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2015年10月 1日 (木)

『ベールをとったイシス 第1巻 科学上』のレビューを書きました

夏に上梓されたブラヴァツキーの『ベールをとったイシス 第1巻 科学下』を購入しましたが、まずは『ベールをとったイシス 第1巻 科学上』のレビューをAmazonに書きました。

これをきっかけとして、これまでに読んだブラヴァツキーの著作のレビューを書いていきたいと思いますが、ちゃんと読んで理解してから……と思うと、なかなか書けません。

Amazonに書いたレビューをここにもアップしたいと思いますが、いいのかなと思い、ググってみたら、自分で書いたAmazonレビューを自分のブログに引用している人はいらっしゃったので、わたしも……。

ベールをとったイシス 第1巻 〔上〕―古代および現代の科学と神学にまつわる神秘への鍵 科学 上 (神智学叢書)
H.P.ブラヴァツキー (著), ボリス・デ・ジルコフ (編さん),  老松 克博 (翻訳)
出版社: 竜王文庫 (2011/01)

人類が紡いだ思想の醍醐味を味わえる

訳者あとがきによると、『ベールをとったイシス』の原書は2巻本だそうですが、この邦訳版は4冊構成になる予定だそうです。
今夏2冊目が上梓されて、わかりやすい日本語で読めるありがたみを噛みしめています。
編者ジルコフの「前書きにかえて」を読むと、この本がどんなに苦労して書かれたかがわかり、胸が痛くなります。
邦訳版『シークレット・ドクトリン (宇宙発生論 上) 』とずっと格闘(?)してきましたが、『ベールをとったイシス』を先に読むと(これも読んでいる最中ですが)、『シークレット・ドクトリン』が読みやすくなる気がします。
ピタゴラス、プラトン、新プラトン派に興味のある人は、読み始めたらやめられなくなると思いますよ。
イアンブリコスについて(また彼を通してピタゴラスについて)知りたいと思っても、外国語ができないわたしには彼の著作を2冊見つけられただけでした。『ピュタゴラス伝 (叢書アレクサンドリア図書館) 』(国文社、2000)と『ピタゴラス的生き方 (西洋古典叢書)』(京都大学学術出版会、2011)です。
2冊は内容的に重なる部分が多いですが、「伝」として出ている方は図書館から借り、「生き方」として出ている方は購入して大事に読みました。
そのイアンブリコスが初めのほうから出てきたので、興奮しました。
また調査、研究が進み出した原始キリスト教について、もっと知りたいと思っていたのですが、本書では他の思想とのつながりの中で浮かび上がってきます。清冽な水の流れを追うように思想を辿れる著作はなかなかありません。ほとんどが、途中で淀んだ水溜まりとなって、どこへも流れなくなっていたり、流れがどこから来ているのかがわからなかったりするのです。
東洋思想はわたしにはむしろ言葉が難しく感じられ、頭に入ってきにくいのですが、西洋思想と対照される中で、少しずつ理解が進むようになりました。
続く2冊が上梓される日を首を長くして待っています。でも、どうか無理をなさらずに、すばらしいお仕事をお続けください!

ベールをとったイシス 第1巻 〔上〕―古代および現代の科学と神学にまつわる神秘への鍵 科学 上 (神智学叢書)

ベールをとったイシス〈第1巻〉科学〈下〉 (神智学叢書)

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