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2018年2月 3日 (土)

ド・モルガンの法則

先月末に発生した住居問題が片付かず、相変わらず落ち着かない日々を送っている。

何にしてもお金がかかることは間違いなく、そのことだけでなく、今後のことを、あれこれ想定して対策を立ててみた。

そうすると、夫に関していえば、どうしても後継ぎ問題が出てくる。義妹夫婦に引っ掻き回された夫の実家であるが、やはり後継ぎは自分であり、息子だと何と夫が泣いた!

ちょっとね、泣くくらいなら、今すぐどうにだって出来る問題でしょ、自分で。と思ったが、これまでの経緯を考えれば、ナーバスになる夫の気持ちはよくわかる。これが一国の問題だったとしたら、と空想を膨らませてみる。

いずれ夫の実家に帰るにせよ、そうでないにせよ、ひとり残された場合を考えると、65歳からの場合、自分の老齢基礎年金と遺族厚生年金で、思ったよりはまとまった金額になる。

が、それだけでやっていけるとは思えない。

とりあえずは、パートに出られたらと思ったが、家事をあまりおろそかにはできず、自身の年齢、体力を考えると、厳しい。

ハローワークの情報に接してみると、夫が定年退職、再就職をしたときに比べると(民主党政権下で最悪だった)、求人の数は増えている。

わたしでもやれそうな仕事は販売員、清掃作業員、調理スタッフなどであるが、どれも体力が要りそうだ。

販売員はデパートの出張所、スーパーマーケット、調理関係は臨時で料亭の弁当の盛り付けをしたことがある。この中で全く未経験なのは清掃作業員なのだが、妹の知り合いに清掃作業員をしている人がいて、広いフロアを一人で任され、大変なのだそうだ。

ひとり残された場合は選択の余地なく跳び込むしかないだろうが、今こうした仕事につくと、おそらくまともに家事ができなくなり、夫と娘の仕事にも影響が出てしまう。

ふと、K…教室というのが目に入った。残念ながら遠くて、ここは無理だが、K…教室なら、ピンポイントで経験があるし、おお「経験者 歓迎します」とあるではないか。

検索してみると、この街にK…教室は結構ある。通える範囲内に、求人が出ることがあるかもしれない。

ただ、年齢の点だけで弾かれる可能性は高い。

「保育士資格をお持ちの方も歓迎」とあるように、保護者にくっついてくる幼児の相手などもあるはずだが、その幼児の祖母のような年齢のスタッフというのはアウトだろうか。

加えて、若かったころと比べれば頭の働きは鈍っているし、ペーパードライバーになってしまっている。ただマイカー通勤可、駐車場は個人確保とあるところから見ると、この教室では運転免許必須ではないということだ。

わたしが働いていた教室では、他に二つの教室があって、離れた地区にあるそれら別の教室へ行くことがあり、先生の送り迎えや休んだ生徒の家に宿題を届けに行くなど、運転免許は必要だった。

学習時間14:00~20:00。生徒がくる前に掃除があるので、その前に行き、生徒が帰ったあとにも採点をして帰りが21時ごろになることも珍しくなかった。もしそうだとすると、夕食の支度に障るのが困る。

面接に加えて電卓持ち込み不可の筆記試験があるとなると、もうだめ、と思うが、通える範囲内に求人が出れば、落ちるのを覚悟で行ってみる……かもしれない。

とりあえずは、頭の体操をと思い、娘の高校時代の数学のチャート式参考書を探し出した。数学1+A。ぱらぱらとめくる。集合――ド・モルガンの法則。

へっ? モルガン財閥のモルガンなら知っている。ド・モルガンの法則なんて、記憶にないなあ。

フランス人?

オーガスタス・ド・モルガン(Augustus de Morgan, 1806年6月27日 - 1871年3月18日)は、インド生まれのイギリスの数学者。 ド・モルガンの法則を発案した。(ウィキペディアの執筆者. “オーガスタス・ド・モルガン”. ウィキペディア日本語版. 2016-09-25. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%B3&oldid=61282337, (参照 2016-09-25). )

イギリスの数学者ド・モルガンが発案したこの法則は大層有名な法則で、コンピュータ科学に欠かせない重要な法則であるらしい。

別に難しいことをいっているわけではなかった。

ド・モルガンの法則では、条件AとBがあるとき、NOTを否定、ANDを論理積、ORを論理和とすると、次のような関係式が成立するとしている。

NOT (A AND B) = NOT(A) OR NOT(B)、NOT (A OR B) = NOT(A) AND NOT(B)

記憶した。でも、これを問題を解くのに使うとなると、至難の技だろう。こんなお馬鹿さらけ出すと、一発でアウトかしらね、ほほほ……。

高校生のチャート式はぼちぼちやることにして、まずは中学数学だ。夫が定年退職後にポリテクに行ったとき、試験までに期間があって、勉強した問題集があったはず(ポリテク受験にはこのような勉強は必要なかったとのことだが)。

その問題集があったので、ボケ防止に一緒にやろうと誘いかけたが、断られた。

孤独に問題を解き出し、しばらくして躓いた。もうすっかり忘れてしまっている。夫はこれを2ヶ月かけて解き終えたといった。「おまえも一緒にやったじゃないか」と夫。そうだっけ?

これをやり終えたころに、近くのK…教室がスタッフ募集してくれたらいいなあ。年齢はごまかしようがないけれど、若作りしていかなければ。

萬子媛の小説を書く合間に数学(いや算数から)の勉強で忙しくなる。同時に、国語はやはり夫がポリテク前に使った「中学校学習漢字939字漢字童話」というのをざっと勉強して、あとは文法だな。中学英語もやらなければ。

萬子媛の小説に関していえば……いや、これは記事を改めよう。

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