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2013年2月24日 (日)

Kindleストアで、自分の著書をのぞく。『枕許からのレポート』の説明文の下書き。

 Kindleストアで販売中のわたしの本を、1日に1回はチェックすることにしている。というのも、売れたのは『田中さんちにやってきたペガサス』が2冊だけなのだが、見るたびに並ぶ順番が入れ替わっているからだ。

 ちなみにKindleストア→Kindle本→文学・評論に行き、人気度・過去7日で『田中さんち…』を検索してみると、244件中45件目に出てくる。2冊お買い上げいただいたからだろうと思うが(ありがとうございます!)、まだ売れていない『台風』が244件中157件目に表示されているのは、どういうわけだろう?

 他の『卵の正体』『マドレーヌとわたし』『病院で』は出て来ない。

 サンプルのダウンロード数が関係しているのだろうか?

 人気度・過去30日で検索すると、『田中さんち……』が1229件中343件目、『台風』988件目、『卵の正体』994件目、『マドレーヌ……』1150件目。『病院で』は出て来ない。

 これが、絵本・児童書で検索すると、当然結果は違ってくる。

 わたしの本は最近出版したものばかりだから、「new」が付けられている。それで何とか人目を惹くのだろうが、newでなくなると、厳しいことになるのかな。

 それにしても、人気度・過去30日で検索した『台風』が表示されている同じページには、学研パブリッシング、新潮新書、フレジュロマンス文庫、サンマーク文庫(さだまさし『絶対温度』)、河出文庫(渋澤龍彦『太陽王と月の王』)、コミックの『タッチ』などが並んでいて、不思議な気持ちになる。

 わたしの作品の中ではトップに並んでいる『田中さんちにやってきたペガサス』だが、これは過去記事にも書いたように、「小川未明賞」に応募して引っかかりもしなかった作品であり、ゴミ箱行きでもおかしくなかったのだから……。ゴミ箱がこの作品の居場所では断じてないと、わたしは思ったのだった。

 パブーでは読みやすさ、手軽さ、値段の安さがポイントだったような気がするが、Kindleストアでは比較的、本格的な体裁・内容のものが要求されるようだ。プロの作品が多いのだから、当然だろう。サンプルをダウンロードできるから、内容面でも誤魔化せないものがあるのだ。

 以下は、今日明日にでもKDPに提出しようと思っている『枕許からのレポート』の説明文の下書き。抜粋部分が長すぎるかもしれない。

「わたしは自称、神秘主義者ですが(著作を通して表現するだけですが)、奇異に思われるようでしたら、その根拠となった体験談『枕許からのレポート』をお読みいただければと思います」と語る著者が、思想的礎石となった出来事を本書において報告する。

哲学的観点からの介護レポート。魂の記録。

Ⅲより、一部抜粋。
「わたしの最も澄んだ愛は母を母としてではなく、ひとりのひと、ひとつのたましいとして捉えるときに訪れる。生と死の対立概念は消え去り、内省があらわれる。母の重体に際して、このたましいにとってふさわしいよいことがなされることを祈る祈りだけが、祈りとしての純粋さ、適切さを保つことをわたしは知っていたはずである。それでもなお激しさを増して、わたしは乳臭いエゴにしがみつかずにはおれなかった。母が死んだらわたしを襲うであろう、不自由とわびしさの様々の局面が次々と連想され、パノラマのように母の可愛らしい、おどけた笑顔がまぶしいばかりにわたしの脳裏いっぱいにひろがった。気違いじみた葛藤が何時間も続いてわたしは変になりそうだった。しかし、これほどまでに熾烈なエゴでさえも、薄っぺらな一枚の布切れにすぎない。なぜならそのようなエゴは究極の境地では、あられもなく姿をくらましてしまうからである。 
 母の悲惨さがピークに達し、母の精神も肉体も共に危機に晒されているのを目撃したときにわたしに起こったこと、それは味わいであって、言葉にはならない。どこまでもどこまでもわたしの内部を深く進んでいって、遂にわたしという人間を他の人間と区別するための何ものも残さない純白な一点。この一点に達しないまでには、決して、決して、わからないことがある。少なくとも、わたしには全くわかっていなかった。それ以前は、『他の者がいるよりもオレステスが不在である方が好ましい』エレクトラにすぎなかった」

本書は、虚構をまじえることなく、事実に基づいて書かれた作品を収集した「ノンフィクションコレクション」の一冊です。

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