« 美味しそうなカッフェのお話『バリスタ』(むろなが供未、原作・花形怜、芳文社) | トップページ | 今日の別府湾 »

2010年11月 7日 (日)

備えあれば……限度額適用認定証

 協会けんぽ(全国健康保険協会http://www.kyoukaikenpo.or.jp/)に申請していた『健康保険限度額適用認定証』が届いた。

国民健康保険の場合の申請先は、市町村役場。

 一昨年入院したときは社会保険事務所に出向いて申請したが、今回は名称も場所も違っていた。 ホームページの都道府県支部のページを閲覧して、場所を確かめ、ホームページから申請用紙をプリントアウトして記入し、それと添付書類として必要な被保険者証のコピーを持って出かけた。わたしの場合、交付は別の支部になるので、5日後に郵送で届いた。

 現在、わたしは大学病院で肝臓関係を調べて貰っているところなのだが、肝機能の異常がわかったのは循環器クリニックで、クリニックの先生に自己免疫性肝炎かもしれないと脅かされた。

 自己免疫性肝炎は難病に指定されている。しかし、特定疾患ではないから医療費用のサポートなどは望めない。もし自己免疫性肝炎ということになると、ステロイド治療を受けることになるだろう。通院で受ける人もいるようだが、入院して行われることのほうが多いようだ。

 となると、入院費用の準備が必要となる。

 現時点では、まだ大学病院で行った血液検査の結果については聞かされていず、初診では、エコーで肝臓はほぼノーマルだから薬剤性肝炎だろうといわれた。そして、比較的最近になって飲み始めた消化器の薬パリエットとガスモチンをやめることになり、ガスター20を処方して貰った。

 このガスター20が思いのほか効いて、一日中とまらなかった吐き気がとまり、平穏な(?)日常生活が戻って来てみると、循環器クリニックの先生の見立てがオーバーだったようにも想えてきた。

 異常な夏の暑さに頻脈がちのわたしの心臓はあえぎ、それが全身状態を悪くして肝臓にも影響を与えたのではないか。ほうっておいても次第によくなるのではないだろうか、と想えてきたのだった。

 というのも、昔も1度、似たようなことがあったからだった。抗核抗体が高いのは気にかかるが、以前から将来リウマチなどの膠原病にかかる懸念があることはいわれていたから、それが抗核抗体の数値を基にした判断だったのかどうかはわからないが、そうだったのかもしれない。

 何にしても、入院なんかしたくないわけだが、その思いは思いとして、貧乏人には備えが必要だと感じ、大学病院を受診する前に『限度額適用認定証』の申請に出向いたのだった。

 ここに引っ越してくる前の6年くらい前の話になるが、夫は虫垂炎による腫れ(肉芽)を腫瘍といわれ、C大学病院で当時はまだ珍しかった内視鏡による手術を受けた。

 痩せている外観から末期癌さえ疑われるなかで、妻のわたしも生きた心地がしなかった。今にして思えば、あれこれ要らぬ検査を受けている間に盲腸が破裂して腹膜炎でも起こしていれば、大変な事態を招いていた可能性すらあったと思う。

 誤診であろうと、いくらお金がかかろうと、病院は誤ったりしない。不満があれば裁判を起こすしかない。当時は裁判など遠い話であって、頭に浮かぶことさえなかったけれど、父夫婦との奇妙な関わりのなかで裁判とはどういうものかがわかり、それは概ね金持ちに有利なものだと知った。〔カテゴリー「父の問題」参照〕

 話が脱線したが、夫の入院代は50万円以上した。高くついた虫垂炎だった。あとで高額医療費給付を申請したので、自己負担限度額を超えた分については戻ってきたとはいえ、払うものは払わなくてはならなかった。

 無利子の貸付制度も利用できるようだが、入退院で忙しいときに要らぬ手間はかけたくないのが普通ではないだろうか。

 限度額認定証を前もって申請しておき、入院手続きのときに出すようにすれば、一医療機関ごとの入院費用の窓口負担額が法定自己負担までとなるから、これを利用しない手はない。

 それでなくとも、入院には何かとお金がかかるものだ。いくらかかるかわからない入院費用をまるごと用意しておこうとするのは、(貧乏人には)大変なことだ。

 といっても、入院は急にそうなることも多いので、申請が入院時までに間に合わないこともあるだろう。一昨年のわたしの場合がそうだった。支払いのときに窓口で出したら、「入院の手続き時に出して貰わないと困りますねえ」といわれた。幸い、受け付けて貰えたが。

 今回、けんぽ協会から届いた認定証と一緒に注意書きが入っていて、それには以下のように書かれている。

なお、入院時等に手続きが遅れて提出できなかった場合は、受領後、すぐに入院等されている当該保険医療機関へ提出してください。

 遅れたとしても、届いたらすぐに提出したほうがいいようだ。

 さあ、これで1年間はいつ入院になってもよい備えができた。尤も、入院になど、ならなければそれに越したことはない。ナンにしても、明日は笑って博多に行けるくらい、ガスター20で元気になった。あの気分の悪さが肝臓ではなく胃から来ていたとはね。

 明日はメータ指揮イスラエルフィルだ、明後日はスルヴァキア放送交響楽団だぃ!

|

« 美味しそうなカッフェのお話『バリスタ』(むろなが供未、原作・花形怜、芳文社) | トップページ | 今日の別府湾 »

健康 №5(お役立ち情報etc)」カテゴリの記事