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2013年6月の33件の記事

2013年6月29日 (土)

短編児童小説『卵の正体』のお買い上げ、ありがとうございます

 短編児童小説『卵の正体』のお買い上げ、ありがとうございます!

 この本は、これで12冊目のお買い上げでした。

 以前は電子書籍をお買い上げいただくと、すぐに感謝とご報告の記事を書いていましたが、現在は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています。

 お買い上げいただくと、大変嬉しいです。勇気づけられます。

『茜の帳』の電子書籍化を進めているところです。今度はどんな表紙にしましょうか? しばらくGIMP開いていないので、忘れてしまったのではないかと心配です。 

 サンプルをダウンロードできます。
    ↓

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「鬼ヶ島通信」掲示板への追伸の書き込み

 前の記事で、「鬼ヶ島通信」の掲示板に選評のことで書き込んだことをご報告しましたが、それが27日で、深夜に追伸を書き込ました。

“ 「気にかかったこと」の書き込みのあとに、お二方が楽しそうに書き込んでいらして(お一人は新しい編集委員の方ですよね)、ここは問題のあることを書くにはふさわしくない場所なのだろうか、ご多忙そうな編集長に直にメールすべきだったろうかとも思いましたが、とりあえず、追伸をここに書かせていただきます。

わたしの感じ方に偏りがあるのだろうかと自身を疑い、知り合いに電話をして選評を読み上げ、どう感じるかを訊いてみたところ、純文系の創作教室を主宰している男性は「盗作は落とすべきだろう! その漫画家に読んで貰ったら、盗作かどうかは一目瞭然だと思う」といいました。
中学校の校長先生は(児童文学の賞に応募を始めた奥さんの方に電話したら留守だったので、ご主人と話したのです)、「それは盗作かと思っちゃいますね。その類いのことは、あまりわからないけれど」との感想でした。書店員の女性(娘)は「それだけじゃ情報不足だけれど、盗作とまではいかないまでも、それに近いのかな。まぎらわしい書き方だよね」といいました。

わたしは物書きの立場で考えるので、偶然似てしまったのかと思いましたが、創作教室の先生が一番厳しく、一般人でもわたしより厳しい捉え方をするようです。盗作と偶然似てしまった場合では、第一に創作姿勢がまるで異なります。盗作は裁判沙汰になることだってありますよね。

この両極のどちらとも取れる書き方が問題だと思うのです。

作家の卵は弱い立場です。それは子供の立場と同じです。その多くが努力しても努力しても物にならないまま終わります。同人雑誌に掲載されることが一生の晴れ舞台であることだってあるのです。子供と同じく弱い作家の卵を保護できるのは、地位も才能もおありの先生方のような方々以外にありません。卵は簡単なことで潰れてしまいます。

一般の誤解を招きかねないこのようなことが、今後起こらないことをお願いします。事前に調査し、その必要もない程度のことであれば、書き方に注意すれば済むことだと思います。

 創作教室を主宰している男性は、こうもいいました。「掲示板に書き込んだのなら、議論が沸騰しているだろうね?」

 そうでもありませんよ。

 わたしが「購読も応募もやめる覚悟で、追伸を書き込みたいと思っています」というと、彼は「ぼくらは、ひとりでやるしかないんだよね」といいました。

 ひとりでやっている求道者みたいな仲間が点在し、何かのときにはすぐに意見が聞けるというのは嬉しいことです。これこそ、文学がもたらしてくれた友情です。

 でも、編集者のMさんがこの記事をご覧になったら、「まーた、Nさんったら」と呆れられるでしょうね。

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2013年6月28日 (金)

「鬼ヶ島通信 2013 SUMMER 第50+11号」が届きました/掲示板への書き込み

 購読している「鬼ヶ島通信」が届きました。

 購読会員は「鬼の創作道場」に作品の応募ができ、優れた作品は掲載、全応募作品について選考委員による講評が誌上で紹介されます。

 年2回発行で、次の締め切りは2013年8月31日となっています。自由部門と課題部門があり、応募作品は1人2点まで。自由部門の文字数は2000字~12000字以内。課題部門のテーマは「ひび」(タイトルは自由)、文字数は8000字以内となっています。

 投稿方法など募集要項について、詳しくは「鬼ヶ島通信」のホームページへ。
http://onigashima-press.com/

 全応募作品が講評を受けることができるのですから、「創作道場」はまことにありがたい賞だと思います。

  第10回の入選発表は以下の通りでした。

  • 課題部門 参考作品『夜明けのシーラカンス』

 以下は、ワタクシ的メモです。

 わたしは課題部門に『ぬけ出した木馬』を応募していましたが、12編中、選考会で評価の高かった作品――今回は3作品――に入ることはできませんでした。

 自由部門は20編で、評価の比較的高かったのは7作品だったそうですが、参考作品も掲載されていなかったのは一応募者、一読者としてちょっと残念でした。

 課題部門の参考作品『夜明けのシーラカンス』を拝読したので、これはわたしの簡単なレビューですが、書いておきたいと思います。

 中学二年生の不登校の少女麻衣は、夜明け前の深海に似ているような気のする町を散歩しているときに、軽やかに体操する男の人の姿にリュウグウノツカイのイメージを重ねます。コンプレックスを抱えた自分には、シーラカンスのイメージを重ねます。

 両親の離婚が、少女に起きた半年前の出来事としてクローズアップされます。

 海の生き物たちのイメージを借りる……それは、種類ごとに、また個体ごとにも違う生き物のイメージを限定してしまうことにもなるので、こうした表現法にやや疑問がわきますが、恋愛と友情のあわいにあるような心の交流は、この年齢域特有の心の動きとしてよく表現されていると思いました。

 意外性にはやや欠けるかなという印象でしたが、筆遣いが安定していますね。

 それ以外に、選評に気にかかったところがあったので、鬼ヶ島の掲示板に書き込みました。不適切な書き込みだったかもしれませんが。おまけに赤い字で表示されてしまいました~! 以下。

第50+11号をお送りくださり、ありがとうございます。
「波のそこにも」「ホッコ」を楽しみにしていたのですが、「ホッコ」は神秘性を保ったまま終わったのですね。痛痒感を伴うような、独特の神秘性ですね。物語の世界に引き込まれそうでした。購読が途中からだったので、最初から読んでみたいと思いました。
 

ところで今日は、気にかかったことがあったので、書き込みをさせていただいています。

「鬼の創作道場」課題部門の『夜明けのシーラカンス』の選評で、柏葉先生が川原泉のコミックに同じ設定のものがあるとお書きになっていましたが、こういった場合、事前に作者に確認をとることはできないのでしょうか?
応募者にとって、作品が掲載されるということは胸がときめくことだと思うのです。わたしでしたら、そうです。でも、選評を読み、「同じ設定のものがある」と書かれていたら、わたしでしたら、地獄に突き落とされた気持ちになりそうです(偶然似ていた場合、無意識的に真似ていた場合です。偶然似ていた場合は、不運としかいいようがありませんが)。
「同じ設定のものがある」「おもしろいと思わせていただきたかった」という意見にもかかわらず、他の先生方の高評価を得て作品が掲載されたのですから、この評自体は、柏葉先生の率直さや、鬼ヶ島の自由な雰囲気を感じさせてくれるものでもありますが、このように書かれると、わたしが作者であれば、相当にダメージを受ける気がします。そして、偶然似てしまう場合は防ぎようがないわけで、作品を応募するのがちょっと怖くなります。
事前に確認がとられ、ここで「同じ設定のものがあるとは知りませんでした」「前に読んだことを忘れており、無意識的に真似ていたかもしれません」「知っていましたが、それが何か?」「魔が差しました」といった真相を物語る作者の声が挿入されていれば、この件は、応募者にとって勉強になる一件となるのではと思います。
soon追伸

 わたしの『ぬけ出した木馬』に対する講評は以下のようなものでした。

木馬が逃げ出す発想は面白い(金沢)。ぐるぐる回ることにあきた木馬が空へとびたって競馬にまぎれこんだりおばあさんを助けたりする様子がたのしく書けている(末吉)。少年と馬のエピソードに絞ってもいいのでは?(岸井)。もりだくさんすぎて視点がさだまらない(柏葉)。木馬にもっとよりそって、なにをしたかったか書いてほしい(那須田)。

 どのアドバイスも参考になりました。応募するつもりであれば、もっと早く準備を始めて、できれば、次回は課題部門、自由部門の両方に応募したいのですが、文学観の違いは否めず、長居は失礼な気もしていて、応募しないかもしれません。

『ぬけ出した木馬』はワタクシ的には気に入っているので、また電子書籍化する予定です。自分の作品はだいたいどれも気にいってしまいます……子供と同じですから。夢では最近自分の作品が馬になって出てきます。

 最低価格99円になると思います(Kindleではただにはできないので)。そのうち、まとめてétudeというタイトルの作品集にするのもいいかもしれません……。

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リズムコート(サンリズムのジェネリック)雑感 ⑥戻ってきた不整脈

 リズムコート(抗不整脈薬サンリズムのジェネリック)雑感は、私用のための覚え書きです。症状も、薬の効き方も一人一人違うので、閲覧なさる方はあくまでこんなケースもあるという捉え方をしていただきたいと思います。

 深夜、咳き込んで目が覚めた。心臓はドクドク、重い。リズムコートを服用する前は毎夜当たり前に起きていたことだが、服用後はそのような症状がなくなり、快適に眠れていたので、ショックだった。

 早くも、薬が効きにくくなったということだ。薬の効果が薄れ出したことは、6月20日の記事を書いたころから感じ始めていて、服用後しばらくは不整脈がどれもピタリと抑えられていたのに、20日から今日までに、頻脈、期外収縮、心房細動、ブクブクという正体不明の不整脈(携帯心電計で捉まえ損なった不整脈)のどれもが再出現してしまった。

 ブクブクと胸の中で何かが泡立っているように感じられる不整脈は服用前は何時間も続くことがあり、その不整脈の発作中は気が遠くなっていたけれど、今のところ、それほど長時間は起きていない。短時間だったが、ブクブクッと胸の中で感じたときは、嫌な気分になってしまった。これは何なのか。

 連続する期外収縮なのだろうかとも思うが、ドクッと脈が飛ぶように感じる一般的な期外収縮は以前はよく起きていて、この心配の要らない一瞬か二瞬の不整脈も戻ってきてしまった。

 電気的刺激が左胸を走り、左胸が少し重くなる症状も再出現しており、これは先生にいわれた心房細動に違いない。これが起きたからといって不快感を覚える程度なのだが、しばらく不快感が続いたので、短時間で済んだというわけではなかった。これが最も危険で、血栓を作る不整脈だ。リズムコートはその予防に処方されたというのに……。

 夜中に咳き込んで目覚めると、心臓はドクドクと速く打っていて、心臓が石になったみたいに重くなる症状は、就寝中には落ちるはずの脈拍数が落ちず、心臓がオーバーワークになっている状態からくるのではないかと思う。このとき、咳がなかなか止まらず、厄介だ。

 インデラルではこの夜間の頻脈が抑えきれていなかったようで、リズムコートはそれも改善してくれていたのだが、耐性ができてしまったのだろうか。

 これでも、リズムコートを飲む前に比べたら、全体によく抑えてくれているとはいえる。一日の大半、胸の中がうるさかったのに比べると……。

 もう一錠リズムコートを追加していただけるように、先生にお願いしてみよう。いや、効き目が薄れたことをお話しして、先生のご判断を仰ぎたい。昼間、じっとしている限りは楽なので、この間に電子書籍の作成をすすめよう。

 頻繁に出る咳の正体が心臓と関係があるような気がしていたが、リズムコートが効いていたときは全く出なかったことからして、咳は心臓と関係があったということなのだろうか。あるいは、リズムコートがインデラルなど他の薬の欠点をカバーしてくれていたとか。インデラルの副作用に喘息がある。

 魔法の薬は、やはりニトロだけのようだ。これは、狭心症の発作には劇的に効く。幸いというべきか、冠攣縮性狭心症の典型的な発作はこのところ全然起きていない。心臓の症状がどれか一つだけだといいのに。単純なわたしは複雑なことが苦手だ。常用の心臓の薬だけで、5種類。これ以上増えるのは嫌だわ。

 夫をがっかりさせてしまっている。「やっぱり駄目なん?」と、今日、いった。「でも、前よりいいわよ。体力的に戻ったのは一時的な現象だったけれど」夫婦でするウォーキング、実現しそうにない。近所に買い物に出て、夕食の準備をする。そんなありふれたことができない。

 わたしは専業主婦ですが、買い物に出る日は弁当です、それが何か?

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2013年6月25日 (火)

新聞を替えた

 朝刊をとっていながら、最近は目を通さないことも多かった。ネットニュースであちこちのニュースを閲覧しているということもあるが、一面を見るだけで暗い気持ちにさせられたり、苛々させられることも多く、気がつくとほとんど新聞を読まなくなっていた。

 それでも毎朝届けられる新聞には本来、社会との接点がこちらからばかりでなく、向こうからももたらされるような心強さがあったはずだった。

「最近、赤旗かと思っちゃうわね」「反自民が露骨すぎる」という夫婦の会話を交わし、娘は元々新聞にあまり興味がないので、今は本当に読みたい新聞がないのだが、別の全国紙に替えた。

 購読をやめたいと支店に告げた電話で夫は、支店の人から「今後の参考のために」やめる理由を訊かれ、わたしにいったのと同じことをいっていた。「わたしは政治的にはニュートラルなんですが、さすがに最近は反自民が露骨すぎて、嫌になりました」

 2日前、購読をやめたいと思い、契約をしていた販売店に電話をすると通じなかった。口座振り替えにしていた3年間のどこかの時点でその販売店はなくなり、支店に統合されていたのだった。

 それで、その支店に電話をしたというわけだった。新しく契約をした別の新聞の販売店とはお試しで年末までの購読契約をした。口座振替の手続きも済ませたが、いつでもやめられるようにしておきたいので、契約が年末に切れたら、長期契約はしたくないと考えている。

 内容面が気に入らない場合のことを考えるだけではない、経済的な不安を抱えているためでもある。夫の定年退職後、再就職はできたものの、緊縮経済でいかざるをえなくなった今の我が家には、新聞代くらいでも負担に感じるのだ。

 リズムコート(抗不整脈薬サンリズムのジェネリック)で一時的に元気になったときは世の中が明るくなった気がしたが(この調子が続けば自分も働きに出られるかもしれないという希望がわいた)、それはいつものように一時的な現象にすぎなかった。

 夫が支店の人にいったことだけが理由ではない。その新聞が南京事件、従軍慰安婦問題を捏造したということだけでも、大きな理由になる。わたしたちは最近になって、そうしたことを知り、すっかり驚いているのだった。

 過去記事でこうした問題をテーマとしたYouTubeなども紹介してきたが、以下のサイトがわかりやすい。

 元々わたしたち夫婦は、それほど政治に関心があったわけではなかった。ニュートラルな立場で、いわば傍観的(客観的)に政治を眺めていた。ネットもなかった時代、情報を集める難しさもあった。

 夫の実家は西日本新聞、わたしの実家も長く西日本新聞を購読していたが、のちに読売新聞に替えた。新婚時代に一種の気分転換で、これまで読んだことのない新聞にしてみたのだった。

 その新聞が左寄りだとは知っていたが、フットワークの軽い、切り口の鋭い、世界のニュースが総合的に読める知的な新聞という認識で、何より論説委員による一面のコラムと文芸私釈随想が魅力的だった。

 それが書き手が替わったからか、コラムからは魅力が失せてしまい、文芸私釈随想もなくなり、そもそも内容がどこの国の新聞かわからなくなってしまっていた。

 6月23日の朝刊を、2紙で比較してみると、やはり違いが鮮明だ。

 一方では中国共産党の中枢に関する連載記事が、もう一方では富士山が世界遺産に決定した記事が一面トップを飾っている。

 中国は日本にとっての脅威であるので、中国政府について知りたいのは勿論だが、問題は報道姿勢にあると思う。日本とはあまりに問題が多い国であるにも拘わらず、敬意を払っているかのような姿勢が異様であるし(しかもその記事は二面にまで続く)、一面の向かって左下に追いやられている富士山は日本人にとって、いや外国人にとってすら、ただの山ではないのだ。

 中国については東トリキスタン、チベット問題に切り込んでくれる記事こそ、今の日本人が読みたいものだと思う。なぜなら、沖縄がその二の舞になりかねない危機的状況にあるからだ。

 正直いうと、新規契約した新聞も「他に読みたい新聞がないから」という消極的理由で購読を始めたわけだが、まだしも明るい気分にさせてくれるだけましといった感じだろうか。

※当ブログにおける関連記事

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2013年6月23日 (日)

雲の柱の夢。リズムコート(サンリズムのジェネリック)雑感 ⑤上昇していた生活の質、再び低下

昼下がりの仮眠中に、雲の柱が出てくる雄大で、荘厳な夢を見た。

柱は天から地に太く降りていて、純白、茶色、はちみつ色、黄金に輝いていた。

雲の柱って、確かモーセに出てくる。昼は雲の柱、夜は火の柱……

なぜ、雲の柱なんて夢を見たのだろう?

話はリズムコート雑感になるが、新しい薬リズムコート(サンリズムのジェネリック)を飲み始め、それこそ夢のように元気に感じる1週間があったが、不整脈はほとんど感じなくなったものの(それだけでも大したものだが)、それを除けば、外出もままならない、前と同じ体調に戻ってしまった。

新しい薬が追加になると、夢のように元気な短い日々がやってくる。それは錯覚だったように、元に戻る。いや、症状は和らぐが、その代償のように体力はむしろ削がれる。

しかし、心房細動で血栓ができやすい状態になっていたのが改善されたのだから、それだけでもありがたいと思う。

以上、久しぶりに携帯から。

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光よ風よ無料キャンペーンのご報告。今後の電子書籍化プラン。

 以前は電子書籍の無料キャンペーン、また有料本をお買い上げいただいたときも、すぐに感謝とご報告の記事を書いていましたが、現在は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています。

 すると、どうしてもご報告を忘れがちになります。昨日ご報告するはずでしたが、日付が変わって思い出しました。

 児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』のKDPセレクトによる2回目の無料キャンペーン「光よ風よキャンペーン」は日本時間6月13日午後5時~15日午後5時に完了し、Amazon.jp(日本)で10冊ダウンロードしていただきました。

 2回目となると、閑古鳥が鳴くだろうと予測していましたが、10冊もダウンロードしていただけて嬉しく思いました。

 1回目の「最初の羽ばたきキャンペーン」では日本で24冊、アメリカ(インドを含む)、イギリス、ドイツで1冊ずつ、計27冊ダウンロードしていただきました。

 これに有料でお買い上げいただいた3冊を加えると、40冊。ペガサスは40方向にはばたいたことになります。

 2月上旬から4月上旬にかけて8冊の電子書籍をKDPで自己出版しましたが、その後、すっかり中だるみしてしまいました。ようやくエンジンがかかり、作成中です。

 先日書いたように、作成中の『茜の帳』は三部構成で、第一部が小説『茜の帳』、〔付録〕エッセー『萬子姫抄』。第二部が俳句(祐徳稲荷神社にて三句)、第三部がブログ「マダムNの覚書」からセレクトした記事です。

 萬子媛への捧げ物にふさわしい本になるよう、気を引き締めて完成させなければと思っています。

 以下は、なるべく早く電子書籍にしたいと思っている作品です。

  • ハンサムな画家が主人公の神秘主義短編小説『露草
  • 日本舞踊の美人師匠を女主人公にして周囲に人気があった中編小説『銀の潮
  • 故三枝和子先生が評価してくださった中編小説『救われなかった男の物語
  • 社会&心理分析に重きを置いた中編小説『地味な人
  • 死者と生者の思想的対決を描いた、神秘主義短編小説『昼下がりのカタルシス
  • 歴史エッセー『卑弥呼をめぐる私的考察
  • バルザックと神秘主義と現代』ほかバルザックに関するエッセー集
  • 当ブログからセレクトしたエッセー集のまずは第1巻
  • 芥川賞受賞作品を対象とした評論集のまずは第1巻

 パブーで販売中の以下の本も作り直して、Kindleストアで販売したいと思っています。

  • 日記体児童小説『すみれ色の帽子
  • 幻想短編集『杜若幻想・フーガ・牡丹

 電子書籍の作成と創作意欲は連動する傾向にあるので、創作に入りたくなってきましたが、それまでに3冊は仕上げたいと考えています。

 現在は有料ですが、サンプルをダウンロードできます。
     ↓

以下の本は一部を公開中なので、KDPセレクトに登録できず、無料キャンペーンできませんが、ぼちぼち売れています。当ブログで公開中の「村上春樹現象の深層」と合わせてお読みください(これもいずれ電子書籍化の予定です)。
特に、村上春樹の作品に違和感を覚えていらっしゃる学校の先生にお読みいただければと思います。サンプルをダウンロードできます。
     ↓

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2013年6月22日 (土)

ユーカリ様、様です。生ゴミの悪臭消し、花粉症、風邪にも。

 生ゴミの悪臭が気になる季節。

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 わたしは喘息の発作が出そうなときに、ユーカリの香りを嗅ぐと、発作が出ずに済むことが多いので、外出時にはコットンにユーカリ液を垂らし、以下の携帯容器に入れてバッグにしのばせています。

 使い方によるのでしょうが、上記使い方ですと、かなりの期間、香りが長持ちします。風邪には勿論、花粉症にも効果的だそうです。

 ユーカリにもいろいろあって、グロブルスを勧められましたが、グロブルスに比べると刺激の弱い、香りも好みのユーカリ・ラディアータを愛用しています。鼻が通るような、爽やかな香りです。

 もったいない気がして、ペールの生ゴミにはよほど臭いが気になるときでないと、使ったことがありませんでしたが、気温の高い日に気になり、数滴垂らしてみたところ、消臭効果に改めて感心させられました。

 収集日までにまる2日あったのですが、その日まで、爽やかな香りがペール内に漂っていました。

 3mlを大事に使っていたので、品質保持期限の8月まで持ちそうでしたが、希釈して、真夏の生ゴミに積極的に使ってみようと思い、「生活の木」で10mlを購入しました。

 わたしの買った10mlには、品質保持期限2017年10月とあります。

 最近、湿疹が悪化して困っています。昨年はファンケルのピュアオイルで乗り切ったので、今年も頑張ってみたいと思っています。皮膚科に行かずに済めばいいのですが。お世話になっているピュアオイルをユーカリと一緒に記念撮影しました。

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2013年6月21日 (金)

ようやくかかったエンジン。リアルな瞳。

 ようやくエンジンがかかって、電子書籍『茜の帳』に取り組んでいるところです。

 前に書いたように、三部構成で、第一部が小説『茜の帳』、〔付録〕エッセー『萬子姫抄』。第二部が俳句(祐徳稲荷神社にて三句)、第三部がブログ「マダムNの覚書」からセレクトした記事です。

 まだ〔付録〕エッセー『萬子姫抄』は古い同人誌から写し取っていません。小説、俳句の収録を済ませたあと、先に当ブログで公開中のカテゴリー「萬子姫 - 祐徳稲荷神社」内の記事を収録しています。

 写真も挿入してみていますが、Kindle Paperwhiteでは白黒写真になってしまいますね。確認作業をしてみないと、うまい具合に挿入できているかどうか、わかりません。

 相変わらず迷っているのは、KDPセレクトに登録するかどうかです。登録を希望するとなると、当ブログや他のブログで公開中のカテゴリー「萬子姫 - 祐徳稲荷神社」内の記事は削除しなければなりません。

 そのままにしておくつもりであれば、KDPセレクトには登録できず、無料キャンペーンができません。無料キャンペーンをしないと、なかなかダウンロードして貰えませんが、ブログから当該記事を削除してしまうと、ブログで萬子姫に関する私的記事を閲覧していただく機会がなくなります。

 うーん。

 話は変わりますが、夫が「ちょっとこれ見て、見て!」と騒ぐので、夫の傍へ行き、パソコンを見ると、以下の動画が表示されていました。す、凄いです! 最初は、そうでもないじゃないと思って見ていたのですが、次第にリアルな瞳が出来上がっていく様子には感心しました。

 無駄な動きが全然ありませんね~! こうなるまでに、どれくらいデッサンを積めばいいのでしょうか。以下はYouTubeより。

How To Paint A Realistic Eye In Photoshopt
 
(Photoshopでリアルな瞳をペイントする方法)

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Zy8Xz6PIf3Q

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2013年6月20日 (木)

背中の執拗な凝り、痛みにスプレー2回(総噴霧回数49回)。別の原因が絡んでいる?

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 午前0時半ごろニトロを使ったとき、完全には背中の凝り、痛みが消えなかった。それで、実は舌下錠を1錠使ってみたのだが、賞味期限は切れていないのに、全然ピリッとした感触がなく、効き目もほとんど感じられなかった(保存状態が悪かったのだろうか?)。

 そして、また耐えがたい背中の凝り、痛みである。不思議なことに胸の症状がほとんどなかった。午後4時10分ごろ、2回ミオコールスプレーを噴霧(1回では背中の症状が消えなかったので)。

 症状がいくらか軽くなるので、冠攣縮狭心症の発作と全く無関係ではないのかもしれないが(ニトロは狭心症にしか効かない)、今回は胸の症状がないので、別の原因から背中の執拗な凝り、痛みが起きている可能性が高いのではないかと思う。

 冠攣縮狭心症の発作だけが原因だと、ニトロを使えば、即座に胸、頭、腕、背中、腹部といった具合に清涼感がほとばしるのが常だ。そして、スッと全ての不快感が消える。何より、胸の中が劇的に気持ちよくなる。

 ミオコールスプレーを2回噴霧して症状が消えないのは、この背中の症状が別の原因から起きている証拠だと思う。背中の症状には波があり、症状が強まるときに頻脈が起きたりするが、それ以外ではリズムコート(サンリズムのジェネリック)のお陰で不整脈を感じない。

 以前、膵炎や肝炎といわれて治療を受けていたときに、この背中の症状があった。それらに疾患が疑われていたとき、特有のだるさ、凝りがあった。

 でも、そのときほどひどくはないので、たぶん、昨日のオーバーワークが祟っただけだろう……あれがオーバーワーク?……ほほほ……。

 完全にトーンダウン。不整脈を感じないと、体が楽なのだけれど、体自体が健康になったわけではなく、無理は禁物ということだろう。

 悔しいし、情けないが、不整脈をほとんど感じずに済む快適さだけでも、とてもありがたい、ハッピーなことなのだから、これまでのように体調に注意して、前向きに暮らそう。

 普通に行動できるようになりたいという思いをいつまでも持ち続けるのはもう愚かしいことだとわかった。無い物ねだりは前向きの生き方ではない。

 何だか支離滅裂な文面、無駄にした時間。いやいや、ゆっくりいこう。無理のいかない程度に電子書籍作成に集中するだけだ。体調が悪いと、かえって、文学に専念できる。最低限の家事とこれしかできないので。

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卵のおヘソ

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 ゆで卵にお塩パラパラが一番好きですが、マヨネーズやしょうゆ、ソースでもいけます。

 そのゆで卵におヘソがあって、びっくり。写真では何もないように見えるかもしれませんが、実際に見ると、真ん中より少し下辺りに凹みがあって、ちょうどおヘソのように見えたのです。

 娘に「ねえ見て、見て。卵におヘソがあるわよ」といったら、娘が見て「あ、ホント! ヘソあるね~!」といいました。

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背中の痛み、胸の圧迫感にスプレー1回(総噴霧回数47回)。調子に乗りすぎたようです。

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 ニトロを使ったのは午前0時半ごろです。舌下にスプレーしたあと、寝てしまったので。前回ニトロを使ったとき、背中の痛みが若干残っていました。ニトロを使い足りない気がしていたのですが、不整脈がなかったので、体調がよく、背中の痛みは昨日一日微妙に残っていたのですが、あまり気にしませんでした。

 その痛みが強くなり、胸の圧迫感も出てきたのが午前0時半ごろだったのです。右の肩胛骨の下、中央寄り辺りが我慢できないくらいの凝りというか痛みというか、それが外から出ているのか内から出ているのかわからない、凝りのような痛みのようなものが体の中を貫通しているような感じです。胸の圧迫感とも一つになったような……。

 この背中と胸の症状が起きる前に、動悸が出ていました。

 ニトロを使い足りない気がしたときって大抵、数時間~1日後に再度発作が起きるようです。今は不整脈も全く感じず、快適です。

 健康感をアピールしたあとのこんな記事って、冴えませんね。でも、不整脈はよく抑えられていますよ。それで、少し調子に乗ってしまったような気もします。不整脈が起きないからといって、体の状態は以前とそれほど違っていず、調子に乗れば冠攣縮性狭心症が出てしまうということでしょう。

 ウォーキングはやらないほうが身のためであるようです。でも、近くのスーパーに買い物に出ただけで寝込む――という情けない状態からは脱却できるかもしれません。買い物にいって夕飯を作るくらいのことは、この状態を維持できれば、今後もできそうです(用事ができたとはいえ、後にまわせたものを、二度外出したのはやりすぎでした)。

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2013年6月19日 (水)

ウォーキングシューズで

前に先生からウォーキングにはドクターストップがかけられましたが、5種類の薬の連繋で好調。買い物がてら、半ウォーキングといったところです!

……と午後5時くらいに携帯で記事を書き、よい景色があれば写真を添付してアップするつもりでしたが、しそびれて帰宅。

そのあと別の用事ができてまた外出しましたが、今は料理中。

パワフルなわたしの行動に驚いて、夫が何回も大丈夫かといいました。その程度のことすらできなかった異常な体調だったということですね。

リズムコートが加わったとはいえ、この快調が少し怖い。

もしこれが続き、弁膜症が軽度に留まれば、ウォーキングくらいは可能ではないでしょうか!

そのときは「俺も一緒にしようかなあ」と夫。「まだあまり期待しないでね」とついニコニコしながら、いいました。

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2013年6月18日 (火)

胸の圧迫感、左手の痺れにスプレー1回(総噴霧回数46回)

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 ずっとニトロを使わずに済んでいたのに、馬鹿な実験をしたせいで、冠攣縮性狭心症の発作を誘発してしまったらしい。前の記事を書いたあと、胸の苦しさが強い圧迫感に変わり、左手が痺れてきた。

 この記事を書いている時点では、まだ症状が完全には消えていない。パソコンを打つ左手にもまだ痺れが残っている。もう1噴霧するべきか?

  リズムコート(サンリズムのジェネリック)の追加が如何に劇的だったといっても、それは他の薬との調和から出たものだったということが身に染みてわかった。他の薬たちが裏方にまわって、リズムコートに華を持たせていたのだろう(?)。

 第一、リズムコートだけでよいということであれば、先生が他の薬はもう必要ないよとおっしゃらないわけがないのだ。あれほどパワフルに感じられたリズムコートが、単独で用いると、如何にも頼りなく感じられた。

 薬をなるべく増やしたくない、できれば減らしたいという焦りが招いた結果だった。こうした不調からしばらく解放されていたせいか、応える。午後から外出するつもりだったのに(近くのスーパーに行くだけだが)、今の体調ではその気になれない。夕方までには回復するだろうか? 馬鹿なことをしたせいで、あのすばらしく体の軽い状態に二度と戻れなかったら、どうしよう。

 そういえば、「マダムNの体調日記」がほったらかしだった。以前はよく携帯から更新していたので、簡単に両方に記事を送れたのだった。携帯だと、記事を書くのに時間がかかるが……。

 追記:
 8時間くらいかかったが、体調は回復した。よかった! 愚かしい実験ではあったが、5種類の心臓薬の協調によって良好な体の状態がつくり出されているとわかったことは収穫だった。これがいつまで続くかわからないが、今の状態はありがたい。

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サンリズム雑感 ④生活の質の上昇

 朝・夕食後に1カプセル飲んでいるリズムコート(サンリズムのジェネリック)。

 今のところ、わたしにはニトロに次ぐ――いやニトロ以上かもしれない――魔法の薬だ。

 服用中は不整脈が起きない。昨夜、夕食後の服用をうっかりして、服用時間が大幅に後ろにずれたところ(午前0時を過ぎてしまっていた)、不整脈が戻ってしまっていた。

 胸の中がドクンだの、ドクドクだの、ブクブクだの、うるさい。うるさいだけでなく、胸の重さも戻ってきて、とたんに生活の質の低下を招いてしまった。リズムコートを服用したところ、しばらくして、ピタリと不整脈が止まった。

 自分で自覚していた以上に、わたしの胸の中は不整脈御殿となっていたようだ。

 薬がこれほど効くのはありがたい。他の心臓の薬は多かれ少なかれ生活の質の低下を招いていたが、これはそれを感じさせない。

 何しろ体が楽なので、どこかへ行きたくなるのだ。何をするのも体が重かったのに、心臓に羽根が生えたみたいに凄く軽く感じるので、ニコニコしてしまう。自覚がなかったが、結構眉をひそめがちだったのかもしれない。

 不整脈が、これほど生活の質を低下させていたとは。そうではないかと、わたしはたびたび書いてきたが、本当にそうだった。ただ、服用が朝と夕では若干足りない気もする。もう1錠あれば万全、という気がするのだが。夕食後の薬を飲む前の夕方くらいになると、薬の効果が薄くなる気がするのだ。

 夫がいった。「最近、元気だね~!」と、とても嬉しそうに。不整脈が誘発していたのか、あるいは不整脈の起きやすい心臓の不安定な状態が冠攣縮性狭心症を招いていたのか、胸の圧迫感、胸痛、どちらもずっと起きていない。

 まあこれはたまたまかもしれないので(冠攣縮性狭心症の発作が起きるのにはわたしの場合周期がある)、あまり楽観的にはならないほうがいいかもしれない。

 これほど効いているリズムコートだが、この状態を長く維持できるのかどうかが問題だ。インデラルにしてもそうだが、薬が切れるとすぐに不整脈が戻ってくるので(リバウンドに警戒しなければならない)、それが怖い。血栓の恐怖!! 切らさないようにしなければ。

 追記①:
 リズムコートを飲む前は、夜間のひどい咳き込みと胸の重さがあたりまえになっていて(体を起こすと、楽になった)、原因は喘息ではないような気がしていた(喘息からくる咳と心臓からくる咳の2種類ある気がしているのだが、この場合は後者が起きていると感じていた)。
 リズムコートを服用していると、夜間の咳き込みや胸の重さで目が覚めるといったことがなくなり、朝起きたときも胸が重くない。これも、咳は全部喘息からで、たまたま喘息の出ない時期とリズムコートを飲み始めてからの時期が重なっただけなのかもしれないとも思うが、受診前、2日間リズムコートが切れていたときは、夜間のひどい咳き込み、胸の重さで2日共目が覚めたことから考えると……。

 追記②:
 
 リズムコートだけ飲み、時間を置いてみたが、これのみだと駄目みたいで、具合が悪くなった。頭の重さ、胸の苦しさ、軽い吐き気、次いで背中の凝り・痛みが出てきた。慌てて、他のも飲んだ。5種類の薬でバランスを保っていたことがはっきりした。勝手な実験(?)をしたせいで、せっかくの好調に翳りが出てしまった。一旦体調が崩れると、戻るのに時間がかかる。

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2013年6月16日 (日)

検索ワードに反応してみました (1)神智学おすすめの本

 アクセス解析をチェックしていたところ、「神智学おすすめの本」というワードで検索してお見えになったかたがあったようです。

 再度当ブログにお見えになるかどうかはわかりませんが、アマゾンで注文できる本に絞って、一神智学協会会員としてというより、ワタクシ的おすすめにすぎませんが、神智学運動の母といわれるブラヴァツキー関係の本で、アマゾンで注文できそうな本を挙げてみます(2013年6月16日5時ごろの情報です)。

 現時点での一押しは、何といってもこの本です。

シークレット・ドクトリン 宇宙発生論《上》
H・P・ブラヴァツキー(著), 田中恵美子(翻訳), ジェフ・クラーク (翻訳)
価格: ¥ 4,200 
単行本(ソフトカバー): 480ページ
出版社: 宇宙パブリッシング; 第1版 (2013/4/15)
発売日: 2013/4/15

『シークレット・ドクトリン』はブラヴァツキー畢生の大作です。内容はひじょうに難解なので、スラスラ読めるというものではありませんが(科学、宗教、哲学に通じている必要があります。どれにもほとんど通じていないわたしなどは、拾い読みできるだけです)、ブラヴァツキーのいう神智学(神聖な知識または神聖な科学)というものがどんなものかが伝わってきます。

 宇宙と人類の叡智の薫りがする、知識の宝石箱とでも申しましょうか。

 あるテーマを哲学的に展開するには、第一に、そこで使用する言葉を定義していく必要がありますが、ブラヴァツキーはその点において徹底した、それでいて無駄のない側面を見せます。重箱の隅をつついてばかりいるような退屈な哲学書って、多いんですよね。

 ブラヴァツキーは哲学書や宗教書から引用するとき(バルザックやシェークスピアなどの文学書からの引用も少なくありません)、その説の意味や著者及び派がどんな系譜に属するかを解説し、比較したり他に参照できる説があればそれらも紹介し、同時に批評も行うので(手厳しい批評が癪に障る人々から、誹謗中傷の出る傾向があります)、この本を読むことで、人類の宗教的、哲学的歩みを知ることができます。科学の教養があれば、科学的歩みを知ることもできるはずです。

 作風において、プラトンが文学的なら、ブラヴァツキーは科学的といってよいのではないでしょうか。だからこそ、科学音痴のわたしには難しいのですが、宇宙論の展開なのですから、科学色が強いのは当然でしょうね。

 最初に、『ジャーンの書』から翻訳された七つのスタンザが登場します。スタンザの注釈という形をとって、宇宙の進化という壮大なテーマが展開されていくのです。このスタンザの神秘的、豊麗な雰囲気には圧倒されます。ここで扱う宇宙について、ブラヴァツキーは以下のように規定しています(曖昧さは極力排除されていきます)。

……引用ここから……
これから与えられるスタンザはすべて、一太陽プララヤ後の地球惑星体系とそのまわりの目に見えるものの(宇宙)発生論だけを扱っていることを読者は覚えておかなくてはならない。普遍的コスモスの進化についての秘密の教えは与えることはできない。それはこの時代の最高の叡智の持ち主にも理解できないからである。〔略〕従って、伝えられることは、“梵の夜”が終わったあとの我々の目に見えるコスモスについてだけである。
……引用ここまで……

 プララヤとはサンスクリット語で消滅、壊滅の意です。マンヴァンタラの反対語として用いられ、全宇宙の休息期を意味します。

『シークレット・ドクトリン』にはヒンズー教用語、仏教用語が沢山出てきますが、日本人には比較的馴染みやすいのではないでしょうか。難解ではありますが、この本で西欧哲学的に表現されている思想自体は、日本人が自然に身につけている原理、原則と無関係ではありません。それを自覚させてくれるこの本。

 出版元「宇宙パブリッシング」で注文することもできます。本の紹介ページのサイドバーから最初の20ページを読むことができ(PDFファイルのダウンロード)、インタビュー形式の解説を読むこともできるので、購入の際の参考になります。

ベールをとったイシス 第1巻 科学 上 (神智学叢書) 
H.P.ブラヴァツキー (著), ボリス・デ・ジルコフ(編纂), 老松 克博 (翻訳)
価格: ¥ 4,830 
出版社: 竜王文庫 (2011/01)
発売日: 2011/01

『ベールをとったイシス』は、『シークレット・ドクトリン』の前に書かれた本。わたしはグノーシス、初期キリスト教などを調べるようになってから、この本が大変助けになっています。

夢魔物語 (神智学叢書)   
H.P.ブラヴァツキー (著)
価格: ¥ 2,520   
単行本: 156ページ
出版社: 竜王文庫 (1997/05)
発売日: 1997/05

『夢魔物語』はブラヴァツキー異色の怪奇小説ですが、格調の高い筆致で、神秘主義的な教訓が盛り込まれています。読みながらわたしはブラヴァツキーがロシア人だったことを、ふいに思い出しました。ゴーゴリの怪奇小説を連想したのです。ただの空想の産物ではないことがわかるだけに、面白くも怖ろしい本です。
 無神論者の西欧人、京都・知恩院の僧侶、山伏が織りなす『不思議な人生』、パガニーニに勝ちたいという思いから忌まわしいヴァイオリンを手にすることになった若きヴァイオリニストの話『不思議なヴァイオリン』の二編が収録されています。本の帯には次のように書かれています。

……引用ここから……
すぐれた透視家であったH・P・ブラヴァツキーならではの臨場感あふれる透視場面が展開する 神智学の怪奇小説!

はからずも日本のオカルト神秘に触れてしまった欧州の無神論者が体験した人生をつづった「不思議な人生」と若きヴァイオリニストが恐ろしい黒魔術にはまる悲劇を描いた「不思議なヴァイオリン」の二編を通してブラヴァツキーは読者に何を伝えようとしたのか?
……引用ここまで……

H・P・ブラヴァツキー夫人―近代オカルティズムの母 (神智学叢書) 
田中 恵美子 (翻訳), ハワード マーフェット
価格: ¥ 3,150    
単行本: 422ページ
出版社: 神智学協会ニッポンロッジ (1981/04)
発売日: 1981/04

 ブラヴァツキーの伝記です。平易な描き方をされた初心者向けの伝記といった趣です。わたしはブラヴァツキー派神智学と、彼女の影響を受けてはいても全く別の思想を展開している人々との区別があまりついていない時期にこの本を読み、ブラヴァツキーを知る上での参考になりました。

 ちなみにオカルティズムとは、H・P・ブラヴァツキー『実践的オカルティズム』(田中恵美子&ジェフ・クラーク訳、竜王文庫、平成7年)によると「宇宙と自然と人間の物質的、サイキック的、メンタル的及び霊的な秘密を研究する科学」という意味で使われています。

ブラヴァツキーのことば365日 
ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー (著), ウィニーフレッド・パーレィ (編纂), 山口 多一 (翻訳)
価格: ¥ 1,890 
単行本: 190ページ
出版社: アルテ (2009/09)
発売日: 2009/09

『ブラヴァツキーのことば365日』 をほしいと思いながら、3年以上、買わないままでした。わたしが昨夜買ったので、現在アマゾンで「一時的に在庫切れ」と表示されてしまいました。すみません。読んだら、感想を書きたいと思っています。

 追記:「在庫あり」に戻っていました。(6月17日9時43分時点での確認) 

オカルティズム対話集 (神智学叢書) 
W.Q.ジャッジ (著), 田中 恵美子 (翻訳), ジェフ・クラーク(翻訳)
価格: ¥ 3,570   
単行本: 199ページ
出版社: 神智学協会ニッポン・ロッジ (1997/05)
発売日: 1997/05

『オカルティズム対話集』はブラヴァツキーの愛弟子ジャッジによる本です。ジャッジは神智学協会の最初の法律顧問で、アメリカ部門の第一代会長でした。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 ここからはアマゾンでは中古品しか入手できませんが、どれもすばらしい本なので、ざっと紹介しておきます。

 難解な『シークレット・ドクトリン』を読む前に、できれば真っ先に読みたい本『神智学の鍵』。神智学の入門書として読めますが、人間の生死を貫くあれこれに密着した知識が満載です。新プラトン派について、詳述してあるのも嬉しい……。

 綺羅星のような神秘主義的知識に触れることのできる『実践的オカルティズム』を、わたしはよく開きます。

インド幻想紀行』(原題:ヒンドスタンの石窟とジャングルから)は、読み応えのある旅行記です(探検記といったほうがいいかもしれません)。わたしは今、従軍慰安婦問題との関連からイサベラ・バード『朝鮮奥地紀行』を読んでいるところですが、読みながらブラァツキーのこの『インド幻想紀行』を連想しました。どちらも女性によって書かれており、観察の巧みさ、調査能力の高さ! ブラヴァツキーの場合は、それに志の高さが加わります。

 どちらでもトラがいると書かれ、現にブラヴァツキーはトラが現れたときのことを迫力に満ちて描写しています。彼女が象に乗ったときのことも独特のユーモラスな描写です。クジャクの描写も忘れられません。意外にも、『インド幻想紀行』のほうがナイーヴな印象です。ブラヴァツキーは本来は芸術家肌の(ピアニストとしても通ったほどのピアノの名手だったとか)、とても繊細な人柄だったことがわかります。それに……面食いだったのではないでしょうか(?)。

「訳者あとがき」「解説」によると、この旅行記は、はじめモスクワの新聞「モスクワ・クロニクル」に36回に渡って寄稿されたものだそうです。第一信は1879年11月30日付。寄稿の大半にはラッダ・バイという筆名が用いられました。その後、雑誌「ロシア・メッセンジャー」に再録されたそうですが、その雑誌にはトルストイやツルゲーネフも寄稿しているとか。

 連載は大変な反響を呼び、多くのロシア人がインドに関心を持つようになったそうです。ただ、この旅行記は1回の旅行での出来事を忠実になぞったものではなく、何回かの旅行時の体験が含まれているそうです。ブラヴァツキーがかつて単身インドを放浪したときのことなども。

 ブラヴァツキーが旅した当時のインドが如何にエキゾチックな処だったとしても、『インド幻想紀行』は当然、ただの旅行記ではありません。万華鏡のようなインドの宗教を体験し、インド哲学を探究するための旅なのです。

 神智学協会成立についても語られ、協会が拡がっていく中でインドとの接点ができた様子が説明されています。また、当時インドで最高のサンスクリット学者と見られていたバラモン、ダヤーナンダ・サラスワティーと文通し、その指導の下で先史アーリア国家のこと、ヴェーダ文献、難解な言語の勉強を始めたとあります。

 ジャングルで仙人生活を送っていたというこのバラモンは普通のバラモンではなく、謎めいていて、ダヤーナンダの行くところ、どこでも民衆はその足下にひれ伏すとか。外見は日に焼けていたにも拘わらず、肌が白くてヨーロッパ人のようだったそうです。「ダヤーナンダほどサンスクリットに優れ、哲学が深遠で、説得力に秀で、しかも諸悪を糾弾することに仮借ない人物は極めて稀であり、唯一の前例は、ヴェーダンダ哲学の著名な創立者で多神教教理の帝王、シャンカラチャーリのみ、ということです」とあります。

 そして、ダヤーナンダは今やほとんど忘れられたサンスクリット語へ戻れ、とだけいいます。
……引用ここから……
原初の聖仙たち――アグニ、ヴァーユ、アディチャ、アンギラたち――の教えた純粋な神の概念へ戻るように諭すのです。またほかの行者のように、ヴェーダ文献が「神からの啓示」だとは教えません。「ヴェーダ文献のことばはすべて、この地上で人間に可能な最高の霊的直感の一種であり、人類至上、必要とあればほかの民族でも同様な直感が生じてきたものだ」と教えます。
……引用ここまで……

 ブラヴァツキー一行に保護者として加わったクラーヴ・ラル・シンとなると、さらに謎めいた趣です。初対面は27年前のイギリス、このヒンドゥー人は廃位されたインドの王子と一緒だったとあります。そしてクラーヴ・ラル・シンの母国インドで再会を果たしたとき、ブラヴァツキーは老女になっていたのに、クラーヴ・ラル・シンは27年前と同じように30歳くらいに見えたそうです。

 神出鬼没で、トラを撃退したときの神秘的な様子、石窟で気絶したブラヴァツキーを救出したときの超人技、100年以上前に描かれた絵の中にクラーヴ・ラル・シンと瓜二つの姿が描かれていたり、『シークレット・ドクトリン』で書かれているのとそっくりなことを講義するクラーヴ・ラル・シン……ブラヴァツキーはある秘密を明かされたようですが、沈黙を約束したとあります。クラーヴ・ラル・シンの異常な長身と美貌は、格式張って保守的なロンドンの新聞も記事にしたほどだったとか。

 インドの風景、風俗、宗教、哲学に関する詳細な報告が興味深いのは勿論ですが、このクラーヴ・ラル・シンという名で語られる人物はひときわ光彩を放っています。さすがはインドという感じです。

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2013年6月15日 (土)

「光よ風よ」キャンペーンは終了しました、ダウンロードありがとうございました!

 キンドルストアで2日に渡って実施した「光よ風よ」無料キャンペーンは、終了いたしました。ダウンロードしてくださった皆様、ありがとうございました。

 キャンペーン期間外は有料になりますので、ご注意ください(現在は有料です)。

 児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』は二回目のキャンペーンだったにも拘わらず、予想以上にダウンロードしていただき、嬉しく思いました(ご報告は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています)。

 このところ、他のことで忙しく、電子書籍の作成作業が滞りがちでしたが、『茜の帳』を20日くらいまでには仕上げてしまいたいものだと思っています。

 以下の短編児童小説はキャンペーンができませんが、結構売れています。
      ↓

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2013年6月14日 (金)

循環器クリニック受診(先生から先発薬とジェネリックの違いを教わる)

 心房細動の改善のために7日分、お試しで処方された抗不整脈薬サンリズム50㎎。

 先生に服用感がよかったとご報告。「服用中は胸の中が軽く、静かでした」とわたし。「そう」と、頷かれる先生。

「じゃあ、30日分、出そうね」とおっしゃったので、「ジェネリックに替えていただくこともできますか?」とお尋ねしてみました。

 これまでは、薬局にジェネリック(後発薬)についての案内があったので、薬局でお尋ねして、薬剤師さんと先生との間でジェネリックの件で電話での遣り取りがあり、ジェネリックが処方されるという流れでした。

 ですが、わたしは何となく、先生がジェネリックに対し違和感をお持ちであるような――患者の頼みだから仕方なくジェネリックに変更なさったような――気がしていたのでした。それで、一度先生にジェネリックにすることについて、お伺いしてみたいと思っていました。

「うーん。問題ないと思うけれど、中身が同じだからといって、先発薬と同じとはいいきれないんだよ。というのも、大抵は糖衣――つまりコーティングということだけれど――の問題があったりしてさ、コーティングが厚すぎて溶けきれず、便にそのまま薬が出てしまった、という人がいるよ」と先生。

 そんな問題が起きることなど、想像もしていなかったので、驚きました。

 先生に「そうですか~! いや、それは困りますよね。わたしはむしろジェネリックは先発薬より後にできた薬なので、先発薬より優秀なことがある――と広告か何かで見たことがありますが……」というと、「先発薬より優秀なんてのは、嘘だ。長い時間と労力をかけて開発された薬よりジェネリックのほうが優れているなんてことは、全くない。俳優なんか使って、いいように宣伝しすぎなんだ。そりゃ、後発薬のほうが安いといったメリットはあるかもしれないけれどね」と先生は、先発薬とジェネリックの違いを強調なさいました。ジェネリックを普及させようという動きに反発さえ感じていらっしやる風でした。

 また、先発薬サンリズムについて、「サンリズムは、この手の薬では初めての国産というか、唯一日本で開発された薬でね。サントリーが作ったんだよ」と先生。サントリーというと、お酒が思い浮かぶわたしは、「へえー、サントリーがですか!」と感心しました。

「先発薬のほうがいいのでしたら、勿論わたしは先生のご判断に従います」と、わたしは先生にいいました。ジェネリックだと、先発薬に期待するのと同じ反応が患者に起きるかどうかわからない――という懸念があるということでしょう。

「うん。いや、下の薬局はジェネリックに積極的で、心配ないものを揃えているとは思う。リズムコートなら、まず大丈夫だよ」と先生。そこのところで、「いえ、先生。やはり先発薬にしてください」といえない、貧乏なわたしでした。

 処方箋にジェネリックという先生の文字が見えました。ところが薬局で処方されたのは、別のジェネリック、ピルシカイニド塩酸塩カプセル50㎎でした。こちらにはピルシカイニド塩酸塩水和物という成分名がそのまま使われていますね。

「リズムコートもあります。先生がリズムコートとおっしゃったのなら、リズムコートのほうがいいでしょう」と薬剤師さん。リズムコートカプセル50㎎に変更してくださいました。

 薬価を比較すると、サンリズムカプセル50㎎85.9円、リズムコートカプセル50㎎47.8円、ピルカイニド塩酸塩カプセル50㎎53.2円。

 お値段は一番安いものに落ち着きましたが、サンリズムと同じように働いてくれることを祈るばかりです。

 心房細動があると、血栓ができやすくなって、それが頭や心臓や肺などに飛ぶことがあります。それを予防するという大事な役割を薬に求めるわけですから、もし同じように働いてくれなければ、サンリズムに戻していただくしかありません。

 これで、心臓のための予防薬は5種類になりました。インデラル以外は全てジェネリックですが 、最初に処方していただいた先発薬でしか記憶できていません。すなわち、わたしの心臓の守り手たちは、頓服薬ニトロ〔ミオコールスプレー〕以外では、インデラル、ヘルベッサー、アイトロール、シグマート、サンリズム(リズムコート)です。

 次回、朝食抜きで受診し、診察前に、血液、尿、心電図、胸部レントゲン。

 新しく処方していただいたリズムコートを飲んだら、舌、次いで左手に微かな痺れが起きました。サンリズムを初めて飲んだときは、心臓に電気的な刺激が走りました。2日間薬を抜いていたので、振り出しに戻ったようです。

 幸い、血圧が下がりすぎるということはありません。

 胸の中が静かで、特に差し支えのある副作用もないとなると(左手の軽い痺れはまだあります。冠攣縮性狭心症の発作の前兆と紛らわしいですね。でも前兆のときは、それ以外の胸の圧迫感などを伴います)、体が楽で、今日は夕食を作ることができます。

 外出したら、ダウンして弁当に頼ることが多いのですが、不整脈をしっかり予防できると、生活に劇的変化が起きます(?)。要はこれが長く続くかどうか、なのです。

 最初のトラブルを乗り越えると、大抵はしばらく薬との蜜月期間が続きます。それから徐々に、以前の症状が戻ってきたり、これまでにはなかった厄介な症状が起きてきたりするのです。副作用のない薬なんてないよ、と前に先生はおっしゃいましたっけ。

 今は、蜜月期間を楽しもうと思います。

 そういえば、夫が定年退職するまで勤めていた会社の仲間の奥さんが膠原病になり(膠原病にもいろいろありますが、夫は詳しくは記憶していませんでした)、一時期、危険な状態が続いていたそうですが、保険がきかない薬で一命をとりとめたとか。

 その薬はとても高価だそうで、両親の遺産があって裕福に暮らしていたその人であっても、費用の捻出が大変なようです。

 わたしがその奥さんだとすると、そんな高価な薬は使えないでしょうから、迷いなしに天に赴くことになるのかもしれません。選択の幅が拡がると、お金持ちはお金持ちで迷いが生じる場面が増え、貧乏人は貧乏人なりの迷いの増えることが、この記事からもわかっていただけたと思います。

電子書籍『田中さんちにやってきたペガサス』のキャンペーン中です。明日の午後5時ごろまでです。以下の画像をクリックなさいますと、ダウンロードページに飛びます(無料になるのは、ダウンロード ページで ¥0 と表示されている間だけです)。

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2013年6月13日 (木)

「光よ風よ」無料キャンペーン中です♪ 6月13日午後5時~15日午後5時ごろの2日間

アマゾンのKindleストアで販売中の電子書籍『田中さんちにやってきたペガサス』(児童小説)の二回目の無料キャンペーン、題して「光よ風よ キャンペーン」を実施中です。

無料キャンペーン期間は、日本時間6月13日午後5時~15日午後5時ごろの2日間となります。

画像をクリックなさいますと、ダウンロード ページに行きます。
   ↓

無料になるのは、ダウンロード ページで ¥0 と表示されている間だけです。くれぐれもお間違えのなきようお願いいたします。

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極東国際軍事裁判でただ一人A級戦犯全員無罪としたパール判事の本、『パール博士「平和の宣言」』(田中政明)を読んで

 図書館から借りてきた上記本を読んでいる最中なので、記事のタイトルはサバを読んでいる。読了後に、また書きたいことがでてくるかもしれない。

 日本人必読の書と思われるこのような本はできれば購入しておきたいのだけれど、とりあえず、ざっとメモ。

 第二次世界大戦後終結後に行われた極東国際軍事裁判(東京裁判)でただ一人、A級戦犯全員無罪としたラダビノード・パール判事。

 上記本は、東京裁判終結後から4年後の1952年にパールが来日したときの講演、論文、パールに同行した編者・田中正明の手記から成る。

 パールはインドを出発するとき、東京裁判は6ヶ月で終わると聞いていたという。ところが、裁判は6年かかっても終わらないだろうことがわかっただけでなく、自分の主張と他の十ヶ国の連合国判事の主張とは全く一致しないことがわかった。判決の時期が迫るにつれ、無言の圧力が加わり、身の危険さえ感じたそうだ。

 他の判検事が観光旅行や宴席にあるとき、パールは帝国ホテルの一室にこもって、資料を蒐集し調査し読破。読破した資料は45,000冊、参考資料3,000冊……!

 1952年の27日間の滞在中、広島を訪れたパールは原爆慰霊碑の『安らかに眠ってください 過ちは 繰り返しませぬから』という碑文の意味がはっきりしてくるにつれて、「みるみるいきどおろしい不審の色を浮かべた」という。

……引用ここから……
この“過ちは繰り返さぬ”という過ちは誰の行為をさしているのか。むろん日本人をさしていることは明かだ。それがどんな過ちであるのか、わたしは疑う。ここにまつってあるのは原爆犠牲者の霊であり、原爆を落としたものは日本人でないことは明瞭である。〔略〕
 この過ちが、もし太平洋戦争を意味しているというなら、これまた日本の責任ではない。その戦争の種は、西欧諸国が東洋侵略のために撒いたものであることも明瞭だ。
……引用ここまで……

 パールは11月6日広島高裁、弁護士会の歓迎会に出席した。そのときのスピーチから以下に抜粋。

……引用ここから……
1950年のイギリスの国際事情調査局の発表によると、東京裁判の判決は結論だけで、理由も証拠もないと書いてある。ニュルンベルクにおいては、裁判を終わって三ヶ月目に裁判の全貌を明らかにし、判決理由とその内容を発表した。しかるに東京裁判は、判決が終わって4年になるのにその発表がない。他の判事は全部有罪と判定し、わたし一人は無罪と判定した。わたくしはその無罪の理由と証拠を微細に説明した。しかし他の判事らは、有罪の理由も証拠もなんら明確にしていないのである。おそらく明確にできないのではないか。これでは感情によって裁いたといわれても何ら抗弁はできまい。要するに彼らは、日本が侵略戦争をおこなったということを歴史にとどめることによって、自己のアジア侵略の正当性を誇示すると同時に、日本の過去18年間の一切を罪悪であると烙印することが目的であったに違いない。
……引用ここまで……

 一方、パールは絶対的な平和主義者で、世界連邦を提唱し、日本の再軍備反対を唱えたが、これには、時代の背景を考えなければならないと「『平和の宣言』復刊にあたって」(小林よしのり、平成20年1月10日)では書かれている。

 未曾有の大惨事となった第二次大戦後、世界中で同時多発的に、各国家の主権と軍備を制限して、「世界連邦」という国際法による法治共同体の一員として秩序づけようという思想が生まれたそうだ。

 わたしが大学生だった30年前、国際法の授業で、そうした思想があり、それは未だ理想であることを教わったが、その頃までは、そのような理想がまだ何とか息づいていたような気がする。

 パールはまた、享楽主義のマティリアリズム(唯物主義)が非常に横行していることを憂いているが、世界の動向はもう、パールの願いとはあべこべの様相を呈してしまっている。

 日本は今、本当に危ない。

 中国は現在形で他国を侵略しながら、捏造であることが今やほぼ明らかな南京事件で日本の謝罪を要求していたりして、ナンという茶番劇だろうと思っていたら、今度は、7日の米中首脳会談で習近平国家主席がオバマ大統領に対し、沖縄県・尖閣諸島は中国固有の領土、核心的利益だとの認識を表明した。

 中国は尖閣を沖縄を、九州島を、日本全体を狙っているのだ。

 トリキスタンやチベットの悲劇が身近に迫っているというのに、テレビメディアは韓流ドラマ、中国・韓国中心のニュース、自民党叩き、安手の娯楽番組を流し続けている。なぜなら、彼らは中国、韓国の側だから。

 5年後の日本を想い描こうとすると、怖ろしさと不安でいっぱいになる。下手をすれば、わが国が中国の自治区になってしまっていることだって、ありうると思うからだ。

・ウイグルの悲劇 中国の狙いは民族絶滅
http://www.youtube.com/watch?v=-OEHLUtYk2U&feature=plcp

・『5分でわかる!』沖縄から米軍基地が無くなったらどうなるか?
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=MSZTm7irs4s

・陸上自衛隊 対馬警備隊
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=MO1Vz0rxdO8

・稲田朋美が尖閣と新潟を中国に売り渡そうとする民主党と対決!
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=qRKttzlppDs

※当ブログにおける関連記事

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サンリズム雑感 ③効果が確認できた 

 本を何冊か並行して読んでいるだけでなく、YouTubeの動画を沢山視聴しているためか(特に尖閣、沖縄関係。メディアは何でもないことのように短く、浅く報道するだけなので、不信感、不安感が募る)、今日はちょっとめまいがしている。

 心房細動を改善するために処方していただいた抗不整脈薬サンリズムが昨日から切れていて、そのせいかもしれない。

 ということは、サンリズムの効果かなりあり、ということだろうか。サンリズムを服用していた一週間は不整脈、胸の圧迫感を全く感じずに済んだが(たまたまかもしれないが、冠攣縮性狭心症の発作も起きなかった)、切れたら――昨日まではまあまあだったが――今日になると、どちらも戻ってきた。胸の中がとたんに騒がしい。

 二、三日うちに循環器クリニックを受診して、追加をいただけるかどうか、お尋ねしなくてみよう(というより、切れる前に受診しなくてはならなかったのだが)。薬代は高くなるが、胸の不快や苦しさを感じずに過ごせるものなら……と思ってしまう。

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2013年6月12日 (水)

「光よ風よ」無料キャンペーンの予告です♪ 6月13日午後5時~15日午後5時ごろの2日間

アマゾンのKindleストアで販売中の電子書籍『田中さんちにやってきたペガサス』(児童小説)の二回目の無料キャンペーン、題して「光よ風よ キャンペーン」を実施します。

無料キャンペーン期間は、日本時間6月13日午後5時~15日午後5時ごろの2日間となります。無料期間中はダウンロード画面で ¥0 と表示されます。

無料になるのは、ダウンロード画面で ¥0 と表示されている間だけです。くれぐれもお間違えのなきようお願いいたします。

 一回目のキャンペーン時に、まるく堂様がレビューを書いてくださいました。

以下のブログパーツはダウンロード画面・ショッピングカート画面へのリンクにすぎません。プログパーツの価格表示にはタイムラグがありますので、ご注意ください。

『茜の帳』はもう少しお待ちください。

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2013年6月 9日 (日)

村上春樹現象の深層 ⑤言論統制が行われている中国・韓国で、村上春樹がヒットを続ける理由

村上春樹現象の深層

大学教師に熱愛される村上春樹
村上春樹の浮遊する夢とポルターガイスト体験
マスメディアが媚態を尽くす村上春樹
眠剤を飲むくらいなら純文学小説を読みましょう
⑤言論統制が行われている中国・韓国で、村上春樹がヒットを続ける理由

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 村上春樹の人気には色々と引っかかるところがあったのだが、もう一つ、解けない謎があった。アメリカで売れている というのもわたしには意外ではあったが、言論統制が行われている中国、韓国で大ヒットしている理由となると、もっとわからなかった。ソ連時代のようなタイプの言論統制はないだろうが、ロシアでも人気があるようだ。

 以下の過去記事を読んでいただければ、村上春樹の小説がアメリカでどのように売られていたかがわかる。

 
 アメリカ、中国、韓国、ロシア。

 その謎が、最近の緊迫した中国、韓国との関係や、それと関係のある慰安婦問題、南京事件について調べる中で、解けた。

 言論統制が行われている国でヒットするには、その国の国益にかなっていなければならないはずである。

 わたしのブログは素人が気まぐれに更新している、ささやかな発信基地にすぎないので、当然ながら海外からのアクセスは――世界の色々なところからあるにしても――数的には少ない。AccessAnalyzer.comのアクセス解析を参考にすることが多い。

 以前はそのうち、アメリカを除けば、中国が目立った。韓国からも多かった。それが、言論統制の関係からとしか思えないが、一時期は皆無だった。最近は言論統制をくぐり抜けてくるのか、ゆるくなったのか、だいたい毎日、中国からはある。

 そして、以前も今も、彼らがアクセスしてくるのは、ほとんどが村上春樹に関する記事なのだ。韓国では、軍隊でも大層人気があるらしい。

『海辺のカフカ』『ねじまき鳥クロニクル』はざっと読んでいたが、確か『海辺のカフカ』には第二次大戦中に心的障害を負ったナカタという人物、『ねじまき鳥クロニクル』にはノモンハン事件が出てきたはずだと思い、再読してみた。

 フィクションとはいえ、『ねじまき鳥クロニクル』ではノモンハン事件がもろに出て来るし、南京事件に触れた場面もあるので、巻末には当然、参考文献が少なくとも30冊くらいは挙げられているだろうと思い、見たら(新潮文庫版平成20年29刷)、参考文献は挙げられていたが、2冊だけ。1冊は洋書だった。

 尤も、『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』(新潮文庫、平成11年)には、「いろいろなノモンハン関係の資料を読んでいて」とあるので、いろいろと読みはしたのかとも思うが、『ねじまき鳥クロニクル』の内容からすると、春樹がノモンハン事件を分析するために読んだとは思えない。小説での利用を目的とした、盗るための読書だったのではないだろうか。

 純文学の一タイプに、私小説と呼ばれる、自身の体験を素材とした小説がある。村上春樹は私小説が嫌いなようだが、あれは自画像に似たところがあり、自己を客観視しないと、書けないものである。優れた青春文学は日本のものでも、海外のものでも、大抵私小説的技法が用いられている。

 純文学には、人間の理想像を追求する、人間学とでも呼びうるような学究的側面がある。だからこそ、自身を含めて人間を見つめる目はシビアで、人間のうちに潜む、例え理想とはかけ離れた要素であっても見逃さず、白日の下に晒そうとする。

 そのシビアさは反面、人間を誤って断罪しないための温かさでもあって、作家は背景を細かく描き出し、登場人物の心理と行動を丹念に追う。

 以下の過去記事で引用した石川達三の1938年に発表された『生きている兵隊』は、南京事件に関与したとされる第16師団33連隊に取材して書かれたものだが、フィクションとはいえ、全てが歴史的事実であったのかと思わされるくらい、よく調べて書かれている。

 ちなみにバルザックの小説は、現代の経済学者が参考にするほど、正確だという。

『生きている兵隊』では、戦争の諸相が暗いトーンで描かれており、残酷な場面も数々出てくるが、全体からバランス感覚が読みとれ、各場面の隅々まで、石川達三の神経が行き渡っているのが感じられる。

 しかし、村上春樹の『海辺のカフカ』『ねじまき鳥クロニカル』では全体にどこか抽象的で、主人公と作家との間に距離感がなく、他の登場人物は狂言回し的である。村上春樹が悪や暴力を描くためにノモンハン事件や南京事件が利用されたという印象を拭えない。それも無造作にである。

 春樹には、色々な本からお気に入りの断片を拾ってきて、アクセサリーのように利用する癖がある。わたしはそのことを、評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』で指摘した。

 そのように気ままに拾われて挿入された断片は、本来の性質をとどめていず、春樹自身の断片でしかないのだが、ノモンハン事件であろうと、南京事件であろうと、同じやり方で利用されたのである。

 わたしはざっと読んだとき、そう思ったので、内容を細かに調べはしなかったのだ。

 今回再読して驚いた。

 そして、色々と調べるうちに、日本がいつのまにか新旧の陣営に分かれてしまっていることに気づいたのだった。

 第二次大戦前からの日本を本来の日本として引き継ごうとする旧陣営と、日本を外国や左翼思想の利害のためのいわば植民地として存続させようとする新陣営とである。

 だから旧陣営は、日の丸や国歌を大事にし、その由来を教え、日本の歴史を現在まで一貫したものと考える。戦争の動機と敗戦に至った経緯を丹念に研究する。戦前からの文化、伝統を尊ぶ。

 新陣営は、敗戦後の日本に依拠しているので、日の丸も国歌も日本の歴史も邪魔である。歴史は一応教えるが、それはいわば他国の歴史に対するような感覚で、趣味、あるいはノスタルジーとして教えるだけであり、戦争に関しては、先勝国や左翼など、日本を有効活用したいと思っている勢力の視点で教える(この点に関して彼らの利害は一致する)。

 日本は第二次大戦でアジアが白人の植民地政策から解放されるきっかけをつくったというのに、敗戦によって、植民地に似たものとなり、下手をすれば、敗戦まで続いた日本とは全く別の国になってしまうだろう。

 中国や韓国によく似た国となり(かなり、そうなってしまっている)、ナンのために生きているのかわからない一般国民と搾取する人々で構成された、アジアの最劣等国となってしまうだろう。

 日教組は、左翼思想と反日勢力の拠点ともいうべきものとなってしまっているようだが、わたしは何かおかしいと感じながらもそこまでは知らなかった。だが、相当に劣化した左翼思想を未だにリードしようとする団塊世代がどんな人々であるかはよく知っている。

 GHQ(連合国最高司令官総司令部。1945年、アメリカ政府によって設置された対日占領政策の実施機関。Wikipedia:GHQ)による言論統制の影響を最も強く受けてしまった人々である。左翼思想を支える人々に在日外国人が多いことは、ほぼ確実である。以下はYouTubeの動画へのリンク。

韓国民団の選挙協力に感謝する、民主党野田佳彦議員

ブチギレしたくなる動画3

ソフトバンク 孫正義 の犯した8つの罪

 勿論、団塊世代にも、左翼思想に与しない人は多いのではないかと思うが(現在、旧陣営で中心的役割を果たしているのも、この世代の人々かもしれない)、無意識的に赤とはいわないまでもピンクがかっている人は、この世代と団塊ジュニアには多いだろう。

 現に、村上春樹関係でいただいたコメントは大抵、団塊か団塊ジュニアの人々なのだ。村上春樹は団塊世代に属する人だが、小説が洒落た風俗でコーティングされているため、春樹が新陣営の広告塔であるとは気づかなかった。

 春樹は作中の主人公となって、架空の敵と戦っている。その架空の敵とは、旧日本軍であり、天皇制であり、大東亜共栄圏という思想であり、戦争そのものであり、端的に暴力であり、究極の悪である。これらは皆一緒くたとされてしまっている。

 これでは子供のチャンバラごっこと変わりないのであるが、当の作家自身も、ファンたちもそのことに気づいていない。第一、平均的な知性と良識があれば、村上春樹の小説を読むのはひどく苦痛に感じるはずである。

 わたしは春樹が引用する断片のほとんどを読んだことがあるだけでなく、詳しく調べたことも多いので、引用されている断片が元の作品の全体の中でどのような位置を占めているかがわかる。春樹の引用が冒涜と感じられるのだ。

 わたしは日教組教育によって洗脳されていながらも、戦争に関する以下のような箇所が資料を基に旧日本軍や天皇を客観的に描写したものとは到底思えず、従って風刺とも考えられず、冒涜としか感じられなかった。

……引用ここから……
「日本の神様と外国の神様は親戚どうしなのか、それとも敵なのか?」
「知らねえよ、そんなこと」
「いいか、ホシノちゃん。神様ってのは人の意識にしか存在しないんだ。とくにこの日本においては、良くも悪くも、神様ってのはあくまで融通無碍なものなんだ。その証拠に戦争の前には神様だった天皇は、占領司令官ダグラス・マッカーサー将軍から『もう神様であるのはよしなさい』という指示を受けて、『はい、もう私は普通の人間です』って言って、1946年以降は神様ではなくなってしまった。日本の神様ってのは、それくらい調整のきくものなんだ。安物のパイプをくわえてサングラスをかけたアメリカの軍人にちょいと指示されただけでありかたが変わっちまう。それくらい超ポストモダンなものなんだ。いると思えばいる。いないと思えばいない。そんなもののことをいちいち気にすることはない」

……引用ここまで(新潮文庫版『海辺のカフカ(下)』頁127-128)……

 わたしはこの箇所を読んで、過日観たロック・オペラ『ジーザズ・クライスト=スーパースター』を思い出した。神の子イエスが磔になる場面では、首吊り自殺したユダが天使(堕天使?)群と共に現れて、歌い踊る。

 キリスト教に対する大変な冒涜ともいえるが、この映画が芸術作品としての品格を感じさせるのは、ユダを通して人間らしい虚心の問いかけがなされており、また磔にされるイエスへの愛がユダの高尚な心の痛みを伴って感じられるからである。

 これはわたしの単なる想像にすぎないが、この場面、春樹は『ジーザズ・クライスト=スーパースター』を参考にしたのではないだろうか。全体にバタ臭すぎて、言葉が浮いているからである。

 語られている天皇に、天皇らしさがない。そのためだろう、ここではカーネル・サンダーズが星野青年に一方的に教えを垂れている――星野青年を洗脳している――場面としか感じられない。これはまさに戦後の日教組教育そのものではないだろうか。ついでにいえば、ギリシャ悲劇のモチーフも浮いている。

 ……引用ここから……
女とすんなり別れたきゃ自衛隊に入るのがいちばんだね。石くんもこいつは覚えておくといいぜ。穴掘りと土嚢積みばかりやらされたのはめげたけどね」
……引用ここまで(新潮文庫版『海辺のカフカ(下)』頁441)……

 自衛隊員がこんな男ばかりだとしたら、日本のお先は真っ暗である。有事の際、日本人が頼れるのは自衛隊しかないというのに。

……引用ここから……
だいたいきみは自衛隊に入っていたんだろう。国民の税金をつかって鉄砲の撃ち方も教わっただろう。銃剣の研ぎ方だって教わっただろう。兵隊さんじゃないか。殺し方くらい自分の頭で考えろ。
……引用ここまで(新潮文庫版『海辺のカフカ(下)』頁486-487)……

 ここで『海辺のカフカ』のレビューを書くつもりはないので、素朴な疑問を書くだけだが、お亡くなりになったナカタさんの口からサナダ虫みたいに出てきた、蛇と山椒魚とお化けのQちゃんを一つにしたみたいな白いものは、悪の素か何かだろうか? 

 それがわかった人はいないようで、レビューをあれこれ読んでみたが、途中からモゴモゴした文章になって「とにかくよかった」で終わっているものが多い。

 白いものはナンと包丁と(象徴性を帯びた超自然的?な)石で自衛隊あがりの星野青年にやっつけられ、めでたし、めでたし。クサイ臭いは素から絶たなきゃ駄目、って宣伝があったわね~! こんな小説、大人が書くのは難しいと思う、いやホント。脳味噌が風邪ひいちゃったわ。

……引用ここから……
 彼らは半世紀近く前に満州と外蒙古との国境地帯で、草もまともに生えていないような一片の荒野をめぐって熾烈な戦闘を繰り広げたのだ。僕は本田さんから聞くまで、ノモンハン戦争のことなんてほとんど何も知らなかった。でも、それは想像を絶した壮絶な戦いだった。彼らはほとんど徒手空拳で優秀なソ連の機械化部隊に挑みかかり、そして押しつぶされたのだ。〔略〕
「もしわしが耳に負傷をせなんだら、たぶんわしは南方の島に送られて死んでいたことだろう。事実ノモンハンで生き残った兵隊たちの多くは、南方にやられて死んだんだ。ノモンハンは帝国陸軍にとっては生き恥を晒したような戦じゃったし、そこで生き残った兵隊はみんな、いちばん激しい戦場に送られることになったからな。まるでそれはあっちに行って死んでこいというようなものじゃった。ノモンハンででたらめな指揮をやった参謀たちは、あとになって中央で出世した。奴らのあるものは、戦後になって政治家にまでなった。しかしその下で命をかけて戦ったものたちは、ほとんどみんな圧殺されてしもうた」
「どうしてノモンハンの戦争が陸軍にとってそれほど恥ずかしいものだったんですか」と僕は尋ねてみた。「兵隊はみんな激しく勇敢に戦ったんでしょう。沢山の兵隊が死んでいったんでしょう。何故生き残った人たちがそんなに冷遇されなくてはならなかったんですか?」
 でも僕の質問は彼の耳には届かなかったようだ。

……引用ここまで(新潮文庫版『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』頁101-102)……

 徒手空拳でソ連の馬鹿デカそうな戦車に戦いを挑むなんて、まあ凄い! もしかしたら、超能力部隊だったのかしら~? わたしは国際的影響力のある春樹の無知のほうが、よほど恥ずかしい。

 ソ連崩壊からロシアの混乱期にかけて、機密文書が流出し、それらによって、これまでとは様相を異にするノモンハン事件像が形成されたようだ。

 Wikipedia:ノモンハン事件によると「ロシア軍のワルターノフ大佐は、従来非公開だったソ連・モンゴル軍全体の損害(死傷者及び行方不明者)について、日本軍よりも多くの損害を出していたことを明らかにした」という。「ノモンハン事件(ハルハ河戦争)の歴史的研究」という論文が読み応えがある。

 春樹は、よしゃいいのに、南京事件についても書いてくれている。そして、春樹の小説に出てくる主人公はセックスするしか能のないような男ばかりなので、捏造だったといわれる従軍慰安婦問題にありもしないはずのリアリティを添えてしまい、火のないところに煙は立つ状況をつくりだしている可能性がある。

……引用ここから……
南京あたりじゃずいぶんひどいことをしましたよ。うちの部隊でもやりました。何十人も井戸に放り込んで、上から手榴弾を何発か投げ込むんです。その他口では言えんようなこともやりました。少尉殿、この戦争には大義もなんにもありゃしませんぜ、こいつはただの殺しあいです。
……引用ここまで(新潮文庫版『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』頁261)……

 

 南京事件や従軍慰安婦問題は捏造されたものであることが旧陣営やニュートラルな人々の研究で明らかになっているにも拘わらず、それを無視しようとする新陣営の人々を以上のような春樹の小説の断片がどれほど喜ばせたか、想像するに難くない。わたしが前掲の過去記事で引用した石川達三の『生きている兵隊』における南京事件の描写と比較してみてほしい。

 中国、韓国、そしてノモンハン事件を春樹のような解釈で書いて貰ったロシアだって大喜びに違いない。アメリカには勿論、春樹を歓迎する理由があるだろう。 

 その国々の人々が無邪気に楽しむだけであろうと、国家の戦略的視点とは別なのだ。

 村上春樹の小説を愛読する日本人は、気づかないうちに自虐史観を植えつけられ、愚民化教育されている懼れがある。

 で書いたように、存命中の作家で最も多く大学で講義されている作家は村上春樹だという。 

 新陣営に教育されたわたしたちの多くが、玉音放送がどんなものかさえ知らない。戦前・戦中を総合し、戦後の始まりを告げる、日本の象徴及び日本国民統合の象徴たる天皇の貴重な意思表明なのである。この玉音放送をよく知り、真摯に受け止めるだけで、旧陣営はそのまま新陣営となりえたであろうに、それは阻まれた。以下はYouTubeの動画へのリンク。

敗戦の詔勅(玉音放送)

 以下のサイトから、終戦の詔勅(玉音放送の内容)の現代語訳を転載させていただく。

……転載ここから……
<現代語訳文> 

 私は深く世界の大勢と日本の現状について考え、非常の手段によってこの事態を収拾しようと思い、忠義で善良なあなた方臣民に告げる。

 私は帝国政府に米国、英国、中国、ソ連に対してポツダム宣言を受け入れることを通告せしめた。そもそも日本国民の安全を確保し世界の国々と共に栄えその喜びを共にすることは、私の祖先から行ってきたことであって私もそのように努めてきた。先に、米国・英国二国に宣戦を布告したのも、我が帝国の自立と東亜の安定を願ってのものであって、他国の主権を侵害したり、領土を侵犯したりするようなことは、もちろん私の意志ではない。しかしながら、戦闘状態はすでに四年を越え、私の陸海将兵の勇敢な戦闘や、私の官僚・公務員たちの勤勉なはたらき、私の一億国民の努力、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず、戦争における状況はよくならず、世界の情勢も我々には不利に働いている。それだけではない。敵は、 新たに残虐な爆弾を使用して、何の罪もない多くの非戦闘員を殺傷し、その被害はまったく図り知れない。それでもなお戦争を継続すれば、最終的には日本民族の滅亡を招き、そして人類文明おも破壊することになってしまうだろう。そのような事態になったとしたら、私はどうしてわが子とも言える多くの国民を保ち、先祖の霊に謝罪することができようか。これこそが政府にポツダム宣言に応じるようにさせた理由である。

 私は日本とともに終始東亜の植民地解放に協力した友好国に対して、遺憾の意を表さざるを得ない。帝国臣民にして戦場で没し、職場で殉職し、悲惨な最期を遂げた者、またその遺族のことを考えると体中が引き裂かれる思いがする。さらに戦場で負傷し、戦禍にあい、家や職場を失った者の厚生については、私が深く心配するところである。思うに、これから日本の受けるであろう苦難は、大変なものになる。国民たちの負けたくないという気持ちも私はよく知っている。しかし、私はこれから耐え難いことを耐え、忍び難いことを忍んで将来のために平和を実現しようと思う。

 私は、ここにこうして国体を守り、忠義で善良なあなた方臣民の真心を信頼し、そして、いつもあなた方臣民とともにある。もし、感情的になって争い事をしたり、同胞同士がいがみあって、国家を混乱におちいらせて世界から信用を失うようなことを私は強く懸念している。国を挙げて一つの家族のように団結し、子孫ともども固く神国日本の不滅を信じ、道は遠く責任は重大であることを自覚し、総力を将来の建設のために傾け、道義心と志操を固く持ち、日本の栄光を再び輝かせるよう、世界の動きに遅れないように努めなさい。あなた方臣民は私の気持ちを理解しそのようにしてほしい。

 天皇の署名と印璽
 昭和二十年八月十四日

……転載ここまで……

 わたしの世代――他の世代のことはよくわからない――が日教組教育で教わったことから判断すると、玉音放送の中の「先に、米国・英国二国に宣戦を布告したのも、我が帝国の自立と東亜の安定を願ってのものであって、他国の主権を侵害したり、領土を侵犯したりするようなことは、もちろん私の意志ではない」という箇所は、真っ赤な嘘、ということになる。

 しかし、戦争に関する新資料の流出や研究が進む中で、真っ赤な嘘をついていたのがどちらだったのかが明らかになってきている。

 わたしはこれまで、新陣営からの刷り込みは散々受けてきたので、しばらくは旧陣営からの発信に耳を傾けたいと思っている。村上春樹に対する批判は、どちらかの陣営に依拠したものではなく、これまでのように文学観から出たものである。

 以下は、このような現状にあるわたしがYouTubeよりセレクトした動画へのリンク。日本政府がユダヤ人保護を閣議決定していたことは、あまり知られていない。それがあったから、外交官・杉原千畝はユダヤ人にビザを発行できたのだった。

大東亜戦争の真実

人種の平等と世界平和,公正な世界を目指した日本

ユダヤ人保護を日本「閣議決定

ハルノート_太平洋戦争

日米開戦のウラ_1/2

日米開戦のウラ_2/2

ユダヤとコミンテルン_日本が戦争に至った背景

日本人が知らなければならない太平洋戦争の真実 【日本人よ目覚めよう】

大東亜戦争の名言集

まだ太平洋戦争と呼びますか?【大東亜戦争に込められた想い】

海ゆかば The 2nd old Japanese national anthem

世界が語る神風特別攻撃隊―カミカゼはなぜ世界で尊敬されるのか

泣ける【静ちゃんへの手紙】~神風特攻隊員の兄と幼き妹~

航空自衛隊 航空学生の一日 ✈ JASDF Aviation Cadet

※当ブログにおける関連記事

・2013年5月27日 (月)
YouTubeよりセレクト - 慰安婦問題、南京事件 (※29日に追記あり)
http://elder.tea-nifty.com/blog/2013/05/youtube---82b7.html

・2013年5月30日 (木)
大東亜共栄圏の夢が破れ、日教組の罪な戦後教育
http://elder.tea-nifty.com/blog/2013/05/post-6999.html

サンプルをダウンロードできます。
     ↓

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短編児童小説『卵の正体』のお買い上げ、ありがとうございます!

 短編児童小説『卵の正体』のお買い上げ、ありがとうございます!

 この本は、これで11冊目のお買い上げでした。

 以前は電子書籍をお買い上げいただくと、すぐに感謝とご報告の記事を書いていましたが、現在は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています。

 お買い上げいただくと、大変嬉しいです。

 ずいぶん、電子書籍作りをサボってしまいました。電子書籍の海でいくらかでも浮き上がっていたければ、少なくとも月に1冊は本を出していかなければならないとわたしは考えています。

 考えているだけでは、駄目ですわね。

 サンプルをダウンロードできます。
    ↓

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2013年6月 8日 (土)

息子の韓国土産「King's Cookie」

Kings_cookie

 見た目は月餅、お味はサーターアンダギーを連想させるお菓子。 伝統のあるお菓子のようです。二段になっていて、一個一個が結構がっしりしています。

 娘が息子から聴いたところでは、韓国の駅で、たどたどしい日本語で勧められたとのこと。自然な味わい。体に優しそうです。

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サンリズム雑感 ②/日々新しさを感じさせてくれるブラヴァツキーの本

 サンリズムを飲み始めてから、眠気や脱力感に悩まされていたが、早くも楽になってきた。薬が体に馴染んできて、他の薬たちにすんなり仲間入りしたという感じ。

 でも、これは体が抵抗力を取り戻したともいえ、またいくらか不整脈が起きてくるのかも。心臓が薬に完全に制圧されていたときとは違い、薬のほうで妥協し、ほどほどのところで働いてくれるということだろうと期待しているけれど。

 この薬を今後も飲み続けるのかどうかは来週受診してみなくてはわからないが、使用感は悪くない。胸の中が服用前より、ずいぶん静かになった。

 もし飲み続けるのであれば、ジェネリックにしていただけるか、先生に訊いてみよう。

 結局、不整脈の件でははっきりしない部分が残っている。起きたときでないと、捉えられないというところがあるためだ。携帯心電計をお借りしていた40日間は、まるで魚釣りをしているような気分だった。

 でも、待っていると、安静にしているようなもので、あんまりかからない(心房細動らしきものはかかった)。創作面では極めて不作の40日間を過ごしてしまった。逆から考えれば、創作をしなければ、体調不良に悩まされることは少なくなるということだろう。

 

 確かにこんな生活は、創作からくる悦びを除けば、ストレスと家族に対する申し訳なさが募るだけ。この葛藤はいつまで続くのでしょうか? としばしば天に問いかける。

 すると、「生涯中ずっとそうである」と、神智学の本からブラヴァツキーがきっぱりとアドバイスしてくれる。以下は『実践的オカルティズム』(田中恵美子&ジェフ・クラーク訳、竜王文庫、平成7年)より。

 “私達の苦痛の主な原因は、永久的でないものの中に永久的なものを常に探し求めることである。絶対に確実なこの世の唯一の特性が絶え間ない変化ということであるのに、私達は永久的なものを探し求めるだけでなく、まるで不変なものを身につけたかのように行動する。私達は永久的なものをしっかりつかまえたと思い込んだ途端に、それが私達の手の中で変わってしまい、そして苦痛が生じる。
 成長という概念には崩壊という概念が含まれている。内なる存在はいつも、それを束縛する狭い殻を壊して先へ進まなければならない。そのような崩壊には必ず、肉体的な苦痛ではなくて精神的な苦痛が伴う。
 生涯中ずっとそうである。

 そういえば、ブラヴァツキーの代表作『シークレット・ドクトリン 宇宙発生論《上》』(田中恵美子&ジェフ・クラーク訳)がアマゾンから購入可能になったようです。

 ただ、今アマゾンに行ってみたら、「一時的に在庫切れ、 入荷時期は未定です」と表示がありましたが。

 出版元「宇宙パブリッシング」のホームページからも購入できるようです。最初の20ページをダウンロードできます。「目次」、ブラヴァツキーの思いが伝わってくる「はしがき」、「序論」の冒頭を読むことができます。

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2013年6月 5日 (水)

サンリズム雑感 ①/不整脈に関する過去記事を拾ってみる。

 前の記事「循環器クリニック受診:やっぱり心房細動? それも意外な記録が……」を書いたあと、ひどい眠気が続いて、爆睡。目覚めたら、午後の4時。午後の四時。

 午後の五時。午後の五時。というルフランが印象的なスペインの詩人ロルカの「イグナシオ・サンチェス・メヒーアスへの哀歌」という題名の闘牛士の死亡事故を詠った詩を思い出しました。

「午後の五時。/午後のきっかり五時だった。一人の子供が白いシーツを持ってきた/午後の五時。/石炭が一篭  もう用意され/午後の五時。/あとは死を 死を待つだけになっていた/午後の五時。」(『世界の詩集 19 ロルカ詩集」小海永二訳、昭和47年)で始まる、一度読んだら、忘れられなくなる詩です。

 と、また脱線しました。

 サンリズムを服用してから30分ほど、左胸の浅いところで軽い圧迫感が起き(心房細動と思われる不整脈が起きているときも同様の神経に障る嫌な感触があります)、苛々しましたが、そのあと、胸の中が異様なまでに静かです。

 何て静かなの、と逆に胸の中が気になるほどです。

 全ての不整脈が一蹴される、魔法の薬・第2弾……? ニトロは魔法の薬だというのが、よく訪問させていただいている冠攣縮性狭心症の患者さんのブログに集っている人々の評判です。わたしもニトロは魔法の薬だと思います。

 そういえば、今回携帯心電計では、以下のような強い胸痛は記録出来ませんでした。

  • 2010年2月 9日 (火)
    久しぶりに来た、不吉な胸痛

    http://elder.tea-nifty.com/blog/2010/02/post-f8f2.html
    刺し貫かれるような痛みが胸のど真ん中。久しぶりにフリーズしちまった。凍りついたようになったまま舌下錠に手が出せないでいたら、第二弾。怖い。動けないまま第三弾の痛み。それが遠のいたときに、ニトロペンを掴み、震える両手で破り、舌の下に。

 サンリズムで、胸の中の静けさに驚くということは、普段は絶えず、動悸がしたり、ドクンとしたり、胸が重かったりと、あれこれ起きていて、それが慣れっこになっていたということですね。そんな雑音がすっかり消えてしまいましたよ。今だけの現象かもしれませんが、抗不整脈薬サンリズムは作用が強力らしいので、さすが、という印象です。

 眠気は血圧が下がりすぎるからでしょうが、慣れると、そうでもなくなると思います。循環器系の薬って、大抵、血圧降下作用があるんですよね。

 30分間の電気的刺激感(?)は不快で、苛々しますが、これも使っているうちに平気になるのでしょうか。

 心房細動っぽいと先生に指摘された不整脈は、ブログの過去記事を調べてみると、よく似た症状が2009年から記録がありました。不整脈はよほど印象的なものでないと記録しないので、もっとずっと前からあったのかもしれませんが。

  • 2009年1月26日 (月)
    脈がへんてこりんな打ちかたを…

    http://elder.tea-nifty.com/blog/2009/01/post-1c68.html
     一昨日辺りから、薬を飲んでいても頻脈が治まりにくいのですが、1時間前から凄く変な打ちかたを休みながら繰り返して、ようやく治まったようでもあります。
    何でしょう、これ?
  • 2009年11月23日 (月)
    けったいな不整脈

    http://elder.tea-nifty.com/blog/2009/11/post-32a9.html
     朝、ヘンな不整脈が起きました。胸にトトトトトトッとミシンをかけられるような感じ(?)。

     気持ちが悪いと思い、脈をとったところ、ドクドクする箇所に当てた指の下から、そのドクドクがフッと消えます。あれ、わからなくなったわと思い、探り直してドクドクに指を当てると、また少ししてフッと消えました。そんなことの繰り返しで、苛立ち、わたしは血圧の測りかたも下手だけれど、脈を測るのも下手なんだ……とふて腐れてまた寝てしまいました。

 4年も前から起きていて、たまにしか起きず、電気的刺激感に苛立たされるという以外の不都合はないとなると、わたしに起きる心房細動には薬は必要ないのではないでしょうか。わたしがドクターなら、これには薬を出しません(ドクターじゃないけれど)。

 携帯心電計では記録がとれなかったブクブク感じる不整脈が何なのかわかりませんが、気が遠のくという不都合さえなければ、わたしがドクターであれば、これにも薬を出さないところですが、気が遠のくとなると、心房細動の予防を含めて、サンリズムの服用を勧めるでしょう(診断ごっこ? ほほほ……)。

 この薬、他の心臓の薬に比べて、高いのがねえ、ワタクシ的には問題です。飲まずに何とかなるのであれば(ブクブクがあまり出ないのであれば)、飲みたくないなあ。

 ただ、40日間何千円かの薬代をケチったために脳梗塞か、心筋梗塞か、肺梗塞かになってしまうとしたら、後悔してもしきれないので、先生のご判断に粛々と従うばかりです。

 そういえば、携帯心電計と一緒に持っていったメモは、とてもわかりやすいと看護師さんたちに褒められました。メモは当ブログを参考にしものです。当ブログは、体調管理に本当に役立っています。体調のカテゴリーをクリックするだけで、過去からの体調がずらっと出て来るのですから。

 これは前にも書きましたが、わたしは体調の記録専用のブログ『マダムNの体調日記』も持っています。端的に、体調の記録のみ見たいときにはそのブログが便利ですが、気になる症状が起きた時期の生活など、総合的に調べるには当ブログでないとわかりません。

 タイトルはもっとわかりやすく書くほうがいいかもしれません。古い記事だと、カテゴリーをクリックしてもタイトルだけしか出て来ないので。

 長時間のブクブクが起きるようになったのは、ここ数ヶ月です。短いものであれば、もっと前からあった気がしますが、比較的新顔といってよいものです。

 何がそのきっかけとなったのかはわかりませんが、起きるときは創作や電子書籍に没頭して、睡眠も排泄も朝昼の食事さえ忘れているようなときです。過度に疲労したときですね。

  • 2013年2月20日 (水)
    気持ちの悪い不整脈

    http://elder.tea-nifty.com/blog/2013/02/post-284e.html
     電子書籍に熱を上げすぎるせいか、周期的なものなのかわからないが、痙攣縮性狭心症の発作はあれからないものの、不整脈が凄い。頻脈ではなく、泡がブクブク音を立てるときみたいな、変な感触。
     いつ頃からか、この変な不整脈を感じ出したのだが、弁膜症があるといわれて妙に納得。それが原因の不整脈としか思えない。
     この種の不整脈が増え、これが起きると、めまいがしたり、変に疲れたりする。気絶したみたいに眠ってしまったのも、この種の不整脈を感じていたときだが、急に血圧が下がったような感じがあり、それと不整脈が関係あるかどうかはわからない。
  • 2013年2月22日 (金)
    また変な不整脈。今宵も萬子媛を想う。

    http://elder.tea-nifty.com/blog/2013/02/post-ed0a.html
     泡がブクブクいうような、変な不整脈に長時間悩まされている。
     長時間悩まされているということは、この不整脈が大して問題のないものということかもしれない。
     頻脈には馴れているが、ブクブクにはあまり馴染みがない。
     不整脈が続くと、体が弱った感じがして嫌だ。
  • 2013年4月11日 (木)
    あーメガネつぶした。ブクブク、フラフラ。
    http://elder.tea-nifty.com/blog/2013/04/post-37d1.html
     だが、夕食後に疲れて、例の胸のど真ん中でブクブクと泡が湧く風に感じる不整脈(期外収縮で心配ないと循環器クリニックの先生はおっしゃる)が深夜まで何時間も続き、その間めまいがしたり、気が遠くなったりしながら、炬燵で起きていた。

 先生は心房細動っぽいピリビリする不整脈や、ナンなのかはっきりしていないブクブクと感じる不整脈、いずれとの関係も否定されましたが、弁膜症が指摘されたのは比較的最近のことで、今年に入ってからでした。

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循環器クリニック受診:やっぱり心房細動? それも意外な記録が……

 すっかり私物化して、40日以上携帯心電計をお借りしていました。今日、返却及び受診しました。追加レンタル料金(?)はとられませんでした。

 他に、 副甲状腺のCT検査結果を渡しそびれていたので(エコーと一緒にお渡しするはずでした)、お渡しし、「肺に関する記述は心配いらないんでしょうか、日赤では1年に1度CTを撮ればいいとおっしゃいましたが」とお尋ねしたところ、先生は頷かれ、「これはコピーしておこう」とおっしゃったので、「それは先生にお渡しするつもりで持ってきました」といいました。

 血圧が今日は高くて、測り直し。それでも、いつもより高かったのですが、30代で160 - 100になった頃からすると、ずっと低いと思いました。

 看護師さんから髪形を褒められました。「すっきりショートで、後ろがスッとなっているわね。モデルさん風の髪形で、素敵」と二人の看護師さんがニコニコしておっしゃるので、美容師さんに教えてあげよう(1年後に……)と思いながら「髪形だけモデルさんでもね~!」とわたし。

 うなじの湿疹に気を遣って、クリームを遠巻きに塗ってくださったり、500円追加になりますが、洗うときに炭酸水でお願いすると、パーマ、白髪染めしても、染みません。前回初めて試しましたが、皮膚が弱い人間にはありがたいです。

 1年に1回くらいしか行かないので、「ショートがミディアムになっている!」と担当の美容師さんを驚かせました。腕がいいので、ミディアムになるまで放置できるのですね。今回も「何もしなくていいように、カットしましたからね」と美容師さん。ちなみに上昇宮が獅子座の人は、髪の毛を獅子みたいに放置する癖がありがちなのだそうで、わたしはまさにそう。上昇宮は獅子座です。

 どうでもいいことを書いてしまいました。

 わたしはブクブク感じる不整脈が心房細動であることを疑っていたのですが、ネットでは心房細動はあまり心配要らないと説明があるものと、血栓ができやすくて、それが脳に飛べば脳梗塞、心臓に飛べば心筋梗塞の心配があると注意を呼びかけているものとがあって、わたしは後者を考えてしまい不安でした。

 何にしても、今回、そのブクブク感じるタイプの不整脈は記録できなかったのです。ところが、ナンと何となく気になって記録した以下の心電図を、先生は「心房細動っぽい」と指摘されたのでした。

○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

2013年5月13日 (月)
キャンペーン中だけれど……記録4回目(左胸の局所的軽い胸痛・圧迫感) - 携帯心電計
http://elder.tea-nifty.com/blog/cat20315109/index.html

 パソコンに向かっているときに、明らかにこれは狭心症の発作ではないと感じる左胸の局所的な(かつ浅い)軽い胸痛・圧迫感が起きた。

 狭心症の発作と感じ、「ニトロ!」と思うときは、胸のど真ん中に鈍い、ひどいときは灼けるような、杭を打たれるような痛みが起き、圧迫感ももっと深いところから胸全体を押しつぶされるようなものだ。

 それに比べると、左胸限定の部分的なもので、生命の危機を覚える類いのものではなく、神経に障るようなタイプのもの。軽い痛みだが、鋭利な感じの痛み。

 このタイプの痛み・圧迫感がたまに起きることを思い出し、せっかく携帯心電計をお借りしたのだから、これが何なのか知りたいと思い、携帯心電計を当ててみた。

 すると、以下のような表示。

20130513heart

 心配いらない不整脈か? 軽い痛み・圧迫感以外には何も感じないけれど。心拍数が、普段多めのわたしにしては、少ない。

 その左胸の局所的な痛み・圧迫感がなかなか消えないので、苛々し、ミオコールスプレーを使って見た。

 狭心症の発作(と思われる)ときにニトロを使うと、水を流したみたいな清涼感が拡がるのだが、そんな効き方はしなかった。が、何となくよくなった。

 ニトロとは無関係によくなったのかもしれない。急に眠くなったのは、ニトロで血圧が下がったためだろう。

○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

「このジクザグの線は心房細動っぽいね。手ぶれがあることもあるけれど、バラバラに打っていた可能性がある。しばらくして元に戻っているけれどね。心房細動だとやっかいだよ。脳梗塞になる懼れがあるから。これが長時間続くとなると、そりゃその間心臓はうまく血が送り出せなくなるわけだから、フラフラもするよ。もう少し長い記録がほしい、ホルターは前にしたっけ?」と訊かれました。

 ずっと前に他の病院で……というと、「テープにかぶれるんだったよね」と先生。

 抗不整脈薬サンリズムを1週間試してみることになりました。ホルターは24時間しか記録できませんものね。するようにおっしゃったら、勿論しましたが、今、うなじ、首筋、肩に湿疹が拡がっていて、せずに済むものならせずに済ませたいのですね。わたしは皮膚が弱くなっていて、テープあとが潰瘍みたいになるのです。

 では、わたしが自分の思い込みで心房細動を疑っていたブクブク感じるタイプの不整脈は何なのでしょうか。それも、心房細動なんでしょうか?  別の不整脈なんでしょうか。自覚症状としては、この二つは全く別物です。ブクブクとピリピリという違いがあります。

 心房細動っぽいと指摘された不整脈は、左胸に限定的で、軽い圧迫感があって、痛くも痒くも息苦しくもないのですが、妙に神経に障るので、ニトロを使いたくなったのでした(嫌な感じをなくしてくれるものであれば、何でもよかったのです)。ブクブクは胸のど真ん中で起きます。

 何時間も続いて気が遠くなるのは、ブクブクのほうなのですよね。これが何なのかは気にかかるところです。数時間続いたときは、起きる直前まで電子書籍のための原稿の整理をしていたのですが、何もできなくなりました。

 ピリピリと感じる心房細動っぽいといわれた不整脈は、電気的な刺激感があるとでもいいましょうか。同じものとは思えません。

 いずれにしても、血栓の起きる危険性のある不整脈は予防できるものなら予防したいので、処方された抗不整脈薬サンリズムカプセル50㎎(朝・夕食後)で、ピリピリもブクブクも起きなくなれば、しめたものです。

 薬は1週間のお試しなので、来週受診したときに、ブクブクはナンなのか、先生にお尋ねしてみたいと思っています(結局心電図の記録はできませんでしたが)。診察のとき先生は、わたしの思い込みに引き摺られてか、先生ご自身の判断かはわかりませんが、ピリピリとブクブクを一緒になさっているようでした。

 もし、ブクブクが無害な不整脈で、ピリピリがたまに起きるだけというのであれば、サンリズム、飲まなくても済むかもしれませんね。

「ドクン、となるのは期外収縮ですよね?」と先生にお尋ねすると、そうだとおっしゃいました。ちょくちょくありますが、これは無害に感じます。

 サンリズムをずっと飲むことになるのかどうかはわかりませんが、この薬のお値段は85.9円。ゲッ、高い! ジェネリック(後発品)だと、リズムコートカプセル50㎎が47.8円。これにして貰うと、1日2回40日分で3,824円。

 これまで服用してきた心臓の薬に比べると、高いです。1995年から毎日3回、18年間飲み続けているインデラルが15.3円という安さで助かっています。

 シグマートのジェネリック、ニコランジル錠5㎎「サワイ」も毎日3回ですが、6円という安さ。細い血管を拡げてくれる薬だそうで、わたしはこれを服用するようになってから、ずいぶん楽になりました。

 ヘルベッサーのジェネリック、ジルチアゼム塩酸徐放カプセル100㎎は14.6円。毎日2回。アイトロールのジェネリック、一硝酸イソソルビド錠20㎎「タイヨー」は6.8円。毎日2回。

 心房細動は弁膜症から来ているのでしょうか、と先生にお尋ねしました。すると、先生は、わたしの弁膜症はマイルドなので、それはないとおっしゃいました。マイルドというのは軽いということのようです。

 サンリズムを昨夜と今朝服用しましたが、30分くらい、左胸の浅いところが重くなるといいましょうか、何ともいえない不快な感じが昨夜も今朝も服用後にありました。同時に急に眠くなったので、血圧が低下したのでしょうか。でも、そのあと、胸全体が軽くなり、快適になりました。

 だからといって、元気いっぱいにはほど遠く、じっとしていたくなります。何となくだるく、体に力が入りません。今、薬の効き目を訊かれても、わたしには答えようがありません……。

 ナンか、いろいろと起きる心臓のトラブルが嫌になっちゃった。心臓以外にも、あちこち変だし。本当にもう、うんざりです。いえ、 こういっちゃ、罰があたりますわね。頑張ってくれている心臓に感謝し、治療を受けられることには本当に感謝しなくてはと思います。

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2013年6月 2日 (日)

奈良・纒向遺跡から日本最古のバジル出土ですって。わが家のアスパラ。大和水産の厚揚げ蒲鉾。

 以下は、ネットニュースの冒頭。

奈良・纒向遺跡:出土の花粉はバジル 卑弥呼の時代か
毎日新聞 2013年05月30日 19時44分(最終更新 05月30日 21時38分)

 大和王権発祥の地とされる纒向(まきむく)遺跡(奈良県桜井市)で、1991年に出土した花粉が3世紀中ごろのバジルだとする論文を、金原(かねはら)正明・奈良教育大教授(環境考古学)が30日発表した。熱帯アジア原産のバジルは、江戸時代に薬用として中国から持ち込まれたとされていた。国内最古例の発見で、女王・卑弥呼(248年ごろ没)の時代の国際交流を物語る貴重な発見と言える。 〔以下略〕”

 卑弥呼の時代からバジルが日本に存在したとは、驚きです。「バジルは寒さに弱いため日本での自生は難しく、国外から持ち込まれたらしい」とのこと。国外とは、中国の魏の可能性があると記事にはありました。

 我が家のプランターでも、可愛いバジルが育っています。早く大きくなあれ(早く新鮮なバジルソースを絡めたパスタ、食べたいわ~!)。

 プランターでは無理だと懸念したアスパラガスですが(プランターでは無理っぽいね、と話したあと、夫が種買ってきて撒いたんです……)、育っています。

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 どうです、この雄々しい繁茂ぶり。可愛らしいクリーム色の花が咲いているのが見えますか? 収穫できる株に仕上げるまでに2~3年かかるそうです。これは2年目に入ったところ。

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 向かって右下に映っているのは、結構アスパラっぽいでしょ? お店に出ているアスパラの10分の1くらいの大きさです。収穫できるくらいの太さにまで育つのかどうか、見守るばかりです。

 他に、きゅうりが育っています。黄色い花が咲いて、信じられないくらい小さなきゅうりの赤ん坊ができています。パセリは過日収穫し終えて、二回目のが育っています。

201306012112000_2

 これはデパートの北海道展で買った、厚揚げ蒲鉾(大和水産)。好みで、しょうゆ、おろししょうが、わさび、マヨネーズなどつけていただきましたが、美味しかったです。

201305282331000_3

 このレモンバーブに漬けた鮭もグー! 甘塩の鮭を買ってきて冷凍していますが、参考にして自家製レモンハーブ漬けにしてみようかなと考えています。

 アスパラガスも来ていましたが、日照不足で出来がよくなかったそうです。買いましたけれど。

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 北海道のアスパラを、夫とつくづく眺めて、その太さに感心しました。

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 つい珍しくて買ってしまった「じゃがバターふりかけ」。ほのかにバターの香りのする洋風ふりかけです。

 じゃがいも「とうや」や、マルセイバターサンド、ロイズのチョコなど、あれこれ買ってしまって金欠病が悪化し、家に閉じこもった生活をしております。

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評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』をお買い上げいただき、ありがとうございます!

 Amazon.com(アメリカのアマゾン。インドを含む)のKindleストアで、評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』をお買い上げいただきました、ありがとうございます!
 この本は9冊目でした。5月25日ごろ、お買い上げいただいたようです。 

 以前は電子書籍をお買い上げいただくと、すぐに感謝とご報告の記事を書いていましたが、現在は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています。

 評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は一部を当ブログで公開しているため、KDPセレクトに登録できず、無料キャンペーンできません。お買い上げいただくと、大変嬉しいです。

 以下は、当ブログにおける村上春樹に関する最近の記事。

 ぽつぽつ、本が売れてくれるのには救われます。サンプルをダウンロードできます。
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 以下は、無料キャンペーンできない本。サンプルをダウンロードできます。
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2013年6月 1日 (土)

図書館から借りた9冊

読む年表中国の歴史 
岡田英弘〔著〕、ワック、2012.3

日韓併合の真実 
崔基鎬〔著〕、ビジネス社、2003.9

朝鮮奥地紀行 1・2(東洋文庫)
イサベラ・バード〔著〕、平凡社、1993.12

パール博士「平和の宣言」 
ラダビノード・パール〔著〕、田中正明〔編著〕、小学館、2008.2

描かれなかった十字架――初期キリスト教の光と闇
秦剛平〔著〕、青土社、2005.6

死海文書のすべて 
ジェームス・C.ヴァンダーカム〔著〕、秦剛平〔訳〕、青土社、2005.3

もうひとつの街
ミハル・アイヴァス〔著〕、阿部 賢一〔訳〕、河出書房新社、2013.2

エーリヒ ケストナー――謎を秘めた啓蒙家の生涯
スヴェン・ハヌシェク〔著〕、藤川芳朗〔訳〕、白水社、2010.11

『パール博士「平和の宣言」』のパールは、極東国際軍事裁判で唯一「日本無罪」を主張したインド人判事だったという。ぜひ、読んでみたかった。イサベラ・バードの朝鮮紀行も借りた。

 YouTubeで閲覧して印象深かった崔基鎬の著書も借りた。

『描かれなかった十字架』『死海文書のすべて』には付箋を沢山貼っていたが、予約者がいなかったので、再度。付箋って、本当に便利。返却するときは勿論、綺麗に剥がす。

 ケストナーの評伝、自伝はこれまでにも読んだが、『エーリヒ ケストナー――謎を秘めた啓蒙家の生涯』には、これまで知らされなかったケストナーの一面が描かれているようなので、興味が湧いた。

『もうひとつの街』は幻想小説のようだが、幻想の量、質と共に並々ならぬものがありそうな期待感から借りたかったが、借りている人がいたので、待っていた。

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無能評価の高い潘基文(韓国人)が仕切る国連、日本政府に慰安婦中傷の阻止勧告

 以下はniftyニュースより。

国連委、慰安婦中傷の阻止勧告
2013年5月31日(金)22時0分配信 共同通信

 【パリ共同】国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会(ジュネーブ)は31日、対日審査に関する勧告を発表。従軍慰安婦をめぐる日本維新の会共同代表、橋下徹大阪市長の発言を念頭に「政府や公人による事実の否定、元慰安婦を傷つけようとする試みに反論するよう」日本政府に求めた。日本政府は慰安婦問題について、条約は1987年発効で対象にならないと主張したが、禁止委は「法的責任を認め、関係者を処罰する」よう勧告した。

 やっぱりね、という印象のニュースでしかないが、それでも、何も知らない世界の一般大衆は「国連」という言葉に騙されるのである。

 その国連の主要機関の一つである国際連合事務局の代表、現職の第8代国際連合事務は潘基文という韓国人であり、無能評価が高いことで有名な人物なのだ。

 そうした人物が発表したことなど、本来は相手にするだけ馬鹿らしい話なのだが、何も知らない世界の一般大衆は「人権条約に基づく拷問禁止委員会(ジュネーブ)」などという物々しい言葉に騙されるのである。

 国連がすべきことは沢山あるだろうに、今や捏造であることがわかっている従軍慰安婦問題を利用して、世界の世論を操作するために勧告を発表する。

 それに対して、礼儀正しすぎる、わが日本の反応。日本は昔からそうだということを、このところのリサーチを通して知った。

 品の良い日本に生まれてよかったと誇らしく思うが、日本政府はこの危機を乗り切るために、従軍慰安婦問題は捏造にすぎないことを世界に向けて明確に発表すべきではないか? 韓国の向こうに見えるアメリカに遠慮しているのだろうか。

 何にせよ、日本の優柔不断に見える態度には、理由があるに違いないとわたしは思うようになった。現職の第8代国際連合事務総長、潘基文に関してWikipediaから一部をライン以下にクリップしておく。

 ※当ブログにおける関連記事

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

続きを読む "無能評価の高い潘基文(韓国人)が仕切る国連、日本政府に慰安婦中傷の阻止勧告"

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息子の韓国土産話

 息子から、韓国の土産話を聞きました。三泊四日のソウルへの出張で、いわゆる観光をする時間は全然なかったとのことでした。

 駅の近くのホテルは平均的なシティホテルという感じで、唐辛子を使った辛い料理が多かったということと、言葉が通じにくいということを除けば、日本とそれほど変わりないという印象だったとか。

 その中で、ちょこちょこ違うところが見つかるといった具合だったようです。

 仕事で接した限りでは、親切で、日本のコミックス オタクが二人もいたそうです。日本のコミックスを持ってきて、色々と訊かれたそうですが、息子はそのコミックスを読んだことがなかったため、うまく応えられなかったとか。

 互いに英語で会話したそうですが、単語だけでも意味を察してくれる英語が堪能な人の多いオランダ人と比べると、伝わりにくかったようです。そのせいもあったのか、苛々した感じが表情に出やすいような感じを受けたそうで。

 韓国語の特徴なのか、韓国人同士で話しているときの言葉はちょっときつく感じ、廊下で見かけた携帯で会話中のおばさんが何の前触れもなく叫び声を発したのには驚いたとか(息子を見て叫び声を発したわけではなく、携帯での会話で発していたとのこと)。

 行った場所によるのかもしれないということですが、特に反日というムードが感じられることはなかったということで、安心しました。

 歴史好きの息子は、日韓併合時代に日本人がハングルを朝鮮人(大衆)に教えたということも、日韓併合が日本のボランティアといってよいものだったということも知っていました。ハングルの発案者は世宗ですが、支配者層は漢文が使え、被支配層は文盲でした。

 焼き肉が美味しかったとか。真ん中に置いた七輪のようなものでブロック肉を焼き、サイコロステーキのように切り分けていただいたそうです。肉を包むらしい野菜が沢山置かれていて、それで包むのかなと思っていたところ、仕事相手の韓国人がお肉だけをパクパク食べていたので、自分もそれに倣ったそうで(息子は放っておくと、肉ばかり食べるところがありますが、韓国の若い男性も概してそうなんでしょうか)。

 マッコリというお酒は、濁酒に似ているんですってね。娘が、「日本でも流行ったよ。普通にスーパーで売っているんじゃないかな」といいました。わたしはたまのワイン以外にはほとんどお酒を飲まなくなったので、知りませんでした。

 韓国人はよく乾杯をする習慣なのか、話しながら、カチカチ、カチカチ、頻繁に乾杯したそうです。比較的気楽な出張だったようでした。

 容貌は、日本人に比べると、パターンが少ないように感じたとか。日本人の容貌が30~60くらいの間に散らばっているとすると、50くらいのところにいる人が多い。つまり、美形でも不細工でもない容貌の人が多いという息子の評価で、下唇がいくらか出ていて(受け口?)、しかめっ面に見える顔にしばしば出くわしたといいました。

 東京からJALで2時間くらい。北海道くらいの涼しさだったとか。

 帰国後、都内で行われた学会に行ったそうですが、大学関係の学会というわけではなく、特に会社の仕事で行く必要があったというわけでもなかったそうですが、息子の専門分野なので、行っておきたかったということのようです。息子の専門分野の学会は、東大か東工大で行われることが多いとのこと。

 慰安婦問題で日韓間には緊張があり、わたしも調べているうちにピリピリしていたところだったので、日常ムードの漂う韓国の土産話を息子から聞き、心が和みました。

 作成中の電子書籍をこのところ放置気味ですが、作業に戻る前に、図書館から日本統治時代の満州、朝鮮半島、台湾について書かれた本を借りて読んでおきたいと思っています。

 それにしても、息子は大抵のことは訊くと知っているので、便利(?)です。それで、息子が家を離れたとき、わたしは生きた百科事典が移動したような不便さを感じたほどでした。息子の偏見のない、客観的な態度が、わたしの緊張を解いてくれました。

 しかし、日本を解体しようとする――未だに愚かな革命を夢見ている――時代遅れの野蛮な勢力が慰安婦問題、南京事件を利用していて、彼らが民主党、日教組、部落解放同盟、中国、北朝鮮、韓国と深い関係にあることには、日本人として警戒心を緩めるわけにはいかないでしょう。

 デジタル児童書『田中さんちにやってきたペガサス』の2回目の無料キャンペーン、いつしましょうか? まだダウンロードしたいという方がいらっしゃるでしょうか……。

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