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2017年4月 8日 (土)

緊迫する北朝鮮情勢と米中首脳会談に関する河添恵子氏の秀逸な分析

緊迫度を増すアメリカ対北朝鮮情勢。

米中首脳会談の夕食中に、トランプ大統領はシリアへの爆撃を命じた。アサド政権が使用したとみられる化学兵器使用への対抗措置として。

北朝鮮をめぐる米中の話し合いはどうなったのだろう?

過去記事で紹介した河添恵子氏の秀逸な中国情勢に関する分析を再度求めて、記事と動画を漁った。北朝鮮問題に、一枚岩ではない中国が深く関わっているらしいからである。

やはり秀逸な分析であると思う。以下は記事。

米中会談、習氏土下座懇願 権力闘争も臨戦態勢 河添恵子氏緊急リポート
夕刊フジ 4/7(金) 16:56配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170407-00000017-ykf-int

以下は動画へのリンク。

河添恵子 北の暴走とTVが報じない米中首脳会談の真相を暴露!習近平に金正恩の制御は無理である!!2017 4 5 #三橋貴明 #河添恵子
FUNNYNEWS
2017/04/07 に公開
https://youtu.be/Kgfhf1fh-4Q

動画から、部分的に書き起こしてみた。

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河添「まず結論なんですけれども、現在において、習近平主席には北朝鮮の金正恩体制をコントロールする力はゼロに等しい。もう一つの結論なんですけれども、習近平は韓国を含めた朝鮮半島の工作に失敗をした
三橋氏「こういうことですか。中国は張徳江ですよ、と。韓国が文在寅(ムン・ジェイン)ですよ、と。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)。このトライアングルの関係が強化されているということですか?」
河添氏「そうですね。

結局、中国も一つではないといえることで、特に東北地方というのは朝鮮族の問題とか、元々の満州人だったり、満州国家だったところもあるわけですが、全然習近平のテリトリーではないんですね。

習近平さんというのは結局は福建省、南のかたで、それから浙江省にも上がってきますが、東南アジアの華僑に近いエリアの人達をずっと抑えてきたわけですが、北京より北といいますか、そこは全くアンタッチャブルというか、今まで触ったことがなかった。

序列2位の李克強
(り・こくきょう)さんは遼寧省の省長までやっているんです。ですから、ある程度の事情はいろいろわかっているので、習近平派ではない江沢民派で、北朝鮮と近い人間、幹部を一生懸命になって、共産主義青年団の人達とも含めて粛正しよう、粛正しようという風に動いているわけですが、粛正したからといって簡単に力がなくなるものではなく、既にある程度の力が北朝鮮の核開発という形で進んでしまった、と。

北朝鮮の核開発というのは結局今でいう中国の軍区でいいますと、元の遼寧軍区ですけど、今は北部戦区といいます。この北部戦区は核開発する場所ではなかったのに、ここが一番核開発とか、ミサイルの開発が進んでしまった、と。

というのが今の中国の状況で、わたしはこれをどう見るかというと、1930年代の国共内戦といいますか、それに近い、軍閥に分かれてしまっている状況に近いという風に見ていて、この状況を習近平自身がコントロールして変えていくってことは、逆に習近平が血を見るというか、どうなるかわからないという状況で、まあ今回のアメリカに行くわけですけれども、ある種でいったらアメリカに対して命乞いといいますか、アメリカ様よろしくお願します、何とか核の無力化をアメリカの力で相当やって貰えないかというしかない、と


三橋氏「結論を予想するのはなかなか難しいんですけれども、習近平は何を持って帰ることになるんですかね?」

河添氏「習近平からすれば、表向きはニコニコとG2の対等な関係と演出をすると思うんですが、相当裏ではアメリカの経済をよくするための何か条件を出しながら北朝鮮の暴発を何とか止める方向で協力してほしいって、頭を下げるということを中国人がするかはわからないんですけど、そういう状況であると。

結局どうしても、北朝鮮の核ミサイルっていうのは中国だったり、韓国だったり、長距離はアメリカってイメージがありますが、実は中南海であり、北京であって、その射程距離になっているということは一番わかっているのは習近平ではないかと思うんですね


河添氏「中国は一つではない、と。一党独裁といういいかたをずっとしていますけれども、完全にもうそれは嘘の看板であって、軍閥、特に北部戦区というものが異様な形で独立しているような状況になっているんではないかといえると思います。

いずれにしましてもナンバー5の劉雲山(りゅう・うんざん)の元々の拠点はモンゴルと前にもお話ししましたけど、このモンゴルの辺りまで軍区、戦区はひろがっています。

それからもう一つ、最後になりますけど、張高麗(ちょう・こうらい)、ナンバー7。このかたの拠点は元々天津なんです。天津の爆発があったんですが、あそこの企業には何と化学兵器、要するにVXガスとか、そういったものなんかを作る生産工場、そういった倉庫があるといわれていて、あの爆発はそもそもが習近平の暗殺未遂だったんではないか、といわれているわけです。ですから、そういったものも北朝鮮に相当渡っている可能性は高いんですね。

この張高麗も当然ですけれども、北朝鮮メタの人間に今なっています。

だから、この数カ月は何が起こるかわからないというのがわたしの見立てで、いずれにしても中国この7人が仲良くやっているというような、日本で考えるような政党のちょっと違う、派閥があるとか、そんなレベルの話ではなく、皆軍を握って、秘密兵器を握っているような、また握れない状況で、コントロールできないような状況であるというのが今のわたしの中国のチャイナ7の見立てです

……………

河添氏「中国側は今年の11月にいろいろ変わるんですね、共産党のトップが。人事がありまして。そのとき、先ほどのこの3名、序列3位と5位と7位が一応さようなら退職となるんですが、そのときにどうなるかというと、それ以降、習近平がいろんな罪でとっ捕まえるのか、それからさらに暗躍をするのかというのは、今のところ五分五分なんですね

河添氏「いずれにしましても北朝鮮の暴走を止めることが今できない習近平をどうするかっていったら一応力が、軍的な力があるのはアメリカなんですね。ですからアメリカと手を結ぶしかないというのが結論で、ある意味でいったら習近平が土下座するかどうかわからないけど、ホント、命ごいのような状況になってしまうだろうと。

ですからこの数カ月は本当に何が起きてもおかしくない。勿論、これは日本にとってもです。(……)

トランプが中国の夢を終わらせてくれるかな?(……)

プーチンさんもこれ以上北朝鮮の暴発を黙っていることはないと思うし、トランプさんとの相性は悪くないので、そういった部分でも、今ロシアを考えてもいい流れではあると思うんですけれど、金正恩さんがさらにとち狂って何をするかわからないところが一触即発の状況といえると思います

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参考までに、ウィキペディアから中国共産党・第18期中央政治局常務委員(2012年11月)の序列に関する部分を引用しておく。

ウィキペディア「中国共産党中央政治局常務委員会

中国共産党の最高指導機関は全国代表大会(党大会)であるが、通常5年に一度しか開会されず、党大会で選出された党中央委員会が党大会閉会中の最高指導機関としての職権を行使し、対外的に党を代表する。

第18期中央政治局常務委員(2012年11月)

習近平 - 序列第1位 中国共産党中央委員会総書記、中国共産党中央軍事委員会主席、中華人民共和国主席、中華人民共和国中央軍事委員会主席
李克強 - 序列第2位 国務院総理
張徳江 - 序列第3位 全国人民代表大会常務委員長 
兪正声 - 序列第4位 中国人民政治協商会議全国委員会主席
劉雲山 - 序列第5位 中国共産党中央書記処常務書記、中国共産党中央精神文明建設指導委員会主任、中国共産党中央党校校長
王岐山 - 序列第6位 中国共産党中央規律検査委員会書記 
張高麗 - 序列第7位 国務院常務副総理

ウィキペディアの執筆者. “中国共産党中央政治局常務委員会”. ウィキペディア日本語版. 2017-03-09. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%B1%80%E5%B8%B8%E5%8B%99%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A&oldid=63289245, (参照 2017-03-09).

当ブログにおける関連記事:

2017年1月24日 (火)
トランプ大統領の複雑な背景
http://elder.tea-nifty.com/blog/2017/01/post-89c3.html

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