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2012年2月17日 (金)

寝てしまった1日。バーネット夫人の生活スタイル。

娘は、勤務先の書店のリニューアルオープンを控え、変則的な勤務となっています。昼前に昼食を家で済ませ、出勤して、午後8時過ぎに退社。

書店は改装工事のため休店中ですが、ドアは開けっ放しで、エアコンが利いているのは休憩室のみ。電気ストーブはあるそうですが、何しろ改装中の書店、燃えやすいものがあちこちにあるので、あまり使いたくないとか。

防寒対策としては、靴下を2足、カイロなど。わたしはお昼をしっかり食べていくことも大事だと思っています。ちなみにポリテク通所の夫には、お弁当を作っていません。ポリテクで買えるそうなので。

娘は自分で作るくらいなら買って済ませるというほうで(何のための料理教室通いだったのかしらね。しっかりしたよい教室だったのに教養にしか……)、コンビニからハンバーガーを1個だけ買っていました。

朝、わたしはそのハンバーガーにヒスを起こし(ハンバーガーに何の罪があったのでしょうか)、「そんなんじゃだめでしょ!」と怒りました。

早朝ニトロペンを使い、胸の中は何ともなくなっていましたが、本調子ではなく、積極的に何か作ろうという気になれないわたしは、戸棚を漁りました。

いつもなら、あまったおかずとかご飯とかがあるのですが、昨日夕飯を作らなかったので、すぐに食べられそうなものは何もありませんでした。夫は朝、パンとコーヒーで済ませました。

真空パックのコーンが見つかったので、とりあえず、それをテーブルへ。

キャンベルスープと茹で卵があれば違うだろうとも思い、娘に「スープと茹で卵を作ったら食べる?」というと、娘は「そりゃあれば食べるけれど、コンビニで買ったハンバーガーはボリュームがあるから、他にはあんまり入らないよ」といって、朝シャワーへ(寒くてもシャワー。これもいくらか怒りをそそります)。

わたしは朝の薬を飲み、戸棚漁りだけで疲れたので横になり、お昼をちゃんと作ってやろうかな……冷凍ベーコンを解凍してガルボナーラ。ご飯を炊き、チャーハンにしてもいいと思いました。

何にしても、時間はたっぷりありました。いくらか横になっていれば、本調子に戻るかもしれないと考えました。

娘にチャーハン、簡単なサラダとスープを食べさせ、自分はハンバーガーを食べる場面を想い描きました。あのハンバーガーちょっと美味しそうだし……よし、これでいこう!

記憶はそこで途切れ……チャーハンの具材を何にしようかしらと考えているうちに、寝てしまったようです。

しまったと思って目を明けると、午後2時半でした。ついたままのテレビでは午後の国会中継があっていました。まだ朝ドラ「カーネーション」があっていたはずなのに(これ、面白いですね! コシノ姉妹のことやファッションの変遷が時代背景を映して巧みに描かれていて)。

真空パックのコーンが1本、ごろんとテーブルに転がっているばかり。娘はハンバーガーをレンジでチンし、牛乳を入れたインスタントコーヒーでお昼を済ませて出かけたみたいです。

たぶんニトロペンと朝の薬のダブる効果で血圧が極端に下がり、睡魔に襲われたのでしょう。このところ、頻脈が治まりにくいため、体力もかなり低下しているのではないかと思います。うなじの湿疹はひどくなり、頭の中に拡がりました。昨夜も紫雲膏の使用を迷っいました。肝臓の先生からは、こうしたものすら禁じられているので。

毎年、体がいくらかでもよくならないかと何かしらやってみても、逆効果を招きがちで体力は落ちるばかり。それでも、外で働くことを夢見たりもしますが、仮に運よく仕事につけたところで、ウォーキングと同じことになるのは目に見えています。

かといって、この辺りでこの世を引き揚げて女友達に会いに行こうにも、決定的な身体状況は訪れそうになく、水飴みたいにだらーんと長生きしそう。

女友達の訃報はショックでしたが、数年前に博多で彼女に会ったとき、とても体調がいいようには見えませんでしたから、どこかでこんな事態が訪れることを覚悟していた気もします。

あのとき、片足を引き摺っていた……あれは脳梗塞の後遺症ではないかとずっと疑っていました。わたしには、彼女の死の原因はわからないままです。

生活不安があり、夫の再就職が困難を極める中(若い、いくつも資格を持っている人ですら、そうなのです)、わたしが働けない体だというのは、大変な不幸です。

執筆で食べていくのは難しいという以前に、金銭を供給してくれそうな唯一の対象を攻撃するという自分でも訳のわからない状況。

音楽畑で歌曲と童謡の詞を募集しているので、応募してみたいと考えています。思いつくことは、何でもやってみます。

児童文学作品Pは、冗長な箇所を削り、わかりにくい箇所を改めたら、名前を教えてくれた編集者宛てに送ってみようかなあ(がっからりするだけだと想像でき、気が進みません)。

「鬼の創作道場」には、勉強になりそうなので作品を出したいです。まだ時間があると思っていたら、そうでもなくなってきました。

『不思議な接着剤』は、Notesをブログサービスで簡単な本にする作業中です。

ところで、図書館から借りてきた『夢の狩り人 イギリス女流児童文学作家の系譜④』(ニュー・ファンタジーの会、1994年)では、バーネットが採り上げられています。

『小公子』『小公女』『秘密の花園』『消えた王子』などで有名なイギリスの女性作家バーネットは、大人のものも含めて夥しく書いた人です。

でも、体は悪かったみたいで、以下のように息子が書き残しているとか。

[引用 ここから]……
「バーネット夫人の生活のスタイルは、その大部分が生涯にわたる半病人のような彼女の健康上の理由から、自ずと形作られたものなのである。すなわち彼女はベッドで朝食をとり、ほとんど終日をそこで過ごしていたのだった。ベッドカヴァーの上には本が散らばっていた。大の読書家だったからだ……。ベッドから起き上がり、仕事が出来そうな気分のときには、バーネット夫人は十時には机に向かい、家族そろってとることになっていた昼食の始まる一時まで、誰にも邪魔されずに、そこに留まろうとした。痛みがあったり、ベッドに入っていなければならないときも、仕事を制限することはなかった。ほとんど仰向けに寝たままで書かれた、鉛筆書きの沢山の作品の原稿が、このような困難な状況の下で、どんなに多量にしかも絶え間なく、彼女が仕事をしていたかを物語っている。実際にそうしていたかどうか別にして、まさに歯を食いしばって仕事をしていたのだった。」
……[引用 ここまで]

わたしは家事があるので、同じというわけではありませんが、寝たり起きたり……というか、寝たり寝たりの執筆生活が似ていて、嬉しくなりました。

携帯のお陰で、わたしは寝たままでも楽に書けるぶん、恵まれています。この記事も携帯からで、お気づきのかたもいらっしゃるかもしれませんが、カテゴリーが一つだけの記事は大抵携帯からのアップです。

あとでパソコンを開いたときに、カテゴリーを増やしたり記事の体裁を調えたりします。作品のメモや下書きも携帯さえあれば、横になったままできます。勿論体調がよければ、紙のノートやパソコンのほうがいいに決まっています。携帯では、長さのある作品の本格的な作業は無理です。

お先真っ暗の状況でも、諦めるわけにはいきません。洞窟に差き込む光を探して歩く(書く)だけです。光を見つけても、穴が小さすぎたりしてなかなか抜け出せませんが、どこかに出口があるはずです。

何だか、洞窟に隠された壺の中で長いときを過ごさざるを得なかったグノーシス文書の気持ちが、いくぶんわかってきた気がします。この苦境も、創作に生かせるでしょう。

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