもしれません。息子なら読めるかも。読まないでしょうけれど)、あいにく県立図書館にも市民図書館にもありませんでした。昔はこのような本はなかったので、貴重ですね。

その本と前掲本のどちらかをほしいと思いましたが、両方は無理なので、現在必要としているユングの本を読む参考書としてはマンリー・P. ホール『錬金術 【新版】 (象徴哲学大系)』のほうが適しているかと。

人文書院の象徴哲学体系シリーズは三冊持っているのですが、『錬金術』は未購入だったのです。

昔書店で立ち読みして、難しいと思いましたし、いつもほしい本が沢山あるわたしとしては、そのときにどうしても必要な本を選択せざるをえないので。

でも、このシリーズの中の『カバラと薔薇十字団』を独身のころ最初に購入して37年経っていますが、西洋神秘主義の分野をこのシリーズほど格調高く鳥瞰した本は出てきていません。一般人にも読める内容ですので、ありがたい本です。

著者はバラ十字とフリーメーソンに通じた学識者、神秘主義者で、このような人物はバラ十字とフリーメーソンの変化を憶測すれば、もう出てこないのではないでしょうか。

幸い新版がまだ購入できるようなので、注文しました。

午前中は『ゾシモスのヴィジョン ――古代ギリシアの錬金術師による夢見の指南書』を読み、午後は神秘主義エッセーブログにアップする予定の記事「89 祐徳稲荷神社参詣記 (9)萬子媛の病臥から死に至るまで:『鹿島藩日記 第二巻』」を書いていました。当ブログの記事で書いたことのまとめになります。

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2018年11月18日 (日)

11月13日に内分泌内科、15日に循環器クリニック受診。このところ石が頻繁に旅行(尿管結石)、読書三冊

このところ、切れ目なく小さな石がしきりに尿管縦断ツアーに出てくれるお陰で、こちらは痛いのなんのって。

最近、副甲状腺機能亢進症疑いで経過観察していただいている内分泌内科を受診し、5年ぶりにエコーをしていただきました(受診記録は別記事にしておかなくては)。大した変化はないようで、また半年後でいいとのことでした。

エコーを終えて採血と血圧測定を済ませて受診を待っていると、エコー室から「気になるところがあるからもう一度見たい」とのことで、呼び出されたので、わあ手術かなあ、困ったわ、お金が……と心配しましたが、副甲状腺とは別に気になる箇所があったようで、が再エコーの結果、心配ないとのことでした(どこが、どう? 田舎の病院って、患者の頭は悪いので、詳しい説明なんか要らないとおもっているのでは……と思うことがあります)。

そのときも結石で痛かったので、痛み止めでも出していたたけないかと思い、前回女医さんから交代した男性医師先生に結石らしいというと、泌尿器科に紹介状を書くので、連携して診ていきましょうといわれ、いえ診ていただくほどではありませんからとお断わりしました。

小さなやつだと、結局出るのを待つだけなんですよね。「ずっと潜血が続いているから、結石のせいかもしれませんね」と先生。尿検査で潜血の出なかったことって、いつからか記憶にないくらいです。

腫れた副甲状腺をとってこの症状と縁が切れるならそうして貰いたいくらいですが、いざそうなると、お金がかかるし(生命保険の更新はしなかったのです。年齢があがると掛け金が高くなり、心臓では出ないし……で。がん保険はアフラックがあります)、摘出して御仕舞とはいかないようで、結構面倒なようです。このまま「疑い」で無難に行ってくれればと思います。

翌日循環器クリニックで、先生に石のことをいうと、「前にエコーで診たら両方の腎臓に石があったね。尿管でも詰まると、水腎症になって大変だよ。専門を受診したほうがいい」といわれ、専門の病院名を並べられました。その中には前日行った日赤も。

その日赤に行っても小さいと、放置なんです。痛み止め、やはり出していただけませんでした。受診が終わって帰りかけたときに、「血液検査で中性脂肪高かったから、ちょっと気をつけてね」と先生。なぜか朝食抜き検査で600以上もあって、驚きました。

ずっと昔、一度だけ馬鹿高かったことがありましたが、そのときはまともな不整脈の治療を受けていず、そのせいで体が疲労しきって、膵炎疑いで薬など飲んでいたころです。

何かの間違いかもしれませんが、次回、血液検査だけお願いしたらと看護師さん。

読んでいるのは『森銑三著作集 第9巻』(中央公論社、1971)、伊集院葉子『古代の女性官僚: 女官の出世・結婚・引退 (歴史文化ライブラリー) 』(吉川弘文館、2014)、C・G・ユング(老松克博訳)『ゾシモスのヴィジョン ――古代ギリシアの錬金術師による夢見の指南書』(竜王文庫:竜ブックス、平成30年10月)。

どれも書いておきたいことがあります。

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2018年10月 8日 (月)

風邪から脱出。コーヒー・アート(百貨店のイタリア展で)。

美容院、祐徳稲荷神社、イタリア展と、三日連続の外出が祟って、7年ぶりに風邪で寝込みましたが、思ったより速い回復でした。まだ咳込むと止まらない、しつこい咳は残っていますが。フルタイドをいつもより増やし、ニトロ2錠使い、受診せずに治りそうです。

祐徳稲荷神社に出かけた翌日、百貨店のイタリア展へ行くのはよそうかとも思いましたが、イタリア展は年に1回だけになってしまったし、娘の連休もめったにないので、出かけました。

ここへ引っ越してきた当時は、年にドイツ展、フランス展、イタリア展があって、イタリア展は2回でした。その後、ドイツ展がなくなり、イタリア展が1回になって、フランス展もなくなりました。イタリア展までなくなると寂しいと思い、さすがに円高・円安問題を考えさせられます。

お買い得で、いつも購入していたオリーブオイルが来ていなかったのも(高価なものは来ていました)、円安の影響でしょうか。円安と円高のどちらがいいとは一概にいえないようなので、庶民の一人としては極端なことにならないよう政府にお願いしたいところです。

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向かって左が娘の頼んだカフェ・マキアート。右がわたしの頼んだカプチーノ。葉も見事ですが、猫が可愛らしすぎて、飲むのがためらわれました。

最近では、立体感のある3Dコーヒーアート(ラテアート)が流行っているようですね。画像検索でググってみると、びっくりするようなアートに出合えますよ。

過去記事「落胆と取材の成果」の続きは、半分下書きしたところです。もう少し、お待ちくださいね。

前の記事「アルベール・カミュのシモーヌ・ヴェイユに関する文章」も、拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」に収録する予定です。タイトルは「シモーヌ・ヴェイユとガリマール書店の〈希望〉叢書」に変えようと思います。

我が身に自ら拘束帯をつけたかのようなストイックすぎる生きかたをしたシモーヌ・ヴェイユ。高純度の思想を書き残したシモーヌと母セルマを思うとき、一卵性親子と呼ばれた美空ひばり(加藤和枝)と母・加藤喜美枝を連想してしまいます。

セルマには、シモーヌをプロデュースしたステージママのような一面があったと思うのです。シモーヌは哲学者だったし、兄のアンドレは高名な数学者。並外れた母親ぶりだったことは確かです。

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2018年9月15日 (土)

9月14日に、循環器クリニックを受診。思い出した、心臓カテーテルの名医のオーラ。

検査日で、いつものように尿検査、血液検査(4本)、胸部レントゲン、心電図(普通のと長めのと2種類)。

先月くらいから、日々の健康に関しては放置気味だった「マダムNの体調ノート」にメモしている。当ブログは文学、神秘主義、時々料理が中心になっているので、受診記録以外はそちらに記録したほうが自分にとって効率的なので。

朝、バタバタしながら、ブログを開いて、メモ帳に発作が起きたときの日付とタイトルを写した。「8月13日朝1・夕1、8月14日夕1、8月26日朝1・夕1」。

処置室で看護師さんから発作のときのことを訊かれたとき、わたしはすかさずバッグからメモ帳(表紙の色はブラック。格好よくて、結構気に入っている)を取り出し、読み上げると、「ちゃんとメモしているんですね」と褒められた。人から褒められるなんてことはめったにないので、嬉しかった……

看護師さんはカルテに、わたしのメモの内容を写しておられた。

診察室での先生のご様子、会話は、デジャヴみたいだった。

心電図を丹念に見、胸部レントゲンで心胸比を出しておられ、そのあと、発作のときのことを訊かれたので、お話しする。その間に、脈、聴診。

心電図や胸部レントゲンの説明はないままに、「Nさん、血管造影したことはあったっけ?」とお尋ねになった。先生、リピートなさるんですね、と思いつつ、いいえ、と答えた。

このクリニックではできない検査だそうで、県立、医大、A…病院など、総合病院の名を五つほど挙げられたあとで、ふっと思い出したように何か明るいお顔になって「O…循環器病院でもやっている……」とおっしゃった。

日赤に別件で検査入院したとき、25日間も入院したため、長居していた同室の人達とはすっかり仲良しになり、合宿しているような気分になったものだった。その中には情報通もいらして、その人が「この県ではNさんがかかっている先生と、О…循環器病院の先生が一、二を争う名医らしいよ。わたしのかかっている先生がおっしゃっていた」と教えてくれた。

「検査は痛いのでしょうか」とお尋ねすると、「痛くないよ。手首からカテーテルを通して、麻酔で眠っている間に終わるよ」と先生。局部麻酔ではないのだろうか。

心臓カテーテル検査をすることになるのかなと思っていると、「でも、Nさんはコレステロールは髙くないからねえ……」と先生。

実際には時々基準値をオーバすることがあるのだが、「コレステロールが基準値内だったら、動脈硬化になる心配はいらないのでしょう?」とお尋ねすると、「それがそうでもないんだよ。安心するわけにはいかない」と先生。うーん、医学音痴のわたしには、訳がわからない。

結局、具体的な検査入院の話にはならなかったが、先生が迷っておられることは確かだ。夫の転勤でこの街に住みつき、喘息発作が起きて飛び込んだ呼吸器クリニックの先生からこのクリニックに紹介していただいて、初受診したのは平成17(2005)年3月29日のことだった。

その間、発作をご報告したことは数え切れないほどあったのだが、血管造影検査のことを先生が続けておっしゃったことはなかった。心臓の写真と心電図からその必要を感じておられるとしか思えないのだが、何もおっしゃらないので、真相はわからない。わたしの思い過ごしかもしれない。

検査には当然ながらリスクも伴うので、もし先生がわたしに検査を受けさせることを迷っておられるのだとしたら、それが理由ではないかと想像する。何にせよ、総合病院に勤務なさっていたころは、多くの心臓手術を手がけた先生が迷っておられるのだとしたら、それだけの理由があるに違いない。わたしは先生に粛々と(?)従うまでだ。

一応、造影剤を使う心臓カテーテル検査と費用について調べた。先生は二泊三日とおっしゃったが、一泊二日、日帰りでも行われているようだ。

結構お金は飛ぶ。検査がよりよき治療――心臓の症状の改善――に結びつけばいいのだが、合併症だけおまけについてくる結果になることだって、覚悟しておかなくてはならないだろう。

何にせよ、年内に検査入院ということはなさそうだ。

胸の圧迫感や浮腫みが出たときにニトロの使用を迷うことを、リピートしてお尋ねしたら、前回と同じように先生は使うなとはおっしゃらなかったが、「使いすぎると効かなくなるよ」と注意をされ、「でも、我慢できないと、使うよね……」とおっしゃった。

その通りです! 受診後、休日で家にいた夫に迎えに来て貰い(一緒に、最近、近くにできたケンタッキーに行くため)、ケンタッキーで昼食をとったあとスーパーに寄って帰宅したら、疲れて胸の圧迫感が出た。我慢できなくなり、使ってしまった……

そういえば、昔、頻脈の原因を知りたい、そのとき受けていた治療が適切かどうか知りたい、もっと楽になりたいと思って病院ジプシーしていたときに、小倉にあるK…病院を受診し、たまたま心臓カテーテルを日本で初めて行った有名なお医者様、N…先生の診察を受けたことがあった。

検査室で運動負荷心電図をとって貰い、先生は脈を診て話を聞いてくださった。

で、カテゴリー違いの話になるが、わたしはごくたまに他人のオーラをまざまざと目撃することがあり、先生のオーラも目撃した。

N…先生は小柄で、ちょっとお笑い系かと思えるようなユニークな感じに見えた。ところが、優雅といってよいくらい上品に見える瞬間もあって、印象的なかただった。

そのときわたしに見えたN…先生のオーラはブルー系で、その色合いははっとするほどに精妙で美しかった。治療以上に、あのオーラに癒される患者も多いのではないだろうか。

ウィキペディアを見ると、その後、小倉のK…病院から京都大学医学部に教授として移られたようだ。

クリニックの先生は、N…先生が小倉のK…病院にいらっしゃったころではないかと思うが、その病院に勤務したこともおありのようだ。以前、壁に貼ってあった先生の略歴を見たとき、そのように書かれていたことを思い出した。

心臓の薬(60日分)

  • インデラル錠10㎎ 1回1錠 毎食後
  • シグマート錠5mg 1回1錠 毎食後
  • サンリズムカプセル25㎎ 1回1Cap 毎食後
  • ヘルベッサーRカプセル100mg 1回1Cap 朝・夕食後
  • アイトロール錠20mg 1回1錠 朝・夕食後
  • ニトロペン舌下錠0.3mg   1回1錠×10回分

腎臓・尿管結石の薬

  • ウロカルン錠225㎎ 1回2錠 毎食後 30日分

喘息の薬

  • フルタイド200ディスカス(ステロイド剤、吸入薬) 1個 吸入

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