« 歴史短編1のために #24 江戸時代を支えた高齢者パワーと幕府の工夫 | トップページ | 『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! »

2015年11月27日 (金)

元気です、給湯設備が壊れて温泉通い、創作三昧です。

このところブログ更新のための時間がとれず、更新を怠っておりますが、元気ですので、他事ながらご休心ください。

給湯設備が壊れて温泉通いしなければならず、修理が終わってからはブログに割く時間がどうしてもとれなかったほど創作三昧です。

12月が間近で、そろそろ貴重な資料を提供していただいている郷土史家にご挨拶とご報告をしなければと思っているのですが、わたしは短編5編をまず執筆して、それをあとで長編に纏める予定で計画を進めています。

なかなか準備段階から抜けられませんでしたが、ようやく最初の1編に着手し、まあまあ順調な運びです。出来上がったら郷土史家にお送りして、読んでいただければと思っています。

昨年は歴史小説の書きかたを頭ではわかっているつもりでも、どうしても文章が出て来ず、執筆を中断して下準備に時間をとることにしましたが、それが正解でした。

ただ、歴史小説は和暦と西暦の違いや、習慣の違いなどあって、うっかり現代の視点で書いてしまい、慌てることがよくあります。

和暦から西暦変換(年月日)してくれる便利なサイトがあります。リンクは許可が要るようなので、サイトの紹介はしませんが、「和暦から西暦変換」というワードでググったらすぐに出て来ます。

江戸時代の大名が参勤交代の際などに利用した御座船(貴人が利用した豪華な屋形船)を出したいと思いましたが、当時の絵で見てももう一つぴんときませんでした。平成の時代に現れた御座船 安宅丸クールーズなんてのもあるようですが。

鹿島藩主・鍋島直條が樓船(屋形船)に乗船中に風雨に遭い、壁に寄りかかって読書した様子などを紀行作品に書いていて生々しく、それが、以下のオンライン論文で紹介されています。

論文を拝読し、鍋島直條という人が想像以上に文学大名(文人大名というべきですね)であることがわかりました。

わたしは直條が著した萬子媛の小伝『祐徳開山瑞顔大師行業記』を読んで、ひじょうに印象的でしたが(郷土史家が漢文を読みやすくしてくださっていました)、直條に文学作品は少ないと思っていたのです。

ところが……大変多作であったことが論文を読んでみればわかります。そして、引用を読んでみるだけでも、文学的魅力に富んでいて、驚かされました。

漢詩文・和歌・連歌・俳諧といったジャンルの作品を自在に散りばめた紀行、日記といった創作スタイルです。現代でしたら、ブログ記事に様々なジャンルの文芸作品を散りばめるようなものでしょうね。

批判精神も旺盛で、林家に学んだ青年時代は僧侶を批判し、また出版界を、中国明清の詩文を批判したりしているようです。が、それは豊富な読書や『杜詩』の生涯を通しての熟読の上になされているものだとか。引用を読むだけでも、浅はかな批判でないことは伝わってきます。そして、次第に詩文を愛好する僧侶たちとの交遊が広がったようです。

遠い時代の故郷のお殿様の潜在的な影響を受けているのだろうか、と思うほど、自分の文学傾向に似ているものを感じてしまいました。

現代語訳版で出版されたら、現代人にも受けるのではないでしょうか。そのような瑞々しさがあります。

わたしの短編の中では、鍋島直條公はまだ幼児です。

近いうちに、創作の都合上、カテゴリー「Notes:初の歴史小説」と「萬子媛 - 祐徳稲荷神社」は2回目の非公開とさせていただきます。

他にもいろいろと書きたいことが溜まっているのですが、今月いっぱいは作品に没頭するつもりなので、あまり更新できないでしょう。しばらくお待ちくださいね。すてきな年賀テンプレートの紹介記事や温泉のことなども書きたいです。

短編を仕上げたら、歴史小説の次の短編の構想を練りながら、電子書籍を2冊ほど出したいと考えています。今年はまだ1冊も出していません!

そういえば、Kindle本をお買い上げいただきました。あとできちんと報告しますが、ありがとうございました!

ではでは。

|

« 歴史短編1のために #24 江戸時代を支えた高齢者パワーと幕府の工夫 | トップページ | 『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! »

Notes:江戸初期五景1(萬子ひめ)」カテゴリの記事

家庭での出来事」カテゴリの記事

文学 №2(自作関連)」カテゴリの記事

萬子媛 - 祐徳稲荷神社」カテゴリの記事