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2018年3月17日 (土)

モリ蕎麦をすすってみる(森友文書書き換え問題)

3月13日の記事と14日の追記を、改めてアップします。

森友問題に関する財務省の調査結果が出され、NHK NEWS WEBに書き換え前と後の全文書が掲載された。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/moritomo_kakikae/

PDF版を閲覧してみた。このような行政文書を一国民として読むことになるとは、想像もしていなかったなあ。

NHKの解説では、あたかも指名手配の犯人のような趣で、安倍夫人、鴻池元防災相、平沼元経産相、鳩山元総務相、北川イッセイ元国土交通副大臣のお写真が載っている。

削除された部分を中心に全文書をざっと読んだ。

第一印象としては、覚書風なことがあれこれ書かれていることに驚いた。情報収集のためでもあるのだろうか。

どちらかというと、そのようなものとして、お写真の方々のことは書かれている。行政的流れに強く影響したとは思えない。最初から追ってみよう。

大阪航空局は平成25年4月30日付で、財務省理財局に財産の処分依頼を提出した。

その財産とは、大阪国際航空周辺における航空機騒音対策の一環として買収した土地であったが、騒音区域が縮小されたことにより保有を続ける必要がなくなったのであった。

理財局は平成25年6月3日から公的取得要望を募った。森友学園理事長の籠池氏はその土地を小学校敷地としてほしいと思った。鴻池議員は秘書を通じて照会の労をとらされている。

籠池氏は土地をすぐに購入するのではなく、学校経営が安定するまでの8年間程度仮受けて、その後に購入したいと理財局及び大阪航空局に要請した。

しかし、籠池氏の小学校建設計画はなかなか思うようにいかなかった。

難航する中にあって、籠池氏は要求を通すために様々なアピールを行うのである。安倍夫人はそれに利用された形だ。

大阪府教育記者クラブにて小学校開設について記者発表したのも、このアピールの一環だったろう。朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の名がしっかり書かれていて、これも削除されている。NHKさん、この人たちのお写真はどこ?

籠池氏は、北川副大臣、平沼衆議院議員、鳩山邦夫衆議院議員には、近畿財務局から森友学園に示された概算貸付料が高すぎると訴えている。

北川副大臣には面会できず。平沼議員は秘書を通じて相談してやるが、財務省から「法律に基づき適正な時価を算出する必要があるため、価格についてはどうにもならない」と撥ねつけられた。鳩山邦夫衆議院議員秘書も近畿財務局に出向いて相談してやるが、これも撥ねつけられた。

ところが、平成27年3月26日、籠池氏が弁護士と理財局を訪れたときから形勢逆転の雰囲気が漂う。

籠池氏はボーリング調査結果を提示して、建設予定地が軟弱地盤であり、工事が必要として工事費負担を要請したのだった……

安倍夫人については三箇所記述がある。一箇所は籠池氏が安倍夫人からお言葉をいただいたとアピールして、写真を提示したという記述。

二箇所目は産経新聞社インターネット記事の中のことである。「安部〔ママ〕首相夫人が森友学園に訪問した際に、学園の教育方針に感涙した旨が掲載される」と記述がある。字の間違いがあるなど、如何にもメモ風である。

安倍総理の名は「『学校法人 森友学園』の概要等」の中に出てくる。

「1 森友学園の概要」に(1)運営事業(2)理事長(3)教育方針・教育内容――とあって、(2)に「同氏は『日本会議大阪(注)代表・運営委員』を始めとする諸団体に関与している」とあり、(注)の日本会議に関する説明の中に出てくるだけだ。

現在、役員には特別顧問として麻生太郎財務大臣、会長に平沼赳夫議員、副会長に安倍晋三総理らが就任」という箇所。これを関与というなら、その人は頭がどうかしている。

「(参考)森友学園への議員の来訪状況」には講演会を行った中山議員、平沼議員、三木議員、杉田議員、上田〔ママ〕小百合議員、安倍夫人など、色々出てくる。

ここにもちらっと安倍夫人の名がある。これが三箇所目。上田議員は上西議員の書き間違いと思われる。

要するに、覚書風に記載されているだけであり、やはり情報収集の一環かと思わせられる。その下の方には、籠池氏の名刺が表裏複写されている。

以下は経済評論家の渡邊哲也氏のツイートだが、安倍夫人や政治家たちのことが書かれていたからといって、問題となるようなものではないと思う。

渡邉哲也
‏認証済みアカウント @daitojimari
憲法と国民の権利を理解していない人が多数いるようですね。 政治家に請願や陳情するのは憲法に定められた国民の権利 そこに金銭の授受があってはならないという話 公益性があれば政治家が陳情や請願を受けるのは当然の話 何の問題もないのですよ。
14:52 - 2018年3月11日

https://twitter.com/daitojimari/status/972953455336742912

書き換えるという行為は問題だろうが、国会での佐川理財局長の答弁に合わせて書き換えられたのだとしか思えない。

削除された「特例的な内容」という記述についても、前後の記述から、それが売払いを前提とした貸付処理という特例的な処理のことを指しているとしか考えられない。

削除された記述の中に次のような記述があった。

学園の提案に応じなかった場合、損害賠償に発展すると共に小学校建設の中止による更なる問題発生の可能性があることも含めて、当局及び大阪航空局にて処理方針を検討した結果、学園の提案に応じて鑑定評価を行い売払価格の通知を行うこととした

これは、籠池氏の要求を呑んだ理財局の動機がまとめられたものだといってよい。

野党、メディアの印象操作には目に余るものがある。

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