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2015年1月26日 (月)

クソコラグランプリ。反日左翼の身勝手な不満。

イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」による2人の日本人人質事件は、怖れていた事態に発展しました。

湯川遥菜さんは殺害されたようです。ただ、拘束された早い時点で殺害されていたのではないかという気がします。湯川さんが去年の8月にシリアで拘束されたのであれば、半年近く経っているわけですが、動画の湯川さんがふっくらして見えるからです。

そして、イスラム国は身代金の要求を取り下げ、後藤健二さんとの引き換えに、2005年にヨルダンの首都アンマンで起きた連続爆破事件(60人が死亡)に関与したとして死刑判決を受けたサジダ・リシャウィ死刑囚(イラク人の女性)の釈放を要求してきました。

わが国ではこの間に、後藤さんのお母様の記者会見があり、強烈な印象を残しました。わたしはリアルタイムで会見の中継を視聴しましたが、まとめサイト「BLOGOS」で全文読むことができます。

  • http://blogos.com/article/104041/

後藤さんのお母様・石堂さんは息子さんの救出を訴えかけましたが、それ以上に、憲法9条、反原発、地球の平和、軍人だった父親の思い出などに言及し、「イスラムの子どもたちが日本に来て学びたい時は私の家を宿にしてください。地球のために力を合わせて頑張ります」と話を結びました。

イスラム国とイスラム圏の混同や、「電話で交信」といった変わった表現があるところなどから、あるいはこの方も湯川さんのブログを閲覧して感じたように、心を病んでいるのではという懸念が起きましたが、母親としてより思想家として会見に臨んだのだと思えば、このような会見もありかなという気もしました。

反日左翼思想の上澄みだけを掬ったような、汚れのない、しかし抽象的すぎる石堂さんの言葉。市民活動家や反日左翼作家にありがちな毒気は全くない、痛々しいような会見でした。

ホームページや残された伝言動画などから、後藤さんが無防備なまでの美しいヒューマニズムに生きてきた人物であることが窺えましたが、母親によって作り出された思想的な無菌室の中で育った人なのかもしれません。戦後日本の美点と脆弱とを感じさせます。

もう一つ、思いがけない印象を残したのが、ISISクソコラグランプリというものでした。

それがどのようなものであるかを知っていただくために、以下の動画にリンクを張っておきます。

  • https://www.youtube.com/watch?v=qNfZ8YMOWH8

実は、わたしはこのコラに癒やされたのです。

日本人のかけがえのない生命が奪われようとしている息苦しい最中に、相手側の無慈悲な振る舞いを茶化し、風刺し、笑い飛ばす、悪戯天使(?)が舞い降りた気がしました。

批判の声は多いでしょうが、評価する声もあります。以下の「BLOGOS」の記事は、海外の評価です。

  • イスラム国(ISIS)に対するツイッター利用者の攻撃と海外からの評価
    http://blogos.com/article/104194/

沢山のコラから受ける印象は同一ではなく、明らかに行き過ぎ、無責任、ただの悪ふざけと感じられるものがあります。しかし一方では、この理不尽な許しがたい状況を、せめて仮想世界で一変させようとする、レジスタンスの意志も伝わってきたのですね。

クソコラクランプリに賛否両論あるのも、なるほどと思えました。この現象もまた、まぎれもなく戦後日本が生んだある種の突き抜けた力である気がします。

そして、反日左翼思想に傾斜した人々が、今のわが国の緊迫した状況下で安倍首相を叩く卑劣な現象は、戦後日本が生んだ悪しき産物だと思いました。何て非国民な連中でしょう。

ネット上によく出てくる、反日左翼的言動で有名な翻訳家のツイッターを閲覧すると、そこでやりとりされている内容は無責任極まるものに思えました。

整合性のとれない内容で、この日本より、彼らはイスラム国の方に遙かにシンパシーを感じているかのようでした。満足できる環境で、ぬくぬくとツイッターしている様子が窺えますがね。

彼らは「原発止めろ」といいます。原発を止めれば、日本の現状としては、石油に頼らざるをえません。中東で日本人が石油を安全に分けて貰うために、首相が中東外交に力を入れていることを、まるで慰安旅行でもしているようにいいます。

そして日本を含めた西側諸国が中東にかけている迷惑を考えれば、人道支援は当たり前の話ですが、それを彼らは「バラマキ」といいます。

彼らは憲法に縛りをかけ、自衛隊を可能な限り無力化しようとするので、この度の人質事件のような緊急事態には手足を縛られたも同然の状態であり、一国家としての満足な対応もできません。ゆすられて、相手の要求に応じれば解決、というわけにもいかないでしょう。どうしようもない状態であることは、少し考えればわかることです。

自分たちが日本の手足を縛っておきながら、彼らは「無能」と嘲笑するのです。

叩くだけで、対案を出さない彼らこそ、無能です。自分たちは手を汚さずに、メリットだけ享受したいのですね。

海外へ行く日本人は少なく、アメリカを頼っていれば安全保障問題は何とかなった時代とは、今は違うことが彼らにはわからないのでしょうか?

西側より東側の方がいいのでしょうか。それなら、自分たちだけでさっさと理想郷へ引っ越せばいいことです。

ならず者にシンパシーを感じ、へつらう者の正体は、ならず者です。

今度こそ、彼らの正体をまざまざと見せつけられた思いです。

以下にのブログ「余命3年時事日記」に勉強になることが書かれています。

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