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2010年1月29日 (金)

Notes:不思議な接着剤 #36/プロット#2

Notes:不思議な接着剤は、執筆中の自作の児童文学作品『不思議な接着剤』のための創作ノート。

#36
2010/1/29(Fri) プロット#2〔#1は公開していない〕

 秋芳洞に取材に出かけ、ヨーロッパ中世について調べているうちに、プロット#1ががらりと変わってしまった。で、ここで修正しておきたい。物語を進めるうちに何度でも修正の必要が生じるだろうが、まめに記録しておこう。

〇序……予定枚数80枚
 子供たちが冒険に入るまで。現在時点で78枚。子供たちが冒険に何を持っていくかだが、あと2枚あれば書けそうだ。

〇破……予定枚数170枚

  1. 洞内へ……10枚
    紘平が瞳の思いつきで、アルケミー株式会社製品のクッツケールを用い、倉庫の先に鍾乳洞をくっつける。白いネコに導かれ、子供たちは鍾乳洞に入る。天井近くの横穴から入った子供たちに明るく光っている岩が見える(竜のオーラだ)。足場の悪い地点での子供たちの助け合い。洞内の光景。白いネコを追う子供たち。
  2. 竜の来歴……30枚
    子供たちと牝の竜との出合い。恐竜時代、ここで生きるまでの経緯、竜を可愛がっていた錬金術師のことを竜の記憶として描く。
  3. 錬金術師の娘の来歴と街の歴史……60枚
    白ネコは錬金術の娘の飼いネコだった。子供たちと錬金術師の娘マリーの出会い。囚われているマリーの来歴。錬金術師の娘を見張る番人たちの四方山話として、モンセギュールの戦いが回想され、街の歴史が明らかになる。
  4. 翔太の喘息の発作……10枚
    錬金術師の娘による治療。
  5. 異端審問……60枚
    番人につかまる子供たち。子供たちはマリーの一味とされる。異端審問官との対決。翔太のピアノの泣き声は、子供たちとマリーが勝利するのに役立つ。

〇急……予定枚数50枚
 鍾乳洞からの脱出。竜は飛翔する。マリーを乗せて。彼女をもっと安全な地に連れて行くために、聖獣となった輝かしい竜はエジプト南部に位置するナイル河畔の町ナグ・ハマディの方角へ向けて飛び立つ。子供たちの帰還。元いた世界の混乱と紘平による収拾。図書館に出かけた紘平たち父子を通して後日談。

 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 説明書によれば、接着剤の使用は6回となっている。
1.肉まんと紘平の口
2.ピアノ協奏曲の音色と弟翔太の口
3.今日としあさって

 紘平と瞳の話し合いでは、残る接着剤使用の内訳は次のようなものとなる。

4.翔太のピアノの音色をした泣き声を、元の泣き声に戻すことに使うのに1回分。
5.遊びの切っ掛けを作るのに1回分。具体的には、電器店の倉庫の中の迷路の先に巨大鍾乳洞をくっつける。
6.遊びを締めくくるのに1回分。具体的には、壁を通り抜けて延びた鍾乳洞を消滅させるために、壁に開いた穴を接着剤で塞ぐ。つまり開いた壁の端と端をくっつけて、壁を元通りに再生することで、接着剤で創り出した別の世界を切り離す。

 しかし、現実では話し合い通りに物事は進まない。

 3人の冒険は無事に終るものの、鍾乳洞が入り口となっている中世風の世界は存在したままだし、翔太の泣き声も取り戻せていない。さらには、紘平が接着剤で消した2日間のために、元いた世界は混乱していた。これら全てを解決するために、接着剤は最低3回分は必要なのだが、残っているのは2回分だけだ。

 紘平と瞳は、接着剤以降の時間をなかったことにするために、これまでのことを紘平が夜見る夢の世界にくっつけることにする。これで1回分。残る1回分は、鍾乳洞に入り込んでいた中世風の世界にいたときに紘平が願った、東西がくっつけばという願いが時を経て、古文書の発見というかたちで叶うのだ(そのことがわかっているのは紘平の父で、紘平は知らないが、そのあたりの事情は、シリーズ第1作目のこの作品では語られない)。

 白ネコはカタリ派をシンボライズ。  

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