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2009年4月 8日 (水)

ペットショップで聞いた話

 膀胱炎の薬が効いてきて、ホッとしています。

 夫が休みだったので、病院に迎えに来て貰い、途中で中心街に寄りました。膀胱炎の痛みもあったし、夫をあまり喫茶店で待たせるのもナンなので、今日は食品の買い物くらいにするつもりでしたが、どうしてもハムスターを見たくなり、ペットショップへ。

 『ハムスター列伝』が滞ったままですけれど、前にハムスターを長いこと飼っていたので、ときどきハムスターを見ないと禁断症状? が出るのですね。

 ペットショップには、ジャンガリアンのオスとメスが2匹ずついました。

 オスはどちらも寝ていて、1匹はまんまるになって眠っており、もう一匹はピンクの両手両足を上にして眠っていました。メスは最初はくっついて眠っていましたが、見ているうちに起きて、それぞれごそごそし始めました。

 最後の頃にうちで飼った2匹――ショコラ(ションちゃん)とフレーズ(フーちゃん)は、この系統のパールホワイトでした。ジャンガリアンの中から偶然生まれた白い毛のハムスターを掛け合わせたのがパールホワイトだそうで、白子とは違うため、普通のシャンガリアンより体が弱いということはないそうです。

 最近、下半身だけが黒い、まるで黒いズボンを履いたように見えるパールホワイトが入り、すぐに売れたのだとか。牛柄のパールホワイトはときどきいて、牛年のせいか人気があるそうです。黒いおズボンのハムスター、見たいなあ。

 それから、ちょっと興味深い話も聞きました。

 血が濃くなりがちなハムスターにはたまに、腕や脚が欠けていたり、消化器官に奇形のあるものがいるそうです。そのペットショップでは、そうしたハムスターをお店には出さないようにしているそうで、入荷して4日くらいは消化器官が正常に働いているかどうかを調べるとか。

 うちで飼っていたハムスターはこの街に引っ越してくる前に別の街の別のペットショップで購入したものでしたが、ゴールデンハムスターの中に、消化器官に欠陥があって長生きできなかったハムスターがいました。コーヒー(コーちゃん)がそうです。

 また、わが家に初めて来たのは、脚が1本欠けていたハムスターだったのです。クッキー(クーちゃん)と名づけましたが、クッキーは別格でした〔写真のハムスターがクッキー〕。

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 そのあとで飼ったハムスターたちもそれぞれ個性的で、頭もよさそうなのが多かったのですけれど、クッキーには他のどのハムスターとも違う何かがありました。

 人間でも、血の濃すぎる家系からは異常児の生まれる割合が高いといいますが、天才なんかもそうした家系から生まれやすいといいますよね。

 クッキーは脚が欠けていたのですが、頭のよいことといったら! わたしと一緒に寝ていたくらいによくなつきました。それに例えば、毛繕いをするのに、野菜についた水滴を用いていました。他のハムスターは自分の唾液で毛繕いをし、水滴をポマードのように用いるクッキーのようなハムスターは、わが家には遂に現れませんでした。

 クッキーを初めて公園へ連れて行ったときのこと。

 ケージから出してやると、広い世界を見た驚き(としか思えない表情で)のけぞったのです。しばらく驚いていました。そして、雑草に対する好奇心はまるで植物学者のようで、死ぬ直前までその好奇心は衰えを知らず、植物をまざまざと観察しては、ちょっと齧ってみたり、考え込んだり(しているようにしか見えない表情をし)、何にせよ、その姿、振る舞いは他のハムスターとは雰囲気が違い、人間そのものを連想させました。

 うちの家族は全員、クッキーは違った、といいます。あの賢さは、血の濃さという背景から出てきたものなのかもしれませんね。

 最近、ハムスターを飼いたくてたまりません。

 このマンションは、初代持ち主を除けば、ペット禁止です。わたしたちがここを借りて入った当初は、犬猫を隠れて飼っている人も案外いましたが、管理が厳しくなり、それを受けた管理人さんがとても厳しくて、犬猫をほとんど見かけなくなりました。

 同じ階の端っこに住む南田洋子に似た女性は、隠れて飼っていた口で、散歩に出る際に管理人室の前を無事に通るために、ワンちゃんをリュックに入れ、背負って行っていたそうですが、管理人さんに見つかり、手放さざるをえなかったのだとか。

 ハムスター、ことにジャンガリアンのように、ほぼケージとか水槽とかの中だけでも飼える小さな大人しいものはあまり問題なさそうではありましたが、厳しいムードの中では心理的に飼いたくなくなり、また、わたしの喘息でドクターストップがかかったということもあって、わが家のハムスターの歴史は閉じました。

 ところが……大層厳しかった管理人さんが定年で辞められ、新しい管理人さんが任務に就かれました。前の管理人さんほどの厳しさは感じられません。まだ本当のところはわかりませんが、気分がリラックスしたためか、またハムスターを飼いたくなってきました。

 まあ喘息の問題はありますが……。夫が飼っている熱帯魚を一緒に可愛がるくらいにしておいたほうが無難かしら。

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