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2015年2月20日 (金)

辻本清美氏(民主党)の質疑に対する安倍首相の答弁は、一聴の価値あり

只今、国会中継中(衆院予算委)。

民主党の辻本清美氏の低次元の質疑に、安倍首相はあざやかな答弁を行いました。これは、一聴の価値ありです。首相の危機管理意識がどんなものかがよくわかります。

さっそくYouTubeに動画がアップされていました。以下の動画は2/2です。首相のISILへの対応について。この動画の後半のやりとりがなかなかです。

https://www.youtube.com/watch?v=Lm8c86-N1nc

ホームページ「衆議院TVインターネット審議中継」で、国会審議テレビ中継で収録された音声と映像が、ビデオライブラリとしてそのまま提供されています。

「テロの危険が高まっているわけですから、公邸に泊まって下さい」と、しきりに首相を公邸に留めようとする辻本氏。どう考えても、怪しい提案に思えます。

それに、首相が電話で指示していたのかどうかを、しきりに知りたがっていましたが、ISIL(アイシル)がこの国会中継を視聴している可能性を考えると、どんな目的でこんな質問をするのか、大いに疑問です。

辻本氏、今日は化粧が濃いですね。勝負化粧?

以下は、安倍首相の答弁の一部です。

勿論、電話等々というのはしますよ。ただ総理大臣として、こうしたときの案件についてはですね、大きな方針を決めるということではわたしは指示しますよ。でも、わたしは中心的なオペレーターではありませんから、当たり前ですが。
そのために危機管理監というのがいるんですから。危機管理監が基本的にですね、対応というのはやりますし、また情報官もいます。その上においては、官房長官がいるわけでありますから。
わたしが判断するのは大きな方針。そして、判断が、例えば選択肢が出てきたときには、どちらにするという判断はします。そういう、すべき判断はしています。
ただ、例えばですね、身代金を払わない、という基本方針を決めるのはわたしです。そういう対応が必要になったときには、そういう判断はわたしはきっちりとしています。そういう判断を、総理大臣はするんですよ。その判断を間違えてはいけない、これが大切なんですよ。
日々どうするか、オペレーションそのものにですね、わたしが口を出すということを、こんなことをしていたらですね、官邸はまさに、かつてそんなことがあったかもしれませんが、こんなことは絶対にやっちゃあいけないことなんですよ。それがまず、常識だということを申し上げておきたいと思うわけであります。
基本的にですね、大切なことは、総理大臣というのは、そういう判断をするわけであります。

そしてですね、先ほど、確かに二人の人質の例もありますよ。でも、全国ではいろんな事件が起こっているんですから。子供の命が危険に晒される、そういう出来事が沢山起こっているじゃないですか。
でも、それは例えば警察がやる、県警本部がやる、報告は全部あがりますよ。でも、それは、そういう人たちがちゃんとやっていくんですよ。
そういう人たちだってみな、大切な命がかかっているじゃないですか。わたしたちはそういう全体に、わたしは責任を持っているんですよ。ですから、そういうものについて、まさにわたしは責任を持っている。ですから、そういう対応をちゃんとそれぞれの司、司に間違いなくやるように、そういう指示をしているということであります。

いやはや、これが民主政権だったら、いくらでも身代金を悪者に渡しちゃうのかなあ。血税を湯水みたいに使って。お手軽な人類愛で結構なことですが、つくづく自民党の安倍政権であるありがたみを再認識した次第でした。

わたしはよく国会中継を視聴していますが、安倍首相ほど居眠りしない政治家は珍しいと思います。

長時間にわたる審議中、ついウトウトしてしまうことがあってもおかしくない気もしますが、安倍首相の居眠り姿を見たことは、わたしが視聴した中では一度もありません。

常に真摯で、誠実な答弁に、だんだん惹きつけられるようになりました。よく熟睡していた小泉元首相と対照的ですね。

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