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2018年1月11日 (木)

中野さんからファイル形式でお年玉(竜王会)。星野未来さんのブログ(神智学協会ニッポン・ロッジ)。

竜王会の中野さんから、神智学のお年玉がファイル形式で届きました。ありがとうございます!

昨年の年賀状に勉強会のことをお書きになっていたので、今年の年賀状でそれについてお尋ねしていたのです。

すると、勉強会に使用された資料がディスクに書き込まれて送られてきたのでした。

集会の様子を録音したCDだろうと思い、ディスクをセットしてみると、Windows PowerPoint が起動したので驚きました。これまで使ったことがなかったのです。

DVDには、スライド画像集、文書、MPG動画ファイルが入っていました。以下のようなものです。

  • ギータ写真1718(文書。写真あり)……中野潤一編、田中恵美子会長による要約「ハガヴァッド・ギータ」
  • 神智学の教え1(スライド画像389枚)
  • バガヴァッド・ギータ(MPGファイル)
  • 想念形体全体(MPGファイル)……『思いは生きている』平成8年11月16日

スライドになると、わかりやすいですね。

「神智学の教え1」というタイトルのスライド画像集が一番新しく、これが最近の勉強会で使われたものでしょう。

バガヴァッド・ギータは、神智学の学習には算数の勉強に九九が必要というのと同じくらい必要なものの一つなので、改めて要約と動画を使って勉強したいと思っています。

想念形体全体というタイトルの動画は、アニー・ベサント&C・W・リードビーター共著(田中恵美子訳)『思いは生きている ―想念形体―』(神智学協会 ニッポンロッジ、1983)を動画にしたものです。

昔、大会のときだったか博多での集会のときだったかに観た記憶があり、なつかしく思いました。

リードビーターの著作にはブラヴァツキーの神智学とは違った部分があって、彼の宇宙体系をわたしは受け入れることができませんが、オーラや想念形体を見ることのあるわたしには前掲著作は参考になります。

大会のときに観た動画をもう一度観たいと思っていたので、ありがたいです。

他に、アカシック・レコード(スライド画像27枚)、アカシック・レコード2(スライド画像30枚)も入っていましたが、これは神智学とは異なる系統の思想を展開するスライド画像集であるようです。

ところで、わたしは地方在住で、田中先生がお亡くなりになったときにお葬式に上京して以降は、創作や倹約の必要などから東京での集会に行けず(尤も、それまでも何回か大会に出席できただけでしたが)、時々お電話をくださっていた宮本さんが竜王会をやめられた後は竜王会がどのような状態にあるのか、さっぱりわからなくなりました。

そのうち、竜王会の内部に存在した神智学協会ニッポン・ロッジが独立分離し(?)、竜王会と神智学協会ニッポン・ロッジが二つに分かれてしまいました。

経緯やそうなった決定的な理由が何なのかは、わからないままです。何度か、どちらにも、別の方々に問い合わせたことがありましたが、答えがありませんでした。

ブラヴァツキーの神智学に強く惹かれるわたしにとって竜王会の魅力は内部に神智学協会ニッポン・ロッジがあるということが第一でしたが、過去記事で書いたように田中先生を通して神智学を教わり、故人であった三浦先生のヴィジョンを見たわたしには竜王会も重要な存在ですから、何だか体が引き裂かれたみたいな気がしました。

竜王会の現会長・岩間浩先生のご著書『総合ヨガ創始者 三浦関造の生涯』(竜王文庫、2016)には、神智学会解散と竜王会の設立について、過去記事「大戦前後の日本が透けて見えてくる、岩間浩編著『綜合ヨガ創始者 三浦関造の生涯』」でも引用しましたが、次のように書かれています。

関造は、神智学をしている間に常に思っていたことがあった。すなわち、神智学を通して、人々は自分の中に潜む神性を知ることが出来、死をも恐れず、喜んで日常生活に精を出し、真の幸せをつかみ得るはずであると考えていた。この幸せをすべての人々と分かち合いたいと切実に思っていた。そして、だがどうして人々が来てくれないのかという、一般の人に対するやるせない気持ちがあった。
この気持ちから、方法論としてヨガを導入することで、神智学理論を実践する方向が開けると思い、ヨガと神智学を結び付けて、打ちひしがれている日本人の敗戦後の心に光を灯そうという情熱が燃え上がった。
(岩間,2016,p.44)

三浦先生には神智学徒として、神智学を広めたいという思いが切実なものとしてあったことがわかります。

ブラヴァツキーが開示した神智学の体系は科学、宗教、哲学を総合したものですから、科学的――秘教科学的というべきかもしれませんが――考察に秀でるヨガが神智学を学ぶ上での基礎教養として役立つことは間違いなく、三浦先生はよいところに目をつけられたものだと思います。

竜王会からも神智学協会ニッポン・ロッジからも神智学関係の本が出版されるようになってみると、元々一つであったものが二つになったことから来る例えば、萎縮傾向からの人材不足、協力者不足といったデメリットなどはないのだろうか、また一つになればいいのに――と事情を知らないわたしは思ってしまいますが、それは難しいのでしょうね。

神智学協会ニッポン・ロッジといえば、会報誌で星野未来さんのメイベル・コリンズ「黄金の門をくぐって」「睡蓮の牧歌」、ヘレナ・レーリッヒ「ヘレナ・レーリッヒの手紙」の邦訳が連載されており、わたしは楽しみにしています。

ブログも運営しておられるようで、検索したら出てきます。

わたしはそれらのブログのうち、今年になって新しく開設されたブログで始められた邦訳の連載を期待しています。

我が師匠レーリヒ一家との出会い(シーナ・フォスディック氏の日記)
http://myteachers.blog.jp/

ブラヴァツキーの身近にいた協力者の一人ワクトマイスター伯爵夫人著『H・P・ブラヴァツキーの思い出とシークレット・ドクトリン』(1893)が今もあるとすれば、どなたか邦訳してくださらないだろうか、とわたしは思わずにいられません。ブラヴァツキーの人となりが鮮明になるのではないでしょうか。

わたしが自分でこれから英語の勉強を始めるには時間がかかりすぎますし、創作ができなくなるので、虫のよい願望なのかもしれませんが、ブラヴァツキーの神智学、アグニ・ヨガ関係の邦訳版が沢山出ることを期待せずにはいられません。邦訳版が多く出れば出るほど、誹謗中傷に遭いやすいブラヴァツキーの神智学の本当の姿を日本人にわかって貰える機会も増えます。

忠源さん、老松さん、ジェフさん、星野未来さん、また他の邦訳に専念してくださっている全ての方々にモリヤ大師のご加護がありますように。田中先生が見守ってくださっていることは確かです。

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