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2013年4月27日 (土)

拙kindle本の売れ筋 - 分析結果

『田中さんちにやってきたペガサス』の無料キャンペーン後に売れた1冊が返品、そのことを当ブログで報告した直後に売れた1冊が返品……。

 Amazonのkindleストアで返品が可能である以上、返品があっても不思議ではないことですが、キャンペーンを実施する前には一度もなかったことだったので、キャンペーンと絡んだ現象だとしか、わたしには思えませんでした。

 で、ダウンロードのページに表示される「この商品を買った人はこんな商品も買っています」「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」を使って、拙kindle本の売れ筋に関する分析を行ってみました(分析というと、ちとオーバーですけれど)。

 以下が、これまでに売れたわたしのkindle本です。

卵の正体

  • 9冊 

村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち

  • 7冊

田中さんちにやってきたペガサス

  • 2冊
  • 無料キャンペーン時のダウンロード数 27
     Amazon.co.jp[日本のアマゾン] 24
     Amazon.com[アメリカのアマゾン、インドを含む] 1
     Amazon.co.uk[イギリスのアマゾン] 1
     Amazon de[ドイツのアマゾン] 1


    キャンペーン終了後に1冊売れたが、短時間で返品。そのことを当ブログで報告した直後に1冊売れたが、短時間で返品。

◆病院で

  • 2冊

◆マドレーヌとわたし

  • 1冊(Amazon.com[アメリカのアマゾン、インドを含む])

「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という表示が出るのは、『田中さんちにやってきたペガサス』だけなので、この本を無料ダウンロードしたのは、普段からkindle本を買い慣れた方々なのではないかと思います。

 その方々が買った本の中には児童書もありますが、系統立っていない印象です。

 時代劇小説、料理の本、哲学書、ライト・ノベル、ハーレクイン風小説、面接マナー本、検定・資格の参考書、アニマル写真集、観光写真集、石仏の写真集、スピリチュアル本、アイドル写真集、理系専門書、kindle出版のための参考書、詩集、占いの本、受験参考書、洋書……ああツカレタッ!

 バーゲンブックの情報を流しているサイトもいろいろとあるようなので、無料キャンペーンを実施すると、無料、安くなっている、というだけでやってくる人が客の大半を占めるのではないでしょうか。

 無料だから、安いから、というだけでわたしの本を買ってくれた方々が果たして、実際に読むところまで行ってくれるのかどうか、わたしには謎であります。

 それに比べると、有料本を買ってくれた方々は、わたしの他の本もチェックしてくれていたり、同系統の本をチェックしていたりと控えめな感じで、何となくkindle本を買い慣れていないような、読書傾向としては真面目な印象を受けてホッとさせられました、癒やされました。

 以前から当ブログにお見えになっている方々から受ける印象が上品さなので、その印象と重なります。

 ハルキ関係で世間が賑わうとき、当ブログには急にマナーの悪い訪問者が増えます(勿論、マナーのよい方もいらっしゃいます)。初の無料キャンペーンを実施した時期は、悪いことにそれに重なってしまいました、避けるべきでした。

 無料キャンペーンを実施すれば、人目につきやすく、ランキングの順位も上がりやすいのですが、無料キャンペーンはわたしの本を読みそうにない人々を呼び寄せる……当然予想されたことではありましたが、予想以上に、予想外の人々を呼び寄せることとなった初のキャンペーンでした。

 そのことが、おそらく、不愉快な現象を招く原因ともなったのでしょう。

 考えてみると、児童小説の電子書籍がそんなに売れるはずはないのです。伝統的な純文学的手法で書いた『田中さん……』は、売れないほうが自然なのです。紙の本で出版されればまだ違うかもしれませんが、電子書籍を読むのはほとんどが大人でしょうから。

 それを裏書きするように、無料キャンペーンを除いてわたしの児童書で一番売れた『卵の正体』は、どちらかというと大人が喜んでくれそうな、ファンタジー風の作品なのです。

 では、わたしのような神経質な出版者はいっそ無料キャンペーンを全くしないほうがいいかというと、そうもいえないように思います。

 確かにわたしは神経質な人間ですけれど、その癖、なるべく多くの人にわたしの本を知ってほしいという欲深な人間でもあるからです。

 無料キャンペーンが、そうした目的にとっては効果的であることも、今回の分析でわかりました。嫌な思いをするかもしれないデメリットを自覚しておけば、ショックは減るというものです。

 ということで、次回のキャンペーンを連休が明けてから実施する予定です。

 どの本にするかはまだ決めていませんが、無料キャンペーンを実施するにはKDPセレクトに登録しておく必要があり、条件的に登録できない本は今後も無料キャンペーンの対象からは外れますので、何卒ご了承ください。

 よろしければ、サンプルだけでもダウンロードしてみてくださいね。
     ↓

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