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2012年3月 3日 (土)

児童文学作品Pの宣伝

プリンターの買い替えどきなので、それを見に行ったついでに、スピルバーグ監督『戦火の馬』という馬を主人公とする映画を観ようと思っています。

それほど悲惨なシーンもなくハッピーな結末ということで、馬がひどい目に遭うだけの映画でなければ、馬好きのわたしとしては見逃せません。馬……乗りたい。

馬を参考にした児童文学作品Pは、家に眠っています。どうせ、ひどい扱いを受けるだけなので、もう賞に応募する気にはなれません。電話をかけた出版社に送る気にも……無理に読んで貰うのはわたしもつらいから。

ブログで公開したいのですが、盗作される危険性を娘に指摘されると、用心すべきかもしれないと考えます。

ただ、生活に困窮している人々の増えた今だからこそ、読んで貰いたい気も切実にするのです。生活に困窮している一家の物語だからです。子供にも大人にも楽しんで貰える作品に仕上げました。

空っぽの犬小屋があるところから、物語が始まります。

その犬小屋は、モモの花が咲いたころにあっけなく死んでしまった老犬のものでした。皆がつい、その犬小屋のほうばかり見てしまうので、一家は新しい犬を飼うことにしました。

ところが、お父さんの会社が潰れてしまい、犬を飼うどころではなくなります。

お父さんは、時間を見つけて作曲を続けている作曲家の卵ですが、再就職に難航し、一家は困窮します。

「こうなったら、もう作曲はおわりだな。いつかこうなるってことはわかっていたよ。ピアノも売っちまおう。」
お父さんがそういうと、お母さんが首をふりました。
「やけにならないで。新しい仕事が見つかれば、また落ち着いて、作曲ができるようになるわ。それに、あなたのあのふるいピアノを売ってなんになるの。いざとなったら、わたしも働きに出るから大丈夫よ。」

お母さんの言葉に、お父さんはため息をついただけでした。お母さんは少年が生まれるまではスポーツ好きで、大学生のときは乗馬サークルに入っていました。でも、今では、薬をたくさん飲んでいる病人でしたから、少年ですら、お母さんが仕事に出るのは無理なんじゃないかなあと思いました。

追いつめられたお父さんが弾くピアノの音を聴いた主人公の少年は、嵐の曲を書いているのかな、と思います。

家を出て行かなくてはならないところまで、一家は追い詰められます。

そんなある日、少年は、ふるびた犬小屋のところに何か変わった生き物がいるのを見つけます。

実はその生き物は、うぶ毛がとれる前のペガサスでした。

児童文学作品PのPはもうおわかりでしょう、ペガサスです。一家でペガサスを飼う物語なのです。

山場は、嵐の夜にペガサスが盗まれそうになるところと、作曲コンクールのお父さんの曲が演奏されるクライマックスで、少年がペガサスに乗った神々しい女の人――ペガサスを迎えに来たミューズの一人――のまぼろしを見る場面です。

ペガサスはギリシア神話に出てくる馬に似た生き物で、他にも説がありますが、最終的にミューズの持ち物になったといわれています。ミューズは時に芸術家にペガサスを貸し与えることがあるとされ、そこからペガサスは霊感の象徴ともいわれるのです。

わたしは馬に似ているペガサスを描写するために馬に乗りに行き、馬の虜になりました。

粗筋は盗めても(この記事が証拠として存在します)、描写力までは盗めないと思います。作品の命は描写にあります。見せ場を、適切な箇所に散りばめました。登場人物は生き生きと描けていると思います。

賞に応募し、一次すら通過できなかった作品です。このような作品は今の児童文学界では求められていず、紙屑と同じ存在です。受賞作が発表になっていました。『パンプキン・ロード』というタイトルでした。

もし――、純粋な動機で作品を読んでみたいという編集者がいらっしゃるようでしたら、ご連絡ください。

400枚字詰原稿用紙換算118枚の作品です。表現など、気になる数箇所を書き直す予定ですので、若干枚数が変わってくるかもしれません。

この作品の続編を書くつもりで、作品の終わりで少年に妹を誕生させました。

続編はアンドロメダにちなんだ物語です。ペガスス(ペガサス)座は秋の代表的な星座の一つで、アンドロメダ座はそのお隣さんです。

それが意外なことに、この続編は、執筆中の児童文学作品『不思議な接着剤』の関連作となる可能性があります。

ギリシア神話に出てくるアンドロメダは、エチオピアの王女です。エチオピアについて調べてみると、

※時間がないので、続きは帰宅後(明日以降になるかも)に。

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