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2015年4月23日 (木)

草鞋を履いていた江戸時代の馬。YouTubeで見つけた「犬のような猫」の傑作動画。

過去記事に書いた疑問について、調べていました。

で、大体結論らしきものは出たのですが、念のために、出島三学者エンゲルベルト・ケンペル、カール・ツンベルク、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトのうち、ケンペルとシーボルトの江戸参府記録の本が家にあるので、それらを読んでいるところです。

出島三学者って、全員オランダ人かと思いきや、全員オランダ人ではなく、ケンペルとシーボルトはドイツ出身、ツンベルクはスウェーデン出身です。

日本に来たのが一番早かったケンペルについてウィキペディアを見ると、興味深いことが書かれていました。

エンゲルベルト・ケンペル:Wikipedia
エンゲルベルト・ケンペル(Engelbert Kaempfer, 現代ドイツ語読みではエンゲルベアト・ケンプファー、1651年9月16日 - 1716年11月2日)は、ドイツ北部レムゴー出身の医師、博物学者。ヨーロッパにおいて日本を初めて体系的に記述した『日本誌』の原著者として知られる。

経歴
旅立ち
現ノルトライン=ヴェストファーレン州のレムゴーに牧師の息子として生まれる。ドイツ三十年戦争で荒廃した時代に育ち、さらに例外的に魔女狩りが遅くまで残った地方に生まれ、叔父が魔女裁判により死刑とされた経験をしている。この2つの経験が、後に平和や安定的秩序を求めるケンペルの精神に繋がったと考えられる。(……)

ドイツではキリスト教が裁き、日本ではキリスト教徒が裁かれ……そんな時代ですね。

ケンペルもシーボルトも描写が克明で(日本人の容貌まで、丹念すぎるくらいの描写)、当時の日本が生き生きと描き出されていて、本当に面白い。ツンベルクの本も図書館から借りて読んでおきたいです。

江戸参府旅行日記 (東洋文庫 303)

シーボルトは1823年6月に来日し、オランダ商館医となりますが、1792年の雲仙普賢岳の大噴火に興味を持ち、詳細を調べて記録しています。出島でも、ほとんど毎年大地のゆれるのが感じられると書いています。

江戸参府紀行 (東洋文庫 (87))

ところで、江戸時代の日本の馬は藁靴(草鞋)を履いていたのですね。ケンペルもシーボルトも同じことを書いていて、蹄鉄は使用されていないとあります。馬丁や従僕はすり切れたときのために、馬用の草鞋をいつも沢山用意していると書いています。

草鞋を履いた馬って、想像すると、可愛いですね。そこからつい、ご贔屓の馬――も増えました――を動画で観たくなり(児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』を書くために、お試し乗馬をして以来馬が大好きに……)、そのあと1年前くらいから気になっている「犬のような猫」「猫のような犬」の動画散策へ。

田中さんちにやってきたペガサス

こんな風で、初の歴史小説の下調べをサボっていたわけではありませんが、つい横道に逸れてしまうここ数日でした。

「犬のような猫」の動画もいろいろと視聴しましたが、わたしは以下の動画が一番衝撃的!でした。これは、猫の口つきではないでしょう。

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