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2009年10月12日 (月)

SF医療歴史ロマン、JIN―仁―が始まった!

 集英社から出ている村上もとかのコミックスのドラマ化、『JIN―仁―』がTBS系で始まった。

 夫と娘は16巻まで読破しており、まだまだ続きそうだと楽しみにしているのだが、わたしは5巻目くらいまでで挫折してしまっていた。

 絵も作風も濃くって……。それに、頑張って読んだ前作の長編物『龍―RON―』はスケールが大きくて面白かったとはいえ、何となく竜頭蛇尾に終わったのが物足りなくて、『JIN―仁―』に取り組む根性に欠けた。

 しかしドラマのほうは、いくらかストーリーにアレンジが加わり、原作に比べれば薄味の作りとなっていて、わたしにも楽しめた。歴史上の重要人物がギャグ系俳優ばかり、というのは重厚さに欠ける気がするが、それもご愛嬌……味があっていいかも、という気もする。

 2人の登場人物が受けた頭の手術は、昨年わたしが受けた頭蓋骨生検術を思い出させた。手術の方式・特徴は、「骨腫瘍の周囲をドリルで削り、のみやパンチを用いて削り取る」というもので、土木工事さながらだった。ドラマの仁先生も、のみだの金槌だので奮闘していた。

 また、幕末にはそれほど興味がなかったのだが、先月下旬の山口旅行で、維新の志士たちが密談を交わしたという宿に泊まり、彼らが汗を流した湯に浸かったりもして、何となく身近なことのような錯覚を覚えた。それで、よけいに楽しめたのだろう。

 『JIN―仁―』は、当記事のタイトルが示すように、現代の医療現場に生きる外科医が幕末にタイムスリップするというSFタッチのドラマであるが、SF、医療、歴史のこの3種類の要素がいずれも主調音を奏でながら絶妙に絡み合うのだ。

 第1回目に登場した子役の力演は泣かせた。わたしは最近になってなぜか葛飾北斎に熱中しているということもあって、江戸時代の風俗にも興味がある。コミックスもドラマも、過去の時代に向ける視線が清潔でいい。

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