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2012年10月 8日 (月)

図書館から借りた本、7冊

 家にある本のうち、どうしても読んでおかなければならない本が5冊はあるが、それ以外に調べものをしているときなどに目についてパラパラとだけでも確認しておきたい本が出てきたので、図書館から借りてきた。7冊。

 『マオ 誰も知らなかった毛沢東』は現代中国を知りたいと思えば、読んでおくべき本だろうし、先日の記事でもほんのちょっと触れたが、周恩来との関係を知るうえでも読んでおきたい。しかし、これを読み終えるには時間がかかりそう。

 フランスの女性哲学者シモーヌ・ヴェイユの人気はかげりを知らないようで、次々と新しい本が出ている。最近も、岩波書店と藤原書店から出たようだ。借りた『前キリスト教的直観 甦るギリシア』に収録されている論文については、『シモーヌ・ヴェーユ著作集Ⅱ ある文明の苦悶―後期評論集』(1968年、春秋社)に収録されていなかった《ギリシア科学史素描》という短い論文を除けば、大学時代に読んでいる。

 何度も読み返したため、春秋社の本は糸がとれかけたりして、ぼろぼろに近い。初めてリーブルで本を手にしてページを開いたとき、そのページがたとえようもない純白に輝いて見えただけでなく、自分の体から重量が抜けて宙に浮かびそうな錯覚を覚え、「あ、浮かんじゃう!」と思わず声を上げそうになったことを覚えている。

 ブラヴァツキーの『シークレット・ドクトリン』の原書のページがサファイアのような色に輝いて見えることと双璧に位置する、わたしにとっての幸せな読書体験だ。『シークレット・ドクトリン』は邦訳されている部分ですら、所々しかわからないが、この2冊は傍にあるだけでもわたしには意味がある。

 藤原書店から出た「ゾラ・セレクション」(全11巻 別巻1)のうち、2巻『パリの胃袋』、5巻『ボヌール・デ・ダム百貨店』、8巻『文学評論集』、10巻『時代を読む 1870-1900』は家にある。別巻の『ゾラ・ハンドブック』も図書館から借りたいと思ったが、検索したところではないようだ。

書名 マオ 上
副書名 誰も知らなかった毛沢東
著者名 ユン・チアン/著   ジョン・ハリデイ/著   土屋 京子/訳 
出版社 講談社 
出版年月 2005.11

書名 マオ 下
副書名 誰も知らなかった毛沢東
著者名 ユン・チアン/著   ジョン・ハリデイ/著   土屋 京子/訳 
出版社 講談社 
出版年月 2005.11

書名 チーズとうじ虫 (始まりの本)
副書名 16世紀の一粉挽屋の世界像
著者名 カルロ・ギンズブルグ/[著]   杉山 光信/訳 
出版社 みすず書房 
出版年月 2012.6

書名 前キリスト教的直観 (叢書・ウニベルシタス)
副書名 甦るギリシア
著者名 シモーヌ・ヴェイユ/[著]   今村 純子/訳 
出版社 法政大学出版局 
出版年月 2011.10

書名 ゾラ・セレクション 9
各巻書名 美術論集
著者名 ゾラ/〔著〕   宮下 志朗/責任編集   小倉 孝誠/責任編集 
出版社 藤原書店 
出版年月 2010.7

書名 ゾラ・セレクション 11
各巻書名 書簡集
著者名 ゾラ/[著]   宮下 志朗/責任編集   小倉 孝誠/責任編集 
出版社 藤原書店 
出版年月 2012.4

書名 ジョルジュ・サンドからの手紙 
副書名 スペイン・マヨルカ島、ショパンとの旅と生活
著者名 ジョルジュ・サンド/〔著〕   持田 明子/編=構成 
出版社 藤原書店 
出版年月 1996.3

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