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2012年8月30日 (木)

今度は準備をしっかり(創作に関する反省と今後の留意点)

短編小説が完成したので、晴れて童話に入れる……

最近、準備不足から痛い思いをすることが多かったので、しっかり準備しよう。
建物を建てるには、きちんとした設計図が要るように、物語をつくる場合にもきちんとしたプロットが要る。

インスピレーションを受けて、溢れるような悦びと可能性の中で、ついストーリーさえある程度見えていれば最後まで駆け抜けることができそうな気がするし、もたもた準備期間などとっていてはインスピレーションが薄れそうな気がしてしまうのだが、そんなことはあまりないことが経験上わかった。

消えそうな気がするものは極力書いておく。どんなに長くても、あくまでメモとして。

インスピレーションは何度も必要なのだ。1回きりのインスピレーションで済ませようとするから、竜頭蛇尾になったり、作品が未完となったり、掘っ建て小屋みたいな作品になったりする。瀟洒な建築物になるはずが掘っ建て小屋では悲しい。

壮麗な大建築にしようと思えば、下準備はそれ相当にかかるのが当然だ。それがわかっているから『不思議な接着剤』の下準備には時間をかけている。

はずだったのに、最近のわたしは何だか急いていた。

作品をよいものに完成させようと思えば、短い作品であっても複数回のインスピレーションが必要で、必要なだけのインスピレーションを招くためには、きちんとしたプロットが要る。忘れないようにしよう。

ところで、英国の児童文学作家アリソン・アトリーの伝記を読んでいると、神秘体験が豊富だったことがわかり、しかもその性質はかなりわたしのものと似ていて嬉しい、そうではないかと思っていた。

バルザックの神秘体験なんかは圧倒的すぎて、その点からして卑小な自分との器の違いを感じざるをえないが(どの伝記に書いてあったっけ? 歴史書から実際の歴史的場面が見えたり、ざわめきがきこえたりしたというエピソード。あとでわかれば、抜き書きしておきたい)、アリソン・アトリーには近いものを感じる。これも、あくまで神秘主義的資質という点での話で、勿論才能という点ではわたしなんかとは別格の人だろうが、ただバルザックのような絶対的な天才性と比べると、まだしもアリソン・アトリーは目標とできる気はする。

短編小説にはへとへとにさせられた。原因は準備不足にあったと思われるから(特定の精神の深みを今の自分に可能な限り描写してみる、という難題に挑んだということもあるけれど)、自業自得だった。まあでも、頑張って全面修復したのだから、自分で自分の努力は認める。もう忘れていよう。

短編小説を仕上げた解放感からかホッとして、物凄く本が読みたい。児童物を読んでいたら、またマクダラのマリアの謎の追究の続きをやりたくなった。仕上げる予定の童話を仕上げたら、謎の追究に入らせてやろう(これが新しいご褒美)。

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