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2013年5月の37件の記事

2013年5月30日 (木)

大東亜共栄圏の夢が破れ、日教組の罪な戦後教育

 前の記事「YouTubeよりセレクト - 慰安婦問題、南京事件」で、19世紀朝鮮の写真を集めた動画を観、胸が潰れるような思いがした。あれが人間の暮らしとは、とても思えない。

 で、李氏朝鮮時代について調べていた。末期は本当にひどいものだったようだ。体制自体に欠陥があったとしか思えず、現在の北朝鮮は先祖返りしているかのよう。

 イザベラ・バードの旅行記はぜひ、読んでみたい。

 今の中韓の反日教育は、仮にそれ相当の理由があるにせよ、日本にとってとんだいいががりにせよ(日本が朝鮮を統治する前後の写真を見ただけで、そう思わされる圧倒的な力があった)、そんなことを続けて自国のメリットになるわけがない。国としても、人間としても、品性が損なわれるばかりだろう。

 そしてまた、日本の戦後教育にも甚だ欠陥があったわけで、日教組が中心となって子供たちに自虐史観を教え込み、どんな情操教育も無になるようなことをしてきた罪は、とてつもなく重いといわねばならない。

 敗戦という弱みにつけ込んで、「あなたたちの祖先は極悪人なのよ」といい続けてきた。安手の平和主義、平等主義を刷り込んだ。子供たちのことを思ってそうしたとはとても思えない、何か別の目的があってのことだと今頃になって気づいたわたしはもう中年。

 複雑な状況下で、日本が選択し、実行したことを、まるで生まれついての極悪人だったからとでもいうように、キリスト教の原罪以上に残酷な刷り込みをした。

 そのお陰で、わたしの世代は統一教会に騙されやすかった。自虐史観がまるで、笛吹男のような役割を果たしたのだ。

 人間の魂の底から輝き出る真の幸福感は、反日教育、自虐史観、どちらからも来ない。何にもならないことを続けて、どうしようというのか。李氏朝鮮末期の、あのような悲惨な状態を理想郷とするとでもいうのだろうか。とても、ついて行けない。

 大正・昭和に活躍した作家の中で、戦争を賛美した――と単純化した表現が当たり前となっている――時期を持つ人物は少なくない。ちょっと思い出すだけでも、高村光太郎、佐藤春夫、林芙美子、吉屋信子、谷崎潤一郎、菊池寛……この作家たちは決して頭の悪い、感性の鈍い人たちではない。

 それに、例えば吉屋信子の作品に表現された中国王朝に対する繊細、甘美な憧憬と戦争の賛美ということが、どうしても結びつかなかった。それが不思議だった。

 しかし、それはわたしがあの戦争を、弱者から搾取するだけの植民地化を目的とした、鬼畜のような戦いかたをする日本軍による帝国主義まるだしの戦争――だったと教わるままに思い込んでいたからだった。

 それが、大東亜共栄圏という文字通りに、白人支配からの解放と、解放後は共に栄えることを目的とした戦争だったとしたら、話は違ってくる。

 日本が統治する前後の朝鮮の写真を歴史の教科書に載せないのは、重罪である。

 出張で韓国に行っていた息子が、朝、帰ってきた。すぐに都内での学会に出かけるそうで、慌ただしい様子だ。落ち着いた頃にでも、感想を聞いてみたい。

 娘が文通をしているフィレンツェの書店主さんは、バルザックの『幻滅』を読了されたとか。互いに語彙不足で、感想をいい合うには不自由さがあるようだが、楽しいみたいだ。

 それにしても日本がハングル語を朝鮮(の大衆)に根付かせたとは知らなかった。それに、赤字経営の植民地政策だなんて、笑いたくなってしまう、ありえない話ではないか。

 動画をそのまま受けとるのもナンなので、きちんとリサーチしたいが、もし本当だとすると、まるでプロメーテウスではないか、日本は。

 朝鮮人の有名な短気さは語彙不足のため、内面の表現が不自由であったことから来ているという説があるようだ。

 純文学は語彙を豊かに、美しく保つ役割を担ってきたのに、その役割が果たせなくなってきている。日本を中韓のようにしたい人々は、中韓に行って貰いたい。日本人である必要がないのではないか。

※当ブログにおける関連記事

・2013年5月27日 (月)
YouTubeよりセレクト - 慰安婦問題、南京事件 (※29日に追記あり)
http://elder.tea-nifty.com/blog/2013/05/youtube---82b7.html

・2013年6月 9日 (日)
村上春樹現象の深層 ⑤言論統制が行われている中国・韓国で、村上春樹がヒットを続ける理由
http://elder.tea-nifty.com/blog/2013/06/post-b601.html 

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2013年5月27日 (月)

YouTubeよりセレクト - 慰安婦問題、南京事件 (※29日に追記あり) 

 当記事で紹介している動画は、いつ削除されても不思議ではない貴重なものばかりです。今の日本は、日本人に真実を伝えてくれる貴重なメッセージほど素早く消されてしまう不穏な状況下にあるので、日本の真実を知りたい、国内外の良識的な方々には、なるべく早くリンク先の動画を視聴していただくようお願いいたします。
(2013年5月29日17時48分)

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の慰安婦発言で問題がひろがっているので、その関係のサイト、YouTubeをリサーチしてみました。

 その前に、石川達三著「生きている兵隊」(『現代文学大系48 石川達三集』、筑摩書房、昭和39年)を再読。フィクションですが、南京事件を題材とし、発禁処分を受けた問題作として有名だからです。以下は、Wikipediaより。

Wikipedia:生きてゐる兵隊

 “石川は、南京陥落(1937年12月12日)直後に中央公論社特派員として中国大陸に赴き、1938年1月に上海に上陸、鉄道で南京入りした。南京事件に関与したといわれる第16師団33連隊に取材し、その結果著されたのがこの小説であり、日本国内では皇軍として威信のあった日本軍の実態を実写的に描いた問題作とされる。『中央公論』1938年3月号に発表される際、無防備な市民や女性を殺害する描写、兵隊自身の戦争に対する悲観等を含む四分の一が伏字削除されたにも拘らず、「反軍的内容をもった時局柄不穏当な作品」などとして、掲載誌は即日発売禁止の処分となる。その後、執筆者石川、編集者、発行者の3者は新聞紙法第41条(安寧秩序紊乱)の容疑で起訴され、石川は禁固4か月、執行猶予3年の判決を受けた。この著作が完全版として日の目を見るようになったのは第二次世界大戦敗戦後の1945年12月である。

 1946年5月9日の読売新聞のインタビュー記事で石川は、「入場式におくれて正月私が南京へ着いたとき、街上は死体累々大変なものだった」と自らが見聞した虐殺現場の様子を詳細に語っており、その記事が掲載された直後の11日の国際検察局の尋問では、「南京で起こったある事件を、私の本ではそれを他の戦線で起こった事として書きました」と述べている。しかし、逝去3ヶ月前にインタビューを申し込んだ阿羅健一に対しては、闘病中だったためインタビューは断った上で、「私が南京に入ったのは入城式から二週間後です。大虐殺の痕跡は一片も見ておりません。何万の死体の処理はとても二、三週間では終らないと思います。あの話は私は今も信じてはおりません」との返事を出しているという。

 コメントが、二転三転しているのはどういうわけでしょうか?

 小説では、戦争の色々な場面が描かれますが、南京事件が注目をあびているので、小説でも南京に注目したいと思います。

 南京入城までの出来事で目に留まるのは、中国軍の焦土戦術による南京市街の火災です。中国軍による南京市火災の描写、そして日本軍の入場式から以後を追ってみましょう。

 南京市の人口、慰安婦のありかた(これは朝鮮ではなく中国での出来事なのですが、慰安婦問題では、慰安婦が強制的に徴発され、従軍させられていたかどうかが問題となっております)など、問題と関係がありそうな箇所には下線を引いてみます。

深夜、南京市街は炎々として火の底にあった。空爆の火災もあるが多くは自ら火を放ったものであった。城内ではもはや支那兵の凶暴な略奪が始まっていたのである」とあるのは、南京最後の攻防を迎えた日本軍が、紫金山第二峰から南京市街を見下ろしている形です。

 12日の夜、紫金山第一峰に駒を進めた日本軍はこの夜も「眼下にある南京市街はまるで炎の渦であった」というような光景を見下ろしています。

 「17日正午、中山門外に集結した。南京入場式、幾十旒の聯兵旗か整列して、幾十の飛行機が雲に影をおとして、騎兵と歩兵と砲と戦車と、中山門を潜って一直線に住民なき都心に進んで行った」。

南京に住んでいた住民たち」は、どうしていたかというと、 「すべて避難民区城内に押しこめられた。その数はニ十万というが、正規軍も千人ぐらいはまぎれこんでいるらしい。その他の市街地には殆ど支那兵の姿はなくて、日本の軍人ばかりがぶらぶらと歩きまわっていた」ような状態。

 すぐに酒保が開かれます。酒保というのは、兵営内にあって兵士相手の日用品や食べ物など売る店のことです。寒いから羽根ぶとんを貰って来ようとか、姑娘の好い写真でもないかしら、といった日本兵の徴発の意図は、「大通りの店という店は略奪のあとも物凄く、大南京の物資というべきものはすべてからになっているか、さもなければ掻きまわされ散乱しているか、または焼けて瓦と煉瓦との堆積になっていた」ような状態。

自分はもう南京は復興できんと思いますな。まあ三分の二は焼けて居ります」という日本兵の言葉。

南京に酒保を開くという軍の許可を得て上海の日本商人が次々と入りこんで来た」。

難民区の支那人たちが生活物資に窮乏して、安民証を貰って買い物に出て来るものが段々に多くなった。商人は断じて売らない。帰れ帰れと手を振る。買えない支那人たちは困惑して酒保の前にぞろりと佇む」。

五十銭銀貨となら交換してやると云えば支那人はホウ、ホウと合点して手を出す。その五十銭でゴールデンバットを買う。一個五十銭で十箱買い、頭を下げて難民区へ帰って行く。そこで彼はもう商売をはじめるのだ」。

こゝは国際管理になって境界には歩哨が立った。難民は安全証を貰い日ノ丸の腕章をつけて解放される」が、ひと通り市街を歩いて見てはじめて住むべき家もなく食糧もないことを発見」し、淋しく難民区に戻って行きます。

 支那紙幣を狙っている日本商人たち。「武力闘争は早くも経済闘争に変化しつゝあった」。

日本兵の為に南京市内二箇所に慰安所が開かれた」。

もう銃を持ってあるかなくてもいゝほどに市内は平穏になっていた」。

 日本兵が慰安所に出かける場面。
百人ばかりの兵が一列に道に並んでわいわいと笑いあっている。露地の入口に鉄格子をして三人の支那人が立っている。そこの小窓が開いていて、切符売り場である。
 一、発売時間 日本時間 正午より六時
 二、価   格 桜花部 一円五十銭 但し軍票を用う
 三、心   得 各自望みの家屋に至り切符を交付し案内を待つ
 彼らは窓口で切符を買い長い長い列の間に入って待った。一人が鉄格子の間から出て来ると次の一人を入れる。出て来た男はバンドを締め直しながら行列に向かってにやりと笑い、肩を振りふり帰って行く。それが慰安された表情であった。
 露店を入ると両側に五六軒の小さな家が並んでいて、そこに一人ずつ女がいる。女は支那姑娘であった。断髪に頬紅をつけて、彼女らはこのときに当たってもなお化粧する余裕をもっていたのである。そして言葉も分からない素性も知れない敵国の軍人と対して三十分のお相手をするのだ。彼女等の身の安全を守るために、鉄格子の入口には憲兵が銃剣をつけて立っていた

 このあと、翌年になって、五十近い年齢の男の話が出て来ます。
その話によると最近日本人の女たちを連れて渡って来たのであった。突然の命令で僅かに三日の間に大阪神戸附近から八十六人の商売女を駆り集め、前借を肩代わりして長崎から上海へわたった。それを三つに分けて一班は蘇州、一班は鎮江、他の一班は南京まで連れて行った。契約三年であるけれども事情によっては一年で帰国するか二年になるかも分からない。厳重な健康診断をして好い条件で連れて来たので、女たちも喜んでいる、という話であった。いずれはそうした夜の商売をしていたであろう狡猾そうな男で、うすい外套を着て慄えながら話していた。 (略)
「南京には三四日前から芸者が商売をはじめて居ります。四人、五人居ますかなあ
。(略)

 南京陥落の翌年、こんな小説が書かれていたことを頭に置いて、わたしは動画を色々と観ました。 

 上から観ても下から観ても、つながって見える動画3本を一押しとしてセレクトしました。

【NHKがYoutubeから削除】 従軍慰安婦捏造を暴く!
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=SJtbTYItgbM

 中山 成彬氏は、日本の大蔵官僚、政治家。衆議院議員(7期)、文部科学大臣(第5代・第6代)、国土交通大臣(第10代)を歴任。

  ※関連動画
     
            
   ○亀井亜紀子『NHKはなぜ中山成彬先生の動画だけ削除した?』
  ○海外では全く相手にされない電通は朝鮮のスパイ機関? 

 

なぜ朝鮮人は嘘をつくのか Why does the Korean tell a lie
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=5d6N36xpdo0

 崔基鎬(チェ・キホ)氏は、加耶大学校客員教授。

  ※関連動画

  ○高市早苗 在日朝鮮人強制連行のウソを論破 平成22年3月10日1
  ○アムステルダムの光芒【照らされた日本の誇り】

 

19世紀の朝鮮半島 韓国人が一生教わらない歴史 Old picture of Korea
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=wq3PpeMbfrY

  ※関連動画

  ○韓国併合・劇的ビフォーアフター 일본 통치 시대 Before After   
    ○証拠資料に基づく従軍慰安婦の正体
   

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 以下は、その他、おすすめの動画、サイトです。

【西岡力】「従軍慰安婦」問題は決着済みだ![桜H23/9/26]
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=i-9KVBrUm-A

西岡 力氏は、日本の現代朝鮮研究者。東京基督教大学教授、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)会長。

高山正之 戦後の在日蛮行原因を語る
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=P6eUqvYIoeo

高山 正之氏は、日本のジャーナリスト、コラムニスト。元産経新聞記者、元帝京大学教授。

【宮脇淳子】「南京事件」の虚妄[桜H24/3/22]
 http://www.youtube.com/watch?v=dv8_HHdoAVQ

宮脇 淳子氏は、日本の歴史学者、学術博士。東京外国語大学・国士舘大学で非常勤講師を務める。専門は東洋史(中央アジア)。

06【宇宙へ帰れ!】外国人参政権反対国民集会【金美齢】
 http://www.youtube.com/watch?v=noTOyZeDOPA&feature=player_detailpage

金美齢氏は、台湾出身で日本国籍の評論家。学校法人柴永国際学園JET日本語学校理事長、元台湾総統府国策顧問。

● 【拡散希望】櫻井よしこ氏 従軍慰安婦の嘘を暴く!
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=2fQ9qgLOuA4

櫻井 よしこ氏は、日本のジャーナリスト。国家基本問題研究所理事長。

 ※上の動画「【拡散希望】櫻井よしこ氏 従軍慰安婦の嘘を暴く!」は削除されてしまいましたので、以下に同じ趣旨の別の動画を紹介します。

 従軍慰安婦は、捏造です
  http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=HoY7EYsPygo

 動画「【拡散希望】櫻井よしこ氏 従軍慰安婦の嘘を暴く!」を国民に広く視聴されることが不都合な勢力によって削除されたという以外に、削除されなければならなかった理由が一視聴者であったわたしには見つかりません。
 このブログ、結構マスコミ関係者にチェックされている節があるので、ここに紹介することが逆効果になる懸念がありますが、当ブログの訪問者に知っていただく手段が他に見つからないのです、リンクさせていただきます。(2013年5月29日)

反日から親日に覚醒した中国人の手記
 https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=waoAw2RXX5A

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難民の流入について
 http://www5b.biglobe.ne.jp/~nankin/page016.html

 サイト:南京大虐殺の虚構http://www5b.biglobe.ne.jp/~nankin/index.html

ウィキペディア:慰安婦
 http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6&oldid=47956062

【孫たちとの会話】
 http://www.senyu-ren.jp/MAGO/MAGO.shtml

 何だか怖くなりましたよ。いえ、薄々感じてはいましたが、大勢の我が国の知識人(我が国にも知識人階級は生き残っていたのです!)が現在は国難のときであること、でなければ日本はのっとられてしまうことを個人や団体で、小さな放送局を作ってまで、YouTubeなどを使い、訴えていらっしゃいます。

 どうお考えになりますか? 

   日本では在日外国人による凶悪犯罪が増えているといわれますが(通称名――日本名――でしか報道されないことが多いようです)、反日教育を受け続たら、あまり頭のよくない人は、日本人になら何をしてもよいと思うかもしれません。

 迷惑を被るのは誰より、良識的なセンスを持ち合わせている在日外国人でしょう。

 大学時代、海辺には一人で行かないほうがよい、朝鮮に連れて行かれるから……と誰からともなく聴かされ、当時は何のことかわかりませんでしたが、あれは北朝鮮による拉致を警告する言葉だったのですね。

 YouTubeやサイトから、そのときと似た雰囲気が漂ってくるのです。

 わたしはよく国会中継を観ますから、民主党政権時代の国会のおかしさと、そのおかしさを一向に報道しようとしないマスメディアに不信感が芽生えました。

 いくらか古い話になりますが、思い出せば、ある文学賞の授賞式で、いつもはささやかな感じなのに、その年だけ、地方のその場所に記者が大勢詰めかけ、招待客も多くて、ご馳走も沢山……まるで芥川賞の授賞式かと錯覚させられるような華やかなパーティーだったときがありました。

 わたしはそのとき初めて、中央選考に残ったので、何て凄いお金持ちの賞なんだろうとびっくりしました。でも、それは特別で、そのときの受賞者は、その後芥川賞を受賞されましたが、それからしばらくして、ネットで閲覧したインタビュー記事だったでしょうか、その人が日本放送協会の大御所と親しかったようなことをおっしゃっていて、そうだったのかと思いました。

 あの豪華なパーティーはその大御所の力だったんでしょうか。そうしたことがよいことなのか、悪いことなのか、わかりませんが、何にせよ、純文学はずいぶん、へんてこなものになりましたわね。壊れたような日本語で、薄汚い、荒んだような文化センスを発信する……それが問題だと思います。

 亡くなった母の長兄は満鉄に勤めていました。母の長姉の夫は三菱商事を脱サラして、満州で手広く製麺業を営み、大成功していたそうです。母は両親のことも、戦争のこともほとんど何も語りませんでしたが、満州に長姉を訪ねたときのことは何かの拍子に、なつかしそうなまなざしで「満州はよいところだった」といいました。

 正義感の強かった母が、身内がよい暮らしをしているというだけで、よいところだったと感じるとは思えませんが、日本人にとってはよくとも、満人にとっては、搾取される一方だったのだろうか、欧米的な意味でいわれるような植民地然としたところだったのだろうか、と疑問がわきます。

 知識人からの伝言ともいうべき、動画やサイトをわたしたち庶民がどう受けとり、どう行動するかで、日本の今後は左右されるのかもしれません。(2013/05/27 09:21

 ※当ブログにおける関連記事

・2013年5月30日 (木)
大東亜共栄圏の夢が破れ、日教組の罪な戦後教育
http://elder.tea-nifty.com/blog/2013/05/post-6999.html

・2013年6月 9日 (日)
村上春樹現象の深層 ⑤言論統制が行われている中国・韓国で、村上春樹がヒットを続ける理由
http://elder.tea-nifty.com/blog/2013/06/post-b601.html

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2013年5月24日 (金)

時間を置くべきだった

 ライン以下の記事を携帯からアップし、帰宅して時間が経ってみたら、印象が変わってしまい、これまでの彼女の手法上に存在する、彼女らしい作品だという感想に落ち着いてしまった。

 どうしたわけか。

 自分では気づかなかったけれど、身贔屓があったのかもしれない(我ながら、何というズーズーしさだろう!)。

 先に読んだ作品を酷評してしまったために、今度の作品では感動したいという身勝手な期待感がわたしの中に潜んでいて、感じかたを狂わせたのではないかと思う。

 細部が本当にすばらしいのだ。いくらか古い時代背景が完璧に、まさに匂うようによく書けている。わたしには到底真似のできないリサーチ力、描写力。

 わたしはそうしたところに心を震わせながら読んだのだった。彼女の長所が全開していた。

 ただ、時間が経ってみると、余韻に乏しい。それどころか、読んでいるときに引っかかったちょっとしたいくつかの箇所が内部的な重大な欠陥の噴出であったように思えてくる。

 芯が通っていない気がする。肝心の部分をつぎはぎで済ませてあるような危うさを感じてしまうとでもいおうか。

 批評をする場合、第一印象はメモ程度にとどめておいて、時間を置いてから書くようにしなければならない――少なくともわたしの場合は――ということがよくわかった。

 せめて、レビューを書く前でよかった。要するに、昔も今もわたしたちは文学観が違う、それだけのことだ。結局、また独りぽっちになってしまったような孤独感に襲われる。

  何という迷走ぶりだ。早くも電子書籍作り疲れかな。

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Notes:不思議な接着剤#86 福音書記者が参考資料を記してくれていたら、歴史は変わったかもしれない

 娘の買ってきたコミックス『バリスタ 9』を読みたいと思いながら(8も、途中までしか読んでいない)、読書の時間がとれないでいる。図書館から一度に10冊も借りてくるのがいけないのかもしれない。

 古代ユダヤ、初期キリスト教の優れた研究家、秦剛平氏の本を読むたび、豊富な資料に裏付けられた斬新な内容に驚かされ、図書館にある秦氏の本はなるべく沢山読んでおきたいと思う。今読んでいる本は『描かれなかった十字架』。

 以下はアマゾンの内容紹介。

内容紹介

キリスト教の根底を問い直す、挑発的講義。ローマ地下墓所の壁画に隠されたメッセージ、聖書外典の語るマリアの真実、反ユダヤ主義とアンチキリストなど、キリスト教の正統教義には語られなかった興味深いテーマを、豊富な図版資料とともにわかりやすく解き明かす。著者は古代ユダヤ思想史と初期キリスト教世界を専門とし、国際的にも高い評価を得る研究者だが、ヨセフスなど当時のユダヤ文献の翻訳紹介、バートン・マックなどの新しい聖書学や死海文書研究の紹介、そしていま「七十人訳ギリシア聖書」の翻訳という大業で知られる。その根底には、キリスト教揺籃期の思想的・文化的・政治的背景を広くかつ丹念に読み解くことによって、キリスト教に深く根付いてしまった「排他の思想」(反ユダヤ主義等)をときほぐそうとする学問的動機がある。本書は、これまでの研究成果を、はじめて一般向けに説き起こしたもので、すでに多くの読者や評者から好評を得た待望の単著である。

 2,000年前の歴史のパレスチナのガリラヤ地方に生きたひとりの人間イエス=歴史のイエスと、その歴史のイエスがキリストに格上げされた信仰のイエスとはまったく別のものと秦氏はいう。

 マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの福音書を世に誕生した順にいえば、

  1. マルコ
  2. マタイ
  3. ルカ
  4. ヨハネ

 となるそうだ。この順序に関しては、大学時代にキリスト教に関心を持った頃から知っていたので、わたしはマルコ福音書を最も素朴な、歴史のイエスに近い姿が描出されているのだろうと長いこと想像していた。

 しかし、実際にはイエスの死からだいぶん経ってから、様々な資料を駆使して書かれているようだ。当時から著作権という感覚があれば――巻末に参考資料一覧でもあれば――事情は違っただろうと秦氏は述べられているが、本当にそう思う。

 最近では五番目の福音書として、「トマスの福音書」を新約聖書に入れたらどうかという議論が欧米の研究者の間であるという。『描かれなかった十字架』は2005年に出ていて、まだそれが実現したというニュースは聴かない。聴けたら面白いのに……。

 キリスト教界が一気に若返るのではないだろうか。いや、下手をすれば崩壊するかもしれないから、「トマスの福音書」が新約聖書の仲間入りする日はなかなか来ないだろうと思う。

「トマスの福音書」とは、全部で114のイエスの語録を集めた語録集で、1945年にエジプトで発見された「ナグ・ハマディ写本」群に含まれていたものだ。

 荒井献『トマスによる福音書』(講談社学術文庫、1994年)から、イエスの言葉を以下に引用。

 “シモン・ペテロが彼らに言った、「マリハムは私たちのもとから去った方がよい。女たちは命に値しないからである。イエスが言った、「見よ。私は彼女〔天国へ〕導くであろう。私が彼女を男性にするために、彼女もまた、あなたがた男たちに似る生ける霊になるために。なぜなら、どの女たちも、彼女らが自分を男性にするならば、天国に入るであろうから」 ”

 マリハムとは、解説によると、マグダラのマリアのことだそうだ。この場面は、以下にノートをとった『マリア福音書』のペテロとマリアが出てくる生々しい場面と響き合う。

 それにしても、凄まじいばかりのペテロの女性蔑視ではないか。

 イエスは別格としても、『マリア福音書』ではペテロとマリアをとりなすレビという男性が描かれているのだから、当時の男性の全部がそうであるわけではなかったのだろう。

 現代にも、国籍を問わず、ペテロのような男はいくらでもいる。そのような男は、一体どこから生まれたと思っているのか不思議だ。木の股からでも生まれたと思っているのだろうか。男の子は小さいとき、母親にとって特に可愛らしく思える存在であることが多いようだ(そういう話をよく聴く)。

 それなのに……全母親をげんなりさせそうなエピソードだ。

 わたしは歴史のイエス、歴史のマグダラのマリアがどうであったかが知りたくて、リサーチを続けている。

 そういえば、昨日の夕方、以下のniftyニュースを閲覧した。

 リンク: 世界のカトリック教徒数と有権枢機卿 - 速報:@niftyニュース.

 そのニュースから、教徒総数、上位五カ国の推移を抜粋してみる。

1900年: 教徒総数2億6657万人
 ローマカトリック教会の歴史が始まったのはヨーロッパであり、1900年の段階でも全世界のカトリック教徒の67%超がヨーロッパ居住者だった。フランスは98%がカトリック教徒で、その数も最も多く4000万人。また、スペインとイタリアの国民も、ほぼ100%がカトリック教徒だった。上位5カ国は、フランス(15%)、イタリア(12%)、スペイン(7%)、ポーランド(7%)、ブラジル(6%)。

1970年: 教徒総数6億6499万人
 1970年には状況が大きく変わる。依然として教徒数が最も多い地域はヨーロッパだが、ラテンアメリカがほとんど肩を並べるようになる。世界のカトリック教徒人口のうち、両地域がそれぞれおよそ38%を占めていた。また、この時期になると、サハラ以南のアフリカ諸国でも着実に普及が進む。上位5カ国は、ブラジル(13%)、イタリア(8%)、フランス(7%)、メキシコ(7%)、アメリカ合衆国(7%)。

2010年: 教徒総数11億6786万人
 ヨーロッパのカトリック教徒数は2010年までに大幅に減少、世界の教徒人口に占める割合も24%を下回るようになった。一方、ラテンアメリカが最大の数を誇る地域となり、割合も41%に増加。アフリカでは、コンゴ民主共和国が最大のカトリック教国で、教徒数はおよそ3600万人、国民の半数以上を占めている。アジアではフィリピンが本家イタリアを上回り、世界の教徒人口の6%、トップ5に入るようになった。上位5カ国は、ブラジル(13%)、メキシコ(9%)、アメリカ合衆国(6%)、フィリピン(6%)、イタリア(5%)。

 カトリック教徒は減少し続けているのかと思ったら、凄く増えている! ヨーロッパで大幅に減少しているのはなぜだろうか。移民が増えて、違う信仰を持つ人が増えたことも一因か?

 しかし、思想的論争は新たなる段階を迎えているのかもしれない。従来のキリスト教とか仏教とかマルクスとかの上に、ニューエイジ運動がブームをつくった神智学系のものがのっかっている気がする。

 というのも、現在の日本の児童文学界には、全共闘が入り込んだ日教組系左翼が目立つが(思想的劣化が激しいようだ)、ファンタジーブームを探るうちに、何とシュタイナーに辿り着いてしまったからだった。

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2013年5月23日 (木)

日記体小説『詩人の死』のお買い上げ、ありがとうございます!

 日記体小説『詩人の死』のお買い上げありがとうございます!

 5月16日にお買い上げいただいたようです。

 以前は電子書籍をお買い上げいただくと、すぐに感謝とご報告の記事を書いていましたが、現在は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています。

 この本を有料でお買い上げいただいたのは初めてでした。わたしが詩人と呼んだ亡き女友達も喜んでくれていることと思います!

 サンプルをダウンロードできます。
     ↓

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「純文学はいかが?」無料キャンペーンのご報告

 KDPセレクトの無料キャンペーン、題して「純文学はいかが?」でダウンロードくださった皆様、ありがとうございました。

 以前は電子書籍をお買い上げいただくと、すぐに感謝とご報告の記事を書いていましたが、現在は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています……はずが、すっかり忘れていました。

 遅くなりましたが、リポートからのご報告です。

無料配布数(キャンペーン)「純文学はいかが?」

  • 詩人の死 太平洋標準時5月12日~13日(日本時間5月12日午後5時~14日午後5時)完了
    Amazon.jp(日本) 21
    Amazon.de(ドイツ) 1
    Amazon.co.uk(イギリス) 1
  • 台風 太平洋標準時5月12日~13日(日本時間5月12日午後5時~14日午後5時)完了
    Amazon.jp(日本) 23
    Amazon.de(ドイツ) 1
    Amazon.co.uk(イギリス) 1

 このダウンロード数、じっと見ていると、不思議な気分になります。前回のキャンペーンのときと同じくらい……。同じ方々がダウンロードしてくださったのでしょうか。『田中さんちにやってきたペガサス』の2回目のキャンペーンを来月やりたいと思っているので、そのときに真相がわかるでしょうね。ダウンロードしてくださったのが同じ方々だとすると、ペガサスは全く売れないでしょうから。

 もしそうだとすると、固定客とお呼びしてよい方々ということになり、大変光栄ですが、何だか、その方々に飼われている乳牛になったような気もしてきますよ……いずれにしても、ダウンロードしていただけると、大変嬉しいです。飲んでいただけるのなら、もう乳牛にでも何にでもなりますわよlovely 

 KDPセレクトで無料キャンペーンを行うには、「同じ本を他のサイト(ご自身のウェブサイトやブログなどを含む)でデジタル版として配布することはできません。ただし、印刷版の本またはデジタル版以外の形式の本を配布することは引き続き可能です」という制限があります。

 ですから、現時点では、当ブログで公開中の『枕許からのレポート』、一部を公開している『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は対象外となります。また近々Kindle本にしたいと思っている『すみれ色の帽子』『幻想短編集 - 1 杜若幻想・フーガ・牡丹』はパブーで販売中なので、このままでは対象外。この2冊は楽天koboでも販売中で、『病院で』『マドレーヌとわたし』は無料販売中です(したがって、これらも対象外となります)。

  KDPセレクトに登録していない『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』『枕許からのレポート』などは、他の電子書籍ストアでも販売することを検討したほうがいいのかしら。

 現在は有料ですが、サンプルをダウンロードできます。
                         ↓

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2013年5月22日 (水)

気のせいだったのかもしれませんが

『茜の帳』のあとがきに時間をとられ、気づくと、もうこんな時間。しかも、まだ書き上がっていません。同人誌からエッセーを写す作業も、これから。

 この本を完成させるのにさえ手こずっているのに、日記体児童文学作品『すみれ色の帽子』、幻想小説集『杜若幻想・フーガ・牡丹』、歴史エッセー『卑弥呼をめぐる私的考察』、神秘主義小説『露草』『昼下がりのカタルシス』、時事小説『地味な人』、純文学小説としかいいようがない『銀の潮』『救われなかった男の物語』を早くやっつけてしまわなければと気が急きます(このところサボっていただけに)。

 7月になると新しい小説を書く予定があるので、またしても『不思議な接着剤』はお預けです。まだノートをとる段階ですしね。いつか完成させられるのでしょうか。おぼつかないので、やっぱりミニチュア、書いておこうかしら。

 タイトルとは別のことを書いてしまいましたが、わざと関係のないことを書いているともいえます。あまり目立ってほしくない記事なので。

 わたしの気のせいか、寝言と思っていただければ幸いです。ライン以下に畳んでおくことにします。ライン以下からは神秘主義メモです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

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2013年5月21日 (火)

モロゾフの「プリーナちゃんぬいぐるみ」がほしいわ~!

20130521191613_2

 プリーナちゃん、かわゆい。抽選で当たるそうです。

 “期間内に販売している全ての生菓子のプリンお買い上げ税込630円ごとに1枚お渡しする応募券を2枚1口にして応募ハガキに貼り、ご応募いただくと抽選で600名様に「プリーナちゃんぬいぐるみ」をプレゼント!

 詳しくは、モロゾフのホームページへ。

201305212050000

 カスタードプリン ミルクリッチの向こうに見えているのは、中身がほとんどなくなったオリーブオイルスプレッド(エキストラ バージンオリーブオイル)の瓶です。

 朝のバターがコレステロールに影響しそうな心配が出てきた、わたしたち夫婦。夫はマーガリンよりオリーブオイルのほうが好みです。体によいといわれるオリーブオイル。

 パンにオリーブオイルを塗り、軽く塩こしょうをしてトーストすると、いけると夫。オリーブオイルを二度塗りしたりもします。

 わたしはトーストせずにオリーブオイルに浸すほうが好きですが、だいたい前日のご飯がタッパーにあるので、パンよりそれを朝ご飯にすることのほうが多いです。夫は朝は絶対的にパンの人。

 スプレッドタイプは塗りやすいそうですが、伸びないので案外量がいるとか。使い切ったら、液体のオリーブオイルでいいそうです。

 ジャムではマーマーレードが夫の好みで、昔ながらの皮の苦みの残るタイプが好きだといいますが、今時、そんなマーマーレードにはお目にかかれません。

 最近はカルディにコーヒー豆を買いに行ったときに、インポートもののジャムを買います。

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Kindle本にする予定の『茜の帳』を編集する時点での迷い

 新しいKindle本の発売が遅れている原因として、何となく気力が低下していたということもありますが、今度Kindle本にする予定の『茜の帳』を編集する時点での迷いにも大きなものがあったのでした。

 長い逡巡でしたが、やっと方針が定まりました。近日発売予定の『茜の帳』の宣伝を兼ねて、「本書について」を以下に紹介したいと思います。

本書について

「茜の帳」は、平成4年1月30日発行の個人誌『ハーモニー 10号』に発表した幻想小説です。「萬子媛抄」は、それの付録としたもので、舞台のモデルとなった祐徳稲荷神社の創建者、萬子媛に関するエッセーです。

 小説「茜の帳」はその後、平7年3月1日発行の同人誌『くりえいと 創刊号』に掲載していただきました。執筆者一同の後記にわたしは「タンスに仕舞いっぱなしの着物を点検したら、亡くなった母から貰ったものがいくらか傷(いた)んでいました。その傷みからうまれた(?)空想を作品にしてみました」と書いています。

 実は、この小説は、神秘主義的傾向を持つわたしの思想を表した一面を持ちます。その一面については、神秘主義に不案内の方々にはこちらから説明しない限り、汲み取っていただくことも、想像していただくこともできないでしょう

 勿論、それでも充分なのですが、興味があおりの方々のために、「あとがき」で解説を加えたいと考えました。ここでは、小説に出てくる《着物》をあるものの隠喩として使っているとだけ申しておきましょう。種明かしはお楽しみのあとで、ということに致したいと思います。

 実は、まだ迷いがあるのです。当ブログで公開してきた萬子媛に関するエッセーを、収録するかどうかでの迷いです。

 その迷いに決着をつけてから本文の作業を終え、そのあと表紙絵の作成に入ることになりますので、KDPに本を提出するまでにあと1週間くらいはかかりそうです。

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2013年5月19日 (日)

カリフラワーサラダ。最近の家庭生活。本の選択ミスだった読書。

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 昨日作ったカリフラワーがメインのサラダです。他にきゅうり、ハム、ゆで卵、ピクルス、キーウイ。ドレッシングは、土井善晴先生のレシピにあった和風ドレッシングを。薄口しょうゆ大さじ2、酢大さじ2、オリーブ油大さじ4。

 このところ、モチベーションが下がっています。

 体調が悪いわけではありません。家事は普通にやっています。家族関係も別に悪くありませんが、各人に見守りが必要な時期とあって、そちらに比重がかかっているということはあるかもしれません。

 金曜日、久しぶりに息子から電話があり、3時間近くあれこれおしゃべり。めったに電話がかかってきませんが、かかってきたときは長話になることが多いのです。近々、また海外出張だとか。

 息子は昨年、初の海外出張でオランダ、ドイツへ行きました。今度はアジア、それもお隣の韓国へ。今インドに出張中の上司と行くそうです。

 韓国と日本の関係は複雑な状況です。息子が韓国で何をどう見て帰ってくるか、土産話に期待したいところです。

 娘は残業が増え(生き残りにしのぎを削らなければならない書店ですから、大変なのです)、疲労回復の時間を必要としているところへ、気晴らしの時間はむしろ多くほしいとあって、睡眠不足になりがちでした。

 金曜日、帰宅した娘が「駐車場を歩いていたときにクラッとめまいがして、座り込んでしまった……」といいました。座り込んだあと、すぐに普通に歩けたそうですが、それを見ていた同じ会社の女性が車で送ってくださったとか。

 数ヶ月前にも一度同じことがあったというので、気にかかりました。娘は小学6年生のときに橋本病(甲状腺機能低下症)と診断され、野口病院に半年に1度通院しています。その受診では特に変わったことはないようでしたが、めまいと聞くと心配になります。

 めまいの原因となりやすい箇所として素人にも思いつくのは、耳、心臓、脳です。メニエール症候群、不整脈、高血圧・低血圧、脳腫瘍などです。あとは自律神経でしょうか。

 何しろ母親のわたしは不整脈歴が長く、現に今も別の心配な不整脈がないかを調べて貰うために携帯心電計をお借りしているところなのですから、娘がそうした体質を受け継いでいる可能性はあります。

 血圧の点からいえば、娘は夫に似た体質なのか、低血圧です。

 意識がなくなったというわけではなく、左脚から力が抜けて座り込んだ――という娘の訴えから連想したのは低血圧から来ためまいなのではないかということでした。

 わたしは本来は高血圧ですが、循環器系の新しい薬が追加された当初、ひどい低血圧になり、美術館の椅子で眠り込んでしまったことがあったほどです。その頃のめまいには、娘のいうようなタイプのものがあった気がします。

 他に症状はないということから、様子を見てもよい気もしましたが、素人判断は怖いので、病院に行ってみたら、と勧めました。たまたま次の日が休みだったということもあり、わたしの通院している循環器クリニックは土曜日も開いているので、そこへ娘は行きました。

 土曜日も開いている総合病院があったので、そちらでもいいと思いましたが、娘は前にウィルス性の腸炎か何かでかかったときに循環器クリニックの先生が気に入ったみたいで、循環器クリニックを選択。

 それにしても、夫も娘も子供みたいに、体のことはわたしに預けたがります。体でどこか不安な箇所があれば、自分で病院を見つけて受診するなり何なりすればいいのに、と思うのですが。

 夫は、過日、定年後の再就職で入った会社の健康診断で、血圧が経過観察となっていました。夫は密かに心配していたようで、わたしの目につくところに健康診断の結果を広げていました。

 上が130ちょうど、下は基準値内で高血圧という判定は、61歳という夫の年齢からすると、厳しすぎる採点ではないかと思いました。それよりわたしは、ほん少しはみ出ているコレステロールが気にかかりました。義母(夫の母親)は中年期から高脂血症だったのですが、脳梗塞で倒れたことがあります。ただし、これは空腹時の採血ではありません。

 念のために病院に行ったみたら、というと、夫はいつものように「別にいいよ」といいました。明らかにもう一押ししてほしそう。そこで、もう一押ししたら、行く気になってくれました。

 総合病院、わたしの通っている循環器クリニック、近くの内科循環器科医院のうちのどれかがいいのではないか、と夫にいいました。

 夫の年齢を考えると、歩いても行ける距離にホームドクターをつくっておいたほうがいいと前から話してはいました。そのよい機会でした。夫は近くの内科循環器科医院を選択。ググってみると、先生は東京の私大(博士課程)卒。連携という点でどうだろうか、とは思いましたが、よさそうな感じはしました。

 成人病の生活指導なども積極的に行われているようなので、夫に禁煙を勧めて貰えるかもしれないとわたしは期待しました。

 夫が健康診断の結果を持参して、そこを受診したところ、血圧は問題ないということで(病院ではもっと低く出たようです。健康診断の基準は厳しすぎると先生もおっしゃっていたとか)、空腹時の血液検査でも特に異常はありませんでした(でも、悪玉コレステロールには気をつけたほうがよさそうな気がわたしはしました)。

 また何かあれば、ということでした。血液検査なども、心配であれば、定期的にしてくださるそうです。

 先生の年齢はわたしくらい、説明は丁寧、お年寄りの患者ばかりだったそうですが、混んでも閑散としてもいず、建物の中は綺麗なほう。

 夫は気に入り、そこの先生が今後ホームドクターになりそうです。ただ、禁煙とか減煙の忠告などは何もなく、この点に限り、わたしの期待外れでした。

 以前から当ブログをご訪問の方はわたしたちが夫に対するストーカーに悩まされてきたことをご存知だと思いますが、夫は、ようやく彼らしい雰囲気を取り戻してきました。自然な表情と活気。

 いつのまについたのか、一緒に暮らすのが嫌になるような品の悪い癖がいくつかついていたのですが、驚いたことにそれも消えてきました。本当に荒みきっていた長い年月があったのだと、改めて考えさせられました。

 今後また、ストーカーという自覚のない女性(及び協力者の〇〇0さん)から何か引き起こされることがあれば、やはり通報しかないと考えています。

 過日、ストーカーに対する警察の方針に変更があったとのニュース記事を見、コピーしていました。ストーカー被害を受けていらっしゃる方々の参考になるよう、ライン以下にクリップしておきます。

 ストーカー(及び、その協力者)には自覚がなく、自らをむしろヒロイン(ヒーロー)のように思っている場合が多いのではないでしょうか。

 精神医学には無知なわたしにも、ストーカー行為は病気から来るものとしか思えない異常さなので、警察の方針転換はよいことかもしれません。専門機関がどの程度、対応できるのかはわかりませんが。

 娘のことからすっかり夫に話題が移ってしまいました。娘が循環器クリニックを受診したところ、問診で先生は「謎解きみたいだねー!」とおっしゃったとか。

「お母さんに行くようにいわれたの?」とも、おっしゃったそうで。借りっぱなしの携帯心電計を返すように娘に伝言があるかもしれないと密かに心配していましたが、それはありませんでした(ホッ。ぎりぎりまでお借りしようっと)。

 体重測定、血圧、脈拍、心電図、血液検査があったそうです。心電図には異常がなく、先生は、娘が座り込んだあと、すぐに歩き出したという点に着目され、血圧が一時的に低下したのではないかとおっしゃったとか。

 座れば、血圧は上がるそうです。わたしも娘のめまいの原因は低血圧ではないかと思っていましたが、座れば血圧が上がるとは知りませんでした。血圧の低下については、特に何もおっしゃらなかったとか。

 診ていただくと、何となく安心しますね。

 血液検査の結果は、もし何かあれば、結果がわかり次第連絡があるそうですが、そうでない場合は都合のよいときに聞きに行けばよいそうです。娘は先生に対する好感度が高まったみたいでした。娘に関する後日談(⇒その後、橋下病で処方されている薬の量が減ったら、めまいがなくなったという)

 ところで、最近、よい刺激を受けるつもりで読んだ本が逆作用を起こしました。本の選択ミスがあったということですね。モチベーションが下がっている、もう一つの原因です。

『シモーヌ・ヴェイユ詩集』(小海永ニ訳、青土社、1992年)に収録されている戯曲『救われたヴェネチア』を読了。

 全体にギリシア悲劇や旧約聖書の『ヨブ記』を連想させる格調高いムードがありましたが、戯曲で未完とはいえ、人物造形が全然できていません。

 ヴェネチアを侵略しようとする側の指導者(主人公)が、純粋(プロメテウス、ヨブ、イエス・キリストをモデルとしたに違いないヴェイユの意図を考えると、ここは超自然的憐れみというべきかもしれません)というにはあまりにも単純に、十人会という都市を管轄する中枢機関に計画を明かしてしまうというストーリーも、ちゃちに感じられました。

 これでは、子供です。子供も純粋思考を行います。ここで、主人公が幼稚に見えてしまうようでは、台無しです。格調高い台詞をいわせればいわせるほど、逆効果となります。

 ただ、侵略されれば男は殺され、女は犯された挙げ句に殺されたりする(ことも起こりうる。舞台は中世です)――といった点が生々しくクローズアップされていて、そのあたりは秀逸に思えました。

 人物造形、ストーリーのあまりの単純さから、ヴェイユの哲学自体に不審の念すらわき、改めてヴェイユの諸著を読み返して分析してみたい欲求に駆られました。

 哲学者として知られるシモーヌ・ヴェイユに、文学の能力まで期待するのは欲深なのかもしれませんが、がっかりする気持ちがわたしの創作に対するモチベーションを下げてしまったことは否めません。

 もう1冊、児童書。

 すごいなあ、また本が出ているじゃない、と思いながら、期待による興奮と嫉妬でドキドキしながら、本を開きました。

 その人ならではの綺麗な文章……と感じ、作品に対する期待感と充実した作家生活に対する嫉妬心がmax。読んでしまいました。うーん。

 夢を見ないといっていた癖に、なぜ夢の場面がしきりに出てくるのでしょう? 物事の解決に、安易に夢を利用しすぎている気がします。

 記憶が失せている幼い頃の罪な行為に主人公の注意を喚起し、主体的な行動を起こさせることで、罪自体を浄化しようとする作者の動機が読み取れました。

 が、そもそも、幼い悪戯心でした行為と事故とは直接に結びつくものではなく、仮に結びついたとしても、そんな事態を招いたのは明らかに大人たちであるというのに、それが罪などという大袈裟なテーマのもとに展開するなんて、わたしには考えられないことでした。

 あっちも、こっちも、不自然なところだらけ。

 材料を寄せ集めてつなぎ合わせたような作風、とってつけたようなテーマを指摘してしまい、わたしとその人との文通が終了してしまった苦い過去がありました(他にも、たぶん、色々な失礼をわたしは働いたのでしょう)。

 文章は完璧、表現力もすばらしい。そういった面には磨きがかかっているというのに、まぁーだこんな書き方をしているんだ……と心底がっかりしました。

 そのような書き方がその人にとっては自然で、それについて批判するわたしの方が間違っているのかもしれませんが……。

 そのような書き方をした作品でないと今の日本の児童文学界では通らないんだとつい繰り返し思い、わたしのモチベーションは下がるところまで下がりました。

 電子書籍を作っても、所詮は埋もれるだけ。それでも、いい加減、また作り始めますがね。モチベーションの回復しないままに。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

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2013年5月17日 (金)

ロック・オペラの映画「ジーザズ・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012」を観に行きました

 昨日、娘と映画「ジーザズ・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012」を観に行きました。

 40年以上世界中で愛され続けているというロック・オペラです。イエス・キリストの最後の7日間をユダの視点から描き、マグダラのマリアを恋人に配しています。このマグダラに、弟子としての要素はあまりありません。

 一見、滅茶苦茶なようでありながら、新約聖書(のストーリー)に添っている内容でした。

 Wikipedia:ジーザス・クライスト・スーパースターによると、作詞はティム・ライス、作曲はアンドリュー・ロイド・ウェバー。1971年、ブロードウェイで初演され、以下が舞台版のオリジナルスタッフ。

  • 製作:ロバート・スティッグウッド
  • 作曲:アンドリュー・ロイド・ウェバー
  • 作詞・台本:ティム・ライス
  • 演出:トム・オホーガン

 アリーナ版を一緒に観た娘は「よかったけれど、ジーザス(イエス)役が童顔すぎて、磔にされて『ママ―!』なんていわれると、受験生の悩みみたいだった」といって、映画館を出るとまっすぐにタワーレコードに行って、2000年のブロードウェイでのリバイバル上演をベースに再映像化した版を購入。

 しかし娘は夕飯後、すぐに寝てしまったので、わたしが代わりに(?)そのDVDを視聴しました。さらに、YouTubeに海外から投稿された動画に、1973年にユニバーサル・ピクチャーズにより映画化された版があったので、それも視聴。

 満足度の高い映画鑑賞でした。

 何より、ユダの歌うメインテーマが泣かせます。イエスについて、こんな風に思う人は多いのではないでしょうか?

 ググると、以下のサイトで原詩が紹介されていました。

Everytime I look at you don't understand
Why you let the things you did get so out of hand?
You’d have managed better if you’d had it planned
Why’d you choose such a backward time and such a strange land?
If you’d come today you could have reached a whole nation
Israel in 4 BC had no mass communication
 

Don’t you get me wrong - I only want to know 

Jesus Christ, Jesus Christ
Who are you? What have you sacrificed?
Jesus Christ, Jesus Christ
Who are you? What have you sacrificed?
Jesus Christ Superstar
Do you think you’re what they say you are?
Jesus Christ Superstar
Do you think you’re what they say you are?

Tell me what you think about your friends at the top

Who’d you think besides yourself’s the pick of the crop?
Buddha was he where it’s at? Is he where you are?
Could Mahomet move a mountain or was that just PR?
Did you mean to die like that?
Was that a mistake or
Did you know you messy death would be a record breaker?

Don’t you get me wrong - I only want to know 

Jesus Christ, Jesus Christ
Who are you? What have you sacrificed?
Jesus Christ, Jesus Christ
Who are you? What have you sacrificed?
Jesus Christ Superstar
Do you think you’re what they say you are?
Jesus Christ Superstar
Do you think you’re what they say you are
 

 それほど難しい単語も用法もなさそうだったので、訳してみましたが、急にそんなことやってもだめですね。

 で、娘の購入したDVDの日本語字幕から、ユダの歌うメインテーマ「スーパースター」の歌詞を拾ってみました。以下。

お前を見るたび 不思議だった
混乱させることを なぜするのかと
もっとうまくやれたはずだ
なぜこんな昔と 場所を選んだ?
現代なら 世界を 動かせただろうに
この時代には マスコミもなかった

誤解するな
ケチをつけてるわけじゃない
俺はただ 知りたいだけだ

ジーザズ・クライスト
あなたは何者ですか
ジーザズ・クライスト
あなたは何を犠牲にしたの
ジーザズ・クライスト スーパースター
あなたは評判どおりの人?

お仲間たちのことを 教えてくれ

誰が 一番すごいんだ?
釈迦は お前と同じくらいか
マホメットが山を 動かした話は本当か
こんな死に方は 予定外だったのか
それともハクを つけるため?
 

誤解するな
知りたいだけだ

ジーザズ・クライスト
あなたは何者ですか
ジーザズ・クライスト
あなたは何を犠牲にしたの
ジーザズ・クライスト スーパースター
あなたは評判どおりの人?

ジーザズ!
知りたいだけだ
誤解するな
頼むから 教えてくれ
お前は一体 何者なんだ

  青文字に変えた部分は、甘く優しく歌う女性(天使群?)のバックコーラスです。このバックコーラスは、娘の購入した版が一番お洒落で、格好いいと思いました。サングラスと背中の翼がミスマッチ!

 メインテーマ「スーパースター」を、既に自殺を遂げたユダが再登場し、痛めつけられるイエスに向かって、からかうように、かつ訴えかけるように歌うのですが、昨日観たアリーナ版が最も真摯で、切々と胸に迫り、観ていて切なくなるほどでした。

 それにしても、アリーナ版におけるユダが首を吊る場面――。

 あれはアリーナ公演の舞台を映像化したものですから、観客を前にして演じられたわけですが、途中からシルエットになったとはいえ、本当に首を吊ったみたいに見えましたよ。

 どんな工夫を凝らしたのかしらね、と娘と話しました。

 新約聖書のイエスが超人然(神人然)として見え、新約聖書の世界がほとんどファンタジーの世界のようにすら感じられる原因の一つは、キリスト教成立の過程でイエスがユダヤ人の伝統から切り離されてしまったことにあると思われます。

 イエスと同時代に生きたフラウィウス・ヨセフスの伝記を読めば、まさに目から鱗なんです。

 ※当ブログにおける関連記事

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2013年5月15日 (水)

村上春樹現象の深層 ④眠剤を飲むくらいなら純文学小説を読みましょう

村上春樹現象の深層

大学教師に熱愛される村上春樹
村上春樹の浮遊する夢とポルターガイスト体験
マスメディアが媚態を尽くす村上春樹
④眠剤を飲むくらいなら純文学小説を読みましょう
言論統制が行われている中国・韓国で、村上春樹がヒットを続ける理由

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 村上春樹ブームが繰り返されるごとに、純文学のイメージは傷つけられ、下落していくばかりです。

 この現象自体が、村上春樹が書く小説と純文学小説の違いを物語っています。純文学は、村上春樹現象のような商業主義絡みの馬鹿騒ぎが起きる次元とは別の次元に属しています。

 ※京都大百周年記念ホールで行われた村上春樹の「公開インタビュー」の内容には疑問点がいくつかあるので、そのうち記事にしたいと思っています。

 ここで少し書けば、そのうちの一つは、以下の箇所。

1950~70年代、物語小説は差別され、物語というだけでばかにされた。僕は(夏目)漱石のファンだが、漱石も昔は評価が低かった。僕も最初のころはずいぶん批判が多かったが、いつも買ってくれる人がいた。

 団塊の世代の村上春樹とは世代的なずれがありますが、1958年生まれのわたしの記憶する限り、漱石は国語の時間にはめいっぱい出てくるわ、図書館でも書店でも威張っている――重要視されている――わという感じで、いわば日本文学の定番という感じは昔からあったように思うのですが……。

 今、夫が傍にいるので、インタビューしてみます。1949生まれの春樹より2年遅く小学生になった夫は1951年生まれ。

「漱石? 定番中の定番だった。漱石と鴎外は教科書に必ず入っていた。第一親父の代から俺の代を含めて、日本文学全集に漱石が入っていなかった例しはないよ。世界文学全集にだって、日本の巻には漱石は必ず入っているはずだ」と夫。

 そうよね。何で、馬鹿げた嘘を春樹はつくのでしょうか。漱石=春樹=文豪と印象づけるための操作かしら。無意識的なのかもしれませんがね。

 わたしは過去記事でも、文学を音楽にたとえれば、純文学はクラシック、娯楽系はポピュラーになるのではないか、と書いてきました。

 ポピュラー音楽のコンサートではチケットをゲットするのに抽選があることも珍しくないようですが、クラシック音楽のコンサートでは(田舎だからかもしれませんが)博多辺りまで勘定に入れても、過去に一度もそのようなことはありませんでした。

 夫をクラシックのコンサートに連れて行くと、寝てしまい鼾をかくので、悪いけれど、誘わなくなりました。クラシックのコンサートの雰囲気には惹かれるようですが、実際に聴くと、眠りを誘われるようです。家では聴かないので、クラシックコンサートの雰囲気が好きなのでしょうね。

 純文学小説を読み始めると寝てしまう、という方も多いかもしれません。でも、それでいいのではないでしょうか。

 先日、拙著2冊をなるべく多くの人に読んで貰えればと思い、「純文学はいかが?」無料キャンペーンを行いました。

 純文学を読みそうな世代は、電子書籍とはほとんど縁がないと思われるので、全くダウンロードして貰えなくても仕方がないと思っていました。思いがけないダウンロード数には、ほのぼのと嬉しくなりました。

 わたしの小説はジャンル的には間違いなく純文学に分類されると思いますが、未熟な筆遣いですから、自分の作品を「純文学」と声を大にしていうと、怒られそうです。

 わたしの作品を、とはいいません(いえません)が、若い人々にどんどん有名な純文学作品を読んだり眠ったり(?)してほしいと願っています。

 当ブログでは多くの純文学作家・作品を紹介しています。

 眠くなることも多々ある純文学作品を日本人がもっと読むようになれば、それだけで不眠症が減り、眠剤、精神科医、臨床心理士を必要とする人が減るのではないでしょうか?

 また、自他の人生、生活を客観視できる能力を育む純文学作品を子供の頃から多く読ませれば、社会はもっとすこやかに、豊かになるのではないでしょうか? 

 本物の純文学には人間の生を真摯に見つめ、人間社会、大自然、宇宙との関連から人間の生きる意味と理想的なあり方を読み解こうとする作家の不動性が備わっており、そこからくる安定感が、作品の学究的な薫りと相俟って、眠気を誘ったりもするのです。

 ベッドサイドに1冊の純文学がある効用には、大きなものがあるはずです。他の分野と連繋し合う純文学はいわば港であり、純文学作品の不動性はどんな嵐にもびくともしない錨です。

 それは村上春樹の諸著がもたらす不安定感、閉塞感、催眠的な眠気や興奮、利己的なナルシシズムとは対照的な現象です。

 ただ、春樹の小説が純文学ではないのは間違いないにしても(その根拠は拙評論で述べています)、かといって、意識的に読者を楽しませる工夫を凝らす娯楽系(エンター系)小説ともいえない気がします。

 その辺りを探るためにも、近いうちに、前掲の村上春樹の「公開インタビュー」に関する記事は書いておきたいと考えています。(2013年5月15日)

 サンプルをダウンロードできます。
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村上春樹現象の深層 ③マスメディアが媚態を尽くす村上春樹

村上春樹現象の深層

大学教師に熱愛される村上春樹
村上春樹の浮遊する夢とポルターガイスト体験
③マスメディアが媚態を尽くす村上春樹
眠剤を飲むくらいなら純文学小説を読みましょう
言論統制が行われている中国・韓国で、村上春樹がヒットを続ける理由

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 過日、村上春樹のイベントがあり、例によって当ブログの訪問者が増えたが、わたしはそれ以降、やる気の出ない日々が続いている。いつものこととはいえ、受ける影響の大きさに我ながら驚いている。

 どうしてこんなにやる気が出ないのだろう?

 村上春樹以外では、ハリー・ポッター騒ぎがうるさかった。その前はエンデかな。そういえば、ハリー・ポッターは世界中であんなに売れたのに、なぜノーベル文学賞騒ぎが起きないのだろう? 児童文学作家が受賞しないわけではない。現に、リンドグレーンが受賞しないことで話題になっていたぐらいだ。

 マスメディアは村上春樹があたかもノーベル文学賞候補であるような騒ぎ方をするが、そもそもノーベル文学賞の場合、候補は発表にならないはずだ。以下の抜粋の下線部分はわたしが引いたものだが、そこを注目していただきたい。

Wikipedia:ノーベル文学賞 「選考」より抜粋

第1回の選考の際にはトルストイが存命で、有力候補とされていたがフランスのアカデミーが推薦した詩人シュリ・プリュドムが選ばれた。 この選考結果に対してスウェーデン国内で一部の作家たちが抗議を行うなど世論の批判があったが、トルストイの主張する無政府主義や宗教批判が受け入れられず、翌年以降も選ばれることは無かった。

1913年には、インドのタゴールがヨーロッパ以外の地域から初めて選ばれた。タゴールはベンガル語で詩を作り、『夕べの歌』の出版以来、高い評価を得ていた。子供の頃から英語を学び、イギリス留学の経験もあるため英語に通じていたタゴールが自分自身で詩を英語に訳したところ、アイルランドの詩人イェイツなどの協力によって英語で出版され、ヨーロッパでも好評を得た。

1914年の選考ではカール・シュピッテラーが候補になっていたが、第一次世界大戦の勃発により授賞は中止された。1916年の11月に、1915年のロマン・ロランと1916年のヴェルネル・フォン・ハイデンスタムの二人への授賞が発表された。式典自体は戦争が終結する1918年まで実施されなかった。

1925年に選ばれた劇作家、バーナード・ショーは当初受賞を拒否していたが、説得により賞を受け、賞金はイギリスにおけるスウェーデン文学の為の財団設立に投じられた。

第二次世界大戦が始まると4年の間、ノーベル文学賞は中止された。1945年に1944年の受賞者ヨハネス・イェンセンと1945年の受賞者ガブリエラ・ミストラルが同時に発表された。1945年の選考ではフランスのポール・ヴァレリーに決まりつつあったが、正式決定前の7月にヴァレリーが死亡した為、ミストラルの南米初の受賞が決まった。

1958年のソ連のボリス・パステルナークは政府からの圧力により、辞退を強要された。パステルナークは1960年に死亡し、1988年に息子がメダルを受け取っている。

サルトルは1964年に選ばれたが、辞退した。サルトルは公的な栄誉を否定しており、過去にもフランス政府による勲章等を辞退していた。公式な声明ではノーベル賞の辞退は個人的な理由としているが、この賞が西側中心のものであることへのサルトルの批判として受け止められた。

日本人では川端康成と大江健三郎の2人が受賞している。このほか、賀川豊彦が1947・1948年の2度候補に挙がっている。ノーベル賞の候補者や選考過程は50年間の守秘義務があり、ノーベル財団のウェブサイトでは1950年までの候補者が公表されている。2009年、朝日新聞がノーベル財団に50年以上経過した過去の情報公開を請求した結果、賀川の後は1958年に谷崎潤一郎と西脇順三郎が候補となっていたことが確認された。さらに、谷崎と西脇は1960 - 1962年にも候補者となっていたことが、公開された日本の外務省公電からの間接的な形で2010年に研究者によって確認され、2013年に読売新聞によるスウェーデン・アカデミーへの情報公開請求の結果としても裏付けられた。また、同じ情報公開請求では1968年に受賞した川端康成が、1961年と1962年に候補者となっていたことも明らかになっている。これ以外に古くは1926年に内田魯庵が野口米次郎を「日本の文芸家からノーベル賞の候補に挙がる最初の人物」と評したのをはじめ、戦後は三島由紀夫、芹沢光治良、井伏鱒二、井上靖、遠藤周作、安部公房、村上春樹らが「候補者」として報道されたことがあるが、いずれも下馬評や過去の受賞者が獲得していた他の文学賞との関連などに基づく類推の域を出るものではなく、現在公表されているノーベル財団の公式な資料に基づくものではない。

 マスメディアは下馬評にすぎないものを、あたかもスウェーデン・アカデミーの公式発表であるがごとく、騒ぐのだ。

 マスメディアが頼りにするのは世界最大規模のブックメーカー(賭け屋)、英ラドブロークスであるが、それがどんなものか、ググってみていただきたい。およそ、文学とは縁もゆかりもなさそうなサイトに招き寄せられてしまうことだろう。

 そんな賭け屋の予想にすぎないものをマスメディアは、あたかもスウェーデン・アカデミーの公式発表と一般人に勘違いさせるような情報操作を行い、文豪だの世界的作家だのと喚き立てる。

 ノーベル賞の他の分野では、こんな騒ぎが起きない。それも変ではないだろうか。

 それに、ノーベル文学賞作家である大江健三郎は健在であるはずだが、下馬評くらいで文豪扱いするのであれば、大江健三郎には大がいくつ付く文豪になるのだろう? 大大大文豪くらいかしら。

 そんな大大大文豪をまだ生きていらっしゃるというのに、ほったらかし気味でいいの? 

 マスメディアは民主を持ち上げ、自民を貶めるのが好きだが、マスメディアがこうも熱愛する村上春樹……これは単純な商業主義ではないのではないか。

 文化庁長官だった――わたしには似非ユング学者だったとしか思えない〔※カテゴリー「瀕死の児童文学界」参照〕――河合隼雄との結びつきが村上春樹の権威づけに一役も二役も買っていることは間違いないだろうが、それだけではない……何かもっと大きな、組織ぐるみの勢力が裏で働いている嫌な予感が付き纏う。

 村上春樹現象は韓流ブームに似ている。

 わが国のテレビメディアは韓流の発信基地かとすら思えた一時期があったが、村上春樹に関しては、マスメディアが春樹に媚態を尽くし、村上春樹現象をつくり出す主因となっている。

 かくもマスメディアを操りうるのは誰なのか。一人のドンなのか、組織なのか、と疑問がわくのだ。(2013年5月11日)

 サンプルをダウンロードできます。
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村上春樹現象の深層 ②村上春樹の浮遊する夢とポルターガイスト体験

村上春樹現象の深層

大学教師に熱愛される村上春樹
②村上春樹の浮遊する夢とポルターガイスト体験
マスメディアが媚態を尽くす村上春樹
眠剤を飲むくらいなら純文学小説を読みましょう
言論統制が行われている中国・韓国で、村上春樹がヒットを続ける理由

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『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』(新潮文庫、平成11年)を読んでいた。

 村上春樹の新作が出る少し前くらいから、当ブログのアクセス数が増えた。それでも、12日のユニーク訪問者数500弱をピークとしていたから、数千単位だった頃に比べると、さしものハルキ人気にも翳りが見え始めたといったところだろうか。

 それでも日本文化に与えた村上春樹の影響力には無視できないものがあり、それは今後も当分は続くことだろうと思う。

 そう考えながら昨日、病院の帰りに書店に寄ったら、前掲の本が目にとまり、久しぶりに本の購入をした。もし買うのであれば、本当はリンドグレーンの岩波少年文庫版のエーミル・シリーズのうち持っていないものがあるから、それを買いたかったのだが、研究のためには入手する必要があると思い、購入した。

 図書館の本には書き込めないので、安い本であれば、研究に使う本はなるべく入手したいと思っている。490円だった。わたしのKindle本『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』より高い。

 当分先になると思うが、現代日本文学にまで及んだ河合隼雄の影響について、『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』の続編という形で評論を書きたいと考えている。

 そのささやかな準備として購入した次第。

 河合隼雄とのこの対談のあとで村上春樹が何作、作品を発表したのかはまだ調べていないが、春樹の的を射た真摯な質問を河合隼雄はいい加減に交わしているというか、台無しにしているというべきか、うまく対応できていない箇所があちこちに見つかる。

 それに対して、春樹は突っ込んだ質問をしたり、討論を尽くしたりはしていない。優れた先達の意見を謹聴しているという態度に終始している。こんな形で、春樹は河合の影響を受けたとも考えられる。

 その箇所に、わたしの本では沢山線や書き込みがあるのだが、これに関しては、評論を書くときにきちんと示したい。

 書店では、『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』というインタビュー集を立ち読みした。これは図書館から借りる予定だが、その本と『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』からわたしが春樹に関して初めて知ったことの一つは、春樹がほとんど夢を見ないということだった。

 ただ一つだけ見る夢があって、それは空中浮遊の夢だという。わたしの児童文学関係の知り合いにやはり夢を見ないという人があって(その人は一度も夢を見たことがないと言い張った)、一晩に最低でも4つか5つは夢を見る(記憶している)わたしには想像もつかないことで、こんな話を聴くと、何だか怖くなってくる。

 最近は面倒であまり夢日記をつけなくなったが、大学時代から長年夢日記をつけていると、夢というものが自分を包み込む、自分にも自覚できないもっと大きな自分(高位の自分といってよいかもしれない)によって設計され装置化された優れた役目を持つものであることが何となくわかってくる。

 同じ舞台が何度も使われることがある。ほとんどの夢で、わたしは未来に起こる出来事をあらかじめ体験させられる。それは何ともユニークにデフォルメして表現されることが多い。

 夫が見た最近の夢をお話ししたい。みっともない私事であるが、わたしたち夫婦が夫を狙ったストーカーにつき纏われていることを当ブログに以前からお見えになっているかたはご存知だと思う。

 ストーカー本人によると思われる無言電話が11日に、協力者によるセールスを装ったと思われる電話が13日にあった。夫は、その数日前に、以下のような夢を見たとわたしに話した。

 夫はまだ独身で、古い借家に母親と住んでいるという設定。そこへ二人の女性が訪ねて来た。二人の女性への対応を母親に任せたまま、夫はトイレへ行く。便器は汲み取り式で、汚物があからさまに見える。夫は便器の傍に立っているのだが、突然自分の髪の毛がどんどん伸び、背丈以上の長さに達し、その先端が汚物に触れてしまった。

 夫はパニックに駆られ、母親に「鋏を持ってきて!」と叫んでいたという。

 この夫の夢に出てくる二人の女性というのが、2本の電話を警告していたのかどうかはわからないが、示談の時に明確に示したはずの自分の意思を簡単に無視された夫。そして、執念深く自分をつけ狙ってくるストーカーたちに怯える夫。

 そんな夫の心理状態をデフォルメした夢ではないかとわたしは解釈した。もし、そんな夢だったとしたら、いうまでもなく母親とはわたしのことだろう。

 実際に、わたしは結婚以来、妻としてより母親としての役割を担わされてきたと感じている。再びストーカー行為に見舞われれば、警察に通報するまでではないかとわたしは夫にいった。 

 話が逸れてしまったが、夢について長年考察していると、人間の重層構造という考えに行き着かざるをえなくなる。

 肉体の次元では夢は脳と電気的な刺激の問題かもしれないが、ブラヴァツキーが「肉体の影響を受けない、死すべき人間の中に潜む不死の自我の存在を認めなければ、本当の夢の性質と機能を理解することはできません」(『実践的オカルティズム』田中恵美子&ジェフ・クラーク訳、竜王文庫、平成7年)というような、もっと優れた機能が夢には潜んでいると想像せざるをえなくなるのだ。

 夢を見ない人の空想には、遊びを知らないまま大人になった人と同じような極端さ、危うさがあり、それがわたしに村上春樹の作品に警戒心を起こさせる原因の一つとなっているのかもしれない。

『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』の中の以下のような部分もひっかかる。

ぼくは、小説ではよく超常現象とか超現実的なことを書くのですが、現実生活ではそういうものを基本的に信じていないのです。

 信じる信じないは信仰の問題であって、科学的に説明できない現象を信仰の問題で片付けることはできないのではないだろうか。春樹にはこのような思考法の甘さがある。

 ただこれにも例外があるそうで、ノモンハンの戦場跡を取材した夜中、ホテルでいわゆるポルターガイストと呼ばれるような現象を体験したらしい。

 夢にしても、超常現象にしても、こんな貧弱な体験しかない人間に限って、白昼夢的、超常現象まがいの空想を垂れ流し、それをそのまま本にしたりして、本物の夢や超常現象の持つ厚みや複雑さを殺してしまうのである。

 暴力について話が交わされ、「暴力性と表現」「日本社会の中の暴力」とページが割かれているのはいいが、暴力を怪獣か何かのように、単純な捉えかたで済ませるのはどうかと思う。

 春樹と河合は、症状と病名をごっちゃにしてしまうのと似た論の進めかたをして平気だ。暴力とは病気でいえば、症状であって、病名ではない。歴史認識の貧弱さ、いい加減さが、このような単純な解釈を呼ぶのではないかと思う。(2013年4月16日)

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村上春樹現象の深層 ①大学教師に熱愛される村上春樹

村上春樹現象の深層

①大学教師に熱愛される村上春樹
村上春樹の浮遊する夢とポルターガイスト体験
マスメディアが媚態を尽くす村上春樹
眠剤を飲むくらいなら純文学小説を読みましょう
言論統制が行われている中国・韓国で、村上春樹がヒットを続ける理由

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 学研ムック『村上春樹を知りたい。』を書店で見た。

 それによると、存命中の作家で最も多く大学で講義されている作家は村上春樹だそうだ。卒論対象作品として『トーマの心臓』が挙がったりしていた。

 村上春樹の作品を大学の講義で採り上げるというのには驚いたが、当ブログの村上春樹の記事にアクセスの多い理由がわかった。売れる理由の一つもわかった。テキストとして買わされるのだから、それだけでも売れるはずである。

 しかし、その学生たちに春樹について書いたわたしのエッセーは読めても、評論になると読めないということなのか、Kindle本は有料だから売れなくても仕方がないとしても、以前は当ブログで無料公開していたというのに、アクセス数はエッセーに比べるとまことに少なかった。

 何しろ、卒論に『トーマの心臓』なのである。少女コミックではないか。それとも、わたしの勘違いだろうか? 

 近頃の学生は本を読まないと教授が嘆いていたが、そこを読ませるのが教授の職務ではないか。何を勘違いしているのだろう?

 尤も、その教授は前期に春樹、後期にはドストエフスキーを読ませたりするそうだが、その採り上げかた自体が教授の趣味にすぎないことを物語っている。

 読解力のない学生に読ませるには、どちらも甚だ不適切な作品だからである。一方はフィーリングで書かれ、他方は過度に観念的である。

 多読できないのであれば、段階を踏んだほうがよい。

 以下は高校生向きに書いた記事だが、どうか参考にしていただきたい。骨格のしっかりとした古今東西の有名どころの中編をある程度読んだ後で、長編なり、一作家の全集なりを読むようにするほうが安全である。

 読書の影響は一般に意識されているよりずっと大きいように思う。

『魔女とキリスト教』(上山安敏、講談社学術文庫、1998年)を読むと、中世から近世にかけてヨーロッパで行われた魔女裁判は、グーテンベルグの出版革命により、印刷物を通して魔女妄想がヨーロッパ中に広まったことから盛んになったとわかるのだが、この例からしても、読書が人間に及ぼす影響の大きさ、深さには想像以上のものがあるのだ。

 春樹の新作が発表になる少し前から当ブログのアクセス数が増えたが、増えたからといって、いつものようにわたしによいことは何一つない。

 春樹関係でアクセスしてくる連中の毒気に当てられるのか、上品な常連の足が心なしか遠のいている気がするし(わたしがピリピリして、春樹関係の記事を連発してしまうためだろう)、それと並行するように、ぽつぽつ売れていたわたしのKindle本がパッタリ売れなくなってしまった。

 それにしても、わが国の文学講義が教授の趣味の文芸になってしまっているとは……絶句。

 わたしの嘆きが的を射ていることは、以下の拙著が証明します。(2013年4月18日)

 サンプルをダウンロードできます。
    ↓

 

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記録5回目(睡眠中に目覚めると、心臓がドクドク) - 携帯型心電計

 もう完全に、循環器クリニックからお借りした携帯型心電計を私物化してしまっています。

 自分で購入できたらいいのですが、2~3万円は今の我が家では高額に感じるので、お借りしている間に、日ごろ、こんなとき心電図や心拍数はどうだろう、と思っていた場面が出てきたときには、携帯型心電計を当ててみています。

 肝心の、数時間繰り返し心臓がブクブク泡立っているように感じる不整脈はまだ出現していません。電子書籍の作成に没頭しすぎたときとか、創作で疲労困憊したときなどに出ることが多いのですが、最近たまたまどちらも意欲が湧かず、結構楽な日々を過ごしてしまっています。

 意欲が湧かず、あまりきついことをしたくない気分なので、どうしようもありません。強い冠攣縮狭心症の発作も起きれば、記録したいと思っていますが、やはり、強い発作は嫌です。記録できなくても、起きないほうがいいですね。

 それに比べて、「ブクブク」は血栓ができるタイプの不整脈ではないことを確認できるまでは不安なので、起きてほしいのですが。

 わたしが記録したいのは以下の場合です。太字にしたのは、ぜひとも記録したい場合です。身の危険を感じるからです。

  • 心臓が数時間ブクブク泡立っているように感じるとき(気が遠のく)……記録なし
  • 強い胸痛・圧迫感……記録なし
  • 時々起きる中程度の胸痛・圧迫感……記録なし
  • よく起きる軽い胸痛・圧迫感……4月30日午前8時14分5月12日午前10時50分
  • 左胸の局所的な浅い痛み・圧迫感……5月13日午前11時43分
  • 喘息後、心臓が苦しいとき……5月1日午前7時5分
  • 睡眠中に目が覚め、心臓がドクドクしているように感じられるとき……5月15日午前3時17分
  • 睡眠中に目が覚め、心臓がひどくドキドキして不安定な感じがあり、しきりに痰(血痰)が出るとき……記録なし
  • 強い腹部膨満感のあるとき……記録なし

 睡眠中に目覚めると、心臓がドクドクしているように感じました。

 わたしには、寝ているとよくあるパターンです。外出した深夜の睡眠中とか、気温の高い日とかには必ずといっていいようにこのドクドクで目が覚めます。

 心臓がバクバク、という表現が流行っていますが、バクバクというほど激しい動悸は感じません。ドキドキというほど、浅く速く鼓動している感じでもなく、ドクドクと心臓が強く打っている感じです。

20130515heart

 5月15日午前3時17分。心拍数92、波形に乱れなし。

 ググってみると、現代人の安静時(静かにうつむきに寝ている状態)の心拍数は、男性で60~70程度、女性で65~75程度だとか。

  寝たまま記録する自信がなかったので、起き上がって携帯型心電計を当てました。起き上がるだけでも心臓が楽になります。このときは、寝ているときのほうがドクドクが強いのです。

 寝ていただけにしては、心拍数が多いですね。パソコンなんかを快適にしていたときの心拍数は70でした。快眠できているときは、どれくらいの心拍数なのでしょうか(比較のために、それも記録しておきたいのですが、あんまり記録しすぎても先生にご迷惑でしょうね)。

 インデラルを使う前はこのドクドクが激しく、苦しさのあまり、よくうめき声を上げて夫を脅かしていましたが(睡眠中に出てしまうものですから、自分では気づきませんでした)、インデラルを使い始めてからは、それがぴたりと止まりました。

 インデラルを飲み始めたのは1995年からですから、もう18年もインデラルのお世話になっています。インデラル錠10㎎を1日3回(毎食後)。

 お昼のインデラルは要らないなあ、と思うときもあり(血圧が低くて脈拍も多くないと感じるとき)、そんなときに飲まなかったインデラルを、深夜ドクドクで目覚め、それがなかなか治まらないときに回しています。

 このドクドクとは別に、心臓が弱っているように感じるときがたま~にあって、そんなときにも睡眠中に目覚め、このときは本当に苦しく、しきりに痰が出て、その痰にはよく血が混じっています。

 インデラルだけ使っているときは今よりこの症状がよくあり、当時かかっていた市立病院の主治医からは鬱血性心不全だといわれていました。

 2005年から、今のかかりつけの循環器クリニックに通院するようになり、薬は色々と増えましたが、鬱血性心不全といわれたような症状はめったに出なくなりました。

 とれた記録は少ないと感じますが(何より、危険と感じるときの記録が全くできていない)、自分で想像していた状態と携帯型心電計の表示には一致点があり、それには満足しています。

 前掲の記録をとったあと、朝の薬を早めに飲みました。記録後1時間半くらいしたら、心臓の状態は普通になり、何も感じなくなりました。

 ドクドクのせいで早く起きたため、今日もお昼寝するでしょう。天気がいいので、洗濯物がよく乾きますね。もう干しました。おなかも空いたので、タッパーに入れていた昨夜のご飯をチンし、納豆をかけて食べました。

 そういえば、高校時代、早弁が得意でした。一番前の席だったとき、教壇の陰でわからないと思い、パンを食べていたら(覚えていますが、デニッシュパンでした)、見つかって、先生からゲンコツでゴツンとされたことがあります(何の教科のときだったかしら)。

 だってね、バレーボールの朝練なんかで、おなかが空いてたまらなかったのです。早弁は流行っていましたし(通常は休み時間に食べました)。さすがに、女子でしている人は少なかったけれど。

 お昼にもちゃんと食べるのですよ。お弁当で早弁したときはお昼にパンを買い、お昼にお弁当を食べたいときは早弁用のパンを買っておくのです。小柄で、当時はとてもスリムでした(中年太りの原因はお亡くなりになった神智学の先生のせいです。先生がお亡くなりになったのが悲しくて、やけ食いしたらおなかが出たのです。そのうち天国でお目にかかれたら、先生のせいでわたしは太りました、といいたいわ)。

 あんなに元気だったのに、こんなになるなんてさ。

 体に障らない程度に(というのが今のわたしには難しいけれど)、またウォーキングしようかなあ。

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2013年5月14日 (火)

「純文学はいかが?キャンペーン」でのダウンロード、ありがとうございました! 眠剤を飲むくらいなら純文学小説を読みましょう。

 KDPセレクトの無料キャンペーン、題して「純文学はいかが?キャンペーン」は本日の午後5時をもちまして終了いたしました。

 ダウンロードくださった皆様、どうもありがとうございました。

 リポートは、日を置いてご報告の予定です。

 近年、すっかりマイナーなイメージと化した純文学、そのマイナーなイメメージを強調するかのような純文学Kindle本の2冊組キャンペーンでした。

 ところが、児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』にはやや届かなかったとはいえ、予想したより多くの方々にダウンロードしていただき、純文学、まだいけるじゃない、と思わされました。

 純文学小説を読み始めると寝てしまう、という方も多いかもしれません。でも、それでいいのではないでしょうか。

 わたしの小説はジャンル的には間違いなく純文学に分類されると思いますが、未熟な筆遣いですから、自分の作品を「純文学」と声を大にしていうと、怒られそうです。

 純文学を読みそうな世代は、電子書籍とはほとんど縁がないと思われるので、全くダウンロードして貰えなくても仕方がないと思っていました。思いがけないダウンロード数には、ほのぼのと嬉しくなりました。

 わたしの作品を、とはいいません(いえません)が、若い人々にどんどん有名な純文学作品を読んだり眠ったり(?)してほしいと願っています。

 眠くなることも多々ある純文学作品を日本人がもっと読むようになれば、それだけで不眠症が減り、眠剤、精神科医、臨床心理士を必要とする人が減るのではないでしょうか?

 また、自他の人生、生活を客観視できる能力を育む純文学作品を子供の頃から多く読ませれば、社会はもっとすこやかに、豊かになるのではないでしょうか?

 本物の純文学には人間の生を真摯に見つめ、人間社会、大自然、宇宙との関連から人間の生きる意味と理想的なあり方を読み解こうとする作家の不動性が備わっており、そこからくる安定感が、作品の学究的な薫りと相俟って、眠気を誘ったりするのです。

 ベッドサイドに1冊の純文学がある効用には、大きなものがあるはずです。他の分野と連繋し合う純文学はいわば港であり、純文学作品の不動性はどんな嵐にもびくともしない錨です。

 当ブログでは多くの純文学作家・作品を紹介しています。

 KDPセレクトで無料キャンペーンを行うには、「同じ本を他のサイト(ご自身のウェブサイトやブログなどを含む)でデジタル版として配布することはできません。ただし、印刷版の本またはデジタル版以外の形式の本を配布することは引き続き可能です」という制限があります。

 ですから、現時点では、当ブログで公開中の『枕許からのレポート』、一部を公開している『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は対象外となります。またパブーで販売中の『すみれ色の帽子』『幻想短編集 - 1 杜若幻想・フーガ・牡丹』もそうで、この2冊は楽天koboでも販売中なのです。

 この2冊、近いうちにKDPから出版予定なのですが、今のままですとKDPセレクトには登録できません……。koboでは他に『病院で』『マドレーヌとわたし』を無料配信しています(ワープロソフト一太郎を購入する前に作成したものなので、仕上がりにいささか不満です)。

 楽天koboから外すには、koboにメールしなければならないようです。迷っているところです。

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母の日に娘が贈ってくれた花束

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 わたしの好きな花を選んで贈ってくれました。

 このところの蒸し暑さで、綺麗な黄薔薇が弱ってしまいましたが、百合はさすがに元気です。5月5日の立夏を過ぎたとはいえ、深夜に蒸すこと! そのせいで、うなじの湿疹がひどくなり、肩のほうにひろがってしまいました。

 このところ、集中できなくて、ストップしてしまった電子書籍作りですが、凜乎とした百合を見習って、やってしまわなくては。

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 本日午後5時ごろまで「純文学はいかが?」無料キャンペーンを実施しています。キャンペーン期間中、無料となるKindle本は『詩人の死』『台風』です。

 AmazonKindleストアのダウンロード(購入)画面で、0 と表示されている間は無料です。有料表示に戻ってからダウンロードなさいますと、有料となりますので、ご注意ください。

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2013年5月13日 (月)

「純文学はいかが?」無料キャンペーン実施中です♪ 5月12日午後5時ごろ~14日午後5時ごろの2日間

5月12日午後5時ごろ~14日午後5時ごろの2日間、「純文学はいかが?」無料キャンペーンを実施しています。

キャンペーン期間中、無料となるKindle本は『詩人の死』『台風』です。

AmazonKindleストアのダウンロード(購入)画面で、以下のように 0 と表示されている間は無料です。期間中、「無料サンプル」の表示はありません。

Poet_j

Typhoon_j

有料表示に戻り、「無料サンプル」が表示されてから購入なさいますと、有料となりますので、ご注意ください。

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児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』のお買い上げありがとうございます!

 児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』のお買い上げありがとうございます!

 以前は電子書籍をお買い上げいただくと、すぐに感謝とご報告の記事を書いていましたが、現在は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています。

 有料でお買い上げいただいたのは3冊目でした。5月6日、お買い上げいただいたことがわかったときは本当に嬉しかったです!

 ※KDPセレクトの無料キャンペーン「最初の羽ばたきキャンペーン」では日本で24冊、アメリカ(インドを含む)、イギリス、ドイツで1冊ずつ、計27冊ダウンロードしていただきました。

 現在は有料ですが、サンプルをダウンロードできます。
     ↓

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記録4回目(左胸の局所的軽い胸痛・圧迫感) - 携帯型心電計

 パソコンに向かっているときに、明らかにこれは狭心症の発作ではないと感じる左胸の局所的な(かつ浅い)軽い胸痛・圧迫感が起きた。

 狭心症の発作と感じ、「ニトロ!」と思うときは、胸のど真ん中に鈍い、ひどいときは灼けるような、杭を打たれるような痛みが起き、圧迫感ももっと深いところから胸全体を押しつぶされるようなものだ。

 それに比べると、左胸限定の部分的なもので、生命の危機を覚える類いのものではなく、神経に障るようなタイプのもの。軽い痛みだが、鋭利な感じの痛み。

 このタイプの痛み・圧迫感がたまに起きることを思い出し、せっかく携帯型心電計をお借りしたのだから、これが何なのか知りたいと思い、携帯型心電計を当ててみた。

 すると、以下のような表示。

20130513heart_2

 心配いらない不整脈か? 軽い痛み・圧迫感以外には何も感じないけれど。心拍数が、普段多めのわたしにしては、少ない。

 その左胸の局所的な痛み・圧迫感がなかなか消えないので、苛々し、ミオコールスプレーを使って見た。

 狭心症の発作(と思われる)ときにニトロを使うと、水を流したみたいな清涼感が拡がるのだが、そんな効き方はしなかった。が、何となくよくなった。

 ニトロとは無関係によくなったのかもしれない。急に眠くなったのは、ニトロで血圧が下がったためだろう。

 変化を見るために、携帯型型心電計を当ててみた(お借りした携帯型心電計を私物化してしまっているような後ろめたさ……)。すると、以下の表示。

20130513normal

 正常に戻ったようだ。

20130513nitro

 ミオコールスプレーの総使用回数は45。たった今、ドクン、とした。

 またしても、大魚を捕まえようと待ち構えているにも拘わらず、ちっちゃな小魚。でも、心臓の状態をキカイに教えられ、面白い。あっ、またドクン、としたわ。これは期外収縮かな。気にしなくてもよさそう。

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2013年5月12日 (日)

記録3回目(ごく軽い胸痛) - 携帯型心電計

20130512heart

 まだ例のブクブクと感じる不整脈は、長時間続くものが起きていません。大抵月に1度は起きていたんだけれど、次回の受診日までに起きてくれるかどうか。

 わたしはそれが血栓の起きるタイプの不整脈かどうか、知りたいのです。もし血栓の起きるタイプの不整脈だと大変。下手をすれば脳に飛んで脳梗塞ですわ。それで即座に死ねるんならいいですけれど、そうならないとしたら本当に大変。心配のいらない期外収縮とかならいいんですが。

 今日も、大魚を釣りたいのに、小魚ばかり釣れるといった感じの記録です。

 ごく軽い胸痛で、この程度のものであれば、前回の記録から今回の記録までに数回起き、いずれもすぐに治まったのでニトロを使うまでもないと思い、無視しました。

 今回の胸痛も無視できる程度のものでしたが、たまたまパソコンに向かっているときに起き、すぐ近くに携帯型心電計があったので、胸に当ててみた次第。

 当ててみると、この程度のものでも、「波形に乱れがあるようです」と出ました。心電計を当てたときには、すでに胸痛は消えていました。

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 本日5月12日午後5時ごろ~14日午後5時ごろ2日間、「純文学はいかが?」無料キャンペーンを実施します。対象となるのは、純文学小説『台風』、日記体小説『詩人の死』です。同時にキャンペーンを行いますが、どちらか1冊だけのダウンロードも勿論可能です。

 ※無料になるのは、ダウンロード画面で ¥0 と表示されている間だけです。くれぐれもお間違えのなきようお願いいたします。

 純文学小説がお好きな方、純文学には馴染みがないけれど読んでみようかな、と思われる方はこの機会にダウンロードしてみられてはいかがでしょう?

 以下はAmazonの拙ページへのリンク。ナンか、あの写真もう少しましなのに替えたい。変。むくんで見える。いくらオバサンになったとはいえ、あれじゃまずいわ。

 直塚万季のページ

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評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』のアメリカ(インドを含む)でのお買い上げ、ありがとうございます! 

 Amazon.com(アメリカのアマゾン。インドを含む)のKindleストアで、評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』をお買い上げいただきました、ありがとうございました!
 この本は8冊目でした。

 以前は電子書籍をお買い上げいただくと、すぐに感謝とご報告の記事を書いていましたが、現在は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています。

 評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は一部を当ブログで公開しているため、KDPセレクトに登録できず、無料キャンペーンできません。お買い上げいただくと、大変嬉しいです。

 本日5月12日午後5時ごろ~14日午後5時ごろ2日間、「純文学はいかが?」無料キャンペーンを実施します。対象となるのは、純文学小説『台風』、日記体小説『詩人の死』です。同時にキャンペーンを行いますが、どちらか1冊だけのダウンロードも勿論可能です。

 ※無料になるのは、ダウンロード画面で ¥0 と表示されている間だけです。くれぐれもお間違えのなきようお願いいたします。

 純文学小説がお好きな方、純文学には馴染みがないけれど読んでみようかな、と思われる方はこの機会にダウンロードしてみられてはいかがでしょう?

 以下の本はキャンペーン対象外ですが、サンプルをダウンロードできます。
    ↓

   

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2013年5月11日 (土)

ハリウッド映画ファンにおすすめのKindle本、『アレ?あの俳優ダレだっけ? ハリウッドスタークイズ50 男性編』(まるく堂著)

 過去記事でご紹介した、まるく堂様のKindle本『アレ?あの俳優ダレだっけ? ハリウッドスタークイズ50 男性編』がキャンペーン中です。

 わたしはダウンロードさせていただき、好きな男優のことでも、案外プロフィールまでは知らなかったりしたので、へえ~と思いながら、楽しませて貰っています。

 追記:
 まるく堂様から嬉しいコメントを頂戴していたのに、この記事を書いたあと――たった今、気づきました。ありがとうございます!

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2013年5月 9日 (木)

川口順子氏、委員長を解任される

 環境相、外相などを歴任した川口順子参院環境委員長(自民)が、9日午前の参議院本会議で、野党の賛成多数によって解任決議案を可決され、委員長を解任された。

 以下は、その流れ。(ソースは2013年05月08日毎日新聞・東京朝刊の社説「川口氏の解任案 大局を見ぬ野党の対応」など。)

  1. 川口氏は国際会議に出席するため、4月23日~25日までの3日間の日程で、中国出張を国会に申請。
  2. 参院議院運営委員会の理事会は、出張日程を1日短縮して4月23、24日とすることで許可。(2011年の参院で、常任委員長は国会開会中、海外渡航を自粛する申し合わせが与野党でなされており、参議院運営委員会が特別に認めた場合に渡航が許可される。)
  3. 北京滞在中、川口氏は前外相の楊国務委員(副首相級、外交担当)と25日に会談できる可能性が出てきた。
  4. 川口氏は出張日程の延長を願い出たが、参院議運委理事会の了承が得られなかった。
  5. 川口氏は北京滞在を1日延長して、楊氏と会談した。
  6. 25日の環境委員会が中止。
  7. 野党7党が提出した川口氏の解任決議案を、野党の賛成多数で可決。

 野党は、現在の日中関係が満足すべき友好関係にあるとでも思っているのだろうか? 川口順子氏の外交能力を、まさか鳩山氏と同レベルと思っているわけではあるまい。

 今や慰安婦問題のきっかけをつくったことで有名な社民党の福島瑞穂党首も語気を強めて川口氏の行動を批判していたようだ。

 野党は国会のバランス感覚を保つ上で極めて貴重な存在だが、もはや延びきったパンツのゴムに等しい民主、社民などは、引っこ抜くべきときではないかと思われたりもする。

 わたしは以下の過去記事で、官邸に「左翼80人」入り込んでいた 飯島内閣官房参与が明かした「惨状」――というニフティ・ニュースにリンクしていたが、ここで民主政権当時の惨状を物語るそのニュースを思い出しておきたい(残念ながらリンク先のニュース記事は消えてしまっているけれど)。

  それに比べて、川口氏は野党時代、本当に政治家らしい優秀な働きをしていた。なかなか国会中継のメモをとることができないため、記事にしたものは少ないが、以下に挙げておく。

 東日本大震災関係では、川口氏は環境相の経験を生かし、復興を迅速に進めるために第一に必要なこととして、「瓦礫」の処理のことを何度口にしていたことか。「瓦礫」の処理をするにも、法整備が必要で、川口氏はそのことを辛抱強く当時の民主政権に教えていた。

 政治家としての意識の高い川口氏が安易に滞在を延ばしたとは到底思えない。許可を与えず、延ばさざるをえない状況をつくったのは、狭量、というより常識的な時事感覚すら持ち合わせない野党である。

 彼らは、日本外の国に行ったほうが役に立つのではないだろうか。

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「純文学はいかが?」無料キャンペーンの予告です♪ 5月12日午後5時ごろ~14日午後5時ごろの2日間

「純文学はいかが?」無料キャンペーンの予告です♪

アマゾンのKindleストアで販売中の電子書籍『台風』『詩人の死』の無料キャンペーン、題して純文学はいかが? キャンペーンを実施します。

無料キャンペーン期間は、日本時間5月12日午後5時ごろ~14日午後5時ごろ2日間となります。無料期間中はダウンロード画面で ¥0 表示されます。

純文学小説がお好きな方、また普段は純文学に馴染みがないという方も、無料キャンペーンを利用してダウンロードしてみられてはいかがでしょうか。

2冊同時にキャンペーンを行いますが、勿論、どちらか一方だけのダウンロードも可能です。

 ※無料になるのは、ダウンロード画面で ¥0 と表示されている間だけです。くれぐれもお間違えのなきようお願いいたします。

以下のブログパーツはダウンロード画面・ショッピングカート画面へのリンクにすぎません。プログパーツの価格表示にはタイムラグがありますので、ご注意ください。

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2013年5月 8日 (水)

短編児童小説『卵の正体』のお買い上げ、ありがとうございます!

 短編児童小説『卵の正体』のお買い上げ、ありがとうございます!

 この本は、これで10冊目のお買い上げでした。

 以前は電子書籍をお買い上げいただくと、すぐに感謝とご報告の記事を書いていましたが、現在は1週間くらいの時間を置いて書くようにしています。

 お買い上げいただくと、大変嬉しいです。

 サンプルをダウンロードできます。
    ↓

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故河合隼雄と村上春樹の結びつきが再確認されたイベント

 そろそろキャンペーンを行おうかしらと思っていた一昨日から、ハルキ関係の記事にアクセスが急増。

 村上春樹さん(64)が6日、京都市の京都大で開かれた河合隼雄財団(河合俊雄代表理事)主催の催しで講演――とのニュース(時事通信)をネットニュースで見たので、そのせいだろう。

 わたしにとっては、故河合隼雄と村上春樹の結びつきが再確認されたニュースだったが、河合隼雄の方法論的誤りを指摘する専門家の声が全く報道されないのはなぜだろう?

 河合隼雄はユング分析心理学の日本の第一人者ということになっているが、よく資格が取得できたものだと疑わしい気持ちになる。わたしの疑問は、ユングの著作を紐解きさえすれば、わかることだ。  

 ナンにしても、ハルキ現象が沈静化するまで、時間を置きたい。

 当ブログにおける村上春樹・河合隼雄に関する最近の記事

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わあ、お帰りなさ~い!

 近くで起きた火事の影響で、お隣さんは大変だったのですが、ほとんど全面改装となり、そして、帰っていらっしゃいました~!

 日本舞踊の先生をなさっているとはいえ、高齢といってよいお年だし、一時はやつれて見えたので、心配でした。

 昨日の昼間、我が家のエアコンの後ろにいつ飛んできたのか(毎日ベランダに出ていて気づきませんでした)、汚れた薄いアルバムを見つけ、中を確かめると、お隣のおばさんのお写真でした。

 舞踊の発表会のお写真のようで、すてきでした。返しにいったとき、1枚くださいといいたかったのですが、何となく恥ずかしくていえませんでした。

 昨日は念入りに化粧をなさっていて、晴れやかそうで、とっても綺麗でした。お部屋が直って戻っていらっしゃるのを心待ちにしていました。お隣のおばさんがいらっしゃらないと、淋しかったんです、とっても。

 鳩も、またやってくるようになりました。来たら来たで、飼えませんから、追い払うことになりますが、近くで火事があってから長いこと、鳩も来ないところになっていたのは、何となくわびしいことだったのですね。

 ところで、連休明けには完成していたはずの電子書籍、連休前と同じ状態です。何をしていたのでしょう?

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2013年5月 6日 (月)

魔法(?)で可能となった記念撮影

 以下の過去記事が結構受けたようです。

 Kindleストア › Kindle本 › 人文・思想 › 哲学・思想のページでアダルト系にサンドウィッチされていた拙著を記念撮影しましたが、このカテゴリーには改善が見られ、現時点では「哲学・思想」のカテゴリーらしくなっていました。

 拙著『枕許からのレポート』は全然売れないので、人気順で検索すると順位は下がるばかりですが、アダルト系にサンドウィッチされていたときに比べると、居心地がよさそうです。よかった、よかった!

 今回は、前の記事でもご紹介した拙著『田中さんちにやってきたペガサス』がどの辺りを飛んでいるのか、お目にかけたいと思います。

 この作品は――何度もいうと、まるで落選を自慢しているように聴こえるかもしれませんが、そんなことはありません――「第20回小川未明文学賞」に応募して、一次も通過できませんでした。

 ゼロ次止まりだったのです。ゴミ箱行きとなって、とっくにこの世から消え失せていてもおかしくない作品でした。

 ところが、Amazonが作り出す魔法で――とでも申しましょうか、電子出版したお陰で、kindleストアで以下のような記念撮影が可能となった次第。

Pegasus2blog_2

 2013年5月6日12時4分に、kindleストア>kindle本>文学・評論人気順で検索し、検索結果31,796件中2,821件から2,880件までが表示されたページから採取したものです。少し時間が経つと、検索結果は更新されて順番は入れ替わります。

 近くに表示されている他の著作も凄いですが、芥川賞を受賞した「abさんご」が近くにいらっしゃるでしありませんか。

 わたしはしばしこの魔法を楽しみました。いいじゃないの、それくらい。

 芥川賞作家の大道珠貴さんが「裸」で第30回九州芸術祭文学賞を受賞された、その最終選考のとき、大道さんの「裸」をはじめとする九州各県から選ばれた諸作にまじって、わたしの作品も俎上の鯉となっていました。

 そして、大道さんが第30回九州芸術祭文学賞を射止めて小説家デビュー。同作で第123回芥川賞候補。2003年、「しょっぱいドライブ」で第128回芥川賞受賞と輝かしい成果を収められました。

 第30回九州芸術祭文学賞の最終選考で落ちた作品は、まあいわば残飯処理されたわけでした。

 あのとき、もし自分が選ばれていたら、と――つらいことがあったときなどに――考えてしまうときがありました。そんなことをいえる人は、賞の乱立する今の日本では、それこそ星の数ほどいらっしゃるのでしょうが……。

 最近は芥川賞自体に興味がなくなりましたが、評論を書きたい欲求から辛うじて読むといった程度です。

 賞狙いに狂っていた時期の作品は、自分でもあまり読みたくありません。特にその時期、九州芸術祭文学賞に応募した数編は。

 対策が可能だったので、本来の自分であれば書かないような作品を書いたりもしました。今でも応募することはありますが、作品を完成させるための刺激とするためで、昨年落選した「詩人の死」は最初から電子書籍化が目的でした。

 電子書籍化したい作品が沢山あったので、その間にと思い、改稿して「第19回三田文学新人賞」に応募してみたところ、小説部門の最終候補3作に入ることはできませんでしたが、予選通過しました。

 九州芸術祭文学賞に応募した作品に比べると、うまく対策が立てられなかったということもありますが、書きたい作品を書いたため、織田作之助賞に応募した作品には今でも愛着があります。

 最終候補に残った「台風」「救われなかった男の物語」がそうですし、三次落ちした「地味な人」も気に入っており、既に電子書籍化した「台風」以外の2作品も電子書籍化の予定です。

 以下は、当ブログにおけるカテゴリー「芥川賞」から。

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2013年5月 5日 (日)

児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』のレビュー、ありがとうございます!

 自作でググったところ(レビューやリンクをしてくださっているサイトがわかるので、たまにやります)、以下のブログで、拙著『田中さんちにやってきたペガサス』のレビューをしていただいていました。

 温かみのある、懇切丁寧なレビューに感激しました! 

 無料キャンペーンをすることにいくらか疑問が湧いたりもしていたのですが、このように読んでいただき、レビューまでしていただいていたのだと思うと、またやってみようという気持ちになります。

 この作品、過去記事で書いたように「第20回小川未明文学賞」に応募して、一次も通過できませんでした。ゼロ次止まりだったのです。ゴミ箱行きとなって、とっくにこの世から消え失せていてもおかしくない作品でした。

 電子出版してみてよかったとつくづく思いました。

 レビューでお書きになっていたことは、とても参考になりました。自分でも、懸念のあった点がわかりやすく連ねてあって、驚きました。

 実は、この作品、続編を予定しています。続編を書くときの参考にさせていただきますね!

 まるく堂様、本当にありがとうございました。ライン以下に、レビュー全文を紹介させていただきます(掲載にご許可ありがとうございます)。

 ところで、サイドバーの「まるく堂CM」に表示されていた以下のkindle本は面白そうです。

 また、当ブログには毎日複数の方々が、kindle本の作り方、出版の仕方に関する検索ワードを打ち込んでお見えになります。以下のkindle本は参考になりそうですよ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2013-04-21
恐れながらのレビュー

http://marukudo.hatenablog.com/entry/2013/04/21/014042

こんばんは、まるく堂です!

恐れながらでありますが、とある方のアドバイスの下、

他のKindle作家さんの著作のレビューなんかを

ちょっとしてみたいなあ、と思ったりした次第です。

基本は無料で出版されている方のものを

取り扱いたいと思います。

実はまだギフト券…買ってないんです…

今回、読んだのはコチラの本です…

  田中さんちにやってきたペガサス

  田中さんちにやってきたペガサス
  作者: 直塚万季
  出版社/メーカー: ノワ出版局
  発売日: 2013/02/21
  メディア: Kindle版
  クリック: 1回
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主な登場人物は田中さんちの家族です…

息子の友暁(ともあき)は、犬のペット「ロロ」を

亡くしたばかり、

お父さんは勤めていた会社がつぶれ、

現在は失業中…

お母さんは病気がち…

と、この田中さんちの家族はそれぞれに

悩みを抱えているのです…

 

そんな中、田中さんちにやってきたのが

ペガサスの子供だったのです!

家族はペガサスを「エニフ」と呼んで、

飼うことにします。

この出会いによって、3人の人生に

少しずつ変化が現れて…というものです。

 

基本的な文章は、童話を思わせるような柔らかい文体です。

「子どものための純文学コレクション」ということで

読みやすいと思います。

またギリシア神話への造詣も深く、

いろいろと文中のうんちくも楽しめました。

読後もどこか心あたたまる感じを受けました。

 

作者様はいろいろな人生経験をされてきた方で

私がレビューするなど本当におこがましいのですが、

そういう事前知識は一切なしに読ませていただきました。

 

なので感想も交え、気になったと言うか要望と言うか、そういった点も少々書かせて頂きます。

一つはペガサスの「エニフ」に乗れる唯一の少年「友暁(ともあき)」のこと。

彼をもう少し活躍させて欲しかったなあと思いました。

「子どものための文学」ということなので、同じ年代で共感を持てる

彼にこそスポットライトが当たった方がいいと思いました。

また、この「ペガサスに乗れる」という要素をもう少し掘り下げても良かったかなあ、と。

 

どちらかというとこの作品では「お父さん」の方が主人公です。

作者様もそのつもりで書かれてると思います。

実は音楽の道へ進みたいが、

家族のため、安定のために別な道を選んだお父さんの苦悩により焦点が集まっているのです。

 

ただ、そうなると「ペガサスに乗れる」という

友暁の魅力的な要素が相殺しあって、

「え?主人公どっち?」とどっちつかず感も正直感じました…

あと、エニフの可愛らしい描写もあるとなおグッドだと

 

トラ男とヒョウ女というキャラクターが出てくるのですが、

彼らはすごくイイ!

彼らが出たときは、物語に一挙に弾みが出たように思います。なのでこの面白いキャラクターももう少し活躍して欲しかったかな、と。

 

と、こうだったらなあ、と言う要望を書き連ねてしまいましたが、全体的な雰囲気も良かったし読んで損はしないと思います。むしろ無料でこのクオリティーが出せるのはすばらしいですね。
(現在は無料キャンペーンが終わり、有料となっております)
私に書けと言われても死んでも無理です。

 

下手くそなレビューですみませんが

これにてレビュー終了です。”

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2013年5月 4日 (土)

ゴールデンウィークに借りた『シモーヌ・ヴェイユ詩集』、『死海文書のすべて』

 シモーヌ・ヴェイユの戯曲『救われたヴェネチア』が以前から気になっていたので、それが収録されている『シモーヌ・ヴェイユ詩集』(小海永ニ訳、青土社、1992年)を図書館から借りてきた。

 以下の構成。

  • 編集者のノート
  • ポール・ヴァレリーの手紙
  • 詩編
     金持ちの若い娘に
     聖シャルルマーニュの会食時に読まれた詩
     稲妻
     プロメテ
     ある一日に
     海
     必然
     星
     扉
  • コント 火の妖精たち
  • 救われたヴェネチア
     《救われたヴェネチア》に関するノート
     第一幕
     第ニ幕
     第三幕

 シモーヌ・ヴェイユの伝記に、詩をヴァレリーに送り、返事があった旨が書かれていたので、詩に関しても興味があった。

 ざっと見たところでは、ギリシアの古典に題材を求め、詩のスタイルもそれ風で、さすがはシモーヌ・ヴェイユというべき志の高さを感じさせるが、荒削りで、学びの段階にあるという印象。

 彼女に潜む科学的傾向が、象徴的表現とうまく協調できていない。シモーヌはこれ以降詩作の道を歩みはしなかったから、手法的な模倣・模索期に留まったことになる。

 ヴァレリーは詩の初心者に対して、長所短所を言葉を尽くして述べ、激励で締めくくっている。この頃のフランス文学界にはヴァレリーが健在だったのだと改めて思う。以下は過去記事で紹介したヴァレリーの詩。

『火の妖精たち』は、シモーヌが11歳のときに書いた童話だという。戯曲も読むのはこれからだが、全体にみずみずしさが溢れていて、よいゴールデンウィークになりそうだ。

 死海文書関係ではトンデモ本も多いようだが、これは本格的。少し読んだところだが、ひじょうに興奮する。訳者は、日本における古代ユダヤ研究の第一人者、秦剛平氏。

 カロッサの本も引き続き、沢山借りた。第一の目的は以下の続きを書くためだが、単に読みたいから、ということもある。バランスのとれた作風で、心身共健全へと導かれる気がする。カロッサ、医師であっただけのことはある(?)。

 オルダス・ハクスリーを読むと、ベザント夫人などと出てきて、その頃、神智学協会の会長はアニー・ベサントだったのだろう。Wikipediaによると、

  • アニー・ウッド・ベサント(Annie Wood Besant, ベザントとも表記されるが発音は「bɛsənt」, 1847年10月1日 ロンドン、クラパム - 1933年9月20日 インド、アディヤール)
  • オルダス・レナード・ハクスリー(Aldous Leonard Huxley, 1894年7月26日 - 1963年11月22日)

 アニー・ベサントというと、1925年にノーベル文学賞を受賞したバーナード・ショーとの関係が有名だが、そのあたりもリサーチしてみたいところだ。

 他にも、神智学を囓った人物と関係のある面白い著作を見つけた。②で触れたい。

 だが、体調が戻ったので、先に電子書籍を作ってしまおうと思う。連休明けにでも、またキャンペーンをやろうかと考えている。

 追記:
 ウィキペディアの以下の記述を読むと、アニー・ベサントとオルダス・ハクスリーは深交があったようだ。ウィキペディアより抜粋。

Wikipedia:アニー・ベサント  
 1927年、アニーはカリフォルニア州オーハイ(Ojai)に2.0km2の土地を購入し、オルダス・ハクスリー、ジッドゥ・クリシュナムルティらと学校建設を夢見た。1933年、アニーは亡くなったが、学校はHappy Valley Schoolとして1946年に開校した。2006年、学校はアニー・ベサントを記念して、ベサント・ヒル・スクール(Besant Hill School)に改名した。

 Wikipedia:オルダス・ハクスリー
 ハクスリーは意識の拡張に関心を持っていた。1944年の著書『永遠の哲学』では古今東西の神秘主義者の思想を引用抜粋し、神的な実在を認識した人間の思想を研究した。 特にインドの哲人クリシュナムルティとは長年家族ぐるみで親しく交流し、深い影響を受けた。”

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2013年5月 3日 (金)

何となく安心させられる外交ニュース

 当ブログから記事に直接リンクできるニフティ  ニュースに同じニュースがないか探したが、なかったので、gooニュースから、以下にクリップ。

朝日新聞デジタル
安倍・麻生両氏が「中国包囲網」 二人三脚で周辺国外遊
2013年5月3日(金)03:59
 【コロンボ=田伏潤】麻生太郎副総理が2日午前(日本時間同日午後)、スリランカのコロンボでラジャパクサ大統領と会談し、両国の協力を強めることで一致した。同日夜からはインドを訪問。ロシア・中東をめぐる安倍晋三首相と二人三脚で、中国を取り囲む外交を展開している。
 スリランカ訪問は麻生氏の強い希望で実現した。長年にわたり日本が最大の援助国だったが、2009年に中国が逆転し、企業進出などで中国に後れを取る危機感があった。麻生氏は会談で「スリランカは極めて重要な海洋国家で、日本は沿岸警備隊への研修などを提案している」と伝えた。

 こんな報道に接すると、ホッとする。外交力が国の明暗を分ける重要な役目を担っていることは、いうまでもない。

 何しろ、民主政権のとき、まさか中韓の政権ではないだろうに、と疑われるくらい、穴だらけの外交だった。中韓露といった日本を囲むしたたかな、あまりマナーがよいとはいいがたい国々に「どうぞつけ込んでください」といわんばかりの体たらくだったことは記憶に生々しい。

 しかし、あまりにも長く感じられたそのときがあったからこそ、戦後日本という国の中に、一般の日本人とは利害を異にするいくつかの勢力のあることに改めてスポットライトの当たった恰好となり、一般人にまで、そのことが印象づけられたという気がする。

 扇動力を秘めたタイプの報道には簡単には騙されない、いくらかなりとも嗅覚の働く、冷静に物事を考えてみる傾向が、あの政権から負わされた痛手を通して日本人に培われつつある気がする。

 これが極端に傾かず、ほどよいバランス感覚となって、一般日本人の良識的思考、行動へと開花していけば、日本もまだまだ棄てたものではないのではないかと考える。

 民主政権がわが国にどれほど危機的状況を招いていたかは、以下の過去記事からもその一旦は窺えるというものだ。

2013年1月16日 (水)
改めて読み返し、このニュースは凄いと思う
http://elder.tea-nifty.com/blog/2013/01/post-489c.html

 今リンク先のニフティ ニュースに行ってみたが、消えてしまっているので、そのニュースのタイトルを含む記事を以下に全文引用しておく。

リンク: 官邸に「左翼80人」入り込んでいた 飯島内閣官房参与が明かした「惨状」 - 速報:@niftyニュース.

 民主政権が続けば日本も終わりだという不吉な予感に繰り返し襲われていたが、官邸に「左翼80人」入り込んでいた 飯島内閣官房参与が明かした「惨状」――という、こんなニュースに接すると、予感も馬鹿にならないものだと思う。

 テレビなど観ていても、これは一体どこの国の放送局だろうと思えるくらい、おかしくなる一方だったが、それも上のような状況であれば、珍しくないことだったろう。

 日本人は古来、独特の知恵を働かせて生きてきたようだ。

 先日のNHK番組「知恵泉」では、豊臣秀吉の刀狩りが採り上げられていた。平和な日本を実現するための「兵農分離」を目的とした刀狩りには、百姓たちの宗教心に訴えることをはじめ、あの手この手が用いられたという。なるほど番組でいっていたように、これは、銃社会に悩むアメリカにアピールできるだけの知恵だといえる。

 江戸幕府の鎖国政策にしても、近代化を阻害した政策というイメージから、欧米列強に対する独特の外交手腕だったとの見直しがなされつつある。欧米列強の植民地になっていないことが何より、それが単純な政策ではなかったことを物語っている。

 第二次安倍内閣は、あえなく敗退した第一次安倍内閣とは違って、何か水を得た魚のような動きを見せている感じがする。

 政治に関する記事をタロットの過去記事で締めくくるのもナンだが、2009年夏、わたしが民主党と自民党の今後を戯れにタロットで占ったら、自民党は第一党を退いている間に初心に帰って勉強に励み、全体に若返り、ソフトなムードになって返り咲くと出た。

カテゴリー「タロット - 2009年夏、民主、自民を占う」の6件の記事
http://elder.tea-nifty.com/blog/2009/index.html

 野党時代を支えたのが物柔らかな谷垣だったということもあるが、確かに自民党は若返っただけではなく、柔軟性を身につけてソフトになった気がする。あれこれいわれながらも、それをうまく交わしながら、安倍政権は独自の政策を進めているという印象だ。

 難問続きの日本。今後がどうなるのか、また占ってみたいところだけれど、それはやめておこう。今は自分に目を向けて、黙々と励みたい。

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2013年5月 2日 (木)

おめざフェアは楽し

 ゴールデンウィークを如何お過ごしですか?

 せっかくのゴールデンウィークに辛気臭い記事を連発して、申し訳ありませんでした。心臓の発作はもうわたしにとって、月1~2回の割合でやってくる、あまりありがたくないイベントと化しています。

 気分を変えて、美味しい話題。デパートでおめざフェアをやっています。既に、四角いあんぱん(代官山あんぱん)とおこげ煎餅のことは書きました。

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 娘とリピートを考えている塩ロールしょっぱさが病みつきになるロールケーキです。しょぱさが純良そのものという感じのバタークリームを引き立てています。

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 一昨年、東京に行ったときに築地市場に行きたかったのですが、行けなかったので、これは買わねばなるまいと思いました。
 エビ入りやネギ入りも美味しそうでしたが、入門編はプレーンだそうで、それにしました。大根おろしを添え、しょうゆをかけていただくのが、この江戸前 玉子焼の一般的な食べ方だそうです。

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 以下は昨日の夕飯です。このうち、ししゃもと和風スープに入っている蒲鉾は、おめざフェアで買ったものです。

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 ししゃもは、小ぶりのオスとメスを組にしたものがお得だったので、それにしました。写真のはメス。フライパンで焼く直前まで、冷凍しておいたほうがよいそうです。フライパンで焼くのが一番のおすすめだそうです。

 フライパンにクッキングシートを敷くと、綺麗に焼けます。

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 わたしは自然解凍して焼いたことがありましたが、それは駄目だそうで、身がパサパサになるそうです。とにかく直前まで冷凍、としっかり記憶できました。教わった通りに焼くと、なるほどふっくらと焼け、もっちりとした存在感のある味わいなのです。

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 宇部蒲鉾のかまぼこって、本当に美味しいですよね。インスタントの鶏ガラを使ったスープでも、この蒲鉾があれば、別格の味わいになる不思議さ! かまぼこの旨味が溶け込んで、本当に美味しいスープになりますわね。 

 写真では、かぼちゃの甘辛煮春雨とキムチの炒め物がよく見えませんね。春雨とキムチの炒め物は土井善晴先生のレシピです。わたしは大抵キムチ丼をした残りのキムチをとっておいて、数日後に作ります。

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2013年5月 1日 (水)

携帯型心電計雑感

 午後になって体調が回復したので、あんまり遊んではいけないと思いましたが、比較のために携帯型心電計を当ててみました。

 キカイの診断は「脈に乱れはないようです」と出ました。心拍数は85でした。

 インデラルで頻脈を抑えているため、普段の心拍数は70台が多いのですが(それからすると若干多め)、それがだいたい、何ともないときのわたしの心電図波形と考えていいようです。

 その心電図波形からすると、前に記録した2つの心電図波形は結構変化がありました。

 ブログ散策をしていると、素人でも心電図に詳しいかたがいらっしゃいますが、わたしには専門サイトの心電図波形と解説を読んでもよくわかりません。

「波形に乱れがあるようです」と出ても、心配ないことも多いようです。ただ、胸の圧迫感も胸痛もブクブク感じる不整脈もない、体調のよかった今回の心電図波形には乱れがなく、具合が悪かったときの波形には乱れがあったので、特にキカイに対して(自身の感覚に対しても)疑いは起きませんでした。

 というのも、冠攣縮性狭心症や不整脈の患者さんのブログで、きつい発作やはっきりと自覚のできる症状があったときにも「波形に乱れはないようです」と出て、キカイに不信感を抱いたという方もいらっしゃったので、使ってみるまでは「信用できないかも」という先入観がありました。

 ところが、わたしの場合は今のところ、自身の感覚と携帯型心電計の表示には一致点が見られます。勿論、携帯型心電計がどの程度信用できるものかは、わたしにはわかりませんけれど、記録してみる価値はありそうな印象です。

 そうは思いましたが、昨日から今日にかけて体調が優れなかった上に、携帯型心電計で時間を食い、すっかり疲れ、正直いうと、こうしたことに早くも飽き飽きしてしまいました。

 もういっそ先生にキカイを返しに行こうかとも思いましたが、考えてみると、わたしは、まだ肝心のブクブクと感じる、数時間繰り返し起きる不整脈を記録していませんでした。

 冠攣縮性狭心症の症状も、いつもの圧迫感や胸の痛みからすると、記録した2つはちょっと違うものなので、もう少しお借りしておいて、わたしによく起きるタイプの胸痛、圧迫感時の心電図波形を記録できたらなと思いました。

 先生の机の上には同じ携帯型心電計が何台も積んであったので、期限いっぱい(次回受診時まで)お借りしていてもいいかなと。駄目なときは、看護師さんから催促のお電話があるでしょうし……。

 連休が終わるまでには出版したい電子書籍、仕上がるかどうか。

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記録2回目(心臓が重い) - 携帯型心電計 。ミオコールスプレー1回(総噴霧数44回)。

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 前の記事をアップしたあと、疲れて寝てしまいました。そして、目が覚めたら、喘息はよくなっていましたが、今度は心臓が重いので、携帯型心電計を当ててみました。

 昨日とはまた違った波形が出ていました。

 喘息か、喘息の薬の影響ではないかと思いましたが、変な苦しさが治まるかもしれないので、ミオコールスプレーを使ってみました。

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 ニトロのお陰かどうかよくわかりませんが、だいぶん楽になりました。手元が2回も狂い、1回目は鼻先に噴霧してしまい、2回目は舌先にかけてしまうという……こんなときは舌下錠(ニトロペン)のほうが確実かも。

 3回目で、まともに舌の付け根に噴霧できました。誤噴霧には青で✕をつけました。これまでで44回使用したことになります。まだ半分以上薬剤が残っています。

 何だか闘病ブログみたいになって申し訳ありません。もう大丈夫だと思います。

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喘息の発作にメプチンエアー2吸入

20130501050621

 就寝中、激しく咳き込んで目が覚めた。咳が止まらず、そのうち、うまく咳が出ない感じになり、苦しさが募ってきたのでメプチンキッドエアー5μgを1吸入。

 呼吸が楽になり、ホッとしたが、ハアハア息づかいの激しさが治まらなかった。そのうち、また激しく咳き込んで、息ができない恐怖を覚え、もう1吸入。すーっと背中あたりまてすずしくなり(まるでニトロ使ったときみたい)、呼吸がスムーズにできるようになった。

 気道が痙攣を起こして塞がったのが、薬の作用で気管支がひろがり、楽になったのだろう。

 が、喘息の怖さは前にインフルエンザに罹ったときに経験済みだ。気道が炎症を起こしているようだから、また塞がる可能性がある。

 今回はこれで大丈夫ではないかと思うが、ぶり返して危ないと思えば、救急外来へ行こう。

 昨日は何とか家事はまともにやったが、心臓の具合が1日悪かった。朝、ニトロを使うべきだった。家族が見ていようと見ていまいと。

 今、強い動悸が起きているが、喘息の薬に無水エタノールが使ってあるためだろう。

 まだ、ハアハア苦しい。ゴールデンウィーク、うちは家族が仕事なので関係ないとはいえ、何もこんなときにと思う。

 心臓の発作は嫌なものだが、喘息よりましな気がする。心臓疾患より喘息になったのが遅いせいか、こちらのほうが苦手だ。パソコンを打つ手が震える。

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