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2016年4月の33件の記事

2016年4月29日 (金)

大分県由布市で震度5強の地震。届いたヘルメット。旅立った家出リヴリー。

大分県由布市で震度5強の地震がありました。当市は震度2でした。

熊本地震関係では「あと1週間は警戒を」という言葉が2週間の間毎日更新され、昨日からは「当分の間激しい揺れに警戒を」となりました。

4月29日付西日本新聞朝刊(4月29日(金)13時23分配信)によると、活断層には「割れ残り」が指摘されたそうです。阿蘇山も心配な日々。

昨日、Amazonに注文していたヘルメットが届きました。

国家検定品 ヘルメット アメリカンタイプ SS-100型AJZ(発泡スチロール入) ホワイト FS-100AJ
ホームクオリティ
発送重量: 340 g
メーカー型番: FS-100AJ
ASIN: B0079R9JV8

今確認のためにAmazonを見ると、過去記事で紹介したときとは価格その他、表示が以下のように変わっていました。詳細はAmazonでご確認ください。

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今すぐご注文ください。

他にも「国家検定品 ヘルメット アメリカンタイプ」は出ていました。イエローも。

荷物を受け取ったとき、大きな箱がとても軽いので驚きました。

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こんな感じ。

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ひっくり返してみると、説明書が挟まれていました。

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あらかじめ調節しておいたほうがよさそうです。後頭部のベルト。オレンジのボタンを押しながら、ベルトをスライドさせて調整します。

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顎下のベルトはワンタッチで調節・取り外しができるようになっています。発砲スチロール入り。

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調整するために長めにかぶっていると、とても軽いと思ったヘルメットがいくらか重く感じられてきます。

これを使わずに済めばいいのですが、万一使わなければならないときはかぶるだけの冷静さがほしいものだと思います。

玄関前の廊下に防災用に自分なりに準備したリュックを置いています。その上にヘルメットを載せました。

話は変わりますが、家出してきていたムシチョウは28日のメンテナンスぎりぎりまでいました。

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ムシチョウがメンテナンスでおうちに帰ってしまったときには喪失感が……。名前を覚えていたので、検索して訪ねてみたところ、素敵なお屋敷に住んでいましたよ。まだ場面は冬で、雪が降っていましたけれど。

おなかを空かせているとつい餌をやりたくなりますが、餌やりには迷惑にならないよう気をつけなければなりません。

餌によって色や大きさを変えることができるので、おなかが空いているからといってやってしまうと、よけいなお世話ということになりかねないのですね。

で、基本的には「餌をお願いします」と掲示されている場合と家出リヴリーにしか餌はやらないことにしています。

情が移ってしまったからといって、たびたび訪ねるのも遠慮したほうがよさそうです。ムシチョウはストレスが溜まるとまた家出し、メンテナンスで戻るのでしょうね。

遊んでいるうちにリヴリーが生きているように感じられてきました。本を読んで感情移入したときに、登場人物が生きているように感じられてくるのと同じ現象ですね。

そういえば、あの世には本物の霊界の存在と見紛うくらいにリアルな小説や物語の登場人物が存在しているという神秘主義者のレポートを複数読んだことがあります(気が向けば、そのうちそうした記述を紹介します)。

あの世は主観の世界とされますが、客観の世界といわれるこの世でも実は「思いは生きている」のです。それがあの世にも反映されるのでしょう、具体的な形体を伴って。

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メンテナンス前に、娘のリヴリーのところにも家出リヴリーがいました。なかなか賑やかでした。

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ここまで書いたとき、また由布市で震度3の地震。

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「マダムNの神秘主義的エッセー」を更新しました

拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」を更新しました。

当ブログの過去記事をもとにしていますが、若干の加筆訂正があります。

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2016年4月27日 (水)

アルコールの害について(成仏した義祖父の話)

当ブログで公開していた記事「危険と恐怖について。アルコールの害について(成仏した義祖父の話)。」を拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」に収録するに当たり、アルコールの害にテーマを絞って加筆訂正したので、転載しておきます。当ブログの元記事はその部分を削り、「危険と恐怖について」としました。

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Pixabay

わたしはアルコールや煙草が死後どのような影響を及ぼすかについて義祖父(夫の父方の祖父)を通して貴重な考察を行ったので、それについて書きたいと思う。わたしの個人的な考察にすぎないため、誤りが含まれている可能性があることをお断わりしておきたい。

ヘレナ・レーレッヒの著作にアルコールと阿片に関する記述があり、これらは死後にまで――死後にこそというべきか――恐ろしい影響力を発揮するようである。

ヘレナ・レーレッヒによれば、酒飲みは死後、精妙界と呼ばれる霊の世界と物質界の中間にある世界*1でアルコールの欠乏に苦しむ。

*1 ヘレナ・レーリッヒは霊の世界を火の世界と呼び、火の世界と物質界の中間にある魂の世界を精妙界と呼ぶ。

それだけではない。火の世界と呼ばれる霊の世界へ渡ろうとするとき、精妙体はもう役に立たぬ殻としてパッと燃え上がり、本人に解放感をもたらすそうだが、酒飲みにはトラブルがあるようである。

酒飲みが不自然に呼び起こした火(サイキック・エネルギー)は彼を強化する代わりに、分解すべき時を前にして彼の組織を焼きつくすというのである。*2

*2 ヘレナ・レーリッヒ(田中 恵美子訳)『アグニ・ヨガの教え』竜王文庫(コピー本)、1996、p.58

それで結果的に酒飲みがどうなるのか、わたしにはわからないが、酒飲みは物質界から霊の世界への移行が円滑にはいかないということだけはいえるのではないだろうか。

霊の世界への移行に際して酒飲みに起きるらしいエレナ・レーリッヒのいう決定的なトラブルは、どの程度の酒飲みに、どの割合で起きることなのだろうか。

別の方面から考えてみても、酒飲みが問題を抱えているとの想像はつく。

神秘主義者であれば、眠りが小さな死であることを熟知している。アルコールや煙草、ある種の薬物――麻薬はいうに及ばず、眠剤などもそうではないだろうか――が本物の眠りを奪うことを考えてみた。

大酒飲みの睡眠は本当の睡眠ではなく、「前後不覚の無感覚状態」であるとブラヴァツキーはいっている。*3

*3 H・P・ブラヴァツキー(田中恵美子&ジェフ・クラーク訳)『実践的オカルティズム』(神智学協会ニッポン・ロッジ 竜王文庫内、1995、p.225

本物の眠りを奪われ続けた人間は、つまりあの世を奪われるとはいえないだろうか? 自然に眠ることのできる人間は死後、自然にあの世で目覚めることができるだろう。

しかし、「前後不覚の無感覚状態」を重ねるばかりになった人間はこの世で本物の眠りが得られないために、あの世で目覚めることができない。目覚めるためには、眠らなければならないのだ。

また、酒飲みはあの世で新生活を始めるのに適した精妙な感覚を発達させるどころか退化させてしまい、その結果として、あの世への適性を欠いた――あの世の存在を感じることのできない――亡者となってしまうことも考えられる。

まさに義祖父がそうだった。

あの世とこの世の中間域に身を置いていたであろう義祖父には、この世しか存在していないようだった。夫が中学生のころに亡くなったはずの彼は臨終を告げられ葬られてから本当の意味で死ぬのに、何と50年もかかった!

世の中には酒飲み、ヘビースモーカー、薬物中毒者が大勢いることを考えると、義祖父のような例は珍しいというわけではないに違いない。

酒好きだったという義祖父がアルコール中毒だったという話は聞かない。孫を可愛がる、ちょっと遊び好きな普通の老人として通っていた。それなのに、亡者となってしまったのだ。

死んだはずなのに死んでいない亡者は、当然ながら愉快な存在ではない。生きていたときから性格異常者であった亡者もいるだろうが、この世に生きているときには好ましい人間が宙ぶらりんの世界で不自然な時間を重ねるうちに人格が荒廃してしまうことはありえよう。

幸い、これまでにわたしが関係を持たざるをえなかった亡者は義祖父だけだし(初七日までに挨拶に来た死者たちとははっきり区別できる)、二度と亡者と関わるのは御免である。
亡者を成仏させることが、わたしには修行の一つだったのだと思っている。

そういえば、初七日までに自らの意志で挨拶に来た3人の死者たちも、生前のある時期まで揃いも揃ってとてもお酒が好きな人たちであった。

そのうちの1人は亡くなる数年前に断酒し、残る2人も癌で病院に入っていたお陰で断酒の期間があった。

そしてこれは大事なことだと思うが、1人は神秘主義の研究者であり、残る2人も自らの宗教――1人はキリスト者で、もう1人は浄土真宗の信者であった――を通して生前からあの世のことにまで洞察力を働かせていたということである。

もっとも彼らが無事に成仏した先のあの世で、アルコールの欠乏に苦しむ期間があったかどうかは知らない。

神秘主義者たちの報告からわたしが想像するに、あの世におけるこの世に近い層には食べ物に似たものはある。そっくりなものをあの世の精妙な素材から生成できるのではないかと思う。

ところがアルコール、煙草、麻薬の類はこの世、すなわち物質界にしか存在できない有害物質で、あの世では存在できず、それに類したものを生成することもできないに違いない(ノンアルコールのアルコールを模した飲料がこの世にはあるが、それに似たものなら生成可能だろう)。

だから強くそれら有害物質を欲すれば、死んでもなおこの世に執着し、この世との接点を保つしかないのだろう。アルコール、煙草、有害な薬物を好む人間が減り、この世とあの世の中間域で愚かしい、空しい、無駄な時間を過ごす死者が少なくなることを願わずにはいられない。

亡者たちは生きている者に憑依してアルコールや煙草を摂取し、そうすることで自分たちの仲間を増やしてしまうのだ。亡者にとっても中間域での暮らしなどちっとも楽しくないために、墓場の陰鬱なムードを拡散しながら。

義祖父は夫に憑依していたので、アルコールとニコチンを多く摂取して眠り目覚めたときの夫は夫というより義祖父であり(夫が二重人格に思えたのも道理である)、彼の発散する墓場のようなムードがわたしにはおぞましかった。

結婚後間もなく義祖父が亡者として存在するのに気づいたが、長年どうしていいのかわからず、徒に悪霊扱いしていた(事実、悪霊的な存在に陥っていたのだとは思うが、過度にそう捉えていた)。

自分の誤解に気づき、義祖父を正しく捉え直して対策を練った。夫に協力して貰う必要があったが、世俗的権威とは無縁の一神秘主義者の忠告を聞いてくれる人など、めったにいない。

ところが不幸中の幸いというべきか、夫の不倫問題が浮上し(相手がストーカーであることが後にわかり、警察に相談する事態にまで発展した)、夫はその罪を償うためにアルコールと煙草を控える約束を自ら行ったのである。

加えて、義祖父に対するわたしの渾身の説得――心の中で語りかければ通じる――が功を奏したのか、晴れて義祖父は成仏した。

成仏の様子は夢として見たにすぎなかったのだが、目覚めてからの爽快感はたとえようもなく、いわゆる霊夢といってよいものだったと思う。

義祖父はミイラと見紛うくらい長い間あの世では植物人間状態だったために、あの世の住人は誰も義祖父を相手にしなくなっていたようだ。

義祖父の目覚めにあの世の住人たちは驚き、ささやかな祝宴を開いていたようである――そのような夢を見た。

当ブログに夢から覚めて書いた記事がある。整理のできていない覚書にすぎないが、ライン以下に転載しておく。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    続きを読む "アルコールの害について(成仏した義祖父の話)"

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    「マダムNの神秘主義的エッセー」を更新しました

    拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」を更新しました。

    アルコールの害に関する加筆があります。

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    Kindle版児童小説『すみれ色の帽子』をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます!

    4月17日にKindle版児童小説『すみれ色の帽子』(ASIN:B00FB4K0X2)をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます!

    『すみれ色の帽子』をお買い上げいただいたのは9冊、KENPC(Kindle Edition Normalized Page Count)でお読みいただいたのは今回で5冊です。

    サンプルをダウンロードできます。
         ↓

    すみれ色の帽子

    以下は、他の99円の短編児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

    卵の正体

    ぼくが病院で見た夢

    花の女王 (児童書)

    ぬけ出した木馬

    マドレーヌとわたし

    マドレーヌとわたし(漢字使用)

    以下は中編児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

    田中さんちにやってきたペガサス

    以下はシリーズ物の第1巻です。冒険前夜の物語です。サンプルをダウンロードできます。

    不思議な接着剤1: 冒険前夜

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    2016年4月26日 (火)

    危険と恐怖について

    不思議だ。

    よくあることだが、深夜、起床には早すぎる時間に目覚め、また寝ようと目を閉じても眠くならないので起きてしまった。

    そして、心の糧にしようと、ある本を探した。その本だと思って手にとったのは思いがけない本で、探していた本と同じように古びていたけれど、どういうわけかこれまで本棚にあることに気づかなかった。

    探していた本と同種の本はもう1冊ある。その2冊。

    • 『田中恵美子会長 至上我の光 論文集(昭和57年~平成7年全般編)』(平成8年、竜王文庫)
    • 『田中恵美子会長 至上我の光 巻頭言集(昭和48年~平成7年抜粋編)』(平成8年、竜王文庫)

    田中先生の一周忌に有志の手でまとめられたものである。先生は神秘主義の要点を採り上げて解説してくださっている。

    ところが、今回見つけたもう1冊はなぜかこれまでに読んだ記憶がない。ヘレナ・レーリッヒとH・P・ブラヴァツキーの著作から抜粋した文章をテーマごとにまとめた本で、訳者は田中先生。これら3冊は手製の本で、出版された本ではない。

    3冊目の本を、長い間忘れてしまっていたのだろうか。よく目につく場所にあったというのに、気づかなかったなんて、どういうわけだろう? 

    読まなかった証拠に、その本には1枚の付箋もない。他の2冊は付箋だらけである。本棚に忽然と出現したかのようで面食らう。

    神秘主義的な学習をしているとき、こんな不思議なことがたまにある。30年もカバラが全然理解できなかったのに急にわかった――といっても理解できたのはごく一部分にすぎない――のも、最近の出来事だった。

    自分に本当に必要となったとき、つまりその本に書かれていることを受け入れる準備ができたときに、意識が本をクローブアップするのだろう。まるで、本が装いを新たに再出現するかのようだ。

    新たに見出したその3冊目の本を開いて読んでみると、渇いた喉を潤すように文章が全身全霊に染み込むかのようだった。

    本の内容と関係したことなのだが、地震は恐ろしかった。こちらはそれほど揺れなかったのだけれど。地震の危険性にすくみ上がった。地震について冷静に考察した神秘主義者たちは何て凄いのだろうと思った。

    本には、火山の麓に家を建てた漁夫について書かれていて、危険と恐怖に関することが色々と書かれている。

    頻繁に揺れていた間、恐怖に縮み上がっている自分を意識しながらわたしは色々なことを考えていた。それに対する回答が与えられたかのようだ。

    わたしたちの囲りに危険は沢山あるが、気づかれるものはわずかしかないという。地震はそのうちの一つというわけだ。危険なしに生きることは不可能で、心の平静と危険に気づくこととの間に均衡をとらねばならないという。しかし、無頓着は解決にはならないとのこと。

    活動・洞察力・勇気を強めるという意味での用心深さが必要。そして……以下略(ここからは誰もが閲覧できるブログに引用することではないと思う)。

    また、最近わたしはアルコールや煙草の害について、神秘主義的な観点から考えたりもしていた。ある疑問があったが、それに対する答えが的確に書かれている箇所を見つけた。

    わたしが知りたかったのはアルコールや煙草が死後どのような影響を及ぼすかであった。昨年ようやく成仏してくれた夫の父方の祖父を通して貴重な考察を行い、それについていつかきちんと書きたいと思ってきた。

    本に書かれていたのはアルコールと阿片についてであるが、それは死後にまで――死後にこそというべきか――恐ろしい影響力を発揮するようである。

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    2016年4月25日 (月)

    カルディで買ったサクサクするクッキー「ニューオーケッシュ オーツクリスプ」。しらたきのかか煮。

    カルディコーヒーファームで購入したクッキー「ニューオーケッシュ オーツクリスプ」。軽いサクサクする食感なのに、案外腹持ちがいいいので、別に購入して保存食にもいいかもと思いましたが、賞味期限は8月なので、それほど日持ちしません。缶入りではありませんしね。

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    わたしは基本的に間食しないので(地震の警告が続く間は3食きちんと食べようと思いましたが、体が重くなり、眠くなってしまうので、夕ごはんをしっかり食べるスタイルに戻しました)、朝ごはんとしていただきました。家族はおやつにして、気にいっています。

    お子様のおやつによさそうなので、Amazonにリンクしようと思って探したところ、見つかりませんでした。カルディコーヒーファームで購入したという記事がいくつか出てきました。2013年の記事があったので、定期的に出ているのでしょうね。

    ニューオーケッシュ オーツクリスプ
    名称 焼菓子
    内容量 330g
    原産国名 スウェーデン
    輸入業者 オーバーシーズ


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    ところで、よく揺れていた間は、なるべく火を使わない食事をと思い、刺身とか、さっと肉を焼いてサラダ、豆腐、簡単なスープなんかで済ませていました。

    揺れが少なくなって、真っ先に赤魚の味噌漬けを焼きました。焼くのにかかる時間、後片付けのことまで考えると、ちょくちょく揺れている間は焼き魚はリスクが高いと思われました。

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    焼き魚に飢えていたのか、しきりに焼き魚を食べたくなりますが、今のところ家族から文句は出ません。

    昨日の夕ごはんはカマスの開き、卵・こんにゃく・油揚げの煮物、サツマイモの味噌汁、きゅうりのマヨネーズサラダでした。

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    地味ながら、久しぶりに作ってしみじみと美味しいと思った箸休め「「しらたきのかか煮」。

    過去記事でも紹介しましたが、『365日のおかずと献立』(主婦の友社)より「しらたきのかか煮」を紹介します。

    1. しらたき1玉はサッとゆでてざるにとり、3~4cm長さに切る。
    2. 鍋に油大さじ1を熱し、充分に炒めて、しょうゆ大さじ2.5、砂糖小さじ2を加え、箸でかき混ぜながら味を充分につける。
    3. 最後に削り節を1/4カップ入れ、全体にまぶしつけるようにして仕上げる。

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    ムシチョウはまだいます(Livly Island)

    ムシチョウはまだ滞在中です。うちの子とはすっかり仲良しに。

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    ムシチョウがストレス100パーセントになってもいてくれたので、ストレスを減らす餌フサムシを何度か与えました。いつもは餌に食いつくのが遅いうちの子が先に食べてしまうので、フサムシもうわずかしかありません。

    でも、うちの子はストレス溜まっても散歩させれば減るので、それほど必要ではありません。

    居ついているムシチョウがすっかり可愛くなってしまいましたが、遅かれ早かれ出発するでしょうし、メンテナンスがあるとおうちに帰るようです。飼い主の元に帰るのが一番なんでしょうね。

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    評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

    評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

    4月15日ごろ、お買い上げいただいたようです。

     『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、これまでで60冊お買い上げいただいたことになります。

    • アメリカ……23冊
    • 日本……30冊
    • イギリス……1冊
    • ドイツ……4冊
    • メキシコ……1冊
    • イタリア……1冊

    村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays, Volume 1)

    「気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 二〇〇七 - 二〇一二(Collected Essays 2)」)』(ASIN:B00J7XY8R2)は、文学界を考察した姉妹編ともいうべき1冊です。

    気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012(Collected Essays, Volume 2)

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    以下は新刊書です。

    結婚という不可逆的な現象 (純文学)
    直塚万季 (著)
    Kindle 価格:  ¥ 300
    ASIN: B01E3UAZ3O
    出版社: ノワ出版; 1版 (2016/4/10)

    以下は、2月から3月にかけて出した99円のKindle本です。

    『花の女王』は短編児童小説ですが、大人も楽しめると思います。

    花の女王 (児童書) [Kindle版] 
    直塚万季 (著)
    Kindle 価格:  ¥ 99 
    ASIN: B01C7QWFHU
    出版社: ノワ出版; 1版 (2016/2/24)

    『雪の二小篇』はメルヘン的色彩のある短編小説2編です。

    雪の二小篇 (純文学) [Kindle版] 
    直塚万季 (著)
    出版社: ノワ出版; 1版 (2016/3/4)

     

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    2016年4月24日 (日)

    緊張を和らげてくれる貴重な存在、リヴリー

    娘の飼っているリヴリーと記念撮影。種名ネオピグミー。容姿も仕草もとても可愛い……。

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    うちには現在、家出中のリヴリーが滞在中です。種名ムシチョウ。ダチョウに似ていますね。

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    ムシチョウは初めて見ました。このムシチョウは2005年モノ。11歳ですよ。レベルは496で、性格は一途ですって。

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    飢え死にしそうになっていましたし、図体もデカいので、最初は世話が焼けるなあと思いました。数日一緒にいるうちに、親愛の情が湧いてきました。

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    ストレス100パーセントになってもいてくれるので、ストレスを減らす餌フサムシを与えましたが、旅立つのも時間の問題でしょう。無料利用で楽しませていただいているので、ログインしたときにたまに貰えるフサムシは貴重で、沢山は与えることができません。

    熊本地震関係では「あと1週間は警戒を」という言葉が毎日更新されています。こちらにも大きな影響が及ぶ阿蘇山が心配な日々。この記事を書く前にもほんの少しですが、揺れました。近くのスーパー、ホームセンターでは現在水が品薄です。

    そんな中で、リヴリーは緊張を和らげてくれる貴重な存在です。

    日田市で遭遇した台風被害の最中、当時飼っていたペットのハムスターを水槽に入れて一緒にビジネスホテルに避難したことを思い出します。ペットはかけがえのない存在であるだけに、ペットと一緒に避難した方々は避難所でのペットの世話が大変だろうなあと思います。

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    ムシチョウの前に滞在していた種名ミミマキムクネ。ちょっとふてぶてしい(?)表情をしています。寝顔は可愛いですよ。食べさせると小さくなる餌ケセランパサランを与えられたのでしょう、小さくなっています。

    うちの子は温泉に入って色が変わっています。ピンクから白に変えた体の色を今後何色にしようかと模索中です。

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    2016年4月22日 (金)

    未来人2062氏とSTAP細胞

    わたしは過去記事で、小保方晴子氏の著作『あの日』を読んで、胸を打たれたと書いた。

    科学音痴のわたしには専門的なことは何もわからない。光る細胞の写真を見て解説を読み、ああそうかと思っても、理解してそう思うわけではない。

    わたしにできるのは文学的な観点から著作を考察することくらいだ。そして、『あの日』が知と情、作品構成的にもバランスのとれた書き方がなされた美しい著作であることに感銘を受けた。

    それに対して、小保方氏の著作や他のソースを通して知った若山照彦氏の整合性のとれない言動には科学以前に人間性の問題ありと感じられて不審感が募るばかりである。

    当記事を書く前に確認したところでは、小保方氏のホームページでは更新が続けられていて、今月の19日にも更新がなされている。

    • 小保方晴子氏 公式ホームページ
      STAP HOPE PAGE
      stap-hope-page.com/

    また、小保方氏を支持する会のサイトでも更新が続けられている。

    • 小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会
      http://blog.livedoor.jp/obokata_file-stap/

    ところで、東日本大震災と熊本地震を警告したとされる未来人2062氏と思われる人物には2人いると過去記事で書いた。

    わたしは2011年7月24日当時のトリ割れしていない「GqwAR6gt9w」を使って書き込まれた「未来」のほうにSF的面白さを感じたのだが、トリ割れした「wbBrH1aGfM」を使って書き込んだ人物こそ初代2062氏である可能性がないわけではない。※トリとは個人の識別のために使われる文字列トリップのことである。トリ割れとはトリップの暗証番号が第三者に流出している状態をいう。

    愉快なことに、2人の自称「2062年から来た未来人」はどちらもSTAP細胞に関する質問に答えている。最新科学の話題とトンデモ話題としか見なされないであろう2062氏を結び付けるのは不謹慎だろうか。

    だが、人類が滅びずに科学が進歩を続ければいつか人類はタイムトラベルを体験するようになるかもしれない。その技術が2062年に確立されているというのはあまりに早い気がするけれど、2062氏はその技術が未来からもたらされたものだと語った。

    わたしは過去記事でも書いたように、自称未来人たちの書き込みをSFとして楽しんでいる。

    サイト「NAVERまとめ」の以下のまとめに、「GqwAR6gt9w」「wbBrH1aGfM」使用者の書き込みがわかりやすくまとめられている。

    それによると、「GqwAR6gt9w」使用者は次のように答えている。

    STAP細胞はありますか?

    ちょっと待ってくれ。
    現代に発見されたのだろうか。記憶違いだろうか。

    「wbBrH1aGfM」の使用者は次のように答えている。

    893 : ◆wbBrH1aGfM @無断転載は禁止[]:2016/04/15(金) 09:27:46.72 ID:snSNBwsM0
    ・ロボットは働いていますか?
    もちろんだ、
    ・STAP細胞、iPS細胞は実現・実用化していますか?
    STAPとは何だ?iPSは医療の基本だと承知している。

    トリ割れした「wbBrH1aGfM」の使用者は未来におけるSTAP細胞の存在を否定するような回答である。2011年7月24日のトリ変更者自身と思われる「GqwAR6gt9w」の使用者はあいまいな答えかただが、STAP細胞の存在を肯定するような回答で、対照的な両者の回答となっている。

    あの日
    小保方 晴子 (著)
    出版社: 講談社 (2016/1/29)
    ISBN-10: 4062200120
    ISBN-13: 978-4062200127

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    2016年4月における未来人2062氏の書き込み

    前の記事から未来人2062氏に関する部分を当記事に移しました。

    新カテゴリー「未来予知・予測(未来人2062氏、JJ氏…)」を設定しました。

    ○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

    震災と結び付けられて語られる未来人2062氏。

    「2062年から来た未来人」と名乗る人物は2010年11月14日に東日本大震災を連想させられる警告を暗号で発した後、2010年11月16日に「今回の任務が完了したら2016年4月15日へ行く。また会えたらいいな」と書き込んだ。

    その後、2011年7月22日に「先輩方、2010年11月以来お久しぶり。IDは適合しているだろうか。 データを少々軌道修正。2016年4月、非常に大事な事を伝えに行ったが困惑した。的確で冷静な判断を頼む」という書き込みも行われた。

    サイト「NAVERまとめ」の以下のまとめには、当時の2062氏のことや語られたことがよくまとめられている。

    • 【311的中?】おれ、未来(2062年)から来たけど、なんか聞きたい事ある?【未来人?】
      http://matome.naver.jp/odai/2135864379268336501

    わたしは過去記事で2062氏の語りをSFとして楽しんでいると書いたが、今回の2062氏の再訪は熊本地震を連想させられただけに2062氏の言動が気になっていた。

    パソコンを開く余裕がなかっために、今日ようやくまとめや2ちゃんねるの該当するスレッドを閲覧した。

    今回、2062氏らしき人物には2人いて、一方はトリップ「GqwAR6gt9w」、もう一方はトリップ「wbBrH1aGfM」を使って書き込んでいる。トリップとは個人の識別のために使われる文字列である。

    2011年の時点で2062氏はトリップ「wbBrH1aGfM」を破棄し、「GqwAR6gt9w」を使うようになった。この「GqwAR6gt9w」を使うようになった人物はそれ以前の2062氏とは別人ではないかという説もある。

    このあたりを検証した以下のまとめから、トリップが公然と変更される場面を引用しておく。

    • 【2062年から来た未来人】2011年7月以降の書き込みは偽者だった?
      http://matome.naver.jp/odai/2136040959324691401

    950 : ◆wbBrH1aGfM [] : 投稿日:2011/07/24 22:28:30ID:Aam1cSasP [5/10回(p2.2ch.net)]
    昨晩は「タンモト」に感動してしまった。普通のタンより弾力があり安くて驚いた。
    さて、少しずつ答えていくが、
    このID?◆wbBrH1aGfMを変えるようMr.Jaguarからアドバイスを受けたので変えるとする。
    ちなみに◆wbBrH1aGfMのIDは『#325069』だ。

    951 : ◆GqwAR6gt9w [] : 投稿日:2011/07/24 22:30:47ID:Aam1cSasP [6/10回(p2.2ch.net)]
    このIDに変えるので、注意願う。
    さてざっと拝見させてもらう。

    い ずれにせよ、「wbBrH1aGfM」は2011年の時点でトリ割れ――トリップの暗証番号が第三者に流出――していて誰もが使える状態にあった。一方 「GqwAR6gt9w」はトリ割れしていないので、少なくとも今回「GqwAR6gt9w」を使って書き込んだ人物は2011年に 「GqwAR6gt9w」を使って書き込んだ人物と同一人物である可能性が高いといえるようだ。

    サイト「NAVERまとめ」の以下のまとめに、「GqwAR6gt9w」使用者の書き込みがよくまとめられていると思う。「wbBrH1aGfM」使用者の書き込みも小さな文字でまとめられている。

    • 【熊本地震】「3.11」を予言した2062年 未来人の予言が的中!そして…!?
      http://matome.naver.jp/odai/2146068992672429601

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    2016年4月20日 (水)

    熊本地震。友人から聞いた萬子媛の歴史短編の感想。

    地震ではまだ油断できないという感じで、緊張状態が解けず、気が休まらない。

    特に食事の支度で安全という観点から迷うが、なぜかこんなときに限って時間のかかる焼き魚なんかが食べたくなる。一昨日は食後のお茶を淹れようと湯を沸かしていたときに揺れて、慌てた。

    火を使うときは側を離れないように気をつけている。

    夫のかつての会社の同僚で今も親しくしている熊本市在住の人は、夫が心配してメールすると、家の中がぐちゃくちゃと返信があったきり。いつもはその人のほうからよく夫に電話があるので、大変なんだろうと思う。

    娘の仕事関係者で熊本の震源地に近いところに住んでいる人は、一昨日の情報では避難所で配られた食料が一日にパン1個だけだったという。

    わたしが今後心配しているのは阿蘇山、雲仙岳である。

    話題が変わるが、昨日、小倉に住む大学時代からの女友達が心配して電話をかけてくれた。長話してしまった。その中で、昨年送っていた萬子媛の歴史短編の感想を聞かせてくれた。

    とても面白く読んだといってくれた。「ごちゃごちゃしていて、読みづらかったんじゃない? 読んでくれるとは思わなかった。ありがとう」というと、「この人は誰だったっけ?」と思って前のほうを読み返したりもしたけれど、興味深かったわよ」とのこと。

    萬子媛の歴史短編は寝かせている。時間を置かないと、客観的に評価できないからだ。もうしばらく寝かせておいて再読し、今後どうするかを決めるつもり。

    細部を膨らませるか、ほとんどそのままの形になるかはわからないが、いずれにしても短編の状態でKindle出版しておくことになると思う。この短編を中心に組み込んだ江戸初期五景を本気で書く気にまだなれない。マグダラのマリア、すなわち児童小説『不思議な接着剤』のほうを書きたくなっている。

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    2016年4月18日 (月)

    衆院TPP特別委(国会中継視聴中):片腹痛い民進党(民主党+維新の党)の質疑。ヘルメット。尿管結石。

    午前中の質疑で、ニュースが入る前に2人の民進党の質疑を視聴した。彼らは今はTPPではなく緊急な熊本震災の質疑をすべきだといって、震災について抽象的な質疑を説教口調でだらだらと行い(わかりきったことばかりいい)、TPPについて中途半端な質疑を行った。

    東日本大震災のとき、民主党が如何に無意味な質疑応答を繰り返し、自民党の建設的な直ちに役立つ具体的な提案をえんえんと握りつぶし続けたかをわたしは決して決して忘れない。

    ニュース後すぐには視聴できず、その次の質疑を行った升田世喜男議員の質疑を視聴した。升田議員も、またニュース前の2人と同じような調子で震災に関する質疑を行った。

    与党の救援体制は整っているように見えるのに、東日本大震災のときと同じことを繰り返そうというのだろうか。何のために彼らが国会にいるのか、わたしにはわからない。

    勿論、民進党にも優秀な人物は存在するはずだが、そこで能力を発揮するのは困難を伴うのではないかと思う。

    過去記事で防災ヘルメットの必要を覚えたと書いた。夫に買いに行って貰ったところ、売り切れていたというので、商品説明やレビューを参考にAmazonで注文した。どんな商品かは実際にかぶってみなくてはわからない。届くのは月末になるようだ。このまま地震が治まってくれればいいけれど。

    国家検定品 ヘルメット アメリカンタイプ SS-100型AJZ(発泡スチロール入) ホワイト FS-100AJ
    ホームクオリティ
    ¥ 1,632
    発送重量: 340 g
    メーカー型番: FS-100AJ
    ASIN: B0079R9JV8

    地震騒ぎで水分をとるのが不足していたためだろう、どうやら尿管結石になった。腰痛はこれが原因だったみたいだ。腰の左側だけが馬鹿に痛むのが変だと思っていた。水を沢山飲んで石を流してしまおう。

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    2016年4月17日 (日)

    バルザックの夢と亡くなった近藤くんのことなど

    仮眠中にバルザックが出てくる夢を見た。ごく普通の夢で、わたしは第三者的立場で夢を傍観していた。

    全体がノスタルジックなベージュの感じ。

    夜の広いカフェのように見えるそこはバルザックの仕事場兼学習塾(?)。

    幅のある楕円形のカウンターがあって、カウンターにはチーズや飲み物が置かれているようでもある(はっきりしない)。ワンルームのようになったこちらやあちらの暗がりは別の部屋のようになっている。

    写真で見るような風貌のバルザックはカウンターの向こう側にいて、気さくな優しい態度で数人の子どもたちの学習を見てやっている。

    宿題は創作で、子どもたちは日記帳のような学習帳に短い小説を書いていっている。

    夢の中でひとりの子どもがクローズアップされた。

    小学3年生くらいの子どもで、白っぽい金髪をしている。学習帳に目を近づけて一生懸命に何か書きつけているその子の小説に興味を持ったバルザックが、どんな小説なのか見ている。

    その子の素養や生活環境をバルザックは熟知しているようで、学習帳を見るのも初めてではなさそうだ。

    挿絵なのか、悪戯書きなのか、学習帳には子どもっぽいイラストがある。

    その子の最近の小説には見どころがあるようで、バルザックは新鮮さを覚えたように読んでいる。バルザックが感興をそそられたのは一つ前に書きつけられた小説であるようだ。

    バルザックはその子の恵まれない境遇に涙する。優しい、温かな、その子を思った涙だ。

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    Honoré de Balzac (1799-1850)
    1842
    Louis-Auguste Bisson (1814–1876)
    From Wikimedia Commons, the free media repository

    夢にどんな意味があるのかわからない――何の意味もないのかもしれない――が、夢の中であったとしてもバルザックの拝顔の栄に浴することができて幸せだった!

    ブラヴァツキーをして「フランス文学界最高のオカルティスト」といわしめたバルザック。

    フランス文学界の最高のオカルティスト(本人はそのことに気付かなかった が)、バルザックはどこかで、数とマインドの関係は数と物質の関係と同じであると言っている。即ちマインドと物質の両方にとって数は“不可解な動因”であ る(おそらく世俗の者には不可解だが、イニシエートの心には決してそうではない)。その偉大な作家が考えたように、数は一つの実在であり、同時に、彼が神 と呼び、私達が一切と呼ぶものから発する息である。その息だけが物質コスモスを組織することができた。“そのコスモスでは、数の結果である神を通してだけ、すべてのものは形体を得る”。この問題についてバルザックの言葉を引用するのは有益である。

      ――最も小さな創造物と同じように、最も大きな創造物も、すべてによって生まれたものであり、その量、特性、寸法、力、属性によって互いに区別されているのではないか?……(H・P・ブラヴァツキー著、田中恵美子&ジェフ・クラーク訳)『シークレット・ドクトリン 宇宙発生論(上)』神智学協会ニッポン・ロッジ、1989、p.279)

    ブラヴァツキーの引 用は長いので全部は無理だが、これはバルザックの神秘主義的哲学小説『ルイ・ランベール』、あるいは『セラフィタ』からの引用だろうか? まだ確認していない。拙エッセーブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」収録作品で、『ルイ・ランベール』の美しい断片を紹介したことはあった。

    • 20 バルザックと神秘主義と現代
      http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2015/09/02/225128

    過去記事で、近藤くんの訃報を閲覧して早すぎる死に衝撃を受けたと書いた。

    近藤くんとは同人雑誌『日田文學』の仲間だったが、彼と懇親会で顔を合わせたことはなく、「九州芸術祭文学賞」の授賞式でお目にかかったことがあっただけだった(わたしが2001年に地区優秀作になったときで、そのとき彼は地区次席だった)。

    その後当ブログがきっかけで、メールを頂戴し、彼が一つ下の学年(同年生まれだが、わたしは早生まれ)だったことから「くん」をつけて呼ぶようになった(失礼なことだが、嫌そうではなかったので)。

    そう呼んだ理由には他にも、彼が神秘主義的な作風の作品を書いたことから覚えた親しみがあったと思う。その後、それは真の神秘主義的な情感や動機か ら書かれたものではなく、創作上の戦略から神秘主義的色付けがなされただけではないかと思うようになった。真相がどうであったかはわからない。

    その後、近藤くんは2008年に「黒い顔」で「九州芸術祭文学賞」の最優秀作になり、文藝春秋「文学界」デビュー。

    いずれにせよ、近藤くんはわが国の左傾化した文学界とも折り合いが悪くないように思われたので、辛抱強く書いていけば、芥川賞を受賞することもできるのではないかと思っていた。

    だが、もし彼が隠れ神秘主義者だったとしたら、世に出ることをほぼ諦めてぬけぬけと神秘主義物書きとして生きているわたしより遥かに無理をしていたのではないかと思う。

    「仕事で責任のある立場となり、大変」とメールにあったことからすると、仕事と執筆の調整で苦労していたのかもしれない。

    いずれにしても、彼はこの国で小説家として亡くなった。以下は毎日新聞の記事より。

    訃報
    近藤勲公さん57歳=小説家「はがき随筆」選者

    毎日新聞2016年3月17日 19時41分(最終更新 3月17日 21時29分)

      近藤勲公さん57歳(こんどう・のりひろ=小説家)16日死去。葬儀は18日午後1時、大分県津久見市港町4142の25の風之荘つくみ。喪主は妻直美(なおみ)さん。

     2008年度の九州芸術祭文学賞で「黒い顔」が最優秀作に選ばれ、その後も「銀杏神社」「夏の底」などの作品を雑誌「文学界」で発表した。14年5月からは毎日新聞大分版「はがき随筆」の選者も務めた。

    早すぎる死ではあったけれど、もし彼が神秘主義者でなかったとしたら葛藤なく念願のこの国の小説家として生きることができたはずだし、もし彼が神秘主義者だったとしたらこの世の価値観から解放されてあの世で楽しんでいることと思う。

    わたしはこの国で小説家として死ぬことはできないだろう。バルザックのような小説家がわが国の文学界の大御所として君臨してくれていたら……という思いがこのような夢を見せたのだろうか。

    といってもこのところ、近藤くんのことは考えたが、地震のことで頭がいっぱいで、それ以外のことはほとんど何も考えていなかった。

    いずれにせよ、バルザックのような人物がトップにいる文学界と反日左派にのっとられたこの国の文学界とでは全く異なる世界である。

    この国で報われない神秘主義小説を書き続けているわたしをバルザックは憐れんでくれたのだと思いたい。

    白っぽい金髪の子がわたしだとすると、バルザックの小説を基準としてわたしの小説は小学3年生くらいのレベルのようだ。そういえば、ブラヴァツキーが出てきた夢でもわたしは小学生だった(あれはまぎれもなく、わたしとして出てきた)。

    • 43 H・P・ブラヴァツキーが出てきた最近の単なる夢三つ
      http://mysterious-essays.hatenablog.jp/entry/2016/02/04/143331

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    評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

    評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

    4月5日ごろ、アメリカのキンドルストアでお買い上げいただいたようです。

     『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、これまでで59冊お買い上げいただいたことになります。

    • アメリカ……23冊
    • 日本……29冊
    • イギリス……1冊
    • ドイツ……4冊
    • メキシコ……1冊
    • イタリア……1冊

    村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays, Volume 1)

    「気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 二〇〇七 - 二〇一二(Collected Essays 2)」)』(ASIN:B00J7XY8R2)は、文学界を考察した姉妹編ともいうべき1冊です。

    気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012(Collected Essays, Volume 2)

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    以下は新刊書です。

    結婚という不可逆的な現象 (純文学)
    直塚万季 (著)
    Kindle 価格:  ¥ 300
    ASIN: B01E3UAZ3O
    出版社: ノワ出版; 1版 (2016/4/10)

    以下は、2月から3月にかけて出した99円のKindle本です。

    花の女王 (児童書) [Kindle版] 
    直塚万季 (著)
    Kindle 価格:  ¥ 99 
    ASIN: B01C7QWFHU
    出版社: ノワ出版; 1版 (2016/2/24)

    短編児童小説ですが、大人も楽しめると思います。

    雪の二小篇 (純文学) [Kindle版] 
    直塚万季 (著)
    出版社: ノワ出版; 1版 (2016/3/4)

    メルヘン的色彩のある短編小説2編です。

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    へルメットが似合うお隣のおばさん。テレビで視聴した自衛隊の炊き出し情景。

    昨夜も一昨日の夜のように、大きな地震に備えて玄関前の廊下で寝ました。幸い、一昨日の夜のように大きな地震はありませんでしたが、まだ気を抜くのは早いようです。

    地震活動は依然活発であるということです。事実、この記事を書いているたった今もほんの少しですが、揺れました。そして、最低でも一週間は用心が必要とのことですので、今夜も廊下で寝ると思います。座椅子を倒して、ベッド代わりにします。

    一昨日の夜は物が沢山落ちてきました。ほとんどが本です。本棚の一つが変形したようにも見えます。本棚に置いていた瀬戸物の置物が二つ割れました。

    右のお隣りさんは食器棚の扉が開いて落ちた食器が粉々になり、大変だったそうです。

    うちは食器棚の中でワイングラスが1個落ちて割れた程度だったとはいえ、それは幸運だっただけで、普段使いの食器を収納している食器棚のストッパーは半分壊れたまま使っていましたし、普段使わない食器を収納している食器棚にはストッパーをつけていませんでした。

    それで、昨日の昼間、全部にストッパーをつけました。非常持ち出しリュックの中の期限切れだった非常食の一種類と水を取り替えました。

    台風被害に遭ったときも強い地震が来たときも一番ほしいと思ったのは、ヘルメットでした。脳が損傷するのは恐ろしい。そう思いながら揃えていませんでした。今度こそ、揃えておこうと思います。

    一昨日の夜、強い地震が来ておさまるたびにドアを開けて外の様子を見てました。左のお隣さんもそのたびに出ていて、日本舞踊の先生をしている和服の似合うおばさんはそのときはヘルメットにスラックス姿でした。準備がいいなと思いました。可愛らしいヘルメット姿でした。

    妹と安否を確認し合いました。姪一家も無事だということで、安心しました。泣くと眉のところが赤くなる姪孫(妹の孫)はしばらく見ないうちに大きくなったことでしょう。

    普段より動いたのと緊張から動悸がなかなか止まりませんでしたが、心臓の薬を全て先発品に戻してから体調がよく、動悸と少し胸の圧迫感を覚えたくらいでした(どういうわけか、少し腰を傷めました。大したことはないのですが、数日様子を見て治らなければ、病院へ行きます)。

    と書いたとき、また地震。少し揺れた程度でした。それでも、たちまち動悸。地震、怖い! 日田市で台風被害に遭ってから、怖がりになりました。

    ニュースで視聴した、ご飯の炊き出しをしている自衛隊の手際のよさに感動しました。

    自衛隊は安倍政権の下で本領を発揮しているように見えます。阪神大震災のときに村山政権が、東日本大震災のときに菅政権が自衛隊の足を引っ張ったことは忘れようにも忘れられません。

    自衛隊は防衛のためにも優れた働きをしてくれることでしょう。

    2日間、リヴリーアイランドで飼っているペットを、「わざ」で他のペットに変身させたまま放置していました。アクセスしてムラクモノテンマしかいなかったのでびっくりしましたが、自分で変身させていたのでした。すぐに戻してやり(スクリーンショットを撮ってから)、餌をやりました。

    Ten_2016417_2

    うちの子がムラクモノテンマに変身中。

    2016410_a

    過日撮影した、家出中のムラクモノテンマと本来のうちの子(向かって左、寝ています)。

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    2016年4月16日 (土)

    地震が怖い!

    震度5弱でもかなり揺れ、頭を振るマンションの上のほうなので、部屋の中に物が散乱しました。

    怖いので、すぐに出られるよう娘と廊下に寝ています(寝られませんが)。

    こちらより夫の職場のある地域のほうがひどかったと思いますが、電話がありました。

    今後どうなるのか……九州でこれほど広範囲の地震は珍しいです。

    動悸がしているので、ミオコールスプレーをポケットに入れています。

    九州地方の方々、どうぞお気をつけて。

    実は、地震がある直前にブログのアクセス解析の検索ワードを見て驚いて検索し、近藤くんの訃報を閲覧しました。

    3月に亡くなったようです。知りませんでした。小説家としてこれからだったのに……残念です。

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    2016年4月15日 (金)

    「2062年から来た未来人」と名乗った人物の再書き込みは?

    今日は、2010年から2012年にかけて匿名掲示板「2ちゃんねる」に登場した「2062年から来た未来人」と名乗る人物がそこからタイムトラベルして新たな書き込みをすると約束した日です。

    わたしは現代人が書き込んだSFとして楽しんでいます(距離を置くにはそれが一番)。

    14日、熊本で強い地震が起きました。

    「2062年から来た未来人」が有名になった理由の一つに、彼が東日本大震災を暗示した書き込みをしていたのではないかと思われたことがありました。

    「2062年から来た未来人」が未来人であれ、現代人であれ、もし今日現れたとしたら、今回も地震予知(万一未来人だとしたら予知ではなく、彼が知る史実の一つということになりますが)と関連づけられることは間違いないでしょう。

    何にせよ、日本が大変なときに2ちゃんねるに現れた「2062年から来た未来人」。

    この6年間で2ちゃんねるには夥しい自称未来人が出現したと思いますが、その中で生き残ることのできた(?)のは数名。その中でも「2062年から来た未来人」は最も人気の高い未来人ではないでしょうか。

    わたしもしっかり覚えていました。暗黒の民主党時代、日本が他国にのっとられるのではないかという不安に苛まれる中で、飾らぬ、どこかスタイリッシュな筆致で、日本の未来に実にシンプルに希望を持たせてくれた彼。

    書き込まれたことの中には恐ろしいことや想像もつかないこともありましたが、わたしは先に書いたようにSFとして読むので……。彼が現代人だとしたら、作家として本を出してほしいです。

    今日、彼が再び書き込むのか、書き込まないのかが気になり、検索してみると、サイト「ガジェット通信」の以下の記事が出てきました。その記事で紹介された書き込みはなんとなく期待を持たせてくれるものがあります。

    • キターー!!2062年から来た未来人 約束の日2016年4月15日に2chに降臨?
      http://getnews.jp/archives/1445756

    もしこの書き込みが「2062年から来た未来人」と名乗る人物のものだとすると、今夜本格的に書き込みがありそうですが……果たして?

    2ちゃんねるに貼りついているわけにはいかないので、閲覧できない間は気になりながら今夜を過ごすことになりそうです。

    「NAVER まとめ」の以下の記事で、「2062年から来た未来人」のことや未来人の書き込んだことがうまくまとめられています。

    • 【311的中?】おれ、未来(2062年)から来たけど、なんか聞きたい事ある?【未来人?】
      http://matome.naver.jp/odai/2135864379268336501

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    熊本で強い地震。Windows7から10にアップグレードして3日。

    14日午後9時26分ごろ、熊本で強い地震がありました。熊本県益城町で震度7。記者会見した気象庁によると、今回の地震は横ずれ断層型とか。

    最初の地震があったとき、商業施設に出かけた帰りで家族と書店にいました。こちらは震度4だったようです。横に揺れたのが印象的でした。

    余震も、こちらにも感じられるようなものが続いています。この記事を書き始めたときもありました。

    日付が変わるころに余震があったとき、外の様子を見るために通路に出ると、左隣のおばさんと娘さんが出ていました。

    いつも地震のときは両隣のお隣さんが出てきます。そのときは右隣の奥さんは出てきませんでした。左隣のおばさんと会話を交わすと、なんとなく安心します。

    他には誰も出ている気配がなく、マンションは静まり返っていました。こんなに用心深いお隣のおばさんとわたしなのに、下の階の火事のときはボンボン燃えて床が熱風でボコボコ、バリバリ音を立てるまで気づきませんでした。

    熊本の地震でかなり被害が出ているようで、心配です。熊本には知り合いがいるので。

    話は変わりますが、Windows7から10にアップグレードした方も多いと思います。わたしは12日にアップグレードし、使いやすくするためにあれこれやって時間が潰れました。

    アップグレードしてすぐに画面が真っ黒になり、慌てました。幸い、再起動したらよくなりました。が、起動に馬鹿に時間がかかり、OneNoteを使ってみようとしたところMicrosoftアカウントでサインインを求められました。

    サイバー攻撃がニュースになっていたころにパスワード生成ツールを使った複雑なパスワードにし、重要なパスワードには2段階認証を設定したので、面倒です。

    そうして、OneNoteを使ってみたまではよかったのですが……

    家事を済ませるためにスリープにして再開しようとすると、サインインの画面になり、Microsoftアカウントで Windowsへサインインを求められました。

    一々Microsoftアカウントで Windowsへサインインするのではたまらないなと思いました。ですが、Microsoftアカウントで Windowsへサインインすると、Microsoftが提供するサービスに一々サインインせずに済むというメリットがあるとか。

    また、PINを設定すれば、安全性も高くなるということです。確かに便利でしょうが、わたしは家で主に創作にパソコンを利用するだけなので、Microsoftが提供するサービスをそう沢山利用することはありませんし、何もかもがMicrosoftに紐づけられるようで気持ちが悪いと思いました。

    そこで、起動時、スリープ復帰時のサインインをMicrosoftアカウントからローカルアカウントに戻し、OneNoteもあれば便利だけれど、古い型のOneNoteもEvernoteもあるので、削除しました。不要なアプリを消すのに、サイト「With feeling like it」様の以下の記事が参考になりました。

    • 「Win10」消せない標準アプリを削除する Defauit APP Remover
      http://serverxyg.xsrv.jp/app-remover

    また起動時とスリープ回復時のサインインを省略する設定にしたら、起動が速くなりました。あの起動の遅さは何だったのだろうと思うほどの違いです。起動さえ速くなれば、Windows7よりフットワークがかなり軽い印象です。

    Windows10を使いやすくするために、サイト「PC設定のカルマ」様の以下の一連の記事が参考になりました。

    • Windows10 の使い方と設定
      http://pc-karuma.net/windows10/

    熊本の被害が心配です。災害時には自民党のほうが安心できますね。一晩寝ずにテレビをつけていましたが、救援の動きが速いと思いました。これ以上揺れなければいいですが。

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    2016年4月12日 (火)

    『結婚という不可逆的な現象』をキンドルストアで販売中です

    純文学小説『『結婚という不可逆的な現象』をキンドルストアで販売中です。無事にKDPから出版のお知らせが届いてホッとしました。

    結婚という不可逆的な現象(ASIN: B01E3UAZ3O)

    以下は、アマゾンの商品紹介から。実は、同人誌の号のところに消し忘れの漢用数字がありました。後日訂正しておきます。

    かけがえのない家庭で起きた予期せぬ出来事。世間ではありふれた出来事の一つにすぎなかったが、薫子にとっては全身全霊で対処する必要に迫られた大事件であった……精緻な心理描写と哲学的な考察で個人の背後に存在するこの国の流儀を浮かび上がらせ、人生のはかない美しさを描き出す。

    「侵入者」は平成19年に執筆した短編小説で、同人誌「日田文学」56号(編集人・江川義人、発行人・河津武俊、平成20年)に発表。
    「侵入者」は「文学界」7月号(文藝春秋、平成20年)・同人雑誌評蘭で今月のベスト5の一編に選ばれた。
    「鶏の鳴くころ」は、「侵入者」の続編として平成27年に執筆した短編小説。

    以下は、他の純文学小説です。

    昼下がりのカタルシス(ASIN: B00EJ7A5LY)

    詩人の死(ASIN: B00C9F6KZI)

    台風(ASIN: B00BI55HV8)

    直塚万季 幻想短篇集(1)(ASIN: B00JBORIOM)

    雪の二小篇(ASIN: B01CLKG4ME)

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    2016年4月11日 (月)

    新しい電子書籍を作成しましたが……

    新しいKindle本を作成し、KDPに提出、出版されたまではよかったのですが、どこが引っかかったのか、アダルトに分類されてしまいました。

    内容は純文学です。

    ググってみると、自動チェック機に引っかかるのか、こんなことは案外あるようで、対処法など書かれている記事を閲覧しました。

    キャットフードがアダルトに分類されて、18歳未満には買えないようになっていた事例もあるとか。その話をすると、夫がアダルト向き(仔猫には向かない)のペットフードがあるよ、といいました。

    おそらくカテゴリーの参考になるワードを記入するところに、アダルトと記入してしまったのでしょうね。

    そのキャットフードには、丸裸で悩ましげに(?)寝そべっている猫の写真があるそうですが……いや、ここは冗談でしょう。

    とりあえず、ここをどうしようと思っていた箇所を削除し(まあこの程度の言葉はタブッキの本にさえ出てきますが、ないほうが奥ゆかしいので迷っていた箇所だったのですね)、本自体を作り直しました。

    KDPとのやりとりは時間がかかり、大変みたいだからです。

    一度登録してしまった本と内容は前掲の箇所を除けば同じなので、どこで引っかかったかわからない以上、また引っかかる可能性があると思い、心配です。

    わたしの作品が引っかかるのであれば、純文学の5分の1くらいはアダルト指定されてしまうと思いますが……いやはや。

    アメリカは児童保護の意識が強いそうです。そういうところには賛成ですが(わが国の偏向したところのある言葉狩りよりも信頼できます)、アダルトに分類されると、本当にそこはアダルトの世界らしくて、検索にすら出て来ないのです。純文学作品にとっては墓場です。生きながら葬り去られる……

    その場合はKDPに問い合わせるしかありません。皆さんも気をつけてください。思わぬ落とし穴でした。自作を守り抜き、読者を獲得するのは大変です。

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    2016年4月 9日 (土)

    綾瀬はるか主演のNHKドラマ『精霊の守り人』は韓流?

    綾瀬はるか主演のNHKドラマ『精霊の守り人』を視聴したのですが、あれは韓流ですか?

    原作が有名みたいだし、女優の綾瀬はるかさんには好感を持っているので視聴してみたのです。

    原作やドラマに関してググってみたところ、NHKが放送開始して90年を迎えるにあたり、記念企画した大河ファンタジーということですね。ドラマは3年にわたり3シーズン全22回で放送予定とか。

    『精霊の守り人』の作者は上橋菜穂子で、『精霊の守り人』は第34回野間児童文芸新人賞、第44回産経児童出版文化賞≪ニッポン放送賞≫をダブル受賞した作品とのこと。

    どう見ても、韓流ドラマにしか見えませんでした。

    原作がそうなのか、韓流風にドラマ化されたのか、疑問に思ってウィキペディアを閲覧すると、「『守り人シリーズ』は中央アジアの民俗の見聞が大きいと上橋自身は述べている」(ウィキペディアの執筆者. “上橋菜穂子”. ウィキペディア日本語版. 2016-03-30. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%B8%8A%E6%A9%8B%E8%8F%9C%E7%A9%82%E5%AD%90&oldid=59161306, (参照 2016-04-09). )とあります。

    いずれにしても、韓流が悪いとはいいません。しかし、90年記念ドラマがなぜ韓流風なのでしょうか。

    ロケなどで、韓国にお金が流れる仕組みになっているそうですよ。何せ3年もの長期ドラマですからね。

    韓国籍の男が靖国神社で起こした国際テロ未遂事件の記憶もまだ生々しく、いつまでも反日政策をとり続ける韓国に媚びたようなドラマを3年間も……まじめに受信料を払っている日本人の視聴者を馬鹿にしているとしか思えません。

    もうNHKは民放化して貰いたい。そしていっそ、保守放送だの、民進放送(台湾の民進党と紛らわしい党名はやめてほしい)だのといったカラーのはっきりした放送局を立ち上げてほしい。

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    2016年4月 8日 (金)

    輸入食品問題と関係のある、わが国のジェネリック問題

    過日調べたジェネリック問題について書いておこう。

    Deceive1299043_640_j

    検索ワードでヒットした記事は書かれた時期がバラバラである上に、海外の場合は医療制度や社会システムの違いがあって、うまくまとめることができなかった。

    それでも、明らかになったことがあったのだった。

    このことは、循環器クリニックの受診日に調剤薬局で確信したことでもある。ジェネリック医薬品は有効成分以外の添加物とコーティングの問題が見過ごせないものであること、そしてこの問題は輸入食品問題と密接な関係にあるということだ。

    • 2016年3月16日 (水)
      15日に循環器クリニック受診(調剤薬局替えようかなあ…)
      http://elder.tea-nifty.com/blog/2016/03/15-a256.html

    世界のジェネリック医薬品の5分の1はインドの製薬会社で作られているという。

    「開発途上国の薬局」といわれているインドのジェネリック医薬品は安価、高品質、高い安全性で知られているらしい(もちろん、問題のあるものもある)。

    インドがそのようなジェネリック医薬品を供給できるのは、医薬品の特許に関する法律が他の国とは異なるというインド特有の医薬品事情にある。

    2005年までのインド国内の特許法では、医薬品は特許として認められていなかった。特許が切れていない薬でも合法的にジェネリックを作ることができたというわけである。国境なき医師団の活動を支えているのがインドのジェネリック医薬品だそうだ。

    そのインドでも、2005年に医薬品の特許を認める法律が制定された。ところが、2005年以降も「合理的な実施料」を特許権を有する製薬メーカーに支払えば引き続きジェネリック医薬品を製造でき、またインドで医薬品の特許を取ることは大変難しいらしい。

    一方、日本では危険な中国・韓国製が大量に流通しているという。外見は日本製、中身は外国製というジェネリック医薬品は多いそうだ。以下の記事を参照されたい。

    • http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160110 /Bizjournal_mixi201601_post-5128.html (2016年1月10日,ビジネスジャーナル,宇多川久美子「薬の原価率 はわずか1%で暴利?安価で危険な中国・韓国製が大量流通… 」)

    記事に「下水道からくみ取った油を原料に製造した抗生物質が日本に輸出されていたと報じられたこともあるように、中国は安全性に関して無法地帯のような状態です」とあるが、わたしは下水道から汲み取った油を原料とした抗生物質が日本で出回っていたとは知らなかった。

    近畿大薬学部の研究チームがまとめたジェネリックの使用状況によると、ジェネリックを処方された割合が最も低かったのは公務員たちが加入している共済組合だったという見過ごせない情報も閲覧した。

    日本人は食品は警戒しても、ジェネリック医薬品はスルーして口に入れている! 食品以上に警戒が必要だろうに。かくいうわたしも、騙されて5年間もジェネリック医薬品を服用した口だった。

    この問題の根は深く、サイト「余命三年時事日記」でとり挙げられてきた問題とつながっていて一朝一夕に解決できるとは思えないので、とりあえずは自分の身は自分で守るしかないように思う。

    • 余命三年時事日記
      http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/

    日本人の命を本当に軽く扱ってきたのは、第二次大戦中の日本政府ではなく、国内の反日勢力であることを我々日本人は自覚するべきである。

    関連記事:

    • 2016年1月 7日 (木)
      余命時事ブログで閲覧したジェネリックに関する重大情報 ①
      http://elder.tea-nifty.com/blog/2016/01/post-1933.html
    • 2016年1月13日 (水)
      余命時事ブログで閲覧したジェネリックに関する重大情報 ②
      http://elder.tea-nifty.com/blog/2016/01/post-5c54.html
    • 2016年1月14日 (木)
      余命時事ブログで閲覧したジェネリックに関する重大情報 ③
      http://elder.tea-nifty.com/blog/2016/01/post-18ce.html
    • 2016年3月21日 (月)
      ジェネリックのコーティング・添加物問題
      http://elder.tea-nifty.com/blog/2016/03/post-3b06.html

    余命三年時事日記 
    余命プロジェクトチーム (著)
    単行本(ソフトカバー): 224ページ
    出版社: 青林堂 (2015/12/17)
    ISBN-10: 4792605369
    ISBN-13: 978-4792605360

    余命三年時事日記ハンドブック
    余命プロジェクトチーム (著)
    単行本(ソフトカバー): 159ページ
    出版社: 青林堂 (2016/3/17)
    ISBN-10: 479260544X
    ISBN-13: 978-4792605445

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    Kindle版児童小説『すみれ色の帽子』をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます!

    3月31日にKindle版児童小説『すみれ色の帽子』(ASIN:B00FB4K0X2)をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます!

    『すみれ色の帽子』をお買い上げいただいたのは9冊、KENPC(Kindle Edition Normalized Page Count)でお読みいただいたのは今回で4冊です。

    サンプルをダウンロードできます。
         ↓

    すみれ色の帽子

    以下は、他の99円の短編児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

    卵の正体

    ぼくが病院で見た夢

    花の女王 (児童書)

    ぬけ出した木馬

    マドレーヌとわたし

    マドレーヌとわたし(漢字使用)

    以下は中編児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

    田中さんちにやってきたペガサス

    以下はシリーズ物の第1巻です。冒険前夜の物語です。サンプルをダウンロードできます。

    不思議な接着剤1: 冒険前夜

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    ニトロペン1錠。

    昨日の夕方、冠攣縮性狭心症から来たと思われる腹部症状にニトロペン1錠舌下。外出したころから体調が崩れてきたような気がしていたところ、おなかの調子がおかしくなった。

    わたしはよく冠攣縮性狭心症の発作と絡んでおなかの調子が変になることが多い。でも、その時点では単なる胃腸の症状と区別がつかないので様子を見ていた。

    すると、例によって、腰回りからおなか、手足が腫れぼったくなり、とまりにくい咳が出て心臓が重く感じられるようになったので、ニトロペンを使用した。

    20160407172948b_2

    胸より、腹部がどんどん涼しくなったので(血行がよくなるとわたしは涼しさとして感じる)、腹部症状はやはり発作によるものだったようだ。専門家のサイトにも、狭心症の症状や徴候として腹部膨満感、ガス、腹部不快感などの消化不良症状が生じることもあると書かれている。

    軽い吐き気、軽いめまいもあった。

    健康人に戻ったわけではないから、こんな風に不調の波は相変わらずやってくるにしても、その波は以前よりずっと低い。冠攣縮性狭心症の予防薬をジェネリックから先発品ヘルベッサー、アイトロール、シグマートに戻してから、暮らしの質が格段によくなったことは間違いない。

    これで外出しても平気なくらい体力がついてくれればと思う。どうしても影響が出てしまうとはいえ、外出中に何ともなくなっただけでも大きな違いなのだから、それは贅沢な願いだろう。

    プロタルコス(丸橋 裕訳)『モラリア 5(西洋古典叢書)』(京都大学学術出版会、2009)にニトロペンの殻をのせてみた。

    『英雄伝』で有名なプルタルコスは随想集『モラリア(倫理論集)』でも知られている。『モラリア』の中の1編が岩波文庫から(柳沼重剛訳)『エジプト神イシスとオシリスの伝説について』として出ていたのを20年前に読み、格調の高さに打たれた。

    今回図書館から借りた『モラリア 5』には同じ作品が「イシスとオシリスについて」というタイトルで収録されている。他に「ピュティアをめぐる対話篇」から3編。

    「イシスとオシリスについて」を執筆したとき、プルタルコスはデルポイにおけるアポロンの神官だった。プルタルコスについて書くつもりだったが、別の日に。

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    2016年4月 7日 (木)

    短編児童小説『ぼくが病院で見た夢』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます!

    Kindle版短編児童小説『ぼくが病院で見た夢』をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

    3月29日ごろ、お買い上げいただいたようです。

    『ぼくが病院で見た夢』は16冊目のお買い上げでした。

    サンプルをダウンロードできます。
        ↓

    ぼくが病院で見た夢 [Kindle版] 

    以下は、他の99円の短編児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

    卵の正体

    ぬけ出した木馬

    花の女王 (児童書)

    マドレーヌとわたし

    マドレーヌとわたし(漢字使用)

    以下は中編児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

    田中さんちにやってきたペガサス

    以下は日記体児童小説です。サンプルをダウンロードできます。

    すみれ色の帽子

    以下はシリーズ物の第1巻です。冒険前夜の物語です。サンプルをダウンロードできます。

    不思議な接着剤1: 冒険前夜

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    2016年4月 6日 (水)

    Notes:不思議な接着剤#93 カタリ派が『ヨハネ福音書』を偏愛した理由

    ノート91で、わたしは次のように書いた。

    • 2016年2月28日 (日)
      Notes:不思議な接着剤#91 釈迦牟尼仏の哲学を説いたイエス
      http://elder.tea-nifty.com/blog/2016/02/t-1a90.html

      『ヨハネ福音書』がグノーシス的とは一般にもいわれているところで、カタリ派がグノーシス的であったことから考えると、カタリ派が『ヨハネ福音書』を愛した理由もわかる気がするのだが、偏愛したほどの理由が結局のところわたしにはわからない。

    ところが、エレ―ヌ・ペイゲルス&カレン・L・キング『『ユダ福音書』の謎を解く』(山形孝夫・新免貢訳、河出書房新社、2013年) を読む中で、共観福音書とヨハネ福音書の違いが浮き彫りになり、なるほど……と思わせられた。

    共観福音書というのは、比較のための共観表が作成されたマルコ福音書、マタイ福福音書、ルカ福音書のことで、この三つの福音書は共通点が多い。

    エレ―ヌ・ペイゲルス、カレン・L・キングはイエス亡きあと、集団の指導者争いが起きた可能性が高いことに注意を促し、マルコ福音書、マタイ福音書、ルカ福音書がペトロを指導者として描いているのに対して、ヨハネ福音書だけが違った見方を示していると書く。

    『ヨハネ福音書』の著者も、ペトロが弟子集団のなかで重きをなしていること認めている。しかし、著者は一貫して、弟子集団のなかで最も高位にある者と彼が見なす者――それは「イエスの愛しておられた者」(『ヨハネによる福音書』13章23節)と彼が単純に呼ぶ者――を除けばの話であると限定づきである。 (ペイゲルス&キング,山形・新免訳,2013,p.66)

    『ヨハネ福音書』では、「イエスの愛しておられた者」は明らかにペトロより高位に置かれている。

    「イエスの愛しておられた者」はヨハネ福音書にはたびたび登場し、共観福音書には登場しない。

    このイエスに愛された弟子が誰であったかについて、古来憶測を呼んだようであるが、わたしはこの人物の特異な描かれ方について、昨日になるまで全く気づかなかった。

    レオナルド・ダヴィンチ「最後の晩餐」からダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』に至るまでイエスの影のように存在する人物像のモチーフとなり、果てはバチカンに付きまとう男色傾向の原因となってきたものが何であるかをわたしはこれまでわかっていなかったことになる。

    だが、それもそのはず、翻訳の問題があったのである。主に新改訳聖書刊行会訳で新約聖書を読んできたわたしが気づかなかったのも仕方がない。

    「イエスの愛しておられた者」を女性と考えるか男性と考えるかで、ヨハネ福音書の世界は180度変わってくる。

    その部分を、わたしが大学時代、集中的に丹念に読んだ新改訳聖書刊行会訳と後年参考のためにカトリック教会付属の書店で買ったフランシスコ会聖書研究所訳とで比較してみよう。

    弟子のひとりで、イエスが愛しておられた者が、イエスの右側で席に着いていた。(ヨハネ13.23,新改訳聖書刊行会訳,1970,p.190)

    弟子の一人が、イエズスの胸に寄り添って食事の席に着いていた。その弟子をイエズスは愛しておられた。(11)(ヨハネ13.23,フランシスコ会聖書研究所訳,1984,p.360)

    フランシスコ会聖書研究所訳では異様な光景に思えるが、この箇所には次のような注がつけられている。

    「食事の席に着いていた」は直訳では「横になっていた」。宴会では、身を横たえながら左肘をついて食事をするのが当時の習慣であった。「弟子の一人」はイエズスの右側に横になり、顔をイエズスの胸に近づけていたのであろう。 ((11),フランシスコ会聖書研究所訳,1984,p.361)

    イエスたちはローマ式のマナーで食事をしていて、最後の晩餐でもそうであったというだけの話であるが、そうした予備知識なしに読むと、官能的なムードの最後の晩餐に思えてギョッとする。

    何にしても、最後の晩餐で皆が身を横たえて飲み食いしていたと考えると、イメージが狂う。

    自身の磔刑死を予感していたイエスが最後の晩餐の席で最愛の者を最も身近に置きたいと思ったとしても、何の不思議があろうか。

    イエスがしばしばラビと呼ばれ、ラビは結婚していたことが普通であったことから考えると、その最愛の者が最高位の弟子であり、また最愛の者であったと外典が語るマグダラのマリアであってはなぜいけないのか。

    正典から除外された、いわゆる「外典」に分類されるグノーシス主義的福音書『マリア福音書』ではマグダラのマリアとペトロが口論し、『フィリポ福音書』ではイエスがマグダラのマリアを全ての弟子たちよりも愛してしばしば口づけしたと書かれ、『トマス福音書』では女性蔑視とマグダラのマリアに対する敵意を露わにするペトロをイエスがたしなめる。

    こうした外典を知ってしまうと、イエスに愛された弟子はマグダラのマリア以外に考えられず、その事実をぼかし、曖昧にするために架空の「イエスに愛された弟子」が追加されたとしか考えられなくなる。

    つまり、「イエスに愛された弟子」もまたマグダラのマリアであり、マグダラのマリアは表現上の工夫から二人に分けられた。ヨハネ福音書ではマリアをペトロより高位に位置づけながら、そのことをぼかすために架空の弟子が配置させられたのだ。

    グノーシス主義的な福音書が正典として生き残ってこられたのは、こうした工夫があったからこそだろう。もっとも、「イエスの愛しておられた者」が実在した他の人物であったことを否定する根拠には乏しい。

    ヨハネ福音書をごく素直に読めば、「イエスに愛された弟子」は使徒ヨハネだと考えるのが自然であろうから、そうだとすれば、そこにはプラトン描く美少年愛好癖のソクラテスかと見まごう光景が最後の晩餐では繰り広げられていたことになり、バチカンが男色にお墨付きをもらったような気分に誘われるのも道理な話ではある。

    ただ実際にはソクラテスの美少年愛好癖はひじょうにプラトニックな、情操を高めるためのアイテムといってよい性質のもので、こうした傾向にしても、「秘すれば花」的男色を語る『葉隠』にしても、ここまでプラトニックになると、もはや男色とは呼べない種類のひじょうに高級な情操であろう。

    イエスと母マリアが列席している印象的なカナの婚宴が出てくるのもヨハネ福音書である。イエス自身の婚宴との説もある(結婚相手はマグダラのマリア)。他人の婚宴で母マリアが葡萄酒の心配をして息子イエスに相談するのは妙だが、それが息子の婚宴だったとすると不自然な話ではない。

    いずれにしても、ペトロよりもマグダラのマリアと「イエスに愛された弟子」が存在感を持つグノーシス主義的ヨハネ福音書を異端とされたカタリ派は偏愛したということである。

    ブラヴァツキーの著作にマグダラのマリアに言及した箇所をわたしは見つけていないが、ブラヴァツキーはグノーシス派を高く評価している。

    仏陀とピタゴラスではじまり、新プラトン派とグノーシス派に終わるこの時代は、頑迷と狂信の黒雲によって曇らされることなく、過ぎ去った幾時代もの昔から流れ出た輝かしい光線が最後に集まって現れた、歴史の中に残された唯一の焦点である。 

    H・P・ブラヴァツキー(田中恵美子&ジェフ・クラーク訳)『シークレット・ドクトリン 宇宙発生論(上)』神智学協会ニッポン・ロッジ,1989,序論p.181

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    2016年4月 5日 (火)

    謎めいている『ユダ福音書』

    2月11日に書いた過去記事で、次のようなことを書いた。

    荒井献『ユダとは誰か』(講談社、2015年)を読んで、もう一つ『ユダの福音書』のイメージが掴めず、グノーシス文書の中でどう位置づければいいのかもわかりませんでした。

    図書館にこの方面の第一級の研究家二人の共著、エレ―ヌ・ペイゲルス&カレン・L・キング『『ユダ福音書』の謎を解く』(山形孝夫・新免貢訳、河出書房新社、2013年) があったので、夫に頼んで借りてきて貰いました。

    エレ―ヌ・ペイゲルスはナグ・ハマディ研究で大層有名な人で、プリンストン大学初期キリスト教史学の教授。カレン・L・キングはハーヴァード大神学部教授です。

    カレン・L・キングは以下の記事を書いた時期にテレビのニュース番組で見ました。時間をかけた貴重な研究の成果をバチカン関係者(だったかな)にあっさり否定されていましたっけ。

    しばらくこの方面の読書から離れていたので、二人のその後の研究がどうなったか知りませんでしたが、『ユダ福音書』を共同研究していたなんて、夢のよう。

    『「ユダ福音書」の謎を解く』には『ユダ福音書』の原典が注解付で載っています。まだざっと読んだだけですが、これは驚くべき作品です。

    図書館から繰り返し借りてエレ―ヌ・ペイゲルス&カレン・L・キング『『ユダ福音書』の謎を解く』(山形孝夫・新免貢訳、河出書房新社、2013年)を読んできて、『ユダ福音書』が驚くべき作品であるという印象は変わらない。

    この作品が思想弾圧を受けなければ、人類の歴史が大きく変わっていた可能性すらあると思う。

    ただわたしには謎めいた作品に思えるところがあり、どうしてもわからない、理解を超えた部分がある。

    エレ―ヌ・ペイゲルス、カレン・L・キングによれば、『ユダ福音書』は新約聖書に登場するユダによって書かれたものではなく、ユダの死後100年を経過した150年代のある時期に執筆されたと推定される文書である(2世紀の教父エイレナイオスの著作『異端反駁』を根拠として)。

    『ユダ福音書』の写本は1970年代のある時期に、エジプト中部の砂漠の洞窟墓の石灰岩の箱の中から何世紀もの間眠っていた古代文書群の一つとして発見された。これらの文書は2001年に古文書の専門家の手に渡るまで、美術商たちによって各地を転々とさせられて損傷はひどかった。復元作業に5年が費やされた。

    ユダを主人公としたグノーシス的作品『ユダ福音書』の中心テーマは、生け贄を伴うユダヤの神殿儀礼に由来する犠牲(殉教)及び贖罪の否定であろう。

    中断します。この記事は書きかけです。書きかけが溜まっていきます。

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    2016年4月 4日 (月)

    エッグベネディクトワッフル

    アフタヌーンティー・ティールームの「エッグベネディクトワッフル ¥1,490(紅茶付き)」。

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    甘くないワッフルもいいものですね。向かって右側の何ものっていない塩味のチーズワッフルが新鮮でした! もちろん、ビスクソースを添えた海老、アボカド、ブロッコリー、ポーチドエッグののったワッフルも美味。

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    写真ではわかりませんが、ザクロの粒が散らばっていました(グレープフルーツの実も)。ザクロの粒のなつかしい酸っぱさ。子供のころ住んでいた家の裏庭にザクロの木があって、馴染みの果物でした。今スーパーで買おうとすると、高くて驚きます。

    豆乳のコーンスープはヘルシーな美味しさでした。

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    三浦関造氏の見えざる働き

    アクセス解析を見ると、「神智学、神智学協会、ブラヴァツキー、竜王会、三浦関造、アグニ・ヨガ、ヘレナ・レ―リッヒ」などの検索ワードで当ブログにお見えになるかたがちょくちょくあるようです。

    わたしは「竜王会」と「神智学協会ニッポン・ロッジ」の一会員ですが、ブログに綴っていることはあくまで個人的、私的な覚書や研究のためのものであることを改めてお断りしておきます。

    正確な情報は、会のホームページや会へのお問い合わせなどを通じてお求めになってください。

    三浦関造先生のご息女であり、神智学協会ニッポン・ロッジの初代会長であった田中恵美子先生の没後、竜王会が「竜王会」と「神智学協会ニッポン・ロッジ」に分かれました。わたしには、どちらか一方だけという選択ができませんでした。どちらの会からも貴重な著作の刊行が続けられていることは喜ばしいことだと思います。

    ところで、岩間浩『ユネスコ創設の源流を訪ねて―新教育連盟と神智学協会』で、今ではすっかり左傾化してしまったユネスコのみずみずしい原点に触れることができます。

    ユネスコ創設の源流を訪ねて―新教育連盟と神智学協会
    岩間 浩 (著)
    出版社: 学苑社 (2008/08)
    ISBN-10: 4761407131
    ISBN-13: 978-4761407131

    著者で、教育学の専門家でいらっしゃる岩間先生が昨年末、竜王会の新会長に就任されました。

    わたしは岩間先生にお目にかかったことはありませんが、岩間先生が三浦先生に関する取材で田中先生没後に蔵書を預っていた人のところへお見えになったときのことを聞いたことがあります。

    蔵書を預かっていた人はその後、記紀研究のほうへ行かれたようですが、その人は岩間先生のことをずいぶん誉めていました。最初は取材で……「あっ、ミイラとりがミイラに」と不謹慎ですが思い、微笑を禁じ得ませんでした。

    故人となっても活動的(?)な三浦先生のことです。当然、三浦先生の見えざる働きがあると思われます。

    岩間先生は現在、「三浦先生の生涯」という新しい著作を準備なさっているようです。

    私的な三浦先生体験のことは、神秘主義にテーマを絞った拙ブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」のエッセー40に書きました。

    そのわたしの体験にそっくりな体験をしている人の投稿が、田中先生の没後に出た機関誌の会員投稿欄に掲載されていました(平成8年発行、総合ヨガ機関誌「至上我の光」500号、26頁)。

    その人も、子供の頃から誰に教わるでもなく、「前世は禅宗の僧侶であった」と言う思いがあったそうです。

    わたしの前世に関する幼いころの記憶は、この世とは異なるあの世の光の印象、この世に下りてくるときのシビアな心境、そして前世は僧侶として老人になってから死んだというもので、小学生のころまで前世で行っていた瞑想の習慣を保っていました。

    その後、瞑想の習慣は自分の中で廃れてしまいましたが、何かあったときは自然に行っています。中学生になるまでは、誰もがわたしのような記憶と瞑想の習慣を持ち、含羞からそのことを他人に話さないだけだと思い込んでいました。

    どこの国のどんな宗教の僧侶だったのかまでは記憶していませんが、その人は禅宗の僧侶であったことまで記憶しておられ、また三浦先生体験もわたしより詳細なもので、興味深いものでした。

    ここまで書いて、時間がなくなりました。先に済ませなければならない用事があります。この記事は書きかけです。続きは気が向けば書きます。

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    評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

    評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays 1)』(Kindle版、ASIN:B00BV46D64)をお買い上げいただき、ありがとうございます! 

    3月28日ごろ、アメリカのキンドルストアでお買い上げいただいたようです。

     『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は、これまでで58冊お買い上げいただいたことになります。

    • アメリカ……22冊
    • 日本……29冊
    • イギリス……1冊
    • ドイツ……4冊
    • メキシコ……1冊
    • イタリア……1冊

    村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち(Collected Essays, Volume 1)

    「気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 二〇〇七 - 二〇一二(Collected Essays 2)」)』(ASIN:B00J7XY8R2)は、文学界を考察した姉妹編ともいうべき1冊です。

    気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012(Collected Essays, Volume 2)

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    拙エッセーブログ「The Essays of Maki Naotsuka」を更新しました。

    なかなかエッセーブログに時間が割けず、ようやく2006年の記事をもとにしたエッセー19本の収録が終わりました。2016年まで辿り着くには時間がかかりそうです。区切りのよいところで電子書籍化したいと考えています。

    神秘主義にテーマを絞ってセレクトしたエッセーは以下の拙ブログでご閲覧ください。

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    以下は、2月から3月にかけて出した99円のKindle本です。

    花の女王 (児童書) [Kindle版] 
    直塚万季 (著)
    Kindle 価格:  ¥ 99 
    ASIN: B01C7QWFHU
    出版社: ノワ出版; 1版 (2016/2/24)

    短編児童小説ですが、大人も楽しめると思います。

    雪の二小篇 (純文学) [Kindle版] 
    直塚万季 (著)
    出版社: ノワ出版; 1版 (2016/3/4)

    メルヘン的色彩のある短編小説2編です。

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    2016年4月 1日 (金)

    小保方晴子氏のホームページ(ミラーサイト)で見た宝石のように光る細胞の写真

    2016年4月2日の追記
    アクセスできなくなっていた小保方氏のホームページでしたが、アクセス可能になったようです。

    https://stap-hope-page.com/

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    科学音痴のわたしの目にもマスコミの騒ぎ方は異常、醜悪で、そのバッシングの対象となった小保方晴子氏とSTAP細胞に興味を持ってしまった。

    今年の2月22日の過去記事に「話題になってかなりになる小保方晴子『あの日』も読んでいる。科学に関してはちんぷんかんぷんなことが多いので、興味自体あまりなかったのだが、あまりに騒がれているので。小保方さんを問題視した毎日記者の本もざっと読んだ。文学的観点からしかわからないが、取材に偏りがありはしないか?」と書いたように、『あの日』と『捏造の科学者 STAP細胞事件』を読んだ。

    事の真偽はわからないながら、小保方氏の著作に心を打たれた。

    専門的な部分はおぼろげにしかわからないが、知と情のバランスが完璧にとれた構成で(さすがは科学者の著書だ)、綺麗なわかりやすい文章で書かれている。専門的な部分の丁寧な説明とその間から零れる豊かな情操が印象的である。

    その小保方氏がホームページを開設したというニュースが流れた。さっそくアクセスしてみると、アクセス集中でサーバーダウンの気配。

    20160305225923

    わたしのような科学音痴までアクセスするからだと思い、数時間置いて再びアクセスすると、今度は警告が出た。

    Obo_20160401

    ふーん。過去記事で紹介した拡張機能Flagfoxを使えば、どこにサーバーが置かれているかなどわかる。

    今夜、先ほどアクセスしたら今度は……

    Obo_20160401_6

    アクセスできない理由がバラバラ。

    サイト「小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会」ではサイバー攻撃が原因で閲覧できない状態となっていると書かれている。

    • http://blog.livedoor.jp/obokata_file-stap/archives/1054987674.html

    余命ブログや保守系サイトに対する攻撃を連想させられる。

    こちらも幸い魚拓がある(前掲有志の会のサイトで紹介されている)。小保方氏のサイトはすべて英文である。

    トップページで小保方氏は、STAP細胞の作製手順などの情報を科学的なコミュニティに提供すると述べ、まだうつ病の治療を受けている状態ながら徐々に更新を続けていくと書いている。

    小保方氏の著書を読むと、わたしのような科学音痴でも光る細胞を見たくなる。「Results of the STAP verification experiment」のページに掲載された写真は感動的だ。何粒もの宝石みたいに光っている。

    小保方氏の著書に、小保方氏が亡くなった笹井先生と科学の女神様の話をする場面が出てくる。その場面を思い出した。そのあまりにも美しい文章を読むと、科学・宗教・哲学が一つであった古代アレクサンドリア学派を連想した。お二人はヒュパティアの系譜に連なる科学者だと思う。

    そして、以下の部分を読むと、神聖な古代科学の世界から(あるいは現代科学の世界から)中世の魔女裁判にタイムスリップしたようで、困惑させられる。

    私に実際に課せられた検証実験の条件は、記者会見で発表された内容よりずっと厳しいものだった。「魔術を使うことを防ぐために」監視カメラや立会人による24時間の監視に加え、私の行動のすべては立会人によって記録された。(217頁)

    比喩として使われたにしても、別の箇所にも出てくるのである。「私を採用してくれた先生たちからは「魔術を使う」と言われ、誰も信じてくれない」(218頁)

    現代科学の現場で「魔術」という言葉が出てくること自体驚きだが、小保方氏に加えられたこうした圧力は万全を期するためというよりはどこか演劇的で、別の目的があったかのようである。

    STAP細胞事件関係の著作を挙げておく(2冊以外はこれから図書館から借りて読む予定)。

    あの日
    小保方 晴子 (著)
    出版社: 講談社 (2016/1/29)
    ISBN-10: 4062200120
    ISBN-13: 978-4062200127


    STAP細胞 残された謎 (Parade books) 
    佐藤貴彦   (著)
    出版社: パレード (2015/12/7)
    ISBN-10: 4434212273
    ISBN-13: 978-4434212277


    捏造の科学者 STAP細胞事件
    須田 桃子 (著)
    出版社: 文藝春秋 (2015/1/7)
    ISBN-10: 4163901914
    ISBN-13: 978-4163901916


    STAP細胞はなぜ潰されたのか ~小保方晴子『あの日』の真実~
    渋谷 一郎 (著)
    出版社: ビジネス社 (2016/4/21)
    ISBN-10: 4828418725
    ISBN-13: 978-4828418728

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