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2015年6月 7日 (日)

べニグノ・アキノ3世フィリピン共和国大統領の国会演説に、共感!

6月3日、国賓として来日したベニグノ・アキノ3世フィリピン共和国大統領が国会を訪問し、両院議長主催による歓迎会が参議院議場において行われ、アキノ大統領が演説を行いました。

アキノ大統領は、東アジア並びに東南アジアの海洋や沿岸地域の繁栄は物や人の自由な移動に大きく依存しているが、国際法に反したやり方で、新たに地理的境界や権限を書き換えようとする試みが行われており、この繁栄が損なわれる危険に晒されているといいました。

演説の中でそうした不法行為を行っている国の名は出てきませんでしたが、その国とは当然中国に他なりません。

わが国も尖閣諸島、沖縄が中国による脅威に晒されているので、アキノ大統領の危機感や協力の必要性を訴える切実な声には共感できますね。

国会で審議されている集団的自衛権、安保法制に関する議論は、こうしたところから出てきた課題です。

安倍首相をヒトラーになぞらえる日本人がいますが、アキノ大統領は3日、都内で講演したとき、南シナ海で地域の緊張を高めている中国の動きを戦前のナチス・ドイツになぞらえました。

アキノ大統領の感覚こそが極めてまともな感覚、世界に通用する常識的な物事の見方です。

マスコミがのっとられているといわれて久しいですが、一般人が普通に情報を求める手段が歪められてしまっているのであれば、わたしたちは日常的に異常な感覚に置かれ、彼らから絶えずストレスを与えられずにはすみません。

文学に生きてきたわたしは、ずっとそうしたおかしさを感じてきました。日本の文学はもうすっかり食い尽くされてしまっています。日本における文学の伝統ということを考えると、絶望感に駆られます。

文学運動を興すための仲間がほしいと思っても、知り合った書いている人は読書しない、賞狙いばかり。そうした人々から受賞していき、やがて審査員になります。

ただ、自分の感覚がまともだったとわかった今になって、大手出版社の保護下で作家になるということはあちら側に組み込まれることで、無名でいられるのも、自身の文学観を貫いてきたからだと思えるようになりました。

作家になるチャンス――かもしれない――と思ったことが数回ありましたが、もしそのときなれていたとしたら、自分の感覚や信条に反する世界に組み込まれたことに気づき、恐怖を覚えたかもしれません。

本当に文学を愛する物書きは、ここ日本では、何というパラドックスを生きらざるをえないのでしょうか。

左派の言い分に耳を傾けていると、頭がおかしくなります。常識を逸脱し、中国の勝手な言い分に限りなく寄り添う彼らは、わが国を中国の日本自治区にしたいのだとしか思えません。

KAZUYAくんがアキノ大統領の講演について、わかりやすく解説しています。

参議院議場において行われたアキノ大統領の演説は格調高いものでした。

参議院のホームページで、国会演説の審議中継映像を「参議院インターネット審議中継」で視聴でき、フィリピン共和国大統領演説をPDF形式でダウンロードできます。

YouTubeに音声のみの通訳の声がよく聴きとれる動画がアップされていたので、貼り付けておきます。

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