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2016年8月の34件の記事

2016年8月31日 (水)

高畑さんへのバッシングから浮かび上がる社会問題も、行き着くところは……

女優の高畑淳子さんは、息子が起こした性暴行事件でマスコミからバッシングを受けている。

あの事件は高畑淳子さんのみならず、自分の息子を思う全ての母親を怯え憔悴させ、その苦悩を共有させるような事件だったが、そうした母性愛の普遍的な面に訴えかけたのは、高畑淳子さんの人間的魅力のなせる業である。

もし容疑者の母親が極悪非道な女性だったとしたら、この母にしてこの子、と思わせてしまうかもしれない。それでも、このような事件はそれを傍観する母性をも傷つけずには済まない。

育て方がどうの、と高畑さんがいわれるのを聴けば、まともな母親なら、わが身、わが子育てを振り返ってみたくなるはずである。聖母子のなす技でない限り、この世に完璧な子育てなどありえようか。

子は受け身だけの存在ではなく、赤ん坊のころから一個の生々しい、自己を主張する存在であり、母親から愛情や躾をその子なりのやり方で引き出す存在でもあるというのに。

冷静に考えてみると、高畑淳子さんがマスコミからバッシングを受けなければならない理由など何もない。

成人している息子をマスコミは一人の社会人と見做さず、母親の所有物と見做しているというわけだろうか。

ニュースとワイドショーとの区別がつかなくなってきた問題が、第一にある。ニュースを視聴するのが嫌になってくるほどだ。

ウィキペディア「ワイドショー」にワイドショーの問題点として、次のようなことが挙げられている。

ワイドショーの場合、報道番組と比べイエロー・ジャーナリズムである、芸能人のゴシップ等を取扱う事が多いため、幅広い話題についてコメントするという構成において、コメンテーターの不用意な発言や専門分野外に言及した発言の信憑性が指摘される。世論形成においての悪影響を危惧する意見もある。〔略〕
ワイドショーの取材については疑問の声が付きまとい、綿密な取材によるスクープ報道で評価を得る一方、各番組のレポーターが一団となって渦中の人物にインタビューを求め追いかける姿が非難の的となっている。
ことに芸能人が取材対象の場合は顕著で、反省を踏まえてこれまで幾度か「脱・芸能ニュース」を掲げることがある。

イエロー・ジャーナリズムとは、事実報道よりも扇情的、興味本位な内容を売り物とするジャーナリズムをいうらしい。

加えて、わが国のマスコミは反日勢力によって汚染されているといわれる。中韓に偏向した報道内容などには確かに、イエロー・ジャーナリズムだけでは説明のつかないものがある。

高畑祐太容疑者は発達障害、また性依存症ではないかとの声が多く上がっている。

最近は依存症治療を専門とする外来もあるようだ。そこでは、アルコール、薬物、ギャンブル、買い物、ネット、盗癖癖(クレプトマニア)、性嗜好障害(性依存症)などの依存症治療が行われるという。

ちなみに、わたしは比較的最近、神秘主義的観点から飲酒が死後にまで及ぼす弊害を考察した。興味のある方は拙「マダムNの神秘主義的エッセー」を閲覧していただきたい。

60 憑依と、成仏した義祖父の後日談(お酒好きな人々への野暮な警告)
http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/08/02/100336

47 アルコールの害について(成仏した義祖父の話)
http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/04/27/191319

わが国は今や、様々な依存症に苦しむ膨大な数の人間を抱えて青色吐息である。その最も大きな原因として、社会環境の悪化が挙げられるのではないだろうか。

今の日本は依存症を誘発する異常な刺激に満ちている。

東京都知事選に立候補した桜井誠氏がパチンコ規制を訴えていたことは記憶に新しい(桜井氏は新党「日本第一党」を立ち上げた。略称は日本一)。

わが国の環境悪化に反日勢力が強い影響を及ぼしていることは前掲の桜井誠氏、余命プロジェクトチーム、参議院議員・青山繁晴氏といった方々のサイトを閲覧し、著書を読めばわかる(桜井氏、青山氏に関しては動画も数多く公開されている)。

結局のところ、この問題も日本を守るために立ち上がった人々が反日勢力の駆逐の必要性を訴える、そこへ行きついてしまうようだ。

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2016年8月30日 (火)

初めてではないお使い。ホイコーロー、しらたきのかか煮、きゅうりとちくわのごま酢あえ。

定年までは流通業界に勤務していた夫ですが、食品の買い物は苦手中の苦手です。再就職後は勤務が楽になったこともあって、ちょくちょく行ってくれます。

昨日夫に合い挽き肉、卵、飲むヨーグルト、ジャガイモの買い物を頼んだら、スーパーから切羽詰まった声で電話がありました。「合い挽き肉がない!」

昨日は体調が今一つだったので、合い挽き肉、ジャガイモ、玉葱、ニンジンを使ったインスタントカレーとサラダを考えていました。

なぜか、うちのカレーライスには茹で卵、らっきょう、飲むヨーグルトが欠かせないことになっています。ただ、娘はらっきょうも福神漬けも必要としません。サラダは夫は邪魔そう〈?〉ですが、残すことはありません。

ドライカレーのときはなぜか目玉焼きをのせ、アボカドのスープを添えることになっています。アボカドがスーパーに出ていればですが。

まあ単にその組み合わせにしたら家族が気に入り、リクエストに応えているうちに絶対に必要なものとなったというわけです。

牛にしろ豚にしろ、挽肉が全然ないと夫がいうので、「うーん、じゃあ鶏肉にしようか? たまにはチキンカレーもいいわね」とわたし。すると、「鶏肉もない!」と夫。

「えっ、全然ないの? 珍しいわね。特売でもやってるの?」とわたし。「待って、四角い鶏肉ならある」と夫。

「四角い……鶏もも肉か鶏むね肉かな。大きなのが1枚か2枚入ってる? むねはパサつくから、ももがいいな」とわたし。「1枚でも2枚でもない。四角いのがずらりと並んでいる」と夫。

四角いのがずらり……鶏むね肉の削ぎ切りだろうか、とわたしは思いました。夫がいうと、奇妙に聞こえてしまうわたしです。

牛肉は角切りしかないと夫はいいました。いつもより遅い時間だったので、角切りを柔らかく煮込む時間がないと思い、豚肉を頼みました。面倒になったので、豚肉なら何でもいいといいました。

何でも、精肉売り場にはいくらも残っていない肉に大勢の買い物客がたかっているという話でした。わたしが買い物に行ったときには見たことのなかった光景です。

たまたま精肉売り場で、いつもと異なる光景が繰り広げられていたのでしょう。

卵も1パックもないよ、と夫はいいました。Lサイズでなくても構わないというと、卵と名のつくものは一つもないと夫はいいました。卵売り場でも、いつもと異なる光景を夫は目撃したようでした。

で、結局ホイコーローになりました。生姜焼き用の豚肉だったので、カレーには合わないと思いました。生姜焼きにするには量的に少なく……

ピーマンとキャベツがあって……となると、ホイコーローが食べたくなったのですね。

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NHKエデュケーショナル『みんなのきょうの料理』で2012年10月31日に放送されたレシピ「陳さんちのホイコーロー」を参考にしました。本格的な味でしたよ。

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しらたきのかか煮、きゅうりとちくわのごま酢あえ。それに豆腐とエノキタケのスープを作りました。カレーライスのはずが全然違ったメニューになりました。

カレーをやめることにして冷蔵庫を漁っていると、あれこれ早めに使ってしまいたい材料が目に留まったので、使ってしまうことにしたのでした。

「しらたきのかか煮」は過去記事で紹介したことがありましたが、本のタイトルを間違っていたようです。『365日のおかずと献立』ではなく、『献立とおかず365日』だったみたいです。

新婚時代から愛用している本で、小さかった子供たちに表紙と中身も少し玩具代わりに破られてしまい、タイトルの確認が難しくなっています。

検索したら国会図書館に『献立とおかず365日』はありましたが、『365日のおかずと献立』はありませんでした。出版社名と出版年から見て、『献立とおかず365日』に間違いないでしょう。

『献立とおかず365日』 (主婦の友社、1981)から「しらたきのかか煮」のレシピを紹介します。

  1. しらたき1玉はサッとゆでてざるにとり、3~4cm長さに切る。
  2. 鍋に油大さじ1を熱し、充分に炒めて、しょうゆ大さじ2.5、砂糖小さじ2を加え、箸でかき混ぜながら味を充分につける。
  3. 最後に削り節を1/4カップ入れ、全体にまぶしつけるようにして仕上げる。

きゅうりとちくわのごま酢あえは、『主婦の友 毎日の晩ごはん献立BEST800レシピ』(主婦の友社、2013)に載っていた「きゅうりと油揚げのごま酢あえ」を参考にしました。

わたしは油揚げではなく、ちくわを使いました。2人分のあえ衣の材料は前掲書のレシピでは 酢大さじ2、みりん、砂糖各大さじ1/2、塩小さじ1/4、水大さじ1、半ずり白ごま大さじ2 となっています(うちは4人分で3人にちょうどいいくらいの量です)。

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2016年8月29日 (月)

今東光が訳した神智学書籍、また彼の日教組批判活動

過去記事でも書いたように、萬子媛の小説関連で般若経典について調べ、『般若心経』を覚えるつもりで動画を検索したところ、瀬戸内寂聴の解説動画が出てきた。

瀬戸内寂聴が文学界に強大な影響力を及ぼしてきたであろうことは過去記事で考察済みである。解説には違和感があった。

その寂聴は1973年、今東光を師僧として得度している。

瀬戸内寂聴『奇縁まんだら』(日本経済出版社、2008)によると、今東光がガンで入院中だったため、得度式は代行者によるものだったらしい。出家するにあたり、次のような会話が今と寂聴の間で交わされたという。その場面を引用しておこう。

「頭はどうする?」
「剃ります」
「下半身はどうする?」
「断ちます」
 それだけであった。先生は、
「出家しても、あなたはあくまで小説家として、ペンは死ぬまで捨てるな」
 とおっしゃった。

今東光は神智学に関心を持っていたようで、翻訳もしているようだから(※C・W・リイドビーター『神秘的人間像』文曜書院、1940)、神智学の影響を受けた作家を調べているわたしとしてはきちんと調べなくてはと思いながらも、寂聴の師僧と思っただけで気が重かった。

名前くらいは知っていたが、著作を読んだことはなかった。

意外なことに夫が、年の功というべきか(わたしより7歳上)、話題になっていたころの今東光をテレビや広告などを通して知っていた。

「怪僧といっていいくらいの人物? それとも、単なる生臭坊主なの?」というと、夫は「今東光はやんちゃなんだと思うよ。寂聴とは全く違うと思う。今東光に興味があったわけではほとんどないけれど」といい、今東光には悪い印象を持っていない風だった。

ウィキペディアを閲覧すると、本人より父親のほうが神智学との縁は深かったようである。その部分を引用する。

父武平(明治元 9/4 生)は船長職の最古参で、国内五港定期航路 品川丸を経て、海外航路 香取丸のキャプテンを務める。来日時のラビンドラナート・タゴールと知遇になったり、第一次世界大戦時に船がドイツの無差別攻撃で巡洋艦エムデンに追われたが、智略によってこれを回避したりした。また、南インド・マドラスに寄港、船の修理で船渠(ドック)入りした折、アディアールで神秘思想に触れ「神智学協会 the Theosophical Society  註:霊智学会とも呼称」会員となる。以後「胡桃船長」の異名をとるほどに菜食主義に徹した有数の神智学者としても知られた。アニー・ベサント、ジッドゥ・クリシュナムルティと親交を深め、東京市本郷区西片町に「神智学協会東京ロッヂ 1920」を開設、鈴木大拙夫人で神智学者だったベアトリス・レインとも交流した。

ウィキペディアの執筆者. “今東光”. ウィキペディア日本語版. 2016-07-24. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%BB%8A%E6%9D%B1%E5%85%89&oldid=60537532, (参照 2016-08-29).

検索していると、今東光が身の上相談に回答したものを引用した記事が沢山出てきた。愛情と奥深さとを包み隠したような毒舌回答に興味を惹かれたので、さらに検索を続けていると、意外な話が出てきた。

日教組(教職員の労働組合)の大会に招かれて挨拶に立った今東光が「テメエラのようなヤロウがいるから日本の教育がダメになるンだ!」と演説したという話であった。以下のブログ記事を閲覧させていただいた。

  • 東光和尚の毒舌:ZakkayaHP
    http://www.zakkayanews.com/zw/zw188.htm

前掲の寂聴の著作では、今東光の政治活動については「政治家としては自民党の参議院議員として存在感を示されたが、御本人はあくまで小説家としての御自分に愛着を持っていられた」と書かれている程度で、具体的にどのような活動であったかはわからなかった。

政治活動の一環と考えられる、やはり日教組関係の二つのブログの記事が出てきた。その部分を引用させていただく。

  • 教育は100年の計」 :笹川陽平ブログ
    http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/3148
    教育が荒廃した現場に心を痛めた笹川良一と今東光先生は、総評の激しい反対運動の中、全国各地で厳しい日教組批判と教育の正常化を訴え獅子吼(ししく)した。
  • 「笹川良一の遺したもの」・・・笹川陽平②:日本よい国、きよい国。 世界に一つの神の国。
    http://blogs.yahoo.co.jp/meiniacc/44688527.html
    日教組華やかなりし頃、今では私のところにも訪ねて来る槙枝委員長ですが、当時は笹川良一と厳しく意見が対立していました。「親孝行をしろ、交通ルールを守れなどとテレビで余計なことを言うな」と槙枝さんは言いましたが、父は作家の今東光さんと2人で「教育の弊害、これ100年祟る」と言いながら演説して回り、日教組の批判活動をしていました。その時の、あの赤旗のはためきと先生方の嵐のような反対運動は忘れられません。

夫がいうように、今東光はただの生臭坊主ではなさそうである。

寂聴とは違う。

ウィキペディアにこうした記述はない。

今東光は、戦後日本の分かれ目となるような重要な政治活動を行っていた。彼にはそれを見抜くだけの経験と感性と知性があり、行動を起こすだけの気骨があったのだ。

残念ながらその活動は失敗し、反日勢力は蔓延り、生徒が加害者にも被害者にもなる悲惨な事件が毎日のように起きる陰鬱な日本となってしまった。

余命プロジェクトチーム『余命三年時事日記ハンドブック』(青林堂、2016)、関野通夫『日本人を狂わせた洗脳工作 いまなお続く占領軍の心理作戦』(自由社、2015) 、江藤淳『閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本(文春文庫)』(文藝春秋、1994)を参照していただきたい。

三浦関造は明治16年(1883)、今東光は明治31年(1898)の生まれである。

三浦関造にしても、今東光にしても、神智学に関心を持った明治生まれの日本人には洗練された知性と愛国心、そして勇気があったようである。神智学徒でありながら、そのことをろくに知らなかった自分を恥ずかしく思う。

今東光については、今後も創作の合間に調べていきたい。

拙「マダムNの神秘主義的エッセー」における関連記事:

61 大戦前後の日本が透けて見えてくる、岩間浩編著『綜合ヨガ創始者 三浦関造の生涯』
http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/08/10/180413

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2016年8月28日 (日)

大気不安定で、体調も不安定

昨日は夕食作りをパスして極力体を休めるようにしたが、体調は不安定で、今日もニトロの使用を迷いつつ家事をやっている状況。

胸が重くて(既に圧迫感があるともいえる)、少しの刺激で冠攣縮性狭心症の発作がドンとやってくることは確実。

この血圧低下状態のところへ、またもやニトロを使ってしまうと、失神してしまう。大気が不安定なことからくる影響もありそう。

とにかく、極力おとなしくしているしかない。創作、滞っている。

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薬に関する、気になる検索ワード

アクセス解析を見るとき、気になる検索ワードが時々あります。

昨日の検索ワードの中にもありました。「アマゾンでヘルベッサーを買うには」という検索ワードです。

ジルチアゼム(商品名ヘルベッサー)はわたしの知る限りでは、カルシウム拮抗薬と呼ばれる種類の薬で、高血圧・狭心症治療薬です。ざっと検索してみたところでは、他の用途というのは見つけられませんでした。

副作用のあるヘルベッサーを自分で買って自己流に服用する人というのを想像すると、恐ろしくなります。

プロプラノロール(商品名インデラル)を、わたしは放置すれば脈拍数140くらいになる洞性頻脈の改善に処方されていますが、心拍数の増加を抑える作用があがり症の改善に用いられることもあるようです。

「インデラル 個人輸入」といった検索ワードが一時期よくありました。

インデラルにしても、ヘルベッサーにしても、こうした薬はお医者さんに処方して貰うべき薬ではないでしょうか?

わたしは専門的なことはわかりません。

インデラルで話をすると、心臓疾患の患者としてβ遮断薬であるインデラルを長年使ってきて思うことは、この薬には助けられてきたにせよ、使わずに済めばどんなにいいだろうということです。ヘルベッサーも使わずに済めば、それにこしたことはありません。

喘息も、冠攣縮性狭心症も、インデラルの副作用かもしれないといわれています。こうした疾患が加わったところへ心臓弁膜症が見つかり、心房細動も起きるようになって、薬が増えるばかり。

スポーツが好きだったのに、体力がなくなり、外出にも不自由する日々です。

インデラルの重大な副作用に心不全があります。また脳内に入りやすくて悪夢を見やすくなるとも聞きます。

お医者さんの診察を受けてみなければ、インデラルやヘルベッサーが症状を改善するかどうかは素人にはわかりません。仮に症状を改善したとしても、別のもっと適した薬が処方されることもあるでしょうし、素人判断はとても危険なことではないかとわたしには思えます。

わたしもインデラルを服用するに当たっては24時間ホルター心電図、胸部レントゲンなどの検査を受けました。その結果、洞性頻脈が繰り返し起こっており、頻脈のために心臓も大きくなっていることがわかったため(鬱血性心不全といわれました)、インデラルで心拍数を抑えることになったのでした。

インデラルは鬱血性心不全を改善してくれましたが、逆に鬱血性心不全を惹き起こすこともあるから注意が必要だとお医者さんにいわれました。

循環器系の薬にはこうした副作用が起きることが珍しくないので、要注意ではないでしょうか。

あがり症といえば、あがり症ではありませんが、わたしは中学、高校のころに心因性頻尿(強迫性障害)――と今はいうようですね――に悩まされました。

授業が始まって10分もしないうちにトイレばかりが気になるようになり、学力が低下しました。程度がひどければ登校拒否になることもあると専門のサイトにありました。わたしはそのレベルだったと思います。毎日そうしたぎりぎりのところで、結果的には皆勤賞モノで通学しました。

そうなるまでトイレは近い方ではなく、朝登校して昼休みまで排尿に行かずに済んだくらいでした。それが災いし、ある日、「どうしようかな。トイレに行きたいけれど、まあいいや。面倒臭いから次の休み時間に行こう」とトイレを先延ばししたところ、授業中に催し、仕方なく挙手してトイレの許可を貰い、行きました。

それがひどく恥ずかしくて、それからトイレが気になるようになり、次第に絶えず気にかかるようになっただけでなく、絶えず尿意を覚えるようにもなりました。

短期間、精神科のクリニックに通って精神安定剤を試しましたが、全く効きませんでした。効かないのに、その薬に依存するようになりました。

当時は、病院ではこうした症状には極力薬を出さない方針だったようです。しかし薬局では何とか買え、お小遣いで買ったりしていました。そのうち、これではいけないと思い、薬を断つことにしました。

運動部に入り、また猛烈に読書をしました。治らない心因性頻尿と相まって成績はますます下がりましたが、結果的に国語力だけはつき、いつしかそれが作家志望となって、よくも悪くも人生を変えました。

大学生になると、トイレが気にならなくなりました。高校までとは授業の雰囲気が違い、トイレへ行きたければそっと抜け出ることも可能だったことから気にならなくなったのです。

頻脈に悩まされるようになったのは、下の子が幼稚園に入ったころで、今も覚えています。

子供を迎えに行った幼稚園の門のところで、突然激しい動悸が止まらなくなったのです。この発症の仕方を思い出すと、洞性頻脈というより発作性上室性頻拍っぽいですね。

原因は過労だと思います。そのころ、よく風邪を引くようになり、肺炎にもなりました。専業主婦でしたが、体調が悪くても実家に頼ることはできず、夫は当時いたって家庭のことには無頓着、創作も続けており、少しずつ疲労が積もっていった感じでした。

……と、関係のないことを書いてしまいました。要するに何がいいたいかというと、わたしも学校に通っていたころに、病院で処方して貰うべき薬を勝手に買って飲んだりしたことがあったけれど、それは事態を悪化させただけだったということです(そのようなことをしたのはそのときだけです)。

どうしてアマゾンで買おうと思うのですか? 診察代を浮かすため? わたしが調べたところではアマゾンでは買えないみたいですが?

御存じだとは思いますが、リンクフリーのサイト「おくすり110番」のヘルベッサーの解説にリンクを張っておきます。御覧のように、副作用は沢山ありますよ。わたしは飲み始めたころにひどい血圧低下とめまいが起き、今はよく起きる歯肉の腫れに悩まされています。どうか勝手に飲まないで。

それとも、もしかしたら、以下の本をアマゾンで求められていたとか? でも、それだと「アマゾンでヘルベッサーを買うには」という検索ワードにはなりませんよね。

ヘルベッサー文献抄録集 (1970年) -  – 古書
田辺製薬株式会社   (著)

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2016年8月27日 (土)

高畑淳子さんのブログに応援コメントが沢山……がんばって!

ブックマークしているブログの中で、女優・タレントさんのブログが三つあります。

山口もえちゃん、ともさかりえさん、高畑淳子さんのブログです。

もえちゃんはレギュラー出演だったNHK教育テレビ「イタリア語会話」(娘が視聴していたので一緒に見ていました)以来、りえさんは「ロッカーのハナコさん」以来、高畑さんは編集長役か何かでカッコいいと思い、それ以来のファンで、ブックマークしたブログには気まぐれに訪問させていただいています。

もえちゃんのブログは可愛らしくて癒されます。りえさんのブログはお洒落で、美味しそうなお菓子や料理、可憐な小物などの記事が楽しみです。

高畑さんのブログは有名な女優さんのブログなのに全く気どりがなくて、素顔の感じが意外でもあり、好感の持てるところでもありました。洋服が披露された写真の記事ではさすがは気品のある女優さん、一般人とは着こなしが全然違うと感心していました。

高畑淳子さん、今回の大変な出来事ですが、ファンの一人としてお元気な女優姿をずっと見せ続けてくださることを心から願い、応援しています……!



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スプレー1~2回、ニトロペン1回

起床後まもなく、胸の圧迫感を覚えたが、朝の薬を服用すれば治まるかもしれないと思った。朝の薬(インデラル、サンリズム、ヘルベッサー、アイトロール、シグマート)を服用。

インデラルは放置すると140くらいになる洞性頻脈の改善、サンリズムは心房細動の予防、冠攣縮性狭心症の予防のために飲んでいるのはヘルベッサー、アイトロール、シグマート。

一旦攣縮が起きてしまうと頓服のニトロでないと治まらないと聞いたが、やはりそうで、圧迫感は全然よくならなかった。結局ミオコールスプレーを使った。最近ひどく低血圧になるので使いたくなかった。

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使いたくないと思いながら噴霧したためか、舌の付け根より下の歯にかかってしまい、もう1回噴霧した。

それでよくなり、家事を始めたけれど、すぐに横になりたくなった。夏バテかもしれない――心臓が――と思いつつ、家事が一段落した後で創作作業に入ろうとしたが、体がつらくて椅子に座っていられなかった。

外出していないのに、サイズの小さな靴を履いて1日中歩き回ったみたいに両足が腫れぼったく、痛い感じがした。

横になってもつらく、わたし用のクッションやら枕やらを重ねて上体を起こして寝たら楽だった。心不全気味のときによく起きる咳、痰もあったが、それほどでもなく、特にどこが痛いといったとこもないままに、その後も体調はパッとせず、のらくら――ひと作業するごとに横になるという風――家事をした。

そして、午後何時だったか、正確な時間がどうしても思い出せないのだが、胸のど真ん中に嫌な胸痛が起きた。すぐに治まったものの、これを放置しておくと、冷汗が出るくらいの強い胸痛が起きることがあるので(予防薬を沢山飲むようになってからはそのような強い胸痛はめったに起きなくなった。ありがたや……)、迷わず、ニトロペンを舌下。

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2018年の9月まで持つみたいだ。これを書きながら思い出したが、そろそろトイレに常備しているニトロペンが替えどきかもしれない。

胸の中央を縦断するかのように、涼しさが走り、その涼しさが背中のほうへも回って、胸痛は完全に消滅(血管が開くと、わたしは涼しさとして感じる)。

そのあと、爆睡して数時間寝てしまい、起きたら吐き気がした。血圧が下がりすぎているためだと思う。爆睡もおそらく、そのためだ。だからニトロを使いたくなかったのだった。

ふと時計を見ると5時。慌てて洗濯物を取り込んだ。今日は娘に弁当を頼むことにして心臓の夏バテを癒すことにした。

足の腫れが引いている。咳も痰もなし。ニトロは心不全気味にも効くと思う。専門のサイトにもそのように書かれていた。

昨日からパッとしなかったため、2日間無駄に過ごした。冠攣縮性狭心症の発作が起きると、結局は頓服のニトロを使うことになる。家にいるときは血圧低下を恐れず、やりかけの家事がそのままの状態で数時間経過しても大丈夫かを確認して早めに使うべきかもしれない。

洗濯機が止まって数時間も経つと洗濯物は臭くなるが、これは洗い直せば済むことだ。食器が浸かりっぱなしでも構わない(最近では夫が洗ってくれていることもある)。まずいのは、料理の下ごしらえなんかをしかけたまま、室内に数時間放置の状態など。今ではあまり昼間に下ごしらえをすることはないが、たまにはある。

体調悪くて寝てしまうと、家事が増える。創作関係も滞る。今夜、御遺物メモの続きを書こう。

今月末、中学時代からの女友達と会うことにしていたが、延期して貰って正解だった。暑い間は極力体力を消耗したくない。

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2016年8月26日 (金)

妹ができました(リヴリー)。来月出る余命さんの新刊。

次の萬子媛ノートをまだアップできないでいます。で、気分転換にリヴリーアイランドへ。そして、2匹目を飼ってしまいました。

過去記事で検討していたこの子です。

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なぜかこの子はワタクシ的に性別がはっきりしていて、女の子だとわかりました。最初の子はわかりませんでしたが、妹ができて男の子だったことがはっきりしたのでした。

最初の子の名はフランス語で男性名詞ですが、女性にも使います。2番目の子にもフランス語で名をつけたいと思ったのですが、それは既につけている人がいて弾かれました。

あれこれ考えて記入しても、なかなかOKが出ませんでした。リヴリーアイランドの歴史と登録者数を考えれば、わかる話です。最初のときにフランス語をカタカナにしてすぐに通ったのがむしろ不思議なくらいではあります。

フランス語の形容詞を日本語に直さずに記入したら、さすがに通りました。

というわけで、一応長男・長女ではありますが、名前からすると、男女どちらにもなれる存在です。

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妹は兄の部屋で飛んでおります。ホオベニムクチョウはまだいます。

兄の部屋を模様替えして研究室風にしてやったら、メーテルリンクの『蜜蜂の生活』ばりの作品を書こうとしているためか、頭が疲れてすぐに眠くなるようです。

本人が眠っている間、ホオベニムクチョウが知的な顔つきでタイプライターから出ている原稿を読んでいました。このとき、妹は自分の部屋に帰っていました。

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プリミティブケマリの長女の部屋は、徐々に女の子らしいものにしてあげたい気がします。本人の好みがあるでしょうから、もしかしたら男の子っぽいものになるかもしれませんけれど。

現実にはわたしの子は長女・長男の順だったので、この世界ではそれが逆という面白さがあります。同じアイテムを使っていますが、長男には妹の部屋は新鮮に感じるようですよ。

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赤い本は今日のログインで貰いました。「おるすばんぬいぐるみ」「ひよこのオーナメント」は以前、交換パークで手に入れたものです。

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図書室では兄妹寄り添って眠っています。床が白いので、ほとんど見えませんが。やはりここでもホオベニムクチョウが知的な顔つきで、あちらの本棚からこちらの本棚へと、本の背表紙を見て回っています。

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さてと、記事に戻らなくては。くずくずしていると、すぐに洗濯物をとり込む時間、そして夕飯の支度の時間になってしまいます。焦ると、まとまった文章が書けなくなります。

以前であれば、今頃は某文学賞に応募するために徹夜を繰り返したりしていた時期です。それに関連したことで書きたいことがあるのですが、今はやめておきます。

そういえば、9月上旬に出る余命さんの本は、実行を重視する戦略的な本のようですね(余命ブログは目的を持った実行ブログであるそうです)。わたしは素人ではありますが、物書きなので、なるべく中立的な立場で観察する人間でありたいと思いつつ動向を見守ってきました。

日本を守りたいという人々の志と危機感が高まっているように思います。敗戦によっても、先祖の方々の魂まで灰燼と化したわけではなかったのだと思わされるものがあります。大和魂は日本人の血の中に生きています。わたしも、元寇からお国を守った男の遠い末裔だと思っています。

チベットはチベット自治区、東トルキスタンは新疆ウイグル自治区、南モンゴルは内モンゴル自治区という植民地と化してしまいました。一旦そうなると、チベットでの僧侶の焼身自殺の例から見てもわかるように、元の状態に戻すことは困難です。

わが国の一部たりとも、そうした国々の二の舞になるわけにはいきません。今、尖閣、沖縄がとても危ない。

反日勢力はまやかしの平和論で日本人を催眠術にかけてきましたが、まともな日本人であれば、もうそれに騙されはしないでしょう。そこまで日本人は馬鹿ではないと信じています。

関連記事:

2016年8月16日 (火)
ついに発言、バイデン米副大統領「私たちが日本の憲法書いた」
http://elder.tea-nifty.com/blog/2016/08/post-f943.html

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2016年8月24日 (水)

神智学的なメーテルリンクと瀬戸内寂聴『般若心経』の解説動画に関する、ちょっとしたメモ(追記あり)

萬子媛の小説の手直しの合間に読もうと思って、神智学的な作品を書いたメーテルリンクの『限りなく幸福へ』『蜜蜂の生活』『花の知恵』を図書館から借りています。

メーテルリンクについては改めて書きたいと考えています。蜜蜂は好きな昆虫なので、何冊か本を読みましたが、『蜜蜂の生活』は凄く面白い。蜜蜂の結婚については詳しくなかったのです。蜜蜂の結婚は恐ろしくもあります。

『限りなく幸福へ』では長々とバルザックの作品『ピエレット』について書かれています。『花の知恵』には思わず抜き書きしたくなる文章があちこちにあります。『青い鳥』しか知らなかったので、驚きです。

今回は借りてきませんでしたが、モーリス・メーテルリンク (山崎剛訳)『死後の存続 』(めるくまーる、2004)はぜひ読みたいと考えています。カトリック教禁書目録に入れられた問題作です。目次は以下。

死に対する不当な扱い
存在の消滅
死後の意識の存続
神智学の仮説
新しい交霊術の仮説・霊たちの出現
死者との対話
クロス交信
再生
意識のたどる道
二つの顔を持つ無限
無限における人間の運命

神智学の影響を受けた作家たちをざっと調べてきましたが、いずれ一冊のKindle本にできればと思っています。当分はリサーチが続きそうですけれど。

萬子媛の小説を手直しする過程で、般若経典が浮かびあがってきました。

で、『般若心経』を覚えるつもりで、覚えるのによそさうな動画を求めてYouTubeに行くと、瀬戸内寂聴の解説動画が出てきました。

過去記事で、 「イエスの教えがユダヤ教の聖書と切り離すことができないように、ゴータマ・ブッダの教えもヒンドゥー教がベースにあるはずで、そこから読み解かなければ、読み誤るのではないかという気がします」と書いたのは、実は瀬戸内寂聴の解説に違和感を覚えたからでした。これについては、次の萬子媛ノートで。

瀬戸内寂聴が文学界に強大な影響力を及ぼしていなければ、解説動画を視聴することもなかったでしょう。以下の過去記事は6年以上前に情報量の少ない中で書いたものですが、瀬戸内寂聴の文学界に及ぼす影響について書いたものです。

上記記事と以下の記事には重なる部分があります。

追記:
メーテルリンクの著作を何冊か読んだ感想としては、彼は神秘主義者というよりは形而上学的であると思いました。近代神智学には批判的であり、SPR(心霊現象研究協会)の見解に依拠するエッセーを書いています。SPRは神智学協会の自由な雰囲気から生まれた協会でしたが、神智学協会にとっては鬼子といってよい側面があります。

ライン以下の続きに、拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」で公開中のエッセー「心霊主義に傾斜したメーテルリンクの神智学批判と、風評の原因」を転載しておきます。

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続きを読む "神智学的なメーテルリンクと瀬戸内寂聴『般若心経』の解説動画に関する、ちょっとしたメモ(追記あり)"

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Kindle版児童小説『すみれ色の帽子』をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます! 天体観測(リヴリー)。

8月23日にKindle版児童小説『すみれ色の帽子』(ASIN:B00FB4K0X2)をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます!

『すみれ色の帽子』をお買い上げいただいたのは9冊、KENPC(Kindle Edition Normalized Page Count)でお読みいただいたのは今回で7冊です。

サンプルをダウンロードできます。
     ↓

すみれ色の帽子

以下は、他の99円の短編児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

卵の正体

ぼくが病院で見た夢

花の女王 (児童書)

ぬけ出した木馬

マドレーヌとわたし

マドレーヌとわたし(漢字使用)

以下は中編児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

田中さんちにやってきたペガサス

以下はシリーズ物の第1巻です。冒険前夜の物語です。サンプルをダウンロードできます。

不思議な接着剤1: 冒険前夜

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ヤミ箱屋にウィンドウショッピング(?)に行ってお試しをしてみたら、何とヤミーが増えているではありませんか。

あと1回ヤミ箱回し、ヤミ―SHOPで少額のものを買えるくらいしか、残っていなかったはずなのに、あと4回回してヤミ―SHOPで少額のものが買えるくらいお金持ちになっているではありませんか???

公式サイトの説明を読むと、どうやら買い物した期間にまたサーバー障害が起きていたようです。それに対する対応だとのことです。歓喜する58歳。自分でも少し気持ち悪いと思いましたが、喜びを隠しきれずにすぐに買い物に行きました。

2回回すと、貰えるものがあります。2回ヤミ箱を回し、ヤミーSHOPで何か買って、残る2回分は新しい商品が入ってから回しに行こうと思いました。

宇宙壁紙B、標本がある書斎の壁紙をヤミ箱屋で買い、ヤミーSHOPでミニ望遠鏡を購入。

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ホオベニムクチョウはまだいます。

2016824d

ホオベニムクチョウは寝ています。

夫は子供のころ、蝶の標本作りが趣味で、賞をとったりしていたとか。わたしは生き物の標本は少し気持ちが悪い。

「スチームパンク箱」を回したら、この壁紙が出てきました。気球の島か、宇宙都市の壁紙がほしかったのですが、この壁紙もなかなかムードがあって素敵です。2016824e

今だとプリミティブケマリが飼えるようです。

もう一匹買うとしたら、ムラクモノテンマ、スノードット、ムシチョウ、そしてこのプリミティブケマリのどれかがいいと思っていました。2匹も世話するのは大変そうですし、飼うにしてもどれにするかで迷いがあり、考えているところ。

おばさんがリヴリーに夢中というのは何か後ろめたいものがありますけれど、素敵な島を見ていると楽しくて、児童小説が書きたくなってくるのです。

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2016年8月23日 (火)

安倍首相のマリオ姿

亀反応ですみませんが、リオデジャネイロオリンピックも終わりましたね。

閉会式でマリオ姿の安倍首相が土管の中から登場し、話題になっているようです。YouTubeでその部分の動画を見つけました。

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22日に胸痛にスプレー1噴霧。ホオベニムクチョウ(リヴリー)。久しぶりのチキンナゲットとシェーク。

もう昔話になりますが、胸痛にミオコールスプレーを1噴霧したのは、昨日の朝6時ごろです。

その前日にも胸痛がありました。我慢できないものではなかったので、ニトロ使用による血圧低下が嫌で、我慢していました。

20160822102456a

さあこれから一日が始まる、という段階ではニトロを使わざるをえませんが、使うと最近血圧の低下がひどくて――血圧が低くなること自体が体にどうということはないのですが――眠くなって困るのです。

血圧低下がひどい場合は失神してしまうそうなので、あまり低くなるのも困りものです。以前、高血圧だった時期があったことが嘘みたいです。

萬子媛の短編小説に手を加えようとしている段階で、御遺物にあった『金剛般若経』が未読だったと思い、『般若心経・金剛般若経 (岩波文庫)』(中村元・紀野 一義訳註、岩波書店、1960)を読み始めました。

すると、血圧低下のせいか、同じような繰り返しが続く文章のせいか、眠い、眠い。江戸時代に生まれていたとしても、こんな不届き者は萬子媛の禅院にはとても入れて貰えなかっただろうと思いました。

明け方目覚めると、エアコンが要らないくらい涼しくなっていて血圧が上がっていたためか、すっきりとした頭で全文読みました。

一切の有為法は、夢・幻・泡・影の如く
露の如く、また、電の如し。
まさにかくの如き観を作すべし。
(中村・紀野訳,1960,p.125)

仏の言葉として最後に出てくるこの言葉が『金剛般若経』を要約していると思うのですが、この経典でも『般若心経』でも、マーヤーに囚われるなということがいわれているのではないかと思いました。

マーヤーというのは、サンスクリット語で簡単にいえば幻影のことですが、詳しく説明しようとすると、単純ではありません。マーヤーのことをわたしは神智学で学びました。

イエスの教えがユダヤ教の聖書と切り離すことができないように、ゴータマ・ブッダの教えもヒンドゥー教がベースにあるはずで、そこから読み解かなければ、読み誤るのではないかという気がします。

萬子媛に関するノートで、萬子媛の子供たちのことを書きました。その部分を復習してみます。

2014年1月30日 (木)
初の歴史小説 (25)萬子媛の子供たち。90歳過ぎて挙兵した龍造寺家兼。
http://elder.tea-nifty.com/blog/2014/01/23-ff4d.html

 郷土史家が「直朝公御年譜」から抜き書きし、解説してくださったところによると、寛文12年(1672年)、文丸は船で上京し、祖父花山院定好に初めて会っている。直朝の参勤交代の帰国を待って、京都から淀川を下って大阪に出、そこから同船して帰郷した。〔……〕
 そして、延宝元年7月25日(1673年)に亡くなったのだった。文丸の死に先立ち、側室の子中将が同年2月5日に、花山院定好が同年7月4日に亡くなっている。
 文丸がおじいちゃん(萬子媛の父)に会えたことを、萬子媛は悦んだだろう。それなのに、翌年、二人共亡くなってしまった……。
 萬子媛の2番目の子、式部朝清は、寛文7年8月29日(1667年)に生まれた。佐賀藩2代藩主鍋島光茂に仕え、佐賀に住んだ。光茂の信頼厚く「親類同格」の扱いを受けていた。親類同格とは佐賀藩主の格付けで、三家、親類、親類同格、家老、着座、侍の順。
 朝清が破格の待遇を受けたことに、萬子媛は誇らしい思いだったろう。光茂の信頼が厚かったというが、破格の待遇を受けた理由は朝清の優秀さが買われたのだろうか。萬子媛の実家の格式の高さも影響しているのだろうか。
 しかし、その朝清は貞享4年9月20日(1687年)、21歳で急死した。

朝清を亡くしたことが萬子媛の出家の直接的な動機となっています。そのころ萬子媛は、どんな思いで般若経典をお読みになったのでしょうか。

また、萬子媛は入定の際に寿蔵(生前墓)の中で1週間以上という気の遠くなるような時間を、どのような経典を唱えられたのでしょうか。その中に『般若心経』『金剛般若経』はあったのでしょうか。おそらくあったのではないかとわたしは思います。

話がニトロのことからすっかり離れてしまいました。萬子媛ノートはあとで別にしようと思います。

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休日で外出した娘が駅で買って来てくれたチキンナゲットとシェークが美味しかったけれど、これでよけいに眠くなったのかも……。

20160822101555a_2

夕方には夫が柿の種をくれて、これでさらに眠気が募り、夕飯を作るのもやっとでした。

今日も午前中の家事を済ませて一休みしていたら、夫が心地よいジャズを流していて、あまりの気持ちよさにまる1時間爆睡してしまいました。

まあでもどうやらニトロの影響圏を脱したようです。血圧低下の副作用はありますが、たちどころに冠攣縮性狭心症の発作に効くニトロはありがたい薬です。

リヴリーアイランドにアクセスしたら、お客様。調べたら、2005年正月限定リヴリー「ホオベニムクチョウ」みたいです。

片足ずつゆっくり、足の裏を見せて歩くんですね、ホオベニムクチョウって。面白い……

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あっ、立ったまま寝てる。いや、座っているのかな?

2016823c

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2016年8月21日 (日)

歴史短編1のために #28 萬子媛遺愛の品々 ➂金書金剛般若波羅蜜経

ウィキペディア「入定」によると、入定とは「僧が、生死の境を超え弥勒出世の時まで衆生救済を目的とする」行為である(ウィキペディアの執筆者. “入定”. ウィキペディア日本語版. 2016-03-26. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%85%A5%E5%AE%9A&oldid=59110228, (参照 2016-08-21). )。

であるならば、入定を果たした萬子媛は、稲荷神社という大衆的な形式を衆生救済の場として最大限に活用していらっしゃるのだと思われる。

御遺物メモの続き。

金書金剛般若波羅蜜経
金字で書写された「金剛般若波羅蜜経」。
「臨済禅、黄檗禅 公式サイト」によると、臨済宗・黄檗宗でよく誦まれるお経には次のようなものがある(他にも、各派本山のご開山の遺誡や和讃なども含め、多くのお経が誦まれるという)。

  • 開経偈
  • 懺悔文
  • 三帰戒
  • 摩訶般若波羅蜜多心経(般若心経)
  • 消災妙吉祥神呪(消災呪)
  • 妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五(観音経)
  • 大悲円満無礙神呪(大悲呪)
  • 開甘露門(施餓鬼)
  • 仏頂尊勝陀羅尼
  • 金剛般若波羅蜜経(金剛経)
  • 大仏頂万行首楞厳神呪(楞厳呪)
  • 延命十句観音経
  • 四弘誓願文
  • 舎利礼文
  • 白隠禅師坐禅和讃

このうち、経名を含めてわずか276文字の『摩訶般若波羅蜜多心経(般若心経) (まかはんにゃはらみたしんぎょう)』は宗派を問わず広く誦まれるお経で、仏さまの教えのエッセンスともいえ、この題目は「偉大なる真理を自覚する肝心な教え」(山田無文『般若心経』)とも訳されるという。

『金剛般若波羅蜜経(金剛経) (こんごうはんにゃはらみきょう)』は般若経典の一つで、『般若心経』についで広く流布しているもの。禅宗では特に重んじられる経典で、午課で一日半分ずつ誦むのだという。(2016/8/20アクセス)

博物館で見学したときに見た、この般若経典のことが記憶に残ったためか、見学後に神楽殿で30分間家内安全の御祈願をしていただいていたときのことだった。

わたしたち家族は長椅子に座っていたのだが、その背後に萬子媛を中心に見えない世界の大勢の方々――ボランティア集団と呼びたくなる統一感のある方々――のいらっしゃるのがわかった(お仕事の一環のような感じであった)。

映像的には内的鏡にはほんのり映ったような気がするだけなのだが、なぜかそうした方々の挙動や心の動き、そして萬子媛のオーラは――色彩より熱として――鮮明に感じられた。

過去記事で書いたように、こうした場所での30分という時間は半端ではなく、萬子媛の臨在を感じていながらふと緊張感の途切れる瞬間が何度もあり、あれこれ雑念が浮かんでしまった。

心の中でつぶやいたことは筒抜けで、それに対する萬子媛やその近くにいる方々の反応が伝わってきた瞬間が何度かあった(すなわち願い事も雑念も筒抜けであるから、参拝するときは願い事の整理ときよらかな心持ちが肝要)。

博物館で見た般若経典のことが頭をよぎり、わたしはふと「波羅蜜多」と2回心の中でつぶやいた。わたしが見たのは『金剛般若波羅蜜経』だったのだが、つぶやきの対象は『摩訶般若波羅蜜多心経(般若心経)』の方だった。

つぶやいたとき、萬子媛から、すぐさま動揺の気配が伝わってきて、精妙な情感が音楽のように流れてきた。郷愁の交じった、きよらかな心の動きが感じられた。こうした心の動きという点では、生きている人間もあの世の方々も変わらない。

高級霊は自己管理能力に優れていることを感じさせるが(幼い頃からわたしを見守っていてくださっている方々もそうである)、情感という点ではわたしが知っているこの世の誰よりもはるかに豊かで、香り高い。心の動きのえもいわれぬ香しさのために、蜜蜂が花に惹かれるようにわたしは萬子媛に惹かれるのだ。

萬子媛はもっと聴こうとするかのように、こちらへ一心に注意を傾けておられるのがわかった。

『金剛般若波羅蜜経』は御遺物にあったのだから愛誦なさっていたのは当然のこととして、『摩訶般若波羅蜜多心経(般若心経)』という言葉に強く反応されたのは、それだけ生前、般若心経を愛誦なさっていたからだろう。

神様として祀られるようになった萬子媛は、前述したように、生死の境を超えて衆生救済を目的とする入定を果たした方らしく、稲荷神社という大衆的な形式を衆生救済の場として最大限に活用していらっしゃるように思われる。

しかしながら、萬子媛の生前は大名の奥方でありながら出家し、晩年の20年を禅院を主宰して入定まで行った僧侶だったのだ。

わたしが何気なくつぶやいた「波羅蜜多」という言葉に、それが甘露か何かであるかのように反応なさった萬子媛、否、祐徳院様がどれほど僧侶に徹した方だったのかということが自ずと想像された。

わたしは萬子媛が愛誦し指針とされたに違いない『般若心経』を暗記することにした。

ちなみに、このあとでマントラム(マントラ)を意図的につぶやいてみたのだが、こちらのほうは反応が感じられなかった。萬子媛を囲むように控えている大勢の方々に幾分白けたような気配さえ漂ったところからすると、マントラムは意味不明な言葉と受け取られたのだと思われる。

現代人と変わりないように感じられるのに、やはり江戸時代に生きた方々ということなのだろうか。現代人であれば、マントラムの内容はわからなくとも、マントラムがインド由来の聖なる言葉であることぐらいは察しがつくのが普通だろうから。

過去記事で紹介したエルザ・バーカー(宮内もとこ訳)『死者Xから来た手紙―友よ、死を恐れるな』(同朋社、1996)には、次のようなことが書かれている。

物質界と霊界が交流するとき、物質界にいるきみたちは、霊界にいるわれわれがなんでも知っていると思いがちだ。きみたちは、われわれが占い師のように未来を予言し、地球の裏側でおきていることを教えてくれると思っている。まれにできることもあるが、ふつうわれわれにはそういうことはできない。(バーカー,宮内訳,1996,p.25) 

あの方々の端然とした統一感のとれているところが、地上界のためにボランティアしている霊界の方々の特徴なのか、かつて江戸時代に生きた方々ならではの特徴なのか、わたしにはわからない。

萬子媛の清麗な雰囲気こそは、高級霊のしるしだとわたしは考えている。

御祈願が終わりかけるころ、萬子媛は近くに控えている方々に促されるようにして、どこかへ去って行かれた。全員がさーっと……一斉に気配が消えた。『竹取物語』の中の昇天するかぐや姫を連想してしまった。上方へ消えて行かれた気がしたのだ。

そういえば、石壁社で萬子媛に語りかける以前に参拝したとき、高いところから夫を見てハッと警戒した方々がいたのを感じたことがあった。

上空を漂いながら警備している天上的な女性たち――といった映像を、わたしは内的鏡で見たように思った。そのときはその場面が何を意味するのかがわからなかった。あのころはまだ義祖父が夫に憑依していたから、そのことが関係していたのではないだろうか。

以前であれば、神社に行くのを嫌がった夫だった。ところが、義祖父が成仏した後の参拝であった今回は何のこだわりもなく一緒に出かけて、それが自然な行動と映った。萬子媛を描いた短編小説を気に入ってくれた夫はむしろ今回の参拝を楽しみにしていたほどだった。変われば変わるものである。改善されたいくつかの傾向を夫に認めるとき、義祖父の憑依と成仏はわたしの妄想ではなかったと確信させるのだ(義祖父の成仏については拙神秘主義的エッセーブログの 47 及び 60 を参照されたい)。

萬子媛を囲むように控えていた方々の中には、あのとき上空からの警備を担当していた方々もおられたに違いない(もしかしたらこのときも警備中で、神楽殿にはおられなかったのかもしれないが)。

あの方々の行動から推測すれば、地上界での一日の仕事が終われば全員があの世へ帰宅なさるのだろう。まさか、あの世の方々が地上界の人間と同じようなスケジュールで行動なさっているなど想像もしなかった。

前掲書には次のようなことも書かれている。

 大師を信じることを恐れてはいけない。大師は最高の力を手にした人だ。彼らは、肉体をもっていてもいなくても、こちらの世界と地上を意志の力で自由に行き来できるのだ。
 だがわたしは、彼らが二つの世界を行き来する方法を世間に教えるつもりはない。大師以外の者がその方法を試そうとすれば、行ったきり戻れなくなる恐れがあるからだ。知は力なり。それは事実だが、ある種の力は、それに見合うだけの英知をもたない者が行使すると、危険な事態を招く場合がある。〔……〕
 こちらの世界でわたしを指導している師は大師である。
 地上の世界に教授より地位の低い教師がいるのと同じで、こちらの世界には大師でない教師もいる。〔……〕
 わたしは、死と呼ばれる変化のあとで迎える生の実態を人々に伝えようとしているわけだが、師はその試みを認めてくれていると言ってよいと思う。もし師が反対するなら、わたしはその卓越した英知に従うしかない。
(バーカー,宮内訳,1996,pp..203-204) 

萬子媛や三浦関造先生がどのような地位にある教師なのか、わたしには知りようがない。

ただ、萬子媛にしても三浦先生にしても、生前から神通力をお持ちだった。現在はどちらも肉体を持っておられない。そして、お二人が二つの世界を自由に行き来なさっていることは間違いのないところだ。

わたしは前世から三浦先生とはつながりがあったと感じている。だからこそ、先生のヴィジョンを見たのだと思っている。

萬子媛にはそのような縁を感じたことはない。だが、萬子媛を知り、作品に描くことは、この世に降りてくるときの計画にあったのではないかと思っている。だから、駄作のままではだめだとの衝動を覚える。

般若心経を暗記するのによさそうな動画を見つけた。

黄檗宗のお経の読み方は違うようなので、こちらで覚えるべきか?

リグヴェーダ、ヤジュルヴェーダ、サーマヴェーダの三種類の詠唱法を紹介した以下の動画を視聴すると、哲学的な般若心経の本質を理解できるような気がしてくる。 

過去記事で紹介した以下の動画では、般若心経がすばらしい仏教音楽となっている。台湾仏教だろうか。

般若心経・金剛般若経 (岩波文庫)
中村 元 (翻訳),    紀野 一義 (翻訳)
出版社: 岩波書店; 改版 (1960/7/25)
ISBN-10: 4003330315
ISBN-13: 978-4003330319

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2016年8月20日 (土)

長方形……?

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「長方形のレタスって、珍しいわね。初めて見た気がする」というと、「丸くないとは思ったけれど」と娘。

アップし忘れていましたが、今年3回目のパスタを数日前に作りました。葉っぱは今回の収穫分が一番綺麗でした。

バジルソース。以下の材料をミキサーかフードプロセッサーにかけるだけです。

  • バジル50g
  • アーモンド&カシューナッツ50g(松の実が一般的なので、それでもOK)
  • ニンニク2かけ
  • エクストラバージンオリーブオイル120㏄
  • 塩小さじ2/3
  • こしょう

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もう一回作れるかなあ。

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Kindle版『直塚万季 幻想短篇集1』をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます!

Kindle版『直塚万季 幻想短篇集1』をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます!

8月10日ごろ、お読みいただいたようです。

『直塚万季 幻想短篇集1』をお買い上げいただいたのは1冊、KENPC(Kindle Edition Normalized Page Count)でお読みいただいたのは今回が初めてでした。

サンプルをダウンロードできます。
     ↓
直塚万季 幻想短篇集1
ASIN: B00JBORIOM

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結婚という不可逆的な現象
ASIN: B01E3UAZ3O


今年に入って出した純文学小説です。

台風 
ASIN: B00BI55HV8

台風に翻弄される家族を描いた小説です。

以下は、その他の純文学小説です。

昼下がりのカタルシス

詩人の死

雪の二小篇 (純文学)

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2016年8月19日 (金)

KDPから、W-8 有効期限切れの通知が来ました

萬子媛に関するメモの続きを書く前にメールをチェックしておこうと思い、メールボックスを開いたら、KDPからW-8 有効期限切れの通知が届いていました。以下のような文面です。

W-8 が 2016 年 12 月 31 日に有効期限切れになります

Kindle ダイレクト・パブリッシングをご利用いただきありがとうございます。

こちらの記録を確認したところ、前回提出していただいた IRS Form W-8 は、2013 年 12 月 31 日以前に署名されたものです。米国の税務当局である内国歳入庁 (IRS) によると、このフォームは 2016 年 12 月 31 日に有効期限切れとなります。2016 年 12 月 31 日までに、税に関するインタビューを再度実行してこのフォームを更新してください。更新されなかった場合は、お客様への支払いに対して 30% の米国の源泉徴収税率が適用されることになります。

ひ! となりました。一度やったこととはいえ、この種のメールには心臓が縮む思い。前回はファクスで送りましたっけ。返事もファクスで届きました。今回はオンラインでできるようです。

同じように「ひ!」となった人はいないかググってみると、3年前であれば、沢山出てきたKindle作家さんたちの記事が少なくなっています。うーん、閑古鳥が鳴いている……KDP関係の記事を書いているのは、ビジネス関係者が多くなっているように思います。

そんな中で、まるこ堂さんの記事がアップされていて、ホッとしました。

まるく堂の電子書籍やろうぜ!
http://marukudo.hatenablog.com/entry/20160818-irs-from-w8

前掲記事で、画像付きで手順がわかるサイトが紹介されていて助かります。

まるこ堂さんは児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』のレビューを書いてくださいました。

更新騒ぎで(勝手にひとり騒いだだけですが)、時間が潰れ、ふと時計を見ると、夕飯の支度の時間が迫っているではありませんか。

わたしは萬子媛の小説に手を加えるに当たり、般若心経を暗記することにしました。なぜかは御遺物メモの続きで。

竜王会で習ったマントラムなら唱えられるのだけれど。オウム、アモギャー、ヴァイロキャーナ、マハムドラ、マニ、ペードム、ジュヴァラー、プラヴァルスターヤー、ウーン

邪気を払うのに有効。

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2016年8月18日 (木)

歴史短編1のために #27 萬子媛遺愛の品々 ②入定について。印象的な御袈裟。

「なぜ、萬子媛は餓死したの?」と尋ねた友人がいた。

「えっ?」と、わたしは言葉をなくした。

萬子媛の入定については詳しく書いたつもりだったから。さらに丁寧に書くべきか?

「萬子媛の入定がわかりにくかったみたい。あれじゃ、わからなかった?」と夫に尋ねると、「わかるも何も、説明がなくったって、坊主が食を断って亡くなったと聴けば、即身成仏だと思うだろ、普通」

萬子媛を知る人間によって書かれた唯一の萬子媛の小伝といえるものが「祐徳開山瑞顔大師行業記」で、文人大名として有名だった義理の息子直條によって、萬子媛が存命中――逝去の1年前――の元禄17年(1704年)に著述された。

お世話になっている郷土史家が「萬子媛についての最も古くて上質の資料」とおっしゃる萬子媛に関する第一級の資料である。

直條の記述を生かしたいと思い、「祐徳開山瑞顔大師行業記」から引用したりしたのが、難しかったのだろうか。

あるいは、入定を決意するまでの心情表現が不足していて、なぜ入定にまで至ったのかが理解できなかったということかもしれない。禅院での生活にもっと踏み込む必要がありそうだ。

入定について、ウィキペディア「入定」の解説を引用しておこう。

原義としての「入定」(悟りを得ること)と区別するため、生入定(いきにゅうじょう)という俗称もある。

僧が、生死の境を超え弥勒出世の時まで衆生救済を目的とする。後に、その肉体が即身仏となって現れるのである。明治期には法律で禁止された。また入定後に肉体が完全に即身仏としてミイラ化するには長い年月を要した為、掘り出されずに埋まったままの即身仏も多数存在するとされる。

ただし、現在では自殺幇助罪に触れるため、事実上不可能になっている。

修行方法
まず、木食修行を行う。
死後、腐敗しないよう肉体を整える。
米や麦などの穀類の食を断ち、水や木の実などで命を繋ぐ。
次に、土中入定を行う。
土中に石室を設け、そこに入る。
竹筒で空気穴を設け、完全に埋める。
僧は、石室の中で断食をしながら鐘を鳴らし読経するが、やがて音が聞こえなくなり、長い歳月と共に姿を現すとされる。


ウィキペディアの執筆者. “入定”. ウィキペディア日本語版. 2016-03-26. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%85%A5%E5%AE%9A&oldid=59110228, (参照 2016-08-18).

萬子媛があの世でボランティア集団を組織なさっているとわたしが想像するのは、参拝するたびに、萬子媛を囲むように一緒にいるあの世の大勢の方々を感じるからだ。

その大勢の方々というのは、萬子媛が禅院を主宰なさっていたときにそこに所属していた尼僧たちを中心とする方々ではないだろうか。

わたしの神秘主義的感性が捉えた萬子媛にはどこか深窓の麗人のような趣があり、無垢で高雅で率直な高級霊の雰囲気が伝わってくる。

それに対して、萬子媛を囲むように一緒に整然と行動している女性達の一歩引いたような、それでいて萬子媛を促がしたりもする雰囲気からすると、大勢の中で中心的役割を果たしている女性たちは生前、萬子媛と寝起きを共にした尼僧たちではないかとどうしても思えてくるのだ。

萬子媛の最も近くに控えている毅然とした感じの女性は、もしかしたら京都から萬子媛が嫁いで来たときに一緒に鹿島にやってきた侍女かもしれない。萬子媛が出家したときに一緒に出家したのでは……あくまで想像にすぎないが、小説であれば、想像を書いてもいいわけだ。

何にしても、萬子媛の一番近くにいる女性は身辺の護衛でも司っていそうな、シャープな雰囲気のある女性なのだ。わたしの内的鏡にほのかに映った気がする程度のものなのだが、萬子媛の圧倒的な雰囲気とはまた別種の矜持と気品とがまぎれもなく感じられて、興味深い。

こうした神秘主義的感性で取材(?)したことを参考にすれば、禅院の生活やムードをもう少し踏み込んで描けるかもしれない。

御遺物メモの続き。

冠台(かんだい)
冠台については、わたしが持っている3冊の国語辞書にも、河出書房『日本歴史大辞典』(息子のもので、預かったままになっている。広辞苑が見当たらず、息子にやった気もするが、忘れた)にも、記載がなかった。

ネット検索では、「冠棚」に記載があった。

かむりだな【冠棚】
① 冠を載せておく棚。のちには香炉の台としても用いるようになった。冠台。かむり棚。
②書院や床の間などに設ける違い棚の形式の一。かむり棚。
(出典:大辞林 第三版)

かんむり‐だな【冠棚】
1 冠をのせる棚。
2 書院や床の間などのわきに設ける化粧棚の一種。
(出典:デジタル大辞泉)

時間が経ってしまったからか、見学時に一度に多くを記憶するのが無理だからか、どのようなものだったかはっきりとは覚えていない……違い棚のようなものも、香炉台のようなものもあったのだが、大辞林の説明からすると、香炉台?

御帯

檜扇

御袈裟(みけさ)
御年60才のころ、善明寺の末寺として祐徳院を草創、出家せられた」と説明があった。
最も印象的だったのが、畳まれてひっそりと置かれたこの御袈裟だった。褪せているが、色は鬱金色(うこんいろ)、蒸栗色(むしぐりいろ)といったもので、萬子媛の肖像画を連想させた。素材は麻のように見えた。夏用なのだろうか。冬にこれでは寒いだろう。意外なくらいに慎ましく見える萬子媛の尼僧時代の衣服から、しばし目が離せなかった。

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評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

8月7日ごろ、アメリカでお買い上げいただいたようです。

 『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、これまでで62冊お買い上げいただいたことになります。

  • アメリカ……24冊
  • 日本……30冊
  • イギリス……1冊
  • ドイツ……4冊
  • メキシコ……1冊
  • イタリア……1冊
  • フランス……1冊

村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays, Volume 1)

「気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 二〇〇七 - 二〇一二(Collected Essays 2)」)』(ASIN:B00J7XY8R2)は、文学界を考察した姉妹編ともいうべき1冊です。

気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012(Collected Essays, Volume 2)

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結婚という不可逆的な現象
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今年に入って出した純文学小説です。

台風 
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台風に翻弄される家族を描いた小説です。

以下は、その他の純文学小説です。

昼下がりのカタルシス

詩人の死

直塚万季 幻想短篇集(1)

雪の二小篇 (純文学)

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Notes:不思議な接着剤#94 ユダヤ人の発祥地

過去のノートでエッセネ派については考察を重ねてきた。重要な引用を確認しておきたい。

H・P・ブラヴァツキー(ボリス・デ・ジルコフ編、老松克博訳)『ベールをとったイシス 第1巻 科学 上』(竜王文庫、2010)にはエッセネ派についての詳しい記述がある。

エッセネ派ESSENESとは「癒やし手」を意味するAsaiに由来する。「プリニウスPlinyによればユダヤ人の一派で,彼らは死海の近くに何千年にもわたって暮らしていた」「たくさんの仏教的観念と修行があった」「初期教会で用いられた『兄弟[同胞]』なる呼称は,エッセネ派的なものだった。彼らは一つの友愛団体であり,かの初期改宗者たちに似たコイノビオンKoinobion,すなわち共同体だったのである」(ブラヴァツキー,ジルコフ編,老松訳、2010,ベールの前でXXXViii-XXXViX)

死海の近くに何千年にもわたって暮らしていたエッセネ派という記述が、わたしには信じられなかった。そんなに古くからだなんて、ありえるだろうか。

また、エッセネ派はユダヤ人の一派であって、グノーシス派、ピタゴラス派、ヘルメス学的集団、あるいは初期キリスト教徒であったとブラヴァツキーは述べている。

アリストテレスの時代には物質主義が優勢な思潮となって、霊性と信仰は頽廃した。秘儀そのものが甚だしく変質し、熟達者[アデプト]と秘儀参入者[イニシエート]は侵略者の武力で散り散りになり、その後継者と子孫は少数だったとブラヴァツキー(ジルコフ編,老松訳,2010,pp.18-19)はいう。

エジプトの「聖なる書記や秘儀祭司は,地上をさすらう者となった。彼らは聖なる秘儀の冒涜を恐れて,ヘルメス学的な宗団――後にエッセネ派Eseenesとして知られるようになる――のなかに隠れ家を探さざるをえず,その秘儀知識はかつてなかったほどに深く埋もれた。(ブラヴァツキー,ジルコフ編,老松訳,2010,p.19)

そして、イエスは、偽のメシア、古代の宗教の破壊者で、仏教の信奉者という不当な非難をバルデサネス派によって浴びせられた宗派の一つに属しており、そのうちのどれであったかの特定は不可能に近いが、イエスが釈迦牟尼仏の哲学を説いたことは自ずと明らかであるとブラヴァツキーは書く。

ここまではっきり断言するとなると、ブラヴァツキーがキリスト教から叩かれるのも当然だ。仏教の教えを説くイエス……。今でこそ、ブラヴァツキーのいったようなことがいわれ出したのだが。

しかし、もしこれが本当なら、正統キリスト教を主張したカタリ派が「西欧の仏教」といわれ、グノーシス福音文書中の白眉『マリアによる福音書』でマリアがイエスから教わったといって話し始めるその内容が驚くほど仏教的であったことの謎も解ける。

箱崎総一『カバラ ユダヤ神秘思想の系譜』青土社、1988)には次のように書かれている。

フィロンがアレクサンドリアで活躍していた頃、パレスチナ地方死海のほとりに禁欲的な瞑想的生活を続けている一群のユダヤ人たちがいた。〔略〕現代の研究者は彼らを“クムラン宗団”または“死海宗団”と命名している。
 『死海の書』に関する研究が進むにつれて新たに脚光を浴びてきた事実があった。死海宗団はユダヤ神秘思想とくにカバラ思想の原型とも見なすことのできる神的霊知に関するかなり発達した秘儀体系をもっていたことが判明した。〔略〕
 こうした秘儀宗団が共通して抱いていたユダヤ神秘思想の背景には、さらに古代ギリシャで発達した神秘思想との関連も認められる。とくにネオ・ピタゴラス学派からの影響が濃厚であるこの学派は、今日では数学者として知られているピタゴラスに端を発する神秘主義教団であった。
(箱崎,1988,pp.70-72)

#57のノートで、カバラの起源がエッセネびとに遡る可能性について書いたが、箱崎総一『カバラ  ユダヤ神秘思想の系譜  *改訂新版 』(青土社、1988)のp.180以降、盲人イサクの章を読むと、カバラと瞑想が密接な関係にあることがわかる。フィロンによると、エッセネびとは瞑想を実行していた。

盲人イサクのカバラ思想の手稿断片にはしばしば神秘的な光と色彩についての叙述が認められる。(箱崎,1988,p.185)

これはオーラに関する記述だ。

死海文書がエッセネ派によって書かれたものであるかどうかは議論の余地を残しているようだが、死海文書とエッセネ派を結びつける研究者は多い。

ナグ・ハマディ文書は1945年、死海文書の発見は1947年以降のことであり、ブラヴァツキーは1891年に亡くなっているから、彼女がこれらの情報に接することはなかった。

以下の引用は、ウィキペディアのナグ・ハマディ文書に関するものである。

写本の多くはグノーシス主義の教えに関するものであるが、グノーシス主義だけでなくヘルメス思想に分類される写本やプラトンの『国家』の抄訳も含まれている。(……)調査によって、ナグ・ハマディ写本に含まれるイエスの語録が1898年に発見されたオクシリンコス・パピルスの内容と共通することがわかっている。そして、このイエスの語録は初期キリスト教においてさかんに引用されたものと同じであるとみなされる。

ウィキペディアの執筆者. “ナグ・ハマディ写本”. ウィキペディア日本語版. 2016-02-23. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%87%E3%82%A3%E5%86%99%E6%9C%AC&oldid=58723955, (参照 2016-02-29).

エッセネ派に関するブラヴァツキーの記述は、まるでウィキペディアに書かれたナグ・ハマディ文書の内容を述べたかのようである。

ここで、前述した疑問に戻る。

死海の近くに何千年にもわたって暮らしていたエッセネ派という記述が、わたしには信じられなかった。そんなに古くからだなんて、ありえるだろうか。

エッセネ派はユダヤ人の一派であるようだ。以下はウィキペディア「ユダヤの神話」からイスラエル民族の起源を述べた部分である。

イスラエル民族の起源
紀元前1207年の出来事を記したエジプトの石碑には「イスラエル人」についての言及が認められ、これがイスラエルという部族集団の実在を確認できる最古の文献である。


ウィキペディアの執筆者. “ユダヤの神話”. ウィキペディア日本語版. 2013-06-07. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1&oldid=48086736, (参照 2016-08-14).

紀元前1207年というと、モーセの活躍が紀元前13世紀ごろとされるから、そのころのことで、「何千年」という長大な時間がどこから出てくるのか、わたしには謎だった。

ところが、その根拠となりそうな記述を(ジェフ・クラーク訳)『エレナ・レーリッヒの手紙(抜粋訳)』(アグニ・ヨガ協会編、竜王文庫(コピー本)、2012校正版)の中に見つけた。

ブラヴァツキーの『シークレット・ドクトリン』にある記述ということだが、邦訳版が出ている部分にその記述があるのか、出ていない部分にあるのか、わたしはまだ確認できていない。レーリッヒ夫人の手紙には次のようにある。

『シークレット・ドクトリン』にはユダヤ人の発祥地はインドであると示される。タミール人の低級の部族はインドを去り、放浪しながら出会ったセム族と結婚して交じり合ったという。(クラーク訳,2012,p.23)

何だか、頭がクラクラしてしまった。ユダヤ人もジプシーもヒトラーに虐殺されたせいか、彼らのイメージが重なることがあったのだが、ジプシーもインドが発祥地とされてはいなかったか?

ウィキペディア「ジプシー」には、欧州における「ジプシー」の最大勢力であるロマは、北インド・パキスタンに起源に起源を持つインド・アーリア人系の移動型民族とあった。

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2016年8月17日 (水)

うちのリヴリーが創作生活に入りました(リヴリー)

過去記事でご報告したように、娘にご褒美(?)として貰ったウェブマネーでヤミ箱を回しに行き、ヤミーでお買い物限定キャンペーン(2016年7月)限定アイテムを貰いました。

アンティークディスク、アンティークチェア・白、アンティークタイプライター、アンティークテレホン、古書とルーペです。アンティークテレホンも設置したかったのですが、アイランドに設置できるのが五つまでなので、無理でした。

2016816d

お陰さまで、うちのリヴはほしかったタイプライターを手に入れ、創作を始めました。ショパンの「子犬のワルツ」を聴きながらタイプライターに向かうと(本人はlove+フォックスですが)、テンションが上がって創作がはかどるそうです。

タイプライターを打つときは、まるで宙を舞っているかのように4本の脚を軽やかに使っていました。お互いに作品が完成したら見せっこすることにしています。

貯めたdoodooで、夏祭りイベント(2016年)限定アイテムをゲットしました。綿菓子袋・黄色、綿菓子袋・ピンク、綿菓子袋・水色、レビルのぬいぐるみ・夏祭り、ミューミューのぬいぐるみ・夏祭り、ニューミューのぬいぐるみ・夏祭り、タツヒのぬいぐるみ・夏祭りです。

2016816r

現在、家出人が棲みついています。ブラックドッグです。餌を食べるときの口つきが面白い。部屋の中を遊び回って、ふたりとも寝てしまいました。ブラックドッグがベッドにするには、少し椅子が小さかったみたい。

2016817h

娘の飼っているリヴリーのアイランドへ遊びに行きました。ふたりはきらめく海を眺めて、素敵な白夜を過ごしていました。内緒話をしているところをパチリ。

2016813i

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2016年8月16日 (火)

ついに発言、バイデン米副大統領「私たちが日本の憲法書いた」

以下は時事通信社の記事。

「私たちが日本の憲法書いた」=トランプ氏の核武装論を批判-米副大統領
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081600107&g=pol

【ワシントン時事】バイデン米副大統領は15日、ペンシルベニア州スクラントンで米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の応援演説を行い、「私たちが(日本が)核保有国になり得ないとうたった日本の憲法を書いた」と発言した。
 大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が主張する日本や韓国の核武装容認論を批判したものだが、副大統領が日本国憲法を「私たちが書いた」とあからさまに言うのは異例。バイデン氏は、「(トランプ氏は)学校で習わなかったのか?彼に(大統領として)核兵器発射コードを知る資格はない」とも攻撃した。 
 一方、バイデン氏は6月、米公共テレビ(PBS)のインタビューで、中国の習近平国家主席に対して、北朝鮮の核開発阻止で協力を求める文脈で「日本は事実上、一夜で核兵器を製造する能力がある」と語ったことを明らかにしている。(2016/08/16-06:54)

8月15日は終戦記念日だが、玉音放送により日本の降伏が国民に公表された1945年(昭和20年)8月15日とは次元の異なる終戦記念日が、2016(平成28年)年8月15日のバイデン米副大統領の発言によってもたらされた。

ついに、バイデン米副大統領が発言してくれたのである。「私たちが日本の憲法書いた」と。

とはいえ、バイデン米副大統領が発言したようなことは、反日でも脳味噌が糠味噌でもない、まともな日本人であればわかっていたことだと思う。ただ、大っぴらにいえなかっただけなのだ。この発言によって、左派主導で行われてきた憲法九条論議は一笑に付された(それを認めはしないだろうが)。

同時にこの発言は、戦後の国内で、GHQの威光を借りて反日勢力が築いてきた彼らの仮想国家の終焉を告げた言葉でもある。

ゲームオーバーなのだ。

バイデン米副大統領の発言が報道される数日前に、わたしはたまたま、小坪しんや氏のサイトで、ひじょうに明晰に憲法九条の問題点を指摘した以下の記事を閲覧していた。

【我が国には主権がない。】尖閣沖にミサイル一発、撃ってしまえ・・・と言えない原因。【憲法・英語版の問題】
2016年8月9日
https://samurai20.jp/2016/08/whisper-of-the-heart/

英語版の憲法九条を意識したことがなかったのは、愚かなことだった。ぜひ、小坪しんや氏の記事を閲覧していただきたい。

平和憲法というのであれば、外国から見ても平和憲法としての輝かしい、確かな存在感があるのでなければ、真の平和憲法とはいえないはずである。

そもそも、第九条を中心とした説得力のある平和憲法であれば、もうとっくに世界の憲法の半分くらいはわが国の憲法第九条を取り入れたものとなっているはずである。

2004年の三省堂版『新六法』の「日本国憲法」第二章第九条には次のように書かれている。 

 第ニ章 戦争の放棄 

第九条〔戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認〕日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 
②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
 

これの英語版は次のようなものである。

Chapter ii. Renunciation of war  

article 9.

Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order, the japanese people forever renounce war as a sovereign right of the nation and the threat or use of force as means of settling international disputes.

In order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained. the right of belligerency of the state will not be recognized.

グーグル先生に翻訳して貰うと、どんな訳になるだろうか。

第II章。戦争放棄

    記事9。

    正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に意欲的、日本人は永遠に国家の主権、国際紛争を解決する手段として力の威嚇または使用のような戦争を放棄します。

    前項、陸、海、空気力の目的、ならびに他の戦争の可能性を達成するために、維持されることはありません。国の交戦権は、これを認めません。

では、「国権の発動たる戦争」 に当たる部分「war as a sovereign right of the nation」のみ訳して貰うと、グーグル先生はどう訳すのか。

war as a sovereign right of the nation
国家の主権としての戦争

sovereign right of the nation
国家の主権

the nationは「国家」。sovereign には「〈国が〉自治権を有する」「独立した」「自主の」といった意味があり、rightは「権利」。

sovereign right of the nation は国家主権の意味になるのだろうが、独立国としての権利という、国家としての尊厳と権利に関わるようなニュアンスを帯びていると思う。

今度は「主権」の意味を、わたしが持っている国語辞書で調べてみよう。

『法』国家の有する、最高で不可分・不可侵の権力。対内的には国の政治を最終的に決定する権力、対外的には国家の独立性を意味する。
『国語辞典〔第八版〕』 (旺文社、1992)

他国の干渉によって侵されることの無い、国家の意思力(統治権)。
『新明解国語辞典 第五版(特装版)』 (三省堂、1999)

では、「国権」の意味はどうか。前掲の旺文社版では「国家の権力、国家の統治権・支配権」、三省堂版では「国家の統治権」。

「国家主権」というと、他国から見た独立国としての当然の権利というイメージが浮かぶが、国権しかもそれが「発動」と組み合わさるとなると、内側から見た強権的なイメージが浮かぶ。

憲法九条は、内向きには国家の暴走を食い止める装置としてのイメージをもたらすように工夫され、それが目くらましとなって、憲法九条が対外的にどのような印象を与えるかといった視点からの論議がなされてこなかったのではないだろうか。

憲法九条は外国から見た場合、独立国家としての最低限の権利をも放棄しているような印象さえ与えかねない。

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2016年8月15日 (月)

拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」を更新しました。今後の創作予定。

拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」を更新しました。

62 マルク・シャガールが描いた愛と『聖書』
http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/08/15/120103

当ブログの過去記事に加筆しています。「The Essays of Maki Naotsuka オンラインエッセー集」 とどちらに収録するかで迷いました。

レーリッヒ夫人の手紙にメモしておきたいカバラ派やユダヤ人に関する記述があり(それはブラヴァツキーの『シークレット・ドクトリン』にある記述ということですが、まだ邦訳版が出ていない巻に書かれているのではないかと思います)、過去記事に書いたものとの関連を調べていたら、2013年に書いたシャガール展の記事がひょっこり出てきたのです。

何しろ現在、5446件の記事が当ブログには存在します。自分でも書いたことを忘れてしまっていました。整理したいと思って新しいブログを作っているうちに、整理になるどころか、かえって収拾がつかなくなったようでもあります。

kindle本にしたい作品の整理も追いつきません。

今日中にメモを済ませて、明日から萬子媛の御遺物メモに戻る予定です。戻るまでにずいぶんかかりました。

萬子媛の小説を中心に江戸五景を各短編にするつもりでしたが、もう一つ興が湧かないので、萬子媛の小説が済んだら、『不思議な接着剤』の続きに戻ることにしました。さすがに下調べも、ここまででいいだろうと思える段階になりましたので。お話を早く進めたくて、今から腕が鳴ります。

サンプルをダウンロードできます。
    ↓

不思議な接着剤1: 冒険前夜[Kindle版] 

以下は、他の99円の短編児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

卵の正体

ぼくが病院で見た夢

ぬけ出した木馬

花の女王

マドレーヌとわたし

マドレーヌとわたし(漢字使用)

以下は中編児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

田中さんちにやってきたペガサス

以下は日記体児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

すみれ色の帽子

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2016年8月14日 (日)

日本に対するサイバー攻撃の様子がリアルタイムでわかるサイト

サイドバーがごちゃごちゃしてわかりづらくなったので、非公開にして確認していたところ、2014年7月7日の記事で紹介していた、世界で起きているサイバー攻撃の様子がリアルタイムでわかるサイト「Norse IPViking Live」にアクセスできなくなっていることがわかりました。

2014年7月 7日 (月)
世界で起きているサイバー攻撃の様子がリアルタイムでわかるサイト
http://elder.tea-nifty.com/blog/2014/07/norseipviking-l.html

日本に対するサイバー攻撃の観測情報は、情報通信研究機構がWebで公開している「NICTERWEB」にて閲覧できるようです。

nicterWeb
http://www.nicter.jp/

サイバー攻撃の観測情報をWebで公開!
http://www.nict.go.jp/press/2012/03/30-1.html

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2016年8月13日 (土)

お盆に考える義祖父のこと。久しぶりのニトロ。素敵な部屋になりました(リヴリー)。

お盆に考えるのはやはり、成仏したと思われる義祖父のことです。以下はそのことを拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」に書いたエッセーです(当ブログの記事に読みやすいように手を加えたものです)。

    47 アルコールの害について(成仏した義祖父の話)
    http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/04/27/191319

    60 憑依と、成仏した義祖父の後日談(お酒好きな人々への野暮な警告)
    http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/08/02/100336

    わたしは年齢的にもそこそこ古い人間であり、父の実家が本家として御先祖様とのつながりを大切にする信心深い家柄ですから、結婚生活や婚家には違和感がありました。

    嫁としてまともなこともあまりしてきませんでしたが(そうさせて貰えなかったというべきでしょう)、新婚のころからずっと昔に亡くなったはずの義祖父が成仏していないようで気にかかり、長年の目にみえない格闘があって、何とか成仏してくれたと実感できたときの喜びと、ただ一つだけは少なくとも嫁らしいことをしたとの思いを噛みしめています。

    神秘主義者という呼称を自らに冠して非常識なことを書いていることは承知していますが、これは別に神秘主義者であることを自負しているわけでも、卑下しているわけでもありません。

    意外に知られていない神秘主義的な領域のさまざまな事柄を、頭がおかしい人の妄言としてではなく(そう思われる方もいらっしゃるでしょうが)、肉眼には見えない神秘主義的な領域に一般人よりも適性(?)とそれに相応した知識のある人間の文章と捉えていただければ……という思いから出た工夫にすぎません。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    久しぶりにニトロを使いました。ずっと調子がよかったので、日赤の内科に定期検診に出かけた記事のことすら、記録しそびれていました(副甲状腺の経過観察の結果はこれまでと同じでした。あとで一応記録しておかなくては)。

    冠攣縮性の予防薬を普段から用いているので、効き方がもう一つの気がしてニトロペン1錠(12時15分ごろ)とミオコールスプレー1回(15時ごろ)使いました。

    症状は軽い胸の圧迫感でしたが、完全に消えないと、夕飯作りがしんどいと思ったのです。

    20160813121521

    20160813160119

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    過日、サーバー障害への対応で貰ったヤミ―で、星座オーメントA、アンティークチェア、オリオン座の背景、壊れた柱が散らばる丘を買いましたが、またまた買い物の機会を手に入れました。

    娘にある仕事をしてやったら、御礼にヤミ―を買えるウェブマネー1,000円分をくれたのです。そんな期待は全くしていなかったので、ほくほく。さっそくヤミ箱を回しに行き、黄色い星のテーブルセット、天文学者の部屋、時計塔の壁紙、苔むした椅子の島が当たりました。

    嬉しいことにわたしが買い物した期間中に設置アイテムのプレゼントがあり、16日に貰えるようです。それもまた楽しみです。うちの子がついに創作生活に入れるかも(?)。

    2016812e

    ぬいぐるみに遠慮して、椅子から落ちそうなうちのリヴ。床に寝ていたり……。

    2016812g

    ぬいぐるみを別の場所に移したら、椅子で寝ていました。寄り添うスターフィッシュ。

    2016813f

    図書館のラウンジ風にしてみました。ここで本を読むのも素敵です。

    2016813a

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    2016年8月11日 (木)

    高校生の読書感想文におすすめの本 2016年夏

    作品がいつ、どこで書かれたかということは重要です。読んでいる途中でそれが知りたくなることが多いものですが、読んだ後にでも、そうしたことについて調べてみれば、作品に対する理解がより深まることでしょう。

    短編・中編小説(戯曲)

    夏の夜の夢・あらし(新潮文庫)
    シェイクスピア(著),福田 恒存(翻訳)
    出版社: 新潮社; 改版(1971/8/3)

    「夏の夜の夢」「あらし」はどちらもシェイクスピアの有名な戯曲で、妖精の出てくる幻想的な作品であるところが共通しています。

    感想文におすすめなのは、シェイクスピア最後の作品といわれる「あらし」です。あらしはテンペストとも訳されます。

    船の難破から始まる起伏に富むストーリーで、悲劇的な事件を発端とし、奇怪で、魔術的で、面白くて、深みのある、ロマンティックな、いくら言葉を重ねても表現しきれないくらい、すばらしい戯曲です。

    華岡青洲の妻(新潮文庫)
    有吉 佐和子(著)
    出版社: 新潮社; 改版(1970/2/3)

    華岡青洲は実在した人物です。

    青洲は江戸時代の外科医で、世界初の全身麻酔による手術に成功しました。その過程が丹念に描かれる小説はそれだけでも読み応えのあるものですが、小説ですから、事実通りというわけではありません。

    有吉佐和子はこの小説で、医学とは別のテーマを設定しています。どのようなテーマであったのか、ぜひ読み取っていただきたいと思います。

    美しき惑いの年(岩波文庫)
    カロッサ(著),手塚 富雄(翻訳)
    出版社: 岩波書店; 改版(1954/7/5)

    独立しても読める自伝的作品四部作『幼年時代』『若き日の変転』『美しき惑いの年』『若き医者の日』のうち、『美しき惑いの年』はカロッサの18歳から21歳にかけての時期が描かれた作品です。

    医学を学び、開業医となるハンス・カロッサは第一次世界大戦と第二次世界大戦を経験することになりますが、ハンス・カロッサ(相良憲一・浜中春訳)『ハンス・カロッサ全集 第4巻』(臨川書店、1997)の解説によると、カロッサが青年時代を過ごしたこのころのミュンヘンは最も平穏で幸福だったといわれる黄金時代で、「イーゼル河畔のアテネ」と呼ばれる芸術の都だったそうです。

    このような芸術家たちの世界で、また医者の卵として、カロッサはさまざまな経験をし、いろいろなことを考えます。作品の豊かな世界を味わい、そしてカロッサと一緒に考えてみてください。

    長編

    タタール人の砂漠(岩波文庫)
    ブッツァーティ(著),脇 功(翻訳)
    出版社: 岩波書店(2013/4/17)

    この夏におすすめする、一押しの作品です。

    長編小説ですが、長いとは少しも感じられないでしょう。内容はどこか不思議なところがありますが、読みやすい小説です。

    作品の舞台にイメージを与えたとされるドロミテ・アルプス。

    訳者解説によると、イタリアの作家ディーノ・ブッツァーティが愛したといわれる故郷ベッルーノから見えるその山並みの向こうは、もうオーストリアとの国境だそうです。19世紀前半、ベッルーノはオーストリアの支配下にあり、第一次大戦中には一時オーストリア軍に占領されたのだとか。

    以下は「Pixabay」からお借りしたドロミテの写真です。

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    細雪(上・中・下)(新潮文庫)
    谷崎 潤一郎(著)
    出版社: 新潮社; 改版(1955/11/1)

    谷崎潤一郎の代表的長編小説です。

    谷崎は『源氏物語』を訳していますが、この古典的な物語の世界を現代に蘇らせようとした作品だといわれています。四季の美しさの中で、四人姉妹の物語が展開します。

    かなりの長編ですが、この小説もさほど長いとは感じられないでしょう。戦時下の困難な状況の中で典雅なこの物語が書き続けられたというのは、驚くべきことです。

    水害の中での超人的な救出の場面など、いささか作りすぎではないかと思われる箇所があったりもしますが(わたしは台風被害に遭ったことがあるので、なおさら)、そこでは野心的な作品を数々手掛けた谷崎の清新な息吹が感じられるようで、微笑したくなります。

    『源氏物語』は、過去記事「高校生の読書感想文におすすめの本(長編部門・ベスト5)」で採り上げました。

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    2016年8月 9日 (火)

    読みたいブッツァーティの本。白樺並木の島で読書(リヴリー)。

    オリンピックも、高校野球も始まりましたね。それにしても毎日、暑い!  どうか、ご自愛くださいますように。

    拾った、リヴリーのトーテムポール「リヴリーポール」。「ここには本がないよ。ここいらの探検は明るいうちにした。探検記書くノートもないなんてさ」とうちのリヴリー。

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    同じく拾った「「白樺並木の島」。この島とリヴリーポールは、この期間の特別な拾い物です。 濃い薔薇色の「鳥籠の椅子」は、サーバー障害への対応で貰ったヤミ―を使い、ヤミ箱で買いました。

    201687b_3

    オレンジのカバーをつけた本は、ティーノ・ブッツァーティ(川端則子訳)『古森のひみつ』(岩波少年文庫、2016)です。わたしが読むつもりだったのですが、うちのリヴに「よかったら、先に読ませてくれる?」とせがまれました。読むのが速いので、貸してあげましょう。

    ひさしぶりのお客さま。ハナマキですね。立派な帽子を被っていますよ。木陰でふたりは夢の中。

    2016810d

    翌日昼間に模様替えし、夜行ってみたらハナマキは椅子の上で本棚に鼻を押し付けて寝ていました。うちのリヴは色が白くなって、半分透明に見えますね。(10日21:35)。

    2016810f_3

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    いや、リヴリーを離れてもホントにわたしは『古森』が読みたいのですが(同じブッツァーティの大人向きの小説が面白かったので)、他に読むものがあってお預け状態です。オリンピックも観たいし。

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    大戦前後の日本が透けて見えてくる、岩間浩編著『綜合ヨガ創始者 三浦関造の生涯』

    三つの過去記事(本に関するメモ)をまとめました。レビューというには難があるかもしれませんが…

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    岩間浩『綜合ヨガ創始者 三浦関造の生涯 』(竜王文庫、2016)は、総合ヨガを創始し、わが国に近代神智学を紹介した三浦関造を描いた決定版である。

    この書は『伝記』的ではあるが、同時に、三浦関造関係者の証言集ともいうべき性格を備えているために、いつくかの重複が存在する」と「はじめに」にあるように、三浦関造があらゆる角度から捉えられている。

    神秘主義に関心のある人にもない人にも、三浦関造の稀有な生涯には力強く訴えかけてくるものがあるのではないかと思う。

    満州事変のころ、アメリカにいた三浦関造はウィリアム・ダドリー・ペリーと交渉を持った。

    ウィリアム・ダドリー・ペリーは吉永進一の論文「近代日本における神智学思想の歴史」で次のように描かれている人物である。

    メタフィジカル宗教で最も政治的な活動をした人物がウィリアム・ダドリー・ペリーである。ペリーは元ジャーナリスト、脚本家で、ロシア革命を取材して反共、反ユダヤ主義になる。1928年に神秘体験をしてから霊的思想に目覚め、メタフィジカル教師として名声を得る。〔略〕キリスト教的終末論と神智学的人種論の混淆が彼の特徴であった。

    神智学的人種論と書かれているのだが、ペリーの人種論が吉永がいうように「彼の説によれば、シリウスから三千万から五千万年も前に魂の集団が移住してきてこれが動物に入る。人類は、猿から生まれた人種、シリウスから転生した魂、偉大なアヴァターの弟子である十四万四千の正しい魂に分かれるという」 ようなものだとしたら、わたしのような理解の浅い者でも、このような考え方には何の接点も見い出せない。

    『シークレット・ドクトリン』の二巻第1部「人類発生論」はまだ邦訳版が出ていないので、わたしは機関誌に掲載された田中恵美子先生の解説を通しての理解程度なのである。もっとも、第一巻第1部「宇宙発生論」からも人類の発生についてわかる部分がありはする。

    何の接点も見い出せないそれを、神智学的とはどういうことなのだろうか。

    ブラヴァツキーがH・P・ブラヴァツキー(田中恵美子&ジェフ・クラーク訳)『シークレット・ドクト リン 宇宙発生論(上)』(神智学協会ニッポン・ロッジ、1989)の中で、以下のように憤慨(?)しているので、ダーウィンの進化論をあまりの理解不足 から支持した人がいるのだろうが、その誤った理解を指して神智学的とはいわないだろう。

    ある神智学徒は『エソテリック・ブッディズム』をほとんど理解しなかったので、その本はダーウィンの進化論、特に人間が直立猿人の直系の子孫であるという説を完全に支持したようである。この事実をつきとめて私達は本当に驚いている。 (ブラヴァツキー,田中&クラーク訳,1989,スタンザⅥp.437)

    シリウスのような遠い星の話も出てこない。

    こ れから与えられるスタンザはすべて、一太陽プララヤ後の地球惑星体系とそのまわりの目に見えるものの(宇宙)発生論だけを扱っていることを読者は覚えてお かなくてはならない。普遍的コスモスの進化についての秘密の教えは与えることはできない。それはこの時代の最高の叡智の持ち主にも理解できないからであ る。〔略〕従って伝えられることは、“梵の夜”が終わったあとの我々の目に見えるコスモスについてだけである。(ブラヴァツキー,田中&クラーク訳,1989,プロエム(緒論)p.201)

    ペリーの説が神智学的だとすれば、吉永の解説は間違っているだろうし、ペリーの説が吉永のいう通りだとすれば、その説には神智学的なところは全くないということになる。

    神智学徒の誰かの説に似ているというのであれば、誰の説なのか、せめて名を示すべきである。

    ところで、吉永の論文ではペリーの小説家としての側面や具体的な政治活動には言及がないが、ペリーは1920年に The Face in the Window 、1930年に The Continental Angle でオー・ヘンリー賞に入賞している。

    ちなみに、1920年の一等賞はMaxwell Struthers Burt、二等賞はFrances Noyes Hartで、その他の入賞者の中にペリーの名があり、同じ入賞者の中に「グレート・ギャツビー」「楽園のこちら側」で知られるF・スコット・フィッ ツジェラルドの名もある。

    ウイリアム・ダドリー・ペリーはドイツ語版ウィキペディアによると、アメリカに生まれた英国メソジストの家系で、純粋な英語の家系であることを誇りにしていた。

    メソジストといえば、三浦関造は青山学院大学神学部出身で、『綜合ヨガ創始者 三浦関造の生涯 』によると、関造の妻ハルの上の兄・豊田実は東京大学を出て青山神学校に入り、そこで関造と同級となり、関造はその縁でハルと結ばれた。豊田実はケンブリッジ大学を出て御茶ノ水、九州大学教授を経て青山学院院長となる(第9代院長1946~1955→青山学院歴代院長 https://www.aoyamagakuin.jp/history/introduction/list_02.html )。

    青山はメソジスト系だから、関造とペリーは神秘思想という共通点以外にも、メソジストという共通した宗教教育を受けていたわけである。

    英語版ウィキペディアを参考にすると、ウィリアム・ダドリー・ペリー(1890年3月12日- 1965年6月30日)はマサチューセッツ州の東端、エセックス郡に位置する都市リンに生まれた。

    第一次世界大戦後、ペリーは外国特派員としてヨーロッパとアジアを旅してロシア内戦中に残虐行為を目撃する。こうした経験は共産主義とユダヤ人に対する深い嫌悪を残し、ペリーは彼らが世界征服を計画していたと信じた。

    アメリカに帰国後はハリウッドでシナリオライターとなり、1928年以降は超常体験と形而上学的著作で知名度を上げた。

    大恐慌が1929年にアメリカを襲い、ペリーは政治に積極的になる。アッシュビルに移住後の1932年、その対応に特化した「社会形而上学」及び「キリスト教の経済学」コースのあるガラハッド大学を設立した。

    1933年1月30日にアドルフ・ヒトラーがドイツの首相となると、ペリーはヒトラーに共鳴し、国のほぼ全州で銀シャツ党を設立、すぐに相当数の信奉者を獲得した。

    ペリーは反戦活動家、反共産主義者、反ユダヤ主義者、国粋主義者、ファシスト、レイシスト……など、彼を見る人の立場によってさまざまに呼ばれたようである。

    いずれにせよ、ペリーはルーズヴェルトに反対し続けた。ルーズヴェルトを主戦論者と非難し(warmonger は戦争屋という訳すべきだろうか)、孤立主義を主張したのであった。

    孤立主義とは、他国と同盟関係を結ばず、可能な限り他国との関係を持たないで孤立を保とうとする外交上の主義をいう。モンロー主義に代表される、第二次世界大戦前までのアメリカの伝統的な外交政策をさす。

    現代日本人の感覚でペリーをファシスト、レイシストと斬り捨てることも可能だろうが、彼のような枢軸国に理解のある反戦活動家は、戦争を望まなかった当時の日本人には貴重な存在であっただろう。

    満州事変が勃発した昭和6年(1931)前後の2年間、三浦関造はアメリカを講演して回っていた。関造がウイリアム・ペリーと接触したのはそのときであった。

    関造はアメリカにおいて、ウイリアム・ペリーとも接触し、手紙のやり取りも増す。キリストに天啓を受けたウイリアム・ペリーは後に、ユダヤ金権に踊らされる米政府に抵抗して、日米戦争を未然に防止しようとするが、投獄されてしまう。(岩間,2016,p.35)

    アメリカと戦争すれば負けるとよく知っていた三浦関造は知人を通じて戦争回避を総理大臣・近衛秀麿に直訴した。陸軍の荒木貞夫大将は三浦の提出した建白書に賛成したが、真珠湾攻撃を決めていた海軍にはそれは通らなかった。

    荒木大将は昭和15年に、関造の身を守るために、亡命のような形で自由都市上海へ逃した。このとき関造は57歳を迎えていた。(岩間,2016,p.38)

    予知能力があったという三浦関造には、悲惨な日本の姿が脳裏に浮かんでいたのではないたろうか。ペリーとの接触や近衛秀麿への直訴といった行動からは、関造が戦争回避のためにどれだけ必死だったかがわかる。

    上海では世界宗教同胞会を組織してスリーエル運動という平和運動を展開した。スリーエルとは光Light、愛Love、自由Libertyの意味である。

    光と愛と自由の美しいハーモニーがなければ、真の平和は達成できないことを、戦争のさなかに、上海、満州、モンゴル等で説いて回った。(岩間,2016,p.39)

    また、神智学やヨガに関する英文冊子を10冊以上出版し、神智学などの神秘科学を外国人たちに英語で講義した。

    敗戦後、300人ほどの暴徒から袋叩きに遭ったことなども『綜合ヨガ創始者 三浦関造の生涯 』には出てくる。このときの奇跡的な現象が凄い。自らに起こしたその現象がなければ、このとき三浦関造は見るも無残な死体となっていただろう。

    300人もの暴徒のことは、朝鮮進駐軍と僭称して暴れ回った在日朝鮮人たちのことを余命図書で読んでいなければ、わたしには何のことだかわからなかっただろう。余命プロジェクトチーム『余命三年時事日記』(青林堂、2015、pp.195-198)を参照していただきたい。

    余命プロジェクトチーム『余命三年時事日記ハンドブック』(青林堂、2016)第1章中、「在日による略奪・暴行・虐殺」(pp.15-22)には、敗戦によって日本軍は解体され、警察力も弱体化して治安維持が困難となった当時の日本で、旧陸軍の小銃や拳銃などで武装した在日朝鮮人が起こした凶悪事件のうち特に有名なものが一部挙げられている(22件)。

    さらには三浦関造の身に降りかかったGHQによる出版禁止、没収、パージ(追放)のことなども、わたしには今だから理解できた。

    これについては、関野通夫『日本人を狂わせた洗脳工作 いまなお続く占領軍の心理作戦』(自由社、2015) 、江藤淳『閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本(文春文庫)』(文藝春秋、1994)を参照していただければと思う。

    三浦関造が「竜王会」を創立したのは昭和28年(1952)のことであった。

    竜王会ではなぜ神智学とヨガを教わるのだろう、とわたしは時々考えていた。

    つまり神智学会の結成と解散、そして竜王会の創立までに三浦関造にどのような内的変遷があり、どのような動機で竜王会の創立がなされたのかが会員のわたしには呑み込めていなかったのだった。次のように書かれている箇所を読んで納得した次第。

    関造は、神智学をしている間に常に思っていたことがあった。すなわち、神智学を通して、人々は自分の中に潜む神性を知ることが出来、死をも恐れず、喜んで日常生活に精を出し、真の幸せをつかみ得るはずであると考えていた。この幸せをすべての人々と分かち合いたいと切実に思っていた。そして、だがどうして人々が来てくれないのかという、一般の人に対するやるせない気持ちがあった。
    この気持ちから、方法論としてヨガを導入することで、神智学理論を実践する方向が開けると思い、ヨガと神智学を結び付けて、打ちひしがれている日本人の敗戦後の心に光を灯そうという情熱が燃え上がった。
    (岩間,2016,p.44)

    本書と合わせて同著者による『ユネスコ創設の源流を訪ねて―新教育連盟と神智学協会』(学苑社、2008)、また三浦関造の諸著や神智学関連書など読まれれば、より深みのある世界がひろがることと思う。

    三浦関造という傑出した一知識人・思想家の生涯を通して、第二次大戦前後の長い間封印されてきたわが国の歴史がダイナミックに透けて見えてくる。

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    綜合ヨガ創始者 三浦関造の生涯

    岩間 浩 (著)
    出版社: 竜王文庫 (2016/7/2)
    ISBN-10: 4897411106
    ISBN-13: 978-4897411101

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    2016年8月 8日 (月)

    評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

    評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

    8月1日ごろ、フランスでお買い上げいただいたようです。

    フランスのKindleストアでお買い上げいただいたのは初めてでした。

     『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、これまでで61冊お買い上げいただいたことになります。

    • アメリカ……23冊
    • 日本……30冊
    • イギリス……1冊
    • ドイツ……4冊
    • メキシコ……1冊
    • イタリア……1冊
    • フランス……1冊

    村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays, Volume 1)

    「気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 二〇〇七 - 二〇一二(Collected Essays 2)」)』(ASIN:B00J7XY8R2)は、文学界を考察した姉妹編ともいうべき1冊です。

    気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012(Collected Essays, Volume 2)

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    結婚という不可逆的な現象 (純文学)
    直塚万季 (著)
    Kindle 価格:  ¥ 300
    ASIN: B01E3UAZ3O
    出版社: ノワ出版; 1版 (2016/4/10)

    今年に入って出した純文学小説です。

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    カロッサはどこで神智学、アントロポゾフィーに出合ったのか?

    記事としては断片的な、メモの更新が多くなって、申し訳ない。以下は過去記事からの引用である。

    • 2016年6月22日 (水)
      神智学をさりげなく受容した知識人たち――カロッサ、ハッチ判事 ①ハンス・カロッサ
      http://elder.tea-nifty.com/blog/2016/06/post-df1c.html
      イタリア神智学協会のオフィシャルサイトによると、ポール・ゴーギャン、ピエト・モンドリアン、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレーは神智学の影響を受けた画家たちであるが、カロッサのようにさりげなく神智学を受容していた芸術家もいたに違いない。
    • 2016年6月 1日 (水)
      神智学の影響を受けたボームのオズ・シリーズ、メーテルリンク『青い鳥』、タブッキ再び
      http://elder.tea-nifty.com/blog/2016/06/post-778c.html
      アインシュタインもそうだが、第二次大戦中ナチスの影響下にあった国々では神智学協会のメンバーは迫害を受けたようだから(共産圏でもそうだろう)、神智学の影響を受けた人々が出てきにくいという事情がありそうである。

    カロッサはどこで神智学、アントロポゾフィーに出合ったのだろうと思っていた。

    今日、ハンス・カロッサ(相良憲一・浜中春訳)『ハンス・カロッサ全集 第4巻』(臨川書店、1997)の解説を読んでいると、次のような箇所に目が留まった。第4巻に収録されている作品は、「美しい惑いの年」「学位授与」「ミュンヒェンへの移住」である。

    世紀転換期のミュンヘンの芸術界が持っていた独特の雰囲気も、作品のそこここから伝わって来る。ちなみにこの時期はちょうどミュンヒェンが最も平穏で幸福だったと言われる黄金時代、「摂政宮時代」と重なる。ミュンヒェンは、ルートヴィヒ一世、二世という熱心な芸術庇護者の君主のもとで「イーゼル河畔のアテネ」の異名を持つほどの芸術の都として栄えていたが、リベラルで平民的な摂政ルイトポルトも芸術に寛容な関心を示し、ミュンヒェンにはドイツ国内だけでなくヨーロッパ各地からも芸術家が集まってきた。著名な人物だけでも、トーマス・マン、リルケ、イプセン、カンディンスキー、クレーなど、枚挙にいとまがない。(カロッサ,相良・浜中訳,1997,解説p.252)

    カンディンスキー、クレーは神智学の影響を受けた画家たちとしてイタリア神智学協会のオフィシャルサイトに名があった。カロッサは、芸術家たちがたむろしたというミュンヒェンの酒場やカフェで、神智学の影響を受けた芸術家たちから神智学、アントロポゾフィーを知ったのではないだろうか。

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    2016年8月 7日 (日)

    カロッサ『美しき惑いの年』に出てくる「カルマ」という言葉

    「高校生の読書感想文におすすめの本」の記事の公開を先に今日中に……と思っていたのだが、これもまだ今日は無理な段階だ。

    おすすめ図書のタイトルを並べる程度の記事とはいえ、読んだことのない作品とか昔読んだきりの作品をすすめるわけにはいかないので、確認のための読書に時間がかかる。

    書店で中編によい本を探していたら、カロッサの作品が岩波文庫で出ているのが目に留まった。カロッサの作品は青春時代に読むにはぴったりの真摯さと深み、表現の丁寧さがあるので、独立しても読める自伝的作品四部作『幼年時代』『若き日の変転』『美しき惑いの年』『若き医者の日』のうち、『美しき惑いの年』にしようと考え、図書館から借りて再読していた。

    昔読んだときは気づかなかったが(実は朧ろ気にしか覚えていなかった)、カトリック作家カロッサに神智学の影響があったことを考えながら読むと、「カルマ」という言葉が出てきて驚かされたりした。実にさりげなく出てくるし、昔読んだときはその作品がいつ、どこで書かれたかということを今ほど意識して読まなかったため、作者が今の自分と同じ読書環境にあったかのように錯覚してしまっていた。

    カロッサは当時のドイツに生きる周囲の人々から、医者の卵のころには既に知識人の一人と見なされ、大人たちからも宗教上の疑問をよく投げかけられ、答えをせがまれていたのだろう。

    当時のドイツの庶民にとっては死後自分がどうなるのかが大問題だったにも拘らず、自分で自由に本を読んで調べるなどということは経済的にも教養的にも無理だったからだ。

    カロッサは真摯に答えるのだが、質問するほうも真剣そのものだから手加減がなく、答えに詰まった主人公が「カルマ。インドの言葉だよ」と答える場面が出てくるのだ。突然、しかもさりげなく出てくる。


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    2016年8月 3日 (水)

    シュタイナーのブランド「ヴェレダ」の好印象。黄色に戻った?(リヴリー)

    「高校生の読書感想文におすすめの本」の記事を書くために選んだ本を再読していて、それに時間がかかっています。

    話は変わりますが、娘が夏になってから肌荒れで困っています。保湿剤が合わなくなったのですね。あれこれ試していました。先日ネットで何か娘によいものはないかと探していたら、ヴェレダというブランドに目がとまりました。

    シュタイナーのブランドであるようです。

    20160731124836_4

    娘のためにアマゾンから購入した「カレンドラケアクリーム」が入った箱の裏面、右上にはっきりと書かれています。「R.シュタイナーの人智学が基本」と。

    20160731124823_3

    どの保湿剤も しっくりいかなくなっていた娘の肌でしたが、ヴェルダを使い始めて肌の状態に改善が見られるようです。娘も使用感に好印象を抱いた様子でした。

    ファッションビルのコスメ売り場にヴェルダのコーナーを見つけました。ただそこに「ヴェレダ カレンドラケアクリーム」は見当たりませんでした。

    一応アマゾンへのリンクを張っておきますが、ケアクリームの合う合わないには個人差があるので、責任は持てませんよ~。

    ヴェレダ カレンドラケアクリーム 25g
    ヴェレダ(WELEDA)
    原産国: スイス
    ASIN: B00AZF24YK

     

    娘もパッチテストをしていけるのではないかと思い、使用を始めたのでした。まだ使い始めたところなので、本当に改善に結びつくかどうかはわかりません。肌の調子って一度崩れると、元に戻すのが大変ですね。

    それにしても、ヴェルダがシュタイナーのブランドだと知らなければ、わたしの目は素通りしてしまったかもしれません。こうした種類の商品は沢山あるので。注文した翌朝には届きました。

    過去記事で書いたように、シュタイナーの哲学には疑問が湧き、共感できなかったのですが、シュタイナーブランドの化粧品には興味津々でした。

    リヴリーの話になりますが、ログインしてびっくり。

    リヴリーアイランドのインフォメーションによると、障害が生じたようで、リヴリーの経験値、レベル、色、サイズ、性格の情報が7月12日(火)10:00時点の状態に戻ってしまったということです。

    耳の辺りがうっすら青くなっていたうちの子は黄色に戻っていました。イベントでゲットしたアイテムが消えてしまったこともショック。

    ところが、「ヤミ合成屋キャンペーン2016年7月1日(金)から7月12日(火)までにログインした方へ10,000YMを2016年8月2日(火)に配布するとともに、キャンペーンを後日改めて実施いたします。」とあり……

    いつのまにかヤミ―SHOP、ヤミ箱をのぞき回っていましたよ。思わぬ大金(?)が転がり込み(こんなこと書いてすみません)、買い物に殺到した無料ユーザー。わたしが出かけた時間は大勢いました。

    星座オーメントA、アンティークチェア、オリオン座の背景、壊れた柱が散らばる丘を買いました。

    オリオン座を背景にうちの子は夢の中。

    201683b

    娘の島も素敵になっています。娘のリヴリーの頭を御覧ください。ティアラがのっています。

    散ばっている宝石はクリックするとddというリヴリー界のお金になるもので、これでうちの子の食料を買っています。ddではヤミ―SHOP、ヤミ箱での買い物はできません。

    201683h

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    2016年8月 2日 (火)

    8月1日に内科受診。但馬屋で、和三盆糖みつかき氷。

    昨日は日赤内科で定期検診でした。受診後に外に出ると、真昼時で蒸し風呂のような暑さ。

    休日の娘と待ち合わせて、デパ地下の但馬屋でかき氷をいただきました。

    和三盆糖みつに京きな粉がかり、やわらかに煮つけられた黒豆が飾り付けられていました。

    2016801ko

    4年ぶりのかき氷でした。10年ぶりくらいのかき氷だと思ったのですが、2012年の記事がありました。→ここ

    おかしなことに、2012年の記事を書くときにも10年ぶりくらいのかき氷だと思ったようです。実は2年ぶりだったのに。→ここ

    子供たちが小さなころは、かき氷機でよくかき氷を作っていました。わたしが小学生のころも、やはり家にかき氷機がありました。大きなボールを持たされ、かいた氷を買いに行かされたのは、昭和ならではの風物詩でしょうね。

    精肉店でかいた氷を売っていたのです。母はそれでミルクセーキを作ったり、シロップをかけてかき氷にしたりしました。家の玩具みたいなかき氷機でかく氷と違って、精肉店のはとてもきめがこまやかでした。

    かき氷の出前もありました。お客様に出すために母が何度か利用したのを覚えていますが、家に届くころにはいくらかとけてしまっていました。

    なぜか、かき氷は昔のことを思い出させるようです。

    昨日いただいたかき氷ほど、上品な味わいのかき氷は初めてでした。少し震えてしまうくらい涼しくなりましたよ。

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    「マダムNの神秘主義的エッセー」を更新しています

    ご報告が遅れましたが、拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」を更新しています。

    57 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ⑧吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」の中で印象操作される三浦関造
    http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/06/18/051604

    58 神智学をさりげなく受容した知識人たち――カロッサ、ハッチ判事 ①ハンス・カロッサ
    http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/06/27/064748

    59 神智学をさりげなく受容した知識人たち――カロッサ、ハッチ判事 ②ハッチ判事
    http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/07/31/191641

    60 憑依と、成仏した義祖父の後日談(お酒好きな人々への野暮な警告)
    http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/08/02/100336

    当ブログで公開した記事に若干手を加えています。

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    2016年8月 1日 (月)

    祝、小池百合子東京都知事の誕生! 桜井誠氏も頑張った!

    東京都知事選が31日投開票され、小池百合子元防衛相(64)が圧勝して初当選を果たし、初の女性都知事が誕生しました。

    敗れた桜井誠氏(44)も、健闘しました。

    NHK速報「開票結果」より、引用します。
       →http://www3.nhk.or.jp/shutoken2/senkyo/

    東京都知事選

    立候補者数 21 有権者数 11,083,306人 投票率 59.73% 開票終了
    8月1日 1:30 更新

    東京都知事選 小池氏当選

    小池 百合子 2,912,628 得票率44.5%

    増田 寛也 1,793,453 得票率27.4%

    鳥越 俊太郎 1,346,103 得票率20.6%

    上杉 隆 179,631 得票率2.7%

    桜井 誠 114,171 得票率1.7%

    (以下割愛)

    桜井氏に投票したいけれど、票が割れて増田氏あるいは鳥越氏が当選する懸念があるので小池氏に入れようと思う――というネット保守民のコメントを度々見ました。

    こうした事情を考えれば、状況によっては桜井氏がさらに上位に食い込んだ可能性があります。

    ヘイトスピーチだ、ヘイトクライムだ、レイシストだとバッシングしていたマスメディアは桜井氏が出馬したとたん、静まり返りました。何て卑劣なんでしょう。

    マスメディアは桜井誠氏がヘイトスピーチやヘイトクライムを行うレイシストではなかったことを認めました。そうでなかったとしたら、彼らの習性からすれば当然、ネコがネズミを追い詰めるように彼について書き立てたはずだからです。

    今回の東京都知事選は全国の耳目を集めました。そして、長いことまどろんでいた大和魂がついに目覚めました。

    反日勢力の狡猾、強硬、破廉恥なやり口に戸惑い、へつらい、汚染に目をつぶっていた日本人でしたが、日本人は本来誇り高い、真の和を願う民族で、損得勘定だけで動くタイプではなかったはずです。

    邪馬台国に言及した「魏志倭人伝」に早くも「その風俗淫ならず」「婦人淫せず、妬忌せず、盗窃せず」とあるように、いにしえから日本人は温和で貞潔だったのです。

    2016年7月28日のデイリースポーツは次のようなことを報じています。引用します。

    小池百合子氏が28日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」に生出演し、石原慎太郎氏が増田寛也氏の応援演説で「年増の厚化粧」などとコメントしたことに、「私は顔にアザがあるので、医療用のものを使っている。そういったことをご存じないのでは」と、余裕の笑みで切り返した。
    (……)
    更に「お化粧の話、日本の男って多いじゃないですか。それより、うそつきはない」と、石原慎太郎氏が小池氏を「うそつき」呼ばわりしていることに怒り心頭。……

    化粧について率直に事情を打ち明け、それよりも「うそつき」呼ばわりされたことに怒る小池氏の柔軟さ、率直さ、誇り高さ。凛と咲いた百合の花を見るようです。大和撫子とはこのような女性のことをいうのでしょう。

    それに対して、2016年7月29日のデイリースポーツは「厚化粧の人に都知事になって欲しくない」という瀬戸内寂聴の言葉を報じています。わたしは生臭坊主には、坊主にも、坊主であることを売り物にする作家にもなってほしくありません。

    小池百合子東京都知事の采配ぶりを地方から見守り、応援したいと思います。伏魔殿といわれる都議会の実態を暴き、正してほしい。移民推進に関しては心配です。

    2016年7月31日22時11分発信の産経ニュースによると、桜井誠氏は、「また別の形で運動を続けます」と誓ったとのこと。

    メディアによる拡散も組織票もない中で、渾身の街頭演説を行い、多くの賛同者を集めた桜井氏の手腕にはすばらしいものがあると思います。今度は、ぜひ国政に出てほしいものです。

    次の2本の動画は、YouTubeで見つけた都知事選における最後の訴え。記念に貼りつけておきます(比較のために増田氏、鳥越氏の動画も貼るつもりでしたが、ぐずくずしているうちに開票結果が出たので、割愛します)。

    小池百合子氏、池袋西口(平成28年7月30日)。

    桜井誠氏、秋葉原駅 電気街口(平成28年7月30日)。

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