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2010年10月の46件の記事

2010年10月29日 (金)

台風の影響?

台風の影響?

 しかし、あっちもこっちもじゃあ、作品、遅々として進まない。

 とりあえずは、可能な限り健康に気をつけながら、少しずつでも作品を進めよう。困難なほど、道は明るく見え、茨は星々のような花々を浮かべて見える。

 文筆を生業となさっている愉快なマイケル様には申し訳なかったが、白紙に戻させていただくようお願いした。現時点では、自分の作品のことだけしか考えられない。完成させたい。いつまでも世に出られないわたしを憐れんでお許しいただくようお願いした。

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循環器クリニックの先生から緊急電話(続き)

(※昨日書いた同じタイトルの記事の続きです。)

 どちらがいいかわたしにはわからなかったので、先生にお任せします、とお返事した。

 先生は医大か県病か決めかねているご様子で、とにかくどちらかに行って貰うことになるとおっしゃる。

「それはいつになるのでしょうか?」とお訊ねし、来月8日に博多に行く用事があるのですが、とつけ加えた。「それは、何の用事?」と、もの柔らかに先生。

「コンサート……まあ遊びみたいなものです」というと、先生は絶句なさった。非常識だったのかしらん?

 先生は「じゃあ、その前に受診して貰おう」と早口でおっしゃった。

 最初は今日というお話だったが、急なことに戸惑っていると、「月曜日がいい? 医大のS先生だと、金曜か月曜になるんだけれど」と先生。「月曜だとありがたいです」とわたし。「それだと、僕も紹介状を明日までじゃなくて月曜までに書けばいいから、都合がいい」と先生。「お忙しいところを申し訳ありません。よろしくお願いします」とわたし。

 月曜日……11月1日の午前中、循環器クリニックに紹介状を受けとりに行き、午後医大を受診することになりそう。

 もしかしたら医大ではなく、県病になる可能性もある。

 自己免疫性肝炎はまだ可能性として挙がっているだけだが、この病気は中年女性がかかりやすいと先生がおっしゃったので、「わたし、しっかり中年ですものね」と納得した。

 まだネットでざっと見ただけなので、間違ったことを書くかもしれないが、患者数が少なく、難病に指定されているみたいだ。

 また、先生がおっしゃったように、ステロイドがよく効くが、ステロイドの投薬しか有効な治療法がない(ステロイドが使えなければ免疫抑制剤)。治療しなければ、高い確率で肝硬変に移行するという。

 まあ治療をきちんと受けさえすれば、そう怖い病気ではなさそう。

 しかし、なんてこった! 嫌いなステロイドをたんまり使うことになるかもしれないとは……。

 確定診断には肝生検が必要らしいから、入院になるのかもしれない。そうなると医大は遠いから、レッドクロスに入院したときみたいに、娘に毎日通って貰うわけにもいくまい。

 入院なんて今年の予定にはなかったから、お金ないわ。もしそうなったら、「健康保険限度額適用認定証」の手続きをしておかなくては。トキハインダストリーは娘の強力な味方になるだろう(弁当類が充実しているのを昨日見てきた。デパ地下に間に合わなくても、あれでなんとか。それに『ほっともっと』と外食を組み合わせれば、いけそうじゃない?)。

 まだ入院と決まったわけじゃないけれど(初診すらこれから)、なんか、ため息が出るわ。おしっこが便臭くて、嫌な気はしていたのよね。

 検査してみなくては確かなことはわからないとはいえ、わたしの肝障害は少なくとも、パリエットとガスモチンのせいではなかったみたい。ごめんね、君たちを疑って。

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2010年10月28日 (木)

但馬屋の岡にゅう麺 735 円

但馬屋の岡にゅう綿  735<br />
 円

 娘と一緒にデパートにいるので、帰宅後にちゃんと書きます。

 今回の件、家族に何も話していないのです。どうしよう、もう話す時期ですよね。

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循環器クリニックの先生から緊急電話

 レッドクロスの整形外科を受診し、休日の娘をデパートで待つ間、その記録をつけようと携帯をひらいたら、見慣れない着信番号があった。

 間違い電話だろうと思いながらも、今日は肝機能の検査結果が出る日だし、クリニックで連絡用に、自宅と携帯の電話番号を訊かれたことを思い出してかけたら、やはり循環器クリニックだった。

 詳しくは忘れたが、また肝機能の数値が上がっているそうだ。BとCの肝炎ウィルスはマイナスで、ウィルス性肝炎は否定されたと考えていいとのこと。

 あと考えられるのは、自己免疫性肝炎で、これにはステロイドが効くという。

「Nさん、僕ね、医大か県病の肝臓班という肝臓の研究チームに一度相談しようと思うんだけど、どちらがいい?」

(※続きは帰宅後)
 書きました⇒http://elder.tea-nifty.com/blog/2010/10/2-3431.html

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2010年10月27日 (水)

タリーズコーヒー~!

タリーズコーヒー〜!

 前の記事で書いたスーパーに娘が勤め帰りに寄って、日田産の大きな梨とタリーズコーヒーからカフェラテを買ってきてくれました。

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循環器クリニックで採血(3回目)

 午前中、肝機能を調べて貰うために3回目の採血に出かけた。

「ごめんなさいね、もう今月、3回目よね。先生がとっていいっておっしゃるから」と看護師さん。「あーら、どうぞぉ。検査していただくためですからぁ」とわたし。

 死なない程度になら、いくらでもとって。血液の活性化にもつながるし(?)。

 活性化といえば、中心地のイオン系スーパー・サティ跡にトキハインダストリーが入り、25日に開店して賑わったみたいだ。開店前から300人が並んだという。

 どうでもいいけど、ここの人って、並ぶのが好きなんじゃないのかな?
 トキハのなんとか展でも、人気商品には必ず行列ができ、整理券が配られたり、「最後尾」のプラカードを持った整理係の人があっちこっちに立っていたりする。(これがフツーなの?)

 そして、そんな風に一旦お試しして吟味したあとは、好みの物だけに徹底的に執着し、そうでない物には目もくれないところがありそう。

 トキハインダストリーにはタリーズコーヒーが入っているというから、嬉しい。ちなみにトキハインダストリーとは、百貨店トキハ系の総合スーパー。

 わが家がこの街に引っ越してきたとき、サティは中心地にある唯一のスーパーで頼りにはしていたものの、老朽化が甚だしく、放置気味の店内で買い物していると、気分が沈みがちだった。必要なものだけ慌ただしく買うと、すぐに出ていた。

 トキ8(トキハチ)だったトキハの閉店時間がトキ7になり、勤め帰りの娘に地下食品街での買い物を頼みたくても、間に合わないことがある。

 幸い、トキハインダストリーは午後8時まで開いているみたいだ。

 中心地から離れれば、スーパーもいろいろとあるのだが、わたしはペーパードライバーだから運転できるのはチャリだけで、そのチャリも蜘蛛の巣がかかりがち(そういえば、最近手入れしていなかった。泣いているのではないか? 目印に貼り付けたシールのウッドストックも一緒に)。スーパーのみを目的としてテクテク歩くより、あれこれ用事を済ませられる中心地で、ついでに買い物も済ませられるほうがラクなのだ。

 ……採血の話がスーパーの話になってしまったが、結果は明日にはわかるそうだ。待っている人が多かったので、今日は受診なしの採血だけお願いした。

 明日の午後は、先生が学童検診で休診ではなかったか? 金曜日か土曜日に聞きに行こう。なんか試験の結果を聞きに行くみたいで、興奮する。

「パリエットさようなら~! 永遠にさようなら」となるの? ああ……(せつなげな吐息)。そうなったとしても、肝機能を正常に戻すためなんだから、甘んじて受け止めなくては。

 ふと思ったが、現在、吐き気などの不快な症状が強く出ているのは、パリエットを急にやめたためのリバウンド現象なのでは~?

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また起きたので、ニトロペンもう1 錠

また起きたので、ニトロペンもう1<br />
 錠

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胸痛と圧迫感

胸痛と圧迫感

 いきなりではなく、胸痛と圧迫感が一緒の形でゆっくり始まったので、余裕でニトロペン舌下。寒くなったからかなあ。

 消化器はパッとせず、腹部膨満感(これを書いている今、ニトロペンで改善。やはり腹部膨満感はわたしの場合、心臓と絡んでいることが多い。吐き気はあまり関係なさそうで、これは消化器から来ているみたいだ)、ムカムカし、今にも吐きそう。吐いたら楽になるだろうけれど、吐きたくない。波があるから、耐えられる。

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2010年10月26日 (火)

吐き気で夕飯作れず

 循環器クリニックで受けた血液検査で肝機能に異常が出、その原因が比較的最近になって服用し始めた消化器の薬にあるかもしれないということで、先生の指示でパリエットとガスモチンをやめている。

 が、わたしが消化器内科を受診したのは生活に障るほど胃腸の具合が悪かったからで、それが薬でかなり改善されていただけに、やめたとなると、たまらない。

 今日は楽な時間帯が少ないくらい、吐き気がして困った。加えて、少し風邪気味の感じがあり、軽い喘息の症状も出た。

 吐き気は空腹時に起きることが多く、物が食べられないわけではない。むしろ空腹すぎると、吐き気が起きがちだが、まる1日近く空腹状態でいても、何ともないときもあり、普通に食べたり、加減して食べたりしても、よかったり悪かったりで、コントロールが難しい。というより、全くできていない。

 吐き気は、食事をして数時間後に始まることが多い気がする。それで、それを防ごうと、食間にちょっとしたものを食べてみたりもするわけだが、それもよかったり逆効果だったりで、今日は何にしても夕方まで調子が悪くて、夕飯作りを諦めた(後片付けのことまで考えると、到底無理だと判断)。

 作れないときは、早めに娘の携帯にSOSを送信して、デパ地下の安くなっている美味しいお弁当を頼むようにしているのだが、昨日が外食だったし、今日は材料が冷蔵庫にぎっしり詰まっていたこともあって、ぎりぎりまで作ろうとしたため、間に合わず。夫に、帰宅途中、「ほっともっと」から買ってきてくれるよう頼んだ。

 わたしも食べたが、これから深夜にかけてが怖い。こんなんじゃ博多は無理だ。明日、先生に相談してみようと思う。

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今日も行きそびれた

 午前中、循環器クリニックに血液検査に行くはずが、行きそびれた。昨日の遊びすぎが祟って寝てた。今慌てて、洗濯してるとこ。明日こそ行かなくては。

 と……今カレンダーを見て思い出したが、木曜日は久しぶりの整形外科の予約日だった。これは予約しているから、きちんと行かないわけにはいかない。

 来月8日予約の消化器内科は、博多行きの日だから、受診は無理だ。今週中に外来に電話して、変更して貰おう。あとで入れたプライベートな予定を優先するのは悪いが、本当に久しぶりのメータ指揮イスラエルフィルだもの。

 事前に受診して胃腸薬貰って行きたかったが、間に合いそうもないわね(←全て自分のせい)。電車内での万一に備えて、中が透けない丈夫なポリ袋を持参しよう。詩人と呼んでいる女友達に会うのも無理っぽい。今回はわたしの都合で(あーあ、いつ会えるんだか)。

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夫のペット

夫のペット

 テキストに学びながら、夫が作っている3D画像「鬼」。

 恐ろしい形相ですが、なにせ鬼ですから、異常なことではありません。ネックレス、イヤリングをしていて、なかなかお洒落(異常……)。

 金棒持った全身像はマッチョそのもので、頼もしい限り。完成したら、わたしのブログの番人によこしてくれるそうです。

 完成までには、長い道のりが予想されるとか。

 夫がパソコンをつけっぱなしにして休み、闇のなかに、この鬼の形相が浮かび上がっていたことがあって、わたしは息を呑んだことがありました。

 そのときは、もっとのっぺりしていた段階で、容貌がはっきりしてきた今とはムードが異なり、何ともいえない不気味さを湛えていたものでした。鬼というより、デーモンという感じで……。

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2010年10月25日 (月)

転んだぁ!

転んだぁ!

 帰り着いた駐車場で、転びました。

 子供みたいに転んで両膝擦りむくなんて、本当に久しぶりでした。

 すっかり驚いて立ちすくむ夫。起き上がるや否や、服と靴を心配するわたし。「ここの段差で転んだんだね」と原因を究明する娘。

 夫はすっかり固まってしまって、しばらく無言でした。わたしが転んだのを見たのは、たぶん結婚して初めてだと思います。

 夫はちょくちょく転ぶ人で、結納の日も、庭で転んで、母が贈ったスーツを破きましたけれど。

 スーパーの袋の中身は無事でしたよ。とっさに気遣いながら、転びましたから(ホント)。

 バンドエイド貼るつもりでしたが、サイズが小さいのしかなかったので、湿疹に使っている紫雲膏を塗ってみました(傷、火傷、痔にもいい)。

 う〜滲みるわ(>_<)

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スタバ~

スタバ〜!

めいっぱい遊んだ1日でした。

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久しぶりのくるくる~ !

久しぶりのくるくる〜!

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モロゾフにて

モロゾフにて
 郊外の大型商業施設Wタウンに家族で来ています。夫は映画。わたしと娘はショッピング。

 窓からすぐそこに見える小高い山に、深い霧がかかっています。

 今日、血液検査に行きそびれました。明日採血に出かけ、結果が出れば、今回の肝機能低下の原因がわかるでしょう。

 幸い今は体調がいいですが、大抵深夜に胃腸障害の症状が出ることを考えると、肝機能低下の原因が胃腸薬にあって、それを使えないとすると、それに代わる薬が要ります。ないと、つらすぎるわ……。

 このままじゃ博多行く気分も失せます。

 ただ循環器クリックの先生のお話では、パリエットやガスモチンで肝機能障害を起こすことは稀だそうです。

 そう警戒しなればいけない薬でもないらしいのに、当たっちゃったのかなあ……。

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2010年10月24日 (日)

Notes:不思議な接着剤 #67 描写について

#67
2010/10/24(Sun) 描写について

 表情、服装、動作を細かに描くようにしている。例えば、冒険前に出てくる以下の瞳に関する描写。

 あのことを話すとしたら、瞳とふたりきりでここにいる今だ――と、紘平は思いました。
 
 そして、紘平は、思ったことを実行しました。

 不思議な接着剤、すなわち、アルケミーボンド株式会社製品の超化学反応系接着剤クッツケールがひき起こした事件の一切合切を、瞳に話したのでした。

 瞳は、竹ぐしとパレットナイフをもちいて、ケーキを型からとり出す作業をすすめながら、しずかに話を聞いていました。

 ですが、翔太に起こったこといえ、弟に自分が仕出かしたあやまちを紘平が話したとき、瞳は身をふるわせて作業をやめました。

「ねえ、紘平くん。それって、夢とか、ゲンカクとかじゃないの? わたし、信じられない」
 瞳は、賢そうな目をすずしげに見開いて、それ以上、紘平が話し続けることを拒否しました。

「夢でも、ゲンカクでもないんだ」
 といい、紘平はちょっと言葉につまりました。
「嘘だと思うのなら、翔太を泣かせてみればいい」

 瞳の顔が、かげりました。
「夢でも、ゲンカクでも、嘘でもないってわけだ」
 と、かのじょは男の子のようにきっぱりといいました。

 そのあとで、思いやり深く、ささやきました。
「泣くときの翔太くんの口にくっついたのが、音大生のピアノの音色でよかったわね。わたしの下手なピアノの音色だったりしたら、もっと大変だったわ」

 以下は、瞳が冒険の扉(倉庫のドア)を開けたときの描写。

 瞳が、笑っていいました。
「なんだか、きんちょうするわね」

 かのじょは、体操教室に着ていく赤のウインドブレーカーの下で、おしゃれをしていました。

 こい青色のカボチャパンツに、うす紫色をした7分そでのティーシャツを着て、その上から、ふんわりとした、うす桃色のキャミソールチュニックを着ていました。ポニーテールにした髪には、カボチャパンツと同じ、こい青色のリボンがむすばれていました。
 
 兄弟に向かって、うなずいてみせると、瞳は倉庫のドアのかぎを開けました。そして、なかに入る前に、身をのり出すようにして左腕をのばし、ドア近くの壁にある電灯のスイッチを入れました。

 優れた児童文学作品を読むと、わたしの描写には余分なものがあるけれど、足りていないものがあると痛感させられる。余分といえば、さすがに瞳のTシャツがアナ スイの総ロゴプリントTシャツとまでは描かなかったが。

 あとで削ったり、つけ加えたりの集中作業が必要となるだろう。

アストリッド・リンドグレーン
岩波書店
発売日:2010-07-15

 ところで、リンドグレーン『おもしろ荘の子どもたち』(石井登志子訳、岩波少年文庫、2010年)の描写で、小冒険に出かける前のマディケンを描いた秀逸な場面がある。マディケンは夕方、家を抜け出すために妹が寝てしまうのを、じりじりしながら待っている。以下に抜粋。

夕方、気持ちのいいベッドにはいり、おかあさんがおふとんをかけてくれて、窓の外では白樺の木々のなかで小鳥がやさしくうたっているようなときは、自然に、「心やさしく」なってしまいます。
 けれどこの日の夕方、マディケンは、「心やさしく」どころではありませんでした。この日はいつもとはちがいます。これからしようとしていることを考えると、身ぶるいするのですが、じつのところは、きらいなふるえではないのです。マディケンには冒険ずきなところがあって、この緊張がたまらなくいいのです。いまでは、すっかりニルソンさんの洗濯小屋へいって、自分に天眼通があるかどうかをたしかめる気になっています。それはまるで、歯医者さんにいこうかどうか迷ったあげく、いくことを決めたときのようなものでした。歯医者さんへいく決心というのが、マディケンにとっては、いままででいちばんおそろしい決心だったのです。決めてしまうと、そんなにこわくないのと同じでした。今夜もアッベといっしょだからできそうです。マディケンはずいぶん長いことベッドにもぐっているような気がしました。おとうさんもおかあさんも、とっくにおやすみなさいをいって下へおりています。いまはただ、リサベットが眠るのをまっているだけです。このことはリサベットにもしられてはならないひみつですから。
「もう、寝た?」マディケンは聞いてみました。
「まだだってわかるでしょ。マディケンは?」
「まあ、なんてぐずなの。」
 マディケンはしばらく音をたてずに、息をひそめていました。そして声をかけました。
「もう寝た? リサベット。」
「そんなにうまくいかないわ。マディケンは?」とリサベットはうれしそうです。まったくなんて子かしら。マディケンはもういらいらしてきました。
「夜どおしおきているつもり?」
「じぇったいそうする。」
 けれど、それから何分もたたないうちに、リサベットはくるりとうつぶせになって、寝息をたてていました。

  よくありそうな出来事ではあるが、それを物語にとり込むところまでは、なかなか思いつかない。冒険に出かける前の子供の迷いのある心情と、出かけることを決めてからのワクワク、ハラハラ、ドキドキがよく伝わってくるではないか。ちなみに、天眼通という馴染みのない邦訳語が出てくるが、これは幽霊が見える霊媒能力のこと。

 メアリー・ノートン『空とぶベッドと魔法のほうき』(猪熊葉子訳、岩波少年文庫、2000年)にも、大冒険前の子どもたちを描いたすばらしいやりとりがある。以下に抜粋。魔法のベッドで出かける予定の子供たちは、夕食を運んできたお手伝いのエリザベスが出ていってくれるのをじりじりして待っている。魔法のベットのノブをまわしてベッドを動かせるのは一番下の子供ポールだけという物語の設定。

それから、エリザベスは遠ざかっていきました。するとみんなはスリッパをぬぎすてて、おどりだしました。音をたてず、むちゅうになって息をひそめ、ぐるぐるまわったかと思うと、とびはね、とうとう息ぎれがしてきたみんなは、ポールのベッドの上にどさんとたおれました。
 「ねえ、まずどこへいく?」ケアリイはささやきました。ケアリイの目は、きらきらひかっていました。
 「南の島にいってみようよ。」チャールズがいいました。
 ポールは、パンをあんぐりほおばりました。あごはゆっくりうごいていました。ポールは、三人のなかでいちばん冷静でした。

 ロッキー山脈、南極、ピラミッド見物、チベット、月……と興奮する上の2人の子供たちをよそに、ポールは自然博物館の大ノミを見たいという。風邪で寝ている間に、自分ひとりをおいてきぼりにして、彼らがおじさんと一緒に博物館に行ったことをポールはよく覚えていたのだった。他の場所を提案されたポールは、おかあさんに会いに行くといってきかない。夏休みに彼らはおばさんのところに預けられていたのだった。

 上の2人の子供たちは、弟を説得して他の場所を選ばせようとするが、ポールは頑としてきかない。

 ポールの顔はまっかになり、なみだがほおをころがり落ちました。
 「おかあさんか、大ノミかどっちかだよう。」
 ポールは、がまんして泣き声をもらすまいとしていました。口はしっかりとじていましたが、胸が上下にはげしくゆれていました。
 「やれやれだな。」ケアリイは、やけになったようにいうと、つまさきを見つめました。
 「いいじゃないか、ポールの好きにさせようよ。」チャールズがしんぼう強い声でいいました。
 「ぼくたち、あとでほかのところへいけばいいんだから……。」
 「でも、チャールズ……」ケアリイはいいかけましたが、気をかえて、「まあ、いいでしょう。」といいました。「みんな、ちゃんと手すりにつかまって、毛布はたくしこんどいたほうがいいわよ。さあポール、ノブをつかんで……そうっとよ。ほら、はなをかんであげるわ。さあ、用意はいい?」

 最終的にポールの気持ちに添う、姉と兄らしいケアリイとチャールズの決心は、カッコいい。冒険に入るまでの障害がちゃんと描かれるのが優れた児童文学作品の特徴の一つだ。わたしの子供たちには、わりとあっさり、そこのところを通過させてしまったけれど。

 芸術に属する児童文学作品とはかくも描写が詳細、丁寧なのだ。書き写しているとよくわかるが、これは純文学にもいえることで、優れた作品の多くが精緻な生きた描写を特徴としている。何でもないようなこと、よくありそうなことを描くというのは、簡単そうで、実はそうではない。作家として、芸術家として、自覚的に生活しているのでなければ、到底出てこない描写なのだ。

 冒険だけが突出した舞台となっていて、そこから興奮をもたらすことが主要目的である嗜好品のようなファンタジー物に対して、芸術に属する児童文学作品における冒険は登場人物の生活と切り離されてはおらず、読者は登場人物と一体化しながらも、彼らを内から外から客観的に見つめる力を与えられ、冒険を楽しみながらもその冒険の質を吟味する力を与えられる。

 そういえば、リンドグレーン『はるかな国の兄弟』(大塚勇三訳、岩波少年文庫、2001年)と最近岩波少年文庫でリクエスト復刊されたリチャード・チャーチ『地下の洞窟の冒険』(大塚勇三訳、岩波少年文庫、1996年)に、洞窟に潜入する子どもたちを描いた場面がある。前者では一部分、後者ではそれが物語の主要部分となっている。

リチャード・チャーチ
岩波書店
発売日:1996-05

 どちらも鍾乳洞ではなく、コンディションの悪い洞窟で、危険が大きい。やわなわたしの子どもたちには合わない場所だ。

 リンドグレーンの洞窟の描写にはさすがだと思わされはするが、ただし、それは頭の中で作り出されたことを感じさせる大ざっぱさがある(彼女の細かさからすると、だ)。チャーチの洞窟はそれ自体が冒険の目的となっていて、洞窟の性格の違い、冒険のさせ方の違いからあまり参考にならないが、著名な児童文学作家の洞窟の描き方がどちらもそれほど参考にならないということが逆にありがたく、励ましになる。

 わたししか書いたことのないものが書けるのだ!
 
 むしろ近さを感じるのは同じく復刊されたバジョーフの銅山を描いた名作『石の花』(佐野朝子訳、岩波少年文庫、1981年)だ。

パーヴェル・バジョーフ
岩波書店
発売日:1981-09

 わたしは秋芳洞で、人工光を受けて緑色に輝く巨石から恐竜を連想し、またオーラを連想した。

 『石の花』には、銅山の女王の君臨する石でできた森が出てきて、そこに存在するもののなかで一際印象的なのが、光を発する黄金色の蛇だ。これも石でできている。この蛇の光が何から来たものなのかはわからないが、わたしの描く巨石は同時に生きた竜でもあって、オーラの光を発散するのだ。『石の花』に出て来る光とはおそらく性質が違うものだ。

 ここでもまた、わたしにしか描けないものを描くのだという意気込みが生まれる。

 オーラを見たことのない人間に、オーラの描写はできない。わたしはいつもオーラを見ているわけではないが、オーラがどんなものかはよくわかっている。これはわたしがおそらく前世で獲得した能力で、この能力の特徴は、今生でそれを獲得しなおさなければならないということだ。それがひどく苦しかった。重態の母の枕許でのあの体験が必要だった。もしあのとき再獲得できていなかったとしたら、わたしは一生を忘れ物をしたような苛立ちのうちに過ごし、いささか不本意な一生を終えることになったに違いない。

 せっかく再び身につけた能力なのだから、それを創作の仕事に生かしたい。

 世間には嘘臭いオーラの描写が沢山ある。とはいえ、わたしには嘘と決めつけることはできない。わたしの見ているものとは違う層の、オーラの外皮のようなものを見ているのかもしれないから。ジョージ・マクドナルドの作品には、わたしのいう意味合いでのオーラを見ていた人特有の何かがある。

 『あけぼの―邪馬台国物語―』では神秘主義小説を書きたいと思い、卑弥呼のオーラを描写した。必要な取材ができず、中断する結果となったが……。

 子どもたちは冒険に出てしまったが、わたしには彼らが出会うはずの洞窟に囚われた女性マリーの顔が、すなわちマグダラのマリア(精確にいえば、『マリアによる福音書』をシンボライズした女性)の顔がまだ見えて来ない。遂に見えなかったとしたら、この熱を入れている作品は完全な失敗作に終わるだろう。

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止まらない吐き気

 逆流性食道炎の症状ではないかと思うが、昨日の再現のように、繰り返し吐き気が襲ってくる。実際に嘔吐するまでには至っていない。

 昨日とは違って、腹部膨満感はあまりない(やはりあれは冠攣縮性狭心症が絡んだ症状だったのだろう)。

 昨日は朝昼食べず、夕方プリン。夕飯準備前に、チョコレートを2片。夕飯は、だいたい前の記事の写真の半分。秋刀魚1/2、青梗菜のクリーム煮1/2。きゅうりのナムル全部。卵豆腐食べず。ご飯普通。秋刀魚が美味しかった。

 いっそパリエットを飲もうかと思うくらいだが、肝機能が回復していたら……やはり血液検査の結果を待たなければ。

 飲めなくなるとしたらつらい。パリエットより効き目のある薬が存在するとは思えない。

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今秋3回目の秋刀魚ディナー

今秋3回目の秋刀魚ディナー

 びっくりするくらい高かった秋刀魚も、すっかり安くなりました。脂たっぷりのさ・ん・ま……最高です!

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2010年10月23日 (土)

ニトロペン投下→軽減→笑た

ニトロペン投下→軽減→笑た

 携帯から。

 昨夜、胸のど真ん中に嫌ぁな感じがあり、冠攣縮性狭心症の発作の前触れと警戒しながらも、自作童話の執筆とおなかパンパンの症状に気をとられて忘れていた。

 おなかパンパンの症状が半分ほどもよくなった。ニトロ舌下後、腹部の血のめぐりまでよくなったのがわかった。

 胸がすずしくてハイな気分。なんてこと書くと、勘違いしたワルい子が個人輸入して自分もハイを味わおうとするといけないので、警告。

 ニトロは心臓病にしか効きません。そう教わりましたし、ネット検索でもそう出ます。何でもない人が使うと、ハイどころか、ひどい頭痛に見舞われますよ。全く、なんて国になっちまったんだろう。

 今、起きあがったら、込み上げてくるものがあり、また寝た。悪阻ですわ、きっと。翼のある赤ん坊が育ってるざます。ほほほ……。

 ああ気分悪いと滅茶苦茶な記事書くわねわたし。正気ですから、ご心配なく。

 結論。ニトロ使用で腹部膨満感はほぼ改善、つまり狭心症が腹部膨満感をプロデュースしていた。しかし吐き気は変わらないから、これは正真正銘、胃腸によるプロデュースか? ワケわからん。

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胃腸の調子↓

携帯から。

パリエットとガスモチンを切ってもまあまあだったが、昨夜はガスの行き場がなく、おなかパンパン。今は吐き気がして困っている。また破れかぶれで、ニトロ使おうかしら。

 月曜日に血液検査を受け、もし肝機能がよくなっていれば、パリエットとガスモチンは使えなくなる。

 消化器内科の受診までにはまだ間があるのに、困っちゃうな。

 博多行きだって、あるのに。

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2010年10月22日 (金)

アフタヌーンティーにて

アフタヌーンティーにて

 娘と来ています。

 来る途中で、お隣りに住んでいらっしゃる踊りの先生にバッタリ。

 60代後半だと思うのですが、凜とした着物姿が素敵で、いつも見とれてしまいます。

「素敵! 本当に着物が似合っていらっしゃいますね」というと「あっらぁーそんなことないわよ」と照れる姿はお可愛らしい。目が綺麗。

 佐賀関で、踊りの催し物があったそうです。帰宅したら卵が切れていることに気づき、近くの八百屋さんに買いにいらっしゃるところだったみたいです。

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わあ、美術品みたいなタロットだ〜!

わあ、美術品みたいなタロットだ〜!

 オレンジ色の冊子は、アレクサンドリア木星王さんの「魔女の家BOOKS」から娘が取り寄せたタロットのカタログです。

 わたしはウェイト版2つと日本製のものを1つ持っていますが、カタログを眺めていると、素敵な絵のタロットが沢山あって、どれかほしくなりました。

 カタログで惹かれたのは、ケルトの世界を描いた『ノース・タロット』(英)、中世のアラビアン・ナイトの世界を描いた『ルミ・タロット』(米)、ロシア風の『ロシア・エゴルフ・タロット』(オーストリア)、14世紀のイングランドを描いた『オールド・イングリッシュ・タロット』(USゲームズ社製)、ステンドグラスの窓がタロットになった『ガラス窓のタロット』(伊)、おとぎ話をテーマにした『フェアリーティル・タロット』(チェコ)、漫画家による私家版『サキ・サキ・タロット』(イスラエル)。

 タロット初購入の娘は、バックデザインに薔薇十字を描いた『ドイツ・ウェイト版』を選びました。

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『ERⅩⅤ』にヨブ記が……

 『ERⅩⅤ』を観ている。NHKドラマ『祝女』も観たいのだが、ERがファイナルシーズンだと思うと、こちらを観ざるをえない。

 すばらしい医療ドラマなのだ。一刻を争う救命室での出来事に絡むように時事問題、個人の人生で起きてくる様々な問題がメスで抉るように描かれていく。

 それに真っ向から挑む登場人物たちは、清々しい。

 今回は、スタッフの一人アビーがERを去る日。

 アビーにはアルコール中毒と闘ってきた過去があり、弱さが招いた一夜の過ちとその行為が招いた夫婦の危機があった。

 危機を乗り越えた夫婦は、幼い息子と共にボストンへ引っ越して再出発をする計画だ。

 今回の冒頭で、アビーは古巣を懐かしむまなざしで歩き回り、詩らしきものをつぶやいていた。

なぜ、苦しむ者に光が与えられ、
心の痛んだ者にいのちが与えられるのだろう。
死を待ち望んでも、死は来ない。
それを掘り求めても、
隠された宝を掘り求めるのにすぎないとは。
彼らは墓を見つけると、
なぜ、歓声をあげて喜び、楽しむのだろう。
神が囲いに閉じ込めて、自分の道が隠されている人に、
なぜ、光が与えられるのだろう。 

 (訳が違うようだが、わたしの持っている訳で再現)

 とても馴染みのある詩だと思いながら、たっぷり10分間は思い出せなかった。

 もしかしたら、フランスの女性哲学者シモーヌ・ヴェイユの言葉だったかしら?

 いや、違う。うーん、思い出せない。あ、そうだ、あれはヨブ記だ!

 旧約聖書の『ヨブ記』だった。アビーはその後もつぶやいた。以下はそのつぶやきを書き留めたもの。

あなたは海の底を見たことがあるか。
あなたは死の門を見たことがあるか。
光は道を知っているか。
暗黒の住処はどこなのか。
大地のひろがりを隅々まで調べたことがあるか。
知っているなら、言ってみよ。

 ERでの最後の勤務を終えたアビーを、夫のルカが迎えに来ていた。

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2010年10月21日 (木)

娘のじんましん

 娘にじんましんが出た。

 子供の頃は季節の変わり目などに出ることがあったが、大人になってからはなかった。数日前から便秘だともいう。

 この便秘が娘にはつらそうで、何と、便秘の体験は記憶するところ、初めてという。「へえー、便秘も知らなかったの!」とわたしは驚いた。

 胃腸のトラブルに悩まされているわたしの、特に便秘に関しては、「単に努力が足りないだけだと思っていたけれど、そんなに単純なものではないことがわかった。今なら、ママの気持ちがわかるよ」だそうな。

 赤ん坊の頃は紙縒りを使って便意を誘導?してやった記憶があったが、物心ついてからは快眠快便で来ているらしい。

 娘は小学校の高学年の頃から、橋本病という甲状腺機能低下症を患っていて、半年に1度、甲状腺関係で有名な別府市の『野口病院』に検診に通い、ホルモン不足を薬で補っている。この病気は便秘になりやすいそうだが、娘の場合は便秘と無縁で来たらしい。

 いや、わたしにしても、不整脈を患い治療を受けるようになるまでは、胃腸障害とは無縁だったのだ。

 で、前置きが長くなったけれど、普段ない症状――それも、じんましんと便秘に娘が見舞われたということが気にかかった。

 というのも、わたしはこのところ肝機能の異常で血液検査を繰り返している。その原因についてはまだ明らかになっていず、なま物を食べたことが原因のこともあると循環器クリニックの先生はおっしゃった。

 ということは、もしわたしがそのせいで肝機能に異常を来たしているのだとしたら、食生活を共にしている家族も同じ目に遭っていないとは限らない。肝臓の異常は自覚に乏しいこともあるらしいから。

 娘の季節の変わり目にありがちな体調の異変が、肝機能の異常から起きている可能性もあると思い、わたしは心配になった。

 というわけで、総合病院の受診を娘にすすめた。娘も初の便秘体験に困っていたことから、出勤時間を遅らせる許可を会社から貰って、わたしがすすめてみたN病院に出かけた。

 わたしが頭蓋骨にできた良性の骨腫瘍を摘出したとき、入院したレッドクロスで、N病院のよい評判を耳にしたし、今度額の骨腫瘍をわたしが摘出して貰うときに紹介して貰うのは、そのN病院か、A病院という脳神経外科の先生のお話だった。 

 喘息で通院していた呼吸器クリニックが閉院になったとき、循環器クリニックの先生が「僕が喘息のほうも引き受けるよ」といってくださらなければ、喘息はN病院にかかるつもりだった。

 娘はそのN病院で徹底した血液検査を受け、軽い便秘の薬を貰っていくらか不満そうに帰宅した。「ぼったくりかと思った。説明不足だよ」という。

 3割負担で10,530円……血液検査には甲状腺やアレルギーの検査まで含まれていたようだし、紹介状がないと初診時特定療養費2,100円(税込)を支払わなければならないから、高いとはいえなのかもしれないが、それほど詳しい検査をするという説明が一切なかったのだそうだ。そして、検査は血液検査のみだったらしい。

 甲状腺は定期検診を受けているのだし、アレルギー検査も昨年呼吸器クリニックでわたしと一緒に受けたから、それほど必要のないものだった。この2つが含まれなければ、10,000円を超えることはなかったに違いない。

 アレルギー検査の結果はまだ出ていないが、他は出ていて、幸い、娘は肝機能にもどこにも異常はなかったそうだ。何よりで、安心料と思えばいいのだろうが、わたしは秘かに、骨腫瘍の摘出手術はこのN病院ではなくA病院にしようと思った。病棟もちらっとのぞいた娘は、結構、狭い感じがしたという。

 娘はアレルギー度が高い。現在、湿疹、喘息に悩まされているわたしはほぼゼロ。もし今回のわたしの肝機能の異常の原因が胃腸薬にあったとしたら、わたしにしては珍しいアレルギー症状を起こしたということになる。来週受ける血液検査の結果が興味深い。

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2010年10月18日 (月)

循環器クリニック受診:腹部エコー

 血液検査で肝機能の数値に異常のあった件で、腹部エコーを受けた。

 受診のたびにちょっとしたおしゃべりをしてしまう馴染みの検査技師さん(彼女は大学時代わたしがいつもくっついていた友人にそっくり!)が詳しく診てくださり、あとで先生が確認に見えた。

 胆石の有無を調べることが主な目的だったが、なさそうとのこと。

 軽い脂肪肝。左右の腎臓に結石の赤ちゃん(キラキラ光って見える)、子宮筋腫は1㎝から2㎝に成長していた(婦人科受診をすすめられた)。

 膵臓はいくらか、くたっとして見えないこともないそうだが(膵臓は見えにくい)、大丈夫だろうとのこと。

 いわゆる急性肝炎ではなさそうだから、夏にウィルス性のひどい風邪をひいたのかもしれないし(記憶にございません)、なま物が原因のこともあり、薬が原因のこともあるとか。

 それからアルコールが原因のこともあるそうで、飲兵衛の先生は躊躇いがちにお尋ねになった。「毎日大酒くらっています」といってやりたくなったが、特別な日にワイングラス1杯のワインを飲むだけだ。

 消化器系の薬ガスモチンとパリエットをやめているが、もしこれらが原因であれば、次回……1週間後にすることになった血液検査の結果でわかるという。

 その場合は、消化器内科で別の薬を出して貰わなくてはならないそうで(パリエット、よく効くんだけどなあ)。

 来週検査に行くまでに何かあった場合は、すぐに受診するようにとのこと。

 血液検査では、A型とB型の肝炎ウィルスの有無も調べるそうだ。

 検査結果を貰った。

  • 10月4日
    AST=100[H 13-33]、ALT=208[H 6-30]、LD=228[119-229]、γ-GT=38[10-47]、ALP=312[115-359]。
  • 10月12日
    AST=122[H 13-33]、ALT=246[H 6-30]、γ-GT=46[10-47]、ALP=476[H 115-359]。

 レッドクロスの内科で経過観察中の副甲状腺関係でお馴染みになったALPが、12日の検査ではまた高くなっている。

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2010年10月17日 (日)

ボルシチ

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 夜は寒いくらいなので、ボルシチを作りたくなりました。

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 わたしはネットで閲覧したいくつかのサイトを参考に、適当に組み合わせて作っています。肉はシチュー用の牛の角切り。

 肉は塩コショウして炒め、白ワインを振って、水を入れ、月桂樹の葉を加えて弱火でやわらかくなるまで煮ます。千切りにしたセロリ、にんにく、玉ねぎ、にんじん、ビーツを炒めて鍋に加えて煮、さらに千切りにして炒めたキャベツとじゃがいもを加えて煮、塩コショウで味を調えます。器に盛ってから、サワークリームをのせます(これは絶対にのせたほうが美味しい!)

 固形スープを使うとこくのある感じに、使わなければあっさりとした感じに仕上がります。昨日は固形スープを使ってみました。

 サワークリームがなければ、ヨーグルトと生クリームを半々ずつ加えて合わせればサワークリームになるそうです。

 生のビーツが手に入らなかったので、缶詰のビーツを使いました。量が多かったので、ビーツが余りました。サラダにでも使おうかな。

 ビーツの甘さがスープにほどよく溶け込んで、何ともいえない美味しさですよ。家族は、これが食卓にのると大喜びです。ビーツ缶を常備しておけば、思い立ったときにボルシチを作れて便利ですね。

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2010年10月16日 (土)

WordPress.comの使い心地

 MicrosoftのWindows Live Spaces のブログを利用していたのだが、これが閉鎖されることになり、WordPress.com に移行するというメールが届いていた(うっかりごみ箱に捨てるところだった)。

 移行はあっという間にできた。わたしにはワードプレス・ブログ、使いやすい!

 Windows Live Spaces のブログはメールサービスを利用するときに付属していたので使っていたにすぎず、非公開で、作品の下書きや日常的なメモなどの引き出しとして活用していた。ワタクシ的には、使い勝手がもう一つという感じだった。

 それが、とても使いやすくなった。

 WordPress.comの共通ダッシュボードに行ってみて、ブログを増やせることがわかった。「ブログ数に制限はないので好きなだけ作成できますが、責任を持ってブログを運営してくださいね」とあり、わたしには嬉しいお言葉。

 Windows Live Spacesは、他サービスとの連携がとれる点とか、それなりに整ったお部屋みたいで魅力的なところもあったのだが、ブログ自体はわたしには使いにくかったので、あれが複数作れたのかどうかも知らないままだった。使い勝手の悪いブログは、こちらに乗り換えようかしらん。

 音声投稿もできるみたいだ。

 Googleのブログサービス「Blogger」と似ているが、こちらのほうがきめ細かな感じ。

 「Blogger」のガジェットと同じようなウィジェットがあり、この二つは呼び名は違っても、基本的な機能は同じで、小物的なアプリケーションをいうらしい。

 ブログにあれこれ書き込むため、内容が散らかりやすいわたしには、WordPress.comのウィジェットにある「カテゴリー」がとても使いやすい。

  • ドロップダウンで表示
  • 投稿数を表示
  • 階層を表示

 が選べるようになっていて、全部の機能を利用することもできる。階層表示が嬉しい。これを使えば、ちょっとしたサイトマップだって作れそう。「カテゴリークラウド」「タグクラウド」のウィジェットもあるから、記事の整理には本当に便利なウィジェットが揃っている。

 わたしはtwitterは三日坊主で終わったけれど、 twitterウィジェットがあるので、twitterとの連携にも便利そうだ。

 最初は使い心地よく感じたのが、そのうちそうでもなくなるということがあるので、まだ様子を窺っている段階。これから使ううちに、いろいろとわかってくるだろうと思う。

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トマトとカッテージチーズのサラダ - 服部幸應先生レシピ

昨日の夕飯

 メインディッシュは、キッコーマンの「ホームクッキング」で見た『ぶりとねぎの豆板醤炒め』を参考にさせていただきました。美味しいので、既に何回か作っていました。

 厚揚げは、焼き厚揚げにすることが多かったのですが、涼しくなったせいか、茄子と煮たくなりました。

 最初に、だし3カップ、しょうゆ大さじ4、みりん大さじ2で厚揚げを煮含め、取り出したあとの汁で茄子を煮ます。好みでしょうがを添えます。

 サイドディッシュのトマトとクリームチーズのサラダは、服部幸應先生の『トマトとカッテージチーズのサラダ』を参考にしたものです。

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 レシピでは、トマト4個を湯むきしてくし形に切り、ボールに合わせておいたカッテージチーズ50g、白ワインビネガー大さじ1、塩少々、エキストラバージンオリーブ油大さじ3、砂糖少々に入れてよくあえます。黒こしょうは好みで。

 わたしは、トマトは皮つきのまま用い、朝のパン用のカップ入りクリームチーズでカッテージチーズの代わりとしたのですが、これはこれでデザートのような美味しさがあって、家族に好評でした。

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2010年10月15日 (金)

気分が悪い

 パリエットをやめたせいか、喉元まで込み上げる胃酸の苦さと湿疹の痒みで目が覚めた。

 湿疹のひどい痒みはなぜ?

 新顔だった消化器系の 薬さえやめれば一件落着と思い、昨夜は高揚感さえ覚えていたのに、これでは仮にやめて肝機能の数値が戻ったところで、逆流性食道炎の問題は少なくとも胃酸と共に戻ってくる。前途多難だわ。

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2010年10月14日 (木)

豚キムチ丼

昨日の夕飯

 豚キムチ丼。
 [レシピはこちら⇒http://elder.tea-nifty.com/blog/2007/01/post_ee09.html

 紅玉があったので、レタスのサラダに使いました。
 りんごにはレモン汁を振りかけておき、ドレッシングは、りんご酢、サラダ油、パセリ、塩こしょう。

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スタンダードな?胸痛。創作のこと。

スタンダードな?胸痛。創作のこと。

 胸痛が起きそうだったので、夜の薬インデラル、ヘルベッサー、アイトロール、シグマートを早めに服用したのですが……。

 スタンダードな小さめのやつです。昼間は暑く、夜になって冷えてきたので、心臓が敏感に反応したのでしょう。

 消化器の薬パリエットとガスモチンを昨日からやめています。どちらかが肝臓に影響していたのだとしたら、肝機能が元に戻ってくれることを期待できます。
[参照:http://elder.tea-nifty.com/blog/2010/10/post-83c9.html

 湿疹にも、肝機能の低下が影響していたのかも……。

 しかしこのところ、この件で時間をとられました。ゴッホとゴーギャンについて(ゴーギャン『ノア ノア』) 、児童文学について書いておきたいことがあったのですが、忘れちゃったわ、ほぼ。
 最近タロットに興味を持ち出した娘が買ったアレクサンドリア木星王さんの『あなたの知らないタロット占い』(鈴江淳也著、魔女の家BOOKS、2009年)は、旧約聖書からの引用が自由自在になされていて圧巻。これについても、書きたいことがあります。

 創作は、裏側でちょこっと書きました。ネコの足どりを描くのに時間がかかったのです。ネコが駐車場に現れるのを待たなくてはならなかったので! これから、鍾乳洞の質感を出すのにまた少し時間を食いそう。

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れんこんと鶏肉のいり煮 - 「あっさり味のおかず」(主婦の友社)

昨日の夕飯

 ご飯がすすむ『れんこんと鶏肉のいり煮』を「あっさり味のおかず」(主婦の友社、平成19年)から紹介します。

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[材料・2人分]

  • れんこん・・・・・200g
  • にんじん・・・・・大1本
  • 鶏もも肉・・・・・1枚(180g)
  • 煮汁
     
    酒・・・・・大さじ2
     水・・・・・1カップ
     砂糖・・・・・大さじ1/2
     みりん・・・・・大さじ1
     しょうゆ・・・・・大さじ1
     塩・・・・・小さじ1/4
  • ごま油

[作り方]

  1. れんこんとにんじんは乱切りにし、れんこんは水にさらす。鶏肉は大きめの一口大に切る。
  2. フライパンにごま油を熱し、強火で鶏肉を炒める。水けをきったれんこんと、にんじんを加えて炒める。
  3. 全体に油が回ったら、酒、水、砂糖、みりん、しょうゆ、塩を加える。煮立ったら弱火の中火にし、ときどきまぜながらほとんど汁けがなくなるまでいり煮する。

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2010年10月13日 (水)

循環器クリニックの先生から、肝機能のことでお電話

 循環器クリニックの先生から、昨日再度受けた肝機能の血液検査のことでお電話があった。

 それによると数値は前回とあまり変わらないという(若干上がっている)。GOT(AST)=122、GPT(ALT)=249。上昇傾向にはあるなあ。

 ちなみに前回GPT(ALT)=200というのは、数字に馬鹿にされているのかと思いたくなるくらい、割り切った値だと驚いていたのだが、教えてくださった看護師さんに端折られていたらしく、208だったそうだ。では、GOT(AST)も端折られていたに違いないと思い、正確な数値を先生に伺ったところ、先生の頭の中は別のテーマでいっぱいだったみたいで、無視されてしまった。

「この程度だと、家で経過を見ていてもいい段階だと思うんですよね」と先生。ゲッ、もう少し数値が動いていたら、入院だったということだろうか? 頭蓋骨が凹んだレッドクロスでの入院のせいで、もう入院には懲りている。入院すると、不自由なことがあれこれ出てくるだけでなく、食事でもめげたりし、最後の頃には自分で作る料理の味が恋しくなったほどだった。

 でも、循環器クリニックの先生にいわれて入院するのであれば、県立になるだろうけれど。いやはや、ナンにしても入院にはならなくてよかった。今後もそうならなくて済むためには、肝機能低下の原因を早い時点で取り除くことだろう。

 先生も同じお考えで、飲んでいる薬を2人で検証した。

 心臓の薬インデラル、ヘルベッサー、アイトロール、シグマートは長いこと飲み続けていて肝機能に障ったことはないから、除外。喘息の吸入薬フルタイドも、同じ理由で除外。新顔というと、やはりレッドクロスで飲み始めたパリエットとガスモチンだ。それと、5月頃に飲んでいたアレルギー治療薬のタリオン。

「パリエットとガスモチンをやめておいてみませんか?」と先生。わたしもパリエットは何となく怪しい気がしていた。

 ただ、この2つは必要があって飲み始めた薬であって、やめるとなると、またおなかがパンパンになるだろう。便もガスも出にくくなって、胃酸だけは上がってくるということになる。胃酸が喉を刺激して喘息を誘発することがあるそうだ。

 わたしは胃腸が動かなくなり、胃酸が上がってくる不安をお話しした。すると先生はいくらか動揺したように「それじゃ、やめられないねえ。いいよ、飲んでいていい。その代わり、おなかの中を診せてほしい。小さな胆石でもあれば、これくらい数値の上がることがあるから、そのあたりを否定しておきたい」とおっしゃった。

 胃腸障害と肝障害と、どちらをとるべきなのだろう? 尤も、本当にパリエットかガスモチンが肝機能に障っているのかどうかは、やめてみなくてはわからない。それで、わたしはいった。「先生、パリエットとガスモチンをやめたからって、死ぬわけではありませんよね。やめてみます。血液検査をして、見究めることが必要なんでしょ?」

 先生は曖昧な感じの反応をなさった。「パリエットって、肝機能障害を起こしやすい薬なんでしょうか?」とわたし。「いや、僕もね、パリエットとガスモチンがそうだとはあまり聴いたことがなくてね。タリオンは僕も飲んでいるけれど、これは肝機能に影響することがある」と先生。

「でも、わたし、今はタリオンを飲んでいませんよね」とわたし。「タリオンの影響は2~3ヶ月続くことがあるよ」と先生。わたしは、次の血液検査までとりあえず、パリエットとガスモチンをやめてみると再度いった。先生はまた曖昧な反応をなさり、腹部エコーの必要を再度おっしゃった。「1週間以内に診せて」

 昔胆石があるといわれたことはあった。それはその後、否定されたようでもあり……何にせよ、おなかの中のことは、医師によってあまりにいろんなことをおっしゃるので、何が何だかわたしにはわからなくなっている。

 パリエットとガスモチンは使い始めの頃に比べたら効き目が薄れてきたとはいえ、わたしにはありがたい薬なのだ。これらが肝機能障害の原因でなければいいなと思う。しかし、とにかく、肝機能低下の原因を究明することが必要だろう(入院やだわcoldsweats02)。

 ところで、来月の上旬に消化器内科の受診を予約しているのだが、その前に外来にお電話して、消化器専門の先生の意見も伺っておくべきだろうか? どちらにしても、ご報告しなくてはならないだろうけれど。別の病院にかかっていると、こうした調整が難しい。   

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2010年10月12日 (火)

循環器クリニックで肝機能の再検査

 5日火曜日に、前日血液検査したうちの肝機能に異常があったということで、先生からお電話があり、一週間後に肝機能だけ再検査を受けるようにとの指示。それで、午前中検査に出かけた。

 検査だけだったので、待ち時間は短かったにも拘らず、夏日とのことで(この表現、何度聴いても不思議。秋と夏がなかよく一緒にいるみたいで、マルシャークの『森は生きている』の中で、12月の妖精たちが一堂に会する場面を連想してしまう)、バテてしまった。

 看護師さんが、「少ぅしね、高いわネ」とおっしゃって、肝機能の数値を教えてくださった。GOT(AST)=100、GPT(ALT)=200。γ-GTP(γ-GT)は基準値内だそうだ。基準値はGOT(AST)は13 - 33、GPT(ALT)は6 - 30となっている。

 ちなみに今年の1月7日の値はGOT(AST)=14、GPT(ALT)=9、19年8月2日の値はGOT(AST)=13、GPT(ALT)=8。レッドクロスの内科で5月17日に受けた血液検査では、GOT(AST)=21、GPT(ALT)=18。

 看護師さんがおっしゃるように、急性肝炎であれば、もっと高値となってよさそうだが、普段の値からすると高く、基準値内だと思っていたGPTも200と結構高め。何らかの原因による肝障害が想像されるけれど、どうなのだろう?

 パリエットの服用を始めたのは4月26日からだから、これが原因だとすると、5月の血液検査の時点で、もっと高くなっていてよさそうなものだ。

 今日受けた血液検査の結果によって、先生がどう判断なさるかだ。仮に基準値内に戻っていたとしても、今後の推移を見守っていただく必要があるのでは?

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2010年10月11日 (月)

お知らせ:音楽専用ブログ開設。ここ数日アクセスの多いノーベル文学賞、山岸凉子関係の記事について。

新しいサイトのお知らせです(また増やしてしまいました)。

眠られぬ夜に
http://noixdecoco.seesaa.net/
音楽ブログ。You Tubeから動画をお借りし、好きな曲について語ります。

You Tubeから動画をお借りして、ついべたべたとブログに貼り付けてしまいましたが、こんなことを続けているとブログが重くなって開きにくくなる心配がありますので、それ専用のブログを作ることにしました。

うっかり、そのうち規約違反で削除対象になるような動画を貼りつけてしまい、アクセスできなくなるものも出て来るかもしれませんが、なるべく時間の経過したものをお借りして予防したいと思っています。

これまでに紹介した曲は以下。紹介といっても、今のところ貼り付けているだけですが。そのうち、(音楽の専門的なことはわからないので)作曲家や演奏家の人生とか時代背景とか及ぼした影響などといった、別の角度から気が向いたときに調べて記せればと思っています(願望)。

カーペンターズ「Yesterday Once More」
http://noixdecoco.seesaa.net/article/165312408.html

鮫島有美子「小さな木の実」
http://noixdecoco.seesaa.net/article/165314436.html

パッヘルベル「カノン」、ヘンデル「オンブラ・マイ・フ」、バッハ「主よ人の望みの喜びよ」
http://noixdecoco.seesaa.net/article/165331798.html

ヴィヴァルディ「ラ・フォリア」
http://noixdecoco.seesaa.net/article/165333010.html

○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

ところで、ここ数日、ノーベル文学賞、山岸凉子関係の検索でお見えになるかたが多いです。以下の記事をご参照ください。

2010年10月 7日 (木)
ノーベル文学賞は、ペルーの作家マリオ・バルガス・リョサ氏
http://elder.tea-nifty.com/blog/2010/10/post-bdc8.html

2010年9月10日 (金)
山岸凉子『テレプシコーラ』最終回の感想
http://elder.tea-nifty.com/blog/2010/09/post-afa7.html

バルガス・リョサの著書は未読なので、いずれ読んで感想を書きたいと思っています。『緑の家』を購入済みですが、最初に、ゴーギャンと関係のありそうな『楽園への道』を図書館から借りるなり購入するなりして読んでみたいと考えています。9日付、朝日新聞朝刊の文化欄に野谷文昭氏の「ノーベル文学賞バルガスリョサ氏の魅力」と題された、わかりやすい紹介文が掲載されていました。 

山岸凉子『テレプシコーラ』の番外編は読みましたが、特につけ加えるべき点はないと思えましたので、新しい記事は予定していません。最終回を読んで時間が経ってみると、やはり、尻すぼみとなって終わってしまった感は拭えず、ファンの一人として大変惜しい気がしています。それでも、よい作品でしたね。存分に楽しませていただきました。山岸先生、ありがとうございましたshine

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2010年10月 7日 (木)

ノーベル文学賞は、ペルーの作家マリオ・バルガス・リョサ氏

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 ニュースによると、スウェーデン・アカデミーは、2010年のノーベル文学賞をペルーの作家マリオ・バルガス・リョサ氏に授与すると発表したそうだ。

 ノーベル文学賞が発表になる前後の時間帯、わたしはジュンク堂書店にいた。そして、たまたま岩波文庫のコーナーで、バルガス・リョサの『緑の家』が目にとまった。ノーベル文学賞関連で意識にのぼったのではなかった。

 ラテンアメリカの現代作家として、バルガス・リョサは、ガルシア=マルケス、フリオ・コルタサルといった作家と共に思い浮かぶ作家だったが、その中で、わたしはバルガス・リョサの作品だけ未読だった。

「そういえばバルガス・リョサの作品、まだ1冊も読んでないなあ。1冊くらい、読んでおくべきよね」とわたしは心の中でつぶやいたものの、上下巻の重厚そうな本の雰囲気に、「また今度にしよう」と思い、上の階の児童文学のコーナーに行ったのだった。

 ジュンク堂を出ながら携帯でネットニュースを見て、バルガス・リョサにノーベル賞が授与されることを知った。たった今、彼の本を見たばかりだったというのに、買い損なったと思い、悔しくなった。

 書店勤務の娘にいわせると、「どうせ、そんなには売れないから大丈夫だと思うよ、急がなくたって」といったが、売り切れるのを心配したのではなく、すれ違った感覚の残るのが嫌だったのだ。ジュンク堂はもう閉まってしまった。

 家族で中心街に来ていたので、夫に明林堂に回って貰い、岩波文庫版『緑の家』上下巻を購入した。読まなければならない作家という思いは、ずっと以前からあった。この機会に読んでおきたい。

 よくも悪くも甘さの見られない作品であるような予感がして、気が乗らなかったのだが、実際に読んでどう感じるかはわからない。

 そのうち、感想を公開する予定(という気分で今はいる)。

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2010年10月 6日 (水)

ベリッシモ・フランチェスコ先生レシピ『ひよこ豆のミネストラ』

 最近作った夕飯の中から、『ひよこ豆のミネストラ』のレシピをベリッシモ・フランチェスコ「おうちでイタリアごはん」(ぶんか社、2010年)からご紹介します。

[材料・2人分]

  • ひよこ豆・・・・・・80~100g
  • リガトーニ・・・・・・20g リガトーニはパスタ。お好みで。
  • カットトマト(缶詰)・・・・・・1/2缶
  • セロリ・・・・・・1/2本
  • ローズマリー(乾燥)・・・・・・適量
  • 塩・・・・・・適量
  • ブラックペーパー・・・・・・適量
  • オリーブオイルEX・・・・・・適量
  • 水・・・・・・2カップ

[作り方]

  1. ひよこ豆をひと晩水に漬けておく。
  2. 鍋にひよこ豆、1㎝角に切ったセロリ、カットトマトを加えて火にかける。
  3. 煮立ってきたら、ローズマリー、塩、ブラックペーパーを加えて味を整える。
  4. さらにリガトニーニを加え、約30分ほど煮込む。
  5. 最後に、オリーブオイルEXをかける。彩りでセロリの葉をのせる。

 わたしはリガトニーニを使わず、最後にセロリの葉ものせなかったので(葉があまり綺麗ではありませんでした。あいにくパセリもなく)、下の写真はあまり参考にならないかもしれませんが。ついでにいえば、ひよこ豆も缶詰利用だったので、あっという間に出来ました。

 これから秋が深まるにつれ、スープの恋しい季節になります。このスープのシンプルな味わいはおすすめ! 作り方としては、材料を炒めずに、最後にオリーブオイルEXをかけるところが新鮮でした。 

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 秋刀魚の美味しい季節になり、当初は高くて手が出なかった秋刀魚も安くなってきて、わが家では先日の夕飯のお皿に2回目の秋刀魚がのりました。

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 そうすると、鮭も負けじとばかりに美味しくなって、昨日の夕飯の鮭は脂たっぷりの美味しさでした。

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 サッポロビールWebサイト[http://www.sapporobeer.jp/]「お酒にピッタリ!おすすめレシピ]」の中の『豚肉のハーブグリル』も、とても美味しかったので、おすすめです!

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 グリルで焼いた豚肉って、それだけでも美味しいのですが、そこへサルサソースをかけると、さっぱりとしていてスパイシー! 家族に大好評でした。

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2010年10月 5日 (火)

先生からのお電話に心臓も驚いた

先生からのお電話に心臓も驚いた

 循環器クリニックの先生からかかってきたお電話に心臓もびっくりしたらしく、胸が苦しくなってきたので舌下(本当にやわな心臓だこと……)。

 GOT(AST)が高くなる場合について調べてみたところ、これはたんぱく質を分解してアミノ酸を作る酵素で、どこに存在するかを多い順に挙げると、心臓、肝臓、筋肉、腎臓、がん細胞、膵臓となるそうだ。

 GOT、GPT(ALT)の両方が高いときは肝障害が疑われるが、GOTだけが高いときは心筋や骨格筋が壊れていると推測され、心疾患の場合、心筋梗塞、鬱血性心不全の可能性があるそうだ。

 心筋梗塞だと、今こんな風に普通にしてはいないと思う。

 頻脈のコントロールがうまくいかなかった昔(昔話になる)、やはり肝機能に異常が出たり(慢性膵炎といわれて治療を受けたりもしていたから、まぎらわしいけれど)。、鬱血性心不全の症状が出ているといわれたりしていた(今かかっている先生からいわれたことはない)。

 今年の夏は、暑さのあまり、わたしの心臓は昔のそのときのように喘いでいた。

 昔のような状態となって、GOTが出てきたのだろう。涼しくなって楽になったのだが、その名残が出たのかしらん?

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循環器クリニックの先生から緊急のお電話

 先ほど、循環器クリニックの先生からお電話があった。

「今、血液検査の結果が返ってきたんだけど、肝機能でちょっと……GOTが100くらいあってね。薬を替えたりはしていないからなあ……」と先生。

 わたしは昨日の会話から、もしかしたら尿に糖でも出ていたんじゃないかと心配していたので、血液検査の結果は気になっていた。それで、お電話があったとき、ああ、糖尿病の兆候があったのだ……と暗い気持ちになったのだが……。

「消化器内科でパリエットとガスモチンも飲んでいるのですが、これについてはご報告済みだと思います。他に勝手に飲んだりはしていません。ただ、暑い間、異様に……体がきつくてたまりませんでした。でも、涼しくなったら、治りましたよ」とお答えした。

 すると先生は、わたしがレッドクロスの消化器内科にかかっていることをお忘れになっていたのか、「!」という雰囲気が伝わってきたが、涼しくなってから体調がよくなったという言葉を受けたように「ああ、そう」と、ちょっとトボケた感じでおっしゃった。

「何にしても気になるからね、来週もう1度、肝機能だけ血液検査をしようや」と先生。「わかりました。来週のご前中、血液検査にお伺いすればいいんですね? 診察も必要ですか?」とわたし。「検査だけでもいいよ。何かあったら、また僕が電話するから」とのこと。

 過去にも肝機能が低下したことはあった。やはり、頻脈から体がまいっていたときだった。わたしはそれが原因で、肝機能が一時的に低下していたのではないかと思う。心臓の調子が戻った今、自然に肝機能も戻るのではないかと想像する。

 何しろ、本当に体調のいいときというのがないので、異常があってもわかりにくく、これは困ったものだ。何にしても、糖尿の点では異常なさそうで、よかった!

 しかし、来年もまた今夏みたいな暑さがやって来るとなると、わたしのやわな心臓では乗り切るのが大変、何か対策が必要だ。どうすればいいのか、全く見当もつかないが……。

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2010年10月 4日 (月)

循環器クリニック受診

 暑いあいだ、きつかったので、そのことを訴えたかったのですが、今日は混んでいて、診察中も先生に連絡が入ったりし、短時間で終わりました。

 今日は脈も血圧も落ち着いていたので、まあ過ぎたことはなかったことにしてもいいのでしょう。

 血液検査、尿検査を受けました。結果は次回。

 薬はいつもと同じです。

 心臓=インデラル錠10mg 1日3錠/1日3回 毎夕食後 40日分、ヘルベッサーRカプセル100 1日2個/1日2回朝・夕食後 40日分、アイトロール錠20mg 1日2錠/1日2回朝・夕食後 40日分、シグマート錠5mg 1日3錠/1日3回 毎夕食後 40日分。ニトロペン舌下錠0.3/1回1錠 胸痛発作時 10回分。
 喘息=フルタイド200ディスカス1個 吸入。

 診察はあっという間に終わったのに、「Nさんは、糖尿っていわれたことはなかったよね?」なんて、おっしゃって。どーしてそう、気になるようなことを何気なくおっしゃるのかなー!

 検査結果も出ていないのに。そんな自覚症状はないけれど(喉乾かない)、まあ仮にそうなったとしても、副甲状腺の経過観察をしていただいているU先生は糖尿の専門。憂いがなくていいわ。

 中心街から、携帯で受診記録を書いています。これから妹に、『魔法つかいのリーキーさん』のお礼を何か送ろうと思います。

 自作童話『不思議な接着剤』がのってきたところなので、早く帰って続きを書きたいです。明後日は、夫が仲間との飲み会で夕飯いらないし、体調もいいから、今週は結構書けるかもしれません。

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2010年10月 3日 (日)

解読が面倒です

解読が面倒です

 今日は順調に創作していました。解読が面倒ですけど。

 これから、今日書いたぶんを、非公開設定の下書き用ブログに書き写すところです。ふーっ!

 涼しくなってから睡眠中に喘息の咳き込みで目が覚めるようになりましたが、大したことはなく、暑いあいだ頻脈に喘いだ心臓はすっかり元気になりました。

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2010年10月 2日 (土)

Notes:不思議な接着剤 #66 シンプルライフを提唱したモーセとイエス

#66
2010/10/2(Sat) シンプルライフを提唱したモーセとイエス

 アテン(太陽神)を唯一神として崇拝し、アマルナ改革を断行したファラオ、アメンホテプ4世の影響をモーセが受けた(逆にモーセがアメンホテプ4世に影響をもたらしたとする説もある)のかどうかは、わたしが調べた限りでははっきりとしたことはいえないように思えるにしても、これだけはいえよう。

 モーセが独自の宗教観を育んだのはエジプトにおいてであったと。エジプト王家に育ったモーセがエジプトの宗教の影響を受けていないなどとは考えられない。

 これは単なるわたしの推測にすぎないが、モーセはエジプトの宗教の呪術的側面に嫌気がさしていたのではないか?

 エジプトの宗教の呪術性は単純なアニミズムとは懸け離れた、高度な科学性を秘めたものとも想像され、それは未だに謎だ。いずれにしても、それに対して、モーセはそこからの離脱とオーガニックコットンの肌触りのようなシンプルライフを志向した。

 そのことはモーセの十戒を見てもわかる。以下はフラウィウス・ヨセフス『ユダヤ古代誌 1』(秦剛平訳、ちくま学芸文庫、1999年)より。

十戒の要約
 第一の言葉は、神がただ一つであり、その神だけを崇拝せよ、という教えである。
 第二は、いかなる生き物の像もつくってはならず、それに跪拝してもならぬ、という戒めである。
 第三は、どのようなつまらぬことでも、神の名によって誓ってはならぬ。
 第四は、七日目ごとに、いっさいの仕事をやめて休息をとれ。
 第五は、両親を敬え。
 第六は、人を殺してはならぬ。
 第七は、姦淫をしてはならぬ。
 第八は、盗みを働いてはならぬ。
 第九は、偽証をしてはならぬ。
 そして第一〇の言葉は、他人の所有物をむやみにほしがってはならぬ、という教えである。

 「神がただ一つ」というのは他にも神々が存在するということの裏返しであり、「神の名によって誓ってはならぬ」というのは、呪術性の裏返しだ。最も実効を持つマントラム――呪文――が神の名だからだ。

 シンプルライフを提唱して人間性の回復に努めたのが、モーセではなかったろうか。

 しかし、多すぎる神々と呪術から人間性を解放したはずの律法が今度は、時代を経るごとに、人間性を抑圧する道具へと化してしまった。律法学者に対するイエスの警告からもわかるように、イエスの時代には律法学者の数が増え、形式主義が蔓延っていた。

 イエスは複雑化し硬直化した律法から最も大事なものとして愛の律法を掬い上げ、それを中心としたシンプルな法体系を新たに確立しようとした。彼もまたシンプルライフの提唱者だったわけだ。

 モーセについて、もう一つ考えられることは、当時のエジプト社会に対する批判精神であって、その社会体制を否定するとしたら、その社会で核として機能していたエジプトの宗教を否定しないわけにはいかなかっただろう。モーセの理想に叶う新しい宗教が必要だった。

 モーセは神に選ばれたが、それ以前にモーセが彼の理想に叶う神を欲したのだ。いずれにしても、モーセは拾われて王家に育ちながら、当時のエジプトの宗教に批判的だった。もしモーセを選んだ神がモーセの理想に叶った存在でなかったとすれば、モーセのように精神的に強靭な男が、エジプトの神々に対して異議を唱えたのと同様、その神を否定しなかったなどとは考えられない。

 モーセは熟していたのだ。理想に合致した神から選ばれるという幸運な結婚にも似たこの出来事を神秘主義的観点から考察すると、モーセの神はモーセの内的光の具象化と見ることもできる。

 パウロの場合は彼の意思に反してイエスの選択が一方的に行われたのであって、ひじょうに強制的だ。パウロは青い実だった。まるで処女が犯されたかのような召命のされかたではないか。

 神秘主義的観点から考察すると、この現象は霊媒現象と見わけがつかない。パウロに対するわたしの疑問は、彼の召命の段階から早くもピークに達する。――それは本当にイエスだったのだろうか? 

 ここで一神教についてウィキペディアによくまとめられているので以下に抜粋しておきたい。

唯一神教. (2010, 9月 9). Wikipedia, . Retrieved 23:26, 10月 1, 2010 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%94%AF%E4%B8%80%E7%A5%9E%E6%95%99&oldid=33914247.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

唯一神教(ゆいいつしんきょう、monotheism) は、神は唯一であるとし、その唯一なる神を崇める信仰、宗教の形態である。複数の神を認め、崇拝する多神教とは対極的な概念である。アブラハムの宗教と呼ばれる一神教であるユダヤ教とそれを起源とするキリスト教、イスラム教や、ネオプラトニズムに支配的な概念とされている。

同じ一神教でも拝一神教や単一神教が他の神々の存在を認めた上で一つの神を崇めるのに対し、唯一神教においては他の宗教の神々の解釈が問題になる。一つの対応は、そのような神々は人間が想像したもので、実際には存在せず、何の意味も持たないというものである。もう一つは、神的な存在はあり、人間よりも力がある不死の存在だが、人間と同様に心や力に限界を持つというものである。そういう存在は、自らを神と称して人々に崇拝を強いることで、重大な罪を犯していると説明される。最後に神の絶対性と自宗教の絶対性を区別し、宗教多元主義への道を開く思想である。この場合他宗教と自宗教は共に1つの神を信奉しており、違いは単なる伝統に過ぎないとなる。これに付随して多神教と一神教の区分も、神という存在に対する観点の違いであり、必ずしも相互に理解不可能ではないという思想が生まれる。(神は1つでもあり、多数でもある。)

古代エジプトで紀元前14世紀に成立したアテン信仰が世界でもっとも古い唯一神教といわれ、ユダヤ教はこのアテン信仰と、一神崇拝のゾロアスター教からの影響を強く受けて成立した、という意見もある[誰?]。

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 冒険に出かける子供たちのライトについて。紘平はヘッドライト。瞳はランタン型ライト。翔太は980円のストラップ型のライトを瞳のリボンで首にぶらげることにしていたが、訪問者のお一人から安いネックライトがあることを教わった。

 ネックライトに変更するとなると、電器店に行ってみなくてはならないので、それまではとりあえずストラップ型のライトを瞳の白いリボンでつけさせることにしよう。なぜライトにここまで神経質になるのかというと、秋芳洞の印象からだ。

 要所でライトが控え、洞内は贅沢なまでのライトに照らし出されていたが、それでもなお暗かった。子供たちが入っていくのは、手つかずの状態に置かれた漆黒の闇が支配する鍾乳洞なのだ。マリーが囚われている場所に辿り着くまでは、竜が放つオーラをあかりとする以外、自分たちの携帯したライトだけで、子供たちはやっていかなくてはならない。

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魔法つかいのリーキーさん、御到着

魔法使いのリーキーさん、御到着

present 1日17:57 

 妹に頼んでいた講談社『世界の名作図書館』の一冊が、届きました。

 リーキーさんと一緒に、どら焼き三名様、お醤油様、サラダオイル様、チョコレート様も御到着。

 本はしみじみとなつかしいです。バッタにかける呪文ですか? 時間があるときにお教えしますよ。

book 2日夜

 お約束した、バッタを呼び寄せる呪文をお教えします。「世界の名作図書館 4」、ホールデン[John Burton Sanderson Holdane]『魔法つかいのリーキーさん』(山室静訳、講談社、昭和42年)より。

さらさのたいこのいうことにゃ、
ばったよおいで
ちょうちょも、かぶとむしも、みつばちもさ。
大地の上を
とんだりはねたりまわったり
あっちからもこっちからもはるばるとおいで
だけどみんなは帰らない
帰らない
帰らない
けっしてわたしのとこには帰らない。

 この呪文を唱えるときのチャンドラジョティ氏は、「太ったからだにしてはふしぎなほど、すばやく」オレンジの木のまわりをまわって、踊るのです。「そうやってまわりながら、大きなむらさき色のこうもりがさで、たいこをたたいては、おまじないをとなえるのです。」 とても大きな更紗の太鼓です。そして、「そのあいだじゅう、ヌル=イ=ドーニャ夫人は、なにかの魔法をつかいながら、わたしたちの頭の上を、とんでいました。」 

 ヌル=イ=ドーニャ夫人というのは、チャンドラジョティ氏の第三夫人の女ジンです。ジンというのは『アラジンの魔法のランプ』に出てくるような召使いです。彼女はチャンドラジョティ氏が呪文を唱えながらオレンジの木のまわりをまわっていた間、飛んでいましたが、無意味に飛んでいたのではなく、二つの魔法の輪の中へ集まってきた虫たちを入れないようにするためでした。

 ちなみに、リーキーさんも魔法の指輪をこすってジンを呼び出すことができます。彼はこういいます。

 この指輪は、まったく便利ですね。しかし、アラジンがやったように、ジンをよびたくなったたんびにこれをこすってはざんこくです。あのランプは、いまはウィーンのある夫人の手にわたっていますが、ランプについているジンの労働時間は、いまはきまっていましてね。夫人は月に一回しか、あれをこすってはいけないんです。

 かわゆい小さな竜のポンぺーと本の中で再会できて、わたしは昨日の午後からずっと幸せですheart04 ポンぺーについても、もう少し、そのうち本から抜粋、ご紹介しますね。

 少しだけご紹介してしまうと、ポンぺーはリーキーさんに飼われている竜で、体の大きさは30㎝。尻尾も30㎝あります。普段はかっかと燃えている暖炉の石炭の上に寝転んでいます。料理で必要なときなどに呼ばれると、火の中から出て来るのですが、そのときポンペーは後足に石綿の長靴を履いてきます。以下は本からの抜粋。

「おいボンぺー、もっとちゃんとしっぽを上げなさい。こんど、じゅうたんをこがしたものなら、水をひとバケツぶっかけてやるからな。そういったからって、もちろん、そんなことはしたくないんだよ。りゅうに水をぶっかけるなんてのは、ましておまえのように、皮のうすいちっちゃいのにぶっかけるのは、まったくかわいそうだからなあ。」
 リーキーさんは、小声でこうつけたしました。ほとんどぼくにもきこえないくらいひくい声でしたが、それでもポンペーはすっかりちぢみあがって、しくしくやりだしました。すると、かれの鼻のあなから出る黄色いほのおが、にぶい青色にかわるのでした。そして、しっぽをいっしょうけんめいにもち上げながら、あと足でよたよたと進み出てきたのです。

 ボンぺーは料理が上手で、魚を焼けた胸にあてがって具合よく焼きますが、そのために熱を奪われて歯をがちがち鳴らすほど、寒い様子となります。それで、用事が済むと、いそいそと火のほうへもどっていきます。ポンペーは硫黄が大好きです。勿論、ポンペーには羽がありますよ。竜ですから。

 わたしが『不思議な接着剤』で書こうとしている竜は、フクイティタンをモデルとするくらいですから、もっとずっと大きな竜です。

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2010年10月 1日 (金)

イタリア展で買ったもの

イタリア展で買ったもの

 イタリア展で買いたいものは、だいたい決まっていました。ワイン、粉チーズ、オイル漬けオリーブ『ミラノ』。

 それに今回は少しよさそうなオリーブオイルを使ってドレッシングを作ってみたいという思いから、オリーブオイル。

 アレッサンドロ・アンフォッソのオリーブオイルを買ってみました。687g(750ml)で1,000円弱。単に、300本限りと表示されていたのに釣られて。重厚な瓶ですね。美味しいドレッシングができるかしら。

 『ステア アスティ  スプマンテ』という甘口のスパークリングワイン。

 ドライトマトは娘が買いました。写真にはありませんが、娘はケーキも買いました。ティラミス。誘惑しないでってば! 月曜日に朝食抜き血液検査なのよ。

 美味しそうに弾けたばかりのイタリアの焼き栗も買いたかったのですが(向こうでは袋から摘んで食べながら歩くんですって)、お高かった! 

 代わりに、地下の食品売り場で堂本食品のはじけ栗200gを買いました。まさに秋の味覚、生の栗が出ていて買いたかったけれど、これもお高かった! そのうち生の栗を買って、栗ご飯や煮物を作りたいと思っています。秋刀魚はどんどん安くなっていく途中で嬉しいです。また買いましたよ。

 はじけ栗は今日少しサラダに使い、明日は残りで栗のポタージュを作る予定。袋の口開けた焼き栗、明日まで味持つかしらん。イタリアの栗で作ってみたかったわ……そのまま食べるのが一番でしょうけれど。

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楽しみなERのファイナルシーズン

 人気海外ドラマ『ER - 緊急救命室 15』ファイナルシーズンが、10月7日から始まるそうだ。

 日本で作られる医療ドラマというとセンチメンタル(不治の病物)かむっつりスケベ的(出産物)かのどちらかという感じだが、ERはもっと高尚な視点から制作されている。

 妥協のないリアルな医療ドラマでありながら、登場人物に向けられた制作者側の視線の濃やかさが感じられるのだ。人物が厚みをもって描かれており、時事問題もよく挿入されていて、見応えがある。

 残念なことにわたしは見始めたのが遅かった。もう最終シーズンだなんて……。

 danger 以下は、ネット検索で拾ってしまった若干のネタバレを含むので、ご用心。

 ファイナルシーズンで、アンジェラ・バセットがERの新チーフ役で初登場、レギュラー出演する。プラットの代わりとして。

 なぜプラットの代わりかというと……これは泣いちゃうわ。

 アンジェラ・バセットは、ヴァイオリン物のシネマ『ミュージック・オブ・ハート』の校長役でメリル・ストリープと互角の勝負をしていたことから、印象的だった。

 パンフレットに1958年生まれとあり、わたしと同年生まれだから、よけいに記憶に刻まれたのかもしれない。

 クールでありながら温かみのある持ち味は、ERの雰囲気にぴったりだと思う。演技派の黒人女優アンジェラ・バセットがどんなチーフぶりを発揮するか、注目したい。

 『ER 15』には、過去の出演者たちがゲスト出演してファイナルを飾るようだ。

 恋愛のトラブル後、事故に遭い、両脚切断して傷心のまま故郷に帰ったレイのその後が、わたしは気になっていた。

 そのレイもゲスト出演し、ニーラは……。

 何にしても楽しみだ。終わるのは哀しいけれど。

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行きつけのサイト様を回ったら……

 涼しくなって元気回復したと実感した昨日から今日にかけて、(勝手に)お邪魔している行きつけのサイト様を回ったところ、酷暑疲れが出たのか、体調を崩している人が多かった。

 わたしはすっかり暑さにやられてしまい、だらしない記事のアップが続いて、今になって恥ずかしい。

 今体調を崩されている方々は、暑さのなかでは毅然と過ごし、涼しくなってホッとされたのだろう。どうか、お大事に。

 ご訪問くださったあなた様も、ご自愛くださいますよう……!

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